JP2011211522A - スピーカー - Google Patents
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Abstract
【課題】 機構の簡素化を図った上で本体の必要な傾斜状態を確保する。
【解決手段】 水平方向に対して所定の角度で傾斜された傾斜面12を有する結合部9が設けられた保持ベース2と、水平方向に対して保持ベースの傾斜面と同じ角度で傾斜された斜面19を有し斜面が傾斜面に接した状態で保持ベースの結合部に結合される嵌合部14が設けられたコネクター3と、コネクターに取り付けられ音声出力部4aを有する本体4とを設け、コネクターの嵌合部が保持ベースの結合部に結合される向きに応じて本体が垂直方向に対して傾斜角度が異なる第1の傾斜状態又は第2の傾斜状態の少なくとも二つの状態で傾斜されるようにした。
【選択図】 図6
【解決手段】 水平方向に対して所定の角度で傾斜された傾斜面12を有する結合部9が設けられた保持ベース2と、水平方向に対して保持ベースの傾斜面と同じ角度で傾斜された斜面19を有し斜面が傾斜面に接した状態で保持ベースの結合部に結合される嵌合部14が設けられたコネクター3と、コネクターに取り付けられ音声出力部4aを有する本体4とを設け、コネクターの嵌合部が保持ベースの結合部に結合される向きに応じて本体が垂直方向に対して傾斜角度が異なる第1の傾斜状態又は第2の傾斜状態の少なくとも二つの状態で傾斜されるようにした。
【選択図】 図6
Description
本発明はスピーカーについての技術分野に関する。詳しくは、コネクターの嵌合部が保持ベースの結合部に結合される向きに応じて本体が異なる傾斜角度で傾斜されるようにして機構の簡素化を図った上で本体の必要な傾斜状態を確保する技術分野に関する。
スピーカーには、例えば、ディスク再生装置に設けられるものやテレビジョン等の側方に配置されて使用されるもの等がある。
例えば、テレビジョンにおいては、近年の大型化によって、床等の載置面に載置された状態においては画面を稍上向きに傾斜させることにより画面に映し出される画像や映像が見易くなる。従って、テレビジョンの側方に配置されて使用されるスピーカーにあっては、テレビジョンの画面の傾斜角度に応じて同様の傾斜角度で載置面に載置されることが多い。
このようにスピーカーを傾斜させた状態で載置するための手段として、例えば、スピーカーの下端部に設けられた載置ベースに傾斜させるための脚を設けているものがある。
また、構造物を傾斜させるための手段として、上下方向に重ねて配置した複数の部材を設け、これらの複数の部材を水平方向へ互いに回転可能な構成とし、各部材を回転させることにより傾斜させるようにしたものもある(例えば、特許文献1参照)。
ところが、載置ベースに脚部を設けて傾斜させるスピーカーにあっては、載置面に対して載置ベースが傾いてしまうため、不安定な状態で傾斜されると共に別部品としての脚を設けるために部品点数が増え製造コストが高騰すると言う問題がある。
また、特許文献1に記載された手段にあっては、上下方向に重ねて配置された部材の数が多く、また、これらの複数の部材が互いに回転可能な構成とされているため、機構が複雑であり、やはり部品点数が多く製造コストが高いと言う問題がある。
そこで、本発明スピーカーは、上記した問題点を克服し、機構の簡素化を図った上で本体の必要な傾斜状態を確保することを課題とする。
スピーカーは、上記した課題を解決するために、水平方向に対して所定の角度で傾斜された傾斜面を有する結合部が設けられた保持ベースと、水平方向に対して前記保持ベースの傾斜面と同じ角度で傾斜された斜面を有し前記斜面が前記傾斜面に接した状態で前記保持ベースの結合部に結合される嵌合部が設けられたコネクターと、前記コネクターに取り付けられ音声出力部を有する本体とを備え、前記コネクターの嵌合部が前記保持ベースの結合部に結合される向きに応じて前記本体が垂直方向に対して傾斜角度が異なる第1の傾斜状態又は第2の傾斜状態の少なくとも二つの状態で傾斜されるようにしたものである。
従って、スピーカーにあっては、結合部に結合される嵌合部の向きに応じて本体が異なる傾斜角度で傾斜される。
上記したスピーカーにおいては、前記コネクターの嵌合部を前記保持ベースの結合部に対して水平方向へ回転可能とし、前記コネクターの嵌合部を前記保持ベースの結合部に結合した状態において前記コネクターを前記保持ベースに対して回転することにより回転位置に応じて前記本体が異なる傾斜角度で傾斜されることが望ましい。
コネクターを保持ベースに対して回転することにより回転位置に応じて本体が異なる傾斜角度で傾斜されることにより、結合部に対する嵌合部の回転位置に応じて本体が異なる傾斜角度で傾斜される。
上記したスピーカーにおいては、前記第1の傾斜状態の傾斜角度を0°に設定することが望ましい。
第1の傾斜状態の傾斜角度を0°に設定することにより、第1の傾斜状態において本体4が垂直な状態とされる。
上記したスピーカーにおいては、前記保持ベースの傾斜面と前記コネクターの斜面とを傾斜方向が水平方向において180°反対の方向の状態で接する向きで前記嵌合部を前記結合部に結合して前記本体を前記第1の傾斜状態で傾斜させることが望ましい。
傾斜面と斜面を傾斜方向が水平方向において180°反対の方向の状態で接する向きで嵌合部を結合部に結合して本体を第1の傾斜状態で傾斜させることにより、傾斜面と斜面の傾斜方向が反対の方向の状態で接して本体が垂直な状態とされる。
上記したスピーカーにおいては、前記保持ベースの結合部と前記コネクターの嵌合部の一方にロック用凹部を形成し他方に前記ロック用凹部に係合されるロック用突部を設け、前記ロック用突部が前記ロック用凹部に係合されて前記本体を前記第1の傾斜状態又は前記第2の傾斜状態においてロックすることが望ましい。
ロック用突部がロック用凹部に係合されて本体を第1の傾斜状態又は第2の傾斜状態においてロックすることにより、本体が第1の傾斜状態又は第2の傾斜状態に保持される。
本発明スピーカーは、水平方向に対して所定の角度で傾斜された傾斜面を有する結合部が設けられた保持ベースと、水平方向に対して前記保持ベースの傾斜面と同じ角度で傾斜された斜面を有し前記斜面が前記傾斜面に接した状態で前記保持ベースの結合部に結合される嵌合部が設けられたコネクターと、前記コネクターに取り付けられ音声出力部を有する本体とを備え、前記コネクターの嵌合部が前記保持ベースの結合部に結合される向きに応じて前記本体が垂直方向に対して傾斜角度が異なる第1の傾斜状態又は第2の傾斜状態の少なくとも二つの状態で傾斜されるようにしている。
従って、機構の簡素化を図った上で本体の必要な傾斜状態を確保することができる。
請求項2に記載した発明にあっては、前記コネクターの嵌合部を前記保持ベースの結合部に対して水平方向へ回転可能とし、前記コネクターの嵌合部を前記保持ベースの結合部に結合した状態において前記コネクターを前記保持ベースに対して回転することにより回転位置に応じて前記本体が異なる傾斜角度で傾斜されるようにしている。
従って、本体の傾斜状態の変更を簡単に行うことが可能であり、使い勝手の向上を図ることができる。
請求項3に記載した発明にあっては、前記第1の傾斜状態の傾斜角度を0°に設定している。
従って、第1の傾斜状態における本体の安定した保持状態を確保することができる。
請求項4に記載した発明にあっては、前記保持ベースの傾斜面と前記コネクターの斜面とを傾斜方向が水平方向において180°反対の方向の状態で接する向きで前記嵌合部を前記結合部に結合して前記本体を前記第1の傾斜状態で傾斜させるようにしている。
従って、本体を垂直方向に対する傾斜角度が0°になる第1の傾斜状態で傾斜させる機構が簡素であり、機構の簡素化による製造コストの低減を図ることができる。
請求項5に記載した発明にあっては、前記保持ベースの結合部と前記コネクターの嵌合部の一方にロック用凹部を形成し他方に前記ロック用凹部に係合されるロック用突部を設け、前記ロック用突部が前記ロック用凹部に係合されて前記本体を前記第1の傾斜状態又は前記第2の傾斜状態においてロックするようにしている。
従って、本体を簡単な構成によって第1の傾斜状態又は第2の傾斜状態に確実に保持することができる。
以下に、本発明スピーカーの実施の形態を添付図面に従って説明する。
<第1の実施の形態>
先ず、第1の実施の形態におけるスピーカー1について説明する(図1乃至図6参照)。
先ず、第1の実施の形態におけるスピーカー1について説明する(図1乃至図6参照)。
[スピーカーの構造]
スピーカー1は保持ベース2とコネクター3と本体4を備えている(図1参照)。スピーカー1は、例えば、床等の載置面100に載置されたテレビジョン200にケーブル300を介して接続され、テレビジョン100の側方において載置面100に載置される。テレビジョン200はスタンド201と該スタンド201に傾動可能に支持された表示部202とを有している。表示部202はスタンド201に対して傾斜されることにより、画面202aが前方を向く状態からやや斜め上方を向く状態まで任意の傾斜状態に設定することが可能である。スピーカー1からはテレビジョン100の音声が出力される。
スピーカー1は保持ベース2とコネクター3と本体4を備えている(図1参照)。スピーカー1は、例えば、床等の載置面100に載置されたテレビジョン200にケーブル300を介して接続され、テレビジョン100の側方において載置面100に載置される。テレビジョン200はスタンド201と該スタンド201に傾動可能に支持された表示部202とを有している。表示部202はスタンド201に対して傾斜されることにより、画面202aが前方を向く状態からやや斜め上方を向く状態まで任意の傾斜状態に設定することが可能である。スピーカー1からはテレビジョン100の音声が出力される。
保持ベース2は載置ベース5とカバー6を有している(図2及び図3参照)。
載置ベース5は上下方向を向く矩形の板状に形成された載置面部7と該載置面部7の外周部から略上方へ突出された周面部8と載置面部7の中央部から上方へ突出された結合部9とが一体に形成されて成る。
周面部8の内面には周方向に離隔して複数の係合凹部8a、8a、・・・が形成されている。
結合部9は載置面部7から上方へ突出された略円柱状の軸部10と該軸部10の外周面から互いに反対方向へ突出された結合用突部11、11とから成る。結合部9は垂直方向Hに対して所定の角度α、例えば、3°傾斜した状態で設けられている(図3参照)。
軸部10には上下に貫通されたケーブル引出孔10aが形成されている。
結合用突部11、11は周面部8の上端より上方に位置されている。結合用突部11、11の下面は水平方向に対して、例えば、3°傾斜された傾斜面12、12として形成されており、該傾斜面12、12にはそれぞれ下方へ突出されたロック用突部12a、12aが設けられている。
カバー6は上下方向を向く矩形の平板状に形成されている。カバー6の下面における外周部には周方向に離隔して複数の係合突部6a、6a、・・・が設けられている。カバー6の中央部にはケーブル挿通孔6bが形成されている。
カバー6は係合突部6a、6a、・・・がそれぞれ周面部8の係合凹部8a、8a、・・・に係合されて載置ベース5に結合される。
コネクター3は、図2乃至図4に示すように、外形が直方体状に形成された挿入配置部13と該挿入配置部13から下方へ突出され外形がほお円柱状に形成された嵌合部14とが一体に形成されて成る。コネクター3には上下に貫通された挿通孔3aが形成されている。
挿入配置部13の内部における側方には取付部15が設けられ該取付部15には水平方向において貫通されたネジ挿通孔15aが形成されている(図2及び図3参照)。取付部15の内部にはナット16が配置され、該ナット16の螺孔16aの中心軸がネジ挿通孔15aの中心軸に一致されている。
嵌合部14は略円筒状に形成された円周部17と該円周部17の下端部から内方へ張り出された張出部18とから成る。
張出部18には周方向において180°反対側の位置に、互いに向き合う方向に開口された挿入用切欠18a、18aが形成されている(図3及び図4参照)。張出部18の上面は水平方向に対して、例えば、3°傾斜された斜面19、19として形成されており、該斜面19、19には上方に開口され水平方向において180°反対側に位置されたロック用凹部19a、19aが形成されている。
コネクター3は嵌合部14がカバー6のケーブル挿通孔6bに上方から挿入され張出部18の挿入用切欠18a、18aにそれぞれ結合用突部11、11が挿入され、水平方向へ回転されて結合用突部11、11の傾斜面12、12にそれぞれ斜面19、19が接することにより保持ベース2に結合される(図5及び図6参照)。
本体4は、例えば、上下に長い円柱状に形成され、180°反対側に位置する少なくとも二つの側面に音声出力部4a、4aが設けられている(図1参照)。本体4の下端部には下方に開口された取付用凹部4bが形成されている(図2及び図3参照)。本体4の下端寄りの位置には外周面と取付用凹部4bに連通された取付孔4cが形成されている。
本体4は取付用凹部4bに挿入配置部13が挿入され、取付ネジ400が取付孔4c及び挿入配置部13のネジ挿通孔15aを挿通されナット16の螺孔16aに螺合されることによりコネクター3に取り付けられる(図5及び図6参照)。
上記のように保持ベース2とコネクター3と本体4が結合されてスピーカー1が構成された状態において、ケーブル300は一端部が本体4の内部において図示しない接続部に接続され、コネクター3の挿通孔3a、保持ベース2のケーブル挿通孔6b及び保持ベース2のケーブル引出孔10aを順に挿通され他端部が外部へ導出されてテレビジョン200の図示しない外部端子に接続される。
[スピーカーの状態]
上記のように構成されたスピーカー1において、コネクター3と本体4が一体になって保持ベース2に対して結合部9を支点として水平方向へ回転されると、コネクター3の回転位置に応じて本体4が第1の傾斜状態又は第2の傾斜状態の何れかの状態で傾斜される。
上記のように構成されたスピーカー1において、コネクター3と本体4が一体になって保持ベース2に対して結合部9を支点として水平方向へ回転されると、コネクター3の回転位置に応じて本体4が第1の傾斜状態又は第2の傾斜状態の何れかの状態で傾斜される。
例えば、保持ベース2の傾斜面12、12の傾斜方向とコネクター3の斜面19、19の傾斜方向とが水平方向において180°反対方向になる位置までコネクター3が保持ベース2に対して回転されると、本体4の第1の傾斜状態が設定され、本体4が垂直方向に対して0°傾いた状態、即ち、垂直な状態とされる(図5参照)。
このとき保持ベース2の傾斜面12、12に設けられたロック用突部12a、12aがそれぞれコネクター3の斜面19、19に形成されたロック用凹部19a、19aに係合されることにより、コネクター3が保持ベース2に対してロックされ本体4が第1の傾斜状態で保持される。
また、保持ベース2の傾斜面12、12の傾斜方向とコネクター3の斜面19、19の傾斜方向とが水平方向において同じ方向になる位置までコネクター3が保持ベース2に対して回転されると、本体4の第2の傾斜状態が設定され、本体4が垂直方向に対して6°傾いた状態とされる(図6参照)。
このとき保持ベース2の傾斜面12、12に設けられたロック用突部12a、12aがそれぞれコネクター3の斜面19、19に形成されたロック用凹部19a、19aに係合されることにより、コネクター3が保持ベース2に対してロックされ本体4が第2の傾斜状態で保持される。
以上に記載した通り、スピーカー1にあっては、コネクター3の嵌合部14が保持ベース2の結合部9に結合される向きに応じて本体4が垂直方向に対して傾斜角度が異なる第1の傾斜状態又は第2の傾斜状態の何れかの状態で傾斜される。
従って、機構の簡素化を図った上で本体4の必要な傾斜状態を確保することができる。
また、コネクター3を保持ベース2に対して回転することにより回転位置に応じて本体4が第1の傾斜状態又は第2の傾斜状態で傾斜されるため、本体4の傾斜状態の変更を簡単に行うことが可能であり、使い勝手の向上を図ることができる。
さらに、第1の傾斜状態の傾斜角度を垂直方向に対して傾きのない0°に設定しているため、第1の傾斜状態における本体4の安定した保持状態を確保することができる。また、第1の傾斜状態の傾斜角度を0°に設定することにより、垂直方向に対する基準となる角度が明確化される。
尚、上記には、第1の傾斜状態の垂直方向に対する傾斜角度を0°とし第2の傾斜状態の垂直方向に対する傾斜角度を6°とした例を示したが、第1の傾斜状態と第2の傾斜状態の垂直方向に対する傾斜角度は0°と6°以外の任意の角度に設定することが可能である。
例えば、保持ベース2の傾斜面12、12とコネクター3の斜面19、19の水平方向に対する傾斜角度をn°(nは0より大きい任意の数)にし、傾斜面12、12の傾斜方向とコネクター3の斜面19、19の傾斜方向とが水平方向において180°反対方向になるようにして第1の傾斜状態(0°)が設定されるようにし、傾斜面12、12と斜面19、19の傾斜方向が同じ方向になるようにして第2の傾斜状態(2n°)が設定されるようにすることが可能である。
また、スピーカー1にあっては、本体4の傾斜状態が第1の傾斜状態と第2の傾斜状態の二つの傾斜状態に限られることはなく、コネクター3の保持ベース2に対する回転位置に応じて三つ以上の傾斜状態が設定されるように構成することも可能である。
スピーカー1にあっては、保持ベース2の傾斜面12、12とコネクター3の斜面19、19とを傾斜方向が水平方向において180°反対の方向の状態で接する向きで嵌合部14を結合部9に結合することにより本体4を第1の傾斜状態で傾斜させるようにしている。
従って、本体4を垂直方向に対する傾斜角度が0°になる第1の傾斜状態で傾斜させる機構が簡素であり、機構の簡素化による製造コストの低減を図ることができる。
また、スピーカー1にあっては、保持ベース2にロック用突部12a、12aを設けコネクター3にそれぞれロック用突部12a、12aが係合されるロック用凹部19a、19aを形成し、本体4を第1の傾斜状態又は第2の傾斜状態に保持している。
従って、本体4を簡単な構成によって第1の傾斜状態又は第2の傾斜状態に確実に保持することができる。
尚、上記には、保持ベース2にロック用突部12a、12aを設けコネクター3にロック用凹部19a、19aを形成した例を示したが、逆に、保持ベース2にロック用凹部を形成しコネクター3にロック用突部を設けてもよい。
<第2の実施の形態>
次に、第2の実施の形態におけるスピーカー21について説明する(図7乃至図10参照)。
次に、第2の実施の形態におけるスピーカー21について説明する(図7乃至図10参照)。
[スピーカーの構造]
スピーカー21は保持ベース22とコネクター23と本体24を備えている(図7及び図8参照)。スピーカー21もスピーカー1と同様に、例えば、床等の載置面に載置されたテレビジョンに接続される。
スピーカー21は保持ベース22とコネクター23と本体24を備えている(図7及び図8参照)。スピーカー21もスピーカー1と同様に、例えば、床等の載置面に載置されたテレビジョンに接続される。
保持ベース22は載置ベース25とカバー26を有している。
載置ベース25は上下方向を向く矩形の板状に形成された載置面部27と該載置面部27の外周部に周方向に離隔して設けられ上方へ突出された取付突部28、28、・・・と載置面部27の中央部から上方へ打出状に突出された突出部29とが一体に形成されて成る。
取付突部28、28、・・・にはそれぞれネジ用孔28a、28a、・・・が形成されている。
突出部29は載置面部27に連続し略円筒状に形成された周面部30と該周面部30の上端部に連続された天面部31とから成る。
天面部31は水平方向に対して、例えば、3°傾斜した状態で設けられている。天面部31には、中央部にケーブル引出孔31aが形成され、該ケーブル引出孔31aの両側にネジ挿通孔31b、31bが形成されている。
カバー26は、上下方向を向く平板状に形成された閉塞部32と、該閉塞部32の外周縁から下方へ突出された外周面部33と、閉塞部32の外周部に周方向に離隔して設けられた被取付突部34、34、・・・と、閉塞部32の中央部に設けられた結合部35とが一体に形成されて成る。
被取付突部34、34、・・・は下方へ突出して設けられ、被取付突部34、34、・・・にはそれぞれ下方に開口された螺穴34a、34a、・・・が形成されている。
結合部35は閉塞部32に連続し略円筒状に形成された周状部36と該周状部36の下端部に連続された底面部37とから成る。
底面部37は水平方向Hに対して所定の角度α、例えば、3°傾斜した状態で設けられている。底面部37には、中央部にケーブル挿通孔37aが形成され、該ケーブル挿通孔37aの両側にネジ挿通孔37b、37bが形成されている。底面部37の上面は傾斜面37cとして形成されている。
載置ベース25とカバー26はそれぞれネジ用孔28a、28a、・・・を挿通された第1の取付ネジ500、500、・・・が螺穴34a、34a、・・・に螺合されることにより結合される。
コネクター23は上方に開口された略箱状に形成された挿入配置部38と該挿入配置部38から下方へ突出され外形が略円柱状に形成された嵌合部39とが一体に形成されて成る。
嵌合部39には、中央部に上下に貫通された挿通孔39aが形成され、該挿通孔39aの両側に下方に開口された取付用穴39b、39bが形成されている。嵌合部39の下面は水平方向に対して、例えば、3°傾斜された斜面39cとして形成されている。
コネクター23は嵌合部39がカバー26の結合部35に上方から挿入された状態で、それぞれネジ挿通孔31b、31b及びネジ挿通孔37b、37bを挿通された第2の取付ネジ600、600、・・・が取付用穴39b、39b、・・・に螺合されることにより保持ベース22に結合される。
本体24は、例えば、上下に長い円柱状に形成され、水平方向において180°反対側に位置する少なくとも二つの側面に図示しない音声出力部が設けられている。本体24の下端部には下方に開口された取付用凹部24aが形成されている。
本体24は取付用凹部24aに挿入配置部38が挿入され、圧入、接着、ネジ止め等の適宜の手段によってコネクター23に取り付けられる。
上記のように保持ベース22とコネクター23と本体24が結合されてスピーカー21が構成された状態において、ケーブルは一端部が本体24の図示しない接続部に接続され、コネクター23の挿通孔39a、保持ベース22のケーブル挿通孔37a及び保持ベース22のケーブル引出孔31aを順に挿通されて他端部が外部へ導出されてテレビジョンの外部端子に接続される。
[スピーカーの状態]
上記のように構成されたスピーカー21において、コネクター23の嵌合部39が保持ベース22の結合部35に結合される向きに応じて本体24が第1の傾斜状態又は第2の傾斜状態の何れかの状態で傾斜される。
上記のように構成されたスピーカー21において、コネクター23の嵌合部39が保持ベース22の結合部35に結合される向きに応じて本体24が第1の傾斜状態又は第2の傾斜状態の何れかの状態で傾斜される。
例えば、保持ベース22の傾斜面37c、37cの傾斜方向とコネクター23の斜面39c、39cの傾斜方向とが水平方向において180°反対方向になるようにコネクター23が保持ベース22に取り付けられると、本体24の第1の傾斜状態が設定され、本体24が垂直方向に対して0°傾いた状態、即ち、垂直な状態とされる(図9参照)。
また、コネクター23の傾斜面37c、37cの傾斜方向とコネクター23の斜面39c、39cの傾斜方向とが水平方向において同じ方向になるようにコネクター23が保持ベース22に取り付けられると、本体24の第2の傾斜状態が設定され、本体24が垂直方向に対して6°傾いた状態とされる(図10参照)。
尚、スピーカー21における本体24の第1の傾斜状態と第2の傾斜状態の設定は、一旦、第2の取付ネジ600、600を緩めてコネクター23を保持ベース22から取り外し、コネクター23を保持ベース22に対して所望の向きに変更し、再び、第2の取付ネジ600、600によってコネクター23を保持ベース22に取り付けることにより行う。
以上に記載した通り、スピーカー21にあっては、コネクター3の嵌合部39が保持ベース2の結合部35に結合される向きに応じて本体24が垂直方向に対して傾斜角度が異なる第1の傾斜状態又は第2の傾斜状態の何れかの状態で傾斜される。
従って、機構の簡素化を図った上で本体24の必要な傾斜状態を確保することができる。
また、第1の傾斜状態の傾斜角度を垂直方向に対して傾きのない0°に設定しているため、第1の傾斜状態における本体24の安定した保持状態を確保することができる。さらに、第1の傾斜状態の傾斜角度を0°に設定することにより、垂直方向に対する基準となる角度が明確化される。
尚、上記には、第1の傾斜状態の垂直方向に対する傾斜角度を0°とし第2の傾斜状態の垂直方向に対する傾斜角度を6°とした例を示したが、第1の傾斜状態と第2の傾斜状態の垂直方向に対する傾斜角度は0°と6°以外の任意の角度に設定することが可能である。
例えば、保持ベース22の傾斜面37c、37cとコネクター23の斜面39c、39cの水平方向に対する傾斜角度をn°(nは0より大きい任意の数)にし、傾斜面37c、37cの傾斜方向とコネクター23の斜面39c、39cの傾斜方向とが水平方向において180°反対方向になるようにして第1の傾斜状態(0°)が設定されるようにし、傾斜面37c、37cと斜面39c、39cの傾斜方向が同じ方向になるようにして第2の傾斜状態(2n°)が設定されるようにすることが可能である。
また、スピーカー21にあっては、本体24の傾斜状態が第1の傾斜状態と第2の傾斜状態の二つの傾斜状態に限られることはなく、コネクター23の保持ベース22に対する位置に応じて三つ以上の傾斜状態が設定されるように構成することも可能である。
スピーカー21にあっては、保持ベース22の傾斜面37c、37cとコネクター3の斜面39c、39cとを傾斜方向が水平方向において180°反対の方向の状態で接する向きで嵌合部39を結合部35に結合することにより本体24を第1の傾斜状態で傾斜させるようにしている。
従って、本体24を垂直方向に対する傾斜角度が0°になる第1の傾斜状態で傾斜させる機構が簡素であり、機構の簡素化による製造コストの低減を図ることができる。
上記した最良の形態において示した各部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施する際の具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
1…スピーカー、2…保持ベース、3…コネクター、4…本体、4a…音声出力部、9…結合部、12…傾斜面、12a…ロック用突部、14…嵌合部、19…斜面、19a…ロック用凹部、21…スピーカー、22…保持ベース、23…コネクター、24…本体、35…結合部、37c…傾斜面、39…嵌合部、39c…斜面
Claims (5)
- 水平方向に対して所定の角度で傾斜された傾斜面を有する結合部が設けられた保持ベースと、
水平方向に対して前記保持ベースの傾斜面と同じ角度で傾斜された斜面を有し前記斜面が前記傾斜面に接した状態で前記保持ベースの結合部に結合される嵌合部が設けられたコネクターと、
前記コネクターに取り付けられ音声出力部を有する本体とを備え、
前記コネクターの嵌合部が前記保持ベースの結合部に結合される向きに応じて前記本体が垂直方向に対して傾斜角度が異なる第1の傾斜状態又は第2の傾斜状態の少なくとも二つの状態で傾斜されるようにした
スピーカー。 - 前記コネクターの嵌合部を前記保持ベースの結合部に対して水平方向へ回転可能とし、
前記コネクターの嵌合部を前記保持ベースの結合部に結合した状態において前記コネクターを前記保持ベースに対して回転することにより回転位置に応じて前記本体が異なる傾斜角度で傾斜されるようにした
請求項1に記載のスピーカー。 - 前記第1の傾斜状態の傾斜角度を0°に設定した
請求項1に記載のスピーカー。 - 前記保持ベースの傾斜面と前記コネクターの斜面とを傾斜方向が水平方向において180°反対の方向の状態で接する向きで前記嵌合部を前記結合部に結合して前記本体を前記第1の傾斜状態で傾斜させるようにした
請求項3に記載のスピーカー。 - 前記保持ベースの結合部と前記コネクターの嵌合部の一方にロック用凹部を形成し他方に前記ロック用凹部に係合されるロック用突部を設け、
前記ロック用突部が前記ロック用凹部に係合されて前記本体を前記第1の傾斜状態又は前記第2の傾斜状態においてロックするようにした
請求項1に記載のスピーカー。
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