JP3155964U - 電気コネクタ - Google Patents
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- H05K7/1061—Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets having interior leads co-operating by abutting
Abstract
【課題】回路基板に容易に安定に固着される固持部材を具備する電気コネクタを提供する。【解決手段】本電気コネクタは、導電区域12が形成される絶縁性本体10と、絶縁性本体の導電区域に収納される複数の導電端子11と、絶縁性本体を装着するとともに、複数の支持部23を含む補強部材20と、該補強部材に取り付けられる押圧板30と、補強部材に取り付けられる操作ポール40と、補強部材に取り付けられるとともに、ネジと、ネジに対応する歯孔が形成されるガスケットとを含む固持部材とを具備する。補強部材の支持部には外へ開口する取付溝231が形成される。ネジが水平方向に沿って補強部材の支持部の取付溝に取り付けられる。ガスケットが支持部の上下に係合される。【選択図】図1
Description
本考案は、電気コネクタに関し、特に、CPUが配線基板に電気接続される電気コネクタに関するものである。
従来技術の電気コネクタは、CPUのようなチップモジュールが配線基板に電気接続される。電気コネクタは、補強部材と、絶縁性本体と、押圧部材と、操作ポールと、複数の固定部材とを備える。固定部材は、複数のネジと、上係合孔が形成される複数の上ガスケットと、下係合孔が形成される複数の下ガスケットとを備える。補強部材には複数の円形の取付孔が形成される。ネジが上ガスケットの上係合孔と、補強部材の取付孔と、下ガスケットの下係合孔とを、順番に越して係合する。下ガスケットの突出部が補強部材の取付孔を越して上ガスケットの上係合孔と係合する。
前記補強部材の取付孔が大きく配置されると、固定部材を補強部材に安定に固着できない。補強部材の取付孔が小さく配置されると、固定部材を補強部材に取付ける操作が複雑になるとともに取付時間が節約できない。
そこで本考案は、上述される従来技術の問題に鑑み、回路基板に容易に安定に固着される固持部材を具備する電気コネクタを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本考案の電気コネクタは、導電区域が形成される絶縁性本体と、絶縁性本体の導電区域に収納される複数の導電端子と、絶縁性本体を装着するとともに、複数の支持部を含む補強部材と、補強部材に取り付けられる押圧板と、補強部材に取り付けられる操作ポールと、補強部材に取り付けられるとともに、ネジと、ネジに対応する歯孔が形成されるガスケットと含む固持部材とを具備する。補強部材の支持部には外へ開口する取付溝が形成される。ネジが水平方向に沿って補強部材の支持部の取付溝に取り付けられる。ガスケットが上下に支持部に係合する。
従来技術と比べると、本考案は以下の長所を有する。本考案のネジは、水平方向に沿って補強部材の取付溝の開口から取付溝に係合する。ガスケットが上下方向に沿って補強部材の支持部に取り付けられる。これにより、簡単な操作によって補強部材30が回路基板に安定に固着される。
図1〜図6を参照すると、本考案の第1実施形態に係る電気コネクタ100は、絶縁性本体10と、絶縁性本体10を装着する補強部材20と、絶縁性本体10を覆う押圧板30と、補強部材20に取り付けられる操作ポール40と、固持部材とを備える。絶縁性本体10は複数の支持部23を有する。前記固持部材は、ネジ50と、支持部23の上に取り付けられる上ガスケット70と、支持部23の下に取り付けられる下ガスケット60とを備える。
絶縁性本体10には、導電区域12と、導電区域12に挿入される複数の導電端子11と、導電区域12を包囲する複数の側壁13とを備える。
補強部材20は、ベース部22と、ベース部22の中央に形成される開口21とを備える。ベース部22は、互いに対向する第1端部201と第2端部202とを具備する。四つの支持部23は、ベース部22の四つの角部に設けられる。支持部23には、支持部23の外側に外へ開口する取付溝231と、支持部23の内側に開口21に向かって開口する係合溝233とが形成される。
ネジ50は、ヘッド部51と、ヘッド部51から下向きに延在するネック部52と、ネック部52に設けられるスレッド部53とを含む。ネック部52の直径寸法は、ヘッド部51の直径寸法より小さい。
上ガスケット70には、円形の貫通孔71が形成される。
図2及び図3に示すように、下ガスケット60は、上表面602と底表面601とを具備する。下ガスケット60には円形の歯孔61が形成される。下ガスケット60には、上表面602から上向きに突出する一対の係合部62と、突出部63と、凸状部片64とを有する。
押圧板30は、基部31と、基部31から後向きに延在する尾部34とを含む。
電気コネクタ100は、絶縁性本体10が補強部材20に装入される。操作ポール40の回転部42が補強部材10の第1端部201に装着される。押圧板30が補強部材10の第2端部202に装着される。
図4〜図6に示すように、補強部材20が回路基板(図示せず)に取り付けられる時、ネジ50は、順番に上ガスケット70の貫通孔71と、下ガスケット60の歯孔61とに貫通する。ネジ50のネック部52は、水平方向に沿って補強部材20の取付溝231の開口から取付溝231に係合する。下ガスケット60が上下方向に沿って補強部材20の支持部23に取り付けられる。下ガスケット60の凸状部片64が支持部23の係合溝233に係合し、突出部63が支持部23の取付溝231に嵌合される。下ガスケット60の一対の係合部62が支持部23の両側に係合する。上ガスケット70がネジ50のヘッヘッド部51と支持部23の間に位置する。ネジ50のネック部52とスレッド部53とは、回路基板に係合する。
図7〜図11を参照すると、第2実施状態に係る電気コネクタ100’は、絶縁性本体10’と、絶縁性本体10’を装着する補強部材20’と、絶縁性本体10’を覆う押圧板30’と、補強部材20’に取り付けられる操作ポール40’と、ネジ50’と、支持部23’の上に取り付けられる上ガスケット62’と、支持部23’の下に取り付けられる下ガスケット61’とを備える。
ネジ50’は、ヘッド部51’と、ヘッド部51’から下向きに延在するネック部52’と、ネック部52’に設けられるスレッド部53’とを含む。ネック部52’の直径寸法は、ヘッド部51’の直径寸法より小さい。
上ガスケット62’には、円形の貫通孔64’が形成される。
図8に示すように、下ガスケット61’には円形の歯孔63’が形成される。下ガスケット61’には、上表面から上向きに突出する一対の突出部65’と、突出部65’の外側に配置される突出歯66’とを有する。
図9〜図11に示すように、補強部材20’が回路基板(図示せず)に取り付けられる時、ネジ50’は、順番に上ガスケット62’の貫通孔64’と、下ガスケット61’の歯孔63’とに貫通する。ネジ50’のネック部52’は、水平方向に沿って取付溝231’の開口から取付溝231’に挿入される。下ガスケット61’の突出部65’がネジ50’に係合し、突出歯65’が支持部23’の取付溝231’に嵌合される。回路基板は、ネジ50’のネック部52’とスレッド部53’の間に挟まれる。
ネジ50,50’が上ガスケット70、62’及び下ガスケット60、61’によって支持部23に固持される。ネジ50,50’のネック部52,52’とスレッド部53、53’は回路基板に係合する。これにより、簡単な操作によって補強部材20、20’が回路基板に安定に固着される。
以上、本考案について好ましい実施形態を参照して詳細に説明したが、実施形態はあくまでも例示的なものであり、これらに限定されるものではない。また上述の説明は、本考案に基づき成し得る細部の修正或いは変更などは、いずれも本考案の技術的範囲に属するものである。
100,100’ 電気コネクタ
10,10’ 絶縁性本体
11 導電端子
12 導電区域
13 側壁
20,20’ 補強部材
201 第1端部
202 第2端部
21 開口
22,22’ ベース部
23 支持部
231,231’ 取付溝
233,233’ 係合溝
30,30’ 押圧板
31 基部
34 尾部
40,40’ 操作ポール
41 連接部
42 回転部
43 操作部
50,50’ ネジ、
51,51’ ヘッド部
52,52’ ネック部
53,53’ スレッド部
60,61’ 下ガスケット
601 底表面
602 上表面
61,63’ 歯孔
62 係合部
63 突出部
64 凸状部片
70,62’ 上ガスケット
71,64’ 貫通孔
65’ 突出部
66’ 突出歯
10,10’ 絶縁性本体
11 導電端子
12 導電区域
13 側壁
20,20’ 補強部材
201 第1端部
202 第2端部
21 開口
22,22’ ベース部
23 支持部
231,231’ 取付溝
233,233’ 係合溝
30,30’ 押圧板
31 基部
34 尾部
40,40’ 操作ポール
41 連接部
42 回転部
43 操作部
50,50’ ネジ、
51,51’ ヘッド部
52,52’ ネック部
53,53’ スレッド部
60,61’ 下ガスケット
601 底表面
602 上表面
61,63’ 歯孔
62 係合部
63 突出部
64 凸状部片
70,62’ 上ガスケット
71,64’ 貫通孔
65’ 突出部
66’ 突出歯
Claims (6)
- 導電区域が形成される絶縁性本体と、
絶縁性本体の導電区域に収納される複数の導電端子と、
絶縁性本体を装着するとともに、複数の支持部を含む補強部材と、
補強部材に取り付けられる押圧板と、
補強部材に取り付けられる操作ポールと、
補強部材に取り付けられるとともに、ネジと、ネジに対応する歯孔が形成されるガスケットとを含む固持部材と、
を具備してなり、補強部材の支持部には外へ開口する取付溝が形成され、ネジが水平方向に沿って補強部材の支持部の取付溝に取り付けられ、ガスケットが上下に支持部に係合されることを特徴とする電気コネクタ。 - 前記ネジは、前記補強部材の支持部に支持されるヘッド部と、ヘッド部から延在するネック部と、ネック部に設けられるスレッド部とを含み、ネック部の直径寸法がヘッド部の直径寸法より小さいことを特徴とする請求項1に記載の電気コネクタ。
- 前記ガスケットは、前記ネジのヘッド部と前記補強部材の支持部との間に配置される上ガスケットを具備することを特徴とする請求項2に記載の電気コネクタ。
- 前記ガスケットは下ガスケットを具備し、前記下ガスケットには上向きに延在して前記支持部に係合する複数の係合部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の電気コネクタ。
- 前記複数の係合部の中の一つの係合部が前記支持部の取付溝に係合することを特徴とする請求項4に記載の電気コネクタ。
- 前記下ガスケットは、補強部材の支持部に係合する突出歯と、ネジのネック部に係合する突出部とを有することを特徴とする請求項4に記載の電気コネクタ。
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