JP6075701B1 - 電気機器及び電力変換装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】プリント基板間の配置関係を維持しつつプリント基板における電子部品の実装数を増加できることで、機能向上を実現しつつ小型化する。【解決手段】メイン基板7aと、このメイン基板7aに対し積層方向に配置されたオプション基板7b,7c,7dと、このオプション基板7b,7c,7dに対し電気的に接地すると共に支持し、メイン基板7aの実装面に実質的に接触しないよう配置されたアース支持バー8と、を有する。アース支持バー8は、メイン基板7a及びオプション基板7b,7c,7dを収納する筐体2に固定される。アース支持バー8は、メイン基板7aを跨がるように設置される。アース支持バー8は、ネジ25を介してオプション基板7b,7c,7dのアースパターン32と導通する。アース支持バー8は、そのバー本体部11から積層方向でオフセットする位置でオプション基板7b,7c,7dを支持する。【選択図】図3
Description
開示の実施形態は、電気機器及び電力変換装置に関する。
特許文献1には、複数の電子回路基板のそれぞれの基板表面と基板裏面に接触子が設けられ、それら電磁回路基板を並列に配置した場合に接触子どうしが接触して電気的に接続されて基板間の電力供給や接地が行われる構成が開示されている。
一方、回路基板上に設置する各種の電子部品の小型化に伴い、実装面積に対する電子部品の高密度化が進んでいる。これに対して、上記従来技術のように接触子やボスなどの支柱物を介して2つのプリント基板を機械的に連結する構成では、その接触子やボスの設置面積の分だけ電子部品の実装数を低下させる要因となっていた。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、プリント基板間の配置関係を維持しつつプリント基板における電子部品の実装数を増加できることで、機能向上を実現しつつ小型化できる電気機器及び電力変換装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一の観点によれば、第1の基板と、前記第1の基板に対し積層方向に配置された第2の基板と、前記第2の基板に対し電気的に接地すると共に支持し、前記第1の基板の実装面に実質的に接触しないよう配置された導電支持部材と、を有する電気機器が適用される。
また、本発明の別の観点によれば、外部の供給電力を電動機への駆動制御電力に変換する電力変換装置であって、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の電気機器の構成を備える電力変換装置が適用される。
また、本発明の別の観点によれば、積層方向に配置された2つの基板のうち、一方の基板に対し電気的に接地すると共に支持し、他方の基板の実装面に実質的に接触しないよう配置された手段と、を有する電気機器が適用される。
本発明によれば、プリント基板間の配置関係を維持しつつプリント基板における電子部品の実装数を増加できることで、機能向上を実現しつつ小型化できる。
以下、実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明において、インバータについて「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」というときは、図1等の各図中に適宜示す矢印方向に各々対応する。本実施形態におけるこれらの方向の定義は、当該インバータの標準的な設置状態における各方向の向きに基づいている。ただし、当該インバータを載置する姿勢によって各方向の向きを適宜変更してもよい。
図1は、本実施形態の電気機器であるインバータの完成状態での外観全体を斜視して表している。この図1において、インバータ1は外部から供給された3相交流電力を特に図示しないモータ等の電動機へ入力する駆動制御電力に変換する電力変換装置であり、全体が略直方体形状に形成された外郭としての筐体2を有している。この筐体2は、その前面に当該インバータ1の操作部及び表示部としてのオペレータ3と、当該インバータ1の動作状態を簡略的に表示するインジケータ4を有している。
図2は、インバータ1の一部分解状態を斜視して表している。この図2において、インバータ1の筐体2は、その略直方体形状の厚さ方向(前後方向)で蓋部2a(図1参照、図2中では省略)と筐体本体部2bに着脱可能に分割でき、その内部に複数の回路基板7と、アース支持バー8(導電支持部材)を収納している。図示する例では、複数の回路基板7として、全体が略矩形形状で実装面積の大きい1つのメイン基板7a(第1の基板)と、それぞれ上下方向に長い略矩形形状で実装面積の小さい第1オプション基板7b、第2オプション基板7c、及び第3オプション基板7d(第2の基板)を備えている。メイン基板7aは当該インバータ1の主要な制御回路を搭載したプリント基板であり、各オプション基板7b,7c,7dはユーザが選択的に設ける補助的な制御回路を搭載したプリント基板であって、いずれの回路基板7も電子部品を実装する実装面を前方側に向けた姿勢で設置される。なお、図示の煩雑を避けるため、各基板7a〜7d上に実装する電子部品の図示を省略している。
筐体本体部2bの内部においては、メイン基板7aが筐体本体部2bの底面に固定され、左右方向に並ぶ3つのオプション基板7b,7c,7dがそれぞれメイン基板7aに対して前方側に同じ離間距離で平行に配置される。つまり、各オプション基板7b,7c,7dは、それぞれメイン基板7aに対して前後方向(積層方向)に積層配置される。このメイン基板7aと各オプション基板7b,7c,7dとの配置関係は、後述するボス31(後述の図5参照)と上記のアース支持バー8により保持される。
以上のようなインバータ1などの電気機器においては、その機能的な主要部品の多くがプリント基板に実装され、このプリント基板に対して電力の供給や信号の送受を行うための各種配線が接続される。それら配線のうちの1つとして、当該プリント基板における0電位を確保するために接地用の配線を別途接続する必要がある。また近年では、機器全体の設置面積の省スペース化や拡張性を図るために、上述したように独立した複数のプリント基板を積層配置する構成が多くある。
一方、回路基板7上に設置する各種の電子部品の小型化に伴い、実装面積に対する電子部品の高密度化が進んでいる。これに対して、ボスなどの支柱を介して2つの回路基板を連結すると、そのボスの設置面積の分だけ電子部品の実装数を低下させる要因となる。また、電気機器の組み立て作業において、各回路基板ごとに上記接地用配線としてケーブルなどを別途接続する作業は煩雑であり、機器構成を複雑化させる要因にもなる。
これに対し本実施形態では、メイン基板7aの実装面に実質的に接触しないようアース支持バー8が配置され、このアース支持バー8が各オプション基板7b,7c,7dに対して電気的に接地すると共に機械的に支持し、メイン基板7aと各オプション基板7b,7c,7dとの間の上記積層配置関係を保持する。
図3は、上記アース支持バー8の全体を拡大斜視して表している。このアース支持バー8は、全体が導電性を有する1枚の金属板を各所で適宜の形状に形成し、各所で適宜に折り曲げて作成されている。図3に示す例において、アース支持バー8は左右方向に延びるバー本体部11と、その左側の端部から後方に延びる脚部12と、脚部12の後端に位置する固定部13と、脚部12から上方に延びる第1基板当接部14と、バー本体部11の中央からやや左側寄りの位置から上方に延びる第1基板支持部15と、この第1基板支持部15から右方に延びる第2基板当接部16と、バー本体部11の中央からやや右側寄りの位置から上方に延びる第2基板支持部17と、この第2基板支持部17から上方に延びる第3基板当接部18と、バー本体部11の右側の端部から上方に延びる第3基板支持部19とを有している。
バー本体部11(本体部)は、その左右方向の長さ寸法が上記メイン基板7aの左右方向の幅寸法より少しだけ長い略帯状に形成されており、上記の第1基板支持部15と第2基板支持部17のそれぞれ近傍に後述するLED基板を固定するためのLED固定穴21が設けられている。
固定部13にはバー位置決め穴26と略U字形状のバー固定溝22が設けられており、当該固定部13だけが上記メイン基板7aの裏側(後方側)に重なるよう配置される。そして、筐体本体部2b内の底面に設けた凸部(特に図示せず)にバー位置決め穴26をはめ込んで当該アース支持バー8を位置決めし、その状態でメイン基板7aとともにバー固定溝22にネジを挿通して締結することで、当該アース支持バー8の全体が筐体2内部に固定される。このとき固定部13だけが筐体本体部2b内の底面とメイン基板7aの間に挟まれるが、ネジの締結を緩めることでネジからバー固定溝22を外し、当該アース支持バー8だけを取り外すことができる(以上、図示省略)。
第1基板当接部14と第3基板当接部18は、それぞれ先端(上端)が前方に屈曲した略L字型に形成されており、それぞれの前方端部が第1オプション基板7bと第3オプション基板7dの裏面に当接して支持する。また、第2基板当接部16の先端が第2オプション基板7cの裏面に接触して支持する。
第1基板支持部15、第2基板支持部17、及び第3基板支持部19は、それぞれバー本体部11よりも少しだけ前方側にオフセットするよう屈曲されており、それぞれ各オプション基板7b,7c,7dを固定するためのネジを挿通する基板固定穴23が設けられている。
図4は、蓋部2aを外した状態のインバータ1において前方側から見たオプション基板7b,7c,7dの設置構造を表しており、図5は、図4中の矢視V−V断面を表している。これら図4、図5において、アース支持バー8は、そのバー本体部11がメイン基板7aに対して所定距離で離間した前方側で左右方向に跨がるように配置されており、脚部12も含めたいずれの箇所もメイン基板7aの実装面に接触していない。なお、固定部13はメイン基板7aの裏側(後方側)に位置し、上述したようにバー固定溝22に挿通したネジを介して筐体本体部2bの底面とメイン基板7aの裏面の間に挟まれて固定されている。
各オプション基板7b,7c,7dには上端部と下端部にそれぞれネジ穴24が設けられており(図2参照)、各上端部側のネジ穴24に挿通するネジ25が筐体本体部2bのボス31に螺合し、各下端部側のネジ穴24に挿通するネジ25(締結部材)がアース支持バー8の各基板支持部15,17,19に設けられた基板固定穴23に螺合する。このためアース支持バー8の各基板支持部15,17,19は、それぞれの基板固定穴23が各オプション基板7b,7c,7dの下端部側のネジ穴24と位置が一致するとともに、各支持部15,17,19の前方側表面が対応するオプション基板7b,7c,7dの後方側裏面に面接触する。また、各基板当接部14,16,18の先端もそれぞれ対応するオプション基板7b,7c,7dの後方側裏面に接触して支持している。また各ボス31は、筐体本体部2bの底面からメイン基板7aを貫通して前方側に延設された支柱体であり、それぞれの先端が対応するオプション基板7b,7c,7dの後方側裏面に当接して支持する。以上により各オプション基板7b,7c,7dは、それぞれ上端部が筐体本体部2bのボス31により支持され、下端部がアース支持バー8により支持される。
また、本実施形態の例では、図5中のA部をネジ25の軸方向断面で表した拡大断面図に示すように、各オプション基板7b,7c,7dのそれぞれが2枚の絶縁層36で導体薄板のアースパターン32を挟んだ積層構造となっている。なお、このアースパターン32は、図4中で透視により図示するハッチング領域のように、電子部品の実装領域以外の禁止領域に配置されている(図示するような外周縁部に限られない)。また、アース支持バー8の各基板支持部15,17,19は、いずれも各オプション基板7b,7c,7dのアースパターン32の配置領域に重複するよう配置されている。これにより、各オプション基板7b,7c,7dの下端部側のネジ穴24に挿通するネジ25がアースパターン32とアース支持バー8の各基板支持部15,17,19とを電気的に接続している。一方、アース支持バー8の固定部13はメイン基板7aのアースパターン(特に図示せず)に電気的に接続しており、当該アース支持バー8とメイン基板7aのアースパターンがともに電気的に接地されている。これにより、各オプション基板7b,7c,7dのアースパターン32が、共通のアース支持バー8とメイン基板7aを介して電気的に接地されている。なお、特に図示しないが、各オプション基板7b,7c,7dの後方側表面にアースパターン32を配置して、これらにアース支持バー8の各基板支持部15,17,19が直接面接触する構成としても同様の接地が可能となる。また、メイン基板7aを介さずにアース支持バー8に接地用配線線を直接接続して接地してもよい。
以上のように共通する1つのアース支持バー8(及びメイン基板7a)を介して各オプション基板7b,7c,7dを接地できるため、個別に別途の接地用配線を介した接地を行う必要がない。また、各オプション基板7b,7c,7dの下端部側においてボス31の代わりにアース支持バー8が機械的に支持しているため、メイン基板7aに対する各オプション基板7b,7c,7dの配置関係を維持しつつボス31の設置数を削減できる。なお、アース支持バー8が、各請求項記載の積層方向に配置された2つの基板のうち、一方の基板に対し電気的に接地すると共に支持し、他方の基板の実装面に実質的に接触しないよう配置された手段に相当する。
また、アース支持バー8のバー本体部11の前方側には、LED固定穴21に係止されたブラケットを介してLED基板34(第3の基板)が固定されている。このLED基板には、上記インジケータの光源となる4つのLED35が搭載されており、メイン基板7a及びオプション基板7b,7c,7dの動作状態に応じて各LED35から照射された光が導光体41を介して蓋部2aのインジケータ4を点灯させる。
<本実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態のインバータ1によれば、メイン基板7aの実装面に実質的に接触しないようアース支持バー8が配置され、このアース支持バー8が各オプション基板7b,7c,7dに対して電気的に接地すると共に機械的に支持し、メイン基板7aと各オプション基板7b,7c,7dとの間の上記積層配置関係を保持する。これにより、アース支持バー8によって各オプション基板7b,7c,7dを接地できるため接地用配線の個別接続が不要となり、またメイン基板7aと各オプション基板7b,7c,7d間の配置関係を維持しつつボス31の設置数を削減できるためそれだけメイン基板7aにおける電子部品の実装数を増加できることで、機能向上を実現しつつ小型化できる。
以上説明したように、本実施形態のインバータ1によれば、メイン基板7aの実装面に実質的に接触しないようアース支持バー8が配置され、このアース支持バー8が各オプション基板7b,7c,7dに対して電気的に接地すると共に機械的に支持し、メイン基板7aと各オプション基板7b,7c,7dとの間の上記積層配置関係を保持する。これにより、アース支持バー8によって各オプション基板7b,7c,7dを接地できるため接地用配線の個別接続が不要となり、またメイン基板7aと各オプション基板7b,7c,7d間の配置関係を維持しつつボス31の設置数を削減できるためそれだけメイン基板7aにおける電子部品の実装数を増加できることで、機能向上を実現しつつ小型化できる。
なお、アース支持バー8がメイン基板7aの実装面に実質的に接触しないという意味は、メイン基板7aに対してその実装面における電子部品の実装数に影響を与えないよう配置されていることを意味する。このため本実施形態のように固定部13以外で完全に非接触としている以外にも、例えばメイン基板7aの実装面に対しても電子部品の実装に大きく影響しない程度に接触してもよい。
また、本実施形態では特に、アース支持バー8は、メイン基板7a及び各オプション基板7b,7c,7dを収納する筐体2に固定されている。これにより、メイン基板7aの実装面積に影響を与えることなく各オプション基板7b,7c,7dを確実に支持固定できる。
また、本実施形態では特に、アース支持バー8は、メイン基板7aを跨がるように設置されている。これにより、アース支持バー8がメイン基板7aの実装面を覆う配置となるため、当該アース支持バー8がメイン基板7aに対してノイズシールドとして機能できる。
また、本実施形態では特に、アース支持バー8は、締結部材であるネジ25を介して各オプション基板7b,7c,7dのアースパターン32と導通している。これにより、各基板支持部15,17,19の構成を簡素化して取り付け作業を容易化できるとともに、アースパターン32とアース支持バー8の間でネジ25を介した確実な導通を確保できる。
また、本実施形態では特に、アース支持バー8は、そのバー本体部11から積層方向(前方側)にオフセットする位置で各オプション基板7b,7c,7dを支持している。これにより、各オプション基板7b,7c,7dの撓みを抑制できるとともに、オプション基板7b,7c,7dがバー本体部11を覆うよう配置される場合でも電子部品間の配線パターン等とバー本体部11との間に上記オフセット分の離間距離Dを確保して接触を回避できる(図5中の点線部参照)。
また、本実施形態では特に、アース支持バー8は、オプション基板7b,7c,7dの裏面に当接するL字型の基板当接部14,16,18を有している。これにより、各基板当接部14,16,18の先端部分でオプション基板7b,7c,7dに対し当接接触して支持できるため、当該オプション基板7b,7c,7dの実装面積の低下を抑制しつつ、より確実な支持が可能となる。
また、本実施形態では特に、アース支持バー8は、複数のオプション基板7b,7c,7dに対して電気的に接地すると共に支持している。これにより、複数のオプション基板7b,7c,7dの支持と接地を1つのアース支持バー8で行えるため、構造の簡素化と部品点数の削減が可能となる。なお、特に図示しないが、オプション基板7b,7c,7dを1つだけ設けた場合でも本実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、特に図示しないが、各オプション基板7b,7c,7dの上端部側に対して支持、接地するようアース支持バー8(及びアースパターン32)を配置してもよいし、上端部側と下端部側のそれぞれに対して支持、接地するよう2つのアース支持バー8(及びアースパターン32)を設けてもよい。複数のアース支持バー8でオプション基板7b,7c,7dを支持、接地した場合には、さらにボス31の設置数を削減してメイン基板7aにおける電子部品の実装数を増加できるとともに、オプション基板7b,7c,7dにおける接地がより確実となる。
また、本実施形態では特に、アース支持バー8は、メイン基板7a又はオプション基板7b,7c,7dの動作状態を表示するLED35を備えたLED基板34を支持している。状態表示用のLED35を備えるLED基板34は、他のメイン基板7aやオプション基板7b,7c,7dと異なる特別な位置に配置させる必要がある。これに対し本実施形態では、アース支持バー8がLED基板34を支持することで他の回路基板7と相違する任意の位置に配置できる。
また、本実施形態では特に、外部の供給電力をモータ等の電動機への駆動制御電力に変換するインバータ1が上記構成を備えている。このように複数の回路基板7を積層配置する構成のインバータ1において、アース支持バー8を特に好適に適用できる。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、上記実施形態や各変形例は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 インバータ(電気機器、電力変換装置)
2 筐体
2a 蓋部
2b 筐体本体部
3 オペレータ
4 インジケータ
7a メイン基板(第1の基板)
7b,7c オプション基板(第2の基板)
,7d
8 アース支持バー(導電支持部材)
11 バー本体部
12 脚部
13 固定部
14 第1基板当接部
15 第1基板支持部
16 第2基板当接部
17 第2基板支持部
18 第3基板当接部
19 第3基板支持部
21 LED固定穴
22 バー固定溝
23 基板固定穴
24 ネジ穴
25 ネジ(締結部材)
26 バー位置決め穴
31 ボス
32 アースパターン
34 LED基板(第3の基板)
35 LED
36 絶縁層
2 筐体
2a 蓋部
2b 筐体本体部
3 オペレータ
4 インジケータ
7a メイン基板(第1の基板)
7b,7c オプション基板(第2の基板)
,7d
8 アース支持バー(導電支持部材)
11 バー本体部
12 脚部
13 固定部
14 第1基板当接部
15 第1基板支持部
16 第2基板当接部
17 第2基板支持部
18 第3基板当接部
19 第3基板支持部
21 LED固定穴
22 バー固定溝
23 基板固定穴
24 ネジ穴
25 ネジ(締結部材)
26 バー位置決め穴
31 ボス
32 アースパターン
34 LED基板(第3の基板)
35 LED
36 絶縁層
Claims (10)
- 第1の基板と、
前記第1の基板に対し積層方向に配置された、前記第1の基板より実装面の面積が小さい第2の基板と、
前記第2の基板に対し電気的に接地すると共に支持し、前記第1の基板を跨がるように配置され、且つ、前記第1の基板の前記実装面に実質的に接触しないよう配置された導電支持部材と、
を有することを特徴とする電気機器。 - 筐体に対して着脱可能な蓋部をさらに有し、
前記導電支持部材は、
前記第2の基板を前記第1の基板よりも前記蓋部側に配置されるように支持することを特徴とする請求項1記載の電気機器。 - 前記導電支持部材は、複数の前記第2の基板に対して電気的に接地すると共に支持することを特徴とする請求項1又は2記載の電気機器。
- 前記導電支持部材は、前記第2の基板のアースパターンの配置領域に重複するように配置され締結部材を介して前記アースパターンと導通する基板支持部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電気機器。
- 前記導電支持部材は、前記第1の基板及び前記第2の基板を収納する筐体に固定されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電気機器。
- 前記導電支持部材は、本体部から前記積層方向でオフセットする位置で前記第2の基板を支持する基板支持部を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電気機器。
- 前記導電支持部材は、前記第2の基板に当接するL字型の基板当接部を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の電気機器。
- 前記第2の基板は、複数の前記導電支持部材で支持されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の電気機器。
- 前記導電支持部材は、前記第1の基板又は前記第2の基板の動作状態を表示するLEDを備えた第3の基板を支持することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の電気機器。
- 外部の供給電力を電動機への駆動制御電力に変換する電力変換装置であって、
請求項1乃至9のいずれか1項に記載の電気機器の構成を備えることを特徴とする電力変換装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015180034A JP6075701B1 (ja) | 2015-09-11 | 2015-09-11 | 電気機器及び電力変換装置 |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015180034A JP6075701B1 (ja) | 2015-09-11 | 2015-09-11 | 電気機器及び電力変換装置 |
Publications (2)
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