JP2007256626A - フットペダル装置及び打楽器装置 - Google Patents

フットペダル装置及び打楽器装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007256626A
JP2007256626A JP2006080821A JP2006080821A JP2007256626A JP 2007256626 A JP2007256626 A JP 2007256626A JP 2006080821 A JP2006080821 A JP 2006080821A JP 2006080821 A JP2006080821 A JP 2006080821A JP 2007256626 A JP2007256626 A JP 2007256626A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holding frame
beater
foot pedal
pedal
frame body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006080821A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4978036B2 (ja
Inventor
Marianne Bailey
マリアン ベイリー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP2006080821A priority Critical patent/JP4978036B2/ja
Publication of JP2007256626A publication Critical patent/JP2007256626A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4978036B2 publication Critical patent/JP4978036B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

【課題】フットペダル装置を非使用時にコンパクトに収納できるようにする。
【解決手段】フットペダル装置40は、保持枠体41とペダル部50と係止ピン55とで構成される。保持枠体41は、基部42及び枠部43を有し、枠部43に開口部45が形成される。開口部45は、平面視でペダル部50の外縁53の形状とほぼ同じであり、平板からちょうどペダル部50をくり抜いたような形状に形成される。ペダル部50は、保持枠体41と同厚で、保持枠体41に対して平行となるまで回動したとき、保持枠体41の開口部45内に完全に嵌入され、且つ、保持枠体41の厚み方向において保持枠体41に完全に収容される。
【選択図】図3

Description

本発明は、踏み込み操作によりドラムの打撃がなされるフットペダル装置及び打楽器装置に関する。
従来、打楽器装置において、バスドラム等のドラムを足の操作で打撃するためのフットペダル装置が備えられる。従来のフットペダル装置は、下記特許文献1、2に示されるように、回動支点を中心に回動自在のビータロッドの先端にビータが設けられてビータ体(ビータアセンブリ)が構成され、回動支点とペダル先端とが踏力伝達部材で連結される。そして、ペダルの踏み込み操作によりビータが回動支点を中心に回動するように構成される。
特開平11−212566号公報 特開2005−173274号公報
しかしながら、上記従来のフットペダル装置では、上記ビータ体及びペダルは、共にベースプレート等の支持部に対して取り付けられ、全体として1つの組体として構成される。そして、この組体となっているフットペダル装置は、各種ドラムやドラムを支持するフレームとは分離独立して構成され、演奏時には、ビータがドラムを打撃できるような位置にフットペダル装置が載置されるのが通常である。
そのため、演奏を行わない収納時においても、フットペダル装置自体はその組体のまま収納されることから、立体的で嵩張るという問題があった。しかも、フットペダル装置におけるペダルが、踏み込み操作可能なように先端が常に浮いている構成のものでは、ペダル部分の嵩張りも収納には不利であった。
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、非使用時にフットペダルをコンパクトに収納することができるフットペダル装置及び打楽器装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の請求項1のフットペダル装置は、開口部(45)を有し、垂直断面の最外郭形状が平板状の保持枠体(41)と、前記保持枠体の前記開口部の内側の一部に接続され、該接続された部分を回動中心(47)として先端部が回動自在に前記保持枠体に保持された平板状の踏み板部(50)とを有し、前記開口部は、前記踏み板部をくり抜いた形状に形成され、前記踏み板部の厚みは、前記保持枠体の厚みと同等以下に形成され、前記踏み板部は、前記保持枠体に対して平行となるまで回動したとき、前記開口部に完全に嵌入され、且つ、前記保持枠体の厚み方向において前記保持枠体に完全に収容されるように構成されたことを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明の請求項2の打楽器装置は、少なくとも1つのドラムボード(12)が固定的に備えられた支持体(10)と、前記支持体に回動自在に取り付けられた回動支点部(31)、該回動支点部から延びるビータロッド(32)、及び、該ビータロッドの先端に設けられ、前記回動支点部を中心に回動することで前記ドラムボードを打撃するビータ(33)から構成されるビータ体(30)と、前記支持体に着脱自在に構成され、踏み込み操作により先端部が揺動するフットペダル(50)と、前記ビータ体の前記回動支点部に設けられた被駆動部(31aa)と前記フットペダルの前記先端部とを接続/切り離し可能にすると共に、両者を接続しているときには、前記フットペダルの踏み込み操作を前記被駆動部に伝達して前記ビータを回動させる踏力伝達部材(37)とを有することを特徴とする。
好ましくは、少なくとも前記フットペダルが前記回動支点部の前記被駆動部から切り離され且つ前記支持体からも切り離された状態で、前記ビータが回動しないように前記ビータ体を前記支持体に対して固定状態にするための回動ロック機構(26)が設けられる(請求項3)。
なお、上記括弧内の符号は例示である。
本発明の請求項1によれば、非使用時にコンパクトに収納することができる。
本発明の請求項2によれば、フットペダルを支持体及びビータ体から切り離し可能にして、コンパクトに収納することができる。
請求項3によれば、非使用時にビータ体が嵩張らないようにすることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るフットペダル装置を装着可能な打楽器装置の斜視図である。この打楽器装置は電子ドラムとして構成される。以降、本打楽器装置の奏者が座る側を「奏者側」乃至「正面側」、これと反対の観客が居る側を「客側」乃至「背面側」と呼称する。また、本打楽器装置の前後左右の方向は、奏者を基準として呼称する。図1は斜め奏者側から見た図である。
本打楽器装置は、メインボード10と、複数の打撃用のドラムボード20(20A〜20G)、及び操作パネル部19を備える。メインボード10は、木質材等によって板状に構成され、その外縁11は、正面視で横長の長方形に構成される。メインボード10は、4本の脚部60(奏者側面10aのもののみ図示)によって、メインボード10の下部が床面から浮いた状態で、垂直に立設される。各ドラムボード20及び操作パネル部19は、メインボード10に対して展開/折り畳み自在となっている。
メインボード10の奏者側面10aにおいては、円形の枠部13が設けられている。枠部13は、奏者側からアコースティックドラムセットにおけるバスドラムを想起させるべく、正面視、バスドラムのシェル型を呈している。また、メインボード10の奏者側面10aにおける、枠部13の中央部には、バスドラムボード12が固定的に配設される。バスドラムボード12は、アコースティックドラムセットにおけるバスドラムの中央部(主に打撃される部分)に相当する位置に配設される。
メインボード10の右側部には、ドラムボード20を打撃するドラムスティック15を保持するためのスティック保持部14(14A、14B)が設けられている。スティック保持部14の構成は問わないが、例えば、下側に配設される皿状受け部14Bと、上側に配設される環状部14Aとからなる。皿状受け部14Bは、ドラムスティック15を受ける底部を有する。ドラムスティック15を収納するには、上方から環状部14Aを貫通させて皿状受け部14Bにドラムスティック15の端部を当接させればよい。
スティック保持部14に保持されたドラムスティック15は、その長手方向が、メインボード10の奏者側面10aと奏者側面10aの反対側の背面とに対して平行になる。ドラムスティック15及びスティック保持部14は、メインボード10の厚みの範囲内に収まっている。なお、メインボード10の厚みを超えるとしても、メインボード10の奏者側面10aまたは背面から突出している要素(例えば、図1に示す取付部61、62等)の先端より、メインボード10の厚み方向内側に収まるならば、収納の点で問題はない。
図示はしないが、メインボード10には、音源回路、増幅回路、効果回路等の楽音発生のための基板が内装され、また、ドラムボード20、バスドラムボード12の各々には、打撃を検出する不図示の打撃センサが設けられている。各打撃センサの検出信号は、上記基板に送られ、楽音信号に変換される。そして、その楽音信号が、枠部13内に配設された不図示のスピーカから音響となって放音される。また、操作パネル部19は、LCD等で構成され、ユーザが、音色、音量、モード等、各種設定を行うのに用いられる。
図2は、本実施の形態のフットペダル装置を装着した状態を示す打楽器装置の下半部の斜め奏者側からの斜視図である。枠部13内において、バスドラムボード12の下方には、ビータ支持部35が固定され、ビータ支持部35には、2つの軸支片36を介してビータ体30が取り付けられている。ビータ体30は、回動支点部31から延びるビータロッド32の先端に、バスドラムボード12を打撃するビータ33が取り付けられて構成される。また、演奏を行うために、メインボード10の左右方向中央における下方から奏者側にかけて、フットペダル装置40が床上に配設される。
図3(a)は、フットペダル装置40の平面図である。図3(b)は、後述する枠部43の一部43aの底面図、図3(c)は、図3(b)のA−A線に沿う断面図である。
このフットペダル装置40は、保持枠体41とペダル部50と係止ピン55とで構成される。保持枠体41とペダル部50とは、例えば、金属または樹脂等で一体に形成される。すなわち、保持枠体41は、基部42及び枠部43を有し、枠部43に開口部45が形成される。開口部45は、平面視でペダル部50の外縁53の形状とほぼ同じであり、平板からちょうどペダル部50をくり抜いたような形状に形成される。そして、ペダル部50の基端部51が、開口部45における基部42側の辺において接続されており、この接続部分(ヒンジ部)を回動中心47として、ペダル部50の先端部52が上下方向に揺動自在になっている。
ペダル部50は、踏み込み操作されていない自由状態では、図2に示すように先端部52が保持枠体41から浮き上がっている。保持枠体41とペダル部50を金属で構成する場合は、例えば、塑性加工により、平板からペダル部50を切り起こして所定の角度となるようにすることで製造される。樹脂で構成する場合は、金型による一体成形で製造することができる。
図3(a)では、ペダル部50が踏まれた状態、乃至、収納のために保持枠体41と平行となるまで回動した状態が示されている。保持枠体41とペダル部50とは、同厚に構成され、ペダル部50は、保持枠体41と平行な状態では、保持枠体41の開口部45内に完全に嵌入され、且つ、保持枠体41の厚み方向において保持枠体41に完全に収容される。なお、ペダル部50を保持枠体41内に完全に収容できればよいので、ペダル部50の厚みは、保持枠体41と同等以下で、且つ、ペダル部50の底面及び上面が、保持枠体41の底面及び上面に対して、それぞれ面一となるかまたは突出しないように構成すればよい。
保持枠体41の先端部44には、上下方向に貫通する嵌合穴46が形成されている。また、ペダル部50の先端部52には、2本の延設片54が先端方向に延設形成され、両延設片54間に、上記した係止ピン55が架設されている。演奏する際には、ビータ体30の回動支点部31と係止ピン55とが、ペダル部50の踏み込み操作を回動支点部31に伝達するベルト37(後述する)で連結される。
図示はしないが、ペダル部50が保持枠体41と平行になったままの状態で、これらを収納する別体の収納ケースが設けられる。すなわち、この収納ケースは、保持枠体41が嵌合するような幅及び高さのポケット状の凹部を有しており、該凹部内でペダル部50が保持枠体41と平行になったままの姿勢で維持される。なお、このような別体の収納ケースの代わりに、保持枠体41とペダル部50のいずれかに、平行状態を維持するためのロック機構を設けてもよい。例えば、保持枠体41に、スライド自在のピンを設けると共に、ペダル部50に該ピンが嵌入可能な穴を設け、該ピンを該穴に嵌入することで、平行状態を維持するようにしてもよい。
このようにする場合、例えば、上記ピンは、保持枠体41の先端部44と枠部43との接続部44a、44b(図3(a)参照)に内蔵させる。そして、上記ピンに嵌合する穴を、2本の延設片54に設ける。
なお、図3(b)、(c)に示すように、保持枠体41は、外観上は平板状であるが、保持枠体41の枠部43の内部は、縦方向の複数のリブとリブ間に形成される凹部とを有している。枠部43全体がこのように構成されている。このように、保持枠体41は、垂直断面の最外郭形状が平板状であればよく、表面または裏面に凹部を有していても、全く有していなくてもどちらでもよい。ペダル部50もこれと同様である。

図4(a)は、ペダル部50の先端部52及びベルト37の下端部の斜視図である。ベルト37の下端部には、水平な延設片37a、37bが形成され、延設片37aには、下方(延設片37b方向)に向かってネジ38が設けられている。
ペダル部50の先端部52とベルト37とを連結するには、まず、延設片37a、37b間にペダル部50の係止ピン55を挿入し、ネジ38を、係止ピン55よりも基端部51側に位置させる。そして、ネジ38の下端が係止ピン55よりも下方に達するまでネジ38を締め込む。これにより、係止ピン55が延設片37a、37bから抜けなくなり、連結が完了する。取り外し時には、ネジ38を緩めればよい。
図4(b)は、ビータ支持部35付近の右側面図である。図2、図4(b)に示すように、ビータ支持部35からは、軸支片36が2本(右側のもののみ図示)、奏者側に延設されている。そして、2本の軸支片36間に架設された回動軸34(図4(b)参照)に、回動支点部31が軸支されている。これにより、回動軸34を中心に、回動支点部31、ビータロッド32を介してビータ33が回動自在となり、ビータ33によってバスドラムボード12が打撃されるようになっている。
また、回動支点部31の後側の側面視半円状の半円筒部31aのうち、ビータロッド32が鉛直方向上方を向いた状態でビータ支持部35に対向する部分が、ベルト取付部31aaとなっている。このベルト取付部31aaに、ベルト37の上端が取り付けられている。また、半円筒部31aのベルト取付部31aaより上方の部分には、係止部31abが突出形成される。
また、ビータ支持部35には、回動ロック機構26が設けられる。回動ロック機構26は、ビータ支持部35に固定されたブロック27と、ブロック27から出没自在に保持された出没ピン29と、出没ピン29の出没移動を操作する操作部28とから構成される。演奏時には、出没ピン29は、ブロック27内に収めておく。非演奏時等においてビータロッド32が鉛直方向上方を向いた状態で、出没ピン29を前方下方に突出させると、係止部31abの直ぐ上方に出没ピン29の先端が位置することになる。
ここで、ペダル部50の先端部52とベルト37とを連結していない状態では、ビータ体30は回動自在な自由状態であり、ビータ33が自重により下方まで回動しきった状態となる。一方、ペダル部50の先端部52とベルト37の下端を連結した状態では、ペダル部50の先端部52からベルト37を介して回動支点部31が打撃方向に回転モーメントを受ける。従って、図2に示すように、ビータ33は、自重と上記回転モーメントとにより、回動支点部31からみて斜め上方の位置で釣り合って静止する。すなわち、バスドラムボード12から適当量離間し、これから打撃をするのに適した位置に位置する。
出没ピン29の操作は、通常、しばらく演奏を行わないときになされる。すなわち、ビータ体30が上記した自由状態であるときになされ、特に、ビータロッド32を手等で鉛直方向上方を向かせた状態で行う。出没ピン29を係止部31abの上方で突出させると、ビータ33が自重で下方に回動しようとするが、出没ピン29と係止部31abとが当接して、その回動が規制される。これにより、収納時には、ビータ体30をメインボード10に対して平行に近い状態で近接させてメインボード10の厚み方向にコンパクトにすることができる。
図5は、メインボード10の左右方向中央部の水平断面図である。メインボード10の客側には、プレート21が固定されている。プレート21は、少なくとも左右方向中央部下部に設けられるが、メインボード10の客側面の全体に亘って設けられてもよい。メインボード10の客側には、凹部10bが形成される。凹部10b内において、プレート21の奏者側には、支持部材22が複数のネジ25で固定され、支持部材22とプレート21とで形成される空間に、可動片23(図2も参照)が、上下方向に移動自在に内装される。また、可動片23からは、支持部材22及びメインボード10を貫通して、奏者側に向かって摘み部24(図2も参照)が突設されている。
奏者は、摘み部24を持って、可動片23を上下に移動操作することができる。なお、可動片23が、所望の位置で静止できるように、例えば、可動片23と支持部材22との間に適当な摩擦が発生するようになっている。
演奏する際には、フットペダル装置40の保持枠体41の先端部44が可動片23の下方に位置するように、フットペダル装置40を床上に載置する。そして、可動片23を下方に下げ、図2に示すように、保持枠体41の嵌合穴46(図3(a)参照)に嵌合する。これにより、簡単な操作にて、床面上において、フットペダル装置40の保持枠体41のメインボード10に対する位置が固定される。さらに、ペダル部50の先端部52の係止ピン55を、ベルト37の延設片37a、37bで挟んでネジ38を締める(図4(a)参照)。これにより、演奏可能状態となり、ペダル部50の踏み込み操作に応じてビータ33がバスドラムボード12を打撃する。
本実施の形態によれば、ペダル部50は、保持枠体41と同厚で、保持枠体41に対して平行となるまで回動したとき、保持枠体41の開口部45内に完全に嵌入され、且つ、保持枠体41の厚み方向において保持枠体41に完全に収容されるので、非使用時には、フットペダル装置40を畳んでコンパクトに収納することができる。
また、ビータ体30の回動支点部31とペダル部50の先端部52の係止ピン55とは、ベルト37を介して接続/切り離し可能で、しかも、メインボード10に設けた可動片23によって、フットペダル装置40の保持枠体41もメインボード10に対して接続/切り離し可能である。従って、非使用時には、フットペダル装置40をビータ体30及びメインボード10から切り離して、コンパクトに収納することができる。
さらに、フットペダル装置40をビータ体30及びメインボード10から切り離した状態において、ビータ体30を、メインボード10に対して平行に近接させた状態を維持する回動ロック機構26を設けた。これにより、非使用時に、メインボード10の厚み方向にコンパクトにすることができ、例えば、ビータ体30が付いたままでのメインボード10の運搬、収納等を容易にすることができる。
なお、本実施の形態では、保持枠体41とペダル部50とは一体に形成され、回動中心47を中心として、ペダル部50が保持枠体41に対して揺動自在であるとしたが(図3(a)参照)、ペダル部50が保持枠体41の開口部45の内側の一部に対して回動乃至揺動自在に接続された構成であればよく、両者は一体でも別体でもよい。例えば、回動中心47に代えて、蝶番等の連結具で両者を回動自在に連結してもよい。その場合、一般のフットペダル装置と同様に、ペダル部50を浮かした状態で保持する部材と、踏み込まれたペダル部50を元の浮いた状態に復帰させるスプリングとを設けてもよい。
なお、本実施の形態では、ベルト37の上端はベルト取付部31a(図4(b)参照)に常に固定されているとしたが、これに限るものではない。例えば、ベルト取付部31aに対しても着脱自在に構成し、収納時に、ベルト37を、ビータ体30及びフットペダル装置40の双方から分離可能に構成してもよい。
なお、ベルト37は、ペダル部50への踏力をビータ体30に伝達する部材であればよく、素材や形状は例示したものに限られない。例えば、金属チェーン等でもよい。
なお、ロック機構26は、非使用時に、ビータ体30をメインボード10に対して回動しないように固定状態にすることができればよく、例示した構成に限るものではない。
なお、メインボード10は、少なくとも1つのドラムボードが固定的に備えられた支持体であればよく、ドラムボードの種類、支持体の形状は問わない。
本発明の一実施の形態に係るフットペダル装置を装着可能な打楽器装置の斜視図である。 本実施の形態のフットペダル装置を装着した状態を示す打楽器装置の下半部の斜め奏者側からの斜視図である。 フットペダル装置の平面図(図(a))、枠部の一部の底面図、図3(b)のA−A線に沿う断面図(図(c))である。 ペダル部の先端部及びベルトの下端部の斜視図(図(a))、ビータ支持部付近の右側面図(図(b))である。 メインボードの左右方向中央部の水平断面図である。
符号の説明
10 メインボード(支持体)、 12 バスドラムボード(ドラムボード)、 26 回動ロック機構、 30 ビータ体、 31 回動支点部、 31aa ベルト取付部(被駆動部)、 32 ビータロッド、 33 ビータ、 37 ベルト(踏力伝達部材)、 40 フットペダル装置、 41 保持枠体、 45 開口部、 47 回動中心、 50 ペダル部(踏み板部、フットペダル)

Claims (3)

  1. 開口部を有し、垂直断面の最外郭形状が平板状の保持枠体と、
    前記保持枠体の前記開口部の内側の一部に接続され、該接続された部分を回動中心として先端部が回動自在に前記保持枠体に保持された平板状の踏み板部とを有し、
    前記開口部は、前記踏み板部をくり抜いた形状に形成され、
    前記踏み板部の厚みは、前記保持枠体の厚みと同等以下に形成され、
    前記踏み板部は、前記保持枠体に対して平行となるまで回動したとき、前記開口部に完全に嵌入され、且つ、前記保持枠体の厚み方向において前記保持枠体に完全に収容されるように構成されたことを特徴とするフットペダル装置。
  2. 少なくとも1つのドラムボードが固定的に備えられた支持体と、
    前記支持体に回動自在に取り付けられた回動支点部、該回動支点部から延びるビータロッド、及び、該ビータロッドの先端に設けられ、前記回動支点部を中心に回動することで前記ドラムボードを打撃するビータから構成されるビータ体と、
    前記支持体に着脱自在に構成され、踏み込み操作により先端部が揺動するフットペダルと、
    前記ビータ体の前記回動支点部に設けられた被駆動部と前記フットペダルの前記先端部とを接続/切り離し可能にすると共に、両者を接続しているときには、前記フットペダルの踏み込み操作を前記被駆動部に伝達して前記ビータを回動させる踏力伝達部材とを有することを特徴とする打楽器装置。
  3. 少なくとも前記フットペダルが前記回動支点部の前記被駆動部から切り離され且つ前記支持体からも切り離された状態で、前記ビータが回動しないように前記ビータ体を前記支持体に対して固定状態にするための回動ロック機構が設けられたことを特徴とする請求項2記載の打楽器装置。
JP2006080821A 2006-03-23 2006-03-23 フットペダル装置及び打楽器装置 Expired - Fee Related JP4978036B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006080821A JP4978036B2 (ja) 2006-03-23 2006-03-23 フットペダル装置及び打楽器装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006080821A JP4978036B2 (ja) 2006-03-23 2006-03-23 フットペダル装置及び打楽器装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007256626A true JP2007256626A (ja) 2007-10-04
JP4978036B2 JP4978036B2 (ja) 2012-07-18

Family

ID=38630926

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006080821A Expired - Fee Related JP4978036B2 (ja) 2006-03-23 2006-03-23 フットペダル装置及び打楽器装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4978036B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010027724A2 (en) * 2008-08-25 2010-03-11 Daniel Lawrence Sandson Compact drum set and methods of using, setting up, and compacting same
JP2013195657A (ja) * 2012-03-19 2013-09-30 Yamaha Corp ペダル部構造

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2445486A (en) * 1945-04-04 1948-07-20 Londe Frederick J La Drum pedal apparatus
JPS5185273A (ja) * 1975-01-22 1976-07-26 Takeshi Abiru Burashihorudaa
JPH06297989A (ja) * 1993-04-14 1994-10-25 Hitachi Constr Mach Co Ltd 運転室用椅子
JPH11212547A (ja) * 1998-01-21 1999-08-06 Hoshino Gakki Kk ドラムペダルのばね掛け構造
JP2006047976A (ja) * 2004-07-08 2006-02-16 Hoshino Gakki Mfg Co Ltd ペダル接続装置、バスドラム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2445486A (en) * 1945-04-04 1948-07-20 Londe Frederick J La Drum pedal apparatus
JPS5185273A (ja) * 1975-01-22 1976-07-26 Takeshi Abiru Burashihorudaa
JPH06297989A (ja) * 1993-04-14 1994-10-25 Hitachi Constr Mach Co Ltd 運転室用椅子
JPH11212547A (ja) * 1998-01-21 1999-08-06 Hoshino Gakki Kk ドラムペダルのばね掛け構造
JP2006047976A (ja) * 2004-07-08 2006-02-16 Hoshino Gakki Mfg Co Ltd ペダル接続装置、バスドラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010027724A2 (en) * 2008-08-25 2010-03-11 Daniel Lawrence Sandson Compact drum set and methods of using, setting up, and compacting same
WO2010027724A3 (en) * 2008-08-25 2010-06-03 Daniel Lawrence Sandson Compact drum set and methods of using, setting up, and compacting same
US7928302B2 (en) 2008-08-25 2011-04-19 Daniel Lawrence Sandson Compact drum set and methods of using, setting up, and compacting same
JP2013195657A (ja) * 2012-03-19 2013-09-30 Yamaha Corp ペダル部構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP4978036B2 (ja) 2012-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5210683B2 (ja) 電子打楽器用操作装置
JP4989465B2 (ja) 改良型ドラム
US7642440B2 (en) Percussion instrument and electronic percussion instrument
US6002076A (en) Double-mallet heel-toe drum pedal system with hinged mallets
JP5345165B2 (ja) シンバルの取付構造、ハイハットスタンド、及びクローズドハイハットアタッチメント
JP4020130B2 (ja) ドラム用フットペダル
JP2009237458A5 (ja)
US20140116229A1 (en) Percussion instrument
JP2005208555A5 (ja)
US10714061B2 (en) Go drum
JP2005208555A (ja) 電子打楽器
US9691366B2 (en) Hybrid drum apparatus
US5801320A (en) Foldable percussion synthesizer unit
JP6589548B2 (ja) 打楽器用ペダル装置
US7576275B2 (en) Drum lift
JP4978036B2 (ja) フットペダル装置及び打楽器装置
JP2009069848A (ja) 電子打楽器
JP2000322052A (ja) 鍵盤楽器の消音装置
JP2562460Y2 (ja) ドラムペダルのビータ構造
JP2005173274A (ja) 楽器用ペダル組立体
JP2006047976A (ja) ペダル接続装置、バスドラム
JP2716395B2 (ja) ドラムペダル
JP3198943U (ja) ペダル装置用アタッチメント
JP2000132169A (ja) アップライトピアノおよびグランドピアノ
US11854515B1 (en) Hi-hat drum pedal

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110712

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120223

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120321

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120403

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150427

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees