JP2562460Y2 - ドラムペダルのビータ構造 - Google Patents

ドラムペダルのビータ構造

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JP2562460Y2
JP2562460Y2 JP1993003388U JP338893U JP2562460Y2 JP 2562460 Y2 JP2562460 Y2 JP 2562460Y2 JP 1993003388 U JP1993003388 U JP 1993003388U JP 338893 U JP338893 U JP 338893U JP 2562460 Y2 JP2562460 Y2 JP 2562460Y2
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beater
drum
rod
pedal
hitting
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芳輝 星野
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星野楽器株式会社
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    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10DSTRINGED MUSICAL INSTRUMENTS; WIND MUSICAL INSTRUMENTS; ACCORDIONS OR CONCERTINAS; PERCUSSION MUSICAL INSTRUMENTS; AEOLIAN HARPS; SINGING-FLAME MUSICAL INSTRUMENTS; MUSICAL INSTRUMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G10D13/00Percussion musical instruments; Details or accessories therefor
    • G10D13/10Details of, or accessories for, percussion musical instruments
    • G10D13/12Drumsticks; Mallets

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Multimedia (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)
  • Golf Clubs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はドラムペダルのビータ
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なドラムペダルの一例を図7およ
び図8に示す。このドラムペダル100はビータ部11
0と作動部120とペダル部130とからなり、公知の
クランプなどの固定部材105によってバスドラム14
0に固定されている。符号101はベース、102は支
柱、103はビータ復帰用スプリング、Sはドラムスタ
ンドである。
【0003】ビータ部110はロッド111とビータ本
体112とからなり、前記ロッド111が後述する作動
部120のビータ回動軸121に固定されている。ビー
タ本体112はフェルトなどからなり、前記ロッド11
1が挿通され締付ナット113によって前記ロッド11
1の先端に取り付けられている。
【0004】作動部120はビータ回動軸121とホイ
ル部材122とチェーン123よりなる。ビータ回動軸
121は前記支柱102の先端に回動自在に枢支されて
いて、前記ロッド111と当該ロッド111と一体に回
動するホイル部材122が取り付けられている。
【0005】ホイル部材122はスプロケットまたは部
分スプロケットなどからなり、その外周には一端を前記
ホイル部材122に固定されたチェーン123が巻着さ
れている。
【0006】そして、チェーン123の他端はペダル部
130のフットペダル131の先端に接続されていて、
図7および8に示されるように、該フットペダル131
を踏み込むことにより前記チェーン123が引き下げら
れ、ホイル部材122が回動しもってロッド111が回
動してビータ本体112がバスドラム140のドラムヘ
ッド141を打叩する。
【0007】ところが、このような構成のビータ部11
0にあっては、図8の2点鎖線で示されるように、ビー
タ本体112とドラムヘッド141との打叩部が点状と
なる傾向があり、従って打叩時のインパクトが弱く力強
い音質が得られにくなるという問題がある。
【0008】また、前述したように、ビータ本体112
全体がフェルトよりなるため、ビータのコストが高くな
るという問題もあった。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】この考案は、上記した
問題点に鑑み提案されたものであって、インパクトのあ
る力強い音色を得ることができるだけでなく、安価なド
ラムペダルのビータ構造を提供しようとするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、この考案は、
ペダル操作によって回動するロッド先端のビータ本体が
ドラムを打叩するようにしたドラムペダルにおいて、前
記ビータ本体に、打叩時におけるドラムヘッド面と略一
致するように前記ロッドに対して角度をもった傾斜面よ
りなる打叩面を形成したことを特徴とするドラムペダル
のビータ構造に係る。
【0011】
【実施例】以下添付の図面に従ってこの考案を詳細に説
明する。図1はこの考案のビータ構造が用いられたドラ
ムペダルの一例を示す側面図、図2はその拡大図、図3
は図1のビータ構造を示す側面図、図4はこの考案のビ
ータ構造によってドラムヘッドを打叩した状態を示す側
面図、図5はこの考案の他の例を示す断面図、図6はそ
の6−6線における断面図である。
【0012】図1および図2に示されたように、この考
案のビータ構造10は図7および図8に示した従来のド
ラムペダル100に形成され、バスドラム140のドラ
ムヘッド141をビータ本体の打叩面全体で打叩する。
図中の符号において、図7および図8と同一の符号は同
一の部材を示す。
【0013】このビータ構造10は、ロッド11と前記
ロッド11の先端に一体に設けられたビータ本体12と
からなる。ロッド11は、取付部材30を介して前記ビ
ータ回動軸121に固定される。
【0014】ビータ本体12は、図3および図4に示さ
れるように、プラスチックなどからなり、その前面にフ
ェルト材などの打叩部材15を備えた打叩面13が形成
されている。この打叩面13は、前記ロッド11に対し
て適宜の角度θを有する傾斜面よりなり、その角度θ
は、前記バスドラム140の後方に取り付けられたドラ
ムスタンドSによって若干前傾に固定されたドラム14
0の傾きθ1と、ビータ本体12がドラムヘッド141
を打叩する際のロッド11の傾きθ2との和にほぼ等し
くなるように構成される。
【0015】前記打叩面13の角度θは、前記打叩面1
3をドラムヘッド141に対して面接触させるためのも
ので、前記ビータ本体12の打叩面13がドラムヘッド
141を打叩する瞬間に、当該ドラムヘッド141の傾
きと打叩面13との傾きとがほぼ一致するように設定さ
れる。
【0016】それによって、前記ドラムヘッド141を
ビータの打叩面13全体で打撃することができ、輪郭の
はっきりしたアタックの強い音色を得ることができる。
また、打撃時のインパクトが強く、音の抜けが良くな
る。さらに、前記ドラムヘッド141が部分的にへこん
だりせず、その耐久性が向上する。
【0017】前記打叩面13を構成する傾斜面の傾きθ
は、取り付けられるドラムヘッドの傾きおよび当該ドラ
ムヘッドを打叩する際のロッドの傾斜に応じて適宜に形
成することができる。この実施例では、ドラム140の
傾きθ1は2°であるためドラムヘッド141の傾きも
2°である。一方、ドラムヘッド141を打叩する際の
ロッド11の傾きが2°に調整されているので、前記ロ
ッド11に対するビータ本体12の打叩面13の傾斜は
4°に形成される。
【0018】なお、前記ビータ本体12の背面側にも、
同様の傾きθ3を有する傾斜面からなる打叩面14を形
成してもよい。それによって、ビータの裏側を用いても
ドラムを打叩することができ、一つのビータでフェルト
面とプラスチック面との二つの音色を使い分けることが
できる。
【0019】また、打叩部材15を、フェルトの代わり
に、木板、ゴム板など他の材質によって構成することに
より、種々の打叩フィーリングや音色が得られる。
【0020】また、図5および図6に示されるように、
ロッド31の先端に金属板などを断面U字状に屈曲した
適宜重さの錘材20を設け、前記ビータ本体32と一体
に成形することも可能である。それによって、重さの異
なったビータ本体32を容易に得ることができる。符号
33は打叩面、35は打叩部材である。この錘材20
は、要求されるビータの重量に応じて適宜の形状に形成
され、溶接などによってロッド31に固定される。
【0021】
【考案の効果】以上図示し説明したように、この考案の
ドラムペダルのビータ構造によれば、ビータ本体の打叩
面の傾きが、打叩の瞬間にドラムヘッドの傾きと一致す
る。そのため、ビータの打叩面がドラムヘッドを面で打
叩することができ、打叩時のインパクトが強く力強い音
質を得ることができる。
【0022】また、ビータ本体において、フェルトによ
って構成されている部分が少ないのでそのコストを低く
抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のビータ構造が用いられたドラムペダ
ルの一例を示す側面図である。
【図2】その拡大図である。
【図3】図1のビータ構造を示す側面図である。
【図4】この考案のビータ構造によってドラムヘッドを
打叩した状態を示す側面図である。
【図5】この考案の他の例を示す断面図である。
【図6】その6−6線における断面図である。
【図7】従来のドラムペダルのビータ構造の一例を示す
バスドラムの側面図である。
【図8】そのドラムペダル部を拡大した側面図である。
【符号の説明】
10 ビータ構造 11 ロッド 12 ビータ本体 13 打叩面 15 打叩部材 θ 打叩面とロッドとの角度

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペダル操作によって回動するロッド先端
    のビータ本体がドラムを打叩するようにしたドラムペダ
    ルにおいて、前記ビータ本体に、打叩時におけるドラム
    ヘッド面と略一致するように前記ロッドに対して角度を
    もった傾斜面よりなる打叩面を形成したことを特徴とす
    るドラムペダルのビータ構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記打叩面が、ロッ
    ドに対し約4°の傾斜面によって形成されているドラム
    ペダルのビータ構造。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記打叩面がビータ
    本体の背面側にも設けられているドラムペダルのビータ
    構造。
JP1993003388U 1993-01-12 1993-01-12 ドラムペダルのビータ構造 Expired - Lifetime JP2562460Y2 (ja)

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US08/125,313 US5427010A (en) 1993-01-12 1993-09-21 Beater for drum pedals
DE4337914A DE4337914C2 (de) 1993-01-12 1993-11-06 Baßtrommelvorrichtung mit einer Pedaleinrichtung

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JPH0655188U JPH0655188U (ja) 1994-07-26
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DE4337914C2 (de) 1999-08-12
DE4337914A1 (de) 1994-07-14
US5427010A (en) 1995-06-27
JPH0655188U (ja) 1994-07-26

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