JP2013140551A - 自動販売機 - Google Patents

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Abstract

【課題】商品収容室への熱伝導をなくし、熱ロスをなくすことができる自動販売機を提供する。
【解決手段】前面に開口を有する本体キャビネットの内部に断熱ボード材17を付設することにより形成された商品収容室20と、本体キャビネットに開閉可能に配設され、閉動作した場合に商品収容室20の前面開口を閉成する内扉と、鋼板を屈曲加工して形成され、かつ商品収容室20の前面開口の一側縁部に沿って延在する長尺状の補強フレーム材31Aと、商品収容室20の内方に突出する態様で設けられた補強フレーム材31Aの取付部313Aに取り付けられ、かつ内扉が商品収容室20の前面開口を閉成する場合に自身が弾性変形して商品収容室20を気密に保持する化粧枠部材32Aとを備え、化粧枠部材32Aを商品収容室20の左右側壁を形成する断熱ボード材17の前端域にある補強フレーム材31Aの取付部313Aに取付ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動販売機に関し、より詳細には、例えば缶入り飲料やペットボトル飲料等の商品を販売する自動販売機に関するものである。
従来、例えば缶入り飲料やペットボトル飲料等の商品を販売する自動販売機としては、前面が開口した直方状の本体キャビネット(自動販売機本体)の内部に断熱構造を有する商品収容室が設けられている。この商品収容室を断熱仕切板で仕切ることにより複数の商品収納庫が設けられ、この商品収納庫の内部雰囲気を加熱若しくは冷却することによって該商品収納庫の内部に収容された商品を所望の温度状態に維持するようにしている。
例えば、ホット商品を販売する場合には、商品収納庫の内部を加熱ヒータにより55℃程度に加熱する一方、コールド商品を販売する場合には、商品収納庫の内部を冷却ユニットにより5℃程度に冷却しており、利用者の選択した商品をそれぞれ最適販売温度で提供するようにしている。
この種の自動販売機を図4に示す。図4は、外扉開放状態における自動販売機の斜視図である。ここで例示する自動販売機は、例えば缶入り飲料やペットボトル飲料等の商品を販売するためのもので、自動販売機本体である本体キャビネット10を備えている。尚、本実施の形態においては、自動販売機を正面から見た場合の左方を左側とし、自動販売機を正面から見た場合の右方を右側として説明する。
本体キャビネット10は、複数の金属板を適宜組み合わせることによって構成したもので、前面が開口した直方状に構成してある。より具体的には、天板11、一対の側板12、13、底板14、背板15(図5参照)を接合することによって直方状の本体キャビネット10を構成するようにしている。一対の側板12、13は、それぞれ底板14よりも下方に延在しており、互いの間に基台板16を接合してある。
このような本体キャビネット10においては、天板11、左側板12、右側板13、底板14及び背板15に沿って断熱ボード材17を付設することにより、図5に示すような断熱構造を有する商品収容室20が設けてある。ここで、天板11に付設された断熱ボード材17は、商品収容室20の天壁を構成し、左側板12、右側板13に付設された断熱ボード材(左側板12に付設された断熱ボード材17及び右側板13に付設された断熱ボード材17)は、それぞれ商品収容室20の一対の側壁を構成し、底板14に付設された断熱ボード材17は、商品収容室20の底壁を構成し、背板15に付設された断熱ボード材17は、商品収容室20の背壁を構成している。
このような商品収容室20には、複数(図示の例では2つ)の断熱仕切板21により複数の独立した商品収納庫22が左右に並設してある。
これら商品収納庫22は、缶入り飲料やペットボトル飲料等の商品を所望の温度に維持した状態で収容するためのものである。各商品収納庫22には、それぞれの上方部に、商品投入口を通じて投入された商品を横倒し姿勢で収容するための商品収納ラック23が配設してある一方、商品収納庫22によって区画される搬出シュータ24の下方に熱交換器(図示せず)が配設してあり、該熱交換器により、商品収納ラック23に収納された飲料缶やペットボトルを所望の冷却温度、あるいは加熱温度に維持することが可能である。
上記自動販売機には、本体キャビネット10の左側縁部に内扉40及び外扉50がそれぞれ開閉可能に配設してある。内扉40は、本体キャビネット10に設けた商品収容室20の前面を覆うのに十分な大きさを有したものであり、断熱構造を有するものである。かかる内扉40は、閉動作した場合に、商品収容室20の前面開口を閉成するものである。尚、図示の例では、内扉40を上下に分割し、それぞれ個別に開閉できるようにしてある。
外扉50は、本体キャビネット10の前面開口を覆うのに十分な大きさを有したものである。この外扉50には、図には明示しないが、その前面側にディスプレイウィンドウ、商品選択ボタン、硬貨投入口、紙幣挿入口、一体表示器、硬貨返却口及び商品取出口51が設けてある一方、外扉50の後面側には、硬貨処理装置52、硬貨回収ボックス53及び紙幣処理装置54が設けてある。
ディスプレイウィンドウは、外扉50の内部に配設されたディスプレイ台に載置される商品見本等を利用者に視認させるための窓であり、透明なアクリル樹脂等で形成されている。商品選択ボタンは、利用者が購入商品を選択するための押しボタンスィッチであり、ディスプレイウィンドウを通じて視認される商品見本毎に用意してある。
硬貨投入口は、利用者が硬貨を投入するための開口である。この硬貨投入口を通じて投入された硬貨は、硬貨処理装置52においてその金種が識別され、その後、硬貨回収ボックス53に収容されることになる。
紙幣挿入口は、利用者が紙幣を挿入するための開口である。この紙幣挿入口を通じて挿入された紙幣は、紙幣処理装置54においてその金種が識別されることになる。また上記紙幣挿入口は、紙幣処理装置54において識別できなかった紙幣を返却するための機能を有している。
一体表示器は、貨幣の投入金額、販売中であるか否か、釣銭があるか否か等、各種情報を利用者に表示するためのものである。硬貨返却口は、硬貨処理装置52において識別できなかった硬貨、あるいは釣銭となる硬貨を利用者に返却するための開口である。商品取出口51は、商品収納ラック23から払い出された商品を利用者が受け取るための開口である。
上述したように、商品収容室20は、本体キャビネット10の内部にボード状の断熱部材17を付設することにより形成されており、前面が開口している。このような商品収容室20の前面開口のそれぞれの側縁部には、長尺状の補強フレーム材31が配設されているとともに、補強フレーム材31には、化粧枠部材32が取り付けられている。
以下において、図面を参照しながら従来の補強フレーム材31、化粧枠部材32の構成について説明する。図5は、商品収容室20を上方から見た場合を示す本体キャビネット10の断面平面図である。図6は、従来の商品収容室20の要部を拡大して示す拡大断面平面図であり、商品収容室20の前面開口の左右縁部の構成を示している。
図6に示すように、商品収容室20の前面開口の左右縁部には、左右縁部に沿って上下方向に延在した長尺状の補強フレーム材31が配設されている。この補強フレーム材31は、鋼板を屈曲加工して形成したものであり、本体キャビネット10の補強材としての機能を有している。このような補強フレーム材31は、図6、図7に示すように、前端部311が商品収容室20(本体キャビネット10)の内方に延在するようにそれぞれ折り曲げてある。また、補強フレーム材31の略中央部には、補強部312が形成してある。補強部312は、横断面がコ字状となる態様で折り曲げた部分であり、本体キャビネット10の内方に向けてそれぞれ張り出すように形成してある。補強フレーム材31の後端には、取付部313が形成してある。取付部313は、横断面がL字形状となる態様で折り曲げた部分であり、商品収容室20(本体キャビネット10)の内方に向けて延在する内方延在部313と、後方に向けて延在する後方延在部313で形成され、内方延在部313の後方に向けて延在する後方延在部313は、商品収容室20に対向する態様で設けてある。
この補強フレーム材31の取付部313には、化粧枠部材32が取り付けられている。化粧枠部材32は、弾性材(例えばPP樹脂)から形成されたものであり、押し出し成型により一体成形したものを商品収容室20の開口長に合わせて切断して製作されたものである。そして、内扉40を閉動作させて商品収容室20の前面開口を閉成した場合に、自身が弾性変形して商品収容室20を気密に保持する機能を有している。このような化粧枠部材32は、図6、図8に示すように、化粧枠部材32の基部321の前方に被覆部324、及びシール部325が形成してある。被覆部324は、補強フレーム材31の取付部313の前面にあり、外側斜め後方に向けて延在している。この被覆部324は、内部に中空部326を有し、補強フレーム材31の取付部313(内方延在部313)の前面に圧縮された状態で当接している。シール部325は、被覆部324の前方側に形成してあり、内扉40を閉動作させた場合に該内扉40に当接するものである。
この補強フレーム材31は、上述したように鋼板から形成されているために熱伝導性を有しており、化粧枠部材32を取り付ける取付部313の後方延在部313を通じて商品収容室20の内部へ熱伝導を惹起して熱ロスの原因となっている。そこで後方延在部313に複数個所の切り欠きを設けることで、商品収容室への熱伝導面積をできるだけ少なくし、熱ロスの低減を図った発明が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2011−108095号公報
ところが、上述したような補強フレーム材31は、化粧枠部材32を取り付ける取付部313の後方延在部313が商品収容室に対向しているため、自動販売機外部からの熱は、自動販売機の外表面である本体キャビネット10、本体キャビネット10に当接する補強フレーム材31、補強フレーム材31の取付部313の後方延在部313に熱伝導され、後方延在部313を通じて商品収容室20への熱伝導による熱ロスを確実に回避することはできないという課題があった。
本発明は、上記実情に鑑みて、前面開口の一側縁部に沿って延在する長尺状の補強フレーム材31を構成する取付部313(後方延在部313)からの商品収容室20への熱伝導をなくし、熱ロスをなくすことができる自動販売機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る自動販売機は、前面に開口を有する自動販売機本体の内部に断熱ボード材を付設することにより形成された断熱構造の商品収容室と、前記自動販売機本体に開閉可能に配設され、閉動作した場合に前記商品収容室の前面開口を閉成する扉体と、鋼板を屈曲加工して形成され、かつ前記商品収容室の前面開口の一縁部に沿って延在する長尺状の補強フレーム材と、前記動販売機本体の内方に突出する態様で設けられた前記補強フレーム材の取付部に取り付けられ、かつ前記扉体が前記商品収容室の前面開口を閉成する場合に自身が弾性変形して該商品収容室を気密に保持する化粧枠部材とを備えた自動販売機において、前記補強フレーム材は前記商品収容室の左右側壁を形成する断熱ボードの前端域に取付部を有し、前記化粧枠部材を前記補強フレーム材の取付部に取り付けたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る自動販売機は、前記補強フレーム材の取付部は、補強フレーム材の端部が商品収納庫の外方を向くように折り返して形成された密着曲げ部を有し、前記化粧枠部材は、前記補強フレーム材の端部に係合する係合部と、断熱ボード材を保持するための支持部を有していることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る自動販売機は、前記補強フレーム材の取付部は、前記化粧枠部材を係止する突起部を有したことを特徴とする。
本発明の自動販売機によれば、化粧枠部材を商品収容室の左右側壁を形成する断熱ボードの前端域にある補強フレーム材の取付部に取付けることにより、従来のように商品収容室に対向する態様で設けてある補強フレーム材の取付部(後方延在部)をなくすることができるため、補強フレーム材から商品収容室内部への熱伝導がなくなり、外部からの熱伝導による熱ロスを大幅に低減できる。
図1は、本発明の実施の形態である商品収容室の要部を拡大して示す拡大断面平面図であり、図1(a)は、その左側縁部、図1(b)は、その右側縁部である。 図2は、図1(a)に示した本発明の補強部材の拡大斜視図である。 図3は、図1(a)に示した本発明の化粧枠部材の拡大斜視図である。 図4は、外扉開放状態における自動販売機を示し、自動販売機の内部構造を示す斜視図である。 図5は、商品収容室を上方から見た場合を示す本体キャビネットの断面平面図である。 図6は、従来の商品収容室の要部を拡大して示す拡大断面平面図であり、図6(a)は、その左側縁部、図6(b)は、その右側縁部である。 図7は、図6(a)に示した従来の補強部材の拡大斜視図である。 図8は、図6(a)に示した従来の化粧枠部材の拡大斜視図である。 図9は、本発明の別の実施の形態である商品収容室の要部を拡大して示す拡大断面平面図であり、図9(a)は、その左側縁部、図9(b)は、その右側縁部である。 図10は、図9(a)に示した本発明の補強部材の拡大斜視図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明に係る自動販売機の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態である商品収容室の要部を拡大して示す拡大断面平面図であり、図1(a)は、その左側縁部、図1(b)は、その右側縁部である。この図1(a)、図1(b)にも示すように、商品収容室20の前面開口の両側縁部には、本発明に係る補強フレーム材31A、及び化粧枠部材32Aがそれぞれ配設してある。
ここで、右側縁部の補強フレーム材31A、化粧枠部材32Aは、左側縁部の補強フレーム材31A、化粧枠部材32Aと同様の構成、機能を有していることから同一の符号を付すこととし、左側縁部の補強フレーム材31A、化粧枠部材32Aについてのみ説明し、右側縁部の補強フレーム材31A、化粧枠部材32Aの説明は重複するため省略する。
また、本発明に係る補強フレーム材31Aは、従来の補強フレーム材31に対し、取付部313の形状のみが相違するため、その部位の符号のみ末尾にAを付し、それ以外の共通する部位においては同一の符号を付す。また、本発明に係る化粧枠部材32Aは、従来の化粧枠部材32に対し、基部321、係合部322、支持部323のみ相違するため、その部位の符号のみ末尾にAを付し、それ以外の共通する部位においては同一の符号を付すこととする。
本発明に係る補強部材31Aは、図1、図2に示すように、取付部313Aは、商品収容室20(本体キャビネット10)の後方側に略180°に折り曲げたダブルホールド加工による密着曲げ部314を有している。また、左右の補強フレーム材31Aは、左右の補強フレーム材31Aの取付部313Aの密着曲げ部314の密着曲げ幅Wのみが異なる略鏡面対称の断面形状で形成されており、従来の補強フレーム材31にあるように後方に向けて延在する後方延在部313を有していない。また、ダブルホールド加工による密着曲げ部314の密着曲げ幅Wのみが異なるため、ロールフォーミング成形による曲げ加工を同一成形型でL曲げ加工も同一工程で行なうことができる。それにより図6に示す従来の補強部材31のように、L曲げ長さが異なることにより、同一成形型でのロールフォーミング成形が出来ず、L曲げ加工のみ別工程で行なうといった対応が不要となる。

本発明に係る化粧枠部材32Aは、図1、図3に示すように、補強フレーム材31Aの取付部313Aのダブルホールド加工による密着曲げ部314の先端部に係合させるための係合部322Aを有している。この係合部322Aは、係合面322A1を有した突起形状で形成されている。そして、補強フレーム材31Aの取付部313Aのダブルホールド加工による密着曲げ部314の先端部に化粧枠部材32Aの係合部322A(係合面322A1)を係合させた後、図示せぬネジにより、化粧枠部材32Aを補強フレーム材31Aに締結させることにより、化粧枠部材32Aは補強フレーム材31Aに取り付けられる。また、商品収容室20の内方側には、断熱ボード材17を保持するために後方に延在した支持部323Aを有している。これにより、左右の化粧枠部材32Aは図1(a)、(b)に示すように、断熱ボード材17の幅が左右で異なっても、補強フレーム材31Aの取付部313Aのダブルホールド加工による密着曲げ部314の密着曲げ幅Wを断熱ボード材17の厚みに応じた幅に変更することにより、係合部322Aの係合面322A1と、断熱ボード材17を保持する支持部323Aにおける支持面323A1(断熱ボード材と当接する面)との水平間距離H(図3参照)を同じ長さにすることが可能となり、左右の化粧枠部材32は、その断面形状を鏡面対称とすることができる。また、図1、図3に示す本発明に係る化粧枠部材32Aの係合部322Aが、図6、図8に示す従来の化粧枠部材32の係合部322の機能(補強フレーム部材への係合)を有し、本発明に係る化粧枠部材32Aの支持部323Aが、従来の化粧枠部材32において後方へ延在する支持部323の機能(断熱ボード材17の保持)を有している。
以上説明したように、本発明の実施の形態である自動販売機において、本体キャビネット10の左右縁部に配設した補強フレーム材31Aは、左右側壁を形成する断熱ボード17の前端域に化粧枠部材32Aの取付部313Aを設けたことにより、従来の補強フレーム材31における商品収容室20の内方に向けて延在し、さらに後方に向けて延在する取付部(従来の補強部材31における後方延在部313)を無くすることができるため、補強フレーム材31Aから商品収容室20への熱伝導がなくなり、商品収容室20への外部からの熱ロスを大幅に低減することができ、自動販売機の省エネルギー化に貢献する。
また、補強フレーム材31Aの断面形状を取付部313Aの密着曲げ部314の密着曲げ幅Wのみが異なる断面形状とすることで、同一のロールフォーミング成形型による曲げ加工が同一工程でできるため、補強フレーム材31Aの加工、組立時における段取り替えの煩雑さ、別工程でのL曲げ加工不要化による工数低減が図れる。
さらに、補強フレーム材31Aに取り付ける化粧枠部材32Aにおいて、補強フレーム材31Aの取付部313Aの密着曲げ部314の先端部に係合する位置に係合部322A(係合面322A1)を有した断面形状とし、補強フレーム材31Aの取付部313Aの密着曲げ部314の密着曲げ幅Wを可変長さとすることにより、係合部322Aの係合面322A1と、断熱ボード材17と当接する支持部323Aの支持面323A1との水平間距離Hを左右同一とすることができる。それにより自動販売機の製品幅や、商品収容室20に搭載する商品収納ラック23の種類(缶商品販売ラック、PET商品販売ラック等)、個数等により、断熱ボード材17の幅が異なっても、補強フレーム材31Aの取付部313Aの密着曲げ部314の密着曲げ幅Wの長さのみ変更することで同一断面の化粧枠部材32Aを使用することが可能となり、化粧枠部材32Aの共通化が図れる。
また、図6に示すように、従来の補強フレーム材31の取付部313においては、商品収容室20の後方に向けて延在する後方延在部313は、商品収容室20に対向する態様で設けてあるため、その後方延在部313と本体キャビネット10の内壁面に、断熱ボード材17とは別部品の断熱材18を挿入し、後方延在部313と本体キャビネット10の内壁面の空間を塞ぐことで外部からの熱を断熱していたが、本発明における補強フレーム材31Aには、商品収容室20に面している従来の補強部材31の後方延在部313が存在しないため、断熱ボード材17を補強フレーム材31Aの取付部313Aに当接する位置まで一体品として形成することができ、外部断熱のために内壁面の空間塞ぎとして使用していた断熱材18も不要となる。
なお、上述した補強部材31Aは、図1、図2に示すように、取付部313Aは、商品収容室20(本体キャビネット10)の後方側に略180°に折り曲げたダブルホールド加工による密着曲げ部314を有し、化粧枠部材32Aの係合部322Aを、補強部材31Aの密着曲げ部314の先端部に係合させることで化粧枠部材32Aを補強フレーム材31Aに取り付けるようにしている。ここで別の実施の形態として、図9、図10に示すように、補強部材31Aの取付部313Aにある密着曲げ部314の代わりに、補強部材31Bの取付部313Bに突起部315を複数箇所設ける。この突起部315は、バーリング加工による突起やダボ突起などで形成されており、この突起部315に化粧枠部材32Aの係合部322Aを係止させる。また、断熱ボード材17の幅に応じて、化粧枠部材32Aの係合部322Aを係止する突起部315の位置を変更することにより、上述した発明と同様の効果を得る事ができる。
以上のように、本発明に係る自動販売機は、例えば缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の商品を販売するのに有用である。
10・・・本体キャビネット、 11・・・天板、 12・・・側板、 13・・・側板、 14・・・底板、 15・・・背板、 16・・・基台板、 17・・・断熱ボード材、 18・・・断熱材、 20・・・商品収容室、 21・・・断熱仕切板、 22・・・商品収納庫、 23・・・商品収納ラック、 24・・・商品シュータ、 31(31A、31B)・・・補強フレーム材、 311・・・前端部、 312・・・補強部、 313(313A、313B)・・・取付部、 313・・・後方延在部、 313・・・内方延在部、 314・・・密着曲げ部、315・・・突起、 密着曲げ幅・・・W、 32(32A)・・・化粧枠部材、 321(321A)・・・基部、 322(322A)・・・係合部、 3221(322A1)・・・係合面、 323(323A)・・・支持部、323A1・・・支持面、 324・・・被覆部、 325・・・シール部、 326・・・中空部、 水平間距離・・・H、 40・・・内扉、 50・・・外扉













Claims (3)

  1. 前面に開口を有する自動販売機本体の内部に断熱ボード材を付設することにより形成された断熱構造の商品収容室と、
    前記自動販売機本体に開閉可能に配設され、閉動作した場合に前記商品収容室の前面開口を閉成する扉体と、
    鋼板を屈曲加工して形成され、かつ前記商品収容室の前面開口の一縁部に沿って延在する長尺状の補強フレーム材と、
    前記動販売機本体の内方に突出する態様で設けられた前記補強フレーム材の取付部に取り付けられ、かつ前記扉体が前記商品収容室の前面開口を閉成する場合に自身が弾性変形して該商品収容室を気密に保持する化粧枠部材と、
    を備えた自動販売機において、
    前記補強フレーム材は前記商品収容室の左右側壁を形成する断熱ボードの前端域に取付部を有し、
    前記化粧枠部材を前記補強フレーム材の取付部に取り付けたことを特徴とする自動販売機。
  2. 前記補強フレーム材の取付部は、補強フレーム材の端部が商品収納庫の外方を向くように折り返して形成された密着曲げ部を有し、
    前記化粧枠部材は、前記補強フレーム材の端部に係合する係合部と、断熱ボード材を保持するための支持部を有していることを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. 前記補強フレーム材の取付部は、前記化粧枠部材を係止する突起部を有したことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
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