JP4735447B2 - 自動販売機 - Google Patents

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この発明は、断熱筐体として構成された本体キャビネットの商品収納庫を断熱仕切板により左右に複数の商品収納室に仕切り、断熱仕切板により区画された各商品収納室ごとに商品収納ラックを搭載した自動販売機に関する。
缶飲料,ペットボトルなどの商品を販売する一般的な自動販売機の構成を図3に示す。図3は缶,ペットボトルなどの商品を販売する自動販売機の斜視図であり、図において、1は前面が開放した本体キャビネットであり、この本体キャビネット1は鋼板製の外箱の内側、すなわち、上壁,左右側壁,背壁および底壁1aにウレタンフォームからなる断熱ボードを配設して断熱筐体として構成されている。前記本体キャビネット1の断熱ボードで囲まれた商品収納庫内は断熱仕切板2により左右方向に複数の商品収納室3,4,5に区画されている。各商品収納室3,4,5には、缶飲料、ペットボトルなどの商品を収納するとともにその下端に商品を搬出する商品払出機構を有する商品収納ラックR(この例ではサーペンタイン式と呼ばれる蛇行した商品通路を有する商品収納ラック)がそれぞれ収設され、また、各商品収納室3,4,5から払い出された商品を搬出するシュートCの背後には、それぞれの商品収納室3,4,5を冷却もしくは加熱して商品収納ラックに収納した商品を冷蔵(コールド)・温蔵(ホット)状態に保存する冷却/加熱ユニット若しくは冷却ユニットが配設されている。本体キャビネット1の底壁1aの下部は機械室として形成され、この機械室には前記冷却/加熱ユニットの冷却ユニットと冷凍サイクルを構成する冷凍機のコンデンシングユニットが配設されている。なお、冷却ユニットのみが配設された商品収納室はコールド専用室、冷却/加熱ユニットが配設された商品収納室はホット/コールド室に兼用されている。
図3において、6は本体キャビネット1の前面にヒンジにより開閉自在に装着された外扉である。この外扉6の前面には良く知られているようにディスプレイ台に載置された商品見本のディスプレイ室が形成され、このディスプレイ室の前面を覆う透明板には各商品見本に対応して設けられた商品選択ボタンを備えた商品選択ボタンユニットが配設されている。また、前記外扉6の前面には、外扉6の背面に取付けられた硬貨処理装置7および紙幣処理装置8の硬貨投入口および紙幣投入口、硬貨処理装置7の釣銭返却口、商品取出口9、返却レバー、シリンダー錠付きのハンドルロック装置などが組付けられている。10は本体キャビネット1における商品収納庫の前面を閉塞する内扉であり、この例では内扉が上下に分割されており、下部内扉には各商品収納室3〜5の下部に配置されたシュートCと対峙する位置に搬出扉10aにより閉塞された商品搬出口が設けられている。この搬出扉10aは上端を軸支されて商品搬出口を常時は閉塞しており、シュートCから搬出される商品により押し開かれるように形成されている。
前記本体キャビネット1における商品収納庫を左右に仕切る断熱仕切板2は図4に示すようにねじにより固定されている(例えば、特許文献1)。図4は図3のA部、すなわち、断熱仕切板2の取付けを示す本体キャビネット1の上壁前面の要部拡大図である。図4において、11は断面L字状の縦フレーム材であり、この縦フレーム材11は商品収納庫の上壁の前方に配設した取付金具111と、同じく後方に配設した不図示の取付金具に架け渡されてねじS1により固着されている。この縦フレーム材11は各商品収納室3〜5の上端の左右にそれぞれ対向して配設されている。この左右一対の縦フレーム材11には横フレーム材12が接合されている。この横フレーム材12は商品収納ラックを吊下げ支持するものであり、断面C字状に形成されている。商品収納ラックを横フレーム12に吊下げ支持する方法は特開平11−306431号公報などに記載されており、商品収納ラックにおける左右一対のラック側板の上端に架け渡した断面C字状の取付金具を前記断面C字状の横フレーム材12に係合(断面C字状の鉤同士を係止させて結合)させ、両者をねじS2で締結するようにされている。
隣接する商品収納室、図4の場合には商品収納室3,4における前記縦フレーム材11相互間(商品収納室3の右端の縦フレーム材11と商品収納室4の左端の縦フレーム材11の間)には隙間が形成され、この隙間に断熱仕切板2が配設されている。この断熱仕切板2はウレタンフォームの断熱ボードからなり、前端にはパッキン2aが装着され、左右側面の上端には鋼板からなる補強材2bが固着されている。この補強材2bの前方には固定金具13がねじ止めされており、この固定金具13を本体キャビネット1の上壁前方に配設した取付金具111にねじS3により固定することによって取付けられている。
特開2005−78216号公報
前述したように従来の自動販売機においては断熱仕切板2の取付けにねじS3を用いて本体キャビネット1に固定するように構成されており、断熱仕切板2の取付けのためにねじの締付作業を必要とする。このように、断熱仕切板2の取付けのためにねじの締付作業を行われねばならず、その取付け作業が煩雑であるという課題を有する。そしてまた、断熱仕切板2を本体キャビネット1に固定するために専用の固定金具13を必要とするので部品点数が増加するという問題を有する。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、その目的は前記課題を解決し、断熱仕切板をねじや専用の部品を用いることなく固定することが可能な自動販売機を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明によれば、断熱筐体として形成された本体キャビネットの商品収納庫を左右方向に複数の商品収納室に仕切るとともにウレタンフォームの断熱ボードおよびこの断熱ボードを補強する構成部材からなる断熱仕切板を備え、前記断熱仕切板が隣接する商品収納室間に設けられた商品収納ラックを搭載するための構築部材相互間の隙間に配設されてなる自動販売機において、前記断熱仕切板を構築する構成部材に係合部を設ける一方、前記商品収納ラックを搭載するための構築部材に係合部を設け、前記断熱仕切板の構成部材と前記構築部材のそれぞれの係合部を係合させて前記断熱仕切板を本体キャビネットに固定したことを特徴とする(請求項1)。
また、本発明によれば、断熱仕切板は断熱ボードの上端に補強材を備えてなり、前記補強材を切り起して形成した係合片を係合部とすることができ(請求項2)、また、断熱仕切板は断熱ボードの上端に補強材を備えてなり、前記補強材を膨出させて形成した突起部を係合部とすることができ(請求項3)、さらに、構築部材は商品収納ラックを吊下げて支持する横フレーム材が接合された縦フレーム材であり、この縦フレーム材に孔を形成して係合部とするのが好適である(請求項4)。
前述したように構成された請求項1にかかる発明によれば、断熱仕切板を構築する構成部材に係合部を設ける一方、前記商品収納ラックを搭載するための構築部材に係合部を設け、前記断熱仕切板と前記構築部材のそれぞれの係合部を係合させて前記断熱仕切板を固定するように構成したことにより、ねじを用いることなく断熱仕切板を固定することができるので断熱仕切板の取付け作業を簡単に短時間に行うことができる。
また、断熱仕切板は断熱ボードの上端に補強材を備えてなり、前記補強材を切り起して形成した係合片を係合部とし(請求項2)、或いは断熱仕切板は断熱ボードの上端に補強材を備えてなり、前記補強材を膨出させて形成した突起部を係合部とし(請求項3)、構築部材は商品収納ラックを吊下げて支持する横フレーム材が接合された縦フレーム材であり、この縦フレーム材に孔を形成して係合部とする(請求項4)ことにより、それぞれの構築部材に形成した係合部により断熱仕切板を固定することができるので、断熱仕切板の固定のために専用の取付金具を追加装備する必要がなく、従来装置に対して部品点数を削減できる。
以下、本発明の実施の形態を図1に示す実施例に基づいて説明する。図1は断熱仕切板2の取付けを示す本体キャビネット1の上壁前面の要部拡大図(図3におけるA部に対応)である。なお、実施例の図中で図3,図4に示す部材と同一のものには同一の符号を付してその説明は省略する。
図1において、2で再び断熱仕切板を示し、この断熱仕切板2はウレタンフォームを所定形状(長方形)に裁断した断熱ボードとして形成され、断熱ボードの前端にパッキン2aが装着されるとともに断熱ボードの左右側面の上端には鋼板からなる補強材2bが固着されている。ここで、前記補強材2bが断熱仕切板2を構築する構成部材であり、この補強材2bが設けられている理由は次のとおりである。従来の断熱仕切板は断熱材としてウレタン樹脂を発泡させて形成されていた。具体的には、断熱仕切板の外郭となる浅底で一方が開放した2つの金属箱の開放面同士を重ね合わせて密閉した空間を形成し、この空間内にウレタン樹脂を注入して発泡させて一体化し、金属箱の前端にパッキンを取付けて形成されていた。このようにウレタン樹脂を発泡させて断熱材を形成すると、金属箱とウレタン樹脂が密着して両者を分離することができなくなる。このため、従来の断熱仕切板はリサイクルし難いという問題を有することから、ウレタンフォームを所定形状に裁断した断熱ボードが採用されるに至ったが、断熱ボードのみでは機械的強度が弱いことから断熱ボードの左右側面に鋼板からなる補強材2bが施されている。なお、断熱ボードの4つの周縁に補強フレームを施すこともある。
前述したとおりウレタンフォームからなる断熱ボードにおける左右側面の上端に固着された補強材2bは断熱仕切板2を構築する構成部材として備えられているものである。前記断熱仕切板2は隣接する商品収納室、図1の場合には商品収納室3,4における前記縦フレーム材11相互間に配設される。そして、断熱仕切板2の補強材2bには切り起しにより係合片2cが形成されている。この係合片2cが断熱仕切板2を構築する構成部材の係合部に相当する。
一方、商品収納ラックを吊下げ支持する横フレーム材12が接合された縦フレーム材11には断熱仕切板2の係合片2cに対応する位置に、前記係合片2cが嵌り込む孔11aが形成されている。前記縦フレーム材11が商品収納庫に搭載される商品収納ラックを搭載する構築部材に相当する。
なお、商品収納ラックを横フレーム材12に吊下げて支持する方法は図4に示す従来装置と同一であるので、ここではその説明を省略する。
次に、断熱仕切板2の取付けについて説明すると、前記縦フレーム材11と横フレーム材12とは商品収納庫内に組付ける前工程でラック支持アセンブリーとして組立られている。すなわち、ラック支持アセンブリーは縦フレーム材11に横フレーム材12を接合して格子状に形成されている。このように前もって組立られたラック支持アセンブリーを、まず、商品収納室3に組付ける。そして、商品収納室3の右端側に位置する縦フレーム材11の一方の脚片に沿って断熱仕切板2を配設する。このように配設された断熱仕切板2は前記縦フレーム材11の一方の脚片に立て掛けることにより直立姿勢に保持され、前記縦フレーム材11の一方の脚片が断熱仕切板2の仮止め部材として機能する。断熱仕切板2を前記縦フレーム材11の一方の脚片に立て掛けた状態において商品収納室4に縦フレーム材11と横フレーム材12からなるラック支持アセンブリーを組付ける。このとき、縦フレーム材11の孔11aに断熱仕切板2の係合片2cを嵌め込むことにより断熱仕切板2が本体キャビネット1に固定される。同様な方法により商品収納室4,5の間に断熱仕切板2を配設して断熱仕切板2を本体キャビネット1に固定する。
前述した実施例では断熱仕切板2の係合片2cを補強材2bと垂直になるように補強材2bから切り起して形成し、縦フレーム材11に対応する孔11aを形成した場合について説明したが、この実施例に限られるものではなく、例えば、断熱仕切板2の補強材2bの下縁から垂直方向に、かつ、前後方向に間隔をおいた2箇所に切り込みを入れて舌片を形成し、この舌片を補強材2bの面から僅かに浮き上がるように階段状の段差を付ける一方、縦フレーム材11の補強材2bと対峙する脚片に、前記舌片が嵌り込む下部が開放した溝を形成することもできる。この場合には、前述した断熱仕切板2の取付け方法に加えて、商品収納庫に縦フレーム材11と横フレーム材12からなるラック支持アセンブリーを組付けた後工程で断熱仕切板2を隣接する商品収納室における縦フレーム材11の相互間に挿入することにより断熱仕切板2を取付けることができる。この方法では、縦フレーム材11若しくは補強材2bの弾性変形を利用し、断熱仕切板2の装着時に縦フレーム材11若しくは補強材2bの舌片を弾性変形させて舌片を溝に嵌め込む。なお、この場合には縦フレーム材11若しくは補強材2bが塑性変形しないことが前提となる。
前述したように図1に示す実施の形態においては、断熱筐体として形成された本体キャビネット1の商品収納庫を左右方向に複数の商品収納室3〜5に仕切るとともにウレタンフォームの断熱ボードおよびこの断熱ボードを補強する構成部材(補強材2b)からなる断熱仕切板2を備え、前記断熱仕切板2が隣接する商品収納室間に設けられた商品収納ラックを搭載するための構築部材(縦フレーム材11)相互間の隙間に配設されてなる自動販売機において、前記断熱仕切板2を構築する構成部材(補強材2b)に係合部(係合片2c)を設ける一方、前記商品収納ラックを搭載するための構築部材(縦フレーム材11)に係合部(孔11a)を設け、前記断熱仕切板2の構成部材(補強材2b)と前記構築部材(縦フレーム材11)のそれぞれの係合部(係合片2c,孔11a)を係合させて前記断熱仕切板2を本体キャビネット1に固定することにより、ねじを用いることなく断熱仕切板2を本体キャビネット1に固定することができるので断熱仕切板2の取付け作業を簡単に短時間に行うことができ、また、断熱仕切板2の固定に専用の固定部品を用いる必要がないので部品点数を削減できる。
次に、本発明の異なる実施の形態を図2に示す実施例に基づいて説明する。図2は断熱仕切板2の取付けを示す本体キャビネット1の上壁前面の要部拡大図(図3におけるA部に対応)である。なお、実施例の図中で図1に示す部材と同一のものには同一の符号を付してその説明は省略する。
図2に示す実施の形態が図1に示す実施の形態と異なる点は、図1の実施の形態では断熱仕切板2の補強材2bに切り起しにより係合片2cを形成する一方、縦フレーム材11には前記断熱仕切板2の係合片2cと対応する位置にこの係合片2cが嵌り込む孔11aを形成しているのに対し、図2の実施の形態では断熱仕切板2の補強材2bに膨出した突起部2dを形成する一方、縦フレーム材11には前記補強材2bの突起部2dが嵌り込む孔11bを形成した点である。
図2に示した断熱仕切板2の補強材2bに設けられた突起部2dは補強材2bを絞り加工により前面側を補強材2bの板面に対して略垂直に膨出させるとともに後方に向かうに従って膨出量が漸減するように形成されている。図2においては前記突起部2dが縦フレーム材11の孔11bに嵌り込んで断熱仕切板2を固定した状態で、突起部2dが縦フレーム材11よりも高く突き出すようにその膨出量を誇張して描かれているが、突起部2dの膨出量は縦フレーム材11の板厚寸法程の高さがあれば足りるものである。なお、前記突起部2dが断熱仕切板2を構築する構成部材の係合部に相当する。
図2に示した断熱仕切板2の取付け方法は図1に示した実施の形態と同様であり、前もって組立られたラック支持アセンブリーを、まず、商品収納室3に組付ける。そして、商品収納室3の右端側に位置する縦フレーム材11の一方の脚片に沿って断熱仕切板2を配設する。このように配設された断熱仕切板2は前記縦フレーム材11の一方の脚片に立て掛けることにより直立姿勢に保持され、前記縦フレーム材11の一方の脚片が断熱仕切板2の仮止め部材として機能する。断熱仕切板2を前記縦フレーム材11の一方の脚片に立て掛けた状態において商品収納室4に縦フレーム材11と横フレーム材12からなるラック支持アセンブリーを組付ける。このとき、縦フレーム材11の孔11bに断熱仕切板2の突起部2dを嵌め込むことにより断熱仕切板2が本体キャビネット1に固定される。同様な方法により商品収納室4,5の間に断熱仕切板2を配設して断熱仕切板2を本体キャビネット1に固定する。
前述した断熱仕切板の取付け方法に代えて次の方法によっても断熱仕切板を取付けることができる。すなわち、商品収納庫に縦フレーム材11と横フレーム材12からなるラック支持アセンブリーを組付けた後工程で断熱仕切板2を隣接する商品収納室における縦フレーム材11の相互間に前方から挿入する。このとき、断熱仕切板2の補強材2bに設けた突起部2dは後方に向かうに従って膨出量が漸減するように形成されていることから突起部2dが縦フレーム材11における補強材2bと当接する一方の脚片を徐々に弾性変形させて浮き上がらせる。そして、突起部2dが孔2bに一致する位置まで押し込むと縦フレーム11の一方の脚片が元の状態に復帰して孔2bに嵌り込む。これにより突起部2dの前端縁が孔2bの孔縁に当接して断熱仕切板2が本体キャビネット1に固定される。
図2に示した実施の形態においては、断熱仕切板2の補強材2bに設けた突起部2dを後方に向かうに従って膨出量が漸減するように形成されており、断熱仕切板2を後者の方法、すなわち、ラック支持アセンブリーを商品収納室3に組付けた後工程で断熱仕切板を取付ける方法の場合に断熱仕切板2の取付けをスムーズに行うことができる。しかしながら、突起部2bの形状はこれに限定されるものではなく、例えば、膨出量が一定の箱形の突起部とすることもできるものである。
前述したように図2に示す実施の形態においては、断熱筐体として形成された本体キャビネット1の商品収納庫を左右方向に複数の商品収納室3〜5に仕切るとともにウレタンフォームの断熱ボードおよびこの断熱ボードを補強する構成部材(補強材2b)からなる断熱仕切板2を備え、前記断熱仕切板2が隣接する商品収納室間に設けられた商品収納ラックを搭載するための構築部材(縦フレーム材11)相互間の隙間に配設されてなる自動販売機において、前記断熱仕切板2を構築する構成部材(補強材2b)に係合部(突起部2d)を設ける一方、前記商品収納ラックを搭載するための構築部材(縦フレーム材11)に係合部(孔11b)を設け、前記断熱仕切板2の構成部材(補強材2b)と前記構築部材(縦フレーム材11)のそれぞれの係合部(突起部2d,孔11b)を係合させて前記断熱仕切板2を本体キャビネット1に固定することにより、ねじを用いることなく断熱仕切板2を本体キャビネット1に固定することができるので断熱仕切板2の取付け作業を簡単に短時間に行うことができ、また、断熱仕切板2の固定に専用の固定部品を用いる必要がないので部品点数を削減できる。
この発明は商品収納庫を断熱仕切板により左右に複数のホット室,コールド室に仕切り、ホット室,コールド室に商品収納ラックを収設した自動販売機に限らず、庫内を断熱仕切板により左右に複数の商品収納室に仕切って区画する装置に適用することができる。
本発明の実施の形態を示す本体キャビネットの上壁前面の要部拡大図である。 本発明の異なる実施の形態を示す本体キャビネットの上壁前面の要部拡大図である。 一般的な自動販売機の概略構成を示す斜視図である。 図3のA部拡大図である。
符号の説明
1 本体キャビネット
2 断熱仕切板
2b 補強材(構成部材)
2c 係合片(係合部)
2d 突起部(係合部)
3,4,5 商品収納室
11 縦フレーム(構築部材)
12 横フレーム
11a、11b 孔

Claims (4)

  1. 断熱筐体として形成された本体キャビネットの商品収納庫を左右方向に複数の商品収納室に仕切るとともにウレタンフォームの断熱ボードおよびこの断熱ボードを補強する構成部材からなる断熱仕切板を備え、前記断熱仕切板が隣接する商品収納室間に設けられた商品収納ラックを搭載するための構築部材相互間の隙間に配設されてなる自動販売機において、
    前記断熱仕切板を構築する構成部材に係合部を設ける一方、前記商品収納ラックを搭載するための構築部材に係合部を設け、前記断熱仕切板の構成部材と前記構築部材のそれぞれの係合部を係合させて前記断熱仕切板を本体キャビネットに固定したことを特徴とする自動販売機。
  2. 請求項1に記載の自動販売機において、断熱仕切板は断熱ボードの上端に補強材を備えてなり、前記補強材に切り起しにより係合片を形成して係合部としたことを特徴とする自動販売機。
  3. 請求項1に記載の自動販売機において、断熱仕切板は断熱ボードの上端に補強材を備えてなり、前記補強材を膨出させて形成した突起部を係合部としたことを特徴とする自動販売機。
  4. 請求項1ないし3の何れかに記載の自動販売機において、構築部材は商品収納ラックを吊下げて支持する横フレーム材が接合された縦フレーム材であり、この縦フレーム材に孔を形成して係合部とした特徴とする自動販売機。
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