JP2013139025A - 円筒部材の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】高品位な円筒部材の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の円筒部材を製造する方法は、鉛直方向に保持した軸芯体を上昇させ、環状スリットから液状の塗料を吐出させて軸芯体の外周面に塗料の塗膜を形成する工程を有し、該工程は工程(1)から工程(3)をこの順で有する。(1)軸芯体の外周面の塗工領域の上端まで塗料の塗膜を形成した後、環状スリットからの塗料の吐出を停止する。(2)下保持軸を環状塗工ヘッドに対して上昇させて、クリーニングブレードに環状スリットを通過させて環状スリットをクリーニングする。(3)下保持軸を環状塗工ヘッドに対して下降させて、クリーニングブレードに環状スリットを通過させて環状スリットをクリーニングする。さらに該方法は、工程(2)および工程(3)の少なくとも一方の工程の後に、クリーニングブレードを下保持軸を中心として回転させてクリーニングブレードをクリーニングする工程を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、環状塗工ヘッドを使用して、軸芯体の外周面に塗膜を有する円筒部材を製造する方法に関する。
内周面に開口した環状スリットを有する環状塗工ヘッドを用いて軸芯体の外周に塗料を塗布することによって、軸芯体の周面に塗膜を有する円筒部材の製造方法が知られている(特許文献1)。このような円筒部材の製造方法は、例えば、軸芯体の周面にシリコーンゴムを含む弾性層を備えている電子写真装置等に好適に用いられる弾性ローラの製造方法に適用されている。
ところで、上記の方法では、1つの軸芯体の周面への塗料の塗布が終了し、次の軸芯体を環状塗工ヘッドに設置するために、環状塗工ヘッドからの塗料の吐出を一旦停止させる必要がある。しかしながら、上記方法の1つの課題として、環状塗工ヘッドからの塗料の吐出を一旦停止させて、環状スリットと塗工した塗工品とが離れる時に、塗料がスリットと塗工品の双方に引き伸ばされ、スリットの周囲に塗料が付着することが挙げられる。
このため、上記したような、環状塗工ヘッドを用いた塗料の断続的な塗工においては、塗工開始前、または、塗工終了後に塗工ヘッドのスリット部分に付着残留する塗料の除去が必要である。
そこで、特許文献1には、環状スリットをクリーニングする方法が開示されている。この方法では、環状塗工ヘッドのスリット部分に脱着可能なリング部材を装着し、塗工後に環状スリットが開口している面、すなわち、環状塗工ヘッドの内周面に対して垂直にリング部材を移動させる。そして、リング部材に環状スリット部分に残留した液状の塗料を付着させ、そのリング部材を取り出すことで、環状スリットをクリーニングする。
特開2007−130589号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、脱着可能なリング部材は、塗工品と共に塗工装置から取り出されるため、塗工の度にリング部材の交換が必要となる。そのため、1回の軸芯体への塗工に対し1つのリング部材が必要である。また、リング部材を塗工装置本体に着脱させる機構が必要である。
そこで本発明は、高品位な円筒部材円筒部材をより効率的に製造することができる円筒部材の製造方法の提供に向けたものである。
本発明の一態様によれば、軸芯体および該軸芯体の外周面に塗膜が形成された円筒部材の製造方法は以下の塗膜を形成する工程を有する。
上保持軸と下保持軸とで軸芯体を、内周面に開口した環状スリットを有する環状塗工ヘッドの中心軸と同軸となるように鉛直方向または略鉛直方向に保持する。そして、軸芯体を環状塗工ヘッドに対して鉛直方向または略鉛直方向に上昇させつつ、環状スリットから液状の塗料を吐出させて軸芯体の外周面に塗料の塗膜を形成する。
下保持軸には、円形のクリーニングブレードが下保持軸を中心として回転可能に装着されている。
軸芯体の外周面に塗料の塗膜を形成する工程は、次の工程(1)〜工程(3)をこの順で有している。
(1)軸芯体の外周面の塗工領域の下端まで塗料の塗膜を形成した後、環状スリットからの塗料の吐出を停止する工程。
(2)下保持軸を環状塗工ヘッドに対して上昇させることにより、クリーニングブレードに環状スリットを通過させて環状スリットをクリーニングする工程。
(3)下保持軸を環状塗工ヘッドに対して下降させることにより、クリーニングブレードに環状スリットを通過させて環状スリットをクリーニングする工程。
本態様の製造方法は、さらに、工程(2)および工程(3)の少なくとも一方の工程の後に、クリーニングブレードを、下保持軸を中心として回転させてクリーニングブレードのクリーニングを行う工程を有する。
また、本発明の他の態様によれば、軸芯体および軸芯体の外周面に塗膜が形成された円筒部材の製造方法は以下の塗膜を形成する工程を有する。
上保持軸と下保持軸とで軸芯体を、内周面に開口した環状スリットを有する環状塗工ヘッドの中心軸と同軸となるように鉛直方向または略鉛直方向に保持する。そして軸芯体を環状塗工ヘッドに対して鉛直方向または略鉛直方向に上昇させつつ、環状スリットから液状の塗料を吐出させて軸芯体の外周面に塗料の塗膜を形成する。
下保持軸には、円形のクリーニングブレードが下保持軸を中心として回転可能に装着されている。
軸芯体の外周面に塗料の塗膜を形成する工程は、次の工程(1)および工程(2)をこの順で有している。
(1)軸芯体の外周面の塗工領域の下端まで塗料の塗膜を形成した後、環状スリットからの塗料の吐出を停止する工程。
(2)下保持軸を環状塗工ヘッドに対して上昇させることにより、クリーニングブレードに環状スリットを通過させて環状スリットをクリーニングする工程。
本態様の製造方法は、さらに、工程(2)の後に、クリーニングブレードを、下保持軸を中心として回転させてクリーニングブレードのクリーニングを行う工程を有する。
本発明によれば、環状塗工ヘッドの内周面のクリーニングを行うクリーニング部材を繰り返し使用することができるため、円筒部材の製造コストのより一層の低減を図ることができる。
本発明に係る塗工装置の一実施形態の概略構成図である。 実施例1に係る塗工動作の一連の流れを示す概略図である。 図2Aの続きの塗工動作を示す概略図である。 図2Bの続きの塗工動作を示す概略図である。 図2Cの続きの塗工動作を示す概略図である。 図2Dの続きの塗工動作を示す概略図である。 実施例2に係る塗工動作の一連の流れを説明する概略図である。 図3Aの続きの塗工動作を示す概略図である。 図3Bの続きの塗工動作を示す概略図である。 図3Cの続きの塗工動作を示す概略図である。 図2Aの続きの塗工動作を示す概略図である。 実施例2におけるクリーニングブレードの動作の一態様を説明する概略図である。 実施例2におけるクリーニングブレードの動作の他の態様を説明する概略図である。 下保持軸が回転駆動源の回転軸に直接接続されている構成を示す概略斜視図である。 回転駆動源と、回転駆動源の回転軸に直接接続され、かつ、クリーニングブレードが2枚固定された下保持軸の概略斜視図である。
以下に、添付の図面に基づき、本発明の実施の形態の詳細について説明する。なお、同一の機能を有する構成には添付図面中、同一の番号を付与し、その説明を省略することがある。
図1は、本発明に係る塗工装置の一実施形態の概略構成図である。本発明の塗工装置は、電子写真装置に用いられる弾性ローラ等の円筒部材の製造に用いられる、
環状塗工ヘッド5の環状スリット4から、基材である軸芯体3の外周面に塗工される液状の塗料14の流れを説明するため、環状塗工ヘッド5とそれを支持する塗工ヘッドステージ13は模式断面図で示している。
塗工装置15には、上支持部31と上支持部31に対向する下支持台32とを有する軸芯体スライド機構11が設けられている。上支持部31には上保持軸スライド部12を介して軸芯体3の上保持軸1が設けられている。下支持台には軸芯体3の下保持軸2と回転駆動源9とが設けられている。上保持軸1と下保持軸2は同じ鉛直方向または略鉛直方向に延びる軸上に位置している。
また、この軸芯体スライド機構11は、鉛直方向または略鉛直方向にスライド可能であり、上支持部31と下支持台32との間隔は変化しない。なお、本発明において、略鉛直とは、軸芯体の長手方向の、重力方向に対する傾きが、0°より大きく、5°以内であることをいう。
塗工される軸芯体3は、上端および下端の各々を、上保持軸1と下保持軸2とで支持される。なお、不図示の位置調整機構により、軸芯体3は軸が、鉛直または略鉛直に保持されるように調整される。
塗工ヘッドステージ13上には、内周面に環状スリット4を有する環状塗工ヘッド5が配置されている。そして環状塗工ヘッド5は、環状塗工ヘッド5の中心軸と軸芯体3の軸とが重なるように不図示の位置調整機構で調整され固定されている。したがって、上保持軸2の軸と下保持軸2の軸と軸芯体3の軸と環状塗工ヘッド5の中心軸とが一致するようになっている。
上保持軸1は、上保持軸スライド部12や不図示シリンダー、不図示サーボモーターなどで鉛直方向または略鉛直方向に移動する。上保持軸1は、軸芯体3を挟み込むときは上保持軸スライド部12により下方に移動し、軸芯体3を塗工装置15から取り出すときには上保持軸スライド部12により上方に移動する。
下保持軸2は回転可能であり、下支持台32に対し垂直または略垂直に保持されている。ここで、略垂直とは、下保持軸2が、下支持体32に対してなす角度が90°±5°の範囲(但し、90°である場合を除く)にあることをいう。
下保持軸2は、回転駆動源9の回転軸と回転伝達ベルト10によって連係され、該回転軸の回転によって回転可能に構成されている。下保持軸2は、回転時に軸振れがなく滑らかに回転するものである。
また、下保持軸2の下部に、円形のクリーニングブレード6が下保持軸2の回転中心と同心になるように装着されている。そのため、下保持軸2の回転時には、クリーニングブレード6の外周面にブレがなく回転するようにクリーニングブレード6の位置が調整されている。
下保持軸2とクリーニングブレード6は、不図示の位置調整機構により環状塗工ヘッド5の中心軸に対して、同軸の位置に調整されている。
さらに、下保持軸2を高速回転させるため、下保持軸2の、クリーニングブレード6の下方には、下支持台32に設けられた回転駆動源9からの回転を伝達する回転伝達ベルト10が取り付けられている。回転駆動源9が回転すると、回転伝達ベルト10により下保持軸2が軸振れなく滑らかに回転する。
したがって、下保持軸2が回転することによりクリーニングブレード6も回転することになり、環状塗工ヘッド5の環状スリット4からクリーニングブレード6に回収した塗料14を高速回転時に発生する遠心力により吹き飛ばす機構が構成されることになる。
さらに、高速回転時に発生する遠心力によりクリーニングブレード6から吹き飛ばされる塗料14を効率よく回収するための回収容器7が塗工装置15に装備されている。
回収容器7は、箱状または円筒状をしており、かつ、下部にクリーニングブレード6を挿入するための開口部が設けられている。また、開口部の周囲には、塗料14の拡散防止用のツバ状円盤部品が設けられている。回収容器7の内面は、フッ素樹脂などでコーティングされ、塗料の離型処理がなされている。
回収容器7は、不図示の移動機構で移動可能であり、また、回収容器7の不使用時には、回収容器7は、軸芯体3の軸芯体スライド機構11への着脱動作や、軸芯体3への塗工動作に干渉しない位置で待機している。
なお、軸芯体スライド機構11が最も上方に位置するときには、クリーニングブレード6は環状塗工ヘッド5よりも上方に位置する。軸芯体スライド機構11が最も下方に位置するときには、クリーニングブレード6は環状塗工ヘッド5よりも下方に位置する。
塗工装置15に、上保持軸1と下保持軸2で挟み込むようにして軸芯体3が固定されると、不図示の塗料供給装置のシリンダーおよびバルブが軸芯体スライド機構11と連動を開始する。具体的には、所望の塗工が行われるように、軸芯体スライド機構11の移動速度に合わせて、不図示の塗料供給装置のシリンダーやバルブが動き、環状塗工ヘッド5の環状スリット4から軸芯体3の外周面に塗料14が吐出する。
[実施例1]
図1の塗工装置15にて軸芯体3に塗工を行って複数の円筒部材を製造する第1の方法について説明する。
この方法の場合、回収容器7が、環状塗工ヘッド5の上方に移動する。なお、図2A〜図2Eは、本実施例における、第1の軸芯体に対する塗料の塗工工程およびクリーニング工程、および、引き続いて行われる第2の軸芯体の塗工装置15への導入までの一連の動作を順に示したものである。
軸芯体スライド機構11を上端に移動させ、かつ、上保持軸スライド部12と不図示のシリンダーと不図示のサーボモーターにて上保持軸1を上方に移動させておく。
そして、不図示の着脱機構によって軸芯体3の下端を下保持軸2に保持させる。その後、上保持軸スライド部12と不図示シリンダーと不図示サーボモーターにて上保持軸3を下方に動作させ、軸芯体3を上保持軸1と下保持軸2で挟み込んで軸芯体3を塗工装置15に固定する(図2A(a))。
軸芯体スライド機構11を下方に移動させ、軸芯体3の塗工開始位置と環状塗工ヘッド5の塗料14の吐出位置とを一致させる(図2A(b))。
環状スリット4を介して環状塗工ヘッド5より、軸芯体3の外周面に向けて塗料14を一定流速で吐出させつつ、軸芯体スライド機構11を一定速度で上昇させ、軸芯体3の外周面に一定の厚さの塗膜が形成されるように塗工する(図2B(a))。
軸芯体3の外周面の塗工領域の上端にまで塗料を、塗膜を形成した後、環状スリット4からの塗料14の吐出を停止させる。さらに、軸芯体スライド機構11を上方に移動させて、環状塗工ヘッド5よりも上方までクリーニングブレード6を移動させる(図2B(b))。このとき、クリーニングブレード6が環状スリット4の位置を通過するため、塗料14の吐出停止の時に発生する環状スリット4周辺に残留付着する塗料14を、クリーニングブレード6の上面で擦り取り、移行させることができる。
上保持軸スライド部12により上保持軸1を上昇させて、定量塗工が終了した軸芯体3を、不図示の着脱機構により塗工装置15から取り出す(図2C(a))。
クリーニングブレード6に移行させられた塗料14を回収するため、クリーニングブレード6の上方に回収容器7を移動させる(図2C(b))。
回収容器7を下方に移動させ、開口部を介して下保持軸2を回収容器7内に挿入し、クリーニングブレード6を回収容器7で被う。そして、この状態で、下保持軸2に連結されている回転駆動源9を駆動させ回転伝達ベルト10を介して下保持軸2を回転させる。この回転により発生する遠心力によりクリーニングブレード6に移行させられた塗料14を回収容器7内で飛散させ回収する。(図2D(a))。
回転駆動源9を停止し、回転伝達ベルト10で連結されている下保持軸2の回転を停止させる。そして、回収容器7を下保持軸2の上方へ移動させ、さらに、塗工装置15の所定位置に回収容器7を移動させる(図2D(b))。
回収容器7が塗工装置15の所定位置に到達したら、不図示の着脱機構によって次の塗布対象である軸芯体3が運ばれてくるまで塗工装置15を待機させる(図2E)。
以降は、上述した動作を順次繰り返すことにより、複数の円筒部材を得る(図2A〜図2E参照)。
[実施例2]
図1の塗工装置15にて軸芯体3に塗工を行う第2の方法について説明する。この方法の場合、回収容器7が、環状塗工ヘッド5の下方に移動する。なお、図3A〜図3Eに、本実施例における塗工動作の一連の流れを示す概略図を示す。
軸芯体スライド機構11を上端に移動させ、かつ、上保持軸スライド部12と不図示のシリンダーと不図示のサーボモーターにて上保持軸1を上方に移動させておく。そして、不図示の着脱機構によって軸芯体3の下端を下保持軸2に保持させてから、上保持軸スライド部12と不図示シリンダーと不図示サーボモーターにて上保持軸3を下方に動作させ、軸芯体3を上保持軸1と下保持軸2で挟み込み固定する(図3A(a))。
軸芯体スライド機構11を下方に移動させ、軸芯体3の塗工開始位置と環状塗工ヘッド5の塗料14の吐出位置とを一致させる(図3A(b))。
環状スリット4を介して環状塗工ヘッド5より、軸芯体3の外周面に向けて塗料14を一定流速で吐出させつつ、軸芯体スライド機構11を一定速度で上昇させ、軸芯体3の外周面に一定の厚さの膜が形成されるように塗工する(図3B(a))。
軸芯体3の塗工終了位置まで塗工をしたら、環状スリット4からの塗料14の吐出を停止させる。軸芯体スライド機構11をさらに上方に移動させて、環状塗工ヘッド5よりも上方までクリーニングブレード6を移動させる(図3B(b))。クリーニングブレード6が環状スリット4の位置を通過するため、塗料14の吐出停止の工程時に発生する環状スリット4周辺に残留する塗料14を、クリーニングブレード6の上面で擦り取り、移行させることができる。
上保持軸スライド部12により上保持軸1を上昇させて、定量塗工が終了した軸芯体3を、不図示の着脱機構により塗工装置15から取り出す(図3C(a))。
次に、塗工ヘッドステージ13と下保持軸2との間に回収容器7が配置できる位置まで軸芯体スライド機構11を一定速度で下降させる(図3C(b))。このとき、クリーニングブレード6が環状スリット4の位置を通過するため、環状スリット4周辺に残留する塗料14を、クリーニングブレード6の下面で再度擦り取り、移行させることができる。
クリーニングブレード6の両面に移行させられた塗料14を回収するため、回収容器7を下保持軸2の上方に移動させる。そして、回収容器7を下方に移動させ、開口部を介して下保持軸2を回収容器7内に挿入し、クリーニングブレード6を回収容器7で被う(図3D(a))。
下保持軸2に連結されている回転駆動源9を駆動させ回転伝達ベルト10を介して下保持軸2を回転させる。この回転により発生する遠心力によりクリーニングブレード6に移行させられた塗料14を回収容器7の中で飛散したさせて回収する(図3D(b)参照)。
回転駆動源9を停止し、回転伝達ベルト10で連結されている下保持軸2の回転を停止させる。そして、回収容器7を下保持軸2の上方へ移動させ、さらに、塗工装置15の所定位置に回収容器7を移動させる。回収容器7が定位置に移動したら、軸芯体スライド機構11を上方に移動させ、不図示の着脱機構によって次の未塗工の軸芯体3が運ばれてくるまで塗工装置15を待機させる(図3E)。
以降は、上述した動作を繰り返す(図3A〜図3E参照)。
なお、本発明の塗工方法では、上述の実施例1と実施例2のうち一方が行われればよいがこれに限定されない。つまり、環状塗工ヘッド5の上方と下方の両方の位置で、クリーニングブレード6を回収容器7で覆い、クリーニングブレード6のクリーニングを行うようにしてもよい。
次に、環状塗工ヘッド5の径とクリーニングブレード6の径との関係がクリーニングブレード6による環状塗工ヘッド5の内周面のクリーニング効果に影響を及ぼすのかを確認した。具体的な条件は以下の通りである。環状塗工ヘッド5の内径を18.0mmとし、クリーニングブレード6としてはシリコーンゴムからなるものを用いた。なお、本発明において、クリーニングブレードとしては、例えば、ウレタンゴム、ブチルゴム、フッ素ゴムおよびシリコーンゴムからなる群から選択される1種または2種以上を含むものを好適に用いることができる。また、クリーニングブレード6の厚さは2.0mmとした。そして、クリーニングブレード6の外径を18.0mm〜21.0mmの間で変化させた。なお、塗料14として、シリコーンゴム混合液を使用し、環状塗工ヘッド5の環状スリット4の外部に残留する塗料14の重量平均が0.05gときに実施した。その結果、環状塗工ヘッド5の内径が18.0mmのとき、円形のクリーニングブレードの外径が19.0mmであると、最も良好なクリーニング効果が得られた。
図4Aは、実施例2における環状塗工ヘッド5の内周面のクリーニング工程におけるクリーニングブレード6の動作の一態様の説明図であり、クリーニングブレード6として、その外径が、環状塗工ヘッド5の内径と一致しているものを用いた場合の説明図である。
まず、図4A(a)に示すように、環状塗工ヘッド5の内径とクリーニングブレード6の外径とが一致した状態について説明する。
環状スリット4からの塗料14の吐出が停止しても、環状塗工ヘッド5のノズル内部の残圧により、環状スリット4から塗料14が出てくる。また、下保持軸2は上昇する(図4A(b))。
下保持軸2がさらに上昇し、クリーニングブレード6が環状スリット4を通過し、環状スリット4から出ていた塗料14をクリーニングブレード6の上面で擦り取り、移行させる(図4A(c))。
クリーニングブレード6が環状塗工ヘッド5の上方に達したら下保持軸2の上昇が停止する(図4A(d))。この状態は、上述の図3(d)に示す、塗料14の定量塗工が終了し、塗工装置15から塗工した軸芯体3を取り出す直前の状態に該当する。
下保持軸2が下降し、クリーニングブレード6が環状スリット4を再び通過し、環状スリット4から出ていた塗料14をクリーニングブレード6の下面で擦り取りクリーニングする(図4A(e))。
保持軸2がさらに下降し、クリーニングブレード6が環状塗工ヘッド5よりも下方に位置する(図4A(f))。
次に、図4Bは、実施例2における環状塗工ヘッド5の内周面のクリーニング工程におけるクリーニングブレード6の動作の他の態様の説明図である。ここで用いているクリーニングブレード6は、その外径が、環状塗工ヘッド5の内径より大きくいものを用いた場合の動作の説明図である。
環状スリット4からの塗料14の吐出が停止しても、環状塗工ヘッド5のノズル内部の残圧により、環状スリット4から塗料14が出てくる。この状態で、下保持軸2が上昇するが、環状塗工ヘッド5の内径よりクリーニングブレード6の外径が大きいため、クリーニングブレード6の外周部は、下方に向かって湾曲する(図4B(a)、(b))。
下保持軸2がさらに上昇し、クリーニングブレード6が環状スリット4を通過し、環状スリット4から出ていた塗料14をクリーニングブレード6の上面で擦りとり、移行させる(図4B(c))。
クリーニングブレード6が環状塗工ヘッド5の上方に達したら保持軸2の上昇が停止する(図4B(d))。この状態は、上述の図3B(b)に示す、塗料14の定量塗工が終了し、塗工装置15から塗工した軸芯体3を取り出す直前の状態に該当する。
保持軸2が下降し、クリーニングブレード6が環状スリット4を再び通過し、環状スリット4から出ていた塗料14をクリーニングブレード6の下面で擦り取りクリーニングする(図4B(e))。このとき、環状塗工ヘッド5の内径よりクリーニングブレード6の外径が大きいため、クリーニングブレード6の外周部は上方に向かって湾曲する。つまり、クリーニングブレード6は下方に窪んだ状態になるため、下保持軸2が上昇する工程でクリーニングブレード6の上面に移行させられている塗料16が環状スリット4の表面の塗料14と触れることがない。
保持軸2がさらに下降し、クリーニングブレード6が環状塗工ヘッド5よりも下方に位置する(図4B(f))。クリーニングブレード6が環状スリット4を再び通過するときに、クリーニングブレード6の上面に移行させられていた塗料16が環状塗工ヘッド5の内周面に再付着することをより確実に抑制することができる。すなわち、図4Bに係る態様を採用することによって、環状塗工ヘッド5の内周面をより確実にクリーニングすることができる。図4Bに示したように、クリーニングブレードの直径を環状塗工ヘッドの内径よりも大きくする場合には、当該クリーニングブレードは、より弾性に富むものを用いることが好ましい。具体的には、シリコーンゴム製のクリーニングブレードの好適に用いることができる。
次に、クリーニングブレード6の遠心力による、クリーニングブレード6に付着した塗料16の除去効果を確認した。
まず、クリーニングブレード6に移し変えられた塗料16を飛散させるのに適したクリーニングブレード6の回転数を確認した。試験条件は、上記の結果(表1参照)を踏まえ、環状塗工ヘッドの内径を18.0mm、クリーニングブレード6は材質をシリコーンゴムとし、外径を19.0mm、厚さを2.0mmとした。塗料14としてシリコーンゴム混合液を使用し、環状塗工ヘッド5の環状スリット4の外部に残留する塗料14の重量平均が、0.05gのときに検討実施した。また、クリーニングブレード6の回転速度は4000rpm〜8000rpm、回転時間は5秒である。
その結果、回転速度が8000rpmのときにクリーニングブレード6に付着した塗料16を、より良く飛散させることができた。
次に、上記結果を踏まえ、回転速度が8000rpmのとき最適な回転時間を確認した。クリーニングブレード6の回転速度は8000rpm、回転時間は2〜6秒である。
その他の試験条件は上記と同様である。その結果、回転時間が4秒以上のときにクリーニングブレード6に付着した塗料16を、より良く飛散させることができた。
以上の各実験結果を踏まえ、環状塗工ヘッド5の内径が18.0mmであるとき、クリーニングブレード6の材質をシリコーンゴムとし、厚さを2.0mmとすると、効率良く環状塗工ヘッド5をクリーニングできる条件は以下のようになる。
クリーニングブレード6の径は19.0mmであり、回転速度が8000rpmで回転時間が4秒以上である。
以上で説明したように、本発明の塗工方法では、クリーニングブレード6を使用して環状塗工ヘッド5の環状スリット4が設けられた内周面をクリーニングすることができる。また、従来技術とは異なり、クリーニング用の部品を使用の都度交換することなく再利用することができる。そのため、従来技術のように着脱可能なリング部材を多数準備したり、リング部材を着脱させるための機構を設けたりする必要がなく、コストや塗工工程の増加、さらには塗工装置の大型化を抑制することが可能となる。
また、クリーニングブレード6の外径の大きさと形状を選定すれば、平面上の吐出ヘッド、開口部が内側を向いたリング状ヘッド、開口部が外側を向いたリング状ヘッドになどにも対応することができる。
さらに、クリーニングブレード6の材質を選定することにより、低粘度の塗料にも、高粘度の塗料にも対応可能である。
上述の実施例1および実施例2では、図1〜図3Eを用いて説明したように、塗工装置15の下保持軸2に固定されているクリーニングブレード6を、回転駆動源9からの駆動力を利用し回転伝達ベルト10を介して下保持軸2を回転させることで回転させていた。
クリーニングブレード6を回転させる他の形態として、回転駆動源9を下保持軸2の直下で直接接続させて、ダイレクトに下保持軸2を回転させてクリーニングブレード6を回転させる方法を図5を用いて説明する。
図5は、下保持軸2の直下に回転駆動源9が直接接続された構成を示す概略斜視図である。本実施形態における回転駆動源9は、電気モーター式、または、流体による回転を使用した方法などが挙げられるが、図5では、スピンドルモーターの例を示している。
下保持軸2は、直下の回転駆動源9によって直接回転駆動され、回転時に軸振れがなく滑らかに回転する。
下保持軸2の上部にクリーニングブレード6が固定されていて、回転の速度が上昇すると、クリーニングブレード6に移行させられた塗料16が、遠心力によりクリーニングブレード6から飛散する。
本形態においては、回転駆動源9と下保持軸2とが直接接続されており、かつ下保持軸2の直下に回転駆動源9が配置されるので、塗工装置15の省スペース化を図ることができる。
また、上述の実施例1および実施例2において、下保持軸2に固定されているクリーニングブレード6は1枚である。しかしながら、塗工により軸芯体に形成する塗膜の厚さが厚い場合または塗料14の粘度が高い場合など、1枚のクリーニングブレード6では、塗工ヘッド5の内周面に残留する塗料14を移行させることが不十分な場合がある。その場合には、図6に示すように、下保持軸2に複数枚のクリーニングブレード6−1および6−2を固定してもよい。なお、図6では、実施例2のように下保持軸2の直下で直接、下保持軸2と回転駆動源9とが接続されている。
このような構成により、1枚目のクリーニングブレード6−1が環状スリット4を通過するときに、クリーニングブレード6−1に移行させることができなかった塗料14を2枚目のクリーニングブレード6−2に移行させることができる。そのため、環状塗工ヘッドの内周面をより一層のクリーニング効果を得ることができ、環状塗工ヘッド5の内周面に開口した環状スリット4部分の残留する塗料14を無くすことが可能である。
2枚のクリーニングブレード6−1、6−2の中心軸は下保持軸2の中心軸とクリーニングブレード6の中心軸と同軸となるように、下保持軸2に固定されている。下保持軸2とクリーニングブレード6は、不図示の位置調整機構の部品により不図示の内側に開口した環状スリット4を有する環状塗工ヘッド5の中心軸に対して、同軸の位置に調整されている。
また、クリーニングブレード6−1および6−2の厚みは同じでなくてもよい。また、クリーニングブレードを3枚以上使用しても構わない。
1 上保持軸
2 下保持軸
3 軸芯体
4 環状スリット
5 環状塗工ヘッド
6、6−1、6−2 クリーニングブレード
7 回収容器
9 回転駆動源
11 軸芯体スライド機構
14 塗料
15 塗工装置

Claims (9)

  1. 軸芯体および該軸芯体の外周面に塗膜が形成された円筒部材の製造方法であって
    上保持軸と下保持軸とで軸芯体を、内周面に開口した環状スリットを有する環状塗工ヘッドの中心軸と同軸となるように鉛直方向または略鉛直方向に保持し、該軸芯体を該環状塗工ヘッドに対して鉛直方向または略鉛直方向に上昇させつつ、該環状スリットから液状の塗料を吐出させて該軸芯体の外周面に該塗料の塗膜を形成する工程を有し、
    該下保持軸には、円形のクリーニングブレードが該下保持軸を中心として回転可能に装着されており、
    該工程は、
    (1)該軸芯体の外周面の塗工領域の下端まで該塗料の塗膜を形成した後、該環状スリットからの該塗料の吐出を停止する工程と、
    (2)該下保持軸を該環状塗工ヘッドに対して上昇させることにより、該クリーニングブレードに該環状スリットを通過させて該環状スリットをクリーニングする工程と、
    (3)該下保持軸を該環状塗工ヘッドに対して下降させることにより、該クリーニングブレードに該環状スリットを通過させて該環状スリットをクリーニングする工程とを、この順で有しており、
    該製造方法は、さらに、
    該工程(2)および該工程(3)の少なくとも一方の工程の後に、該クリーニングブレードを、該下保持軸を中心として回転させて該クリーニングブレードのクリーニングを行う工程を更に有することを特徴とする、円筒部材の製造方法。
  2. 前記クリーニングブレードのクリーニングを行う工程において、回収容器で前記クリーニングブレードを覆った状態で前記下保持軸を回転させる、請求項1に記載の円筒部材の製造方法。
  3. 前記下保持軸に複数枚のクリーニングブレードが固定されている、請求項1または2に記載の円筒部材の製造方法。
  4. 前記クリーニングブレードの直径が、前記環状塗工ヘッドの内径よりも大きい、請求項1から3のいずれか一項に記載の円筒部材の製造方法。
  5. 前記クリーニングブレードが弾性を有する、請求項1から4のいずれか1項に記載の円筒部材の製造方法。
  6. 前記クリーニングブレードが、ウレタンゴム、ブチルゴム、フッ素ゴム、シリコーンゴムおよびブチルゴムから選択される1種または2種以上のゴムを含む、請求項1から5のいずれか1項に記載の円筒部材の製造方法。
  7. 前記下保持軸は、回転駆動源の回転軸とベルトにより連係されている、請求項1から6のいずれか1項に記載の円筒部材の製造方法。
  8. 前記円筒部材が電子写真装置に用いられる弾性ローラである、請求項1から7のいずれか1項に記載の円筒部材の製造方法。
  9. 軸芯体および該軸芯体の外周面に塗膜が形成された円筒部材の製造方法であって
    上保持軸と下保持軸とで軸芯体を、内周面に開口した環状スリットを有する環状塗工ヘッドの中心軸と同軸となるように鉛直方向または略鉛直方向に保持し、該軸芯体を該環状塗工ヘッドに対して鉛直方向または略鉛直方向に上昇させつつ、該環状スリットから液状の塗料を吐出させて該軸芯体の外周面に該塗料の塗膜を形成する工程を有し、
    該下保持軸には、円形のクリーニングブレードが該下保持軸を中心として回転可能に装着されており、
    該工程は、
    (1)該軸芯体の外周面の塗工領域の下端まで該塗料の塗膜を形成した後、該環状スリットからの該塗料の吐出を停止する工程と、
    (2)該下保持軸を該環状塗工ヘッドに対して上昇させることにより、該クリーニングブレードに該環状スリットを通過させて該環状スリットをクリーニングする工程とを、この順で有しており、
    該製造方法は、さらに、
    該工程(2)の後に、該クリーニングブレードを、該下保持軸を中心として回転させて該クリーニングブレードのクリーニングを行う工程を更に有することを特徴とする、円筒部材の製造方法。
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