JP3103358B1 - 回転式塗布装置および回転式塗布方法 - Google Patents
回転式塗布装置および回転式塗布方法Info
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- JP3103358B1 JP3103358B1 JP2000143640A JP2000143640A JP3103358B1 JP 3103358 B1 JP3103358 B1 JP 3103358B1 JP 2000143640 A JP2000143640 A JP 2000143640A JP 2000143640 A JP2000143640 A JP 2000143640A JP 3103358 B1 JP3103358 B1 JP 3103358B1
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Abstract
【要約】
【課題】回転台と離れた状態にある上部板の不所望な回
転を防止し、回転台と上部板の結合状態を常に一定に保
つことができて安定した基板処理が可能で、かつ簡単な
構成の回転式塗布装置および回転式塗布方法を提供す
る。 【解決手段】上部回転板3を上方に外す際には、上部回
転板3と上部支持板4と固定支持部材16との相対昇降
により、環状プレート31に設けられた筒体32に固定
支持部材16の係合突起29が嵌入することにより、上
部回転板3および上部支持板4は固定支持部材16に対
して回転しないように周方向に所定位置に位置決めされ
て回転不能に吊り下げ支持されて上昇する。回転台2に
上部回転板3、上部支持板4を結合する際には、固定支
持部材16が下降し、回転台2に上部回転板3、上部支
持板4が自重により載置結合され、さらに固定支持部材
16が下降することで、上部回転板3と上部支持板4と
固定支持部材16との相対昇降がおこり、係合突起29
が筒体32から外れ、上部回転板3、上部支持板4は回
転台2と一体で回転自在となる。これにより、回転台2
のリングプレート10と上部支持板4との着脱自在な取
り付けを常に一定位置関係で確実に行うことができる。
転を防止し、回転台と上部板の結合状態を常に一定に保
つことができて安定した基板処理が可能で、かつ簡単な
構成の回転式塗布装置および回転式塗布方法を提供す
る。 【解決手段】上部回転板3を上方に外す際には、上部回
転板3と上部支持板4と固定支持部材16との相対昇降
により、環状プレート31に設けられた筒体32に固定
支持部材16の係合突起29が嵌入することにより、上
部回転板3および上部支持板4は固定支持部材16に対
して回転しないように周方向に所定位置に位置決めされ
て回転不能に吊り下げ支持されて上昇する。回転台2に
上部回転板3、上部支持板4を結合する際には、固定支
持部材16が下降し、回転台2に上部回転板3、上部支
持板4が自重により載置結合され、さらに固定支持部材
16が下降することで、上部回転板3と上部支持板4と
固定支持部材16との相対昇降がおこり、係合突起29
が筒体32から外れ、上部回転板3、上部支持板4は回
転台2と一体で回転自在となる。これにより、回転台2
のリングプレート10と上部支持板4との着脱自在な取
り付けを常に一定位置関係で確実に行うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示パネル用
のガラス基板、半導体ウエハ、半導体製造装置用のマス
ク基板などの基板の表面に、遠心力を利用してフォトレ
ジスト液などの塗布液を薄膜状に塗布するための回転式
塗布装置および回転式塗布方法に関する。
のガラス基板、半導体ウエハ、半導体製造装置用のマス
ク基板などの基板の表面に、遠心力を利用してフォトレ
ジスト液などの塗布液を薄膜状に塗布するための回転式
塗布装置および回転式塗布方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の回転式塗布装置では、基板を水
平に支持して回転させる回転台と、この回転台を閉じる
蓋と、回転台の周囲を囲むケースと、ケースの上面を閉
じる蓋とを備え、ケースを閉じる蓋を回転しないように
固定支持するとともに、回転台を閉じる蓋をベアリング
により回転可能に支持している。
平に支持して回転させる回転台と、この回転台を閉じる
蓋と、回転台の周囲を囲むケースと、ケースの上面を閉
じる蓋とを備え、ケースを閉じる蓋を回転しないように
固定支持するとともに、回転台を閉じる蓋をベアリング
により回転可能に支持している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来例の場合に
は、回転台を閉じる蓋は、ベアリングにより常時回転自
在となるように支持されている。そのため、この蓋は、
回転台を閉塞していない状態、すなわち、蓋が上昇した
状態でも回転可能であり、たとえば装置のオペレータが
誤って蓋に触れると不所望に回転してしまう。このよう
に蓋が回転台に対して不所望に回転すると、次回の回転
台と蓋との結合場所が周方向で変化してしまい、一定の
結合状態を保つことが困難になる。また、回転台と蓋と
の結合は、一定の結合状態を保つとともに回転中の回転
台と蓋とのスリップを防ぐなどの目的で、相互の周方向
の結合位置をピンなどの位置決め機構により決定してい
る場合もある。このような場合に、上昇した状態の蓋が
不所望に回転すると、次に蓋を下降させて回転台と結合
させようとしても、結合することができなくなるおそれ
がある。
は、回転台を閉じる蓋は、ベアリングにより常時回転自
在となるように支持されている。そのため、この蓋は、
回転台を閉塞していない状態、すなわち、蓋が上昇した
状態でも回転可能であり、たとえば装置のオペレータが
誤って蓋に触れると不所望に回転してしまう。このよう
に蓋が回転台に対して不所望に回転すると、次回の回転
台と蓋との結合場所が周方向で変化してしまい、一定の
結合状態を保つことが困難になる。また、回転台と蓋と
の結合は、一定の結合状態を保つとともに回転中の回転
台と蓋とのスリップを防ぐなどの目的で、相互の周方向
の結合位置をピンなどの位置決め機構により決定してい
る場合もある。このような場合に、上昇した状態の蓋が
不所望に回転すると、次に蓋を下降させて回転台と結合
させようとしても、結合することができなくなるおそれ
がある。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであつて、回転台と離れた状態にある上部板の不所
望な回転を防止し、回転台と上部板の結合状態を常に一
定に保つことができて安定した基板処理が可能な回転式
塗布装置および回転式塗布方法を提供するものである。
ものであつて、回転台と離れた状態にある上部板の不所
望な回転を防止し、回転台と上部板の結合状態を常に一
定に保つことができて安定した基板処理が可能な回転式
塗布装置および回転式塗布方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の構成と効果を、
後に詳述する実施形態に基づき図面の符号を参照して説
明する。
後に詳述する実施形態に基づき図面の符号を参照して説
明する。
【0006】[非接触構造]
【0007】実施形態に記載のように、塗布処理に際し
ては、電動モータ7を起動して回転台2、上部支持板
4、上部回転板3および角型基板1を一体に水平回転さ
せる。このとき、図5、図6等の図面から明らかなよう
に、回転台2、上部支持板4、上部回転板3、取付部材
30、環状プレート31は、固定支持部材16とは非接
触状態となっており、回転台2、上部支持板4、上部回
転板3は固定支持部材16にかかわらず自由に回転でき
る。
ては、電動モータ7を起動して回転台2、上部支持板
4、上部回転板3および角型基板1を一体に水平回転さ
せる。このとき、図5、図6等の図面から明らかなよう
に、回転台2、上部支持板4、上部回転板3、取付部材
30、環状プレート31は、固定支持部材16とは非接
触状態となっており、回転台2、上部支持板4、上部回
転板3は固定支持部材16にかかわらず自由に回転でき
る。
【0008】[非接触構造による効果]
【0009】角形基板1よりも大きな上部支持板4、上
部回転板3などをベアリングを用いて回転自在に支持す
る場合と比べ、摺動部分が少なくなるため装置の寿命や
パーティクル発生量において有利であり、また大型かつ
高精度なベアリングが不要となりコストにおいて有利で
ある。また、ベアリングにより回転自在に支持する場合
では、それら上部支持板4と上部回転板3を支持するベ
アリングの回転中心を回転台2の回転軸心Pに対して厳
密に一致させなければ円滑な回転は得られなかったが、
本構成ではそのような厳密さは不要であり、回転台2等
の円滑な回転による回転塗布を低コストで実現できる。
部回転板3などをベアリングを用いて回転自在に支持す
る場合と比べ、摺動部分が少なくなるため装置の寿命や
パーティクル発生量において有利であり、また大型かつ
高精度なベアリングが不要となりコストにおいて有利で
ある。また、ベアリングにより回転自在に支持する場合
では、それら上部支持板4と上部回転板3を支持するベ
アリングの回転中心を回転台2の回転軸心Pに対して厳
密に一致させなければ円滑な回転は得られなかったが、
本構成ではそのような厳密さは不要であり、回転台2等
の円滑な回転による回転塗布を低コストで実現できる。
【0010】[相対昇降構造]
【0011】固定支持部材16の下方側支持プレート1
6bは、取付部材30で互いに結合されているところの
上部支持板4と環状プレート31との間の高さに位置
し、かつ取付部材30に対して接触しない状態となって
いる。そして、廃液回収ケース5の上部に取り付けられ
た筒状カバー15上部の基板出し入れ用の開口を閉じる
固定支持部材16と、上部支持板4とは、非接触で上下
方向に相対移動可能な状態で結合されている。これによ
り、固定支持部材16で上部支持板4、上部回転板3を
吊り下げて上方に外す際には、固定支持部材16が上昇
をはじめてから固定支持部材16の下方側支持プレート
16bが上部支持板4の環状プレート31の下面を持ち
上げるまで、上部支持板4及び上部回転板3は回転台2
と結合した状態である。そして、下方側支持プレート1
6bが上部支持板4の環状プレート31の下面に当接し
て持ち上げることで、上部支持板4及び上部回転板3は
回転台2から取り外される。逆に、固定支持部材16で
筒状カバー15を閉じ、上部支持板4、上部回転板3を
回転台2に結合するためにそれらを下降させる際には、
上部支持板4及び上部回転板3を吊り下げた状態の固定
支持部材16が下降することで、まず、上部支持板4及
び上部回転板3がその自重により回転台2と結合する。
そしてその後も固定支持部材16は下降を続け、最終的
に下方側支持プレート16bが上部支持板4にぶつかる
手前で図1に示す状態となり、固定支持部材16が筒状
カバー15の上面に乗ってその開口を閉じ、固定支持部
材16は停止する。そしてこのとき、上部支持板4や取
付部材30、環状プレート31は、下方側支持プレート
16bとは非接触状態で回転可能となる。
6bは、取付部材30で互いに結合されているところの
上部支持板4と環状プレート31との間の高さに位置
し、かつ取付部材30に対して接触しない状態となって
いる。そして、廃液回収ケース5の上部に取り付けられ
た筒状カバー15上部の基板出し入れ用の開口を閉じる
固定支持部材16と、上部支持板4とは、非接触で上下
方向に相対移動可能な状態で結合されている。これによ
り、固定支持部材16で上部支持板4、上部回転板3を
吊り下げて上方に外す際には、固定支持部材16が上昇
をはじめてから固定支持部材16の下方側支持プレート
16bが上部支持板4の環状プレート31の下面を持ち
上げるまで、上部支持板4及び上部回転板3は回転台2
と結合した状態である。そして、下方側支持プレート1
6bが上部支持板4の環状プレート31の下面に当接し
て持ち上げることで、上部支持板4及び上部回転板3は
回転台2から取り外される。逆に、固定支持部材16で
筒状カバー15を閉じ、上部支持板4、上部回転板3を
回転台2に結合するためにそれらを下降させる際には、
上部支持板4及び上部回転板3を吊り下げた状態の固定
支持部材16が下降することで、まず、上部支持板4及
び上部回転板3がその自重により回転台2と結合する。
そしてその後も固定支持部材16は下降を続け、最終的
に下方側支持プレート16bが上部支持板4にぶつかる
手前で図1に示す状態となり、固定支持部材16が筒状
カバー15の上面に乗ってその開口を閉じ、固定支持部
材16は停止する。そしてこのとき、上部支持板4や取
付部材30、環状プレート31は、下方側支持プレート
16bとは非接触状態で回転可能となる。
【0012】[相対昇降構造による効果]
【0013】固定支持部材16と、上部支持板4及び上
部回転板3とを上下方向に相対移動可能とすることによ
り、一方(以上の実施形態では上部支持板4及び上部回
転板3)が最も下方の位置(すなわち回転台2と結合し
た状態)に至った後も他方(以上の実施形態では固定支
持部材16)は下降を続けることができて、上部支持板
4及び上部回転板3が回転台2に対して、固定支持部材
16が筒状カバー15に対して、それぞれ確実に結合装
着される。
部回転板3とを上下方向に相対移動可能とすることによ
り、一方(以上の実施形態では上部支持板4及び上部回
転板3)が最も下方の位置(すなわち回転台2と結合し
た状態)に至った後も他方(以上の実施形態では固定支
持部材16)は下降を続けることができて、上部支持板
4及び上部回転板3が回転台2に対して、固定支持部材
16が筒状カバー15に対して、それぞれ確実に結合装
着される。
【0014】公知技術のように、上部支持板4及び上部
回転板3と固定支持部材16との上下位置が固定されて
しまっていれば、それら上部支持板4及び上部回転板3
と固定支持部材16の距離や回転台2、廃液回収ケース
5、筒状カバー15などの部材の寸法精度や組み立て精
度をきわめて高くする必要があり、コストが非常に高く
なってしまい、かつ、温度変化や経時変化など各種要因
によって寸法が少しでもずれてしまった場合には、回転
台2と廃液回収ケース5の筒状カバー15とのどちらか
の閉じ状態が不完全となってしまい、不完全な結合によ
る遊びなどに起因する気密性の低下、振動やパーティク
ルの発生などの問題が生じる。本構成では、上部支持板
4及び上部回転板3と固定支持部材16の距離や回転台
2、廃液回収ケース5、筒状カバー15などの寸法精度
をさほど高くしなくても、回転台2と廃液回収ケース5
の筒状カバー15との両方を確実に閉塞でき、しかも簡
単な構造であるからコストも安く、しかも温度変化や経
時変化など各種要因による多少の寸法変化が起きても回
転台2と廃液回収ケース5の筒状カバー15との閉塞状
態には全く悪影響が生じない。
回転板3と固定支持部材16との上下位置が固定されて
しまっていれば、それら上部支持板4及び上部回転板3
と固定支持部材16の距離や回転台2、廃液回収ケース
5、筒状カバー15などの部材の寸法精度や組み立て精
度をきわめて高くする必要があり、コストが非常に高く
なってしまい、かつ、温度変化や経時変化など各種要因
によって寸法が少しでもずれてしまった場合には、回転
台2と廃液回収ケース5の筒状カバー15とのどちらか
の閉じ状態が不完全となってしまい、不完全な結合によ
る遊びなどに起因する気密性の低下、振動やパーティク
ルの発生などの問題が生じる。本構成では、上部支持板
4及び上部回転板3と固定支持部材16の距離や回転台
2、廃液回収ケース5、筒状カバー15などの寸法精度
をさほど高くしなくても、回転台2と廃液回収ケース5
の筒状カバー15との両方を確実に閉塞でき、しかも簡
単な構造であるからコストも安く、しかも温度変化や経
時変化など各種要因による多少の寸法変化が起きても回
転台2と廃液回収ケース5の筒状カバー15との閉塞状
態には全く悪影響が生じない。
【0015】このことは、上述したように、上部支持板
4が回転台2に結合した状態では上部支持板4、上部回
転板3、取付部材30、環状プレート31が固定支持部
材16と非接触状態になることと相俟って、装置の円滑
でかつ確実な作動を低コストで実現する。
4が回転台2に結合した状態では上部支持板4、上部回
転板3、取付部材30、環状プレート31が固定支持部
材16と非接触状態になることと相俟って、装置の円滑
でかつ確実な作動を低コストで実現する。
【0016】[回転方向位置決め構造]
【0017】また、角型基板1を基板支持部材である回
転台2へ載置する際には、固定支持部材16で吊り下げ
て上部回転板3を上方に外す。図3、図5、図6等の図
面から明らかなように、上部回転板3が連結されている
上部支持板4は、その上部支持板4から上方に延びるよ
うに結合された取付部材30を介して水平方向に延在す
る環状プレート31に結合されている。環状プレート3
1には筒体32が設けられる。一方、昇降することによ
り回転台2に対して進退する進退部材である固定支持部
材16には、環状プレート31の下方に位置するように
下方側支持プレート16bが設けられ、下方側支持プレ
ート16bの内周面側部16cの上面には、係合突起2
9が設けられている。係合突起29は筒体32と係合可
能になっている。これら、取付部材30、環状プレート
31、筒体32、下方側支持プレート16b、内周面側
部16c、係合突起29により係合部が構成され、筒体
32と係合突起29により凹凸結合による位置決め機構
が構成される。
転台2へ載置する際には、固定支持部材16で吊り下げ
て上部回転板3を上方に外す。図3、図5、図6等の図
面から明らかなように、上部回転板3が連結されている
上部支持板4は、その上部支持板4から上方に延びるよ
うに結合された取付部材30を介して水平方向に延在す
る環状プレート31に結合されている。環状プレート3
1には筒体32が設けられる。一方、昇降することによ
り回転台2に対して進退する進退部材である固定支持部
材16には、環状プレート31の下方に位置するように
下方側支持プレート16bが設けられ、下方側支持プレ
ート16bの内周面側部16cの上面には、係合突起2
9が設けられている。係合突起29は筒体32と係合可
能になっている。これら、取付部材30、環状プレート
31、筒体32、下方側支持プレート16b、内周面側
部16c、係合突起29により係合部が構成され、筒体
32と係合突起29により凹凸結合による位置決め機構
が構成される。
【0018】上部回転板3を上方に外す際には、固定支
持部材16が上昇することにより下方側支持プレート1
6bの内周面側部16cによって環状プレート31が下
方から支持される。またこのとき、環状プレート31に
設けられた筒体32に固定支持部材16の下方側支持プ
レート16bの内周面側部16cに設けられた係合突起
29が嵌入することにより両者が結合して環状プレート
31は下方から支持される。これにより、上部回転板3
および上部支持板4は固定支持部材16に対して回転し
ないように周方向に所定位置に位置決めされて相対回転
不能に吊り下げ支持され、回転台2から離脱して上昇す
る。回転台2に上部回転板3、上部支持板4を結合する
際には、固定支持部材16が下降し、回転台2に上部回
転板3、上部支持板4が自重により載置結合される。そ
してさらに固定支持部材16が下降することで、下方側
支持プレート16bによる環状プレート31の支持が解
除され、また係合突起29が筒体32から外れてそれら
による凹凸結合が解除されて、環状プレート31の下方
からの支持が解除される。かくして、上部回転板3、上
部支持板4は回転台2と一体で回転自在となる。
持部材16が上昇することにより下方側支持プレート1
6bの内周面側部16cによって環状プレート31が下
方から支持される。またこのとき、環状プレート31に
設けられた筒体32に固定支持部材16の下方側支持プ
レート16bの内周面側部16cに設けられた係合突起
29が嵌入することにより両者が結合して環状プレート
31は下方から支持される。これにより、上部回転板3
および上部支持板4は固定支持部材16に対して回転し
ないように周方向に所定位置に位置決めされて相対回転
不能に吊り下げ支持され、回転台2から離脱して上昇す
る。回転台2に上部回転板3、上部支持板4を結合する
際には、固定支持部材16が下降し、回転台2に上部回
転板3、上部支持板4が自重により載置結合される。そ
してさらに固定支持部材16が下降することで、下方側
支持プレート16bによる環状プレート31の支持が解
除され、また係合突起29が筒体32から外れてそれら
による凹凸結合が解除されて、環状プレート31の下方
からの支持が解除される。かくして、上部回転板3、上
部支持板4は回転台2と一体で回転自在となる。
【0019】[回転方向位置決め構造による効果]
【0020】公知技術のように、塗布処理空間を形成す
るための塗布処理空間形成部材をベアリングを用いて回
転自在に支持するだけでは、角型基板1を回転台2に対
して出し入れするために塗布処理空間形成部材を上昇さ
せて回転台2との結合を解除した際に、塗布処理空間形
成部材が不所望に回転してしまい、次に塗布処理空間形
成部材を回転台2に対して結合しようとする際に、一定
の位置に結合させることができず、確実に結合すること
ができないおそれがある。しかし本構成では、上部回転
板3と上部支持板4とからなる塗布処理空間形成部材
は、上昇されて回転台2との結合が解かれた際には、周
方向に位置決めされて回転不能に支持されるので、回転
台2に対して常に一定位置関係を保つことができ、常に
一定の位置に結合させることができ、確実に結合させる
ことができる。これにより本構成では、回転台2のリン
グプレート10と上部支持板4との着脱自在な取り付け
を常に一定位置関係で確実に行うことができる。
るための塗布処理空間形成部材をベアリングを用いて回
転自在に支持するだけでは、角型基板1を回転台2に対
して出し入れするために塗布処理空間形成部材を上昇さ
せて回転台2との結合を解除した際に、塗布処理空間形
成部材が不所望に回転してしまい、次に塗布処理空間形
成部材を回転台2に対して結合しようとする際に、一定
の位置に結合させることができず、確実に結合すること
ができないおそれがある。しかし本構成では、上部回転
板3と上部支持板4とからなる塗布処理空間形成部材
は、上昇されて回転台2との結合が解かれた際には、周
方向に位置決めされて回転不能に支持されるので、回転
台2に対して常に一定位置関係を保つことができ、常に
一定の位置に結合させることができ、確実に結合させる
ことができる。これにより本構成では、回転台2のリン
グプレート10と上部支持板4との着脱自在な取り付け
を常に一定位置関係で確実に行うことができる。
【0021】[回転台洗浄構造]
【0022】各実施形態では、基板を水平支持した状態
で回転させる回転台と、この回転台上に支持された基板
の上面に塗布液を供給する塗布液供給手段とを備えた回
転式塗布装置において、回転台の上面に向けて洗浄液を
噴射する回転台洗浄手段を備えて構成した。
で回転させる回転台と、この回転台上に支持された基板
の上面に塗布液を供給する塗布液供給手段とを備えた回
転式塗布装置において、回転台の上面に向けて洗浄液を
噴射する回転台洗浄手段を備えて構成した。
【0023】[回転台洗浄構造による効果]
【0024】基板に対する所定の回転塗布を行った後、
基板の無い状態にしてから洗浄液を回転台の上面に向け
て噴射し、回転台の上面に飛散して付着した塗布液を洗
浄除去することができるようにすることで、基板に対す
る所定の回転塗布に起因して回転台の上面に付着した塗
布液を洗浄除去するから、回転台の上面への塗布液付着
に起因するパーティクルの発生、ならびに、付着ミスト
の再飛散による基板の汚染を防止でき、基板の処理品質
の低下を回避できる。
基板の無い状態にしてから洗浄液を回転台の上面に向け
て噴射し、回転台の上面に飛散して付着した塗布液を洗
浄除去することができるようにすることで、基板に対す
る所定の回転塗布に起因して回転台の上面に付着した塗
布液を洗浄除去するから、回転台の上面への塗布液付着
に起因するパーティクルの発生、ならびに、付着ミスト
の再飛散による基板の汚染を防止でき、基板の処理品質
の低下を回避できる。
【0025】[塗布処理空間形成部材の位置決め機構の
動作タイミングと効果]
動作タイミングと効果]
【0026】塗布処理空間形成部材を基板支持部材から
離脱させる際には、上部回転板3と上部支持板4とから
なる塗布処理空間形成部材が回転台2と結合している状
態で、まず、環状プレート31に設けられた筒体32に
固定支持部材16の係合突起29が嵌入することにより
両者が結合して、塗布処理空間形成部材は固定支持部材
16に対して回転しないように周方向に所定位置に位置
決めされる。そしてその後に塗布処理空間形成部材が上
昇する。
離脱させる際には、上部回転板3と上部支持板4とから
なる塗布処理空間形成部材が回転台2と結合している状
態で、まず、環状プレート31に設けられた筒体32に
固定支持部材16の係合突起29が嵌入することにより
両者が結合して、塗布処理空間形成部材は固定支持部材
16に対して回転しないように周方向に所定位置に位置
決めされる。そしてその後に塗布処理空間形成部材が上
昇する。
【0027】このように、上部回転板3と上部支持板4
が回転台2から取り外される前に位置決め固定が行われ
るので、それらを回転台2から取り外した後に位置決め
固定する場合と比べて確実に位置決め固定が行われ、取
り外しや取り付けの状態の再現性がよく、処理品質の低
下がない均一な処理が可能である。
が回転台2から取り外される前に位置決め固定が行われ
るので、それらを回転台2から取り外した後に位置決め
固定する場合と比べて確実に位置決め固定が行われ、取
り外しや取り付けの状態の再現性がよく、処理品質の低
下がない均一な処理が可能である。
【0028】[塗布処理空間形成部材の位置決め機構の
作動構造と効果]
作動構造と効果]
【0029】塗布処理空間形成部材が上昇して回転台2
と離れる際には、まず固定支持部材16が上昇すること
で塗布処理空間形成部材との相対昇降が生じ、かかる相
対昇降動作に応じて環状プレート31に設けられた筒体
32に固定支持部材16の係合突起29が嵌入すること
により両者が結合して、塗布処理空間形成部材は固定支
持部材16に対して回転しないように周方向に所定位置
に位置決めされる。そしてその後に塗布処理空間形成部
材が上昇する。逆に、塗布処理空間形成部材が下降して
回転台2と結合する際には、塗布処理空間形成部材が回
転台2と結合した後にも固定支持部材16が下降するこ
とで塗布処理空間形成部材との相対昇降が生じ、かかる
相対昇降動作に応じて環状プレート31の筒体32に嵌
入していた固定支持部材16の係合突起29が筒体32
から離脱し、塗布処理空間形成部材の固定支持部材16
に対する位置決めが解除される。このように、塗布処理
空間形成部材と固定支持部材との相対昇降動作に応動し
て塗布処理空間形成部材の位置決めと解除の動作を行う
ことで、位置決め機構を駆動するための駆動源等を設け
る必要がなく、処理品質の低下がない均一な処理が可能
な装置を安価にできる。
と離れる際には、まず固定支持部材16が上昇すること
で塗布処理空間形成部材との相対昇降が生じ、かかる相
対昇降動作に応じて環状プレート31に設けられた筒体
32に固定支持部材16の係合突起29が嵌入すること
により両者が結合して、塗布処理空間形成部材は固定支
持部材16に対して回転しないように周方向に所定位置
に位置決めされる。そしてその後に塗布処理空間形成部
材が上昇する。逆に、塗布処理空間形成部材が下降して
回転台2と結合する際には、塗布処理空間形成部材が回
転台2と結合した後にも固定支持部材16が下降するこ
とで塗布処理空間形成部材との相対昇降が生じ、かかる
相対昇降動作に応じて環状プレート31の筒体32に嵌
入していた固定支持部材16の係合突起29が筒体32
から離脱し、塗布処理空間形成部材の固定支持部材16
に対する位置決めが解除される。このように、塗布処理
空間形成部材と固定支持部材との相対昇降動作に応動し
て塗布処理空間形成部材の位置決めと解除の動作を行う
ことで、位置決め機構を駆動するための駆動源等を設け
る必要がなく、処理品質の低下がない均一な処理が可能
な装置を安価にできる。
【0030】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を用いて詳細に説明する。
を用いて詳細に説明する。
【0031】図1は本発明に係る回転式塗布装置の第1
実施形態の全体の概略構成を示す縦断正面図であり、角
型基板1を載置する回転台2が鉛直方向の軸心P周りに
水平回転可能に設けられ、その回転台2の上方に、回転
台2と平行に上部回転板3が設けられるとともに、その
上部回転板3が回転台2に上部支持板4を介して一体的
に回転可能に取り付けられ、これら回転部材の下方及び
周辺部を外から囲むように廃液回収ケース5が設けら
れ、前記回転台2に、縦向き回転軸としての出力軸6を
介して駆動源である電動モータ7が連結されている。
実施形態の全体の概略構成を示す縦断正面図であり、角
型基板1を載置する回転台2が鉛直方向の軸心P周りに
水平回転可能に設けられ、その回転台2の上方に、回転
台2と平行に上部回転板3が設けられるとともに、その
上部回転板3が回転台2に上部支持板4を介して一体的
に回転可能に取り付けられ、これら回転部材の下方及び
周辺部を外から囲むように廃液回収ケース5が設けら
れ、前記回転台2に、縦向き回転軸としての出力軸6を
介して駆動源である電動モータ7が連結されている。
【0032】回転台2は、角型基板1の外形形状より充
分大きい外形円板として構成されていて、その上面に立
設した多数の基板支持ピン8・・・上に角型基板1が水
平に載置支持されるようになっている。また、図示しな
いが、回転台2上には角型基板1の四隅それぞれに一対
づつの位置決めピンが設けられていて、これら位置決め
ピンによつて角型基板1が回転台2と一体に水平回転さ
れるようになっている。
分大きい外形円板として構成されていて、その上面に立
設した多数の基板支持ピン8・・・上に角型基板1が水
平に載置支持されるようになっている。また、図示しな
いが、回転台2上には角型基板1の四隅それぞれに一対
づつの位置決めピンが設けられていて、これら位置決め
ピンによつて角型基板1が回転台2と一体に水平回転さ
れるようになっている。
【0033】また、回転台2の外周上面には、回転台2
と同外径のスペーサリング9およびリングプレート10
が同心円線上の場所に複数箇所で連結されるとともに、
このリングプレート10に上部支持板4がノブボルト1
1を介して着脱自在に取り付けられ、上部支持板4を取
り外すことで、リングプレート10の中央開口から基板
1を出し入れすることができるようになっている。
と同外径のスペーサリング9およびリングプレート10
が同心円線上の場所に複数箇所で連結されるとともに、
このリングプレート10に上部支持板4がノブボルト1
1を介して着脱自在に取り付けられ、上部支持板4を取
り外すことで、リングプレート10の中央開口から基板
1を出し入れすることができるようになっている。
【0034】前記上部回転板3は基板1の外形形状より
大径の円板に構成され、上部支持板4の下面にカラー1
2を介してボルト連結されている。廃液回収ケース5の
底部は絞り込まれ、その下端に廃液排出口13が形成さ
れるとともに、周方向の複数箇所には塗布液から蒸発し
た溶剤ガスや塗布液ミストを排出する排気口14が形成
されている。
大径の円板に構成され、上部支持板4の下面にカラー1
2を介してボルト連結されている。廃液回収ケース5の
底部は絞り込まれ、その下端に廃液排出口13が形成さ
れるとともに、周方向の複数箇所には塗布液から蒸発し
た溶剤ガスや塗布液ミストを排出する排気口14が形成
されている。
【0035】前記廃液回収ケース5の上部に筒状カバー
15が取り付けられ、その筒状カバー15に固定支持部
材16が着脱可能に取り付けられている.
15が取り付けられ、その筒状カバー15に固定支持部
材16が着脱可能に取り付けられている.
【0036】図2の要部の一部切欠拡大正面図、図3お
よび図4の要部の平面図、図5の要部の側面図に示すよ
うに、上部回転板3の中央には開口19が形成され、こ
の開口19の鉛直方向上方位置において、固定支持部材
16の上方側支持プレート16aに駆動開閉機構として
の第1のエアシリンダ20が取り付けられ、その第1の
エアシリンダ20のシリンダロツド20aの先端にブロ
ック21が取り付けられるとともに、ブロック21に相
対昇降および相対回転可能に有底筒状の蓋17が吊り下
げ保持されている。
よび図4の要部の平面図、図5の要部の側面図に示すよ
うに、上部回転板3の中央には開口19が形成され、こ
の開口19の鉛直方向上方位置において、固定支持部材
16の上方側支持プレート16aに駆動開閉機構として
の第1のエアシリンダ20が取り付けられ、その第1の
エアシリンダ20のシリンダロツド20aの先端にブロ
ック21が取り付けられるとともに、ブロック21に相
対昇降および相対回転可能に有底筒状の蓋17が吊り下
げ保持されている。
【0037】また、ブロック21の下面に第1の磁石2
2が付設され、一方、蓋17の底面に、前記第1の磁石
22と同極の第2の磁石23が付設され、蓋17を閉じ
位置に変位した状態で、ブロック21を蓋17と非接触
状態にしたときに、反発力によって蓋17を閉じ位置に
維持できるようになっている。
2が付設され、一方、蓋17の底面に、前記第1の磁石
22と同極の第2の磁石23が付設され、蓋17を閉じ
位置に変位した状態で、ブロック21を蓋17と非接触
状態にしたときに、反発力によって蓋17を閉じ位置に
維持できるようになっている。
【0038】したがって、第1のエアシリンダ20の短
縮により、蓋17を開口19の上方の開き位置に上昇変
位させ、一方、第1のエアシリンダ20の伸長により、
蓋17を下降して開口19に嵌入する閉じ位置に変位
し、開口19を閉じながら蓋17のみを上部回転板3と
一体回転できるようになっている。
縮により、蓋17を開口19の上方の開き位置に上昇変
位させ、一方、第1のエアシリンダ20の伸長により、
蓋17を下降して開口19に嵌入する閉じ位置に変位
し、開口19を閉じながら蓋17のみを上部回転板3と
一体回転できるようになっている。
【0039】上方側支持プレート16aの第1のエアシ
リンダ20の横側方に、鉛直方向の軸芯周りで90゜の
範囲で回転可能な第2のエアシリンダ24が設けられる
とともに、その第2のエアシリンダ24のシリンダロツ
ド24aにスプライン軸25が連結されている。スプラ
イン軸25に昇降のみ可能にスプライン筒26が取り付
けられるとともに、スプライン筒26に回転のみ可能に
回転筒27が取り付けられている。スプライン筒26に
洗浄ノズル18が一体的に取り付けられるとともに、上
方側支持プレート16aの第2のエアシリンダ24の横
側方下側に設けられた第3のエアシリンダ28のシリン
ダロツド28aに回転筒27が連結されている。図示し
ないが、洗浄ノズル18には、洗浄液圧送機構に接続さ
れた配管が接続されている。上述の構成により、回転台
2の上面に向けて洗浄液を噴出する回転台洗浄手段が構
成されている。
リンダ20の横側方に、鉛直方向の軸芯周りで90゜の
範囲で回転可能な第2のエアシリンダ24が設けられる
とともに、その第2のエアシリンダ24のシリンダロツ
ド24aにスプライン軸25が連結されている。スプラ
イン軸25に昇降のみ可能にスプライン筒26が取り付
けられるとともに、スプライン筒26に回転のみ可能に
回転筒27が取り付けられている。スプライン筒26に
洗浄ノズル18が一体的に取り付けられるとともに、上
方側支持プレート16aの第2のエアシリンダ24の横
側方下側に設けられた第3のエアシリンダ28のシリン
ダロツド28aに回転筒27が連結されている。図示し
ないが、洗浄ノズル18には、洗浄液圧送機構に接続さ
れた配管が接続されている。上述の構成により、回転台
2の上面に向けて洗浄液を噴出する回転台洗浄手段が構
成されている。
【0040】上記構成により、蓋17が閉じ位置にある
非洗浄状態では、洗浄ノズル18を開口19の上方より
も外れた非洗浄位置に位置きせておき、そして、蓋17
が開き位置にある洗浄状態では、第2のエアシリンダ2
4により回転して洗浄ノズル18を開口19の上方箇所
に位置させた後に、第3のエアシリンダ28を伸長して
洗浄ノズル18を下降させ、その吹き出し口18aから
回転台2の上面に向けて洗浄液を噴出する洗浄位置に変
位できるようになっている。上記洗浄ノズル18を洗浄
位置と非洗浄位置とに駆動変位させるための第2および
第3のエアシリンダ24、28から成る構成をして駆動
機構と総称する。
非洗浄状態では、洗浄ノズル18を開口19の上方より
も外れた非洗浄位置に位置きせておき、そして、蓋17
が開き位置にある洗浄状態では、第2のエアシリンダ2
4により回転して洗浄ノズル18を開口19の上方箇所
に位置させた後に、第3のエアシリンダ28を伸長して
洗浄ノズル18を下降させ、その吹き出し口18aから
回転台2の上面に向けて洗浄液を噴出する洗浄位置に変
位できるようになっている。上記洗浄ノズル18を洗浄
位置と非洗浄位置とに駆動変位させるための第2および
第3のエアシリンダ24、28から成る構成をして駆動
機構と総称する。
【0041】固定支持部材16の下方側支持プレート1
6bは環状に形成され、その内周面側に寄った上面の周
方向所定の4箇所それぞれに、山形状の係合突起29が
設けられ、一方、下方側支持プレート18bよりも上方
に位置するように、上部支持板4に取付部材30・・・
を介して環状プレート31が取り付けられるとともに、
その環状プレート31の周方向所定の4箇所それぞれ
に、係合突起29を嵌入する筒体32が設けられ、前記
上部回転板3を着脱する際に、係合突起29・・・を筒
体32・・・に嵌入することにより、固定支持部材16
で吊り下げることができるように構成されている。
6bは環状に形成され、その内周面側に寄った上面の周
方向所定の4箇所それぞれに、山形状の係合突起29が
設けられ、一方、下方側支持プレート18bよりも上方
に位置するように、上部支持板4に取付部材30・・・
を介して環状プレート31が取り付けられるとともに、
その環状プレート31の周方向所定の4箇所それぞれ
に、係合突起29を嵌入する筒体32が設けられ、前記
上部回転板3を着脱する際に、係合突起29・・・を筒
体32・・・に嵌入することにより、固定支持部材16
で吊り下げることができるように構成されている。
【0042】以上の構成により、先ず、塗布処理に際し
ては、固定支持部材16を筒状カバー15から取り外す
とともに上部支持板4を回転台2から取り外し、固定支
持部材16で吊り下げて上部回転板3を上方に外して角
型基板1を回転台2の基板支持ピン8・・・上に所定の
姿勢で載置する。
ては、固定支持部材16を筒状カバー15から取り外す
とともに上部支持板4を回転台2から取り外し、固定支
持部材16で吊り下げて上部回転板3を上方に外して角
型基板1を回転台2の基板支持ピン8・・・上に所定の
姿勢で載置する。
【0043】次に、図示しない塗布液供給手段としての
塗布液供給ノズルを角型基板1の中央上方に移動させ、
所定量の塗布液を滴下供給する。その後、固定支持部材
16で吊り下げて上部支持板4を搬入し、上部支持板4
をリングプレート10上に、そして、固定支持部材16
を筒状カバー15上にそれぞれ取り付け、図6の要部の
正面図に示すように、第1のエアシリンダ20を伸長し
て蓋17を駆動変位し、上部回転板aの開口19を閉じ
ておくとともに洗浄ノズル18を非洗浄位置に変位して
おく。
塗布液供給ノズルを角型基板1の中央上方に移動させ、
所定量の塗布液を滴下供給する。その後、固定支持部材
16で吊り下げて上部支持板4を搬入し、上部支持板4
をリングプレート10上に、そして、固定支持部材16
を筒状カバー15上にそれぞれ取り付け、図6の要部の
正面図に示すように、第1のエアシリンダ20を伸長し
て蓋17を駆動変位し、上部回転板aの開口19を閉じ
ておくとともに洗浄ノズル18を非洗浄位置に変位して
おく。
【0044】その後、電動モータ7を起動して回転台
2、上部支持板4、上部回転板3および角型基板1を一
体に水平回転させる。この回転によって角型基板1上の
塗布液は遠心力によって外方に拡散流動して角型基板1
上面に薄く塗布される。この場合、回転台2と上部回転
板3との間に形成された偏平な塗布処理空間Sの空気層
も一体に回転し、角型基板1上に気流が発生しない状態
で塗布液の拡散流動が行われる。
2、上部支持板4、上部回転板3および角型基板1を一
体に水平回転させる。この回転によって角型基板1上の
塗布液は遠心力によって外方に拡散流動して角型基板1
上面に薄く塗布される。この場合、回転台2と上部回転
板3との間に形成された偏平な塗布処理空間Sの空気層
も一体に回転し、角型基板1上に気流が発生しない状態
で塗布液の拡散流動が行われる。
【0045】角型基板1上を流動して外周に到達した余
剰塗布液は角型基板1の周縁から流出し、塗布処理空間
Sの外周全域から飛散してゆく。そして、飛散した塗布
液はスペーサリング9の上下に形成されている間隙を通
って廃液回収ケース5内に流出して回収される。
剰塗布液は角型基板1の周縁から流出し、塗布処理空間
Sの外周全域から飛散してゆく。そして、飛散した塗布
液はスペーサリング9の上下に形成されている間隙を通
って廃液回収ケース5内に流出して回収される。
【0046】所定回数の回転塗布処理が行われると、固
定支持部材16を筒状カバー15から取り外すとともに
上部支持板4を回転台2から取り外し、固定支持部材1
6で吊り下げて上部回転板3を上方に外して角型基板1
を取り出してから、上部支持板4をリングプレート10
上に、そして、固定支持部材16を筒状カバー15上に
それぞれ取り付け、その後に、第1のエアシリンダ20
を短縮して蓋17を開き位置に駆動変位する。
定支持部材16を筒状カバー15から取り外すとともに
上部支持板4を回転台2から取り外し、固定支持部材1
6で吊り下げて上部回転板3を上方に外して角型基板1
を取り出してから、上部支持板4をリングプレート10
上に、そして、固定支持部材16を筒状カバー15上に
それぞれ取り付け、その後に、第1のエアシリンダ20
を短縮して蓋17を開き位置に駆動変位する。
【0047】しかる後、第2のエアシリンダ24を作動
して洗浄ノズル18を開口19の上方位置まで回転変位
し、その状態から第3のエアシリンダ28を伸長して洗
浄ノズル18を下降させ、開ロ19を通じて、図5に示
すように、上部回転板3の下方の洗浄位置まで変位す
る。その状態で、電動モータ7を起動して回転台2、上
部支持板4、上部回転板3を一体に水平回転させなが
ら、洗浄ノズル18から回転台2の上面に洗浄液を噴出
供給し、遠心力を利用して、回転台2の上面に付着した
塗布液のミストを洗浄除去する。
して洗浄ノズル18を開口19の上方位置まで回転変位
し、その状態から第3のエアシリンダ28を伸長して洗
浄ノズル18を下降させ、開ロ19を通じて、図5に示
すように、上部回転板3の下方の洗浄位置まで変位す
る。その状態で、電動モータ7を起動して回転台2、上
部支持板4、上部回転板3を一体に水平回転させなが
ら、洗浄ノズル18から回転台2の上面に洗浄液を噴出
供給し、遠心力を利用して、回転台2の上面に付着した
塗布液のミストを洗浄除去する。
【0048】図7は、本発明に係る回転式塗布装置の第
2実施形態を示す全体概略正面図であり、第1実施例と
異なるところは次の通りである。
2実施形態を示す全体概略正面図であり、第1実施例と
異なるところは次の通りである。
【0049】回転台2の回転軸2aの下端と電動モータ
33の駆動軸33aの上端とがベルト式伝動機構34を
介して連動連結されるとともに、回転台2の回転軸2a
に、その回転軸芯を通る貫通孔35が形成され、その貫
通孔35内に、上端に洗浄ノズル36を取り付けた洗浄
液パイプ37が挿入されるとともに、洗浄ノズル36が
回転台2の上方に位置されて固定状態で設けられ、回転
台2の上面に向けて洗浄液を噴出するように回転台洗浄
手段が構成されている。他の構成は第1実施形態と同様
であり、同一図番を付すことにより、その説明を省略す
る。
33の駆動軸33aの上端とがベルト式伝動機構34を
介して連動連結されるとともに、回転台2の回転軸2a
に、その回転軸芯を通る貫通孔35が形成され、その貫
通孔35内に、上端に洗浄ノズル36を取り付けた洗浄
液パイプ37が挿入されるとともに、洗浄ノズル36が
回転台2の上方に位置されて固定状態で設けられ、回転
台2の上面に向けて洗浄液を噴出するように回転台洗浄
手段が構成されている。他の構成は第1実施形態と同様
であり、同一図番を付すことにより、その説明を省略す
る。
【0050】図8は、本発明に係る回転式塗布装置の第
3実施形態を示す全体概略正面図であり、第1実施形態
と異なるところは次の通りである。
3実施形態を示す全体概略正面図であり、第1実施形態
と異なるところは次の通りである。
【0051】回転台2の周囲の固定フレーム15a上の
所定箇所に、支持ブラケット38を介して洗浄ノズル3
9が取り付けられ、上部回転板3を取り外した状態で回
転台2の上面に向けて洗浄液を噴出するように回転台洗
浄手段が構成されている。他の構成は第1実施形態と同
様であり、同一図番を付すことにより、その説明を省略
する。
所定箇所に、支持ブラケット38を介して洗浄ノズル3
9が取り付けられ、上部回転板3を取り外した状態で回
転台2の上面に向けて洗浄液を噴出するように回転台洗
浄手段が構成されている。他の構成は第1実施形態と同
様であり、同一図番を付すことにより、その説明を省略
する。
【0052】本発明としては、角型基板1に限らず円形
基板の回転式塗布装置にも適用できる。
基板の回転式塗布装置にも適用できる。
【0053】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、回転台と離れた状態にある上部板の不所望な
回転を防止し、回転台と上部板の結合状態を常に一定に
保つことができて安定した基板処理が可能である。
によれば、回転台と離れた状態にある上部板の不所望な
回転を防止し、回転台と上部板の結合状態を常に一定に
保つことができて安定した基板処理が可能である。
【0054】また、上部板と固定支持部材との相対昇降
動作に応動して塗布処理空間形成部材の位置決めと解除
の動作を行うので、位置決めや解除動作用の駆動源等を
設ける必要がない。
動作に応動して塗布処理空間形成部材の位置決めと解除
の動作を行うので、位置決めや解除動作用の駆動源等を
設ける必要がない。
【図1】本発明に係る回転式塗布装置の第1実施形態の
全体の概略構成を示す縦断正面図である。
全体の概略構成を示す縦断正面図である。
【図2】要部の拡大正面図である。
【図3】要部の平面図である。
【図4】要部の平面図である。
【図5】要部の側面図である。
【図6】回転塗布状態を示す要部の正面図である。
【図7】本発明に係る回転式塗布装置の第2実施形態を
示す全体概略正面図である。
示す全体概略正面図である。
【図8】本発明に係る回転式塗布装置の第3実施形態を
示す全体概略正面図である。
示す全体概略正面図である。
1・・・角型基板 2・・・回転台 3・・・上部回転板 4・・・上部支持板 5・・・廃液回収ケース 15・・・筒状カバー 16・・・固定支持部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027 B05C 11/08 G03F 7/16
Claims (9)
- 【請求項1】 基板を回転させることにより当該基板の
表面に塗布液を塗布する回転式塗布装置において、 基板を回転可能に支持する基板支持部材と、 塗布処理空間を形成すべく前記基板支持部材と結合可能
な塗布処理空間形成部材と、 上部が開口し、前記基板支持部材の周辺を囲むケース
と、 前記ケースに着脱可能に設けられて前記ケースへの装着
時に前記ケースの前記開口を閉じる部材と、 前記塗布処理空間形成部材を支持して前記基板支持部材
に対して進退させる進退部材と、 前記進退部材が前記塗布処理空間形成部材を吊持するた
めの吊持機構と、 前記塗布処理空間形成部材を前記進退部材に対して周方
向に位置決めする位置決め機構とを備え、 前記位置決め機構は、前記進退部材が上昇して前記塗布
処理空間形成部材を前記基板支持部材から離脱させる際
に、前記塗布処理空間形成部材が基板支持部材と結合し
た状態で塗布処理空間形成部材を周方向で位置決め状態
とするよう構成され、 当該位置決め機構による位置決め状態で前記塗布処理空
間形成部材を上昇させて基板支持部材から離脱させるよ
う構成されていることを特徴とする回転式塗布装置。 - 【請求項2】 基板を回転させることにより当該基板の
表面に塗布液を塗布する回転式塗布装置において、 基板を回転可能に支持する基板支持部材と、 塗布処理空間を形成すべく前記基板支持部材と結合可能
な塗布処理空間形成部材と、 前記塗布処理空間形成部材を支持して前記基板支持部材
に対して進退させる進退部材と、 前記進退部材が前記塗布処理空間形成部材を支持するた
めの吊持機構と、 前記基板支持部材との非結合時に前記塗布処理空間形成
部材を前記進退部材に対して周方向に位置決めする位置
決め機構とを備え、 前記塗布処理空間形成部材と前記基板支持部材との結合
時には、前記吊持機構は、前記塗布処理空間形成部材の
支持を解除して前記塗布処理空間形成部材と前記進退部
材とを互いに非接触状態とし、 前記位置決め機構は、前記進退部材が上昇して前記塗布
処理空間形成部材を前記基板支持部材から離脱させる際
に、前記塗布処理空間形成部材が基板支持部材と結合し
た状態で塗布処理空間形成部材を周方向で位置決め状態
とするよう構成され、 当該位置決め機構による位置決め状態で前記塗布処理空
間形成部材を上昇させて基板支持部材から離脱させるよ
う構成されていることを特徴とする回転式塗布装置。 - 【請求項3】 基板支持用の回転台と、 前記回転台を回転させる駆動源と、 前記回転台との結合によって内部に塗布処理空間を作る
上部板と、 前記上部板を吊持して昇降させる支持部材と、 前記上部板と支持部材との間に介在されて上部板を吊持
し、上部板が上昇された状態で上部板と支持部材とを結
合するとともに、上部板が回転台に結合された状態で前
記上部板と支持部材との結合状態が解除されて上部板と
支持部材とが互いに非接触状態となる係合部とが設けら
れ、 前記係合部は、上部板を回転台から離脱させる際に、上
部板が回転台に結合した状態で上部板を周方向で位置決
め状態とし、かかる位置決め状態で前記上部板を回転台
から離脱させるように構成されていることを特徴とする
回転式塗布装置。 - 【請求項4】 基板を回転させることにより当該基板の
表面に塗布液を塗布する回転式塗布方法において、 上部が開口したケース内に回転可能に設けられた基板支
持部材にて基板を支持する工程と、 基板支持部材に支持した基板に塗布液を供給する工程
と、 前記ケースの開口を閉じ部材により閉じるとともに、塗
布処理空間形成部材を前記基板支持部材と結合させて塗
布処理空間を形成し、前記塗布処理空間形成部材と基板
支持部材とを前記ケースに対して回転可能状態とする工
程と、 前記基板支持部材と塗布処理空間形成部材とを回転させ
て基板上の塗布液を拡散流動させる工程と、 前記基板支持部材と塗布処理空間形成部材の回転を停止
させる工程と、 前記基板支持部材と結合したままの前記塗布処理空間形
成部材を周方向で位置決め状態とする工程と、 位置決め状態とされている前記塗布処理空間形成部材を
上昇させて前記基板支持部材から離脱させる工程と、 を備えたことを特徴とする回転式塗布方法。 - 【請求項5】 基板を回転させることにより当該基板の
表面に塗布液を塗布する回転式塗布装置において、 基板を回転可能に支持する基板支持部材と、 塗布処理空間を形成すべく前記基板支持部材と結合可能
な塗布処理空間形成部材と、 上部が開口し、前記基板支持部材の周辺を囲むケース
と、 前記ケースに着脱可能に設けられて前記ケースへの装着
時に前記ケースの前記開口を閉じる部材と、 前記塗布処理空間形成部材を支持して前記基板支持部材
に対して進退させる進退部材と、 前記進退部材が前記塗布処理空間形成部材を相対昇降可
能に支持するための吊持機構と、 前記塗布処理空間形成部材を前記進退部材に対して周方
向に位置決めする位置決め機構とを備え、 前記吊持機構は、 前記塗布処理空間形成部材の上側中央部に立設された取
付部材と、 前記取付部材の上部から水平方向に延在する第1の部材
と、 前記進退部材に設けられ、前記第1の部材の下方で前記
取付部材に沿って相対昇降可能な第2の部材とを備え
て、 前記塗布処理空間形成部材と前記基板支持部材との結合
時には、前記第2の部材に対して前記取付部材および前
記第1の部材が相対回転自在となるように設けられてお
り、 前記位置決め機構は、 前記進退部材の上昇時に、前記塗布処理空間形成部材と
前記進退部材の相対昇降動作に応動して前記塗布処理空
間形成部材を位置決め状態とすることを特徴とする回転
式塗布装置。 - 【請求項6】 基板を回転させることにより当該基板の
表面に塗布液を塗布する回転式塗布装置において、 基板を回転可能に支持する基板支持部材と、 塗布処理空間を形成すべく前記基板支持部材と結合可能
な塗布処理空間形成部材と、 前記塗布処理空間形成部材を支持して前記基板支持部材
に対して進退させる進退部材と、 前記進退部材が前記塗布処理空間形成部材を相対昇降可
能に支持するための吊持機構と、 前記塗布処理空間形成部材を前記進退部材に対して周方
向に位置決めする位置決め機構とを備え、 前記吊持機構は、前記塗布処理空間形成部材と前記基板
支持部材との結合時には、前記吊持機構による前記塗布
処理空間形成部材の支持を解除して前記塗布処理空間形
成部材と前記進退部材とを互いに非接触状態とし、 前記進退部材が上昇して前記塗布処理空間形成部材を前
記基板支持部材から離脱させる際には、前記塗布処理空
間形成部材と前記進退部材が相対昇降して、前記位置決
め機構は当該相対昇降に応動して前記塗布処理空間形成
部材を位置決め状態とすることを特徴とする回転式塗布
装置。 - 【請求項7】 請求項5または6に記載の回転式塗布装
置において、 前記位置決め機構は、前記塗布処理空間形成部材の前記
基板支持部材からの離脱時には当該塗布処理空間形成部
材と進退部材とを相対回転不能に結合する凹凸結合より
なることを特徴とする回転式塗布装置。 - 【請求項8】 基板支持用の回転台と、 前記回転台を回転させる駆動源と、 前記回転台との結合によって内部に塗布処理空間を作る
上部板と、 前記上部板を吊持して昇降させる支持部材と、 前記上部板と支持部材との間に介在され、支持部材に対
して相対昇降可能になるように上部板を吊持し、上部板
が上昇された状態で上部板と支持部材とを結合するとと
もに、上部板が回転台に結合された状態で前記上部板と
支持部材との結合状態が解除されて上部板と支持部材と
が互いに非接触状態となる係合部とが設けられ、 前記係合部は、上部板の上昇時には上部板を周方向に位
置決めした状態とし、上部板が回転台に結合された状態
では上記位置決めを解除した状態とする切り替え動作
を、上記支持部材の昇降に応じて生じる上部板と支持部
材との相対昇降によって行うように構成されていること
を特徴とする回転式塗布装置。 - 【請求項9】 請求項5に記載の回転式塗布装置におい
て、 前記ケースに着脱可能に設けられて前記ケースへの装着
時に前記ケースの前記開口を閉じる部材と、 前記塗布処理空間形成部材を支持して前記基板支持部材
に対して進退させる進退部材とは、 前記ケースに着脱可能に設けられ、前記ケースへの装着
時に前記ケースの前記開口を閉じるとともに、前記塗布
処理空間形成部材を支持して前記基板支持部材に対して
進退させる部材により構成されることを特徴とする回転
式塗布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000143640A JP3103358B1 (ja) | 2000-05-16 | 2000-05-16 | 回転式塗布装置および回転式塗布方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000143640A JP3103358B1 (ja) | 2000-05-16 | 2000-05-16 | 回転式塗布装置および回転式塗布方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11029777A Division JP3103346B2 (ja) | 1999-02-08 | 1999-02-08 | 回転式塗布装置および回転式塗布方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3103358B1 true JP3103358B1 (ja) | 2000-10-30 |
JP2000354820A JP2000354820A (ja) | 2000-12-26 |
Family
ID=18650431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000143640A Expired - Lifetime JP3103358B1 (ja) | 2000-05-16 | 2000-05-16 | 回転式塗布装置および回転式塗布方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3103358B1 (ja) |
-
2000
- 2000-05-16 JP JP2000143640A patent/JP3103358B1/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000354820A (ja) | 2000-12-26 |
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