JP2004330089A - 円筒体及び円柱体の塗布方法及び装置 - Google Patents

円筒体及び円柱体の塗布方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複雑な機構を用いることなく、小型かつ安価な手段で塗布膜を形成し、低コストで高品質な円筒体及び円柱体が得られる。塗布方法及び装置を提供する。
【解決手段】円筒体及び円柱体の外周面近傍に配置され、塗布液を吐出する環状のスリットを形成する第一の環状部材と、前記第一の環状部材の外周面側に配置され、前記第一の環状部材と略同軸に配置されることにより環状のスリットを形成する第二の環状部材と、前記スリットに塗布液を供給する供給装置と、前記供給装置とスリット間に配設され、塗布液の供給を遮断するバルブとが備えられている。また、前記第二の環状部材が、前記第一の環状部材に対し軸方向に移動可能となるよう、駆動源を備えている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置に使用される円筒体及び円柱体、若しくは円筒保持部材等で保持される薄肉ベルト等に、感光層、保護層等を塗布する方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、円筒体及び円柱体の外周面を環状ノズルで塗布する場合、円筒体及び円柱体が供給されると環状ノズルから塗布液が吐出され、塗布終了位置で塗布液の供給を停止していた。また、特開2000−5684で開示されているように、円筒体を塗布方向に連続的に供給するなどの方法がとられていた。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−5684号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら前記従来例では、図6に示すよう塗布終了端で、塗布膜が塗布液の表面張力等により厚くなる、という問題があった。
【0005】
また、塗布終了端を少なくするため、円筒体を塗布方向に連続的に供給すると、装置が大型化、複雑化するという問題を抱えていた。
【0006】
本発明は、前述の問題を解決するためのものであり、その目的とするところは、複雑な機構を用いることなく、小型かつ安価な手段で塗布膜を形成し、低コストで高品質な円筒体及び円柱体が得られる、塗布方法及び装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係わる円筒体及び円柱体の塗布方法及び装置は、円筒体及び円柱体の外周面近傍に配置され、塗布液を吐出する環状のスリットを形成する第一の環状部材と、前記第一の環状部材の外周面側に配置され、前記第一の環状部材と略同軸に配置されることにより環状のスリットを形成する第二の環状部材と、前記スリットに塗布液を供給する供給装置と、前記供給装置とスリット間に配設され、塗布液の供給を遮断するバルブとを備えたことを特徴としている。
【0008】
また、この本発明に係わる円筒体及び円柱体の塗布方法及び装置は、前記第二の環状部材が、前記第一の環状部材に対し軸方向に移動可能となるよう、駆動源を備えたことを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下添付図面を参照して、本発明を画像形成装置の円筒体及び円柱体部品の塗膜形成に適用した一実施形態について説明する。
【0010】
図1は円筒体に塗布膜を形成する装置の概要を示すものである。
円筒体1は支持部材2と、移動可能な支持部材3によって位置決め支持されている。この支持部材2及び支持部材3は不図示の構造体によって、取り付け支持されている。円筒体1に塗布液を吐出する環状ノズル10は、不図示の支持部材により支持され、円筒体1に対し移動可能となっている。本図では円筒体1は鉛直方向に支持されているが、水平方向であってもかまわない。また、円筒体1と環状ノズル10は相対的に移動すればよいのであって、環状ノズル10が固定支持され、円筒体1が移動してもかまわない。
【0011】
環状ノズル10には塗布液26を給送するためのチューブ21が接続されている。塗布液26は貯蔵容器25に貯蔵され、貯蔵容器25と環状ノズル10の途中に設けられた給送ポンプ24によって、環状ノズル10へ給送される。また、給送ポンプ24と環状ノズル10の途中にバルブ22が設けられている。バルブ22はバルブ制御装置23によって開閉される。
【0012】
図2は環状ノズル10の構造を示す図である。
【0013】
第一の環状部材である固定リング11が、円筒体1の外周面と離間し円筒体1と略同軸上に配置されている。固定リング11の内径は円筒体1の外径より大きくなっている。
【0014】
固定リング11には、固定リング11と嵌合し、塗布液給送チューブ21が接続された、円筒リング13が取り付けられている。また、円筒リング13の上部にはピエゾリング14が接着固定されている。また、第二の環状部材である可動リング12が円筒リング13に対して嵌合し、かつ摺動可能なようにピエゾリング14の片面に接着固定されている。
【0015】
固定リング11の先端部は円錐状になっている。また可動リング12の内面も、固定リング11の円錐角度とは異なる角度で円錐面が形成されている。固定リング11と可動リング12は、円筒リング13を介して略同軸上に配置されているため、この二つの円錐面でテーパー状のスリット15が形成される。
【0016】
図3は塗布液が環状ノズル10から吐出され、円筒体1に塗布している状態を示す図である。
【0017】
液給送チューブ21を通って給送された塗布液26は、固定リング11と円筒リング13とによって囲まれた空間に満たされ、テーパー状のスリット15を通過して、スリット15の出口から吐出され、塗布液が塗布膜16となって円筒体1に塗布される。
【0018】
円筒体1が支持部材2及び支持部材3によって支持されると、環状ノズル10が円筒体1の上方より下降し、塗布開始位置で停止する。その後バルブ制御装置23によってバルブ22が開の状態となると、給送ポンプ24が作動し塗布液26を貯蔵容器25から環状ノズル10へと給送する。スリット15に塗布液26が充満すると、環状ノズル10が下降を開始し、塗布液が円筒体1の外表面に付着し塗布膜16となって円筒体1に塗布される。
【0019】
図4はピエゾリング14を膨張させ、液切れした状態を示す図である。
環状ノズル10が塗布終了位置になると、環状ノズル10の移動が停止するとともに、バルブ22を閉にし、給送ポンプを停止する。
【0020】
その後ピエゾリング14にピエゾ制御装置27で電圧を加え、ピエゾリング14を軸方向に膨張させる。すると、可動リング12が上方に移動し、スリット15の容積が増大する。環状ノズル10内の塗布液は塗布膜16と連続的なつながりがあったが、スリット15の容積が増大することにより、その一部が切断され液切れが行われる。
【0021】
その後、環状ノズル10をさらに下降することにより、塗布が終了する。
図5は塗布終了後の塗布膜終了端部の状態を示す図である。
【0022】
環状ノズル10内の塗布液と塗布膜16とに連続的なつながりがある状態から、環状ノズル10を下降させて液切れを行うと、塗布液が切断される際塗布液が塗布膜16側に引っ張られ、その結果余分な塗布液が塗布膜終了端部で、表面張力により他の塗布膜より厚くなってしまうことがあった。しかしながら、スリット15の容積を増大させる方法では環状ノズル10の出口近傍で液切れが行われるため、塗布膜終了端部に余分な塗布液がなく、一定の塗布膜厚が得られる。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、複雑な機構を用いることなく、小型かつ安価な手段で塗布膜を形成し、低コストで高品質な円筒体及び円柱体が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】円筒体に塗布膜を形成する装置の概要を示す。
【図2】環状ノズルの構造を示す。
【図3】塗布液が環状ノズルから吐出され、円筒体に塗布している状態を示す。
【図4】ピエゾリングを膨張させ、液切れした状態を示す。
【図5】塗布終了後の塗布膜終了端部の状態を示す。
【図6】従来の塗布終了後の塗布膜終了端部の状態を示す。
【符号の説明】
1 円筒体
2 支持部材
3 支持部材
10 環状リング
11 固定リング
12 可動リング
13 円筒リング
14 ピエゾリング
15 スリット
16 塗布膜
21 給送チューブ
22 バルブ
23 バルブ制御装置
24 給送ポンプ
25 貯蔵容器
26 塗布液
27 ピエゾ制御装置

Claims (2)

  1. 円筒体及び円柱体の外周面上に塗布膜を環状に形成する塗布方法において、
    円筒体及び円柱体の外周面近傍に配置され、塗布液を吐出する環状のスリットを形成する第一の環状部材と、
    前記第一の環状部材の外周面側に配置され、前記第一の環状部材と略同軸に配置されることにより環状のスリットを形成する第二の環状部材と、
    前記スリットに塗布液を供給する供給装置と、
    前記供給装置とスリット間に配設され、塗布液の供給を遮断するバルブと、
    を備えたことを特徴とする円筒体及び円柱体の塗布方法及び装置。
  2. 前記第二の環状部材は、前記第一の環状部材に対し軸方向に移動可能となるよう、駆動源を備えたことを特徴とする請求項1に記載の円筒体及び円柱体の塗布方法及び装置。
JP2003129919A 2003-05-08 2003-05-08 円筒体及び円柱体の塗布方法及び装置 Withdrawn JP2004330089A (ja)

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