JP2013137400A - 情報端末装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】カラオケサービスを利用可能な情報端末装置において、楽曲のダウンロードの課金設定を考慮して、歌唱音声を録音したデータを適切に保存できるようにする。
【解決手段】情報端末装置はインターネット経由でカラオケ楽曲をストリーム再生すると共に、ユーザの歌唱音声を録音する。楽曲のダウンロードに関する課金モードが、規定の許容範囲内で楽曲データをダウンロードし、許容範囲を超えた分の楽曲データについてはストリーム再生するモードに設定されている場合、現在の許容範囲に基づいて、楽曲データのダウンロードが可能か否かを判定する。許容範囲内でダウンロード可能と判定された場合、ストリーム再生時にキャッシュした楽曲データと歌唱音声の録音データとを、それぞれ繰返し利用可能なファイルとしてメモリに記憶する。一方、許容範囲内でダウンロード可能と判定されなかった場合、楽曲データと録音データとの記憶を制限する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、スマートフォン等の情報端末装置において、ネットワークを介して送信されたカラオケ楽曲を再生してユーザの歌唱音声を録音する技術に関する。
従来、カラオケサービスを利用可能な携帯電話が知られている(例えば、特許文献1参照)。さらに、スマートフォンと呼ばれる多機能携帯電話等の情報端末装置において、カラオケ楽曲を演奏し、ユーザが演奏に合わせて歌唱した歌唱結果を採点する機能を有するものがある。
このような採点アプリケーションにおいて、ユーザが自身の歌唱音声を繰返し聴いてみたくなったり、自身の歌唱音声を聴き返して練習したいといったニーズがある。そのため、ユーザがカラオケを歌唱した歌唱音声をカラオケの伴奏音と共に録音し、その録音データをユーザの端末に保存しておくことで、ユーザが自分の歌唱音声を繰返し聴けるようにすることが考えられる。
特開2004−301884号公報
ところで、スマートフォン等の情報端末装置でカラオケサービスを利用する場合、インターネット上のWebサイト等を通じて購入したカラオケ楽曲データが配信元から送信されて再生することが行われる。そして、カラオケ楽曲データの再生方法として、ストリーム再生と、ダウンロード再生とがある。ストリーム再生は、カラオケ楽曲データを受信しながら同時に再生するストリーミング型の再生方法である。ダウンロード再生は、ダウンロードした楽曲データをファイルとして情報端末装置に保存したものを再生するダウンロード型の再生方法である。
一方、カラオケに使用される楽曲の課金として、ストリーム再生のための配信とダウンロード再生のための配信とで課金料金を差別化する場合がある。一般的に、ストリーム再生に比べ、ダウンロード再生の方が高い課金料金である。また、このような課金体系では、カラオケを歌唱したときの録音データを繰返し利用できる形態で保存する場合も、カラオケ楽曲をダウンロード再生したときと同様に課金される場合がある。
そのため、サービスによっては、所定量又は所定回数のダウンロードが発生した場合、ダウンロード再生からストリーム再生に切替えることも考えられる、つまり、カラオケを歌唱したときの録音データを保存する場合も、ユーザに対する課金が過大とならないように、予め設定されたダウンロードの制限枠の範囲内で、ユーザの意図に応じて録音データの保存を適切に行えるようにする技術が必要となる。しかしながら、従来技術では、カラオケの録音データの保存に関して、課金設定に基づくダウンロードの制限枠を考慮する技術については何ら考慮されていない。
本発明は、上述のような事情を鑑みなされたものである。本発明は、カラオケサービスを利用可能な情報端末装置において、楽曲のダウンロードの課金設定を考慮して、カラオケの歌唱音声を録音したデータを適切に保存できる技術を実現することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた情報端末装置は、モード設定手段と、楽曲取得手段と、再生手段と、録音手段と、モード取得手段と、第1判定手段と、第2判定手段と、記憶制御手段とを備えることを特徴とする。
モード設定手段は、第1の配信モード又は第2の配信モードの何れかの配信モードを設定する。第1の配信モードは、カラオケ楽曲データをダウンロードしてユーザが繰返し利用可能なファイルとして記憶するダウンロード再生、又は、カラオケ楽曲データをストリーム再生するストリーム再生の何れか一方を定めたものである。第2の配信モードは、規定のダウンロードの許容範囲内でカラオケ楽曲データをダウンロードし、許容範囲を超えた分のカラオケ楽曲データについてはストリーム再生することを定めたものである。
楽曲取得手段は、再生指定されたカラオケ楽曲データを、通信ネットワークを通じて所定の取得先から取得する。再生手段は、楽曲取得手段により取得されたカラオケ楽曲データに基づいてカラオケ再生を行う。なお、楽曲取得手段による楽曲データの取得、及び、再生手段による楽曲データの再生は、例えば、データを受信しながらリアルタイムで再生するストリーミングで行うことが考えられる。その場合、楽曲データのファイルをダウンロードしてから再生を開始するよりも迅速に再生を開始できる。
録音手段は、再生手段によるカラオケの再生音と共に、情報端末装置により入力された歌唱音声を録音データとして録音する。モード取得手段は、モード設定手段により現在設定されている配信モードを示すモード情報を取得する。第1判定手段は、モード取得手段により取得されたモード情報に基づいて、配信モードが、第1の配信モードに設定されているか、または、第2の配信モードに設定されているかを判定する。第2判定手段は、第1判定手段により、第2の配信モードに設定されていると判定された場合、現在の許容範囲に基づいて、カラオケ楽曲データのダウンロードが可能か否かを判定する。
第2判定手段により、ダウンロードが可能であると判定された場合、記憶制御手段は、楽曲取得手段により取得されたカラオケ楽曲データと、録音手段により録音された録音データとを、繰返し利用可能なファイルとして記憶手段に記憶する。一方、第2判定手段により、ダウンロードが可能であると判定されなかった場合、記憶制御手段は、カラオケ楽曲データと録音データとの記憶を制限する。
本発明において、第1の配信モードや第2の配信モードは、ユーザがカラオケ楽曲を利用する際の課金設定に応じて指定されることを想定している。例えば、カラオケ楽曲をダウンロードするための料金に上限を設けない課金設定の場合、第1の配信モードの前者を適用して、カラオケ楽曲を制限なくダウンロード可能とする。また、カラオケ楽曲をダウンロードした料金が過大とならないように上限を設ける課金設定の場合、第2の配信モードを適用して、ダウンロードの許容範囲を規定する。この許容範囲は、例えば一定期間内にダウンロードできる楽曲数とすることが考えられる。また、最も廉価な課金設定の場合、第1の配信モードの後者を適用して、カラオケ楽曲の利用を専らストリーミングに限定する。
このように構成された本発明によれば、指定された配信モードに応じて歌唱音声の録音データの保存の可否を適切に制御できる。特に、第2の配信モードのときには、録音データを保存する行為がダウンロードと同様に課金されることを想定して、許容範囲の枠内で録音データの保存を可能としている。これにより、カラオケ楽曲のダウンロードに係る課金設定を考慮して歌唱音声の録音データを適切に保存できる。
なお、第2の配信モードのときに、許容範囲を超えたことによりダウンロードが可能であると判定されなかった場合、取得したカラオケ楽曲データと録音データとを削除することが考えられる(請求項2)。
つぎに、請求項3に記載の情報端末装置は、以下の特徴を有する。すなわち、入力された歌唱音声に基づいて歌唱の採点処理を実行する採点手段と、採点手段による歌唱の採点結果を提示する提示手段と、提示手段により採点結果提示されたことに基づいて採点された歌唱音声の録音データを記憶するか否かの指示を受付ける受付手段とを更に備える。そして、第1判定手段により第2の配信モードに設定されていると判定され、かつ、受付手段により録音データの記憶の指示を受付けた場合に、さらに、第2判定手段により、ダウンロードが可能であると判定された場合、記憶制御手段は、楽曲取得手段により取得されたカラオケ楽曲データと、録音手段により録音された録音データとを、繰返し利用可能なファイルとして記憶手段に記憶する。一方、受付手段により録音データの記憶の指示を受付けなかった場合、記憶制御手段は、カラオケ楽曲データと録音データとの記憶を制限する。
このような構成によれば、提示された自身の歌唱の採点結果を確認したユーザが、採点結果の良し悪しを判断材料にして、ユーザにとってより必要性の高い録音データを選んで保存することができる。よって、ダウンロードできる楽曲数に制限がある場合において、必要のない録音データが無暗に保存されることがなく、ユーザにとって有利である。
また、請求項4に記載のように、録音データを記憶手段に記憶するときに、記憶される録音データに対応する歌唱の採点結果を、記憶される録音データに対応付けて記憶手段に記憶するように構成するとよい。このようにすると、録音データとその当時の採点結果とを対応付けて利用することが可能になる。
例えば、請求項5に記載のように、記憶手段に記憶されている録音データの中から、録音データの再生を行い、再生手段により録音データが再生されたときに、再生された録音データに対応する採点結果をユーザに対して提示するように構成することが考えられる。このようのすることで、ユーザが録音データの再生を聴きくときに、採点結果を参考にして自身の歌唱音声を分析できる。
ところで、カラオケ店舗や酒場等で利用される業務用カラオケ装置において、ユーザの歌唱音声を通常の採点機能よりも更に詳細に分析して採点を行う分析採点機能がある。この分析採点機能では、カラオケ楽曲の歌唱区間を複数の区間に分割したそれぞれの区間ごとに歌唱の採点結果が算出され、それをユーザに提示可能なものがある。このような分析採点の結果をユーザが確認することで、歌唱の得意不得意を歌唱位置と対応付けて詳細に把握できるといった利点がある。そこで、業務用カラオケ装置で行われた分析採点結果を、ユーザ個人が所有する情報端末装置で有効利用できるようになれば、ユーザにとって利便性が更に向上する。
具体的には、請求項6に記載のように構成することが考えられる。すなわち、業務用カラオケ装置で過去に行われたカラオケの歌唱に対する採点結果であって、業務用カラオケ装置が、カラオケ楽曲の歌唱区間を複数の区間に分割したそれぞれの区間ごとに歌唱の採点結果を算出した分析採点結果を、通信ネットワークを介して所定の取得先から取得する採点結果取得手段と、採点結果取得手段により取得された分析採点結果を、カラオケ楽曲の歌唱区間の推移と対応付けてユーザに対して提示する分析採点提示手段とを更に備える。そして、第2判定手段により、ダウンロードが可能であると判定された場合、記憶制御手段は、楽曲取得手段により取得されたカラオケ楽曲データと、録音手段により録音された録音データと、採点結果取得手段により取得された分析採点結果とを、繰返し利用可能なファイルとして記憶手段に記憶する。
このようにすることで、業務用カラオケ装置から取得した分析採点結果と録音データとを対応付けて利用することが可能になる。例えば、カラオケ店舗で行われた分析採点結果からユーザが自身の苦手な歌唱部分を把握し、ユーザの好きな時間に好きな場所で、情報端末装置を使って苦手な歌唱部分を繰返し練習するといった利用方法が想定できる。
なお、本発明は、請求項7に記載のように、ユーザが使用する情報端末装置において実行されるプログラム、あるいは当該プログラムを記憶する記憶媒体の態様で実現することもできる。
カラオケネットワークのシステム構成図。 カラオケアプリケーションの概要を模式的に示す説明図。 カラオケアプリケーションの処理手順を示すフローチャート(1)。 カラオケアプリケーションの処理手順を示すフローチャート(2)。 カラオケアプリケーションの処理手順を示すフローチャート(3)。 分析採点結果の表示例を模式的に示す説明図。
図1に示すカラオケネットワークシステムを例に挙げて本発明の実施形態を説明する。なお、本発明は下記の実施形態に何ら限定されるものではなく様々な態様にて実施することが可能である。
[システム構成の説明]
実施形態のカラオケネットワークシステムは、図1に示すように、ユーザ個人が所有する携帯電話端末1(例えばスマートフォン)と、インターネットに接続されたカラオケ楽曲配信用のカラオケサーバ2と、カラオケ店舗のカラオケルーム内に配置されたカラオケ装置3と、カラオケ装置3を操作するためのリモコン端末4とが、ネットワークを通じて互いに通信可能に構成されたものである。
このうち、携帯電話端末1は、無線通信により公衆無線通信網の無線基地局BSを中継してインターネットに接続する。また、カラオケ装置3は、カラオケ店舗内のLANに設けられたルータBRを中継してインターネットに接続する。また、リモコン端末4は、無線LANのインフラストラクチャモードにより無線LANアクセスポイントAPを中継して、カラオケ店舗内のLANにネットワーク接続し、更にルータBRを中継してインターネットに接続する。
携帯電話端末1は、ハードウェア構成として制御部10、無線通信部11、メモリ12、音声処理部13、マイク131、スピーカ132、ビデオRAM14、映像制御部15、表示部16、操作処理部17、及び、操作部18等を備える。携帯電話端末1は、装置全体の制御を司る制御部10を中心に構成されている。制御部10は、CPU、ROM、RAM、I/O等を中心に構成された情報処理デバイスであり、ROMやメモリ12から読込んだプログラムやデータに基づいて種々の処理を実行する。
無線通信部11は、無線基地局BSを中継してインターネットに通信接続するための通信インタフェースである。メモリ12は、不揮発性の半導体メモリ(例えばフラッシュメモリ)等で構成された記憶装置であり、その一部としてプログラム記憶領域、録音データ記憶領域、楽曲データ記憶領域が設けられている。音声処理部13は、音声の入出力を制御するデバイスである。この音声処理部13には、ユーザの音声を入力するためのマイク131と、音声を出力するためのスピーカ132とが接続されている。
ビデオRAM14は、映像情報を一時的に保存するメモリである。このビデオRAM14は、映像制御部15に接続されている。映像制御部15は、ビデオRAM14の映像情報や制御部10から送信されてくる映像データに基づいて映像の再生を行う。映像制御部15には、表示部16が接続されている。表示部16は、例えば液晶パネルディスプレイ(LCD)として具現化される。映像制御部15によって再生された映像は表示部16に表示される。
操作処理部17は、操作部18からの信号を処理する。操作部18は、表示部16の表示面上に形成されたタッチパネル式の入力デバイスとして具現化される。操作部18のタッチパネルは、表示部16の表示領域の形状に合わせて薄板状に形成された透過性を有する樹脂材料により構成されており、操作者の指先やペン先等によるタッチ操作が行われることで、タッチされた画面位置の情報を感知して操作処理部17に入力する。操作処理部17は、操作部18から入力された位置情報が表示部16に表示されているアイコンの画像位置に該当する場合、そのアイコンの情報を制御部10に通知する。
上記構成を有する携帯電話端末1は、メモリ12のプログラム記憶領域にインストールされたカラオケアプリケーションのプログラムによって、カラオケ店舗内だけでなく他の場所でもカラオケサービスを、インターネットを介して利用できる情報端末装置として構成されている。本実施形態では、カラオケアプリケーションの主な機能として、カラオケサーバ2から転送されてくるカラオケ楽曲データの再生や、カラオケ楽曲の再生と併せて行われるユーザの歌唱音声の録音、ユーザの歌唱の採点及び採点結果の表示等の機能を想定している。
カラオケサーバ2は、カラオケ店舗内のカラオケ装置3やユーザが所有する携帯電話端末1へカラオケ楽曲データを配信するサービスを含む各種カラオケサービスを提供するサーバ装置である。このカラオケサーバ2は、適宜な処理能力を有する情報処理装置等で構成されており、記憶部22にカラオケサービスとして提供可能なコンテンツを保有している。また、カラオケサーバ2は、インターネットを介して、カラオケ店舗側のカラオケ装置3やユーザが所有する携帯電話端末1との間でデータ通信可能に構成されている。また、カラオケサーバ2は、カラオケ楽曲等のコンテンツデータを格納するデータベースの他に、本システムのアカウントを有する個々のユーザごとに、そのユーザによる過去のカラオケ歌唱の採点結果といったカラオケの利用履歴等をデータベースに保存している。このような利用履歴は、ユーザによるカラオケ装置3の利用実績に基づいてカラオケ装置3からアップロードされ保存される。
カラオケサーバ2は、ハードウェア構成として制御部20、通信部21、及び、記憶部22等を備える。制御部10は、CPU、ROM、RAM、I/O等を中心に構成された情報処理装置であり、ROMや記憶部22から読込んだプログラムに基づいて種々の処理を実行する。通信部は、カラオケサーバ2をインターネットに接続して各カラオケ店舗のカラオケ装置3やユーザの携帯電話端末1との間で通信を行うための通信インタフェースである。記憶部22は、例えばハードディスクドライブ等で構成された記憶装置であり、プログラム記憶領域、楽曲データ記憶領域等が設けられている。
カラオケ装置3は、ネットワークを通じて配信されたカラオケ楽曲に基づくカラオケ演奏を行い、ユーザにカラオケサービスを提供する業務用の装置である。本実施形態では、ユーザの歌唱音声を通常の採点機能よりも更に詳細に分析して採点を行う分析採点機能を備えたものを想定している。この分析採点機能では、カラオケ楽曲の歌唱区間を複数の区間に分割したそれぞれの区間ごとに歌唱の採点結果を算出し、それをユーザに提示する。また、カラオケ装置3において算出された分析採点の結果を、当該ユーザの利用履歴としてカラオケサーバ2にアップロードすることが考えられる。また、分析採点機能は、ユーザの歌唱音声に基づいて、歌唱音声のビブラートやしゃくり等の技巧を評価することができる。
リモコン端末4は、カラオケルーム内でカラオケ装置3を遠隔操作するための通信端末装置である。リモコン端末4は、ユーザが再生を希望するカラオケ楽曲のリクエストを行うための操作等をユーザから受付け、その操作信号を無線LAN通信や赤外線通信によって操作対象のカラオケ装置3に送信する。
[カラオケアプリケーションの概要の説明]
つぎに、携帯電話端末1に実装されるカラオケアプリケーションの概要について、図2を参照しながら説明する。
携帯電話端末1で再生されるカラオケ楽曲は、カラオケサービス用のWebサイト等を通じて行われる所定の購入手続きを経て、カラオケサーバ2からインターネット経由で配信される。カラオケサーバ2から配信されるカラオケ楽曲データは、ステレオ出力に対応した左右2チャンネルの伴奏メロディデータや、ユーザの歌唱音声を採点する基準となるガイドメロディデータやボーカルデータ等で構成されている。
カラオケサーバ2から配信されてくるカラオケ楽曲データは、データ転送と同時進行でストリーム再生されると共に、所定のキャッシュ領域に一時的に保管(キャッシュ)される。再生されたカラオケ楽曲の音声信号は、マイク131を通じて入力されたユーザの歌唱音声の音声信号とミキシングされる。
ミキシングされた音声信号(伴奏音+歌唱音声)は、スピーカ132から出力される。また、ミキシングされた音声信号から伴奏音と歌唱音声が録音された録音データが作成される。また、ミキシングされた音声信号は、採点用音声としてキャッシュされる。キャッシュされた採点用音声は、採点処理によってカラオケ楽曲データのガイドメロディとの間で音程やリズムが比較され、その一致度合に応じて歌唱の巧拙度合が採点される。
ストリーム再生と共にキャッシュされたカラオケ楽曲データは、ユーザがカラオケ楽曲を利用する際の課金条件に応じて設定された課金モードで示される規定に従ってファイルに保存又は破棄される。設定された課金モードに基づき、ファイルとして保存が可能であると判断された場合に、キャッシュされたカラオケ楽曲データがメモリ12の楽曲データ記憶領域に繰返し利用可能なファイルとして保存される。メモリ12の楽曲データ記憶領域に保存されたカラオケ楽曲データは、カラオケサーバ2からダウンロードせずに繰返し再生可能になる。以降、ストリーム再生に対して、メモリ12の楽曲データ記憶領域に保存されたカラオケ楽曲データに基づいて再生を行う再生方法をローカル再生とも称する。一方、メモリ12に保存されなかったカラオケ楽曲のキャッシュデータは削除される。
本実施形態では、ストリーム再生時にキャッシュされたカラオケ楽曲データをファイルとして保存するか否かを判断するための課金モードの具体例として、第1モード、第2モード、第3モードの3つを想定している。これらの課金モードは、カラオケサービス用のWebサイト等を通じて行われる所定の課金契約手続きを経て、制御部10によって携帯電話端末1に登録されるといった設定方法が例示される。設定された課金モードの情報は、例えばメモリ12等に記憶される。
第1モードは、最も廉価な課金設定として、カラオケ楽曲の利用をストリーミングに限定したモードである。この第1モードでは、ストリーム再生時にキャッシュされたカラオケ楽曲データはメモリ12に保存されない。第2モードは、カラオケ楽曲をダウンロードした料金が過大とならないように上限を設ける課金設定である。この第2モードでは、一定期間内にダウンロードできる楽曲数を規定した許容範囲が設定される。そして、この許容範囲内でカラオケ楽曲データをメモリ12に保存することを許可し、許容範囲を超えた分のカラオケ楽曲データについてはストリーミングに限定され、メモリ12に保存されない。
第3モードは、カラオケ楽曲をダウンロードするための料金に上限を設けない課金設定である。この第3モードでは、ストリーム再生時にキャッシュされたカラオケ楽曲データを無制限にメモリ12に保存可能である。なお、実施形態の第1モード及び第3モードが、特許請求の範囲における第1の配信モードに相当する。また、実施形態の第2モードが、特許請求の範囲における第2の配信モードに相当する。
一方、歌唱音声と伴奏音とを録音した録音データは、カラオケ楽曲データと同様に、課金モードで示される規定に従ってファイルに保存又は破棄される。設定された課金モードに基づき、ファイルとして保存が可能であると判断された場合に、メモリ12の録音データ記憶領域にユーザが繰返し利用可能なファイルとして保存される。メモリ12の楽曲データ記憶領域に保存された録音データは、繰返し再生可能になる。一方、メモリ12に保存されなかった録音データは削除される。また、採点処理による採点結果を示す採点データは、対応する録音データがファイルとして保存されるときに、その録音データに対応付けられてメモリ12に保存される。
[カラオケアプリケーションの処理手順]
つぎに、携帯電話端末1の制御部10がカラオケアプリケーションのプログラムに従って実行する処理の手順について、図3〜5のフローチャートを参照しながら説明する。この処理は、ユーザによってカラオケアプリケーションの実行が指示されることで開始される。
図3のフローチャートの説明から始める。制御部10は、処理を開始すると、現在設定されている課金モードの情報をメモリ12から取得する(S100)。ここで取得する課金モードの情報は、第1モード、第2モード、第3モードの何れかに関する情報である。つぎに、ユーザからの指示に基づいて再生するカラオケ楽曲を選択する(S102)。そして、選択されたカラオケ楽曲に対応するカラオケ楽曲データを取得する(S104)。ここでは、選択されたカラオケ楽曲が、メモリ12の楽曲データ記憶領域に再生可能なファイルとして保存されている場合、そこからカラオケ楽曲データを読出す。一方、選択されたカラオケ楽曲が、メモリ12の楽曲データ記憶領域にファイルとして保存されていない場合、インターネット経由でカラオケサーバ2に対してカラオケ楽曲データの配信を要求する。
つぎに、取得したカラオケ楽曲データに基づいてカラオケ演奏を開始すると共に、マイク131を通じて入力された歌唱音声の録音、及び、歌唱の採点処理を開始する(S106)。ここでは、インターネット経由でカラオケサーバ2からカラオケ楽曲データを取得する場合、データ転送しながら再生を行うストリーム再生を行う。ストリーミングにより取得されたデータは、所定のキャッシュ領域にキャッシュされる。一方、再生するカラオケ楽曲データがメモリ12の楽曲データ記憶領域に保存されている場合、ローカル再生を行う。
カラオケ楽曲データの再生が終了すると(S108)、採点処理による今回の採点結果を表示部16に表示する(S110)。ここで、今回演奏したカラオケ楽曲と同曲の過去の採点結果がメモリ12に記憶されているか否か判定する(S112)。ここでいう採点結果とは、携帯電話端末1で行われた同曲の歌唱における採点処理の結果や、カラオケ店舗のカラオケ装置3で行われた同曲の歌唱における採点処理の結果をインターネット経由でカラオケサーバ2から取得したものも含む。
過去の採点結果がメモリ12に記憶されている場合(SS112:YES)、S114に進む。一方、過去の採点結果がメモリ12に記憶されていない場合(S112:NO)、S200(図4)に進む。S114では、今回の採点結果と、同曲の過去の採点結果とを比較可能な態様で表示部16に表示する。
つづいて、図4のフローチャートについて説明する。次のS200では、今回の演奏がストリーム再生であるか、ローカル再生であるかによって処理が分岐する。ストリーム再生の場合(S200:ストリーム)、S202に進み、S100で取得した課金モードの情報が第1モード以外のものであったか否かを判定する。課金モードが第2モード又は第3モードの何れかに設定されている場合(S202:YES)、S204に進む。一方、課金モードが第1モードに設定されている場合(S202:NO)、S220に進む。
課金モードが第2モード又は第3モードに設定されている場合に進むS204では、今回演奏されたカラオケ楽曲と、その歌唱音声の録音データの保存の可否をユーザに対して問合せる。ここでは、保存の可否を問合せるメッセージを表示部16に表示し、操作部18を介して問合せに対するユーザの回答を受付ける。ユーザからカラオケ楽曲データ及び録音データを保存する旨の回答を受付けた場合(S204:保存する)、S206に進む。一方、ユーザからカラオケ楽曲データ及び録音データを保存しない旨の回答を受付けた場合(S204:保存しない)、S220に進む。
ユーザからカラオケ楽曲データ及び録音データを保存する旨の回答を受付けた場合に進むS206では、S100で取得した課金モードの情報が第2モードの情報であったか否かを判定する。課金モードが第2モードに設定されている場合(S206:YES)、S208に進む。一方、課金モードが第3モードに設定されている場合(S206:NO)、S212に進む。
課金モードが第2モードに設定されている場合に進むS208では、第2モードの情報で示されるダウンロードの許容範囲に、今回のカラオケ楽曲データ及び録音データを保存する分の保存可能数が残っているか否かを判定する。保存可能数が残っていない場合(S208:NO)、すなわち、既にダウンロードの許容範囲を超えている場合、S220に進む。一方、保存可能数が残っている場合(S208:YES)、S210に進み、現在の保存可能数から1を減らして第2モードにおけるダウンロードの許容範囲の設定情報を更新する。
次のS212では、ストリーミングにおいてキャッシュしたカラオケ楽曲データと、歌唱音声の録音データと、採点処理による歌唱の採点データとをメモリ12に保存する。カラオケ楽曲データは、メモリ12の楽曲データ記憶領域に繰返し利用可能なファイルとして保存される。また、録音データは、メモリ12の録音データ記憶領域に繰返し利用可能なファイルとして保存される。また、採点データは、メモリ12の録音データ記憶領域に録音データと対応付けて保存される。
一方、S200においてローカル再生に分岐した場合に進むS214では、今回演奏されたカラオケ楽曲と、その歌唱音声の録音データの保存の可否をユーザに対して問合せる。カラオケ楽曲データ及び録音データを保存する旨の回答を受付けた場合(S214:保存する)、S216に進む。一方、カラオケ楽曲データ及び録音データを保存しない旨の回答を受付けた場合(S214:保存しない)、S220に進む。
ユーザからカラオケ楽曲データ及び録音データを保存する旨の回答を受付けた場合に進むS216では、ストリーミングにおいてキャッシュしたカラオケ楽曲データと、歌唱音声の録音データと、採点処理による歌唱の採点データとをメモリ12に保存する。
S212又はS216で各データをメモリ12に保存した次のS218では、メモリ12に保存されている録音データを再生するか否かをユーザに対して問合せる。ここでは、録音データの再生を行うか否かを問合せるメッセージを表示部16に表示し、操作部18を介して問合せに対するユーザの回答を受付ける。録音データを再生する旨の回答を受付けた場合(S218:YES)、S300(図5)に進む。一方、録音データを再生する旨の回答を受けなかった場合(S218:NO)、S220に進む。
S220では、カラオケアプリケーションを終了するか否かを判断する。ユーザからカラオケアプリケーションを終了する旨の指示が入力された場合(S220:YES)、本処理を終了する。一方、カラオケアプリケーションを終了する旨の指示が入力されなかった場合(S220:NO)、S102(図3)に戻る。
つづいて、図5のフローチャートについて説明する。録音データを再生する旨の回答を受付けた場合に進むS300では、メモリ12の録音データ記憶領域に再生可能な録音データのファイルがあるか否かを判断する。再生可能な録音データのファイルがある場合(S300:YES)、S302に進む。一方、再生可能な録音データのファイルがない場合(S300:NO)、S310に進む。
再生可能な録音データのファイルがある場合に進むS302では、ユーザからの指示に基づいて再生する録音データを選択する。次のS304では、選択された録音データを再生する。また、S306では、選択された録音データに対応付けてメモリ12に保存されている採点データに基づき、採点結果を表示部16に表示する。
つぎに、S308では、録音データの再生を終了するか否かを判断する。ユーザから録音データの再生を終了する旨の指示が入力された場合(S308:YES)、S310に進む。一方、録音データの再生を終了する旨の指示が入力されなかった場合(S308:NO)、S302に戻る。S310では、録音データの再生プレーヤを終了して、S102(図3)に戻る。
[カラオケアプリケーション適用可能なその他の工夫]
携帯電話端末1で実行されるカラオケアプリケーションに適用可能な工夫の一例として、業務用のカラオケ装置3の分析採点機能を利用して行われた歌唱の採点結果を携帯電話端末1で利用する事例について説明する。
業務用のカラオケ装置3で行われる分析採点処理は、1曲の採点結果を一括して算出する通常の採点機能よりも更に詳細に分析して採点を行うものである。この分析採点機能では、カラオケ楽曲の歌唱区間を複数の区間に分割したそれぞれの区間ごとに歌唱の採点結果が算出される。また、分析採点の結果は、インターネット経由でカラオケサーバ2にアップロードされ、カラオケサーバ2の記憶部22に当該ユーザのカラオケ利用履歴として保存される。したがって、携帯電話端末1が楽曲データをダウンロード可能な第2モード又は第3モードの場合には、ステップS212において、携帯電話端末1よりも精度の良い分析採点の結果と録音データとを合わせて、携帯電話端末1にダウンロードすることができる。このため、携帯電話端末1のユーザは、携帯電話端末1で可能な採点結果としての点数に加え、業務用カラオケ装置3により詳細に採点された分析採点の結果もダウンロードして利用することで、ネットワークを介する必要なく、繰返し歌唱練習することができる。
カラオケ装置3による分析採点の結果を携帯電話端末1で利用する場合、携帯電話端末1が、その所有者のアカウントに対応するカラオケ利用履歴として保存されている分析採点の結果を、インターネット経由でカラオケサーバ2から取得する。例えば、図3〜5に示すカラオケアプリケーション処理において、カラオケサーバ2に対してカラオケ楽曲データの配信要求をしたとき(S104)に、同ユーザの同曲の歌唱の分析採点結果をカラオケサーバ2から取得することが考えられる。そして、ストリーミングによりキャッシュされたカラオケ楽曲データをメモリ12に保存するとき(S212)に、同曲の分析採点結果を繰返し利用可能なファイルとしてメモリ12に保存する。メモリ12に保存された分析採点結果は、適宜読出して内容を表示部16に表示することが可能である。
分析採点結果を携帯電話端末1で表示する場合の表示例を図6に示す。分析採点の結果は、横軸にカラオケ楽曲の演奏時間、縦軸に一定時間ごとの歌唱の採点点数をとった得点推移を示すグラフで表示される。このとき、表示部16兼操作部18のタッチパネルを使って、得点推移のグラフ表示と連動して、カラオケ楽曲の再生開始位置を指定する指示を受付け可能にされる。
具体的には、得点推移のグラフと演奏時間を示す横軸で囲まれた領域をタッチすることで、そのタッチされた画面位置に対応する演奏時間が、その分析採点結果に対応するカラオケ楽曲データの再生を開始する位置として指定される。そして、その指定された再生開始位置から、カラオケ楽曲データの再生が開始される。このようにすることで、カラオケ店舗で行われた分析採点結果からユーザが自身の苦手な歌唱部分を把握し、ユーザの好きな時間に好きな場所で、情報端末装置を使って苦手な歌唱部分を繰返し練習するといった利用方法が想定できる。
[効果]
上記実施形態の携帯電話端末1によれば、以下の効果を奏する。
設定された課金モードに応じて歌唱音声の録音データの保存の可否を適切に制御できる。特に、第2モードのときには、録音データを保存する行為がダウンロードと同様に課金されることを想定して、許容範囲の枠内で録音データの保存を可能としている。これにより、カラオケ楽曲のダウンロードに係る課金設定を考慮して歌唱音声の録音データを適切に保存できる。
携帯電話端末1によるカラオケ楽曲の演奏後に採点処理の結果を表示した上で録音データの保存の可否を受付けることができる。これにより、表示された自身の歌唱の採点結果を確認したユーザが、採点結果の良し悪しを判断材料にして、ユーザにとってより必要性の高い録音データを選んで保存することができる。よって、ダウンロードできる楽曲数に制限がある場合において、必要のない録音データが無暗に保存されることがない。
歌唱の採点結果を録音データと対応付けて保存することで、録音データとその当時の採点結果とを対応付けて利用することが可能である。すなわち、ユーザによって選択された録音データが再生されたときに、その再生された録音データに対応する採点結果をユーザに対して提示することができる。これにより、ユーザが録音データの再生を聴きくときに、採点結果を参考にして自身の歌唱音声を分析できる。
[特許請求の範囲に記載の構成との対応]
実施形態の携帯電話端末1の構成と、特許請求の範囲に記載の構成との対応は次のとおりである。制御部10が、モード設定手段、再生手段、録音手段、モード取得手段、第1判定手段、第2判定手段、記憶制御手段、及び、採点手段に相当する。また、制御部10及び無線通信部11が、楽曲取得手段及び採点結果取得手段に相当する。また、制御部10、映像制御部15及び表示部16が、提示手段及び分析採点提示手段に相当する。また、制御部10、操作処理部17及び操作部18が、受付手段に相当する。また、メモリ12が記憶手段に相当する。
1…携帯電話端末(スマートフォン)、10…制御部、11…無線通信部、12…メモリ、13…音声処理部、131…マイク、132…スピーカ、14…ビデオRAM、15…映像処理部、16…表示部、17…操作処理部、18…操作部、2…カラオケサーバ、20…制御部、21…通信部、22…記憶部、3…カラオケ装置、4…リモコン端末。

Claims (7)

  1. カラオケ楽曲データをダウンロードしてユーザが繰返し利用可能なファイルとして記憶するダウンロード再生、又は、カラオケ楽曲データをストリーム再生するストリーム再生の何れか一方を定めた第1の配信モードと、規定のダウンロードの許容範囲内でカラオケ楽曲データをダウンロードし、前記許容範囲を超えた分のカラオケ楽曲データについてはストリーム再生する第2の配信モードとの何れかの配信モードを設定するモード設定手段と、
    再生指定されたカラオケ楽曲データを、通信ネットワークを通じて所定の取得先から取得する楽曲取得手段と、
    前記楽曲取得手段により取得されたカラオケ楽曲データに基づいてカラオケ再生を行う再生手段と、
    前記再生手段によるカラオケの再生音と共に、情報端末装置により入力された歌唱音声を録音データとして録音する録音手段と、
    前記モード設定により現在設定されている配信モードを示すモード情報を取得するモード取得手段と、
    前記モード取得手段により取得されたモード情報に基づいて、前記配信モードが、前記第1の配信モードに設定されているか、または、前記第2の配信モードに設定されているかを判定する第1判定手段と、
    前記第1判定手段により、前記第2の配信モードに設定されていると判定された場合、現在の前記許容範囲に基づいて、カラオケ楽曲データのダウンロードが可能か否かを判定する第2判定手段と、
    前記第2判定手段により、ダウンロードが可能であると判定された場合、前記楽曲取得手段により取得されたカラオケ楽曲データと、前記録音手段により録音された録音データとを、繰返し利用可能なファイルとして記憶手段に記憶し、前記第2判定手段により、ダウンロードが可能であると判定されなかった場合、前記カラオケ楽曲データと前記録音データとの記憶を制限する記憶制御手段とを備えること
    を特徴とする情報端末装置。
  2. 前記記憶制御手段は、前記第2判定手段により、ダウンロードが可能であると判定されなかった場合、前記カラオケ楽曲データと、前記録音データを削除することを特徴とする請求項1に記載の情報端末装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の情報端末装置において、
    入力された歌唱音声に基づいて歌唱の採点処理を実行する採点手段と、
    前記採点手段による歌唱の採点結果を提示する提示手段と、
    前記提示手段により採点結果提示されたことに基づいて採点された歌唱音声の録音データを記憶するか否かの指示を受付ける受付手段と、を更に備え、
    前記第1判定手段により前記第2の配信モードに設定されていると判定され、かつ、前記受付手段により前記録音データの記憶の指示を受付けた場合に、さらに、前記第2判定手段により、ダウンロードが可能であると判定された場合、前記記憶制御手段は、前記楽曲取得手段により取得されたカラオケ楽曲データと、前記録音手段により録音された録音データとを、繰返し利用可能なファイルとして前記記憶手段に記憶し、一方、前記受付手段により前記録音データの記憶の指示を受付けなかった場合、前記カラオケ楽曲データと前記録音データとの記憶を制限すること
    を特徴とする情報端末装置。
  4. 請求項3に記載の情報端末装置において、
    前記記憶制御手段は、前記録音データを前記記憶手段に記憶するときに、記憶される録音データに対応する歌唱の前記採点結果を、記憶される録音データに対応付けて前記記憶手段に記憶すること
    を特徴とする情報端末装置。
  5. 請求項4に記載の情報端末装置において、
    前記再生手段は、前記記憶手段に記憶されている前記録音データの中から、前記録音データの再生を行い、
    前記再生手段により前記録音データが再生されたときに、前記提示手段は、再生された録音データに対応する前記採点結果をユーザに対して提示すること
    を特徴とする情報端末装置。
  6. 請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載の情報端末装置において、
    業務用カラオケ装置で過去に行われたカラオケの歌唱に対する採点結果であって、前記業務用カラオケ装置が、カラオケ楽曲の歌唱区間を複数の区間に分割したそれぞれの区間ごとに歌唱の採点結果を算出した分析採点結果を、通信ネットワークを介して所定の取得先から取得する採点結果取得手段と、
    前記採点結果取得手段により取得された分析採点結果を、カラオケ楽曲の歌唱区間の推移と対応付けてユーザに対して提示する分析採点提示手段とを更に備え、
    前記第2判定手段により、ダウンロードが可能であると判定された場合、前記記憶制御手段は、前記楽曲取得手段により取得されたカラオケ楽曲データと、前記録音手段により録音された録音データと、前記採点結果取得手段により取得された前記分析採点結果とを、繰返し利用可能なファイルとして前記記憶手段に記憶すること
    を特徴とする情報端末装置。
  7. 情報端末装置において実行されるプログラムであって、
    カラオケ楽曲データをダウンロードしてユーザが繰返し利用可能なファイルとして記憶するダウンロード再生、又は、カラオケ楽曲データをストリーム再生するストリーム再生の何れか一方を定めた第1の配信モードと、規定のダウンロードの許容範囲内でカラオケ楽曲データをダウンロードし、前記許容範囲を超えた分のカラオケ楽曲データについてはストリーム配信する第2の配信モードとの何れかの配信モードを設定するモード設定ステップと、
    再生指定されたカラオケ楽曲データを、通信ネットワークを通じて所定の取得先から取得する楽曲取得ステップと、
    前記楽曲取得ステップにおいて取得されたカラオケ楽曲データに基づいてカラオケ再生を行う再生ステップと、
    前記再生ステップおけるカラオケの再生音と共に、情報端末装置により入力された歌唱音声を録音データとして録音する録音ステップと、
    前記モード設定ステップおいて現在設定されている配信モードを示すモード情報を取得するモード取得ステップと、
    前記モード取得ステップおいて取得されたモード情報に基づいて、前記配信モードが、前記第1の配信モードに設定されているか、または、前記第2の配信モードに設定されているかを判定する第1判定ステップと、
    前記第1判定ステップにおいて、前記第2の配信モードに設定されていると判定された場合、現在の前記許容範囲に基づいて、カラオケ楽曲データのダウンロードが可能か否かを判定する第2判定ステップと、
    前記第2判定ステップにおいて、ダウンロードが可能であると判定された場合、前記楽曲取得ステップにおいて取得されたカラオケ楽曲データと、前記録音ステップにおいて録音された録音データとを、繰返し利用可能なファイルとして記憶手段に記憶し、前記第2判定ステップにおいて、ダウンロードが可能であると判定されなかった場合、前記カラオケ楽曲データと前記録音データとの記憶を制限する記憶制御ステップとを有すること
    を特徴とするプログラム。
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