JP2007213530A - データ保存送信装置、それに用いるコンピュータプログラム及びそれを記録した記録媒体、並びに、データ再生方法 - Google Patents

データ保存送信装置、それに用いるコンピュータプログラム及びそれを記録した記録媒体、並びに、データ再生方法 Download PDF

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Abstract

【課題】通信端末装置にデータを保存して格納することなしに、通信端末装置でのデータの再生を可能にするデータ保存送信装置を提供する。
【解決手段】データ保存送信装置10は、通信端末装置20からの情報を受信する情報受信部11と、情報受信部11でデータ取得指示情報を受信したとき、それに基づいてデータ供給部16,30から所定のデータを取得するデータ取得部12と、データ取得部12で取得したデータを保存して格納するデータ格納部15と、情報受信部11でデータ送信指示情報を受信したとき、それに基づいてデータ格納部15に格納された所定のデータをその通信端末装置20に対して送信するデータ送信部13と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、データ保存送信装置、それに用いるコンピュータプログラム及びそれを記録した記録媒体、並びに、データ再生方法に関する。
インターネットの発達と携帯電話機の普及に伴ってデータ通信を用いた種々の技術が開発されている。
特許文献1には、通信ネットワークを介してコンテンツ提供サーバ及び複数の電子音楽装置が通信可能に接続され、コンテンツ提供サーバのコンテンツ蓄積手段には、各電子音楽装置のユーザに対応した記憶領域に、各ユーザが制作したり購入した音楽コンテンツが蓄積され、或る電子音楽装置側で、コンテンツ提供サーバにアクセスすると、直ちに、当該電子音楽装置のユーザに対応する記憶領域に蓄積された音楽コンテンツが呼び出され、当該電子音楽装置のユーザは、呼び出された音楽コンテンツに対して、概要の確認、タイトル修正、再生、編集(更新)、削除、コピーなど、種々の操作を加えることができる音楽コンテンツストレージシステムが開示されている。そして、これによれば、ユーザが購入し或いは制作した音楽コンテンツをデータセンタで保存し、音楽コンテンツ利用時の利便性を向上し、コストの低減・削減を図ることができる、と記載されている。
特開2003−99037号公報
近年、パーソナルコンピュータ(以下、「パソコン」という。)からインターネット上のデータ配信システムに接続し、必要なデータを無料又は有料でダウンロードしてパソコンに格納して、パソコン自体でそのデータを再生したり、或いは、パソコンに外部再生装置を接続してデータを転送し、その外部再生装置でデータを再生することが多く見られる。
ところで、携帯電話機からインターネット上のデータ配信システムに接続し、必要なデータを無料又は有料でダウンロードして携帯電話機のメモリに格納して、着信時等にデータを再生することも多くなっている。これについては、いわゆる「着うた(登録商標)」や「着うたフル(登録商標)」等と呼ばれるサービスがある。
ところが、パソコンや携帯電話機が故障すると、故障の具合によっては、それらに格納されたデータをもはや再生することができず、有料で購入したような場合にはデータ購入費用が無駄になってしまうこととなる。
また、携帯電話機を機種変更する際に、以前の携帯電話機のデータを新規の携帯電話機に移動させることができない場合がある。
さらに、現状の携帯電話機には、小容量の記憶媒体(例えば、16MBの容量のSDメモリ)が付属しているが、この容量の記憶媒体では、10数曲程度の楽曲データしか格納
できない。
本発明は、これらの点に着目してなされたものであり、通信端末装置にデータを保存して格納することなしに、通常通信端末装置に付属している記憶媒体に比較して大容量の外部記憶媒体として機能し、その通信端末装置でのデータの再生を可能にするデータ保存送信装置、それに用いるコンピュータプログラム及びそれを記録した記録媒体、並びに、データ再生方法を提供することを目的とする。
本発明のデータ保存送信装置は、
通信端末装置からの情報を受信する情報受信部と、
上記情報受信部でデータ取得指示情報を受信したとき、それに基づいてデータ供給部から所定のデータを取得するデータ取得部と、
上記データ取得部で取得したデータを保存して格納するデータ格納部と、
上記情報受信部でデータ送信指示情報を受信したとき、それに基づいて上記データ格納部に格納された所定のデータをその通信端末装置に対して送信するデータ送信部と、
を備える。
本発明のコンピュータプログラムは、
通信端末装置からの情報を受信可能に構成されていると共に、データ供給部から所定のデータを取得するデータ取得部、データを格納するデータ格納部、及び、通信端末装置に対してデータ送信するデータ送信部のそれぞれを制御可能なコンピュータに、
上記情報受信部でデータ取得指示情報を受信したとき、それに基づいて上記データ取得部にデータ供給部から所定のデータを取得させるデータ取得手順と、
上記データ取得手順で取得したデータを上記データ格納部に保存して格納させるデータ格納手順と、
上記情報受信部でデータ送信指示情報を受信したとき、それに基づいて上記データ格納部に格納された所定のデータをその通信端末装置に対して上記データ送信部から送信させるデータ送信手順と、
を実行させるために用いられるものである。
本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、このコンピュータプログラムを記録したものである。
本発明の通信端末装置を用いたデータの再生方法は、
通信端末装置からデータ保存送信装置にアクセスし、該通信端末装置からのデータ送信指示情報に基づいて、該データ保存送信装置からそこに格納されたデータを該通信端末装置に対して送信すると同時に、該通信端末装置で該データをストリーミング再生するものである。
本発明によれば、データ保存送信装置に大容量のデータが格納されるので、通信端末装置にデータを格納する必要がなく、従って、通信端末装置が故障等してもデータは喪失されず、通常、通信端末装置に付属している記憶媒体に比較して大容量の外部記憶媒体として機能し、そして、本来の通信端末装置の機能としては再生することができない容量やフォーマットのデータでも、通信端末装置とデータ保存送信装置との通信によって好みの順にデータの連続再生を行うことができる。
以下、実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(データ保存送信システム)
図1は、本実施形態のデータ保存送信システムSを示す。
このデータ保存送信システムSは、各々、通信ネットワーク40に通信接続可能なデータ保存送信装置10、多数の通信端末装置20、及び、外部データ供給装置30(データ供給部)で構成されている。なお、通信ネットワーク40は、例えば、インターネット、CATV網、電話線網、衛星通信網など各種のWAN、MAN等である。
このデータ保存送信システムSは、ユーザー登録したユーザーが通信端末装置20から通信ネットワーク40を介してデータ保存送信装置10にアクセスし、データ取得指示情報を送ると、データ保存送信装置10が外部データ供給装置30等からデータを取得すると共にそのデータをデータ保存送信装置10に保存して格納し、そして、データ送信指示情報を送ると、データ保存送信装置10が指定のデータを通信端末装置20に対して送信し、これらにおいて、データ取得に要するデータ購入費用及びデータ格納費用のそれぞれについてデータ保存送信装置10オーナーがユーザーに課金する、というビジネスモデルを構成するものである。ここで、データは、音楽データ、動画データ、静止画データ、文書データ等であって特に限定されるものではない。
図2は、このデータ保存送信システムSの構成を示す。
データ保存送信装置10は、相互にデータ通信可能に接続されたアクセス処理サーバ11(情報受信部)、データ取得処理サーバ12(データ取得部)、データ送信処理サーバ13(データ送信部)、課金処理サーバ14(課金処理部)、データ格納処理サーバ15(データ格納部)、データ供給サーバ16(データ供給部)、及び、図示しないリアルタイム情報取得サーバ(リアルタイム情報取得部)を備えている。
アクセス処理サーバ11は、通信端末装置20のユーザーの登録情報データベースであって、通信端末装置20からのデータ取得指示情報やデータ再生指示情報などの情報を通信ネットワーク40を介して受信し、その情報に基づいてデータ取得処理サーバ12、データ送信処理サーバ13及び課金処理サーバ14を制御すると共に、通信端末装置20に対して所定の情報を通信ネットワーク40を介して送信する。
また、アクセス処理サーバ11には、
データ取得指示情報を受信したとき、それに基づいてデータ取得処理サーバ12にデータ供給サーバ16、或いは、外部データ供給装置30から所定のデータを取得させるデータ取得手順と、
上記データ取得手順で取得したデータをデータ格納処理サーバ15に保存して格納させるデータ格納手順と、
データ送信指示情報を受信したとき、それに基づいてデータ格納処理サーバ15に格納された所定のデータ及び所定の広告データをその通信端末装置20に対してデータ送信処理サーバ13から送信させるデータ送信手順と、
を実行させるコンピュータプログラムIがインストールされている。このコンピュータプログラムIは、CD−ROMやDVD等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体での商品化が可能なものである。
また、このコンピュータプログラムIは、データ送信順編集情報を受信したとき、それに基づいて、データ格納処理サーバ15からプレイリスト情報を受け取り、データ送信処理サーバ13から送信する複数のデータの送信順等を編集してプレイリスト情報を変更し、そのプレイリスト情報をデータ格納処理サーバ15に書換保存させる手順と、
後述のプリペイド方式の入金情報を受信したとき、課金処理サーバ14からユーザーのポイント残高情報を受け取り、それに入力されたポイントを加算してポイント残高情報を変更し、そのポイント残高情報を課金処理サーバ14に書換保存させる手順と、
データ保存指示情報及び再生用データを受信したとき、それに基づいてその再生用データをデータ供給サーバ16に保存させる手順と、
広告データ登録情報及び広告データを受信したとき、それに基づいてその広告データをデータ格納処理サーバ15に保存させる手順と、
リアルタイム情報送信指示情報を受信したとき、リアルタイム情報取得サーバからの所定のリアルタイム情報をその通信端末装置20に対してデータ送信処理サーバ13から送信させる手順と、
をさらに備えている。従って、アクセス処理サーバ11は、データ送信順編集部を構成する。
データ取得処理サーバ12は、アクセス処理サーバ11からのデータリスト要求情報に基づいて、データ供給サーバ16、或いは、外部データ供給装置30にアクセスし、取得可能データ情報を要求してそれを受け取ってアクセス処理サーバ11に送る。また、データ取得処理サーバ12は、アクセス処理サーバ11からのデータ取得指示情報に基づいて、データ供給サーバ16、或いは、外部データ供給装置30にアクセスし、所定のデータを要求してそれを受け取ってデータ格納処理サーバ15に送る。さらに、データ取得処理サーバ12は、データ購入時に、購入したデータのデータ購入費用情報を課金処理サーバ14に送る。これらの動作はいずれもデータ取得処理サーバ12にインストールされたコンピュータプログラムの実行によって行われる。なお、データは、ユーザー情報に関係づけられて授受される(以下同様)。
データ送信処理サーバ13は、アクセス処理サーバ11からのデータ送信指示情報に基づいて、データ格納処理サーバ15にアクセスし、所定のデータを要求してそれを受け取ると共に、所定の広告データを要求してそれを受け取って通信端末装置20に対してそれらのデータを通信ネットワーク40を介して送信する。また、データ送信処理サーバ13は、アクセス処理サーバ11からのリアルタイム情報送信指示情報に基づいて、リアルタイム情報取得サーバにアクセスし、所定のリアルタイムデータを要求してそれを受け取って通信端末装置20に対してそのリアルタイム情報データを通信ネットワーク40を介して送信する。
また、データ送信処理サーバ13は、送信するデータを分割しながら一部分ずつ送信する(例えば、64KBずつ)。従って、データ送信処理サーバ13は、データ分割部をも構成する。
さらに、データ送信処理サーバ13は、通信開始時に識別される通信端末装置20の種別に基づいて、データが通信端末装置20に適合しないフォーマットの場合に、データを通信端末装置20に適合するフォーマットに変換する。具体的には、例えば、通信端末装置20が携帯電話機であって、格納された楽曲データがパソコン用のMP3フォーマットである場合に、データを携帯電話機用のmldフォーマットや3gpフォーマットに変換する。従って、データ送信処理サーバ13は、フォーマット変換部をも構成する。
データ送信処理サーバ13には、
データの送信指示を受けたとき、データ格納処理サーバ15から当該データを受け取って、その一部分を分割する手順と、
分割したデータの一部分について、送信対象の通信端末装置20に対応したフォーマットか否かを判断し、YESの場合にはそのまま送信する一方、NOの場合にはフォーマット変換して送信する手順と、
を実行させるコンピュータプログラムIIがインストールされている。このコンピュータプログラムIIは、CD−ROMやDVD等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体での商品化が可能なものである。
課金処理サーバ14は、通信端末装置20のユーザー毎のポイント残高情報を格納しており、定期的(例えば1ヶ月単位)に、ユーザー毎にデータ格納費用のポイント加減による課金データ処理を行い、また、データ購入時に、データ取得処理サーバ12からのデータ購入費用情報に基づいて、データ購入費用のポイント加減による課金データ処理を行う。これらの動作はいずれも課金処理サーバ14にインストールされたコンピュータプログラムの実行によって行われる。なお、課金データ処理は、プリペイド処理及びポストペイド処理のいずれも可能であり、前者の場合、費用発生時にポイント減算処理を行い、後者の場合、費用発生時にポイント加算処理を行う。また、前者の場合、課金処理サーバ14は、残高照合の必要から、アクセス処理サーバ11からのポイント残高情報の要求情報に基づいて、ポイント残高情報をアクセス処理部に送り、また、通信端末装置20から入金情報が送信されれば、アクセス処理サーバ11からのその入金情報に基づいて、ポイント加算処理を行う。
データ格納処理サーバ15は、各ユーザーに関係づけられたデータ(再生用データ)、プレイリスト情報、及び、広告データを保存しており、データ取得処理サーバ12から送られるデータを保存して格納すると共に、データ送信処理サーバ13からのデータ要求情報に基づいて、所定のデータをデータ送信処理サーバ13に送り、また、アクセス処理サーバ11からの要求情報に基づいて、格納データ情報やプレイリスト情報をアクセス処理部に送る。また、データ格納処理サーバ15は、アクセス処理サーバ11からの指示に基づいて、所定の広告データを保存して格納する。従って、データ格納処理サーバ15は、広告データ格納部をも構成する。これらの動作はいずれもデータ格納処理サーバ15にインストールされたコンピュータプログラムの実行によって行われる。
データ供給サーバ16は、データ保存送信装置10内に設けられた購入されるデータのデータベースであり、データ取得処理サーバ12からの要求情報に基づいて、取得可能データ情報をデータ取得処理サーバ12に送り、また、指定されたデータをデータ取得処理サーバ12に送る。データ供給サーバ16は、アクセス処理サーバ11からの指示に基づいて、ユーザーから送られた所定の再生用データを保存して格納する。従って、データ供給サーバ16は、再生データ保存部をも構成する。これらの動作はいずれもデータ供給サーバ16にインストールされたコンピュータプログラムの実行によって行われる。
リアルタイム情報取得サーバは、アクセス処理サーバ11からの要求情報に基づいて、装置外の所定のリアルタイム情報受信サーバにネットワーク40を介してアクセスし、所定のリアルタイム情報を要求し、それを受け取ってデータ送信処理サーバ13に送る。この動作はリアルタイム情報取得サーバにインストールされたコンピュータプログラムの実行によって行われる。
通信端末装置20は、例えば、通信ネットワーク40に接続されたパソコンや電話会社の基地局24を介して通信ネットワーク40に接続された携帯電話機等である。通信端末装置20は、アクセス処理サーバ11に送信する情報を入力する情報入力部21(例えば、パソコンの場合、キーボードやマウス、携帯電話機の場合、キー入力部)、アクセス処理サーバ11から受信した情報を表示する情報表示部22(例えば、ディスプレイ)及びデータ送信処理サーバ13からのデータを再生するデータ再生部23(例えば、スピーカーやディスプレイ)を備えている。また、通信端末装置20は、データ保存送信装置10との情報送受信及びデータ再生のためのアプリケーションソフトウェアがインストールされている。
外部データ供給装置30は、データ保存送信装置10外に設けられた購入されるデータのデータベースであり、データ取得処理サーバ12からの要求情報に基づいて、取得可能データ情報をデータ取得処理サーバ12に送り、また、指定されたデータをデータ取得処理サーバ12に送る。なお、外部データ供給装置30からデータを取得したときに発生するデータ購入費用は、データ保存送信装置10側で立て替え、課金処理サーバ14は、データ取得処理サーバ12からのデータ購入費用情報に基づいてそれを精算する。
(データ取得及び再生・編集動作)
次に、このデータ保存送信システムSにおけるデータ取得及びデータ再生・編集動作について説明する。
このデータ保存送信システムSのデータ取得及びデータ再生・編集動作は、主として、アクセス処理サーバ11にインストールされた上記コンピュータプログラムI及びデータ送信処理サーバ13にインストールされた上記コンピュータプログラムIIの実行によって行われる。なお、以下では、プリペイド処理による課金データ処理の場合の例にする。
図3は、メニュー画面を表示させる情報送信までのフローチャートを示す。図4は、各ステップでの通信端末装置20の情報表示部22の表示を示す。
通信端末装置20がデータ保存送信装置10の所定のURLにアクセスすると、プログラムIがスタートし、まず、ステップS1では、図4(a)に示すように、新規登録か登録済みかの選択画面を情報表示部22に表示させるように通信端末装置20に情報送信し、通信端末装置20の情報入力部21から入力送信されて、新規登録が選択されたときにはステップS2に進み、登録済みが選択されたときにはステップS3に進む。なお、このとき、通信端末装置20の種別が識別される。
ステップS2では、図4(b)に示すように、登録のための必要事項の入力を促す登録用入力画面を情報表示部22に表示させるように通信端末装置20に情報送信し、通信端末装置20の情報入力部21からの入力送信(登録ボタンを押す)があると、ステップS4に進んで、図4(c)に示すように、端末情報の送信を求めるか否かの選択画面を情報表示部22に表示させるように通信端末装置20に情報送信し、通信端末装置20の情報入力部21から入力送信されて、YESが選択されたとき(YESボタンを押したとき)にはステップS5に進み、NOが選択されたとき(NOボタンを押したとき)には終了する。
ステップS3では、認証のための必要事項(例えば、IDやパスワード)の入力を促す認証用入力画面を情報表示部22に表示させるように通信端末装置20に情報送信し、通信端末装置20の情報入力部21からの入力送信があるとステップS5に進んで、認証されるか否かを判断し、YESの場合にはステップS6に進み、NOの場合にはステップS7に進んで、その通信端末装置20に対してエラー表示情報を返信して終了する。
ステップS6では、図4(d)に示すように、データ購入、データ再生、又は、入金入力のいずれを選択するかを促すメニュー画面を情報表示部22に表示させるように通信端末装置20に情報送信し、通信端末装置20の情報入力部21から入力送信されて、データ購入が選択されたときにはステップA1に、データ再生・編集が選択されたときにはステップB1に、入金入力が選択されたときにはステップF1にそれぞれ進む。
<データ購入(データ取得)>
図5は、データ購入動作のフローチャートを示す。図6は、各ステップでの通信端末装置20の情報表示部22の表示を示す。
データ購入が選択されたときのまずステップA1では、図6(a)に示すように、複数のデータ検索モードのいずれを選択するかを促すデータ検索モード選択画面を情報表示部22に表示させるように通信端末装置20に情報送信し(例えば、楽曲データの場合に、曲名検索やアーティスト検索やジャンル別検索等の検索モードを表示させる。)、通信端末装置20の情報入力部21からの入力送信があるとステップA2に進む。
ステップA2では、選択されたデータ検索モードに対応して、図6(b)に示すように、データ検索条件の入力を促すデータ検索画面を情報表示部22に表示させるように通信端末装置20に情報送信し、通信端末装置20の情報入力部21からの入力送信(検索ボタンを押す)があるとステップA3に進む。
ステップA3では、課金処理サーバ14から当該ユーザーのポイント残高情報を受け取り、ポイント残高があるか否かを判断し、YESの場合にはステップA4に進み、NOの場合にはステップA9に進んで、通信端末装置20に対してエラー表示情報を返信して終了する。
ステップA4では、データ検索条件に基づいて、データ取得処理サーバ12を介してデータ供給サーバ16、或いは、外部データ供給装置30から取得可能データ情報を抽出し、続くステップA5に進む。
ステップA5では、抽出したデータ一覧のいずれのデータを選択するかを促すデータ選択画面を情報表示部22に表示させるように通信端末装置20に情報送信し、通信端末装置20の情報入力部21から入力送信があるとステップA6に進む。
ステップA6では、選択入力に基づいて、図6(c)に示すように、そのデータ名等を示すと共に購入指示を促すデータ購入指示画面を情報表示部22に表示させるように通信端末装置20に情報送信し、通信端末装置20の情報入力部21から購入指示の入力送信(購入ボタンを押す)(データ取得指示情報)があるとステップA7に進む。
ステップA7では、データ取得処理サーバ12にデータ供給サーバ16、或いは、外部データ供給装置30から選択されたデータを取得する指示を行い、続くステップA8に進む。このとき、データ取得処理サーバ12は、コンピュータプログラムの実行により、データ供給サーバ16、或いは、外部データ供給装置30にアクセスし、選択されたデータを要求してそれを受け取ってデータ格納処理サーバ15に送る。データ格納処理サーバ15は、コンピュータプログラムの実行により、データ取得処理サーバ12から送られたデータをユーザーと関係づけて保存して格納する。課金処理サーバ14は、コンピュータプログラムの実行により、データ取得処理サーバ12からのデータ購入費用情報に基づいて、ポイント残高からデータ購入費用のポイントを差し引く課金データ処理を行う。
ステップA8では、図6(d)に示すように、データ取得処理サーバ12からのデータ取得及び保存の情報を受け取った後、購入及び保存格納の完了を意味する完了報告画面を所定時間情報表示部22に表示させるように通信端末装置20に情報送信した後、ステップS6に戻る。
<データ再生・編集>
図7、9及び11はデータ再生・編集動作のフローチャートを示す。図8は、各ステップでの通信端末装置20の情報表示部22の表示を示す。
データ再生が選択されたときのステップB1では、図8(a)に示すように、データ一覧(単一データ再生)、又は、複数のプレイリスト(複数データ再生)のいずれを選択するかを促すプレイモード選択画面を情報表示部22に表示させるように通信端末装置20に情報送信し、通信端末装置20の情報入力部21から入力送信されて、データ一覧が選択されたときにはステップC1に、プレイリストが選択されたときにはステップE1にそれぞれ進む。
−データ一覧(単一データ再生)−
図9は、単一データ再生動作のフローチャートを示す。
ステップC1では、課金処理サーバ14から当該ユーザーのポイント残高情報を受け取り、ポイント残高があるか否かを判断し、YESの場合にはステップC2に進み、NOの場合にはC6に進んで、通信端末装置20に対してエラー表示情報を返信して終了する。
ステップC2では、データ格納処理サーバ15から当該ユーザーの格納データ情報を受け取り、続くステップC3に進む。
ステップC3では、図8(b)に示すように、格納データを一覧に示すと共にデータの選択を促すデータ選択画面を情報表示部22に表示させるように通信端末装置20に情報送信し、通信端末装置20の情報入力部21から入力送信があるとステップC4に進む。
ステップC4では、図8(c)に示すように、選択されたデータを特定して示すと共に再生指示を促す再生指示画面を情報表示部22に表示させるように通信端末装置20に情報送信し、通信端末装置20の情報入力部21から再生指示の入力送信(再生ボタンを押す)(データ再生指示情報)があるとステップC5に進む。
ステップC5では、選択されたデータ及び所定の広告データをその通信端末装置20に対してデータ送信処理サーバ13から送信させる指示を行い、図8(d)に示すように、再生中の所定の表示をさせて終了する。このとき、例えば、音楽データや楽曲データを送信させると共に、広告データとして動画データや静止画データを送信するようにしてもよい。
ここで、データ送信処理サーバ13によるデータ送信動作について説明する。このデータ送信動作は、データ送信処理サーバ13にインストールされた上記コンピュータプログラムIIの実行によって行われる。
図10は、そのデータ送信動作のフローチャートを示す。
アクセス処理サーバ11からデータの送信の指示を受けるとプログラムIIがスタートし、まず、ステップD1では、データ格納処理サーバ15から上記の選択された所定のデータを受け取り、続くステップD2に進む。
ステップD2では、データの一部分を分割し、続くステップD3に進む。
ステップD3では、分割したデータが無いか否かを判断し、YESの場合には終了し、NOの場合にはステップD4に進む。
ステップD4では、分割したデータの一部分について、送信対象の通信端末装置20に適合したフォーマットか否かを判断し、YESの場合にはステップD5に進み、NOの場合にはステップD6に進む。
ステップD5では、送信対象の通信端末装置20に対して分割されたデータの一部分を通信ネットワーク40を介して送信し、ステップD2に戻る。
ステップD6では、データのフォーマットを送信対象の通信端末装置20に適合したフォーマットに変換し、ステップD5に進む。
従って、例えば、パソコン用のMP3フォーマットの楽曲データの場合に、通信端末装置20がパソコンであれば、ステップD4でYESと判断し、ステップD5に進んで、MP3フォーマットの楽曲データをそのまま送信する。一方、通信端末装置20が携帯電話機であれば、ステップD4でNOと判断し、ステップD6に進んで、楽曲データを携帯電話機用のmldフォーマットや3gpフォーマットに変換し、続いてステップD5に進んで、そのフォーマット変換した楽曲データを送信する。
−プレイリスト再生・編集−
図11は、プレイリスト再生・編集動作のフローチャートを示す。
ステップE1では、課金処理サーバ14から当該ユーザーのポイント残高情報を受け取り、ポイント残高があるか否かを判断し、YESの場合にはステップE2に進み、NOの場合にはステップE9に進んで、通信端末装置20に対してエラー表示情報を返信して終了する。
ステップE2では、選択されたプレイリストについて、図8(e)に示すように、表示、追加及び削除のうちいずれを選択するかを促す選択画面を情報表示部22に表示させるように通信端末装置20に情報送信し、通信端末装置20の情報入力部21から入力送信されて、表示が選択されたときにはステップE3に進み、追加が選択されたときにはステップE6に進み、削除が選択されたときには、図8(h)に示すような表示をさせて、データ削除処理フローに進む。
ステップE3では、データ格納処理サーバ15から当該プレイリスト情報を受け取り、続くステップE4に進む。
ステップE4では、図8(f)に示すように、当該プレイリストのデータ一覧を示すと共に再生指示を促す再生指示画面を情報表示部22に表示させるように通信端末装置20に情報送信し、通信端末装置20の情報入力部21から再生指示の入力送信(再生ボタンを押す)(データ送信指示情報)があるとステップE5に進む。
ステップE5では、選択されたプレイリストの複数のデータをリスト順にその通信端末装置20に対してデータ送信処理サーバ13から送信させる指示を行い、図8(d)に示すように、再生中の所定の表示をさせて終了する。このとき、データ送信処理サーバ13は、プレイリストの複数のデータのそれぞれについてリスト順に上記コンピュータプログラムを実行し(図9のフローチャート参照)、通信端末装置20に対してデータを送信する。
−プレイリスト編集−
ステップE6では、データ格納処理サーバ15から当該プレイリスト情報を受け取り、続くステップE7に進む。
ステップE7では、図8(g)に示すように、当該プレイリストに追加可能なデータ一覧を示すと共に追加するデータの入力を促す追加データ入力画面を情報表示部22に表示させるように通信端末装置20に情報送信し、通信端末装置20の情報入力部21からデータ追加終了の入力送信があるとステップE8に進む。このとき、単数データを追加しても、また、複数データを追加してもいずれでもよい。また、プレーリスト情報にデータのリストが含まれていない場合は、プレイリストが新規に作成されることとなる。
ステップE8では、データを追加したことを記録したプレイリスト情報を作成してデータ格納処理サーバ15に書換保存して格納させ、ステップE1に戻る。
−入金入力−
図12は、入金入力動作のフローチャートを示す。図13は、各ステップでの通信端末装置20の情報表示部22の表示を示す。
入金入力が選択されたときのまずステップF1では、課金処理サーバ14から当該ユーザーのポイント残高情報を受け取り、図13(a)に示すように、現在のポイント数を示すと共に入力ポイント数及びプリペイドカード番号の入力を促す入力画面を情報表示部22に表示させるように通信端末装置20に情報送信し、通信端末装置20の情報入力部21から入力送信(入力ボタンを押す)があるとステップF2に進む。
ステップF2では、当該ユーザーのポイント残高に入力ポイントだけ加算して課金処理サーバ14にそのポイント残高情報を書換保存し、図13(b)に示すように、入力後のポイント数を表示する画面を所定時間情報表示部22に表示させるように通信端末装置20に情報送信した後、ステップS6に戻る。
−データの保存−
このデータ保存送信システムSでは、通信端末装置20により再生データをネットワーク40経由でデータ保存送信装置10のデータ供給サーバ16に保存して格納することができる。
これにより、データ販売の仲介業を構成することができる。具体的には、データを販売したい者、例えば、インディーズ歌手は、自分の作った楽曲データを、電話機からCTIサーバ経由で、メールに添付してメールサーバ経由で、或いは、テキストを送って音声合成サーバ経由でネットワーク40を介してデータ保存送信10のデータ供給サーバ16にアップロードする。そして、他の通信端末装置20のユーザーがその楽曲データを購入した場合、データ保存送信装置10オーナーがその購入費用から手数料を引いて歌手に支払うシステムを構成すればよい。また、ユーザーが、自分で作ったデータをデータ供給サーバ16(或いは、データ格納処理サーバ15)に保存し、そのユーザー自身や特定のユーザーがそのデータの再生をできるようにしてもよい。
−広告データの保存−
このデータ保存送信システムSでは、通信端末装置20により広告データをネットワーク40経由でデータ保存送信装置10のデータ格納処理サーバ15に保存して格納することができる。
これにより、広告主が広告データを保存すると広告主に課金処理がなされ、ユーザーに課されるデータ格納費用の一部乃至全部をそれでまかない、そして、データ保存送信装置10に自動広告挿入機能が付されていることにより、データ送信時に、音楽データ等と共に広告付き画像データが添付して通信端末装置20に送信され、画面をクリックしたら広告主のホームページに画面が飛ぶようにすることができる。従って、ユーザーのデータ格納費用の負担軽減を図ることができる。
また、ユーザーが広告データをデータ格納処理サーバ15の自分のデータ格納領域に保存して視聴等することにより、ポイントを増加させたり、データ格納費用の負担を軽減させるようにしてもよい。
−リアルタイム情報の取得−
このデータ保存送信システムSでは、通信端末装置20は、リアルタイム情報送信指示情報を送信することにより、アクセス処理サーバ11でリアルタイム情報送信指示情報が受信され、アクセス処理サーバ11からデータ送信処理サーバ13にリアルタイム情報送信指示が送られ、データ送信処理サーバ13によりリアルタイム情報取得サーバからの所定のリアルタイム情報が送信されてそれを受信することができる。
これにより、リアルタイム情報受信サーバが受信するリアルタイムに発生するデータ、例えば、ハワイなどの海外の生の画像データ、高速道路や新幹線の混雑情報、保育園の様子の動画データ等を確認することができる。
以上のような構成のデータ保存送信システムSによれば、通信端末装置20には、データが分割して送信されるので、受信データ容量が小さくても、データ保存送信装置10からのデータを受信すると同時に、データをデータ再生部23でストリーミング再生することができる。
特に、携帯電話機について、現在、携帯電話機の音楽配信サービスとしては、例えば、着うた(登録商標)、着うたフル(登録商標)という名で行われている。しかしながら、あるキャリアの携帯電話機では、1曲分の楽曲データ(例えば1.5MB)をダウンロードして聞くことが可能であるが、1曲分をストリーミングで聞くことはできない。別のキャリアの携帯電話では、例えば500KB以下しかダウンロードできず、1曲分の容量をダウンロードできないし、1曲分をストリーミングで聞くこともできない。
また、例えば、ある携帯電話会社の音楽配信システムでは、携帯電話機に接続したパソコンで着うたフル(登録商標)のバックアップが可能となっているが、パソコン側に数多くの楽曲を保存していても、いちいち携帯電話機にダウンロードしてからでないと聞くことができない。しかも、携帯電話機側の蓄積容量の制限により、連続再生できる曲数に制限がある。
しかしながら、このデータ保存送信システムSであれば、携帯電話機であっても、外部のデータ保存送信装置10の許可した容量内であれば何曲でも連続ストリーミング再生が可能である。
具体的には、例えば、携帯電話機からデータ保存送信装置10に接続し、所望の楽曲データを外部データ供給装置30等で検索後、それを取得してデータ保存送信装置10に保存する。
楽曲データを再生する場合は、携帯電話機からデータ保存送信装置10に接続し、保存した楽曲データを選択する。選択した楽曲データは、携帯電話機で再生するには容量が大き過ぎるので、まず、一定の容量(例えば64KBずつ)に分割される。また、携帯電話機は、同じキャリアでもメーカーが違えば再生可能な楽曲データのフォーマットが異なるので、分割したデータのフォーマットは携帯電話機に対応して再生可能なフォーマットに変換される。そして、これにより、携帯電話機では、順番に送られてくる楽曲データをストリーミング再生することができる。この場合、切れ目なくスムーズに再生するために、携帯電話機の再生ソフトに受信データのバッファを設けるとよい。また、1曲の再生だけでなく、データ保存送信装置10に、好みに応じて、楽曲データの再生順をプレイリスト情報として記憶させておくことで、複数の楽曲データがリスト順に連続的にデータ保存送信装置10から携帯電話機に送信され、携帯電話機では、複数の楽曲データを連続再生することが可能となる。さらに、リピート機能を持たせることで、何度でもリスト順に自動連続再生させることができる。
また、現状の携帯電話機では、例えば、楽曲データの場合、1曲全部を再生するには、ダウンロードして携帯電話機内の記憶媒体に取り込んでからしか再生できず、ストリーミング再生により1曲全部を再生することができない。また、別種の携帯電話機では、1曲全部をダウンロードすることができないので、1曲全部を携帯電話で聞くには、一旦パソコン等にデータをダウンロードし、それを携帯電話機の記憶媒体に転送してから再生するので、非常に手間と費用がかかり、また、ダウンロードを使用すると、データの著作権管理に手間とコストがかかるという問題もある。
しかしながら、このデータ保存送信システムSであれば、データ保存送信装置10に大容量のデータが格納されるので、通信端末装置20にデータを格納する必要がなく、通常、通信端末装置20に付属している記憶媒体に比較して大容量の外部記憶媒体として機能し、そして、通信端末装置20とデータ保存送信装置10との通信によってデータ再生部23でデータの連続再生を行うことができる。
また、データ保存送信装置10にデータが格納されるので、通信端末装置20が故障等してもデータが喪失されることがなく、加えて、携帯電話機の番号継続(ポータビリティ)制により、携帯電話会社を変更しても電話番号が変更されないため、携帯電話会社の乗り換えが頻繁に行われるようになることが予想されるが、そのような場合でも、ユーザーは以前に保有していたデータをそのまま利用することができ利便性が高い。
さらに、このデータ保存送信システムSであれば、送信するデータを通信端末装置20に対応したフォーマットに変換するので、例えば、データ格納処理サーバ15に格納されている楽曲データがパソコン再生用のフォーマットである場合、つまり、パソコン用の音楽配信サービスをそのまま利用して楽曲データをデータ格納処理サーバ15に保存した場合、パソコン再生用の楽曲データ(例えばMP3データ)として保存しておき、前記フォーマット変換する際に各携帯電話機に対応した形式のフォーマットにすることが可能である。この場合、自前でパソコンにも、携帯電話機にもサービス提供すると、パソコンに提供されている音楽配信サービスの機器をほぼそのまま利用して、携帯電話機へのサービス提供ができ、サービスのトータルコストを削減でき、他社のパソコン用音楽配信サービスと提携し、携帯電話機へのデータ送信のみを請け負うビジネスも可能である。
特許文献1に記載された技術では、音楽コンテンツをユーザ毎にデータセンターで保存する機能を有しているが、この場合、通信端末装置20を携帯電話機とすると、携帯電話機のほとんどの機種では、着うた(登録商標)と呼ばれる楽曲データの一部しか再生できないし、楽曲を全部聞ける機種においても、いちいち楽曲データをダウンロードしてからでないと再生することができない。また、データセンターで保存している楽曲データのフォーマットについては記されていないが、例えば、ユーザが携帯電話機の機種変更をすれば、以前に保存した楽曲を聞くことができない。さらに、音楽コンテンツ提供サーバも通信端末装置に依存したデータのすべてを用意しなければならないため、大きなコストがかかることになる。
しかしながら、このデータ保存送信システムSであれば、データ保存送信装置10から送信されるデータを通信端末装置20で受信すると同時に、ストリーミング再生することができ、また、通信端末装置20に適合したフォーマットのデータが送信されるので、かかる問題が生じることがない。
(その他の実施形態)
上記実施形態では、データ保存送信装置10を6つのサーバで構成したが、特にこれに限定されるものではなく、例えば、データ取得処理サーバ12の機能とデータ送信処理サーバ13の機能と1つのサーバで構成する等の集約をしても、また、全ての機能を備えた単一サーバで構成してもよい。
また、上記実施形態では、データ送信順編集部をアクセス処理サーバ11で構成したが、特にこれに限定されるものではなく、独立したサーバで構成しても、また、データ格納処理サーバ15等の他のサーバで構成してもよい。
また、上記実施形態では、データ分割部及びフォーマット変換部をデータ送信処理サーバ13で構成したが、特にこれに限定されるものではなく、それらをそれぞれ独立したサーバで構成してもよく、また、データ取得処理サーバ12やデータ格納処理サーバ15等の他のサーバで構成してもよい。
また、上記実施形態では、送信する全てのデータを分割する構成としたが、特にこれに限定されるものではなく、通信端末装置20の種別の識別に基づいて、受信データ容量が小さくてデータの分割が必要な場合のみにデータの分割を行う構成としてもよい。
また、上記実施形態では、通信端末装置20の種別の識別に基づいて、データのフォーマットの変換が必要な場合のみにデータのフォーマットを変換する構成としたが、特にこれに限定されるものではなく、全てのデータについて取得時等にフォーマットを変換する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、再生データ保存部をデータ供給サーバ16で構成したが、特にこれに限定されるものではなく、独立したサーバで構成してもよく、また、データ格納処理サーバ15等の他のサーバで構成してもよい。
また、上記実施形態では、広告データ格納部をデータ格納サーバ15で構成したが、特にこれに限定されるものではなく、独立したサーバで構成してもよく、また、他のサーバで構成してもよい。
また、上記実施形態では、プリペイド方式による課金処理を例にしたが、特にこれに限定されるものではなく、クレジットカード決済等によるポストペイド方式やその都度支払う方式などであってもよい。
また、上記実施形態では、通信端末装置20の種別の識別を通信開始時に行う構成としたが、特にこれに限定されるものではなく、ユーザーの登録時に通信端末装置20の種別を登録するようにし、それに基づいて通信端末装置20の種別の識別を行うようにしてもよい。
本発明は、データ保存送信装置、それに用いるコンピュータプログラム及びそれを記録した記録媒体、並びに、データ再生方法について有用である。
データ保存送信システム全体を示す図である。 データ保存送信システムを示す構成図である。 メニュー画面を表示させる情報送信までの動作のフローチャートである。 メニュー画面を表示するまでの各ステップでの通信端末装置の情報表示部の表示を示す図である。 データ購入動作のフローチャートである。 データ購入動作の各ステップでの通信端末装置の情報表示部の表示を示す図である。 データ再生・編集動作のフローチャートである。 データ再生・編集動作の各ステップでの通信端末装置の情報表示部の表示を示す図である。 単一データ再生動作のフローチャートである。 データ送信動作のフローチャートである。 プレイリスト再生・編集動作のフローチャートである。 入金入力動作のフローチャートである。 入金入力動作の各ステップでの通信端末装置の情報表示部の表示を示す図である。
符号の説明
10 データ保存送信装置
11 アクセス処理サーバ(情報受信部、データ送信順編集部)
12 データ取得処理サーバ(データ取得部)
13 データ送信処理サーバ(データ送信部、データ分割部、フォーマット変換部)
14 課金処理サーバ(課金処理部)
15 データ格納処理サーバ(データ格納部)
16 データ供給サーバ(データ供給部)
20 通信端末装置
30 外部データ供給装置(データ供給部)

Claims (13)

  1. 通信端末装置からの情報を受信する情報受信部と、
    上記情報受信部でデータ取得指示情報を受信したとき、それに基づいてデータ供給部から所定のデータを取得するデータ取得部と、
    上記データ取得部で取得したデータを保存して格納するデータ格納部と、
    上記情報受信部でデータ送信指示情報を受信したとき、それに基づいて上記データ格納部に格納された所定のデータをその通信端末装置に対して送信するデータ送信部と、
    を備えたデータ保存送信装置。
  2. 請求項1に記載されたデータ保存送信装置において、
    上記データのフォーマットを変換するフォーマット変換部をさらに備えたデータ保存送信装置。
  3. 請求項1に記載されたデータ保存送信装置において、
    上記データを分割するデータ分割部をさらに備えたデータ保存送信装置。
  4. 請求項1に記載されたデータ保存送信装置において、
    上記データ取得部がデータを取得するデータ供給部を装置内に備えたデータ保存送信装置。
  5. 請求項4に記載されたデータ保存送信装置において、
    上記情報受信部でデータ保存指示情報及び再生用データを受信したとき、それに基づいて該再生用データを上記データ格納部及び/又は上記装置内のデータ供給部に保存する再生データ保存部をさらに備えたデータ保存送信装置。
  6. 請求項1に記載されたデータ保存送信装置において、
    データ購入費用及びデータ格納費用のそれぞれについて、通信端末装置のユーザー毎に、所定時に課金データ処理する課金処理部をさらに備えたデータ保存送信装置。
  7. 請求項1に記載されたデータ保存送信装置において、
    上記情報受信部でデータ送信順編集情報を受信したとき、それに基づいて上記データ送信部から送信する複数のデータの送信順を編集するデータ送信順編集部をさらに備えたデータ保存送信装置。
  8. 請求項1に記載されたデータ保存送信装置において、
    広告データを格納した広告データ格納部をさらに備え、
    上記データ送信部は、上記データ格納部に格納された所定のデータと共に上記広告データ格納部に格納された所定の広告データをもその通信端末装置に対して送信するように構成されているデータ保存送信装置。
  9. 請求項1に記載されたデータ保存送信装置において、
    リアルタイム情報を取得するリアルタイム情報取得部をさらに備え、
    上記データ送信部は、上記情報受信部でリアルタイム情報送信指示情報を受信したとき、上記リアルタイム情報取得部からの所定のリアルタイム情報をその通信端末装置に対して送信するように構成されているデータ保存送信装置。
  10. 請求項1に記載されたデータ保存送信装置において、
    上記通信端末装置が携帯電話機であるデータ保存送信装置。
  11. 通信端末装置からの情報を受信可能に構成されていると共に、データ供給部から所定のデータを取得するデータ取得部、データを格納するデータ格納部、及び、通信端末装置に対してデータ送信するデータ送信部のそれぞれを制御可能なコンピュータに、
    上記情報受信部でデータ取得指示情報を受信したとき、それに基づいて上記データ取得部にデータ供給部から所定のデータを取得させるデータ取得手順と、
    上記データ取得手順で取得したデータを上記データ格納部に保存して格納させるデータ格納手順と、
    上記情報受信部でデータ送信指示情報を受信したとき、それに基づいて上記データ格納部に格納された所定のデータをその通信端末装置に対して上記データ送信部から送信させるデータ送信手順と、
    を実行させるために用いられるコンピュータプログラム。
  12. 請求項11に記載されたコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  13. 通信端末装置を用いたデータの再生方法であって、
    通信端末装置からデータ保存送信装置にアクセスし、該通信端末装置からのデータ送信指示情報に基づいて、該データ保存送信装置からそこに格納されたデータを該通信端末装置に対して送信すると同時に、該通信端末装置で該データをストリーミング再生するデータ再生方法。
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