JP2013133829A - 配管用継手 - Google Patents

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Kazuyoshi Ohashi
一善 大橋
Hiroyuki Takahashi
宏幸 高橋
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CK Metals Co Ltd
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CK Metals Co Ltd
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Abstract

【課題】配管作業性に優れ、シール性の高い配管用管継手を提供する。
【解決手段】金属製継手本体11と、当該金属製継手本体11の外面を樹脂で被覆した外面被覆部12を有し、外面被覆部12は筒状であって内周面がテーパー状になっている管挿入部を有し、管挿入部には開口端部から内周面に亘って装着するシールリング13を有し、シールリング13は、内周部から内側に突出したリング状の突条部を有し、樹脂被覆管の先端部を部分的に被覆層を剥がして前記挿入部に差し込むと、被覆端部がシールリング13の突条部に突き当たる。
【選択図】図1

Description

本発明は配管の接続に用いる管継手に関し、特に消火配管用に用いるのに効果的な管継手に係る。
消火配管は優れた防食性と耐圧性が要求される。
また、施工後の配管内部からの漏水や外部からの浸水を防ぐ必要がある。
管を接続する際に管継手とのねじ込みにレンチ等の配管工具を用いることになるが、正しい施工には、ねじ込んだ後の管に残ったねじ山を数える、いわゆる余ねじ管理が行われているが、管のねじ山や樹脂被覆管の樹脂剥離の長さにバラツキがあり、充分なシール性を確保することができない場合もあった。
そこで従来は、図4に示すように管継手110の差し込み口に内側テーパー部111を設け、被覆管120の外周部121にリング状のシール部材113を取り付け、先の差し込み口に差し込み及びねじ込みを行っていた。
しかし、単なるテーパー部でのシールでは、耐圧性が不充分な場合もあり、つなぎ部にブチルテープ等のシールテープを巻き付けることも行われていた。
このような配管作業は消火配管が大口径であることもあって、大変な工数を要していた。
特許文献1,2等に防食管継手を開示するが、いずれも差し込み部に設けたテーパー面を利用したものである。
実開昭58−53982号公報 実開昭54−121327号公報
本発明は配管作業性に優れ、シール性の高い配管用管継手の提供を目的とする。
本発明に係る配管継手は、金属製継手本体と、当該金属製継手本体の外面を樹脂で被覆した外面被覆部を有し、外面被覆部は筒状であって内周面がテーパー状になっている管挿入部を有し、管挿入部には開口端部から内周面に亘って装着するシールリングを有し、シールリングは、内周部から内側に突出したリング状の突条部を有し、樹脂被覆管の先端部を部分的に被覆層を剥がして前記挿入部に差し込むと、被覆端部がシールリングの突条部に突き当たるものであることを特徴とする。
ここで、シールリングの内周部から内側に突出したリング状の突条部が管の被覆端部に当接してシールする際に、管のねじ込み深さのバラツキを吸収するように、シールリング内周部が奥側に延びるように当接することになるので、シールリングは弾力性のあるシリコン樹脂,ナイロン,フッ素系の樹脂等を用いて製作されているのが好ましい。
このような弾力性のある素材をシールリングに用いると、シールリング内周部に設けた突条部が管側の被覆端部にて押し込まれる際に、反作用で、被覆端部から被覆部の周面側に回り込むように引っぱられても突条部に厚みがあり、外面被覆部のテーパー部と管の被覆部の隙間に挟まるのでシール圧が高くなる。
シールリングの内側に管の先を差し込むと、管の被覆部表面がシールリングの内周面に沿って差し込まれることになるが、管の被覆部表面とシールリングの内周面との間の摩擦抵抗が大きいとシールリングによじれが生じて止水性が確保できなかったり、最悪の場合にはシールリングが破断する場合もある。
そこで、石鹸水等の潤滑剤をシールリングの内周面に塗布するのがよい。
また、シールリングの内周部の表面を梨地処理してもよい。
ここで梨地処理とは表面を梨地状に荒らしたことをいう。
このように表面に微小の凹凸を形成すると、シールリング内周面と管の被覆部との間の摩擦抵抗が小さくなり、石鹸水等を塗布しなくてもシールリングによじれや破断が生じるのを防止でき、且つ止水性も確保できる。
また、ねじ込み深さやシールリングの突条部の当たりが外部から目視で確認できるように管継手の外面被覆部及びシールリングが光透過性の樹脂で製作されているのが好ましい。
本発明に係る管継手は、管を差し込み及びねじ込む際に管の被覆端部でシールリングの突条部を奥側に押し込むように作用するので、従来の被覆部側面でのシールに比較して強いシール圧を得ることができ、また、シールリングの差し込み前後方向の延び代にて、ねじ山のバラツキや被覆部の剥がし長さのバラツキを吸収することができる。
管と管継手の接続構造例を示す。 本発明に係る管継手の部品構成例を示す。 管継手の接続手順を示す。 従来の配管接続構造例を示す。
本発明に係る管継手10は図1〜3に示すように金属製継手本体11の外面及び左右のめねじ部から所定の長さ外側まで樹脂で被覆した外面被覆部12を有する。
金属製継手本体11は通水部15を有し、本実施例では、めねじ部にプレシール剤14を塗布した例となっている。
プレシール剤14はフッ素樹脂系の塗料を予め塗布し、乾燥させたものである。
外面被覆部12は開口部が筒状になっていて、後述するシールリング13を装着する被装着部12bとその奥側に向かって縮径したテーパー状のテーパー部12aを有する。
このテーパー部12aの表面は小さなリング状の段差面12cになっていて、シールリング13の外周面とのシール圧が高くなるようになっている。
弾性を有する樹脂で製作したシールリング13は、外面被覆部12の被装着部12bに装着する凹部溝からなる装着部13aと外側に向かって拡径した拡径部13b及び奥側に向かって縮径した内周部13cを有する。
また、内周部13cの奥側先端部は内側方向に突出したリング状の突条部13dを有し、拡径部13b,内周部13c及び突条部13dの表面は梨地処理してある。
管20は金属製の管材20aの外周面を樹脂で被覆した被覆部21を有し、先端は被覆部を剥がして、おねじ部20bを形成してある。
従って、おねじ部20bの端部近くに被覆端部21aを有することになる。
図3に示すように管20の先端を管継手10に差し込むと、被覆端部21aがシールリング13の突条部13dを奥側に押し込むようにして当接するのでシール性が高い。
また、外面被覆部の樹脂材質は光透過性の樹脂(透明又は半透明樹脂)を採用しているので、管のおねじのねじ込まれていない余ねじ部を目視で確認できる。
さらには、シールリング13も光透過性のゴム弾性のある素材で製作してあり、内部のシール状態を目視で確認できる。
本発明に係る管継手の説明をソケットタイプの管継手でしたが、これに限定されるものでなく、チーズタイプ、エルボタイプ等各種継手に適用できる。
用途も配管部品として多くの分野にて使用できるが、消火配管用に用いる場合には、めねじ部に、潤滑性とシール性が高い、フッ素系のプレシール剤を塗布し、樹脂で被覆した外面被覆部の筒状の管挿入部に、上記で説明したシールリング13を予め装着しておくことで、配管作業性に優れると共に、プレシール剤により、内部からの水の漏れを抑え、ゴム弾性の有するシールリングで外部からの水の浸入を確実に防ぐことができる。
10 管継手
11 金属製継手本体
11a めねじ部
12 外面被覆部
12a テーパー部
12b 被装着部
13 シールリング
13a 装着部
13b 拡径部
13c 内周部
13d 突条部
14 プレシール剤
15 通水部
20 管
20a 管材
20b おねじ部
21 被覆部
21a 被覆端部
In 管挿入部

Claims (2)

  1. 金属製継手本体と、
    当該金属製継手本体の外面を樹脂で被覆した外面被覆部を有し、
    外面被覆部は筒状であって内周面がテーパー状になっている管挿入部を有し、
    管挿入部には開口端部から内周面に亘って装着するシールリングを有し、
    シールリングは、内周部から内側に突出したリング状の突条部を有し、
    樹脂被覆管の先端部を部分的に被覆層を剥がして前記挿入部に差し込むと、被覆端部がシールリングの突条部に突き当たるものであることを特徴とする配管用継手。
  2. 前記外面被覆部は光透過性の樹脂で製作されていることを特徴とする請求項1記載の配管用継手。
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Citations (5)

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