JP2013128947A - 金型付き成形機、成形機及び金型ユニット - Google Patents

金型付き成形機、成形機及び金型ユニット Download PDF

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Abstract

【課題】真空引きを行いつつ射出を行うときに好適に成形材料を検出できる成形機を提供する。
【解決手段】金型付きダイカストマシン2は、キャビティ105を含む型内空間107を構成する固定金型101及び移動金型103と、キャビティ105と連通された真空タンク21と、キャビティ105と真空タンク21との連通路28を開閉するバルブ29と、型内空間107の外部に設けられ、型内空間107側へ超音波を繰り返し送信し、反射した超音波(エコーWr)を受信するセンサ素子35と、バルブ29を開いた状態でキャビティ105へ成形材料(溶湯)を射出しているときに、センサ素子35が受信したエコーWrに基づいて、溶湯が型内空間107内の所定の検査位置103aaに到達したか否かを判定し(ステップS8)、到達したと判定したときにバルブ29を閉じる(ステップS9)制御装置7とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、金型付き成形機、成形機及び金型ユニットに関する。成形機は、例えば、ダイカストマシン若しくは射出成形機である。金型ユニットは、金型に加えて金型に固定されたセンサ素子等を備えている。
金型内を真空引きしつつ金型内に成形材料(例えば溶湯:溶融状態の金属)を射出する成形機が知られている(例えば特許文献1)。このような成形機に使用される金型には、製品を形成するためのキャビティと、当該キャビティと金型外部とを連通するための真空ランナとが形成されている。真空ランナには、真空タンク及び真空タンクを減圧する真空ポンプ等が接続され、キャビティは真空ランナを介して真空引きされる。
また、上記のような金型には、真空ランナを開閉するバルブと、当該バルブよりもキャビティ側の所定位置への溶湯の到達を検出するセンサ素子とが設けられている。バルブは、キャビティへ溶湯を射出するときに開かれ、これにより真空引きが行われる。また、バルブは、センサ素子によって溶湯が所定位置に到達したことが検出されると閉じられ、これにより、溶湯が真空タンクへ流れることが防止される。センサ素子としては、真空ランナ内に露出し、溶湯が接することによって通電される1対の電極が用いられている。
なお、真空引きに係る技術ではないが、特許文献2では、超音波を金型に照射してから超音波が反射して戻ってくるまでの時間に基づいて金型の温度を求め、その温度に基づいて溶湯の流れ状態を判定する技術が開示されている。
特開2002−96149号公報 特開2006−102772号公報
上述の技術では、センサ素子として溶湯によって通電される電極を用いていることから、種々の不都合が生じる。例えば、成形材料は導電材料に限定され、樹脂等の絶縁材料を成形材料とすることができない。また、例えば、センサ素子が溶湯に当接することから、センサ素子が老朽化しやすい。また、例えば、センサ素子が溶湯と当接し、その形状が凝固した溶湯に反映されることから、センサ素子は製品から離れた位置に配置されなければならない。
本発明の目的は、真空引きを行いつつ射出を行うときに好適に成形材料を検出できる金型付き成形機、成形機及び金型ユニットを提供することにある。
本発明の一態様に係る金型付き成形機は、キャビティを含む型内空間を構成する金型と、前記キャビティと連通された真空タンクと、前記キャビティと前記真空タンクとの連通路を開閉するバルブと、前記型内空間の外部に設けられ、前記型内空間側へ超音波を繰り返し送信し、反射した超音波を受信する第1センサ素子と、前記バルブを開いた状態で前記キャビティへ成形材料を射出しているときに、前記第1センサ素子が受信した超音波に基づいて、前記成形材料が前記型内空間内の第1位置に到達したか否かを判定し、到達したと判定したときに前記バルブを閉じる制御装置と、を有する。
好適には、前記第1位置は、前記金型の内面の、前記型内空間を構成する領域内に位置し、前記制御装置は、前記第1位置にて反射した超音波の強度が所定の第1範囲内となったときに前記第1位置に前記成形材料が到達したと判定する。
好適には、前記制御装置は、成形品の押し出し後、前記金型の内面の、前記型内空間を構成する領域内に位置する第2位置にて反射した超音波の強度が所定の第2範囲内にあるときに成形品が前記金型に残っていると判定する。
好適には、前記制御装置は、離型剤の塗布後、前記金型の内面の、前記型内空間を構成する領域内に位置する第3位置にて反射した超音波の強度が所定の第3範囲内にないときに離型剤の塗布に異常が生じたと判定する。
好適には、前記第1位置は、前記金型の内面の、前記キャビティを構成する領域内に位置している。
好適には、前記金型付き成形機は、前記型内空間の外部に設けられ、前記型内空間側へ超音波を繰り返し送信し、反射した超音波を受信する第2センサ素子を更に備え、前記制御装置は、成形品の押し出し後、所定の第4位置にて反射した超音波の強度が所定の第2範囲内にあるときに成形品が前記金型に残っていると判定し、前記第4位置は、前記金型の内面の、成形品の突起を形成するための凹部を構成する領域内に位置している。
好適には、前記金型付き成形機は、前記型内空間の外部に設けられ、前記型内空間側へ超音波を繰り返し送信し、反射した超音波を受信する第2センサ素子を更に備え、前記制御装置は、成形品の押し出し後、所定の第4位置にて反射した超音波の強度が所定の第2範囲内にあるときに成形品が前記金型に残っていると判定し、前記第4位置は、前記金型の内面の、オバーフローを構成する領域内に位置している。
本発明の一態様に係る成形機は、金型によって構成された型内空間に含まれるキャビティと連通された真空タンクと、前記キャビティと前記真空タンクとの連通路を開閉するバルブと、前記型内空間の外部から前記型内空間側へ超音波を繰り返し送信し、反射した超音波を受信する第1センサ素子が受信した超音波に基づいて、前記バルブを開いた状態で前記キャビティへ成形材料を射出しているときに、前記成形材料が前記型内空間内の第1位置に到達したか否かを判定し、到達したと判定したときに前記バルブを閉じる制御装置と、を有する。
本発明の一態様に係る金型ユニットは、キャビティを含む型内空間を構成する金型と、前記型内空間の外部に設けられ、前記型内空間側へ超音波を繰り返し送信し、反射した超音波を受信するセンサ素子と、を有し、前記センサ素子は、前記金型の内面の、成形品の突起を形成するための凹部若しくはオーバーフローを構成する領域に超音波を送信可能に設けられている。
本発明によれば、真空引きを行いつつ射出を行うときに好適に成形材料を検出できる。
本発明の実施形態に係るダイカストマシンの要部の構成を示す模式図。 図1のダイカストマシンの金型ユニットの断面図。 図2の金型ユニットのセンサ素子が送受信する超音波を模式的に示す図。 エコーの強度と媒質との関係を示す図。 成形サイクルにおいて制御装置が実行する処理の手順を示すフローチャート。 第2の実施形態に係る金型ユニットを示す断面図。 第3の実施形態に係る金型ユニットの移動金型を固定金型側から見た図。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係るダイカストマシン1(金型付きダイカストマシン2)の要部の構成を示す模式図である。図2は、図1のダイカストマシン1の金型周辺の断面図である。なお、図1は射出前の状態を示し、図2は、射出中の状態を示している。
ダイカストマシン1は、例えば、固定金型101及び移動金型103の型締めを行う不図示の型締装置と、型締された固定金型101及び移動金型103により形成された型内空間107に溶湯を射出する射出装置3と、その射出中に型内空間107の真空引きを行うための真空装置5と、型内空間107内の溶湯が凝固して形成されたダイカスト品(成形品)を移動金型103若しくは固定金型101から押し出す不図示の押出装置とを有している。
また、ダイカストマシン1は、上記の各装置を制御するための制御装置7と、制御装置7に対して情報を入力するための入力装置9と、制御装置7からの情報を表示するための表示装置11とを有している。
さらに、ダイカストマシン1は、種々の用途に利用される、超音波センサを構成するセンサ素子35を有している。なお、固定金型101、移動金型103及びセンサ素子35は金型ユニット104を構成している。
固定金型101及び移動金型103は、直彫り式であってもよいし、入れ子式であってもよい。固定金型101及び移動金型103は、型閉じされることによって、型内空間107を構成している。
型内空間107は、キャビティ105と、溶湯をキャビティ105に導くための湯道109と、キャビティ105を真空引きするための真空ランナ111とを含んでいる。なお、本願では、型内空間107全体において凝固した溶湯をダイカスト品(成形品)といい、キャビティ105において凝固した溶湯を製品というものとする。ダイカスト品のうち製品以外の部分は、成形後においては不要とされ、除去される部分である。真空ランナ111は、移動金型103に形成された排気路113を介して金型外部に通じている。
射出装置3は、湯道109に接続されたスリーブ13と、スリーブ13内に挿入されたプランジャ15と、プランジャ15を駆動可能な不図示の駆動装置(例えば油圧シリンダ)とを有している。プランジャ15は、スリーブ13を摺動するプランジャチップ15aと、プランジャチップ15aに固定されたプランジャロッド15bとを有している。
スリーブ13に形成された給湯口13aからスリーブ13内に溶湯が注がれた後、プランジャ15がスリーブ13内をキャビティ105へ向かって前進することにより、スリーブ13内の溶湯が湯道109を介してキャビティ105に射出される。
真空装置5は、真空タンク21と、真空タンク21の空気を排気するためのポンプ23と、ポンプ23を駆動するモータ25と、真空タンク21と排気路113とを連通する外部流路27とを有している。なお、真空ランナ111、排気路113及び外部流路27は、キャビティ105と真空タンク21とを連通する連通路28を構成している。また、真空装置5は、連通路28を開閉するバルブ29を有している。
バルブ29を閉じた状態で、モータ25によってポンプ23を駆動して真空タンク21の真空度を高くしておき、その後、バルブ29を開いてキャビティ105の排気を行うことにより、ポンプ23によって直接にキャビティ105を排気する場合に比較して、迅速にキャビティ105の排気を行うことができる。
バルブ29は、例えば、真空ランナ111と排気路113とを接続する開口を塞ぐ位置(図1参照)と開放する位置(図2参照)との間で移動可能な弁体31と、弁体31を駆動するアクチュエータ33とを有している。弁体31は、例えば、金属により構成されている。アクチュエータ33は、空圧式、油圧式等の適宜なものにより構成されてよいが、応答性が高いソレノイド式のものにより構成されていることが好ましい。
制御装置7は、例えば、CPU、ROM、RAM及び外部記憶装置を含むコンピュータにより構成されている。入力装置9は、例えば、複数の押し釦を含むパネルによって構成されている。表示装置11は、例えば、液晶ディスプレイ若しくは有機ELディスプレイ等の画像表示装置により構成されている。なお、制御装置7、入力装置9及び表示装置11は、タッチパネル式のユーザインターフェースを有する装置として一体化されて構成されていてもよい。
センサ素子35は、入力された電気信号の周波数及び強度に応じた周波数及び強度の超音波を送信するとともに、反射した超音波を受信し、その受信した超音波の周波数及び強度に応じた周波数及び強度の電気信号を出力するものである。
センサ素子35の基本構成及び原理は、他の技術分野(例えば超音波診断装置)のものと同様でよい。例えば、センサ素子35は、特に図示しないが、圧電体からなり、電気信号と超音波との相互変換を行うための振動子と、超音波の透過性を向上させるために振動子の前面に設けられる整合層と、振動子の自由振動を抑制するために振動子の背面に設けられるダンパーとを有している。
センサ素子35は、例えば、移動金型103の背後に設けられている。そして、センサ素子35は、図2において矢印y1及びy2で示すように、型内空間107(より具体的にはキャビティ105)に向けて超音波を送信し、移動金型103の内面103a等の界面において反射した超音波を受信する。なお、内面103aのうち、超音波が照射される位置を検査位置103aaということがある。
図3は、センサ素子35の送受信する超音波を模式的に示す図である。横軸は時間を示し、縦軸は超音波の強さ(媒質の変位)を示している。
制御装置7は、不図示のドライバを介してセンサ素子35に電圧を印加し、センサ素子35に所定の繰り返し周期Trで送信波Wt(超音波)を送信させる。また、センサ素子35は、送信波Wtが反射して形成されたエコーWr(超音波)を受信し、その受信したエコーWrに応じた電気信号を制御装置7に出力する。
送信波Wtを送信してからエコーWrを受信するまでの時間tは、センサ素子35と送信波Wtを反射してエコーWrを生成した界面との距離Lに比例する。すなわち、音速(伝搬速度)をcとすると、L=ct/2である。従って、制御装置7は、時間tに基づいて任意の界面からのエコーWrを特定することができる。
具体的には、本実施形態では、図2に例示したように、制御装置7は、センサ素子35が取り付けられた金型(移動金型103)の内面103aのエコーWrを特定する。例えば、センサ素子35と内面103aとの距離Lに応じて予め設定された判定範囲内に時間tがあるか否かにより、受信したエコーWrが内面103aからのエコーWrであるか否かを判定する。
なお、参考に、時間tの大きさを試算してみる。移動金型103における音速を3000〜6000m/s、移動金型103の厚みを0.1〜1.0mと仮定すると、時間tは0.03×10−3〜0.7×10−3sである。このように、センサ素子35は、非常に短い時間で内面103aからのエコーWrを受信することができる。
パルス幅Tp(送信波Wtの時間長さ)及び繰り返し周期Trは、金型の大きさ、距離分解能、超音波の透過力等を考慮して適宜に設定してよい。例えば、パルス幅Tpは、移動金型103の内面103aで反射したエコーWrと、固定金型101の内面で反射したエコーWrとが重ならない大きさとされる。また、例えば、繰り返し周期Trは、移動金型103の内面103aに係る時間tよりも長く設定され、好ましくは、固定金型101の内面若しくは外面にて反射したエコーWrが次の繰り返し周期Tr内において受信されないよう十分な長さとされる。
なお、参考に、繰り返し周期Trの好ましい長さを試算してみる。固定金型101における音速及び固定金型101の厚みを上記の移動金型103と同様に仮定し、キャビティ105の厚みを無視すると、繰り返し周期Trは、上記の移動金型に係る時間tの長さの2倍以上が好ましく、0.06×10−3〜1.4×10−3s以上である。このように、センサ素子35は、非常に短い周期で超音波の送受信を行うことができる。
図4は、移動金型103の内面103aで反射したエコーWrの強度と、内面103aに接している媒質(空気、水、溶湯)との関係を示す図である。
媒質Iを伝搬していた音が媒質Iと媒質IIとの界面において反射する場合、その音圧の反射率Rpは、下記式により表わされる。
Rp=(Z−Z)/(Z+Z
ここで、Zは媒質Iの音響インピーダンスであり、Zは媒質IIの音響インピーダンスである。音響インピーダンスZは、媒質の密度をρ、媒質における音速をcとすると、Z=ρcである。
すなわち、移動金型103を媒質I、移動金型103の内面103aに接している媒質を媒質IIとすると、エコーWrの強度Sr(図3)は、内面103aに接している媒質IIの種類によって変化する。具体的には、媒質IIの種類間における、エコーWrの強度Srの大小関係は、空気>水(離型剤)>溶湯>ダイカスト品となる。
従って、制御装置7は、エコーWrの強度Srが、各媒質IIに対応して設けられた判定範囲R0〜R3内にあるか否かによって、移動金型103の内面103aに接している媒質IIの材料を特定することができる。そして、制御装置7は、媒質IIの材料特定を真空装置5等の制御に利用する。
例えば、制御装置7は、射出中において、繰り返し受信しているエコーWrの強度Srが、溶湯に対応する判定範囲R1内になったか否かを判定することにより、溶湯が検査位置103aaに到達したことを検出できる。そして、制御装置7は、その検出したことをトリガとして、バルブ29を閉じる。
なお、繰り返し周期Trは、既に述べたように、msオーダー若しくはそれよりも短い期間とすることができる。従って、例えば、溶湯の速度が2〜100m/sであり、繰り返し周期Trが1msであると仮定すると、繰り返し周期Trにおいて溶湯の進む距離は2mm〜100mm以下である。すなわち、制御装置7は、溶湯が高速に射出されていても、溶湯の検査位置103aaへの到達を検出可能である。
また、例えば、制御装置7は、ダイカスト品を押し出した後、エコーWrの強度Srがダイカスト品に対応する判定範囲R2の範囲内にあるか否かを判定することにより、ダイカスト品が型内に残っているか否かを判定することができる。なお、この判定においては、送信波Wtは、繰り返し送信される必要は無い。
また、例えば、制御装置7は、型閉じ前において、エコーWrの強度Srが離型剤に対応する判定範囲R3の範囲内にあるか否かを判定することにより、離型剤が移動金型103の内面103aに塗布されているか否か判定することができる。なお、この判定においては、送信波Wtは、繰り返し送信される必要は無い。
なお、これらの利用例においては、空気に対応する判定範囲R0は、必ずしも必要ではない。また、各利用例の判定は、互いに異なる工程においてなされるから、判定範囲R0〜R3は、必ずしも排他的に設定されている必要はなく、一部において重なっていてもよい。
図5は、成形サイクルにおいてダイカストマシン1(制御装置7)が実行する処理の手順を示すフローチャートである。
ステップS1においては、固定金型101及び移動金型103は、不図示の型締装置により型開きされた状態となっている。そして、制御装置7は、固定金型101及び移動金型103の内面に離型剤を塗布するように不図示のスプレー装置を制御する。
ステップS2では、制御装置7は、送信波Wtを送信するようにセンサ素子35を制御する。そして、制御装置7は、上述したように、エコーWrの強度Srが離型剤に対応する判定範囲R3内にあるか否か判定する。換言すれば、制御装置7は、離型剤が検査位置103aaに塗布されているか否か(正常か異常か)判定する。
制御装置7は、範囲内にある(異常無し)と判定したときは、ステップS4に進む。また、制御装置7は、範囲内にない(異常有り)と判定したときは、アラーム処理を行い(ステップS3)、その後、ステップS4に進む。アラーム処理は、例えば、不図示のスピーカによる警告音の出力及び/又は表示装置11における警告画像の表示である。
ステップS4及びS5では、制御装置7は、移動金型103を移動させて移動金型103及び固定金型101の型閉じを行い、続いて、型締めを行うように、不図示の型締装置を制御する。
ステップS6では、制御装置7は、プランジャ15の前進を開始して射出を開始するように射出装置3を制御する。なお、射出は、例えば、空気の巻き込みを抑制するために比較的低速で射出する低速射出と、溶湯が凝固する前に迅速に溶湯を充填するために比較的高速で射出する高速射出とを含む。
ステップS7では、制御装置7は、バルブ29を開き、予め減圧されている真空タンク21によって型内空間107の真空引きを開始する。より具体的には、例えば、制御装置7は、プランジャチップ15aが給湯口13aを塞いだときにバルブ29を全開とする。
ステップS8では、制御装置7は、送信波Wtを送信するようにセンサ素子35を制御する。そして、既に述べたように、エコーWrの強度Srが溶湯に対応する判定範囲R1内になったか否かにより、溶湯が検査位置103aaに到達したか否かを判定する。そして、制御装置7は、範囲内になったと判定するまで、繰り返し周期Trで送信及び判定を繰り返し、範囲内になったと判定したときはステップS9に進む。
ステップS9では、制御装置7は、バルブ29を閉じ、型内空間107の真空引きを終了する。なお、バルブ29を閉じる動作は、エコーWrの強度Srが溶湯に対応する判定範囲R1内になったと判定された後、直ちに行われる。すなわち、溶湯が検出されてからバルブ29が閉じられるまでの間には、必然的に生じ得る制御遅れはあっても、意図的に時間遅れを設けることはなされない。
ステップS10では、射出が完了する。すなわち、溶湯は真空ランナ111を含む型内空間107に充填される。そして、増圧・保圧を経た後、溶湯が凝固することによりダイカスト品が形成される。
ステップS11では、制御装置7は、移動金型103を移動させて型開きを行うように不図示の型締装置を制御する。また、ステップS12では、制御装置7は、移動金型103若しくは固定金型101からダイカスト品を押し出すように不図示の押出装置を制御する。
ステップS13では、制御装置7は、送信波Wtを送信するようにセンサ素子35を制御する。そして、上述したように、エコーWrの強度Srがダイカスト品に対応する判定範囲R2内にあるか否か判定する。換言すれば、制御装置7は、ダイカスト品が移動金型103に残っているか否か判定する。
制御装置7は、残っていないと判定したときは、ステップS1に戻る。残っていると判定したときは、ステップS3と同様にアラーム処理を行い(ステップS14)、また、成形サイクルを停止する(ステップS15)。
以上のとおり、本実施形態では、金型付きダイカストマシン2は、キャビティ105を含む型内空間107を構成する固定金型101及び移動金型103と、キャビティ105と連通された真空タンク21と、キャビティ105と真空タンク21との連通路28を開閉するバルブ29とを有する。さらに、金型付きダイカストマシン2は、型内空間107の外部に設けられ、型内空間107側へ超音波(送信波Wt)を繰り返し送信し、反射した超音波(エコーWr)を受信するセンサ素子35と、バルブ29を開いた状態でキャビティ105へ成形材料(溶湯)を射出しているときに、センサ素子35が受信したエコーWrに基づいて、溶湯が型内空間107内の所定の検査位置103aaに到達したか否かを判定し(ステップS8)、到達したと判定したときにバルブ29を閉じる(ステップS9)制御装置7とを有する。
従って、好適に成形材料(溶湯)の検出を行うことができる。例えば、成形材料は、導電材料に限定されず、樹脂等の絶縁材料とすることができる。換言すれば、ダイカストマシン以外の射出成形機等においても、成形材料の検出を行うことができる。また、例えば、センサ素子35は、成形材料に当接しないことから、老朽が抑制される。
また、例えば、センサ素子35は、成形材料に当接せず、その形状が凝固した成形材料に反映されないことから、型内空間107のうち、製品に対応するキャビティ105において成形材料の到達を検出することができる。すなわち、検査位置103aaをキャビティ105内の位置とすることが可能である。
検査位置103aaがキャビティ105内の位置とされると、真空ランナ111を短くすることができる。具体的には以下のとおりである。センサ素子による検出位置に溶湯が到達してからバルブが閉じられるまでにはタイムラグがあるから、そのタイムラグの間に溶湯がバルブの位置を超えてしまわないように、検出位置とバルブとの間には、ある程度の距離(溶湯を受け入れる空間)を確保することが必要である。従来は、センサ素子の形状が溶湯に反映されないように、センサ素子は、真空ランナに設けられていたことから、真空ランナは、センサ素子の配置領域と、前述のタイムラグの間の溶湯を受け入れるための空間全体とを含んでいた。一方、本実施形態においては、真空ランナは、センサの配置領域が不要であるとともに、タイムラグの間の溶湯を受け入れるための空間の一部をキャビティ105内に確保することが可能である。その結果、真空ランナ111を小型化可能である。
真空ランナ111が小型化されると、例えば、金型の小型化が容易化される。また、例えば、増圧工程における圧力の伝搬の遅れ(二次充填)が抑制され、ひいては、製品不良が抑制される。また、例えば、真空ランナ111が小型化された分だけ成形材料が節約され、材料費の抑制及び消費電力の抑制が図られる。
検査位置103aaは、移動金型103の内面103aのうち、型内空間107を構成する領域内に位置し、制御装置7は、検査位置103aaにて反射した超音波(エコーWr)の強度Srが所定の判定範囲R1内となったときに検査位置103aaに成形材料が到達したと判定する。
従って、特許文献1に記載されているような、時間tの変化によって金型温度の変化を検出し、これにより溶湯の到達を検出する場合(この場合も本願発明に含まれる)に比較して、直接的に溶湯を検出するから、正確に溶湯の到達が検出されることが期待される。また、例えば、溶湯の先端の、内面103aに接していない表面からのエコーWrに係る時間tに基づいて溶湯の位置を特定するような場合(この場合も本願発明に含まれる)に比較して、安定且つ短い周期で溶湯の到達を検出できる。
制御装置7は、成形品の押し出し後、検査位置103aaにて反射した超音波(エコーWr)の強度Srが判定範囲R2内にあるときに成形品(ダイカスト品)が移動金型103に残っていると判定する(ステップS13)。
従って、センサ素子35は、バルブ29(真空装置5)のトリガとしてだけでなく、ダイカスト品が残る異常の検出にも利用されることになる。その結果、コスト増加を抑制しつつダイカストマシンの高機能化を図ることができる。
制御装置7は、離型剤の塗布後、検査位置103aaにて反射した超音波(エコーWr)の強度が判定範囲R3内にないときに離型剤の塗布に異常が生じたと判定する(ステップS2)。
従って、センサ素子35によって成形品の残りが検出される特徴と同様に、コスト増加を抑制しつつダイカストマシンの高機能化を図ることができる。
なお、以上の実施形態において、ダイカストマシン1は本発明の成形機の一例であり、センサ素子35は本発明の第1センサ素子の一例であり、検査位置103aaは本発明の第1〜第3位置の一例であり、判定範囲R1〜R3は本発明の第1〜第3範囲の一例である。
<第2の実施形態>
図6は、第2の実施形態に係る金型ユニット204を示す、図2に相当する断面図である。
金型ユニット204は、センサ素子35に加えて、センサ素子37を有する点のみが第1の実施形態の金型ユニット104と相違する。なお、第2の実施形態において、移動金型103及び固定金型101の具体的な形状は、第1の実施形態と相違し得るが、第1の実施形態と同様の符号を用いるものとする。後述する第3の実施形態においても同様である。
センサ素子37は、センサ素子35と同様の構成でよい。第2の実施形態においては、センサ素子35は、溶湯の検出(ステップS8)に用いられ、センサ素子37は、離型剤の塗布の異常検出(ステップS2)及びダイカスト品が残る異常検出(ステップS13)に用いられる。なお、センサ素子35は、第1の実施形態と同様に、離型剤の塗布の異常検出及びダイカスト品が残る異常検出にも用いられてよい。
センサ素子35は、その検査位置103aaが、第1の実施形態と同様に、バルブ29を閉じるタイミングの決定に関して好適な位置とされている。一方、センサ素子37は、その検査位置103abが、離型剤が塗布されにくい位置及び/又は成形品が残り易い位置とされている。
具体的には、検査位置103abは、移動金型103の内面103aのうち、成形品の突部を形成するための凹部を構成する領域内(例えば凹部底面)に位置している。このような凹部においては、離型剤が塗布されにくく、また、成形品の凹部内に位置する部分(突部)が折れて凹部内に残りやすい。
以上の第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が奏される。また、第1の実施形態に比較して、より確実に離型剤の塗布の異常及び成形品が残る異常が検出される。
なお、第2の実施形態において、センサ素子37は第2センサ素子の一例であり、検査位置103abは、第4位置の一例である。
<第3の実施形態>
図7は、第3の実施形態に係る金型ユニット304の移動金型103を固定金型101側から見た図である。同図においては、移動金型103を透視してセンサ素子35及び37を点線で示している。
金型ユニット304は、センサ素子37の配置位置(センサ素子37による検査位置)のみが第2の実施形態と相違する。具体的には、本実施形態では、検査位置は、移動金型103の内面103aのうち、キャビティ105の外周に設けられたオーバーフロー(湯だまり)115を構成する領域内とされている。なお、真空ランナ111もオーバーフローの1種である。
オーバーフローは、離型剤が塗布されにくく、また、凝固した溶湯が折れて残りやすい部分である。従って、検査位置をオーバーフロー内とすることによって、第2の実施形態と同様に、効果的に離型剤の塗布異常及び成形品が残る異常を検出することができる。
本発明は、以上の実施形態に限定されず、種々の態様で実施されてよい。
排気路、バルブ及びセンサ素子は、移動金型ではなく固定金型に設けられてもよい。また、バルブ及びセンサ素子は同一の金型に設けられている必要は無い。
バルブは、金型内の流路を開閉するものに限定されず、外部流路(27)を開閉するものであってもよい。また、バルブは、無段階で開度を調整可能なサーボバルブとされ、射出の進行に伴って開度が調整されるものであってもよい。
なお、射出の進行は、例えば、プランジャの位置を検出する位置センサの検出値によって判定されてもよい。また、例えば、射出の進行は、複数の(超音波)センサ素子を溶湯の流れる方向に配列し、そのセンサ素子の検出値によって判定されてもよい。
一のセンサ素子が、2以上の用途に利用される場合(例えば、第1の実施形態では、センサ素子35は、溶湯の検出、離型剤の検出及び成形品の残りの検出に利用された)において、各用途における検査位置(第1〜第3位置)は同一位置でなくてもよい。例えば、第1の実施形態において、離型剤の検出及び/又は成形品の残りの検出は、移動金型103の内面に代えて若しくは加えて、固定金型101の内面において行われてもよい(この場合、距離Lには型開きの距離等を考慮する。)。すなわち、複数の検査位置は、超音波が送信される方向(同一直線上)に位置する異なる界面であってもよい。
センサ素子は、超音波を送信及び受信する方向を変化させる走査型のものであってもよい。このような走査型のセンサ素子は、特に、離型剤の塗布異常若しくは成形品の残りを検出するのに有効である。なお、走査方式は、電気式であってもよいし、機械式であってもよい。また、走査形状は、リニア、セクタ、コンベックス、アーク等の適宜なものであってよい。また、センサ素子は、金型に固定されるものに限定されず、金型に対して位置調整可能なものであってもよい。
センサ素子は、金型の背面に設けられるものに限定されない。例えば、センサ素子は、金型の上面若しくは下面に設けられ、キャビティ若しくは凹部(図6)を構成する水平面若しくは傾斜面に超音波を照射してもよい。また、例えば、センサ素子は、おも型と入れ子との間に位置するなど、金型に内蔵されてもよい。
離型剤の塗布は、型締めをした状態で粉体離型剤を噴出することにより行われるものであってもよい。
1…ダイカストマシン(成形機)、7…制御装置、21…真空タンク、28…連通路、29…バルブ、35…センサ素子(第1センサ素子)、101…固定金型、103…移動金型、103aa…検査位置(第1位置)、105…キャビティ、107…型内空間。

Claims (9)

  1. キャビティを含む型内空間を構成する金型と、
    前記キャビティと連通された真空タンクと、
    前記キャビティと前記真空タンクとの連通路を開閉するバルブと、
    前記型内空間の外部に設けられ、前記型内空間側へ超音波を繰り返し送信し、反射した超音波を受信する第1センサ素子と、
    前記バルブを開いた状態で前記キャビティへ成形材料を射出しているときに、前記第1センサ素子が受信した超音波に基づいて、前記成形材料が前記型内空間内の第1位置に到達したか否かを判定し、到達したと判定したときに前記バルブを閉じる制御装置と、
    を有する金型付き成形機。
  2. 前記第1位置は、前記金型の内面の、前記型内空間を構成する領域内に位置し、
    前記制御装置は、前記第1位置にて反射した超音波の強度が所定の第1範囲内となったときに前記第1位置に前記成形材料が到達したと判定する
    請求項1に記載の金型付き成形機。
  3. 前記制御装置は、成形品の押し出し後、前記金型の内面の、前記型内空間を構成する領域内に位置する第2位置にて反射した超音波の強度が所定の第2範囲内にあるときに成形品が前記金型に残っていると判定する
    請求項1又は2に記載の金型付き成形機。
  4. 前記制御装置は、離型剤の塗布後、前記金型の内面の、前記型内空間を構成する領域内に位置する第3位置にて反射した超音波の強度が所定の第3範囲内にないときに離型剤の塗布に異常が生じたと判定する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の金型付き成形機。
  5. 前記第1位置は、前記金型の内面の、前記キャビティを構成する領域内に位置している
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の金型付き成形機。
  6. 前記型内空間の外部に設けられ、前記型内空間側へ超音波を繰り返し送信し、反射した超音波を受信する第2センサ素子を更に備え、
    前記制御装置は、成形品の押し出し後、所定の第4位置にて反射した超音波の強度が所定の第2範囲内にあるときに成形品が前記金型に残っていると判定し、
    前記第4位置は、前記金型の内面の、成形品の突起を形成するための凹部を構成する領域内に位置している
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の金型付き成形機。
  7. 前記型内空間の外部に設けられ、前記型内空間側へ超音波を繰り返し送信し、反射した超音波を受信する第2センサ素子を更に備え、
    前記制御装置は、成形品の押し出し後、所定の第4位置にて反射した超音波の強度が所定の第2範囲内にあるときに成形品が前記金型に残っていると判定し、
    前記第4位置は、前記金型の内面の、オバーフローを構成する領域内に位置している
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の金型付き成形機。
  8. 金型によって構成された型内空間に含まれるキャビティと連通された真空タンクと、
    前記キャビティと前記真空タンクとの連通路を開閉するバルブと、
    前記型内空間の外部から前記型内空間側へ超音波を繰り返し送信し、反射した超音波を受信する第1センサ素子が受信した超音波に基づいて、前記バルブを開いた状態で前記キャビティへ成形材料を射出しているときに、前記成形材料が前記型内空間内の第1位置に到達したか否かを判定し、到達したと判定したときに前記バルブを閉じる制御装置と、
    を有する成形機。
  9. キャビティを含む型内空間を構成する金型と、
    前記型内空間の外部に設けられ、前記型内空間側へ超音波を繰り返し送信し、反射した超音波を受信するセンサ素子と、
    を有し、
    前記センサ素子は、前記金型の内面の、成形品の突起を形成するための凹部若しくはオーバーフローを構成する領域に超音波を送信可能に設けられている
    金型ユニット。
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