JP2013128352A - ワイヤーハーネスの配索構造、および、ワイヤーハーネス - Google Patents
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Abstract
【課題】貫通孔を介しての非浸水領域への浸水を、簡易かつ十分に防止できる技術を提供する。
【解決手段】ワイヤーハーネス10の配索構造100は、少なくとも1本の電線を有するワイヤーハーネス本体部1を、浸水領域の内と外とを仕切るパネル8に形成された貫通孔80に貫通配索させる。配索構造100は、ワイヤーハーネス本体部1に外装されて、貫通孔80に装着されるグロメット2と、長手方向に沿って形状を維持するように形成された長尺部材であり、グロメット2に取り付けられる経路規制部材3とを備える。経路規制部材3における、浸水領域に配置される部分の少なくとも一部は、下方に向けて傾斜しており、ワイヤーハーネス本体部1が、経路規制部材3の当該傾斜した部分に沿って配設される。
【選択図】図1
【解決手段】ワイヤーハーネス10の配索構造100は、少なくとも1本の電線を有するワイヤーハーネス本体部1を、浸水領域の内と外とを仕切るパネル8に形成された貫通孔80に貫通配索させる。配索構造100は、ワイヤーハーネス本体部1に外装されて、貫通孔80に装着されるグロメット2と、長手方向に沿って形状を維持するように形成された長尺部材であり、グロメット2に取り付けられる経路規制部材3とを備える。経路規制部材3における、浸水領域に配置される部分の少なくとも一部は、下方に向けて傾斜しており、ワイヤーハーネス本体部1が、経路規制部材3の当該傾斜した部分に沿って配設される。
【選択図】図1
Description
浸水領域の内と外とを仕切るパネルに形成された貫通孔に電線を貫通配索させる、ワイヤーハーネスの配索構造に関する。
自動車などの車両内において、エンジンルームなどの浸水領域から、車室内などの非浸水領域に、束ねられた電線群を引き込む場合、エンジンルームと車室内とを仕切る車体パネルに形成された貫通孔に、グロメットを装着し、このグロメットの内部を通して電線群を車体パネルに挿通させるということが従来から行われている。この配索態様においては、グロメットが、その外周縁が車体パネルに形成された貫通孔の内周縁と密着状態とされることによって、グロメットと貫通孔との間から非浸水領域に水が侵入することが防止される。
ところで、上述した配索態様においては、グロメット内の電線群間の隙間からの浸水を防止するための措置をとっておく必要がある。一般的には、グロメット内の電線群間の隙間に、シリコーン等の止水剤を充填させて、当該隙間をシールする、という措置が採用されることが多い。また、グロメット内の電線群間の隙間からの浸水を防止するための他の技術として、特許文献1には、浸水領域において、グロメット付近におけるワイヤーハーネスの露出部を筒状の部材で被う構成が記載されている。また、特許文献2には、浸水領域において、ワイヤーハーネスの電線分岐位置を、グロメットへの挿通位置よりも低い位置におく構成が、記載されている。また、ワイヤーハーネスの経路途中に止水構造を設ける技術として、特許文献3には、内部に止水壁部が設けられた筒状の部材でワイヤーハーネスを被う構成が、記載されている。
シリコーン等の止水剤を用いて電線群間の隙間を止水する態様では、電線群間に止水剤を隙間なく充填させる作業に非常に手間がかかる。また、止水剤の材料費等のためにコストが高くなるという難点もある。
また、特許文献1の技術では、必要とされる止水を担保するためには、ワイヤーハーネスの露出部分の全体を隈無く完全に覆わなければならず、部品管理に手間とコストがかかってしまうという難点がある。
また、特許文献2の技術においては、ワイヤーハーネスの配索形態が防水テープで規定されるため、ワイヤーハーネスの経路が適切に維持されない可能性がある。
また、特許文献3の技術においては、複雑な形状の樹脂成型物を形成しなければならないため、製造コストがかかり、部品管理も容易ではない。
この発明は、浸水領域と非浸水領域とを区分するパネルに形成された、ワイヤーハーネス挿通用の貫通孔からの浸水を、簡易かつ十分に、防止することを目的とする。
第1の態様は、少なくとも1本の電線を有するワイヤーハーネス本体部を、浸水領域の内と外とを仕切るパネルに形成された貫通孔に貫通配索させる、ワイヤーハーネスの配索構造であって、前記ワイヤーハーネス本体部に外装されて、前記貫通孔に装着されるグロメットと、長手方向に沿って形状を維持するように形成された長尺部材であり、前記グロメットに取り付けられる経路規制部材と、を備え、前記経路規制部材における、前記浸水領域に配置される部分の少なくとも一部が、下方に向けて傾斜しており、前記ワイヤーハーネス本体部が、前記経路規制部材の前記傾斜した部分に沿って配設される。
第2の態様は、第1の態様に係るワイヤーハーネスの配索構造であって、前記経路規制部材が、筒状の部材であり、前記ワイヤーハーネス本体部が、前記経路規制部材の筒内部に挿通される。
第3の態様は、第1の態様に係るワイヤーハーネスの配索構造であって、前記経路規制部材が、下向きに開く樋状の部材であり、前記ワイヤーハーネス本体部が、前記経路規制部材の溝内部に沿って配設される。
第4の態様は、第1から第3のいずれか一つの態様に係るワイヤーハーネスの配索構造であって、前記経路規制部材が、前記経路規制部材の外周面に形成され、前記経路規制部材を把持する際の指の引っ掛かりとなる把持用突起部、をさらに備える。
第5の態様は、第1から第4のいずれか一つの態様に係るワイヤーハーネスの配索構造であって、前記グロメットの内部に前記経路規制部材が挿通され、前記グロメットが、その内部に挿通された前記経路規制部材を外周側から締め付けることによって、前記経路規制部材が前記グロメットに取り付けられる。
第6の態様は、ワイヤーハーネスであって、少なくとも1本の電線を有するワイヤーハーネス本体部と、浸水領域の内と外とを仕切るパネルに形成された貫通孔に装着されるグロメットと、長手方向に沿って形状を維持するように形成された長尺部材であり、前記グロメットに取り付けられる経路規制部材と、を備え、前記経路規制部材における、前記浸水領域に配置される部分の少なくとも一部が、下方に向けて傾斜しており、前記ワイヤーハーネス本体部が、前記経路規制部材の前記傾斜した部分に沿って配設される。
第1、第6の態様によると、浸水領域において、ワイヤーハーネス本体部が、経路規制部材の下方に向けて傾斜した部分に沿って配設される。この構成によると、貫通孔を介しての非浸水領域への浸水を、簡易かつ十分に防止できる。
第2の態様によると、経路規制部材が、ワイヤーハーネス本体部を内部に挿通させる筒状の部材であるので、ワイヤーハーネスの経路を確実に規制することができる。また、経路規制部材に挿通された部分において、ワイヤーハーネス本体部が、周囲に存在する物体と接触して損傷等しないように保護することができる。
第3の態様によると、経路規制部材が樋状の部材であるので、経路規制部材の構成を簡易なものとすることができる。
第4の態様によると、経路規制部材の外周面に、経路規制部材を把持する際の指の引っ掛かりとなる把持用突起部が形成される。この構成によると、把持用突起部に指を引っかけて経路規制部材を把持して、グロメットを貫通孔に嵌め入れることができる。この構成によると、グロメットをパネルに形成された貫通孔に装着する作業の作業性を向上させることができる。
第5の態様によると、グロメットが、内部に挿通された経路規制部材を外周側から締め付けることによって、経路規制部材がグロメットに取り付けられる。この構成によると、経路規制部材とグロメットとの隙間からの水の侵入が抑制され、貫通孔を介しての非浸水領域への浸水を、より効果的に防止できる。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
<1.ワイヤーハーネスの配索構造>
ワイヤーハーネス10の配索構造(以下、端に「配索構造」ともいう)100について、図1〜図4を参照しながら説明する。図1は、配索構造100を示す概略側面図である。図2は、経路規制部材3の斜視図である。図3は、一対の分割部材31,32が分離された状態を示す斜視図である。図4は、グロメット2の装着作業を説明するための図である。
ワイヤーハーネス10の配索構造(以下、端に「配索構造」ともいう)100について、図1〜図4を参照しながら説明する。図1は、配索構造100を示す概略側面図である。図2は、経路規制部材3の斜視図である。図3は、一対の分割部材31,32が分離された状態を示す斜視図である。図4は、グロメット2の装着作業を説明するための図である。
配索構造100は、自動車などの車両内において、浸水領域81(例えば、エンジンルーム)と、非浸水領域82(例えば、車室内)とを仕切るパネル8(例えば、車体パネル)に形成された貫通孔80に、ワイヤーハーネス本体部1を挿通配索させる構造である。後に明らかになるように、配索構造100は、貫通孔80を介しての浸水領域81から非浸水領域82への水の侵入を防止可能な構造(浸水防止構造)となっている。
配索構造100は、ワイヤーハーネス本体部1と、グロメット2と、経路規制部材3とを備える。
<ワイヤーハーネス本体部1>
ワイヤーハーネス本体部1は、例えば、複数の電線が結束された構成とされている。ただし、ワイヤーハーネス本体部1は、単一の電線によって構成されていてもよい。また、ワイヤーハーネス本体部1には、他の光ケーブル等が結束されていてもよい。また、ワイヤーハーネス本体部1には、電線束の外周部にテープ、シート等の巻き付けが施されている部分があってもよい。
ワイヤーハーネス本体部1は、例えば、複数の電線が結束された構成とされている。ただし、ワイヤーハーネス本体部1は、単一の電線によって構成されていてもよい。また、ワイヤーハーネス本体部1には、他の光ケーブル等が結束されていてもよい。また、ワイヤーハーネス本体部1には、電線束の外周部にテープ、シート等の巻き付けが施されている部分があってもよい。
<グロメット2>
グロメット2は、エラストマー(例えば、ゴム)などの弾力性のある止水性部材から構成される。グロメット2は、先端にいくにしたがって拡径した断面円形状の車体装着部21と、車体装着部21の縮径端と連続した円筒形状の電線挿通部22とを備える。
グロメット2は、エラストマー(例えば、ゴム)などの弾力性のある止水性部材から構成される。グロメット2は、先端にいくにしたがって拡径した断面円形状の車体装着部21と、車体装着部21の縮径端と連続した円筒形状の電線挿通部22とを備える。
車体装着部21の拡径端の側外周部にはその周方向に沿って係止溝211が形成されており、係止溝211がパネル8に形成される貫通孔80の周縁に係止することによって、グロメット2がパネル8に装着される。グロメット2がパネル8に装着された状態において、係止溝211の一対の側壁がパネル8の表裏面にそれぞれ密着するともに、係止溝211の底面が貫通孔80の周縁に密着することによって、グロメット2と貫通孔80との間が塞がれた(シールされた)状態となる。これによって、グロメット2と貫通孔80との間の隙間からの浸水、ゴミの侵入、音漏れ等が抑制される。
電線挿通部22の内壁は、経路規制部材3(具体的には、経路規制部材3の水平部分302)の外周に密着する。すなわち、電線挿通部22の内径は、経路規制部材3の外径よりも小さく、内部に挿通された経路規制部材3を、弾性力で外周側から締め付ける。
グロメット2を経路規制部材3に外装された状態とする作業は、例えば、作業者が、拡張機等を用いてグロメット2を拡径させ、拡径されたグロメット2に、経路規制部材3(具体的には、ワイヤーハーネス本体部1に取り付けられた状態の経路規制部材3)を挿通させて、電線挿通部22の内周側に経路規制部材3の水平部分302が配置された状態とし、その後に、拡張機によるグロメット2の拡径を解除することによって行われる。拡径が解除されると、拡径されたグロメット2が、弾性回復力によって、元の状態に縮径しようとして、電線挿通部22の内壁が経路規制部材3(具体的には、経路規制部材3の水平部分302)の外周に当接した状態となる。これによって、グロメット2が経路規制部材3に外装されることになる。
また、ワイヤーハーネス本体部1に取り付けられた状態の経路規制部材3に外装されたグロメット2を、パネル8に形成された貫通孔80に装着された状態とする作業(以下、「グロメット2の装着作業」ともいう)は、図4に示されるように、ワイヤーハーネス本体部1に取り付けられた状態の経路規制部材3に外装されたグロメット2を、車体装着部21の拡径端が浸水領域81側に、車体装着部21の縮径端が非浸水領域82側に、それぞれ配置された状態とし、この状態から、グロメット2を、縮径端側に向かって押して、車体装着部21の拡径端の側外周部に形成された係止溝211が、貫通孔80の周縁に係止された状態とすることによって行われる。
<経路規制部材3>
経路規制部材3は、図2に示されるように、長手方向に沿う屈曲形状を維持できるように形成された長尺筒状の部材である。経路規制部材3は、その筒内径が、ワイヤーハーネス本体部1の外径よりも大きく形成されており、筒内部に、ワイヤーハーネス本体部1を挿通可能に形成されている。また、経路規制部材3は、断面が楕円形状(長軸を鉛直方向に沿わせる楕円形状)に形成されている。ただし、経路規制部材3は、内部にワイヤーハーネス本体部1を挿通できる筒体であればよく、その断面は必ずしも楕円でなくてもよい。例えば、断面円形状であってもよいし、断面多角形状であってもよい。
経路規制部材3は、図2に示されるように、長手方向に沿う屈曲形状を維持できるように形成された長尺筒状の部材である。経路規制部材3は、その筒内径が、ワイヤーハーネス本体部1の外径よりも大きく形成されており、筒内部に、ワイヤーハーネス本体部1を挿通可能に形成されている。また、経路規制部材3は、断面が楕円形状(長軸を鉛直方向に沿わせる楕円形状)に形成されている。ただし、経路規制部材3は、内部にワイヤーハーネス本体部1を挿通できる筒体であればよく、その断面は必ずしも楕円でなくてもよい。例えば、断面円形状であってもよいし、断面多角形状であってもよい。
経路規制部材3は、図3に示されるように、屈曲した筒体を半分に分割した断面半楕円弧状の分割部材31,32が、互いに突き合わされて筒状とされることにより形成される。一対の分割部材31,32のそれぞれは、例えば、ポリアミド(PA)、ポリプロピレン(PP)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)又はABS樹脂などの樹脂を例えば一体成形することにより形成される。一対の分割部材31,32でワイヤーハーネス本体部1を挟み込んで、分割部材31,32を突き合わせて筒状とすることによって、経路規制部材3の筒内部にワイヤーハーネス本体部1が挿通された状態を形成することができる。
ここで、一対の分割部材31,32それぞれの、周方向に沿う両端面33,33は、波形状(具体的には、分割部材31,32の延在方向に沿って延びる凹条部と、分割部材31,32の延在方向に沿って延びる凸条部とが交互に繰り返して形成された波形状(凹凸面))に形成されている。そして、一対の分割部材31,32が突き合わせて筒体とされた状態において、一方の分割部材31の周方向に沿う両端面33,33のそれぞれに形成された凹条部および凸条部が、他方の分割部材32の周方向に沿う両端面33,33のそれぞれに形成された凸条部および凹条部と、噛み合わされた状態とされる。これによって、突き合わせ面から毛細管現象によって水が吸い上がる現象が生じにくくなっている。また、これによって、各分割部材31,32は、突き合わせ状態から位置ずれをおこしにくくなっている。さらに、各端面33,33を、分割部材31,32の外周側に近づくにつれて、鉛直下方に傾斜させて形成しておくことも好ましい。この構成によれば、突き合わせ面からの毛細管現象による水の吸い上がりがさらに生じにくくなる。また、突き合わせ状態からの位置ずれが、さらにおこりにくくなる。
経路規制部材3は、その筒内部にワイヤーハーネス本体部1が挿通された状態とされることによって、ワイヤーハーネス本体部1に取り付けられる(図2に示される状態)。経路規制部材3が取り付けられた状態において、ワイヤーハーネス本体部1は、経路規制部材3の長手方向に沿って配設されることになる。すなわち、ワイヤーハーネス本体部1における、経路規制部材3に挿通された部分は、経路規制部材3の形状に沿って曲げられた状態となる。つまり、経路規制部材3は、その延在方向に沿う形状に、ワイヤーハーネス本体部1の経路を規制する部材として機能する。
ここで、経路規制部材3の形状について、具体的に説明する。経路規制部材3の延在途中には、一方の端部(上側端部)Q1から遠ざかるにつれて下方(鉛直下方)に向けて傾斜する傾斜部分301が設けられる。また、上側端部Q1と傾斜部分301とを連結する部分は、水平面内に延在する水平部分302を構成する。ただし、傾斜部分301と水平部分302とは、滑らかに連結されており、経路規制部材3は、上側端部Q1から延在する水平部分302の先端から、鉛直下方に向けて緩やかに(弧状に)曲げられて、傾斜部分301に連なる形状となっている。
水平部分302は、上述したとおり、グロメット2の電線挿通部22が外装される装着領域となる。水平部分302に外装されたグロメット2が、パネル8に形成された貫通孔80に装着された状態において、経路規制部材3の上側端部Q1は非浸水領域82の側に配置され、他方の端部(下側端部Q2)が浸水領域81の側に配置される。したがって、水平部分302に外装されたグロメット2が貫通孔80に装着された状態において、傾斜部分301は、浸水領域81に配置されることになる。すなわち、経路規制部材3における、浸水領域81に配置される部分の少なくとも一部が、下方に向けて傾斜した形状となる。
傾斜部分301が形成されることによって、経路規制部材3の上側端部Q1は、下側端部Q2に対して、高低差Dだけ鉛直上方に配置されることになる。ここで、高低差Dは、好ましくは、30mm以上であり、より好ましくは、50mm以上であり、さらに好ましくは、100mm以上である。また、経路規制部材3の曲げ角度(すなわち、傾斜部分301と水平部分302とがなす角度)θは、180度より小さい範囲で、90度より大きいことが好ましい。また、より好ましくは、130度以上であり、さらに好ましくは、140度以上である。
経路規制部材3が、その延在途中に高低差Dを有する形状とされることによって、配索構造100は、貫通孔80を介しての浸水領域81から非浸水領域82への水の侵入を防止可能な構造(浸水防止構造)となっている。すなわち、浸水領域81において、ワイヤーハーネス本体部1は、経路規制部材3の長手方向に沿わせて配設されることによって、その延在方向に沿う一部が、貫通孔80から遠ざかるにつれて鉛直下方に向けて傾斜して高低差Dを形成するような経路に規制される。したがって、ワイヤーハーネス本体部1における、下側端部Q2から引き出された先の部分に水がかっても、その水は、ワイヤーハーネス本体部1の傾斜した経路部分において、ワイヤーハーネス本体部1に沿って、貫通孔80から遠ざかる方向に流れ落ちることになり、当該水がワイヤーハーネス本体部1を伝って浸水領域81に入り込むことがない。なお、上述したとおり、経路規制部材3の筒内径が、ワイヤーハーネス本体部1の外径よりも大きく形成されているため、ワイヤーハーネス本体部1における、下側端部Q2から引き出された先の部分が被水しても、その水が毛細管現象によりワイヤーハーネス本体部1を伝って非浸水領域82に水が入り込むようなことはない。
ところで、グロメット2の装着作業は、上述したとおり、グロメット2(車体装着部21の拡径端が浸水領域81側に、車体装着部21の縮径端が非浸水領域82側に、それぞれ配置された状態のグロメット2)を、車体装着部21の縮径端側に向かって押して、車体装着部21の拡径端の側外周部に形成された係止溝211が、貫通孔80の周縁に係止された状態とすることによって行われる。
グロメット2の装着作業において、作業者は、図4に示されるように、経路規制部材3を把持してこれを矢印AR1方向に押すことによって、経路規制部材3に取り付けられているグロメット2を貫通孔80に簡単に嵌め入れることができる。経路規制部材3には、上述したとおり、傾斜部分301が形成されているため、ここを把持すれば、水平面内に沿って押す力をこめやすく、当該作業を簡単に行うことができる。つまり、ここでは、経路規制部材3が、ワイヤーハーネス本体部1の経路を規制する部材として機能するとともに、グロメット2の装着作業における把持部としても機能するため、グロメット2の装着作業の作業性が向上する。
ここで、経路規制部材3の外周面には、経路規制部材3を把持する際の指の引っ掛かりとなる把持用突起部4が形成されることが好ましい。把持用突起部4が形成されていれば、作業者が、経路規制部材3を把持してこれを押す際に、指滑りがおきにくく、力をこめやすいため、グロメット2の装着作業の作業性がさらに向上する。把持用突起部4は、どのような形状であってもよいが、例えば、経路規制部材3の鉛直上方側の外周面領域であって、傾斜部分301から水平部分302へと連なる部分に設けられた凸状の突起(上側突起)41と、経路規制部材3の鉛直下方側の外周面領域であって、傾斜部分301の延在途中に設けられた凸状の突起(下側突起)42とを含むものとすることができる。この場合、経路規制部材3が把持された際に、上側突起41は親指の引っ掛かりとなり、下側突起42は人差し指等の引っ掛かりとなる。上側突起41は、着設側の底面および頂端面が例えば角丸の矩形であり、底面から頂端面に近づくにつれて先細となる形状とし、さらに、上側突起41の前側面(水平部分302側の面)と後側面(傾斜部分301側の面)のそれぞれは、僅かに窪んだ形状に形成されていることが好ましい。この構成によると、経路規制部材3の上側において、その延在方向に沿うように配置される親指が引っ掛かりやすい。また、下側突起42は、着設側の底面が円形であり、上下に沿う中心線に近づくにつれて盛り上がった形状とすることができる。この構成によると、経路規制部材3の下側において、その周方向に沿うように配置される人差し指が引っ掛かりやすい。なお、各突起41,42の上端面は角が丸められた形状とされていることが好ましい。
<2.効果>
上記の実施の形態によると、浸水領域81において、ワイヤーハーネス本体部1が、経路規制部材3の傾斜部分301に沿って配設される。つまり、浸水領域81において、ワイヤーハーネス本体部1は、その延在方向に沿う一部が、貫通孔80から遠ざかるにつれて鉛直下方に向けて傾斜した高低差Dを形成するような経路に規制される。この構成によると、ワイヤーハーネス本体部1にかかった水が、ワイヤーハーネス本体部1を伝って浸水領域81に入り込むことがないため、貫通孔80を介しての非浸水領域82への浸水が簡易かつ十分に防止される。
上記の実施の形態によると、浸水領域81において、ワイヤーハーネス本体部1が、経路規制部材3の傾斜部分301に沿って配設される。つまり、浸水領域81において、ワイヤーハーネス本体部1は、その延在方向に沿う一部が、貫通孔80から遠ざかるにつれて鉛直下方に向けて傾斜した高低差Dを形成するような経路に規制される。この構成によると、ワイヤーハーネス本体部1にかかった水が、ワイヤーハーネス本体部1を伝って浸水領域81に入り込むことがないため、貫通孔80を介しての非浸水領域82への浸水が簡易かつ十分に防止される。
また、ワイヤーハーネス10の浸水領域81側に配置された部分に高低差Dを形成することによって、貫通孔80を介しての非浸水領域82への浸水を防止する態様によると、ワイヤーハーネス本体部1が被水しないようにその周囲を完全に覆う必要がないので、配索構造100の構成を簡易なものとすることができる。また、この態様によると、経路規制部材3の内壁とワイヤーハーネス本体部1との間に隙間があったとしても、貫通孔80を介しての非浸水領域82への浸水は問題なく防止される。経路規制部材3の内壁がワイヤーハーネス本体部1に密接していることが必須でなくなると、ワイヤーハーネス本体部1の径サイズに応じたサイズのグロメットと経路規制部材3とをそれぞれ準備する必要がない。つまり、径サイズが異なる複数種類のワイヤーハーネス本体部間で、グロメットおよび経路規制部材3を共用化することができる。したがって、電線挿通部22の径サイズが異なるグロメットおよび各グロメットに応じた経路規制部材3を多数準備しておく必要がなくなる。
また、上記の実施の形態によると、経路規制部材3が、ワイヤーハーネス本体部1を内部に挿通させる筒状の部材であるので、ワイヤーハーネス本体部1の経路を確実に規制できるという利点も得られる。また、経路規制部材3が装着された部分において、ワイヤーハーネス本体部1は、その周囲が経路規制部材3に覆われた状態となる。したがって、車両に搭載された状態において、ワイヤーハーネス本体部1の当該部分が周囲に存在する物体と接触して損傷等しないように保護される。
また、上記の実施の形態によると、経路規制部材3が、グロメット2の装着作業において、作業者の把持部としても機能するため、グロメット2の装着作業の作業性が向上する。特に、経路規制部材3の曲げ角度θが、90度より大きく(より好ましくは、130度以上であり、さらに好ましくは、140度以上)とされていると、作業者は経路規制部材3を特に把持しやすく、グロメット2の装着作業の作業性がさらに向上する。
また、上記の実施の形態においては、経路規制部材3の外周面に、経路規制部材3を把持する際の指の引っ掛かりとなる把持用突起部4が形成されているので、把持用突起部4に指を引っかけて経路規制部材3を把持して、これに対して固定されているグロメット2を貫通孔80に嵌め入れることができる。この構成によると、グロメット2の装着作業の作業性がさらに向上する。
また、上記の実施の形態においては、グロメット2が経路規制部材3に外装されることによって(具体的には、グロメット2の電線挿通部22が、その内部に挿通された経路規制部材3を、外周側から締め付けることによって)、経路規制部材3がグロメット2に取り付けられる。この構成によると、電線挿通部22の内壁と経路規制部材3の外周とが密着状態となる。したがって、経路規制部材3とグロメット2との隙間からの水の侵入が抑制され、貫通孔80を介しての非浸水領域82への浸水を、より効果的に防止できる。
また、上記の実施の形態においては、経路規制部材3における、グロメット2の装着領域(水平部分302)が、水平面内に延在する形状とされているので、グロメット2を、その電線挿通部22がパネル8に対して直交するような姿勢で、パネル8に装着することができる。したがって、グロメット2をパネル8に対して適切な姿勢で装着することができる。
また、上記の実施の形態においては、経路規制部材3が鉛直下方に向けて曲がっているので、経路規制部材3が取り付けられることによってグロメット2の上下方向が一目でわかる。したがって、グロメット2を正しい向きでパネル8に装着するための確認作業を簡単に行うことができる。
<3.変形例>
上記の実施の形態において、経路規制部材3は、長手方向に沿って少なくとも一部が傾斜した形状を維持できる部材であればよく、必ずしも上述した態様でなくともよい。例えば、図5に示されるように、経路規制部材3aは、例えば、下向きに開く樋状の部材により形成されてもよい。ただし、「樋状の部材」とは、互いに対向する一対の側壁と底壁とを備えることにより溝を形成する部材であり、例えば、底面と側壁とが滑らかに連なった断面円弧状の部材である。この変形例においても、経路規制部材3aには、下方(鉛直下方)に向けて傾斜する傾斜部分301aと、上側端部Q1と傾斜部分301aとを連結する、水平面内に延在する水平部分302aとが設けられる。ワイヤーハーネス本体部1は、経路規制部材3aの溝内部に沿わせられることによって、経路規制部材3aの形状に沿って曲げられた状態となる。すなわち、ワイヤーハーネス本体部1は、その延在方向に沿う一部が、貫通孔80から遠ざかるにつれて鉛直下方に向けて傾斜して高低差を形成するような経路に規制される。また、この変形例においても、経路規制部材3aには、これを把持する際の指の引っ掛かりとなる把持用突起部4aとして、例えば、上述した上側突起41aが形成されることが好ましい。
上記の実施の形態において、経路規制部材3は、長手方向に沿って少なくとも一部が傾斜した形状を維持できる部材であればよく、必ずしも上述した態様でなくともよい。例えば、図5に示されるように、経路規制部材3aは、例えば、下向きに開く樋状の部材により形成されてもよい。ただし、「樋状の部材」とは、互いに対向する一対の側壁と底壁とを備えることにより溝を形成する部材であり、例えば、底面と側壁とが滑らかに連なった断面円弧状の部材である。この変形例においても、経路規制部材3aには、下方(鉛直下方)に向けて傾斜する傾斜部分301aと、上側端部Q1と傾斜部分301aとを連結する、水平面内に延在する水平部分302aとが設けられる。ワイヤーハーネス本体部1は、経路規制部材3aの溝内部に沿わせられることによって、経路規制部材3aの形状に沿って曲げられた状態となる。すなわち、ワイヤーハーネス本体部1は、その延在方向に沿う一部が、貫通孔80から遠ざかるにつれて鉛直下方に向けて傾斜して高低差を形成するような経路に規制される。また、この変形例においても、経路規制部材3aには、これを把持する際の指の引っ掛かりとなる把持用突起部4aとして、例えば、上述した上側突起41aが形成されることが好ましい。
この変形例においても、配索構造100aは、貫通孔80を介しての浸水領域81から非浸水領域82への水の侵入を防止可能な構造となる。特に、この変形例によると、経路規制部材3aが、ワイヤーハーネス本体部1を溝内部に沿わせる樋状の部材であるので、経路規制部材3aの構成をさらに簡易なものとすることができる。
また、上記の実施の形態に係るグロメット2は車体装着部21の拡径端側が浸水領域81に配置されるものであったが、グロメット2bは、図6に示されるように、車体装着部21bの縮径端側が浸水領域81に配置されるタイプのものであってもよい。この変形例においては、グロメット2bの装着作業は、作業者が、経路規制部材3を把持してこれを矢印AR2方向に引っ張って、ワイヤーハーネス本体部1に取り付けられた状態の経路規制部材3に外装されているグロメット2bを貫通孔80に嵌め入れることによって行われる。経路規制部材3には、傾斜部分301が形成されているために、ここを把持すれば、水平面内に沿って引っ張る力をこめやすく、当該作業を簡単に行うことができる。つまり、ここでも、経路規制部材3が、グロメット2bの装着作業における把持部としても機能するため、グロメット2bの装着作業の作業性が向上する。
また、上記の実施の形態において、経路規制部材3の上側端部Q1およびその付近を、上側端部Q1に近づくにつれて上方(鉛直上方)に向けて傾斜する形状としてもよい。この構成によると、非浸水領域82において、ワイヤーハーネス本体部1は、経路規制部材3の長手方向に沿わせて配設されることによって、その延在方向に沿う一部が、貫通孔80から遠ざかるにつれて鉛直上方に向けて傾斜して高低差を形成するような経路に規制される。したがって、ワイヤーハーネス本体部1における、下側端部Q2から引き出された先の部分に水がかっても、その水がワイヤーハーネス本体部1を伝って浸水領域81により入り込みにくくなる。
また、上記の実施の形態において、把持用突起部4の形状は、上述したものに限られるものではない。例えば、把持用突起部は、延在方向に沿う両端が曲げられて経路規制部材3の外周面に着設され、指を入れて把持できるような取っ手の形状であってもよい。
また、上記の実施の形態において、経路規制部材3の両端部のそれぞれに、固定ベラを形成し、経路規制部材3の筒内部に挿通されたワイヤーハーネス本体部1の外周側に、経路規制部材3の当該固定ベラが配設された状態で、固定ベラを巻き込むように、外周からテープ等を巻き付けて、これによって、ワイヤーハーネス本体部1が経路規制部材3に対して固定される構成としてもよい。
また、上記の実施の形態においては、グロメット2が、その内部に挿通された経路規制部材3を外周側から締め付けることによって、経路規制部材3がグロメット2に取り付けられる構成であったが、これに加えて(あるいは、これに代えて)、経路規制部材3の外周側に、グロメット2に形成された固定ベラが配設された状態で、固定ベラを巻き込むように、外周からテープ等を巻き付けて、これによって、経路規制部材3がグロメット2に対して固定される構成を採用してもよい。
また、上記の実施の形態において、ワイヤーハーネス本体部1における、経路規制部材3が外装された領域の全部、あるいは少なくとも一部の領域に、止水領域が形成されてもよい。止水領域は、例えば、ワイヤーハーネス本体部1の電線群の隙間に止水剤等を充填することにより形成することができる。この変形例においては、貫通孔80を介して浸水領域81から非浸水領域82への浸水を、より確実に防止できる。
1 ワイヤーハーネス本体部
2,2b グロメット
3,3a 経路規制部材
301 傾斜部分
302 水平部分
4 把持用突起部
41,41a 上側突起
42 下側突起
10 ワイヤーハーネス
100,100a 配索構造
2,2b グロメット
3,3a 経路規制部材
301 傾斜部分
302 水平部分
4 把持用突起部
41,41a 上側突起
42 下側突起
10 ワイヤーハーネス
100,100a 配索構造
Claims (6)
- 少なくとも1本の電線を有するワイヤーハーネス本体部を、浸水領域の内と外とを仕切るパネルに形成された貫通孔に貫通配索させる、ワイヤーハーネスの配索構造であって、
前記ワイヤーハーネス本体部に外装されて、前記貫通孔に装着されるグロメットと、
長手方向に沿って形状を維持するように形成された長尺部材であり、前記グロメットに取り付けられる経路規制部材と、
を備え、
前記経路規制部材における、前記浸水領域に配置される部分の少なくとも一部が、下方に向けて傾斜しており、
前記ワイヤーハーネス本体部が、前記経路規制部材の前記傾斜した部分に沿って配設される、
ワイヤーハーネスの配索構造。 - 請求項1に記載のワイヤーハーネスの配索構造であって、
前記経路規制部材が、筒状の部材であり、
前記ワイヤーハーネス本体部が、前記経路規制部材の筒内部に挿通される、
ワイヤーハーネスの配索構造。 - 請求項1に記載のワイヤーハーネスの配索構造であって、
前記経路規制部材が、下向きに開く樋状の部材であり、
前記ワイヤーハーネス本体部が、前記経路規制部材の溝内部に沿って配設される、
ワイヤーハーネスの配索構造。 - 請求項1から3のいずれか一つに記載のワイヤーハーネスの配索構造であって、
前記経路規制部材が、
前記経路規制部材の外周面に形成され、前記経路規制部材を把持する際の指の引っ掛かりとなる把持用突起部、
をさらに備える、ワイヤーハーネスの配索構造。 - 請求項1から4のいずれか一つに記載のワイヤーハーネスの配索構造であって、
前記グロメットの内部に前記経路規制部材が挿通され、前記グロメットが、その内部に挿通された前記経路規制部材を外周側から締め付けることによって、前記経路規制部材が前記グロメットに取り付けられる、
ワイヤーハーネスの配索構造。 - 少なくとも1本の電線を有するワイヤーハーネス本体部と、
浸水領域の内と外とを仕切るパネルに形成された貫通孔に装着されるグロメットと、
長手方向に沿って形状を維持するように形成された長尺部材であり、前記グロメットに取り付けられる経路規制部材と、
を備え、
前記経路規制部材における、前記浸水領域に配置される部分の少なくとも一部が、下方に向けて傾斜しており、
前記ワイヤーハーネス本体部が、前記経路規制部材の前記傾斜した部分に沿って配設される、
ワイヤーハーネス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011276695A JP2013128352A (ja) | 2011-12-19 | 2011-12-19 | ワイヤーハーネスの配索構造、および、ワイヤーハーネス |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013128352A true JP2013128352A (ja) | 2013-06-27 |
Family
ID=48778579
Family Applications (1)
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JP2011276695A Abandoned JP2013128352A (ja) | 2011-12-19 | 2011-12-19 | ワイヤーハーネスの配索構造、および、ワイヤーハーネス |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013128352A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021023052A (ja) * | 2019-07-29 | 2021-02-18 | 日立金属株式会社 | ワイヤハーネス |
WO2022220096A1 (ja) * | 2021-04-16 | 2022-10-20 | 住友電装株式会社 | ホルダ、及びワイヤハーネス |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05334932A (ja) * | 1992-06-01 | 1993-12-17 | Yazaki Corp | グロメット |
JPH10224941A (ja) * | 1997-02-07 | 1998-08-21 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | ワイヤハーネスの防水具および該防水具を用いた防水構造 |
-
2011
- 2011-12-19 JP JP2011276695A patent/JP2013128352A/ja not_active Abandoned
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