JP2013126680A - サブマージアーク溶接用溶融型フラックス - Google Patents

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Abstract

【課題】 炭素鋼、低温用鋼およびオーステナイト系ステンレス鋼の溶接に適用して、特に高速度の溶接条件においても溶接作業性が良好で、溶接欠陥が無く優れた機械性能の溶接金属が得られる溶融型フラックスを提供する。
【解決手段】 質量%で、SiO:8〜25%、Al:25〜40%、MgO:0.5〜8.0%、MnO:5.5〜11%、CaO:5〜20%、CaF:25〜45%、Cr:0.15〜3.0%、アルカリ金属酸化物の1種または2種以上の合計:0.1〜3.0%を含有し、その他は酸化鉄および不可避不純物からなることを特徴とするサブマージアーク溶接用溶融型フラックス。
【選択図】 なし

Description

本発明は、一般構造物や低温用鋼を用いた構造物およびオーステナイト系ステンレス鋼などの溶接に用いられるサブマージアーク溶接用溶融型フラックスに関し、溶接対象鋼板の種類によらず優れた機械性能の溶接金属および良好な、溶接作業性が得られるサブマージアーク溶接用溶融型フラックスに関するものである。
サブマージアーク溶接は、高能率で安定した溶接作業性および優れた溶接金属の機械性能が得られることから、造船、鉄骨、橋梁、車両などの一般構造物やLPGタンク、低温用機器、寒冷地向けなどの低温用鋼を用いた構造物および耐食性が要求される環境で使用されるステンレス鋼など幅広い分野で適用されている。特に最近では、これらの溶接施工における高能率化と溶接金属の高靭性化への要望は極めて大きい。
従来、サブマージアーク溶接には、溶融型のフラックスおよび焼成型のフラックスが用いられ、フラックスの成分に合わせてソリッドワイヤが主に使用されている。溶融型フラックスは、各種鉱物原材料を1500℃以上の高温度で溶融し、冷却後に粉砕したものであり、吸湿が少なく、溶接金属の拡散性水素量を低くすることができ、取扱や保管が容易であるという特徴がある。一方、焼成型フラックスは各種原材料に水ガラス等を添加して造粒し、550℃程度で焼成したものであり、溶接金属の化学成分を自由に調整できるという優れた特徴があるが、吸湿しやすいという欠点がある。これらの点を考慮し、良好な溶接金属機械性能および溶接作業性が得られるサブマージアーク溶接用フラックスの技術としては各種提案されている。
例えば、特許文献1には、フラックスの成分組成を限定することによって高速溶接時の作業性改善および溶接金属の酸素量低減による靭性向上を図った溶融型フラックスが開示されている。しかし、特許文献1に記載のフラックスにはMgOが多量に添加されているのでフラックスの軟化溶融点が高くなり、ビード表面に突起物の発生や波目が粗くなり、スラグ剥離性およびビード外観が不良となる。
また、特許文献2には、フラックス中のSiO含有量を少なくして溶接金属中の酸素量を低減し、かつ高速溶接においても良好な溶接作業性が得られる溶融型フラックスが開示されている。しかし、特許文献2に記載のフラックスはAlが少量しか添加されておらず、高速溶接時に良好なスラグ剥離性およびビード外観を得ることはできない。また、Alはアーク安定性を良好にする効果があるが特許文献2の添加量ではその効果が得られない。さらに、スラグ剥離性を向上させる目的でTiOが添加されているので、オーステナイト系ステンレス鋼へ適用した場合においてはビード表面にスラグが焼き付いてスラグ剥離性が劣化するという問題がある。
一方、ステンレス鋼用のサブマージアーク溶接用材料としては、例えば、特許文献3にオーステナイト系ステンレス鋼のサブマージアーク溶接方法や、特許文献4にサブマージアーク溶接用フラックスが提案されている。しかし、特許文献3および特許文献4に記載のフラックスは何れも焼成型フラックスを適用しているのでフラックスの溶融速度が遅く、高速溶接に適用することはできないという問題があった。
特開平9−262692号公報 特開2006−326642号公報 特開2004−82160号公報 特開平7−266083号公報
本発明は、炭素鋼、低温用鋼およびオーステナイト系ステンレス鋼の溶接に適用して、特に高速度の溶接条件においても溶接作業性が良好で、溶接欠陥が無く優れた機械性能の溶接金属が得られるサブマージアーク溶接用溶融型フラックスを提供することを目的とする。
本発明者らは、前記課題を解決するためにサブマージアーク溶接用溶融型フラックスの化学成分などについて詳細に検討した。
その結果、高速溶接における良好なスラグ剥離性およびビード外観を得るためにAlの増量添加は必須で極めて重要な成分である。また、ビード形状の確保はMnO、SiOおよびCaOの適量添加で可能なことが判明した。さらに、高速度の溶接におけるアークの安定性は、前記Alの添加とともにアルカリ金属酸化物の適量添加が必要である。
一方、溶接金属の低温における靭性の確保は、CaFの増量添加とMgOの適量添加が効果があることを見出した。さらに、溶接金属の靭性の安定化およびオーステナイト系ステンレス鋼に適用した場合の耐高温割れ性にはCrの少量添加が大きな効果を有することを見出した。
本発明は、このような知見に基づきなされたものであり、その発明の要旨は、次の通りである。
質量%で、
SiO:8〜25%、
Al:25〜40%、
MgO:0.5〜8.0%、
MnO:5.5〜11%、
CaO:5〜20%、
CaF:25〜45%、
Cr:0.15〜3.0%、
アルカリ金属酸化物の1種または2種以上の合計:0.1〜3.0%
を含有し、その他は酸化鉄および不可避不純物からなることを特徴とするサブマージアーク溶接用溶融型フラックスにある。
本発明のサブマージアーク溶接用溶融型フラックスによれば、炭素鋼、低温用鋼およびオーステナイト系ステンレス鋼の溶接に適用して、特に高速度の溶接条件においても溶接作業性が良好で、溶接欠陥が無く優れた機械性能の溶接金属が得られるので、高品質な溶接部を高能率に得ることができる。
以下、本発明のサブマージアーク溶接用溶融型フラックスの詳細について説明する。なお、以下においては、溶融型フラックスの化学成分を溶融型フラックスの全質量に対する割合である質量%で表すものとし、その質量%に関する記載を単に%と記載して説明する。
SiOは、良好な溶接ビードを形成するための重要な成分であるが、過多になると溶接金属中の酸素量が増加して靭性が劣化する。SiOが8%未満では、ビード趾端部のなじみが悪くなり、スラグ剥離性が劣化し、また特に高速度の溶接においてはアンダーカットも生じる。一方、25%を超えると、溶接金属の酸素量が増加して靭性が劣化する。また、オーステナイト系ステンレス鋼に適用した場合には高温割れが生じやすくなる。したがって、SiOは8〜25%とする。
Alは、高速度の溶接で良好なスラグ剥離性およびビード外観を得るためには極めて重要な成分である。また、アーク安定性を良好にする効果もある。Alが25%未満ではその効果が得られない。一方、40%を超えると、凸ビードとなりスラグ剥離性も不良になる。したがって、Alは25〜40%とする。
MgOは、スラグの耐火性および塩基度を向上させる効果がある。MgOが0.5%未満では、フラックスの塩基度が低くなり、溶接金属中の酸素量が増加して靭性が劣化する。また、オーステナイト系ステンレス鋼に適用した場合には高温割れが生じやすくなる。一方、8.0%を超えると、フラックスの軟化溶融点が高くなり、ビード表面に突起物の発生や波目が粗くなり、スラグ剥離性およびビード外観が不良となる。したがって、MgOは0.5〜8.0%とする。
MnOは、スラグの粘性、流動性および融点の調整をするのに有効な成分である。MnOが5.5%未満では、スラグの粘度が低下して流動性が劣化し、特に高速度の溶接においてはビード蛇行およびアンダーカットが生じる。一方、11%を超えると、スラグの粘度が高くなりすぎてスラグ巻き込み、焼き付きが発生してスラグ剥離性が劣化する。したがって、MnOは5.5〜11%とする。
CaOは、スラグの融点および流動性を調整するために重要な成分である。CaOが5%未満では、ビード趾端部のなじみが悪くビード外観が不良となり、高速度の溶接ではアンダーカットも生じる。一方、20%を超えると、スラグ流動性が不良となり、ビード高さが不均一でスラグ剥離性も不良になる。したがって、CaOは5〜20%とする。
CaFは、溶接金属の酸素量を低くして靭性改善に効果があるが、融点が低いため過多になるとビードの平滑性が損なわれる。CaFが25%未満では、溶接金属の酸素量が増加して靭性改善の効果がない。また、オーステナイト系ステンレス鋼に適用した場合には高温割れが生じやすくなる。一方、45%を超えると、ビード外観が不良となる。したがって、CaFは25〜45%とする。
Crは、Crとして溶接金属中に歩留り、靭性を安定させる効果がある。Crが0.15%未満では、炭素鋼および低温用鋼の溶接に適用した場合、安定した靭性は得られない。また、オーステナイト系ステンレス鋼の溶接に適用した場合にはCr量が低くなり高温割れが生じやすくなる。一方、3.0%を超えると、炭素鋼および低温用鋼の溶接に適用した場合には溶接金属の強度が過剰となり靱性が劣化する。また、オーステナイト系ステンレス鋼に適用した場合にはスラグがビード表面に焼き付いてスラグ剥離性が不良となる。したがって、Crは0.15〜3.0%とする。
アルカリ金属酸化物は、高速度の溶接において安定したアーク状態を得るために極めて重要な成分である。アルカリ金属酸化物の1種または2種以上の合計が0.1%未満ではその効果が得られない。一方、3.0%を超えると、ビード表面の光沢が失われ外観が劣化し、さらに溶接ヒュームの発生量が著しく増加する。したがって、アルカリ金属酸化物の1種または2種以上の合計は0.1〜3.0%とする。
なお、アルカリ金属酸化物はNaO、KO、LiOの1種または2種以上を組合せて用いることができる。
その他は、酸化鉄(FeO等)およびP、S等の不純物であり、PおよびSは共に低融点の化合物を生成して靭性を低下させるので、できるだけ低いことが好ましい。
フラックスの粒度構成は、溶融金属の大気とのシールド性およびガス抜けを考慮して1.4×0.21mmで、粒径が0.21mm未満のフラックスが12%以下であることが好ましい。
以下、低温用鋼に適用した場合の本発明の効果を説明する。
表1に示す各種成分の溶融型フラックスを試作し、表2に示すソリッドワイヤ(ワイヤ記号A)4.8mmおよびフラックス入りワイヤ(ワイヤ記号B)2.0mmとを組合せて多層盛溶接の溶接作業性評価および溶接金属機械性能評価試験を行った。
なお、表1に示す溶融型フラックスは、各種鉱物原料を溶融し、冷却後粉末状に粉砕して1.4×0.12mm(12×70mesh)の粒度に整粒した。
Figure 2013126680
Figure 2013126680
試験板は表3に示す鋼板記号S1の板厚25mmの鋼板を、開先角度30°、ルート間隔を13mmの裏当金付き開先形状に加工し、ソリッドワイヤ(ワイヤ記号A)は、表4に示す条件No.1のシングル多層盛溶接条件、フラックス入りワイヤ(ワイヤ記号B)は表4に示す条件No.2の2ワイヤ1電極多層盛溶接条件で溶接試験を実施した。
Figure 2013126680
Figure 2013126680
各試験の評価は、多層盛溶接時のアーク安定性、溶接後のビード外観・形状、スラグ剥離性、アンダーカットの有無およびX線透過試験(JIS Z3106)による溶接欠陥の有無を調査し、さらに溶接金属の引張強度、靭性および溶接金属酸素量を調査した。溶接金属の機械的性能評価は、多層盛溶接試験体の鋼板表面下7mmを中心にシャルピー衝撃試験片(JIS Z2242 Vノッチ試験片)および引張試験片(JISZ2241 10号)を採取して機械試験を実施した。靭性の評価は、−60℃におけるシャルピー衝撃試験により行い、各々繰返し数5本試験した。なお、シャルピー衝撃試験の吸収エネルギーは平均値100J以上、最低値70J以上を良好とした。引張強度の評価は550MPa以上を良好とした。これらの調査結果を表5にまとめて示す。
Figure 2013126680
表1および表5中のフラックス記号MF1〜MF10は本発明例、フラックス記号MF11〜MF19は比較例である。本発明例であるフラックス記号MF1〜MF10は、SiO、Al、MgO、MnO、CaO、CaF、Crおよびアルカリ金属酸化物が適量であるので、溶接作業性が良好で、溶接部に欠陥が無く、溶接金属の酸素量が低く引張強さおよび吸収エネルギーも良好で安定しており、極めて満足な結果であった。
比較例中フラックス記号MF11は、SiOが低いのでビード外観およびスラグ剥離性が不良でアンダーカットも発生した。また、CaFが低いので溶接金属の酸素量が多く溶接金属の吸収エネルギーの平均値が低かった。
フラックス記号MF12は、SiOが高いので溶接金属の酸素量が多く吸収エネルギーの平均値が低かった。また、MnOが低いのでビードが蛇行してアンダーカットも生じた。
フラックス記号MF13は、Alが低いのでアークが不安定で、スラグ剥離性およびビード外観が不良であった。また、MgOが低いので溶接金属の酸素量が多く吸収エネルギーの平均値が低かった。
フラックス記号MF14は、Alが高いのでビード形状およびスラグ剥離性が不良であった。また、アルカリ金属酸化物が添加されていないのでアークが不安定であった。
フラックス記号MF15は、MnOが高いのでスラグ剥離性が不良で、スラグ巻き込み欠陥も生じた。また、CaFが高いのでビード外観が不良であった。
フラックス記号MF16は、MgOが高いのでビード外観およびスラグ剥離性が不良であった。また、Crが低いので溶接金属の吸収エネルギーの最低値が低かった。
フラックス記号MF17は、CaOが低いのでビード外観が不良でアンダーカットも生じた。また、Crが高いので溶接金属の引張強度が高く、吸収エネルギーの平均値が低かった。
フラックス記号MF18は、CaOが高いのでビード外観およびスラグ剥離性が不良であった。
フラックス記号MF19は、アルカリ金属酸化物の合計が高いのでビード表面の光沢が失われ外観が不良でヒュームの発生量が多かった。
次に、オーステナイト系ステンレス鋼に適用した場合の本発明の効果を説明する。
表1に示す各種成分の溶融型フラックスと表2に示すオーステナイト系ステンレス鋼ソリッドワイヤ(ワイヤ記号C)4.0mmとを組合せてシングル多層盛溶接の溶接作業性評価および溶接金属機械性能評価を行った。
試験板は、表3に示す鋼板記号S2の板厚20mmの鋼板を開先角度30°、ルート間隔16mmの裏当金付き開先形状に加工し、表4に示す条件No.3のシングル多層盛溶接条件で溶接試験を実施した。
各試験の評価は、多層盛溶接時のアーク安定性、溶接後のビード外観・形状、スラグ剥離性、アンダーカットの有無およびX線透過試験(JIS Z3106)による溶接欠陥の有無を調査し、さらに溶接金属の引張強度、靭性および溶接金属酸素量を調査した。溶接金属の機械的性能評価は、多層盛溶接試験体の鋼板表面下7mmを中心にシャルピー衝撃試験片(JIS Z2242 Vノッチ試験片)および引張試験片(JISZ2241 10号)を採取して、機械試験を実施した。靭性の評価は−20℃におけるシャルピー衝撃試験により行い、各々繰返し数3本の平均により評価した。なお、シャルピー衝撃試験の吸収エネルギーは30J以上を良好とした。引張強度の評価は550MPa以上を良好とした。これらの調査結果を表6にまとめて示す。
Figure 2013126680
表6中のフラックス記号MF1、MF3、MF7およびMF9は本発明例、フラックス記号MF11〜MF13、MF16およびMF17は比較例である。本発明例であるフラックス記号MF1、MF3、MF7およびMF9は、SiO、Al、MgO、MnO、CaO、CaF、Crおよびアルカリ金属酸化物が適量であるので、溶接作業性が良好で、溶接部に欠陥が無く、溶接金属の酸素量が低く引張強さおよび吸収エネルギーも良好であり、極めて満足な結果であった。
比較例中フラックス記号MF11は、SiOが低いのでビード外観およびスラグ剥離性が不良でアンダーカットも発生した。また、CaFが低いので割れが生じ、溶接金属の酸素量が多く吸収エネルギーが低値であった。
フラックス記号MF12は、SiOが高いので溶接金属の酸素量が多く吸収エネルギーが低値であった。また、割れが発生した。さらに、MnOが低いのでビードが蛇行してアンダーカットも生じた。
フラックス記号MF13は、Alが低いのでアークが不安定で、スラグ剥離性およびビード外観が不良であった。また、MgOが低いので割れが発生し、溶接金属の酸
素量が多く吸収エネルギーも低値であった。
フラックス記号MF16は、MgOが高いのでビード外観およびスラグ剥離性が不良であった。また、Crが低いので割れが発生した。
フラックス記号MF17は、CaOが低いのでビード外観が不良でアンダーカットも生じた。また、Crが高いのでビード表面にスラグが焼き付いてスラグ剥離性が不良であった。

Claims (1)

  1. 質量%で、
    SiO:8〜25%、
    Al:25〜40%、
    MgO:0.5〜8.0%、
    MnO:5.5〜11%、
    CaO:5〜20%、
    CaF:25〜45%、
    Cr:0.15〜3.0%、
    アルカリ金属酸化物の1種または2種以上の合計:0.1〜3.0%を含有し、その他は
    酸化鉄および不可避不純物からなることを特徴とするサブマージアーク溶接用溶融型フラックス。
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