JP2013124610A - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】SCR触媒の浄化作用を冷態始動時や低負荷時においても迅速且つ良好に得られ、DPF再生処理時のSCR触媒への熱影響を回避可能な内燃機関の排気浄化装置を提供する。
【解決手段】本発明は、排気タービン(20a)と該排気タービンより下流側に設けられたDPF装置(34)とを有する内燃機関(10)の排気通路(18)において排気ガスを浄化する。特にDPF装置より上流側に設けられた第1のSCR触媒(24)と、DPF装置より下流側に設けられた第2のSCR触媒(50)と、第1のSCR触媒をバイパスする排気バイパス通路(42)と、該排気バイパス通路を開閉する還流制御弁(44)と、第1のSCR触媒の上流側の温度を検知する排気温度センサー(22)とを備える。そして、排気温度センサーの検知値が閾値以上である場合に還流制御弁を開状態に設定し、該検知値が閾値未満となる場合に還流制御弁を閉状態に設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関からの排気ガスによって駆動される排気タービンと該排気タービンより下流側に設けられたDPF装置とを有する内燃機関の排気通路において排気ガスを浄化する内燃機関の排気浄化装置の技術分野に関する。
ディーゼルエンジンの排気ガス浄化方法として、尿素水溶液を用いたSCR(Selective Catalytic Reduction)システムが実用化されている。SCRシステムは、排気ガスに還元剤として尿素水溶液を噴射し、尿素水溶液中の尿素を排気ガスの保有熱を用いてアンモニアに分解する。
このアンモニアへの分解過程は、次の3段階の反応式からなる。尚、各ステップの反応に必要な温度は、排気の保有熱が利用される。
第1ステップ:CO(NHaq(尿素水溶液)→CO(NH(固体尿素)
<水の蒸発による固体尿素の生成;反応必要温度100℃以上>
第2ステップ:CO(NH(固体尿素)→HNCO(イソシアン酸)+NH3
<固体尿素の熱分解;反応必要温度130〜200℃>
第3ステップ:HNCO+HO→NH3+CO
<イソシアン酸の加水分解;反応必要温度200℃以上>
SCRシステムでは、尿素水溶液噴射部の下流側にSCR触媒が配設されており、排気ガス中に含まれるNOをSCR触媒に吸着し、アンモニアと還元反応させ、窒素と水に分解することで、NOの排出濃度を低減している(以下の反応式を参照)。
NO+NH3=NO+H
ところで、ディーゼルエンジン搭載車には排気中の粒子状物質を除去するDPF(Diesel Particulate Filter)装置が設けられる場合がある。SCRシステムを車両の排気通路に設ける場合、SCR触媒の耐熱性や配置スペースを考慮して、一般的にDPF装置の下流側、且つ、車両の床下部に配置されることが多い。この場合、SCR触媒に到達する排気温度は低温となるが、一方で、上述したようにアンモニアへの分解反応には、一定温度以上(好ましくは200℃以上)が必要である。また、生成したアンモニアを用いてSCR触媒にて還元反応を行う際にも、触媒活性温度が必要である。そのため、始動時や低速・低負荷走行時等のような排気温度が低い状況下では、尿素水溶液のアンモニアへの分解反応やSCR触媒における還元反応が進み難い。その結果、噴射した尿素水溶液や、生成したアンモニアがそのまま触媒の下流側に排出されてしまい、尿素水溶液の消費量や浄化効率が低下してしまう場合がある。
排気温度を上昇させるために、ポスト噴射のような早期昇温運転を行うことも知られているが、燃費と排気性状の悪化要因となる。前述のように、SCR触媒の配置位置はエンジンから遠く、排気温度は大きく低下するため、SCR触媒上流側の排気温度を上昇させることは容易ではない。そこで、特許文献1には、尿素水溶液を用いた還元剤供給装置において、尿素水溶液供給用のノズルを排気タービンより上流側の排気温度の高い位置に設けることにより、尿素水溶液からのアンモニアの分解生成を促進できるとされている。
一方、DPF装置では粒子状物質の捕集量が増加すると目詰まりが進行して、排気ガス圧力が増大するなど、燃費効率の低下をもたらしてしまう。そのため、DPF装置では適切なタイミングで蓄積した粒子状物質を燃焼して、目詰まりを解消させる再生処理が行われる。ここで、DPF装置の再生処理時には、粒子状物質の燃焼に伴い排気ガス温度が上昇するため、SCR触媒の耐熱性との兼ね合いが問題となる。特許文献2では、DPF装置を備えた内燃機関における排気浄化装置の一例が開示されている。ここでは特に、バルブの切り替え動作によって、DPF再生処理時に排気ガスをSCR触媒を迂回するように設けられたバルブバイパス通路に流入させることにより、SCR触媒が耐熱温度を超過すること防止している。
また特許文献3には、複数のSCR触媒を用いることによって良好な浄化作用を有する排気浄化装置が開示されている。ここでは、リーン空燃比燃焼を行う内燃機関において、排気通路の上流側と下流側とにSCR触媒がそれぞれ設けられている。そして特に、上流側のSCR触媒に流入する還元剤溶液を含んだ排気ガスの一部を、バイパス通路を介して下流側のSCR触媒に直接供給することによって、それぞれのSCR触媒に対して還元剤溶液の供給手段を設けることがなくなり、簡易な構成で複数のSCR触媒における還元反応を促進できるとされている。
また特許文献4では、活性温度域の異なる複数の選択還元触媒を排気通路内に直列的に配置した排気浄化装置が開示されている。特に、活性温度域が相対的に高い選択還元触媒を前段(上流側)に配置し、活性温度域が相対的に低い選択還元触媒を後段(下流側)に配置することによって、広い排気温度範囲で還元反応を促進できるとされている。
特開2010−84695号公報 特開2010−150978号公報 特許3237611号 特開2006−57578号公報
特許文献1では還元剤溶液を排気タービンより上流側に供給することにより、アンモニア生成を促進することにより、冷態始動時や低負荷時などの浄化作用を向上させている。しかしながら、特許文献1では、排気通路にDPFが備えられておらず、DPF再生処理時のSCR触媒の耐熱性の問題への対策が考慮されていない。
特許文献2ではDPF装置を備えた排気通路にSCR触媒が設けられており、DPF再生処理時にバイパス通路で排気ガスの流れからSCR触媒を隔離することによってSCR触媒の耐熱性の問題に対処している。しかしながら、特許文献2のSCR触媒は、上記従来技術で述べたように、DPF装置の下流側で車両の床下に設けられているため、触媒に到達する排気温度は低温となり、始動時や低速・低負荷走行時等において十分な浄化作用を得ることができない。
また、特許文献3及び特許文献4では、複数のSCR触媒を搭載することにより浄化作用の向上が図られているが、DPF再生処理時のSCR触媒の耐熱性の問題や、冷態始動時や低負荷時における浄化作用の確保について、十分な対策がなされていない。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、始動時や低速・低負荷走行時等においても良好な浄化作用が迅速に得られ、且つ、DPF再生処理時のSCR触媒への熱影響を回避できることにより、総合的に優れた浄化機能を有する内燃機関の排気浄化装置を提供することを目的とする。
本発明に係る内燃機関の排気浄化装置は上記課題を解決するために、内燃機関からの排気ガスによって駆動される排気タービンと該排気タービンより下流側に設けられたDPF装置とを有する内燃機関の排気通路において排気ガスを浄化する内燃機関の排気浄化装置であって、前記排気通路のうち前記排気タービンの下流側且つ前記DPF装置の上流側に設置された第1のNO選択還元触媒と、該第1のNO選択還元触媒の上流側に還元剤溶液を供給する第1の還元剤供給装置からなる第1のNO浄化装置と、前記DPF装置の下流側に設置された第2のNO選択還元触媒と、記排気通路のうち該第2のNO選択還元触媒の上流側且つ前記DPF装置の下流側に還元剤溶液を供給する第2の還元剤供給装置からなる第2のNO浄化装置と、前記第1のNO選択還元触媒の上流側から前記第1のNO選択還元触媒をバイパスして該第1のNO選択還元触媒の下流側に通ずる排気バイパス通路と、前記第1のNO選択還元触媒の上流側と前記排気バイパス通路との間を開閉する還流制御弁と、前記第1のNO選択還元触媒の上流側の温度を検知する温度検知手段とを備え、前記温度検知手段の検知値が予め設定された閾値以上となる場合に前記還流制御弁を開状態に設定し、前記温度検知手段の検知値が前記閾値未満となる場合に前記還流制御弁を閉状態に設定することを特徴とする。
本発明によれば、温度検知手段で検知した排気ガス温度が低温であることによりDPF再生処理が実施されていないと判断された場合には、還流制御弁を閉状態に設定する。これにより、排気タービンの下流側に設置された第1のNO浄化装置に排気ガスを導入する。第1のNO浄化装置は第2のNO浄化装置に比べて上流側に設けられているため、排気ガス温度が高く、始動時や低速・低負荷走行時等においても良好な浄化作用を迅速に得られる。そして、下流側に設けられた第2のNO浄化装置の昇温完了後は、上流側に設けられた第1のNO浄化装置と併せて、より優れた浄化作用を発揮することができる。
一方、温度検知手段で検知した排気ガス温度が高温であることによりDPF再生処理が実施されていると判断された場合には、還流制御弁を開状態に設定することにより、排気バイパス通路に排気ガスを導入して、第1のNO浄化装置への排気ガスの導入を禁止する。これにより、DPF再生処理時における高温の排気ガスによって、上流側に設けられた第1のNO選択還元触媒が耐熱温度を超過することを防止できる。このように、DPF再生時においても上流側に設けられた第1のNO選択還元触媒を保護しつつ、良好な浄化作用を得ることができる。
本発明の一態様では、前記第1の還元剤供給装置は、前記排気タービンの上流側に設けられている。この態様では、第1の還元剤供給装置を排気温度がより高温である排気タービンの上流側に設けることによって、始動時や低速・低負荷走行時等においても、より迅速にアンモニアを生成してNOの還元反応を促進することができる。
本発明の他の態様では、前記第1の還元剤供給装置は、前記排気タービンの下流側に設けられている。この態様によれば、排気タービンが第1の還元剤供給装置から供給される還元剤溶液に曝されないため、還元剤溶液によって排気タービンが腐食されるなどのような不具合の発生リスクを効果的に低減することができる。
好ましくは、前記排気バイパス通路の出口部に該排気バイパス通路を流れる排気ガスの逆流を防止する逆止弁を設けるとよい。内燃機関の運転状態によって排気通路の圧力が上昇した場合、排気ガスが排気バイパス通路を逆流するおそれがあるが、逆止弁を設けることにより、このような事態を効果的に防止できる。
また、前記第1のNO選択還元触媒は前記第2のNO選択還元触媒に比べて熱容量が小さく設定されているとよい。これにより、冷態始動時においても上流側に配置されている第1のNO選択還元触媒をより迅速に昇温できるため、早期にアンモニアを生成してNOの還元反応を促進できる。
また、前記第1のNO選択還元触媒は前記第2のNO選択還元触媒よりも低温から活性性能を有するとよい。この場合も冷態始動時において上流側に配置されている第1のNO選択還元触媒をより迅速に昇温できるため、早期にアンモニアを生成してNOの還元反応を促進できる。
本発明によれば、始動時や低速・低負荷走行時等においても上流側に設置された第1のNO浄化装置において迅速に昇温を完了して、早期に良好な浄化作用を得ることができる。また、暖気完了後は下流側に設置された第2のNO浄化装置と併せてアンモニアの生成反応及びNOの還元反応を行うことにより、より優れた浄化作用が得られる。また、DPF再生時には排気バイパス通路に排気ガスを導入することにより、上流側に設置された第1のNO選択還元触媒が耐熱温度を超過することを防止しつつ、下流側に配置された第2のNO選択還元触媒でNOの還元反応を行うことができる。
第1実施形態に係る排気浄化装置の全体構成を示す模式図である。 第1実施形態に係る排気浄化装置の動作制御を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る排気浄化装置の全体構成を示す模式図である。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではない。
(第1実施形態)
第1実施形態に係る本発明装置を車載用ディーゼルエンジン10に適用した一実施形態を図1及び図2に基づいて説明する。図1は、第1実施形態に係る排気浄化装置の全体構成を示す模式図である。図1において、車載用ディーゼルエンジン10のシリンダブロック12の上部にシリンダヘッド14が設けられ、シリンダヘッド14に吸気管16及び排気管18が接続されている。排気管18の排気タービン20aより下流側には排気温度センサー22が設けられており、その更に下流側にSCR触媒24が設けられている。尚、排気温度センサー22は本発明に係る「温度検知手段」の一例であり、SCR触媒24は本発明に係る「第1のNO選択還元触媒」の一例である。
SCR触媒24は触媒コンバータ26に内蔵されており、該触媒コンバータ26より上流に設けられた尿素水供給装置28と共に、本発明に係る「第1のNO浄化装置」を構成している。尿素水供給装置28は触媒コンバータ26の上流側で排気ガス中に尿素水溶液を噴霧し、該噴霧された尿素水溶液は排気ガス温度がアンモニア生成温度以上に達している場合、上記反応式に基づいてアンモニアに分解される。ここで生成されたアンモニアは、下流側にあるSCR触媒24に吸着されたNOと反応することによって、排気ガスのNO浄化に使用される。尚、還元剤溶液として尿素水溶液を例示したが、溶媒は水系溶媒に限らず有機溶媒などの非水系溶媒でもよい。
SCR触媒24は排気管18の上流側、特に、排気タービン20a近傍に配置されているので、昇温性に優れており、始動時や低速・低負荷走行時等においても迅速に良好な浄化作用を得ることができる。また、尿素水供給装置28は、排気管18のうち排気タービン20aより上流側に設けられている。排気タービン20aの上流側は、下流側に比べて排気温度がより高いため、より迅速且つ確実に噴霧された尿素水溶液から迅速にアンモニアを生成できるので、NOの還元反応をより効果的に促進することができる。
SCR触媒24の下流側には酸化触媒32が設けられており、更に下流側には排気ガスに含まれる粒子状物質を捕集するためのDPF装置34が設けられている。酸化触媒32の入口部近傍には酸素濃度を検出するための酸素濃度センサー36が設けられている。また、DPF装置34の入口部近傍(上流側)と出口部近傍(下流側)には、それぞれDPF装置34に入出する排気ガスの温度を検知するための排気温度センサー38及び40が設けられている。
ここで、排気管18にはSCR触媒24の上流側からSCR触媒24をバイパスして該SCR触媒24の下流側に通ずるように、バイパス排気管42が設けられている。該バイパス排気管42には、上流側から順に、SCR触媒24の上流側と該排気バイパス通路42との間を開閉する還流制御弁44と、該排気バイパス管42を流れる排気ガスの逆流を防止する逆止弁46とが設けられている。尚、還流制御弁44は開閉状態をON/OFFするものであってもよいし、バイパス量を任意に調整可能な構成としてもよい。
DPF装置34より更に下流側には、尿素水溶液を供給する尿素水供給装置48、及びSCR触媒50を内蔵する触媒コンバータ52からなる第2のNO浄化装置が設けられている。第2のNO浄化装置では、上述の第1のNO浄化装置30と同様に、尿素水供給装置により排気中に噴射された尿素水溶液からアンモニアを生成し、排気中のNOと還元反応することによって浄化を行う。
本実施例では特に、SCR触媒24はSCR触媒50に比べて熱容量が小さく設定されている。また、SCR触媒24はSCR触媒50に比べて活性温度が低く設定されている。これにより、始動時や低速・低負荷走行時等においても上流側のSCR触媒24をより迅速に昇温できるため、早期に浄化作用を発揮することができる。
尚、第2のNO浄化装置の上流側及び下流側には、排気ガス中のNO濃度を検知するためのNO濃度センサー56、58が設けられている。NO濃度センサー56、58の検知値は、第2のNO浄化装置の前後における排気ガスのNO濃度を示しており、これらの検知値に基づいて排気ガスのNO浄化率等が検出されるになっている。
上述の各種センサーの検知値はECUなどのコントローラである制御装置60に入力される。制御装置60は、これらの検出値に基づいて、還流制御弁44や尿素水供給装置28及び48等を始めとするディーゼルエンジン10及び排気浄化装置の各部位を制御する。尚、図1では図示が煩雑にならないように制御装置60が送受信する制御信号路を排気温度センサー22、還流制御弁44、尿素水供給装置28及び48に限って図示しているが、その他の各種センサー類や部位に対しても同様に制御信号の送受信路が設けられていることは言うまでも無い。
かかる構成において、ディーゼルエンジン10の運転によって、シリンダヘッド14から排気eが排出され、排気管18に排気された排気eは、過給機20の排気タービン20aによって排気管18の下流側に送られる。そして、第1のNO浄化装置、酸化触媒32、DPF装置34及び第2のNO浄化装置において、排気ガスを段階的に浄化することにより、排ガス中に含まれる有害物質が無害化される。
図2は、第1実施形態に係る排気浄化装置の動作制御を示すフローチャートである。まず制御装置60は、DPF装置34においてDPF再生処理が開始されたか否かを判断する(ステップS101)。DPF再生処理は、DPF装置34の前後における圧力差が所定値を超えることによって目詰まりが発生したと判断された場合に実施される。ここではDPF再生処理の詳細な制御内容は公知のものと同様であるため省略することとする。
続いて制御装置60は、排気温度センサー22の検知値Tを取得して、メモリ等の記憶手段に予め設定された閾値T1以上であるか否かを判断する(ステップS102)。ここで閾値T1はSCR触媒24の耐熱温度に設定されているが、安全性を考慮して、これにマージンを加算したものを閾値T1として設定してもよい。DPF装置34にてDPF再生処理が実施される際には、例えばSCR触媒24より上流側の排気管18内に燃料をポスト噴射することによって排気ガス温度が上昇する。そのため、DPF再生処理の実施時にSCR触媒24が耐熱温度を超えないようにすることが重要である。
検知値Tが閾値T1未満である場合(ステップS102:NO)、制御装置60は還流制御弁44を閉状態に設定して、排気ガスの排気バイパス通路42への導入を禁止することにより、SCR触媒24に排気ガスを導く(ステップS103)。これにより、排気タービン20aの下流側近傍に配置されているSCR触媒24は、排気ガスによって迅速に昇温される。その結果、始動時や低速・低負荷走行時等においても迅速に浄化作用を発揮することができる。また、暖機完了後においては、下流側に設けられた第2のNO浄化装置においても浄化作用を得られるため、第1のNO浄化装置と併せて、より優れた浄化作用を発揮することができる。
一方、排気温度センサー22の検知値Tが閾値T1以上である場合(ステップS102:YES)、制御装置60は還流制御弁44を開状態に設定して、排気ガスを排気バイパス通路42に導入することにより、SCR触媒24への排気ガスの侵入を防止する(ステップS104)。これにより、DPF装置34の上流側に設けられたSCR触媒24の温度が耐熱温度を超過することを回避できる。このとき、第1のNO浄化装置では排気浄化作用を得られないものの、下流側に配置された第2のNO浄化装置において排気浄化作用が得られる。このように、DPF再生時においても上流側に設けられたSCR触媒24の保護を図りつつ、浄化作用を得ることができる。
このように還流制御弁44を開状態に設定した場合は、第1のNO浄化装置には排気ガスが導入されないため、アンモニアの反応は行われない。そのため、制御装置60は尿素水供給装置28からの尿素水の供給を停止することにより、無駄に尿素水溶液が消費されることを防止するとよい。
続いて、制御装置60はDPF装置34においてDPF再生処理が終了したか否かを判断する(ステップS105)。DPF再生処理は、例えばDPF装置34の前後における圧力差が所定値以下になることにより、目詰まりが解消されたか否かなどの条件に基づいて終了される。
続いて制御装置60は、排気温度センサー22の検知値Tを取得して、前記閾値T1未満になったか否かを判断する(ステップS106)。排気温度センサー22の検知値Tが閾値T1以上である場合(ステップS106:NO)、制御装置60は排気ガスのSCR触媒24への侵入禁止を継続する必要があるとして、還流制御弁44の開状態を継続する(ステップS107)。
一方、排気温度センサー22の検知値Tが閾値T1未満である場合(ステップS106:YES)、排気ガスの温度がSCR触媒24の耐熱温度未満であるため、SCR触媒24への侵入禁止を継続する必要がなくなったとして、還流制御弁44を閉状態に切り替える(ステップS108)。これに伴い停止していた尿素水供給装置28からの尿素水の供給も再開することにより、下流側に配置された第2のNO浄化装置に加えて、第1のNO浄化装置においても浄化作用を発揮できるようになる。
(第2実施形態)
図3は、第2実施形態に係る排気浄化装置の全体構成を示す模式図である。尚、本実施例に係る排気浄化装置は基本的に前述の第1実施形態と類似しており、共通する部位に関しては共通の符号を付すこととし、重複する説明は適宜省略することとする。
本実施形態では、第1のNO浄化装置が備える尿素水供給装置28が、排気タービン20aの下流側排気通路18に設けられている。これにより、排気タービン20aが尿素水供給装置28から供給される還元剤溶液に曝されないため、尿素水溶液によって排気タービン20aが腐食されるなどの不具合の発生リスクを効果的に低減することができる。
以上説明したように、本発明に係る排気浄化装置によれば、始動時や低速・低負荷走行時等においても上流側に設置された第1のNO浄化装置において迅速に昇温を完了して、早期に良好な浄化作用を得ることができる。また、暖気完了後は下流側に設置された第2のNO浄化装置と併せてアンモニアの生成反応及びNOの還元反応を行うことにより、より優れた浄化作用が得られる。また、DPF再生時には排気バイパス通路44に排気ガスを導入することにより、上流側に設置されたSCR触媒24が耐熱温度を超過することを防止しつつ、下流側に配置されたSCR触媒50でNOの還元反応を行うことができる。
本発明は、内燃機関からの排気ガスによって駆動される排気タービンと該排気タービンより下流側に設けられたDPF装置とを有する内燃機関の排気通路において排気ガスを浄化する内燃機関の排気浄化装置に利用可能である。
10 車載用ディーゼルエンジン
12 シリンダブロック
14 シリンダヘッド
16 吸気管
18 排気管
20 過給機
20a 排気タービン
22,38,40 排気温度センサー
24,50 SCR触媒
26,52 触媒コンバータ
28、48 尿素水供給装置
32 酸化触媒
34 DPF装置
36 酸素濃度センサー
42 排気バイパス通路
44 還流制御弁
46 逆止弁
56,58 NO濃度センサー

Claims (6)

  1. 内燃機関からの排気ガスによって駆動される排気タービンと該排気タービンより下流側に設けられたDPF装置とを有する内燃機関の排気通路において排気ガスを浄化する内燃機関の排気浄化装置であって、
    前記排気通路のうち前記排気タービンの下流側且つ前記DPF装置の上流側に設置された第1のNO選択還元触媒と、
    該第1のNO選択還元触媒の上流側に還元剤溶液を供給する第1の還元剤供給装置からなる第1のNO浄化装置と、
    前記DPF装置の下流側に設置された第2のNO選択還元触媒と、
    前記排気通路のうち該第2のNO選択還元触媒の上流側且つ前記DPF装置の下流側に還元剤溶液を供給する第2の還元剤供給装置からなる第2のNO浄化装置と、
    前記第1のNO選択還元触媒の上流側から前記第1のNO選択還元触媒をバイパスして該第1のNO選択還元触媒の下流側に通ずる排気バイパス通路と、
    前記第1のNO選択還元触媒の上流側と前記排気バイパス通路との間を開閉する還流制御弁と、
    前記第1のNO選択還元触媒の上流側の温度を検知する温度検知手段と
    を備え、
    前記温度検知手段の検知値が予め設定された閾値以上となる場合に前記還流制御弁を開状態に設定し、前記温度検知手段の検知値が前記閾値未満となる場合に前記還流制御弁を閉状態に設定することを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  2. 前記第1の還元剤供給装置は、前記排気タービンの上流側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  3. 前記第1の還元剤供給装置は、前記排気タービンの下流側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  4. 前記排気バイパス通路の出口部に該排気バイパス通路を流れる排気ガスの逆流を防止する逆止弁を設けたことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  5. 前記第1のNO選択還元触媒は前記第2のNO選択還元触媒に比べて熱容量が小さく設定されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  6. 前記第1のNO選択還元触媒は前記第2のNO選択還元触媒よりも低温から活性性能を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の内燃機関の排気浄化装置。
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