JP2013123933A - 車両用シートのシートバックフレーム構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】必要強度を保ちながら、軽量化を図ることができる車両用シートのシートバックフレーム構造を提供する。
【解決手段】パネル部材30と、このパネル部材30の周縁部に沿って配設された枠部材50とを備える。パネル部材30の周縁部には、環状の半筒部31が形成される。枠部材50は、パネル部材30の環状の半筒部31と協働して閉じ断面の環状の筒状体40を構成する環状の半筒部51を有してパネル部材50の周縁部に沿って溶着されている。
【選択図】図5
【解決手段】パネル部材30と、このパネル部材30の周縁部に沿って配設された枠部材50とを備える。パネル部材30の周縁部には、環状の半筒部31が形成される。枠部材50は、パネル部材30の環状の半筒部31と協働して閉じ断面の環状の筒状体40を構成する環状の半筒部51を有してパネル部材50の周縁部に沿って溶着されている。
【選択図】図5
Description
この発明は車両用シートのシートバックフレーム構造に関する。
車両用シートのシートバックフレーム構造においては、例えば、特許文献1に開示されているように、パネル部材と、このパネル部材の周縁部に沿って補強部材を介して固着された枠部材とを備えた構造のものが知られている。
また、車両用シートのシートバックフレーム構造においては、パネル部材は、薄板鋼板がプレス加工されて凹凸形状に形成される。
一方、枠部材は、円筒パイプ材が環状に屈曲され、両端部が接合されて環状に形成される。
そして、パネル部材の周縁部に沿って枠部材が補強部材を介して溶着によって固着されることによってシートバックフレームが構成される。
また、車両用シートのシートバックフレーム構造においては、パネル部材は、薄板鋼板がプレス加工されて凹凸形状に形成される。
一方、枠部材は、円筒パイプ材が環状に屈曲され、両端部が接合されて環状に形成される。
そして、パネル部材の周縁部に沿って枠部材が補強部材を介して溶着によって固着されることによってシートバックフレームが構成される。
ところで、従来のシートバックフレーム構造においては、パネル部材の周縁部に沿って円筒パイプ材よりなる枠部材を補強部材を介して溶着する作業が厄介で多くの手間や時間を必要とし、コスト高となる。
さらに、パネル部材に円筒パイプ材よりなる枠部材を補強部材を介して固着されるシートバックフレームは質量が大きくなる。
また、海外(例えば、欧州)においては、円筒パイプ材を入手することが困難であり、円筒パイプ材によって枠部材を製作することはコスト高となる場合もある。
さらに、パネル部材に円筒パイプ材よりなる枠部材を補強部材を介して固着されるシートバックフレームは質量が大きくなる。
また、海外(例えば、欧州)においては、円筒パイプ材を入手することが困難であり、円筒パイプ材によって枠部材を製作することはコスト高となる場合もある。
この発明の目的は、前記問題点に鑑み、必要強度を保ちながら、軽量化を図ることができる車両用シートのシートバックフレーム構造を提供することである。
前記課題を解決するために、この発明の請求項1に係る車両用シートのシートバックフレーム構造は、パネル部材と、このパネル部材の周縁部に沿って配設された枠部材とを備えた車両用シートのシートバックフレーム構造であって、
前記パネル部材の周縁部には、環状の半筒部が形成され、
前記枠部材は、前記パネル部材の環状の半筒部と協働して閉じ断面の環状の筒状体を構成する環状の半筒部を有して前記パネル部材の周縁部に沿って溶着されていることを特徴とする。
前記パネル部材の周縁部には、環状の半筒部が形成され、
前記枠部材は、前記パネル部材の環状の半筒部と協働して閉じ断面の環状の筒状体を構成する環状の半筒部を有して前記パネル部材の周縁部に沿って溶着されていることを特徴とする。
前記構成によると、パネル部材の周縁部に沿って枠部材が溶着されることによって、パネル部材の環状の半筒部と、枠部材の環状の半筒部との協働によって閉じ断面の環状の筒状体を構成することができる。
そして、閉じ断面の環状の筒状体によって、シートバックフレームとしての必要強度を良好に得ることができる。
また、枠部材は、円筒パイプ材が環状に曲げ加工される従来と比較して、鋼板をプレス加工することによって容易に製作することができると共に、軽量化においても効果が大きい。
そして、閉じ断面の環状の筒状体によって、シートバックフレームとしての必要強度を良好に得ることができる。
また、枠部材は、円筒パイプ材が環状に曲げ加工される従来と比較して、鋼板をプレス加工することによって容易に製作することができると共に、軽量化においても効果が大きい。
請求項2に係る車両用シートのシートバックフレーム構造は、請求項1に記載の車両用シートのシートバックフレーム構造であって、
パネル部材の環状の半筒部と、枠部材の環状の半筒部との協働によって構成される閉じ断面の環状の筒状体は、横断面円形に形成されていることを特徴とする。
パネル部材の環状の半筒部と、枠部材の環状の半筒部との協働によって構成される閉じ断面の環状の筒状体は、横断面円形に形成されていることを特徴とする。
前記構成によると、パネル部材の環状の半筒部と、枠部材の環状の半筒部との協働によって構成される閉じ断面の環状の筒状体が横断面円形に形成されることで、異なる方向の荷重やねじれに対しても充分な強度が得られる。
請求項3に係る車両用シートのシートバックフレーム構造は、請求項1又は2に記載の車両用シートのシートバックフレーム構造であって、
枠部材の環状の半筒部の内周縁及び外周縁には、溶着用の内周フランジと外周フランジとがそれぞれ形成されていることを特徴とする。
枠部材の環状の半筒部の内周縁及び外周縁には、溶着用の内周フランジと外周フランジとがそれぞれ形成されていることを特徴とする。
前記構成によると、枠部材の環状の半筒部の内周縁及び外周縁に、溶着用の内周フランジと外周フランジとをそれぞれ形成することによって、パネル部材の周縁部に対し、枠部材を、その内周フランジ及び外周フランジにおいて容易に溶着することができると共に、その溶着部分を容易に視認することができ、溶着不良を防止することができる。
この発明を実施するための形態について実施例にしたがって説明する。
この発明の実施例1を図1〜図6にしたがって説明する。
図1に示すように、車両用シート(例えば車室後部に配設されるリアシート)は、車幅方向に長いシートクッション1と、車幅方向に6対4の割合で二分割された第1のシートバック10と、第2のシートバック15とを備えている。
第1のシートバック10は、その骨格部をなす第1のバックフレーム20と、この第1のバックフレーム20の前側に配設され、表面が表皮12によって覆われたパッド材(図示しない)とを備えている。
また、第2のシートバック15は、第1のシートバック10と同様にして、その骨格部をなす第2のバックフレーム21と、この第2のバックフレーム21の前側に配設され、表面が表皮17によって覆われたパッド材(図示しない)とを備えている。
そして、この実施例1に係る車両用シートのシートバックフレーム構造は、第1のバックフレーム20及び/又は第2のバックフレーム21を主体として構成される。
図1に示すように、車両用シート(例えば車室後部に配設されるリアシート)は、車幅方向に長いシートクッション1と、車幅方向に6対4の割合で二分割された第1のシートバック10と、第2のシートバック15とを備えている。
第1のシートバック10は、その骨格部をなす第1のバックフレーム20と、この第1のバックフレーム20の前側に配設され、表面が表皮12によって覆われたパッド材(図示しない)とを備えている。
また、第2のシートバック15は、第1のシートバック10と同様にして、その骨格部をなす第2のバックフレーム21と、この第2のバックフレーム21の前側に配設され、表面が表皮17によって覆われたパッド材(図示しない)とを備えている。
そして、この実施例1に係る車両用シートのシートバックフレーム構造は、第1のバックフレーム20及び/又は第2のバックフレーム21を主体として構成される。
図3〜図6に示すように、第1のバックフレーム20は、パネル部材30と、このパネル部材30の周縁部に沿って配設された枠部材50とを備えている。
図3と図5に示すように、パネル部材30は、薄板鋼板(例えば、板厚寸法が0.5mmの鋼板)がプレス加工されることで形成されている。
そして、パネル部材30には、上下方向へ延びる凹状部34と凸状部35とが幅方向に交互に形成されて平断面波形状をなしている。
また、パネル部材30の各凸状部35には、軽量化のための多数の貫通孔36が形成されている。
パネル部材30の周縁部には、凸状部35よりも若干高い位置に内周側平坦部31a及び外周側平坦部31bを内外周両側部に有して環状に凹まされた環状の半筒部31が、凹状部34と凸状部35とのプレス加工と同時に、プレス加工によって形成されている。
図3と図5に示すように、パネル部材30は、薄板鋼板(例えば、板厚寸法が0.5mmの鋼板)がプレス加工されることで形成されている。
そして、パネル部材30には、上下方向へ延びる凹状部34と凸状部35とが幅方向に交互に形成されて平断面波形状をなしている。
また、パネル部材30の各凸状部35には、軽量化のための多数の貫通孔36が形成されている。
パネル部材30の周縁部には、凸状部35よりも若干高い位置に内周側平坦部31a及び外周側平坦部31bを内外周両側部に有して環状に凹まされた環状の半筒部31が、凹状部34と凸状部35とのプレス加工と同時に、プレス加工によって形成されている。
また、この実施例1において、図2に示すように、パネル部材30の上部寄りの左右部には、チャイルドシートの連結バンドを掛け止めするためのアンカー部材(図示しない)が取り付けられる取付孔37が形成されている。
図3〜図6に示すように、枠部材50は、パネル部材30よりも板厚寸法が大きい鋼板(例えば、板厚寸法が0.8mmの鋼板)がプレス加工されることで形成されている。
そして、枠部材50は、パネル部材30の環状の半筒部31と協働して閉じ断面の環状の筒状体40を構成する環状の半筒部51を有してパネル部材30の周縁部に沿って溶着されている。
そして、枠部材50は、パネル部材30の環状の半筒部31と協働して閉じ断面の環状の筒状体40を構成する環状の半筒部51を有してパネル部材30の周縁部に沿って溶着されている。
この実施例1において、図4に示すように、パネル部材30の環状の半筒部31と、枠部材50の環状の半筒部51は、それぞれ横断面が半円弧状(例えば、直径寸法が45mmの円弧)に形成されている。これによって、環状の筒状体40は、閉じ断面の円形に形成されている。
また、枠部材50の環状の半筒部51の内周縁及び外周縁には、溶着用の内周フランジ52と外周フランジ53とがそれぞれ形成されている。
そして、パネル部材30の環状の半筒部31の内周側平坦部31a及び外周側平坦部31bに、枠部材50の環状の半筒部51の内周フランジ52及び外周フランジ53が重ね合わされた状態でレーザー溶着されて一体状に固着される。
また、枠部材50の環状の半筒部51の内周縁及び外周縁には、溶着用の内周フランジ52と外周フランジ53とがそれぞれ形成されている。
そして、パネル部材30の環状の半筒部31の内周側平坦部31a及び外周側平坦部31bに、枠部材50の環状の半筒部51の内周フランジ52及び外周フランジ53が重ね合わされた状態でレーザー溶着されて一体状に固着される。
また、この実施例1において、図2に示すように、枠部材50の上枠部の左右部には、台座部材55が溶着によって固着されている。これら両台座部材55には、ヘッドレストのステーを支持する左右一対のサポート部材(図示しない)が嵌挿されて組み付けられる上下方向の筒部材よりなるサポートブラケット56が溶着によって固着されている。
図2に示すように、第2のバックフレーム21は、第1のバックフレーム20とほぼ同様にして、パネル部材60と、このパネル部材60の周縁部に沿って配設された枠部材80とを備えている。
すなわち、パネル部材60には、上下方向へ延びる凹状部64と凸状部65とが幅方向に交互に形成されて平断面波形状をなしている。
また、パネル部材60の各凸状部65には、軽量化のための多数の貫通孔66が形成されている。
パネル部材60の周縁部には、内周側平坦部及び外周側平坦部を内外周両側部に有して環状に凹まされた環状の半筒部61がプレス加工によって形成されている。
すなわち、パネル部材60には、上下方向へ延びる凹状部64と凸状部65とが幅方向に交互に形成されて平断面波形状をなしている。
また、パネル部材60の各凸状部65には、軽量化のための多数の貫通孔66が形成されている。
パネル部材60の周縁部には、内周側平坦部及び外周側平坦部を内外周両側部に有して環状に凹まされた環状の半筒部61がプレス加工によって形成されている。
枠部材80は、パネル部材60の環状の半筒部61と協働して閉じ断面の環状の筒状体70を構成する環状の半筒部81を有している。
そして、パネル部材60の環状の半筒部61の内周側平坦部及び外周側平坦部に、枠部材80の環状の半筒部81の内周フランジ及び外周フランジが重ね合わされた状態でレーザー溶着されて一体状に固着される。
そして、パネル部材60の環状の半筒部61の内周側平坦部及び外周側平坦部に、枠部材80の環状の半筒部81の内周フランジ及び外周フランジが重ね合わされた状態でレーザー溶着されて一体状に固着される。
また、この実施例1において、図2に示すように、パネル部材60の上部寄りの左右部には、チャイルドシートの連結バンドを掛け止めするためのアンカー部材(図示しない)が取り付けられる取付孔67が形成されている。
また、枠部材80の上枠部の左右方向中央部には、台座部材85が溶着によって固着されている。この台座部材85には、ヘッドレストのステーを支持する左右一対のサポート部材(図示しない)が嵌挿されて組み付けられる上下方向の筒部材よりなるサポートブラケット86が溶着によって固着されている。
また、枠部材80の上枠部の左右方向中央部には、台座部材85が溶着によって固着されている。この台座部材85には、ヘッドレストのステーを支持する左右一対のサポート部材(図示しない)が嵌挿されて組み付けられる上下方向の筒部材よりなるサポートブラケット86が溶着によって固着されている。
なお、第1のバックフレーム20及び第2のバックフレーム21は、その下部において車室のフロアパネル(車体パネル)にブラケットを介して取り付けられる。
この実施例1に係る車両用シートのシートバックフレーム構造は上述したように構成される。
したがって、図5に示すように、第1のバックフレーム20のパネル部材30の周縁部に沿って枠部材50が溶着されることによって、パネル部材30の環状の半筒部31と、枠部材50の環状の半筒部51との協働によって閉じ断面の環状の筒状体40を構成することができる。
そして、閉じ断面の環状の筒状体40によって、第1のバックフレーム20としての必要強度を良好に得ることができる。
また、枠部材50は、円筒パイプ材が環状に曲げ加工される従来と比較して、鋼板をプレス加工することによって容易に製作することができると共に、軽量化においても効果が大きい。
したがって、図5に示すように、第1のバックフレーム20のパネル部材30の周縁部に沿って枠部材50が溶着されることによって、パネル部材30の環状の半筒部31と、枠部材50の環状の半筒部51との協働によって閉じ断面の環状の筒状体40を構成することができる。
そして、閉じ断面の環状の筒状体40によって、第1のバックフレーム20としての必要強度を良好に得ることができる。
また、枠部材50は、円筒パイプ材が環状に曲げ加工される従来と比較して、鋼板をプレス加工することによって容易に製作することができると共に、軽量化においても効果が大きい。
また、この実施例1において、パネル部材30の環状の半筒部31と、枠部材50の環状の半筒部51との協働によって構成される閉じ断面の環状の筒状体40が横断面円形に形成されることで、異なる方向の荷重やねじれに対しても充分な強度が得られる。
また、この実施例1において、枠部材50の環状の半筒部51の内周縁及び外周縁に、溶着用の内周フランジ52と外周フランジ53とがそれぞれ形成されている。
このため、パネル部材30の環状の半筒部31の内周側平坦部31a及び外周側平坦部31bに、枠部材50の内周フランジ52及び外周フランジ53を重ね合わせた状態で容易にレーザー溶着することができると共に、その溶着部分を容易に視認することができ、溶着不良を防止することができる。
また、第2のバックフレーム21においても、第1のバックフレーム20と同様の作用効果を奏する。
このため、パネル部材30の環状の半筒部31の内周側平坦部31a及び外周側平坦部31bに、枠部材50の内周フランジ52及び外周フランジ53を重ね合わせた状態で容易にレーザー溶着することができると共に、その溶着部分を容易に視認することができ、溶着不良を防止することができる。
また、第2のバックフレーム21においても、第1のバックフレーム20と同様の作用効果を奏する。
なお、この発明は前記実施例1に限定するものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施することもできる。
例えば、前記実施例1においては、第1のバックフレーム20(及び/又は第2のバックフレーム21)の枠部材50の環状の半筒部51の内周縁及び外周縁に、溶着用の内周フランジ52と外周フランジ53とがそれぞれ形成される場合を例示したが、溶着用の内周フランジ52と外周フランジ53とは必要に応じて形成すればよい。
例えば、図7に示すように、第1のバックフレーム120(及び/又は第2のバックフレーム121)を構成するパネル部材130の環状の半筒部131と、枠部材150の環状の半筒部151とを突き合わせてレーザー溶着することで、環状の筒状体140を構成してもよい。
また、図8に示すように、第1のバックフレーム220(及び/又は第2のバックフレーム221)を構成するパネル部材230の環状の半筒部231と、枠部材250の環状の半筒部251とを相互に重ね合わせてレーザー溶着することで環状の筒状体240を構成してもよい。
例えば、前記実施例1においては、第1のバックフレーム20(及び/又は第2のバックフレーム21)の枠部材50の環状の半筒部51の内周縁及び外周縁に、溶着用の内周フランジ52と外周フランジ53とがそれぞれ形成される場合を例示したが、溶着用の内周フランジ52と外周フランジ53とは必要に応じて形成すればよい。
例えば、図7に示すように、第1のバックフレーム120(及び/又は第2のバックフレーム121)を構成するパネル部材130の環状の半筒部131と、枠部材150の環状の半筒部151とを突き合わせてレーザー溶着することで、環状の筒状体140を構成してもよい。
また、図8に示すように、第1のバックフレーム220(及び/又は第2のバックフレーム221)を構成するパネル部材230の環状の半筒部231と、枠部材250の環状の半筒部251とを相互に重ね合わせてレーザー溶着することで環状の筒状体240を構成してもよい。
また、前記実施例1においては、パネル部材30の環状の半筒部31と、枠部材50の環状の半筒部51との協働によって構成される閉じ断面の環状の筒状体40が横断面円形に形成される場合を例示したが環状の筒状体40が横断面形状は円形以外であってもよい。
例えば、図9に示すように、第1のバックフレーム320(及び/又は第2のバックフレーム321)を構成するパネル部材330の環状の半筒部331にレーザー溶着される枠部材350の環状の半筒部351が横断面U字状に形成されてもよい。この場合、パネル部材330の環状の半筒部331と、枠部材350の環状の半筒部351との協働によって構成される閉じ断面の環状の筒状体340が横断面長円形に形成される。
また、図10に示すように、第1のバックフレーム420(及び/又は第2のバックフレーム421)を構成するパネル部材430の環状の半筒部431にレーザー溶着される枠部材450の環状の半筒部451が横断面ハット形状に形成されてもよい。
例えば、図9に示すように、第1のバックフレーム320(及び/又は第2のバックフレーム321)を構成するパネル部材330の環状の半筒部331にレーザー溶着される枠部材350の環状の半筒部351が横断面U字状に形成されてもよい。この場合、パネル部材330の環状の半筒部331と、枠部材350の環状の半筒部351との協働によって構成される閉じ断面の環状の筒状体340が横断面長円形に形成される。
また、図10に示すように、第1のバックフレーム420(及び/又は第2のバックフレーム421)を構成するパネル部材430の環状の半筒部431にレーザー溶着される枠部材450の環状の半筒部451が横断面ハット形状に形成されてもよい。
また、前記実施例1においては、車室後部に配設されるリアシートの車幅方向に6対4の割合で二分割された第1のシートバック10と、第2のシートバック15に用いられるシートバックフレーム構造である場合を例示したが、フロントシート(セパレートシート)のシートバックに対しても採用することができる。
20 第1のバックフレーム(シートバックフレーム構造)
21 第2のバックフレーム(シートバックフレーム構造)
30 パネル部材
31 環状の半筒部
40 環状の筒状体
50 枠部材
51 環状の半筒部
21 第2のバックフレーム(シートバックフレーム構造)
30 パネル部材
31 環状の半筒部
40 環状の筒状体
50 枠部材
51 環状の半筒部
Claims (3)
- パネル部材と、このパネル部材の周縁部に沿って配設された枠部材とを備えた車両用シートのシートバックフレーム構造であって、
前記パネル部材の周縁部には、環状の半筒部が形成され、
前記枠部材は、前記パネル部材の環状の半筒部と協働して閉じ断面の環状の筒状体を構成する環状の半筒部を有して前記パネル部材の周縁部に沿って溶着されていることを特徴とする車両用シートのシートバックフレーム構造。 - 請求項1に記載の車両用シートのシートバックフレーム構造であって、
パネル部材の環状の半筒部と、枠部材の環状の半筒部との協働によって構成される閉じ断面の環状の筒状体は、横断面円形に形成されていることを特徴とする車両用シートのシートバックフレーム構造。 - 請求項1又は2に記載の車両用シートのシートバックフレーム構造であって、
枠部材の環状の半筒部の内周縁及び外周縁には、溶接用の内周フランジと外周フランジとがそれぞれ形成されていることを特徴とする車両用シートのシートバックフレーム構造。
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