JP2013120170A - 検査装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 前回印刷時結果を参照し、色味検査を実施すること。
【解決手段】 受信したジョブにて指定される領域において、基準色との色差の最大値を算出し、保存・参照することで、前回印刷時の結果として色味検査に利用する。
【選択図】 図5
【解決手段】 受信したジョブにて指定される領域において、基準色との色差の最大値を算出し、保存・参照することで、前回印刷時の結果として色味検査に利用する。
【選択図】 図5
Description
本発明は、印刷装置の出力物を読み取り、印刷物の色味を検査する検査装置に関する。
印刷物において印刷された色が適正かどうかを検査する装置が従来より知られている。
たとえば、特許文献1において記載されているように、印刷物をセンサで読み取ったRGBの信号からCIEにより推奨されているL*a*b*に色空間変換して、色差値ΔEを算出し、所定の閾値と比較し検査する方法が挙げられる。
電子写真方式のような画像形成装置において、環境の変化や長時間の使用による装置各部の変動があると、得られる画像濃度が変動することが一般的に知られている。このため、同じ一定の範囲内に収まるように検査設定しても、あるとき出力した印刷物と1か月後に出力した印刷物の色味は必ずしも同じ範囲にあるとは限らない。
つまり、装置の状態によって出力された印刷物の色の分布範囲が異なるため、たとえ一定の範囲内に収まるように同じ設定で検査したとしても、前回得られた印刷物より色味のばらつきが大きくなる可能性がある。
また印刷会社においては前回と同じで納品先から再版を依頼されるようなケースもあり、前回に印刷した印刷物に対してどうかという検査が求められる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、前回の印刷した印刷物の色味結果との比較が行える検査装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、搬送されてくる媒体を読み取る読取部を有する検査装置において、入稿されるジョブにより指定される特定の領域を検査対象として認識する手段と、前記指定された領域における基準色を決定する手段と、前記読取部によって搬送された媒体において、前記指定領域に該当する部分の画像データを読み取る手段と、前記画像データと前記基準色を比較し、差を算出する手段と、前記算出した基準色との差が最大なものを抽出・保持する記憶手段を有することを特徴とする。
また請求項2記載の印刷システムは、ネットワークに接続されたコンピュータと通信し、入稿されるジョブを受信し画像を形成する画像形成部と前記画像形成部から搬送されてくる媒体を読み取る読取部を有する検査部を有する印刷システムにおいて、前記コンピュータにおいて、生成するジョブデータに特定領域を検査対象として指定可能なジョブ生成手段と、前記検査部において、入稿されるジョブにより指定される特定の領域を検査対象として認識する手段と、前記指定された領域における基準色を決定する手段と、前記読取部によって搬送された媒体において、前記指定領域に該当する部分の画像データを読み取る手段と、前記画像データと前記基準色を比較し、差を算出する手段と、前記算出した基準色との差が最大なものを抽出・保持する記憶手段と、前記画像形成部は、前記記憶手段において保存された基準色との差のデータをコンピュータへ送信する手段からなり、前記コンピュータでは前記画像形成部より受信した検査結果をファイルとして保持することを特徴とする。
本発明により、印刷時において出力された印刷物の色味の範囲を記録することが可能となる。また、その記録を参照して、出力された印刷物の色味を検査するようにできる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いながら説明する。
まず、本実施形態におけるシステム構成、コントローラ部構成および検査部構成に関して、図を用いて説明する。
「システム構成」
図1は本実施形態における印刷システムの構成を示す図である。印刷システムは、操作部200、プリンタ部300、コントローラ部400、検査部500、排紙トレイ部600からなる。
図1は本実施形態における印刷システムの構成を示す図である。印刷システムは、操作部200、プリンタ部300、コントローラ部400、検査部500、排紙トレイ部600からなる。
画像形成を行う際は、コントローラ部400よりカラー画像形成装置のトナー色材であるYMCKの色信号が、それぞれ露光制御部(303Y、303M、303C、303K)に送出される。露光制御部(303Y、303M、303C、303K)は、色信号に応じ、レーザー光を点灯出力する。4個の帯電器(302Y、302M、302C、302K)により帯電した感光ドラム(301Y、301M、301C、301K)に前記レーザー光が照射されることで、感光ドラム(301Y、301M、301C、301K)上に画像信号に応じた静電潜像が形成される。尚、感光ドラム(301Y、301M、301C、301K)は、不図示のモーターにより反時計回りに回転している。感光ドラム(301Y、301M、301C、301K)に形成された静電潜像は現像器(305Y、305M、305C、305K)により現像される。また前記現像器(305Y、305M、305C、305K)はトナーカートリッジ(304Y、304M、304C、304K)と接続されており、常時トナーが補給される構成となっている。
中間転写体306は感光ドラム(301Y、301M、301C、301K)と接触しており、感光ドラム(301Y、301M、301C、301K)の回転に伴って時計回りに回転し、現像されたトナー像が転写される。中間転写体306上に転写されたトナー像は、転写ローラ307によって、カセット311、312のいずれかから搬送されてきた記録材に転写される。尚、中間転写体306上に残ったトナーをクリーニングするために、クリーニング手段309が、転写ローラ307の後に設けられている。また、中間転写体306上のトナー像の濃度を観測するため濃度センサ310が配置されている。
トナー像が転写された記録材は、その後定着部308に搬送される。定着部308においては、内部のヒータと加圧ローラにより、熱と圧力により転写されたトナー像を溶解定着させる。
定着部308を通過した記録材を、図示しないフラッパにより、一旦、パス313からパス314に導き、記録材の後端がパス313を抜けた後、記録材をスイッチバックさせてパス315から排出ローラ317に導く。これにより、現像剤が転写された面を下向きの状態(フェイスダウン)にして排出ローラ317によりプリンタ部300から排出することが可能である。また、記録材の両面に画像形成を行う場合、記録材を定着部308からパス313、パス314に導き、記録材の後端がパス313を抜けた直後に記録材をスイッチバックさせ、図示しないフラッパにより両面搬送パス316に導く。両面搬送パス316に導かれた記録材に対し、再度、転写部307で静電潜像が転写され、定着部308で定着処理が施される。
排出ローラ317から排出された印刷出力物は検査部500に送り込まれる。まず、画像読取部5051aおよび5051bで印刷出力物の画像データを読取る。読取った画像データは、検査制御部に送られる。画像データを読取った後は、検品制御部による検品結果に応じてそのまま排紙部トレイ600に送り込まれるか、NGトレイ520へ送り込まれる。
「コントローラ部構成」
図2は、前記コントローラ部400の内部構成に関して、記載した図である。
図2は、前記コントローラ部400の内部構成に関して、記載した図である。
コントローラ部400は、画像形成デバイスであるプリンタ部300、操作部200、LANなどの外部I/Fと接続され、画像情報やデバイス情報を処理し、制御する部分である。
CPU4301は、後述する制御処理ルーチンなどの各種プログラムはここで実行される。ROM4302には、CPUが動作するための起動プログラムなどが記憶されている。RAM4303はCPU4301が各種プログラムを実行する際に、ワークエリアや画像データの一時的な記憶場所である画像メモリなどとして用いられる。NVRAM4304は、各種制御用パラメータを記憶する不揮発性のRAMである。Network部4305はLANに接続され、電子メールの送受信やホスト装置からのPDLデータの入出力など各種ネットワーク制御を行う。また、Network部にはNVRAM(不図示)が接続されており、MACアドレスなどNetworkに関する各種パラメータを保持している。操作部I/F4306は、後述する操作部200との通信を行うI/Fである。プリンタ通信I/F4307は、前述のプリンタ部300のCPUと通信を行うためのI/F部である。電源制御I/F4308は、CPU4301からの命令により、電源制御部4500に対し、各種電源の停止を指示する。タイマー4309は、内部にて現在時刻を保持したり、設定された時間が経過したかどうかを監視したりする。ACC I/F4317は、検査部500と通信を行うためのI/Fである。HDD I/F4318は、磁気記憶装置(HDD 4100)と通信を行うためのI/Fである。以上のデバイスがシステムバス4319上に配置される。
ImageBusI/F4310はシステムバス4319と画像信号を転送する画像バス4311を接続するブリッジである。画像バス4311には、以下のブロックが配置される。画像圧縮部4312は、JPEG、JBIG、MMR、MHの圧縮伸張処理を行う。画像回転部4313は、画像データの回転処理を行う。ラスターイメージプロセッサ(RIP)部4314はPDLコードをビットマップのラスターイメージに展開する。プリンタI/F部4316では、プリント出力用画像データに対し、プリンタの補正、解像度変換など、プリンタ用の画像処理を行い、プリンタ部300に、印刷データを転送する。
「検査部構成」
図3は、検査部500内、制御部の構成を示している。以下にその構成について、説明する。
図3は、検査部500内、制御部の構成を示している。以下にその構成について、説明する。
検査制御部510は、出力紙読取装置である読取部A 5051aおよび読取部B 5051bやコントローラ部400と通信を行うHOST I/F 5007などで構成され、画像情報の処理や検査部内の各デバイスの制御を行う部分である。
検査部の制御に関して後述する制御処理ルーチンなどの各種プログラムはCPU5001にて実行される。ROM5002には、CPU5001が動作するための起動プログラムなどが記憶されている。RAM5003はCPU5001が各種プログラムを実行する際に、ワークエリアや画像データの一時的な記憶場所である画像メモリなどとして用いられる。HDD I/F5004は、磁気記憶装置(HDD:5011)と通信を行うためのI/Fである。読取I/F_A 5052aおよび、読取I/F_B 5052bは、搬送路上に置かれた読取部A 5051aおよび読取部B 5051bを制御し、出力紙の読取画像データを受け取る。尚、読取部A 5051aおよび読取部B 5051bはセンサアレイで構成され、搬送される記録材の全領域が読み取り可能なように、図13に示すように搬送路上に配置されている。読取画像処理部5008は、読取I/F_A 5052aおよび、読取I/F_b 5052bより送られてくる画像データに対し、変倍処理、ガンマ補正処理などを行い、RAM5003に転送する。モーター制御部5009は、検査部500内にある各種モーターを制御を、センサ制御部5010は、検査部500内にある各種センサの状態を検知し、CPU5001に通知する。HOST I/F 5007は、コントローラ部400内ACC I/F 4317と接続され、印刷設定、画像データなどを送受信を行う。
画像処理部5006は、検査部内の磁気記憶装置に格納された画像データ(以後、期待画像データ)と出力紙読取装置5051aおよび5051bにより読み取られた検査画像データをRAM5003より読み出し、位置補正処理を実施した後、比較処理を行う。以上のデバイスがシステムバス5005上に配置される。
尚、読取部A5051aおよび読取部B5051bは、白色LEDとRGBフィルタの付いたCCDセンサにより構成され、搬送される記録材上に光を照射し、その反射光を、フィルタによりRGB3色の色成分に分解し、読取データとして検査制御部510に送出する。
上記のような構成において、請求項1〜3記載の本発明の制御フローについて、以下に説明する。
本発明の印刷装置において、印刷用の画像データはパーソナルコンピュータ(PC)などのホスト装置からジョブとして、Network部4305より受信する。ホスト装置には印刷装置用のドライバがインストールされており、印刷用の画像データ、印刷装置の設定とともに、検査制御部に対する検査設定をジョブとして送出するように構成されている。本装置では、測定領域指定制御をホストにて実施したのち、ホストから受信したジョブに基づき、印刷制御、色味測定制御、検査結果通知制御の順で実行される。以下にそれぞれの制御について、フローチャートを用いて説明する。
「測定領域指定制御」
図4および図5に記載のような設定画面をPCなどにインストールされる印刷装置のドライバ画面として表示する。以下に画面表示の内容を説明する。
図4および図5に記載のような設定画面をPCなどにインストールされる印刷装置のドライバ画面として表示する。以下に画面表示の内容を説明する。
図4は検査部500にて行われる全検査項目に関して、設定を行う画面である。B101を選択すると本発明に関する色味検査設定を実施するための図5の設定画面へ遷移する。またB102を選択することで検査設定が確定される。またB103を選択すると設定がキャンセルされ、初期設定に戻る。尚、そのほかの検査項目に関しては、本発明とは関連がないため説明を省略する。
図5は本発明に関する色味検査設定を行う画面である。B201に原稿データの印刷イメージが表示され、原稿データの特定領域を選択することが可能である。B202は、B201に表示する原稿データを次ページ、または前ページに移動するためのボタンである。B203およびB204はB201に表示している印刷イメージにズームインおよびズームアウトする際に使用する。B205はB201にて選択された領域の色データを表示する。B206には検査時に許容される色差を入力する。B207はB201にて選択している領域に対して、B206にて入力された色差の範囲で検査する設定を登録する場合に使用する。尚、B207を選択することで、B209に検査対象領域として追加される。B208はB209にて選択された検査設定を登録状態から削除する際に使用される。B209には検査対象領域の一覧が表示される。B210は以前の印刷結果ファイルを参照する際に使用する。尚、印刷結果ファイルの内容に関しては後述する。また、前記印刷結果ファイルを参照した際の設定画面イメージを図6に示す。印刷結果ファイルを参照することで、図5記載のB209の検査対象領域の欄に前回色差の結果も含めて表示される。B211は本設定により検査されたジョブの結果をファイルとして保存する場合に保存先となるフォルダを指定する部分である。B212を選択することで色味検査設定が確定する。またB213を選択すると図5の画面に遷移した後に行った色味検査設定をキャンセルし、元の状態に戻る。
「印刷制御」
図7にコントローラ部における印刷制御のフローについて説明する。本制御はコントローラ部CPU4301にて行われる。
図7にコントローラ部における印刷制御のフローについて説明する。本制御はコントローラ部CPU4301にて行われる。
コントローラ部CPU4301は、Network部4305より印刷ジョブを受信し、そのデータを検査部にACC_I/Fを通じ転送する。(S201,S202) この際に、検査制御部のCPU5001では、HOST I/F5007より受信した印刷ジョブに含まれる検査設定によって、ジョブに要求されている各種検査設定を確認する。本発明にかかわる検査設定である色味検査設定に関して、図8に示すテーブルの形式にて、PC、コントローラ制御部400と経由して、検査制御部内RAM5003に格納される。
次に、受信した印刷ジョブデータを印刷するために、コントローラ部のRIP部4314にてビットマップデータに展開処理する。(S203)前記処理が終了したら、プリンタ部および検査部が準備完了状態かどうかを確認し、印刷が開始できる状態になるまで待つ。(S204)各部が準備完了状態であった場合、コントローラ部は印刷処理を実行する。(S205) 具体的には、前記ステップS203にてビットマップデータに展開された印刷データをプリンタI/F部4316を通じて、プリンタ部300に画像データを送出する。
上記ステップを印刷ジョブが終了するまでページ単位で順次処理する。(S206)。
「色味測定制御」
図9に検査部における濃度測定制御のフローについて説明する。本制御は検査部CPU5001にて行われる。
図9に検査部における濃度測定制御のフローについて説明する。本制御は検査部CPU5001にて行われる。
検査部CPU5001は、センサ制御部5010を通じ、紙が搬送されてきたかを検出する。(S301) 紙を検知すると、検査部CPU5001は読取I/F_Aおよび読取I/F_Bから読取部Aと読取部Bを制御し、印刷物の読取画像データを取得する。(S302) 尚、読取I/F_Aおよび読取I/F_Bより来る画像データは、読取画像処理部5008において変倍処理、ガンマ補正処理などの読取補正を行った後、制御部内RAMに格納される。次に、検査部CPU5001は読取画像データと期待画像データを比較するため、ズレ量を検知する。(S303) プリンタ部定着熱による記録材の収縮や検査部内読取部と記録材とのズレなどがあるため、読取画像データと期待画像データの位置を合わせる必要がある。ズレ量検知の方法としては、検知用に予め決まったパターンを印刷する方法や、期待画像データを用いて、読取データと比較し、最も差分の小さな点を算出するなどの方法が一般的に知られている。前記ステップにて、検知されたズレ量を元に、読取画像データにアフィン変換を実施し、ズレが補正された読取画像データを得る。(S304) これらズレ検知・補正処理は画像処理部5006にて実施される。
続いて検査部CPU5001は、検査部内RAM5003に保存していた色味測定領域管理テーブル(図8)を参照し、該当ページに測定領域があるかを判断する。(S305) 該当ページに前記測定領域がなかった場合は、該当ページにおける色味測定制御を終了する。前記測定領域があった場合、読取画像データから該当領域を抽出する。(S306) ここでは、図8のテーブルに登録されている開始点から終了点までの領域を抽出する。次に、抽出した領域にておいて、平均値を算出する。(S307) 尚、抽出した領域では、RGB各色の画素ごとに濃度が測定されるため、RGBの各色で領域内の平均値を算出する。前記ステップにて算出した平均値に対し、RGBからL*a*b*への色空間変換を実施する。(S308)。
ステップS308にて求めた前記実測色データと前記図8のテーブルにより保存されている期待色データ下記算出式を用いて、色差ΔEを算出する。(S309) なお、保存されている期待色データも前記ステップS308と同様にL*a*b*に色空間変換を行う。また下記算出式におけるΔL*,Δa*,Δb*は、各L*,a*,b*のパラメータごとに実測の色データと期待色データの差を意味している。
ステップS309にて算出された色差と図8のテーブルにて設定された閾値とを比較し、色差が大きいかどうかを判断する。 (S310) 色差が閾値より大きかった場合は、NGと判断し、NGトレイへの排出処理を実施する。(S311) そして、S309にて算出した色差を図10に示すように検査部内HDD5011に保存する。 (S312) これらの処理をページ内の測定領域に対し順次行い、該当ページの色差測定制御を終了する。(S313)。
「検査結果通知制御」
図11に記載の検査部における検査結果通知制御のフローについて説明する。本制御は検査部CPU5001にて行われる。
図11に記載の検査部における検査結果通知制御のフローについて説明する。本制御は検査部CPU5001にて行われる。
検査部CPU5001は、全ページ印刷が終了したのちに、ステップS401にてRAM5003に保存していた色味測定領域管理テーブル(図8)を参照する。ステップS402にて、各種パラメータであるi:測定ID、j:部数番号、ΔEmax(i):色差最大値を初期化する。次にS312にて保存した測定結果を参照し(S403) 、測定IDがiの結果があるかを確認する(S404)。ステップS404にて測定結果があった場合、測定された色差ΔE(i,j)と図8のテーブルにて設定される前回色差とを比較する。(S405) ステップS405にて、測定色差の方が大きかった場合のみ、色差検査警告フラグをセットする。(S406) 次にS407にて、測定色差ΔE(i,j)と色差最大値ΔEmax(i)とを比較し、ΔE(i,j)>ΔEmax(i)であった場合のみ、ΔEmax(i)をΔE(i,j)とする(S408)。ステップS409にて、部数番号jが印字部数jmaxに到達したかを確認し、到達していない場合、部数番号jを1足し(S410)、再度測定結果を参照する(S411)。また、ステップS409にて、印字部数jmaxに到達していた場合、次の測定IDに関して処理する。(S412) 次の測定IDがある場合は測定ID:iを1足し(S413)、再度ステップS403から処理を再開する。
前ステップS412にて次の測定IDがない場合、図12に記載のようなテーブルを作成する。(S414) なお、図12における測定色差は前述の色差最大値ΔEmax(i)である。そして、ステップS414にて作成したテーブルを、コントローラ部を経由してPCに通知する(S415)。ステップS416にて、S406にてセットされる色差検査警告フラグがセットされているかを確認し、フラグがセットされている場合、コントローラ部を通じて操作部200に警告画面を表示する。
以上に説明したように、本実施の形態によれば、印刷ジョブ内の色味を測定し保存することが可能となり、その検査結果を使用することで次回印刷時に比較することが可能となる。
200 操作部
300 プリンタ部
400 コントローラ部
500 検品部
510 検品制御部
300 プリンタ部
400 コントローラ部
500 検品部
510 検品制御部
Claims (3)
- 搬送されてくる媒体を読み取る読取部を有する検査装置において、
入稿されるジョブにより指定される特定の領域を検査対象として認識する手段と、
前記指定された領域における基準色を決定する手段と、
前記読取部によって搬送された媒体において、前記指定領域に該当する部分の画像データを読み取る手段と、
前記画像データと前記基準色を比較し、差を算出する手段と、
前記算出した基準色との差が最大なものを抽出・保持する記憶手段を有することを特徴とする検査装置。 - ネットワークに接続されたコンピュータと通信し、入稿されるジョブを受信し画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部から搬送されてくる媒体を読み取る読取部を有する検査部を有する印刷システムにおいて、
前記コンピュータにおいて、生成するジョブデータに特定領域を検査対象として指定可能なジョブ生成手段と、
前記検査部において、入稿されるジョブにより指定される特定の領域を検査対象として認識する手段と、
前記指定された領域における基準色を決定する手段と、
前記読取部によって搬送された媒体において、前記指定領域に該当する部分の画像データを読み取る手段と、
前記画像データと前記基準色を比較し、差を算出する手段と、
前記算出した基準色との差が最大なものを抽出・保持する記憶手段と、
前記画像形成部は、前記記憶手段において保存された基準色との差のデータをコンピュータへ送信する手段からなり、
前記コンピュータでは前記画像形成部より受信した検査結果をファイルとして保持することを特徴とする印刷システム。 - 前記コンピュータにおいて、前記画像形成部より受信した検査結果ファイルを指定することで検査領域の検査閾値を設定可能なジョブ生成手段を有することを特徴とする請求項2に記載の印刷システム。
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