JP2013119150A - ホルダ取外工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ホースクランプがホースの正しい締付位置からずれるのを防ぎ、シンプルな構成で作業者の使用感が良好なホルダ取外工具を提供する。
【解決手段】一対の突起32aを先端に有する第1ハンドル3を備える。ホルダ9を両折曲部22から取り外す際、両突起32aはホースクランプ2をホース10に押し付ける。前方に開放するスリット42aが形成された爪部42を先端に有する第2ハンドル4を備える。ホルダ9を両折曲部22から取り外す際、両折曲部22基端側がスリット42aに挿入される。第1ハンドル3と第2ハンドル4とを中途部で互いに回動可能に連結する軸部材5を備える。第1及び第2ハンドル3、4の両把持部31a、41aを互いに接近させることで、両突起32aがホースクランプ2をホース10に押し付け、爪部42が両折曲部22先端側に移動してホルダ9を押圧して両折曲部22から取り外す。
【選択図】図4

Description

本発明は、ホースクランプからホルダを取り外す際に使用するホルダ取外工具に関する。
従来より、一般的なホースクランプの一つに、長尺状のバネ板を両端部分が交差するように曲げ加工によりリング状に形成したクランプ本体と、該クランプ本体の各端部を外側方に折り曲げて形成した折曲部とを有するものが知られている。このホースクランプは、上記両折曲部を互いに接近させて上記クランプ本体を縮径方向の付勢力に抗して拡径させ、上記両折曲部をホルダの装着により離間規制した状態で上記クランプ本体をホースに遊嵌し、上記ホルダを上記両折曲部から取り外すことにより、上記クランプ本体が縮径してホースを緊締保持するように構成されている。
ところで、上記両折曲部に上記ホルダを装着した状態で当該ホルダの両内側面には上記クランプ本体の縮径方向の付勢力によって上記両折曲部から大きな力が加わっているため、上記ホルダを上記両折曲部からペンチ等の工具で取り外す際、大きな力を要する。したがって、取外作業の際にホルダを工具で引っ張ると、ホルダとともにホースクランプも作業者側に引き寄せてしまい、ホルダを取り外した後、ホースクランプがホースの正しい締付位置に対してずれてしまうという問題がある。
これを回避するために、クランプ本体をホースに押し付けた状態でホルダを取り外すことが考えられる。例えば、特許文献1に開示されているホルダ取外工具は、作業者が把持する一対の把持部材と上記ホルダを挟持する一対の挟持部材とがベースプレートに取り付けられ、上記両把持部材及び上記両挟持部材は、連結機構で連結されている。上記両把持部材を接近させると、上記連結機構を介して上記両挟持部材が互いに接近するとともに上記両把持部材側に移動する一方、上記両把持部材を離間させると、上記連結機構を介して上記両挟持部材が互いに離間するとともに上記両把持部材の反対側に移動するように構成されている。そして、上記ベースプレートには、上記ホースクランプにホースに押し付ける押付部材が取り付けられ、この押付部材でクランプ本体をホースに押し付けた状態で上記両把持部材を互いに接近させることにより、上記両挟持部材が上記ホルダを側方から挟持するとともに上記両把持部材側に移動して上記ホースクランプからホルダが取り外されるようになっている。
特開平11−254344号公報(段落0006〜0023欄、図4)
しかし、特許文献1のホルダ取外工具は、複雑な連結機構が設けられているため、例えば、経年変化等の影響で、両挟持部材の挟持動作が滑らかでなくなると、把持部材の操作感が悪くなって作業者の使用感を損ねてしまう可能性がある。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ホルダをホースクランプから取り外す際に、ホースクランプがホースの正しい締付位置からずれるのを防ぎ、しかも、シンプルな構成で作業者の使用感が良好なホルダ取外工具を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、ホルダ取外工具の構造を主に2つのハンドルと該両ハンドルを互いに回動可能に支持する軸部材とで構成したことを特徴とする。
具体的には、両端に折曲部を有し該両折曲部を互いに接近させてホルダの装着により離間規制することで拡径された板バネからなるリング状のホースクランプをホースに遊嵌した状態で、該ホースを上記ホースクランプで緊締保持するために上記ホルダを上記両折曲部から取り外すホルダ取外工具において、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明では、一対の押付部を先端に有するとともに、把持部を基端に有し、上記ホルダを両折曲部から取り外す際、該両折曲部の両側に離れた位置で上記両押付部により径方向外側から上記ホースクランプを上記ホースに押し付ける第1ハンドルと、前方に開放するスリットが形成された板状の爪部を先端に有するとともに、把持部を基端に有し、上記ホルダを上記両折曲部から取り外す際、該両折曲部基端側が上記スリットに挿入される第2ハンドルと、上記第1ハンドルと上記第2ハンドルとを中途部で互いに回動可能に連結する軸部材とを備え、上記第1及び第2ハンドルの両把持部を互いに接近させることで、上記両押付部が上記ホースクランプを上記ホースに押し付け、且つ、上記爪部が上記両折曲部先端側に移動して上記ホルダを押圧して上記両折曲部から取り外すように構成されていることを特徴とする。
第2の発明では、第1の発明において、上記第1及び第2ハンドルは共に、上記軸部材の両側に位置していることを特徴とする。
第3の発明では、第2の発明において、上記ホルダは金属からなり、上記爪部基端には、上記両折曲部基端側が上記スリットに挿入された状態で上記ホルダに接触する磁石が取り付けられていることを特徴とする。
第4の発明では、第1の発明において、上記第1及び第2ハンドルは共に、上記把持部先端から折り返されて上記軸部材の片側に位置していることを特徴とする。
第5の発明では、第4の発明において、上記ホルダは金属からなり、上記第1ハンドルの折り返された部分には、上記第2ハンドルの折り返された部分内側に対応する取付フレームを介して磁石が配置され、該磁石は、上記両折曲部から上記ホルダを取り外す際、当該ホルダを吸着保持するようになっていることを特徴とする。
第6の発明では、第5の発明において、上記第2ハンドルには、上記両折曲部から上記ホルダを取り外す前の状態で上記磁石の正面に対面する一方、上記両折曲部から上記ホルダを取り外す際に上記磁石の正面から退避する突片が設けられ、該突片は、上記磁石に上記ホルダを吸着保持した状態で上記第1及び第2ハンドルの両把持部が互いに離間する際、上記磁石と上記ホルダとの間に割り込むようになっていることを特徴とする。
第7の発明では、第6の発明において、上記突片先端は、尖鋭をなしていることを特徴とする。
第1の発明では、両押付部でホースにホースクランプを押し付けた状態でホルダを取り外すので、ホルダを取り外した後にホースクランプがホースの正しい締付位置に対してずれるといったことがなく、しかも、ホルダ取外工具が主に第1ハンドル、第2ハンドル及び軸部材で構成されたシンプルな構造なので、特許文献1の如き複雑な構造で経年変化等の影響による操作感の悪化を心配する必要がない。
第2の発明では、ホースクランプの両折曲部基端が爪部のスリットに挿入される際、作業者は、第1及び第2ハンドルの両把持部を持って上記両折曲部に向かって押し込むだけで両折曲部基端が上記スリットに挿入されるので、取外作業時のホルダ取外工具の操作が簡単である。
第3の発明では、ホルダをホースクランプから取り外した際、ホルダが磁石に吸着されるので、作業場におけるホルダの散乱を防止できる。
第4の発明では、ホースクランプの両折曲部基端が爪部のスリットに挿入される際、作業者とホースクランプとの間に障害物がある場合においても、作業者は、第1及び第2ハンドルの両把持部を持って上記両折曲部に対して手前に引き込むだけで上記両折曲部基端が上記スリットに挿入され、取外作業時のホルダ取外工具の操作が簡単である。
第5の発明では、第3の発明と同様に、ホルダをホースクランプから取り外した際、ホルダが磁石に吸着されるので、作業場におけるホルダの散乱を防止できる。
第6の発明では、ホルダが磁石に吸着された状態で第1及び第2ハンドルの両把持部を離間させると突片によって磁石からホルダが外れるので、作業者は、一方の手で第1及び第2ハンドルの両把持部を持ち、他方の手で磁石からホルダを外すといった煩雑な作業を行う必要がなく、片手の作業で磁石からホルダを外すことができる。
第7の発明では、磁石からホルダを外す際に、突片が磁石とホルダとの間に割り込み易く、磁石からホルダを外す作業を確実に行うことができる。
実施形態1に係るホルダ取外工具の斜視図であり、作業開始前の状態を示す。 図1のX矢視図である。 実施形態1に係るホルダ取外工具の斜視図であり、ホースクランプからホルダを取り外す直前の状態を示す。 実施形態1に係るホルダ取外工具の斜視図であり、ホースクランプからホルダを取り外した直後の状態を示す。 実施形態1に係るホルダ取外工具の斜視図であり、ホースクランプからホルダを取り外した後、ホースクランプからホルダ取外工具を離間させた状態を示す。 実施形態2に係る図1相当図である。 実施形態2に係る図3相当図である。 実施形態2に係る図4相当図である。 実施形態2に係るホルダ取外工具の斜視図であり、ホースクランプからホルダを取り外した後、磁石に吸着したホルダを外した直後の状態を示す。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎない。
《発明の実施形態1》
図1及び図2は、本発明の実施形態に係るホルダ取外工具1、及びホース10を緊締保持するホースクランプ2を示す。
該ホースクランプ2は、図示しないパイプとホース10とを繋ぐ際にパイプからホース10が外れないようにするために使用する一般的なものであり、長尺状のバネ板を両端部分が交差するように曲げ加工によりリング状に形成したクランプ本体21と、該クランプ本体21の各端部を外側方に折り曲げて形成した折曲部22とを有している。そして、両折曲部22を互いに接近させて上記クランプ本体21を縮径方向の付勢力に抗して拡径させ、上記両折曲部22を外側方から金属製ホルダ9を装着して離間規制し、その状態で上記クランプ本体21をホース10に遊嵌し、上記ホルダ9を上記両折曲部22から取り外すことにより、上記クランプ本体21が縮径してホース10を緊締保持するように構成されている。尚、上記ホルダ9は、断面略U字状をなし、当該ホルダ9の反開放側には、細長いスリット9bと、該スリット9bの長手方向一端縁に連続し、上記ホルダ9の反開放側に突出する突出片9aとが設けられている。
上記ホルダ取外工具1は、上記両折曲部22から上記ホルダ9を取り外すための工具であり、作業者が操作する第1ハンドル3及び第2ハンドル4を備えている。
上記第1ハンドル3は、側面視で当該第1ハンドル3の裏面側が鈍角となるように屈曲した細長い略板状をなす第1ハンドル本体31を備え、該第1ハンドル本体31の先端側両側端縁には、一対の側面部32が上記第1ハンドル本体31の表面側に対向して配設され、該第1ハンドル本体31の基端は、作業者が上記ホルダ取外工具1を操作する際に把持する把持部31aを構成している。
上記各側面部32は、上記第1ハンドル本体31に沿って延び、その先端は、上記第1ハンドル本体31の先端にまで延びている。
そして、上記各側面部32の先端には、それぞれ丸棒状の突起(押付部)32aが突設され、該両突起32aは、上記ホルダ9を両折曲部22から取り外す際、上記両折曲部22の両側に離れた位置で上記突起32aにより径方向外側から上記クランプ本体21を上記ホース10に押し付けるようになっている。
一方、上記第2ハンドル4は、側面視で当該第2ハンドル4の裏面側が鈍角となるように屈曲した細長い略板状をなす第2ハンドル本体41を備えている。
該第2ハンドル本体41の先端には、前方に開放するスリット42aを有する板状の爪部42が上記第2ハンドル本体41の表面側に斜めに突設され、上記第2ハンドル本体41の基端は、作業者が上記ホルダ取外工具1を操作する際に把持する把持部41aを構成している。
そして、上記両折曲部22基端側は、上記ホルダ9を上記両折曲部22から取り外す際、上記スリット42aに挿入されるようになっていて、上記爪部42の基端には、上記両折曲部22の基端側が上記スリット42aに挿入された状態で上記ホルダ9に接触する略円盤状の磁石6が取り付けられている。
上記第2ハンドル本体41の先端側は、上記両側面部32間に位置し、当該両側面部32に軸部材5で回動可能に軸支されている。すなわち、上記軸部材5は、上記第1ハンドル3と上記第2ハンドル4とを中途部で互いに回動可能に連結していて、上記第1及び第2ハンドル3、4は共に、上記軸部材5の両側に位置している。
そして、上記第1及び第2ハンドル3、4の両把持部31a、41aを互いに接近させると上記両突起32aと上記爪部42とが互いに離間する一方、上記第1及び第2ハンドル3、4の両把持部31a、41aを互いに離間させると上記両突起32aと上記爪部42とが互いに接近するようになっていて、上記両折曲部22の基端側が上記スリット42aに挿入された状態で、上記第1及び第2ハンドル3、4の両把持部31a、41aを互いに接近させることで、図3及び図4に示すように、上記両突起32aが上記ホースクランプ2を上記ホース10に押し付け、且つ、上記爪部42が上記両折曲部22の先端側に移動して上記ホルダ9を押圧して上記両折曲部22から取り外すように構成されている。
次に、上記ホルダ取外工具1を用いて、ホースクランプ2の両折曲部22からホルダ9を取り外す方法について説明する。
まず、作業者は、図1及び図2に示すように、図示しないパイプにホース10を繋ぎ、当該部分にホースクランプ2のクランプ本体21を遊嵌させる。
次いで、作業者は、一方の手で上記ホルダ取外工具1の両把持部31a、41aを持ち、当該両把持部31a、41aを互いに離間させて上記両突起32aと爪部42とを互いに接近させる。
しかる後、作業者は、他方の手で上記ホースクランプ2を持ち、両折曲部22の位置が変化しないようにした状態で上記両折曲部22基端に上記スリット42aの開放部分を対応させる。
そして、作業者は、上記両折曲部22に向かって爪部42を押し込んで、図3に示すように、上記スリット42aに上記両折曲部22基端を挿入させる。すると、上記ホルダ9側面に磁石6が接触する。
その後、作業者は、一方の手で上記両把持部31a、41aを握り、当該両把持部31a、41aを互いに接近させる。すると、図4に示すように、上記両突起32aが上記ホースクランプ2を上記ホース10に押し付け、且つ、上記爪部42が上記両折曲部22先端側に移動して上記ホルダ9を押圧して上記両折曲部22から取り外す。
そして、上記ホースクランプ2のクランプ本体21が付勢力により縮径し、上記ホース10を緊締保持する。
しかる後、作業者は、図5に示すように、ホルダ9が磁石6に吸着された状態で上記ホルダ取外工具1を上記ホースクランプ2から離間させて作業を終了する。
以上より、本発明の実施形態1によると、両突起32aでホース10にホースクランプ2を押し付けた状態でホルダ9を取り外すので、ホルダ9を取り外した後にホースクランプ2がホース10の正しい締付位置に対してずれるといったことがなく、しかも、ホルダ取外工具1が主に第1ハンドル3、第2ハンドル4及び軸部材5で構成されたシンプルな構造なので、特許文献1の如き複雑な構造で経年変化等の影響による操作感の悪化を心配する必要がない。
また、ホースクランプ2の両折曲部22基端が爪部42のスリット42aに挿入される際、作業者は、第1及び第2ハンドル3、4の両把持部31a、41aを持って上記両折曲部22に向かって押し込むだけで両折曲部22基端が上記スリット42aに挿入されるので、取外作業時のホルダ取外工具1の操作が簡単である。
さらに、上記ホルダ9をホースクランプ2から取り外した際、ホルダ9が磁石6に吸着されるので、作業場におけるホルダ9の散乱を防止できる。
《発明の実施形態2》
図6乃至図9は、本発明の実施形態2に係るホルダ取外工具1を示す。この実施形態2では、上記第1及び第2ハンドル3、4は共に、側面視で略J字状となるように上記両把持部31a、41aの先端から折り返されて上記軸部材5の片側に位置している点が上記実施形態1と異なっていて、その他は実施形態1と同じであるため、以下、実施形態1と異なる部分のみを説明する。
実施形態2に係る第1ハンドル本体31の先端から中程までの部分は、当該第1ハンドル3の幅方向に離間して対向する一対のフレーム部31bで構成され、該各フレーム部31bの先端に上記突起32aが突設されている。
また、上記各フレーム部31bの折り返された部分には、上記第2ハンドル4の折り返された部分内側に対応するように平面視で略コ字状の取付フレーム31cが設けられ、該取付フレーム31cには、上記両折曲部22から上記ホルダ9を取り外す際、図8に示すように、両把持部31a、41aが互いに接近した状態で上記ホルダ9を吸着保持する略円盤状の磁石6が取り付けられている。
また、実施形態2に係る把持部41aの先端側裏面には、先端が尖鋭をなす板状の突片41bが突設され、該突片41bは、図7に示すように、上記両把持部31a、41aが互いに離間した状態、すなわち上記両折曲部22から上記ホルダ9を取り外す前の状態で上記磁石6の正面に対面する一方、図8に示すように、上記両把持部31a、41aが互いに接近した状態、すなわち上記両折曲部22から上記ホルダ9を取り外す際に上記磁石6の正面から退避するようになっている。
そして、上記突片41bは、図9に示すように、上記磁石6に上記ホルダ9を吸着保持した状態で上記第1及び第2ハンドル3、4の両把持部31a、41aが互いに離間する際、上記磁石6と上記ホルダ9との間に割り込むように構成されている。
次に、実施形態2に係るホルダ取外工具1を用いて、ホースクランプ2の両折曲部22からホルダ9を取り外す方法について説明する。
まず、作業者は、実施形態1と同様に、ホース10にクランプ本体21を遊嵌し、一方の手で上記両把持部31a、41aを互いに離間させて上記両突起32aと爪部42とを互いに接近させる。
次いで、作業者は、他方の手で上記ホースクランプ2を持ち、図6に示すように、両折曲部22の位置が変化しないようにした状態で上記両折曲部22基端に上記スリット42aの開放部分を対応させ、上記両折曲部22に対して上記ホルダ取外工具1を手前に引き込む。すると、図7に示すように、上記スリット42aに上記両折曲部22基端が挿入され、上記ホルダ9に上記突片41bの一側面が接触する。
その後、作業者は、一方の手で上記両把持部31a、41aを握り、当該両把持部31a、41aを互いに接近させる。すると、図8に示すように、上記両突起32aが上記ホースクランプ2を上記ホース10に押し付け、且つ、上記爪部42が上記両折曲部22先端側に移動して上記ホルダ9を押圧して上記両折曲部22から取り外すとともに、上記突片41bが上記磁石6の正面から退避して上記磁石6にホルダ9が吸着保持される。
そして、上記ホースクランプ2のクランプ本体21が付勢力により縮径し、上記ホース10を緊締保持する。
しかる後、作業者は、磁石6にホルダ9が吸着された状態で上記ホルダ取外工具1を上記ホースクランプ2から離間させ、上部に開口を有する回収ボックス(図示せず)の上方で上記両把持部31a、41aを離間させる。
すると、図9に示すように、上記突片41bが上記磁石6と上記ホルダ9との間に割り込んで上記ホルダ9が磁石6から外れて落下し、回収ボックス(図示せず)に回収される。
以上より、本発明の実施形態2によると、ホースクランプ2の両折曲部22の基端が爪部42のスリット42aに挿入される際、作業者とホースクランプ2との間に障害物がある場合においても、作業者は、第1及び第2ハンドル3、4の両把持部31a、41aを持って上記両折曲部22に対して手前に引き込むだけで上記両折曲部22の基端が上記スリット42aに挿入され、取外作業時のホルダ取外工具1の操作が簡単である。
また、ホルダ9が磁石6に吸着された状態で第1及び第2ハンドル3、4の両把持部31a、41aを離間させると突片41bによって磁石6からホルダ9が外れるので、作業者は、一方の手で第1及び第2ハンドル3、4の両把持部31a、41aを持ち、他方の手で磁石6からホルダ9を外すといった煩雑な作業を行う必要がなく、片手の作業で磁石6からホルダ9を外すことができる。
さらに、上記突片41bの先端は尖鋭なので、磁石6からホルダ9を外す際に、突片41bが磁石6とホルダ9との間に割り込み易く、磁石6からホルダ9を外す作業を確実に行うことができる。
尚、本発明の実施形態1、2では、両把持部31a、41aの接近・離間動作を手動で行っているが、両把持部31a、41aの間にバネ部材を設け、離間動作をバネ部材の付勢力により自動で行う構造であってもよい。
また、本発明の実施形態1、2では、ホルダ9を取り外した際にホルダ9が散乱しないように磁石6を設けているが、磁石6が無い構造であってもよい。
本発明は、ホースクランプからホルダを取り外す際に使用するホルダ取外工具に適している。
1 ホルダ取外工具
2 ホースクランプ
3 第1ハンドル
4 第2ハンドル
5 軸部材
6 磁石
9 ホルダ
10 ホース
22 折曲部
31a、41a 把持部
31c 取付フレーム
32a 突起(押付部)
41b 突片
42 爪部
42a スリット

Claims (7)

  1. 両端に折曲部を有し該両折曲部を互いに接近させてホルダの装着により離間規制することで拡径された板バネからなるリング状のホースクランプをホースに遊嵌した状態で、該ホースを上記ホースクランプで緊締保持するために上記ホルダを上記両折曲部から取り外すホルダ取外工具であって、
    一対の押付部を先端に有するとともに、把持部を基端に有し、上記ホルダを両折曲部から取り外す際、該両折曲部の両側に離れた位置で上記両押付部により径方向外側から上記ホースクランプを上記ホースに押し付ける第1ハンドルと、
    前方に開放するスリットが形成された板状の爪部を先端に有するとともに、把持部を基端に有し、上記ホルダを上記両折曲部から取り外す際、該両折曲部基端側が上記スリットに挿入される第2ハンドルと、
    上記第1ハンドルと上記第2ハンドルとを中途部で互いに回動可能に連結する軸部材とを備え、
    上記第1及び第2ハンドルの両把持部を互いに接近させることで、上記両押付部が上記ホースクランプを上記ホースに押し付け、且つ、上記爪部が上記両折曲部先端側に移動して上記ホルダを押圧して上記両折曲部から取り外すように構成されていることを特徴とするホルダ取外工具。
  2. 請求項1に記載のホルダ取外工具において、
    上記第1及び第2ハンドルは共に、上記軸部材の両側に位置していることを特徴とするホルダ取外工具。
  3. 請求項2に記載のホルダ取外工具において、
    上記ホルダは金属からなり、
    上記爪部基端には、上記両折曲部基端側が上記スリットに挿入された状態で上記ホルダに接触する磁石が取り付けられていることを特徴とするホルダ取外工具。
  4. 請求項1に記載のホルダ取外工具において、
    上記第1及び第2ハンドルは共に、上記把持部先端から折り返されて上記軸部材の片側に位置していることを特徴とするホルダ取外工具。
  5. 請求項4に記載のホルダ取外工具において、
    上記ホルダは金属からなり、
    上記第1ハンドルの折り返された部分には、上記第2ハンドルの折り返された部分内側に対応する取付フレームを介して磁石が配置され、
    該磁石は、上記両折曲部から上記ホルダを取り外す際、当該ホルダを吸着保持するようになっていることを特徴とするホルダ取外工具。
  6. 請求項5に記載のホルダ取外工具において、
    上記第2ハンドルには、上記両折曲部から上記ホルダを取り外す前の状態で上記磁石の正面に対面する一方、上記両折曲部から上記ホルダを取り外す際に上記磁石の正面から退避する突片が設けられ、
    該突片は、上記磁石に上記ホルダを吸着保持した状態で上記第1及び第2ハンドルの両把持部が互いに離間する際、上記磁石と上記ホルダとの間に割り込むようになっていることを特徴とするホルダ取外工具。
  7. 請求項6に記載のホルダ取外工具において、
    上記突片先端は、尖鋭をなしていることを特徴とするホルダ取外工具。
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