JP2013117128A - 防音サッシ - Google Patents

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Abstract

【課題】排水性を向上できると共に、下枠のフラット化に対応できる防音サッシの提供。
【解決手段】内障子3を閉めると、戸先引寄せピースにより内障子3の戸先が室内側に引寄せられ、ハンドル58を施錠側に操作すると、ハンドル受け61に係合して内外障子2,3がロックされると共に、連動装置59が枠1の連動装置受け21,38に押し付けられ、連動装置59と召合せ引寄せピース66とにより内外障子2,3の召合せ框10a,10bが一緒に室内側に引寄せられ、外気密ライン19は、外障子2が室内側に引寄せられたときに外障子2と枠1の間を気密し、内気密ライン20は、内障子3が室内側に引寄せられたときに内障子3と枠1の間を気密する。
【選択図】図1

Description

本発明は、施錠時に障子を室内側に引寄せて気密ラインを形成する防音サッシに関する。
空港の近くなど騒音の激しい場所に設置される窓には、グレモン錠により障子を室内側に引寄せ、枠に設けたタイト材に障子を圧着させることで、防音性能を高めた防音サッシが用いられている。図13は従来の防音サッシの一例を示しており、外障子90の召合せ框に取付けた図示しないグレモンハンドルを操作すると、図13(b)に示すように、外障子90の召合せ框の上下端部に設けた連動部材91a,91bが上下枠のレール92a,92bを押すことで内外障子90,93が室内側に引寄せられ、外障子90の室内側面に突設した当接部94と内障子93の框の室外側の壁95とが、枠96に設けた同一のタイト材97に圧着するようにしている。
このような防音サッシでは、下枠上面の内レール98の室内側や内レール98と内障子の下框の室外側の壁95との間、外障子の当接部94の上などに、障子内に浸入した雨水や結露水等99が溜まり、排水性が悪い不都合があった。また近年の引違いサッシは、バリアフリーなどの観点から下枠上面を略フラットとし、内外レールの突出高さを同じ高さにしたものが主流となっているが、上記のような防音サッシでは、内外障子を枠の同じタイト材97に圧着させるために下枠を階段状にせざるをえず、下枠のフラット化に対応できなかった。
本発明は以上に述べた実情に鑑み、排水性を向上できると共に、下枠のフラット化に対応できる防音サッシの提供を目的とする。
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による防音サッシは、枠と、枠内に引違い状に開閉自在に収めた外障子及び内障子と、外気密ライン及び内気密ラインを備え、枠は、連動装置受けを有し、内障子の戸先框と竪枠間に戸先引寄せピースが設けてあり、外障子の召合せ框にハンドルと連動装置が設けてあり、内障子の召合せ框にハンドル受けが設けてあり、内外障子の召合せ框間に召合せ引寄せピースが設けてあり、内障子を閉めると、戸先引寄せピースにより内障子の戸先が室内側に引寄せられ、ハンドルを施錠側に操作すると、ハンドル受けに係合して内外障子がロックされると共に、連動装置が枠の連動装置受けに押し付けられ、連動装置と召合せ引寄せピースとにより内外障子の召合せ框が一緒に室内側に引寄せられ、外気密ラインは、外障子が室内側に引寄せられたときに外障子と枠の間を気密し、内気密ラインは、内障子が室内側に引寄せられたときに内障子と枠の間を気密することを特徴とする。
請求項1記載の発明による防音サッシは、外気密ラインと内気密ラインを分離し、内外障子が室内側に引寄せられたときに、外障子と枠の間を外気密ラインにより気密し、内障子と枠の間を内気密ラインにより気密するようにしたので、排水性を向上できると共に、下枠のフラット化に対応できる。また、内障子の戸先框と竪枠間に設けた戸先引寄せピースにより、内障子を閉めたときに内障子の戸先を室内側に引寄せでき、さらに内外障子の召合せ框間に召合せ引寄せピースが設けてあることで、ハンドルを施錠側に操作したときに内外障子の召合せ框を一緒に室内側に引寄せできるので、構造が簡単である。
図3のA−A断面図であって、施錠時の状態を示す。 図3のA−A断面図であって、開錠時の状態を示す。 本発明の防音サッシの一実施形態を示す室内側正面図である。 図3のB−B断面図である。 図3のC−C断面図である。 図3のD−D断面図である。 内外障子の召合せ部の下側を拡大して示す縦断面図である。 内外障子の召合せ部の下方を拡大してしめす下枠の平面図である。 内外障子の召合せ部の上側を拡大して示す縦断面図である。 内外障子の召合せ部の上方を拡大してしめす上枠の底面図である。 外障子の戸先框に設けられる引寄せ装置を示す側面図であって、(a)は引寄せ前の状態、(b)は引寄せ後の状態を示す。 図11のE−E断面図である。 従来の防音サッシの縦断面図であって、(a)は障子が走行するときの状態、(b)は施錠時の状態を示す。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜12は、本発明の防音サッシの一実施形態を示している。本防音サッシは、図1〜4に示すように、躯体開口部に取付けられる枠1と、枠1内に引違い状に開閉自在に収めた外障子2及び内障子3を備えている。
枠1は、アルミニウム合金の押出形材よりなる上枠4と下枠5と左右の竪枠6a,6bとを枠組みして構成してある。外障子2は、アルミニウム合金の押出形材よりなる上框7aと下框8aと戸先框9aと召合せ框10aとを框組みし、その内側にグレチャン11を介してガラス12を嵌め込んで構成してある。内障子3も外障子2と同様に、アルミニウム合金の押出形材よりなる上框7bと下框8bと戸先框9bと召合せ框10bとを框組みし、その内側にグレチャン11を介してガラス12を嵌め込んで構成してある。
上枠4は、図1に示すように、室外側垂下片13と外レール14と中間垂下片15と室内側垂下片16とを有し、外レール14で外障子2の上部を案内し、中間垂下片15と室内側垂下片16の間に内障子3の上部を案内している。中間垂下片15の下端部には、室外側に向けて室外側横タイト材17が取付けてあり、室内側垂下片16の下端部には、室外側に向けて室内側横タイト材18が取付けてある。
室外側横タイト材17は、外障子2が位置する範囲、すなわち上枠4の室内側から見て左側の端部より内外障子2,3の召合せ部の上方までの範囲に設けてあり(図10参照)、施錠時に外障子2が室内側に引寄せられたときに外障子2の上框7aの室内側面が室外側横タイト材17に当接し、外気密ライン19を形成する。室内側横タイト材18は、内障子3が位置する範囲、すなわち上枠4の室内側から見て右側の端部より内外障子2,3の召合せ部の上方までの範囲に設けてあり(図10参照)、施錠時に内障子3が室内側に引寄せられたときに内障子3の上框7bの室内側面が室内側横タイト材18に当接し、内気密ライン20を形成する。開錠時には、図2に示すように、外障子2の上框7aは室外側横タイト材17から離れ、内障子3の上框7bは室内側横タイト材18から離れる。
内外障子2,3の召合せ部の上方の上枠4下面には、図9,10に示すように、連動装置受け21と風止め板22a,22bが取付けてある。連動装置受け21は、外レール14と中間垂下片15との間に取付けてあり、施錠時に外障子2の召合せ框10aの上端より突出する上スライドブロック23が連動装置受け21に当接することで、外障子2の召合せ框10aが室内側に引寄せられるようにしている。風止め板22a,22bは、中間垂下片15に形成した切欠き部に取付けられる室外側風止め板22aと、中間垂下片15と室内側垂下片16との間に取付けられる室内側風止め板22bとで構成される。室外側風止め板22aは、室外側横タイト材17の端面に当接して設けられ、内外障子2,3の召合せ框10a,10bの間に垂下するヒレ片24を有している。室内側風止め板22bは、上枠4に係合する基部25と、基部25より垂下して内障子3の召合せ框10bの上端に当接する複数のヒレ片26と、室内側横タイト材18の端面に当接する当接部27を有している。これらの風止め板22a,22bのヒレ片24,26により外気密ライン19と内気密ライン20を繋ぎ、内外障子2,3の召合せ部と上枠4の間から風雨が吹き込むのを防いでいる。
下枠5は、図1に示すように、上面5aが略フラットに形成され、外障子2下部を案内する外レール28と内障子3下部を案内する内レール29と室内側立ち上げ片30とが略同一高さで突出しており、室内側立ち上げ片30の上端部に室外側に向けて室内側横タイト材18が取付けてある。さらに下枠5は、外レール28と内レール29との間に下枠補助材31が取付けてあり、下枠補助材31は内外レール28,29と略同一高さで突出する中間立ち上げ片32を有し、中間立ち上げ片32の上端部に室外側に向けて室外側横タイト材17が取付けてある。
下枠補助材31と室外側横タイト材17は、外障子2が位置する範囲、すなわち下枠5の室内側から見て左側の端部より内外障子2,3の召合せ部の下方までの範囲に設けてあり(図8参照)、施錠時に外障子2が室内側に引寄せられたときに外障子2の下框8aの室内側面が室外側横タイト材17に当接し、外気密ライン19を形成する。室内側横タイト材18は、内障子3が位置する範囲、すなわち下枠5の室内側から見て右側の端部より内外障子2,3の召合せ部の下方までの範囲に設けてあり(図8参照)、施錠時に内障子3が室内側に引寄せられたときに内障子3の下框8bの室内側面が室内側横タイト材18に当接し、内気密ライン20を形成する。開錠時には、図2に示すように、外障子2の下框8aは室外側横タイト材17から離れ、内障子3の下框8bは室内側横タイト材18から離れる。
下枠5の室内側から見て左側の端部には、図4,5に示すように、外レール28の室内側と、中間立ち上げ片32と内レール29の間と、内レール29と室内側立ち上げ片30の間の下枠上面5aに水抜孔33a,33b,33cが設けてある。下枠5の室内側から見て右半分の領域には、図4,6に示すように、外レール28と内レール29の間に目板34が取付けてあり、目板34には水抜孔33dが多数形成されている。下枠5の室内側から見て右側の端部にも、内レール29と室内側立ち上げ片30の間の下枠上面5aに水抜孔33eが設けてある。
障子2,3は、下框8a,8bの底面や戸先框9a,9b及び召合せ框10a,10bの下端部等に、障子2,3内に浸入した雨水を排水するための水抜孔(図示省略)が適宜設けてある。
障子2,3内に浸入した雨水や結露水等は下枠上面5aに流下し、これらの水抜孔33a,33b,33c,33d,33eより下枠5の中空部35内に流れ、室外側壁に設けた排水弁36より室外に排水される。なお、図5,6中に図示した二点鎖線37は、雨水等の排水経路を示す。さらに、内外障子2,3の召合せ部の下方の下枠上面5aにも水抜孔33fが形成され(図8参照)、召合せ部下方に浸入した雨水は、この水抜孔33fより下枠5の中空部35と排水弁36を通じて室外に排水される。
下枠5の内外障子2,3の召合せ部の下方位置には、図7,8に示すように、連動装置受け38と止水板39a,39bが取付けてある。連動装置受け38は、外レール28の室内側に取付けてあり、施錠時に外障子2の召合せ框10aの下端より突出する下スライドブロック40が連動装置受け38に当接することで、外障子2の召合せ框10aが室内側に引寄せられるようにしている。止水板39a,39bは、内レール29の室外側に配置される室外側止水板39aと、内レール29と室内側立ち上げ片30の間に配置される室内側止水板39bとで構成される。室外側止水板39aは、室外側横タイト材17の端面に当接して設けられ、内外障子2,3の召合せ框10a,10bの間の隙間を塞ぐヒレ片41を有している。室内側止水板39bは、下枠5に係合する基部42と、基部42より立ち上がり内障子3の召合せ框10bの下端部に取付けたシールピース43に当接する複数のヒレ片44と、室内側横タイト材18の端面に当接する当接部45を有している。これらの止水板39a,39bのヒレ片41,44により、外気密ライン19と内気密ライン20を繋ぎ、内外障子2,3の召合せ部と下枠5の間から風雨が吹き込むのを防いでいる。
室内側から見て右側の竪枠6aは、図4に示すように、室外側突出片46と中間突出片47と室内側突出片48を有し、中間突出片47と室内側突出片48との間の溝内に内障子3の戸先側の端部を呑み込ませている。中間突出片47と室内側突出片48の間にはフィン49が突出して形成され、内障子3の戸先框9bには戸先側に形成された溝内に硬質樹脂で形成した戸先引寄せピース50が保持してあり、内障子3を閉めたときに戸先引寄せピース50が竪枠6aのフィン49に当接することで、内障子3の戸先部が室内側に引寄せられるようにしている。室内側突出片48の先端部には、室内側縦タイト材51が室外側に向けて取付けてあり、内障子3を閉めて戸先部が室内側に引寄せられたときに、室内側縦タイト材51が戸先框9bに当接して内気密ライン52が形成される。この竪枠6aの内気密ライン52は、上枠4及び下枠5の内気密ライン20と連続している。
室内側から見て左側の竪枠6bは、図4に示すように、室外側突出片46と中間突出片47と室内側突出片48を有し、室外側突出片46と中間突出片47との間の溝内に外障子2の戸先側の端部を呑み込ませている。室外側突出片46と中間突出片47の間にはフィン49が突出して形成され、外障子2の戸先框9aには戸先側に形成された溝内に硬質樹脂で形成した戸先引寄せピース50が保持してあり、外障子2を閉めたときに戸先引寄せピース50が竪枠6bのフィン49に当接することで、外障子2の戸先部が室内側に引寄せられるようにしている。
さらに戸先框9aには、図11,12に示すように、ハンドル53と、ハンドル53の操作に連動して回動する押し駒54が設けてあり、竪枠6bの内周側面にはL形断面の当接片55が設けてあり、図11(b)に示すようにハンドル53を下向きに操作すると、押し駒54が竪枠6bの当接片55に押し付けられて、戸先框9aが竪枠6bにロックされると共に室内側に引寄せられるようにしている。
中間突出片47の先端部には、室外側縦タイト材56が室外側に向けて取付けてあり、外障子2を閉めて戸先部が室内側に引寄せられたときに、室外側縦タイト材56が戸先框9aに当接して外気密ライン57が形成される。この竪枠6bの外気密ライン57は、上枠4及び下枠5の外気密ライン19と連続している。
なお、戸先引寄せピース50とハンドル53により戸先框9aを引寄せ・ロックする機構は、どちらか一方だけが設けてあってもよく、戸先引寄せピース50が設けてあれば、ハンドル53等を省略することができる。
外障子2は、図1〜4に示すように、召合せ框10aの側面にハンドル58が設けてあり、召合せ框10a内部の中空部にはハンドル58の操作に連動する連動装置59が設けてある。
ハンドル58には施錠片60を備えており、図1に示すように、ハンドル58を下向きに操作することで、施錠片60が内障子3の召合せ框10bの側面に設けたハンドル受け61に係合し、内外障子2,3がロックされる。
連動装置59は、ハンドル58の回転を直線運動に変換する機構と、召合せ框10aの上端より出没する上スライドブロック23と、召合せ框10aの下端より出没する下スライドブロック40とを有している。上スライドブロック23と下スライドブロック40は、室外側に傾斜面62aを有する突部62を有し(図7参照)、図1に示すように、ハンドル58を下向きに操作して内外障子2,3をロックしたときに、上スライドブロック23と下スライドブロック40の突部62が上枠4の連動装置受け21と下枠5の連動装置受け38に押し付けられることで、外障子2の召合せ框10aが室内側に引寄せられる。上スライドブロック23は、室内側面にヒレ片63が設けてあり、ヒレ片63は施錠時に上枠4の室外側横タイト材17と内障子3の召合せ框10bの室外側面に当接し、内外障子2,3の召合せ框10a,10bの間からの風雨の吹き込みを阻止する。
内障子3の召合せ框10bは、図4に示すように、室外側面に外障子2の召合せ框10aに当接するタイト材64と煙返し65を有し、タイト材64と煙返し65の間の隙間に召合せ引寄せピース66が取付けてある。召合せ引寄せピース66は硬質樹脂で形成され、図1に示すように、召合せ框10bの上部と中間部と下部の3箇所に設けてある。このように、内外障子2,3の召合せ框10a,10bの間に召合せ引寄せピース66が介在していることで、上述のように上スライドブロック23と下スライドブロック40が連動装置受け21,38に押し付けられて外障子2の召合せ框10aが室内側に引寄せられたときに、内障子3の召合せ框10bも一緒に室内側に引寄せられる。召合せ引寄せピース66は、図4に示すように、両側の側部にテーパー部を設けることで、内外障子2,3の開閉時に引っ掛からないようにしてある。
図2に示すように、ハンドル58を上向きに操作すると、施錠片60がハンドル受け61から外れると共に、上スライドブロック23と下スライドブロック40が召合せ框10a内に引っ込むことで引寄せが解除され、内外障子2,3が室外側横タイト材17及び室内側横タイト材18から離れ、内外障子2,3が軽く走行できる。
以上に述べたように本防音サッシは、外気密ライン19と内気密ライン20を分離し、内外障子2,3が室内側に引寄せられたときに、外障子2と枠1の間を外気密ライン19により気密し、内障子3と枠1の間を内気密ライン20により気密するようにしたので、図5,6に示すように、下枠5上に落ちる雨水や結露水を残らず速やかに排水することができ、障子2,3内に浸入した雨水等の排水経路が確保できるため、高い防音性能を確保しつつ排水性を向上することができる。さらに、下枠上面5aを略フラットとし、下枠上面5aより突出する内外レール28,29と中間立ち上げ片32と室内側立ち上げ片30の高さを略同じ高さとすることで、バリアフリーに対応したものとなっており、内障子3だけでなく外障子2も室内側から枠1に取付け・取り外しできる。
また本防音サッシは、内障子3の戸先框9bと外障子2の戸先框9aに戸先引寄せピース50を設け、内外障子2,3を閉めたときに戸先引寄せピース50が竪枠6a,6bのフィン49に当接することで各障子2,3の戸先部を室内側に引寄せでき、さらに内外障子2,3の召合せ框10a,10b間に召合せ引寄せピース66が設けてあることで、ハンドル58を施錠側に操作したときに内外障子2,3の召合せ框10a,10bを一緒に室内側に引寄せできるので、構造が簡単である。
さらに、上枠4には外気密ライン19と内気密ライン20を繋ぐように風止め板22a,22bが設けてあり、下枠5には外気密ライン19と内気密ライン20を繋ぐように止水板39a,39bが設けてあるので、内外障子2,3の召合せ部と上下枠4,5間の止水性・気密性も優れている。
本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。戸先引寄せピース50は、竪枠6a,6b側に設けることもできる。召合せ引寄せピース66は、外障子2の召合せ框10aに設けることもできる。横タイト材17,18や縦タイト材51,56を障子2,3側に設け、障子2,3が室内側に引寄せられたときに、それらのタイト材が枠1に当接して外気密ライン19と内気密ライン20が形成されるようにすることもできる。実施形態のものは、障子が二枚建てのサッシとしているが、障子が三枚建てや四枚建てのサッシ等にも適用することができる。
1 枠
2 外障子
3 内障子
4 上枠
5 下枠
6a,6b 竪枠
7a,7b 上框
8a,8b 下框
9a,9b 戸先框
10a,10b 召合せ框
19 外気密ライン
20 内気密ライン
21,38 連動装置受け
50 戸先引寄せピース
58 ハンドル
59 連動装置
61 ハンドル受け
66 召合せ引寄せピース

Claims (1)

  1. 枠と、枠内に引違い状に開閉自在に収めた外障子及び内障子と、外気密ライン及び内気密ラインを備え、枠は、連動装置受けを有し、内障子の戸先框と竪枠間に戸先引寄せピースが設けてあり、外障子の召合せ框にハンドルと連動装置が設けてあり、内障子の召合せ框にハンドル受けが設けてあり、内外障子の召合せ框間に召合せ引寄せピースが設けてあり、内障子を閉めると、戸先引寄せピースにより内障子の戸先が室内側に引寄せられ、ハンドルを施錠側に操作すると、ハンドル受けに係合して内外障子がロックされると共に、連動装置が枠の連動装置受けに押し付けられ、連動装置と召合せ引寄せピースとにより内外障子の召合せ框が一緒に室内側に引寄せられ、外気密ラインは、外障子が室内側に引寄せられたときに外障子と枠の間を気密し、内気密ラインは、内障子が室内側に引寄せられたときに内障子と枠の間を気密することを特徴とする防音サッシ。
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