JP2013116171A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】開閉体が枠体に対して閉じられた閉位置の直前の位置から閉位置へ回動される際に、水平方向一端側が軸支された開閉体の水平方向他端側が持ち上げられるようにガイドされて、開閉体を枠体に対して容易に且つスムーズに閉じることができる遊技機を提供する。
【解決手段】開閉枠3と、開閉枠3の水平方向一端側に回動自在に軸支された開閉扉4を備え、開閉枠3の水平方向他端側に設けられた案内部材37と、開閉扉4の水平方向他端側に設けられ、開閉扉4が開閉枠3に対して閉じられた閉位置にあるときに案内部材37にスライド自在に載置支持される被案内部材38とを備え、開閉扉4が前記閉位置の直前の位置から閉位置へ回動される際に、被案内部材38が案内部材37により持ち上げられるようにガイドするガイド部43を設けた。
【選択図】図10

Description

本発明は、枠体と、この枠体の水平方向一端側に回動自在に軸支された開閉体を備えた遊技機に関し、枠体に対する開閉体の開閉動作の円滑化を図った遊技機に関するものである。
従来から、パチンコ遊技機は、主要な機枠として、外枠、開閉枠(枠体)、開閉扉(開閉体)を備え、外枠が遊技ホールの島構造体に取付けられ、開閉枠が外枠の前側を開閉可能に外枠の水平方向一端側に鉛直軸心回りに回動自在にヒンジ結合され、この開閉枠に鉛直な盤面を形成する遊技盤が装着され、開閉扉が開閉枠の前側を開閉可能に開閉枠の水平方向一端側に鉛直軸心回りに回動自在にヒンジ結合されている。
外枠の下端部分の前面部には、左右方向に長い幕板が取付けられている。幕板の前面には、例えば、社名、ロゴや意匠的な装飾模様等が施されている。この幕板の上方に開閉枠が配置されている。
開閉扉は、遊技盤の盤面の前側をカバーする透明なガラス板を有する。開閉扉の下部(ガラス板の下側)には、皿ユニットが遊技者側に膨出するように設けられている。この皿ユニットには、遊技球を貯留する貯留皿、遊技者が操作可能な演出ボタンを有する演出ボタン装置や発射ハンドルなどの種々の遊技部品や電気部品等が装備されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−92268号公報
特許文献1のパチンコ遊技機においては、開閉扉を開閉枠に対して手前に開いたとき、開閉扉の水平方向他端側が、ガラス板、遊技部品や電気部品等の荷重を受けて、開閉扉の水平方向一端側に対して僅かに下がった状態になる。そこで、開閉扉を開閉枠内に対して押し込んで閉じるときには、開閉扉の他端側の下端部が開閉枠の下側の外枠の幕板の上端と摩擦接触しながら持ち上げられるため、開閉扉を開閉枠に対してスムーズに閉じることができないという問題が生じる。
本発明の目的は、開閉体が枠体に対して閉じられた閉位置の直前の位置から閉位置へ回動される際に、水平方向一端側が軸支された開閉体の水平方向他端側が持ち上げられるようにガイドされて、開閉体を枠体に対して容易に且つスムーズに閉じることができる遊技機を提供することである。
本願発明は以下の構成を有するものである。尚、参照符号は、本願発明の理解促進の為に図面に図示した構成要素との対応関係の一例を示したものであり、本願発明の技術的範囲を限定するものではない。
第1発明(遊技機)は、枠体(2,3)と、この枠体(2,3)の水平方向一端側に回動自在に軸支された開閉体(3,4)を備えた遊技機において、前記枠体(2,3)の水平方向他端側に設けられた案内部材(37,37A)と、前記開閉体(3,4)の水平方向他端側に設けられ、前記開閉体(3,4)が前記枠体(2,3)に対して閉じられた閉位置にあるときに前記案内部材(37,37A)に載置支持される被案内部材(38,38A)とを備え、前記開閉体(3,4)が前記閉位置の直前の位置から前記閉位置へ回動される際に、前記被案内部材(38,38A)が前記案内部材(37,37A)により持ち上げられるようにガイドするガイド部(43,50)を、前記案内部材(38,38A)と被案内部材(37,37A)の少なくとも一方に設け、前記被案内部材(38,38A)が前記案内部材(37,37A)上を摺動することを特徴としている。
第2の発明は、第1の発明において、前記案内部材(37,37A)と被案内部材(38,38A)の少なくとも一方が低摩擦材料により構成されたことを特徴としている。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、前記案内部材(37,37A)が、前記開閉体(3,4)の前記閉位置とこの閉位置の直前の位置間における前記開閉体(3,4)の水平方向他端側の移動方向に細長い金属製のレール部材からなり、前記被案内部材(38,38A)が合成樹脂製のブロック部材からなることを特徴としている。
第4の発明は、第1〜第3の発明の何れか1の発明において、前記枠体(3)に遊技盤(10)が装着され、前記開閉体(4)が前記閉位置で前記遊技盤(10)の盤面をカバーするものであり、前記案内部材(37,37A)と被案内部材(38,38A)が前記枠体(3)と開閉体(4)の水平方向他端側の下部に配設されたことを特徴としている。
本願の発明によれば、開閉体が枠体の閉位置の直前の位置から閉位置へ回動される際に、枠体に設けられた案内部材と開閉部材に設けられた被案内部材の少なくとも一方に設けたガイド部により被案内部材が案内部材により持ち上げられるようにガイドされるので、開閉体を枠体に対して容易に且つスムーズに閉じることができる。
パチンコ遊技機の正面図である。 パチンコ遊技機の分解斜視図である。 開閉扉の背面側の斜視図である。 開閉枠の下部の要部拡大正面図である。 皿ユニットの裏面側下部の要部拡大斜視図である。 案内部材の拡大斜視図である。 被案内部材の拡大斜視図である。 被案内部材の拡大側面図である。 弾性補助板の拡大斜視図である。 開閉扉を開閉枠に閉じる際の被案内部材が被案内部材により持ち上げられる状態を示す変遷図である。 実施例2の案内部材と被案内部材の側面図である。 実施例3の案内部材と被案内部材の側面図である。
以下、本発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。
図1〜図5に示すように、パチンコ遊技機1は、主要な機枠として、外枠2、開閉枠3(枠体に相当する)、開閉扉4(開閉体に相当する)を備え、外枠2が遊技ホールの島構造体に取付けられ、開閉枠3が外枠2の前側を開閉可能に外枠2の水平方向左端側(一端側)に鉛直軸心回りに回動自在にヒンジ結合され、開閉扉4が開閉枠3の前側を開閉可能に開閉枠3の水平方向左端側(一端側)に鉛直軸心回りに回動自在にヒンジ結合されている。以下の説明では、パチンコ遊技機1を前側から視た前後左右を前後左右として説明する。
外枠2は、金属板からなる左右の縦フレーム2a,2bと、金属板と木板とを重ね合わせた上下の横フレーム2c,2dを有し、これらのフレーム2a〜2dの角部を固定金具を介して組み付けた縦長矩形枠状に形成されている。外枠2の左端側に取付けられた上下1対のヒンジベース部材5a,5bに、開閉枠3の左端側に取付けられた上下1対のヒンジ部材6a,6bが鉛直向きの支軸を介して枢支されている。
外枠2の下端部分の前面部には、左右方向に長い幕板7が取付けられている。幕板7の前面には、例えば、社名、ロゴや意匠的な装飾模様等が施されている。幕板7の上部には、金属平板状のカバー板8が固定されている。このカバー板8は、開閉枠3の開閉時に、開閉枠3の下端部が円滑に摺接するようにガイドすると共に、幕板7の上部を保護するものである。
開閉枠3は、合成樹脂製の左右の縦フレーム3a,3bと上下の横フレーム3c,3dとからなる縦長矩形枠状に形成され、外枠2の幕板7の上方に配置されている。開閉枠3は、その左端側に取付けられた上下1対のヒンジベース部材6a,6bに、開閉扉4の左端側に取付けられた上下1対のヒンジ部材9a,9bが鉛直向きの支軸を介して枢支されている。開閉枠3のフレーム3a〜3cの内壁部3e〜3gは、フレーム3a〜3cの外壁部よりも後方へ突出しており、外枠2に対して開閉枠3を閉じた状態で、これら内壁部3e〜3gが外枠2のフレーム2a〜2cの内側に位置する。
開閉枠3には鉛直な盤面を形成する遊技盤10が装着されている。遊技盤10には、ガイドレール11が略環状に設けられ、このガイドレール11の内側に遊技領域10aが形成されている。遊技領域10aには、多数の障害釘12、始動入賞口13、大入賞口14、可動役物15、画像表示器16等が所定の位置に配置されている。遊技盤10の裏側には、パチンコ遊技機1の制御を統括的に行う遊技制御基板ユニット、画像表示器16やランプ等の制御を行う演出制御基板ユニット、電源基板ユニットが、夫々、所定位置に取り付けられている。
開閉枠3の下部(遊技盤10の下側)の前面部の中央部分には、遊技球を遊技領域10aに発射する発射機構18が設けられている。発射機構18には、遊技球を発射位置に保持する為の発射レール18a、発射位置の遊技球を打撃する発射槌(図示略)、発射された遊技球をガイドレール11へガイドする発射通路18bなどが設けられている。
開閉枠3の上側の横フレーム3cの内壁部3fの裏側には、外部の遊技球補給機構(図示略)から遊技球が供給される球補給タンク19、球補給タンク19から延びるタンクレール(図示略)が設けられている。開閉枠3の左端部の縦フレーム3aの内壁部3eの裏側には払出ユニット(図示略)が設けられ、この払出ユニットの上端部がタンクレールに接続され、払出ユニットの下端部が払出通路25に接続されている。払出通路25は、開閉扉4の下部に形成された出口25aに連通している。払出ユニットは、例えば、ステッピングモータ等の駆動部が駆動することにより、賞球又は貸し球としての遊技球を1個ずつ遊技者に払い出すように構成されている。
開閉扉4は、合成樹脂製の左右の縦フレーム4a,4bと上下の横フレーム4c,4dとを有し、遊技盤10の盤面の前側をカバーする透明なガラス板21を有する。開閉扉4の上部には、左右1対のランプ取付孔22a,22bが設けられ、これらランプ取付孔22a,22bに左右1対のランプが前向きに装着され、ランプ取付孔22a,22bの前面は光透過性のカバー17で覆われている。
開閉扉4の下部(ガラス板21の下側)には、遊技球を貯留する貯留皿23を有する合成樹脂製の皿ユニット24が設けられている。この皿ユニット24は、上下幅が比較的大きく、前方へ膨出するように形成されている。貯留皿23は、上皿23aと下皿23bを備え、上皿23aが皿ユニット24の左側の上部に一体形成され、下皿23bが皿ユニット24の左側の下部に一体形成されている。払出ユニットから払い出された遊技球は、払出通路25の出口25aから上皿23aに導かれて貯留され、上皿23aが遊技球で満杯になると下皿23bに導かれて貯留される。
皿ユニット24には、遊技者が操作可能な演出ボタン26aを有する演出ボタン装置26と、下皿23bに貯留された遊技球を外部へ排出する排出装置27(図4参照)と、十字状の凸部を有する十字ボタン28と、球貸ボタン29と、球抜きボタン30とが装備されている。
演出ボタン装置26は、皿ユニット24の中央部分のボタン取付孔に組み込まれ、演出ボタン26aを遊技者が手で押下操作可能に配設されている。演出ボタン26aによる操作は、例えば、画像表示器19による大当り抽選を演出する遊技演出の実行中において、その表示画面に演出ボタン26aの操作を促すメッセージが表示されてから所定時間有効である。
皿ユニット24の右側の下部に発射ハンドル31が配置され、この発射ハンドル31が回動操作されると、上皿23aから球送り機構32(図3参照)により発射位置に導入された遊技球が発射機構18により発射される。上皿23aに複数の遊技球が貯留されている場合には、複数の遊技球が約0.6秒間隔で連続的に発射される。発射された遊技球はガイドレール11により案内され遊技領域10aの上部に導入される。遊技領域10aに導入された遊技球は、多数の障害釘12に当たって方向を換えながら落下していき、始動口13に入賞するか、最下端まで落下して球排出口から排出される。
開閉扉4の右端下部には、外枠2に対して閉状態(ロック状態)の開閉枠3のロック状態を解除し、また、開閉枠3に対して閉状態(ロック状態)の開閉扉4の閉状態(ロック状態)を解除する為にキー操作されるキーシンダ33が設けられている。このキーシンダ33は、開閉扉4の下部裏面部に設けられた施錠機構33aに連動連結している。
次に、本願特有のガイド手段36について説明する。
開閉扉4を開閉枠3に対して手前に開いたとき、開閉扉4の右端側部分が、ガラス板21、遊技部品26,31や電気部品等の荷重を受けて、開閉扉4の左端側部分(一端側部分)に対して僅かに下がった状態になる。特に、開閉扉4の右下隅部が、ガラス板21、演出ボタン装置26や電気部品等の荷重を最も受けて、開閉扉4の左端側部分に対して最も下がった状態になる。そこで、パチンコ遊技機1には、開閉扉4が開閉枠3に対して閉位置の直前の位置から閉位置へ回動される際、開閉扉4の右端側部分(他端側)を僅かに持ち上げるようにガイドするガイド手段36が設けられている。
図3〜図8に示すように、ガイド手段36は、開閉枠3の下端近傍部の右端側部分に設けられた案内部材37と、開閉扉4の下端近傍部の右端側部分に設けられた被案内部材38とを備えている。
図4、図6に示すように、案内部材37は、開閉枠3の右端側部分の下部における縦レール3bの左側近傍部位であって、開閉枠3の右下隅部近傍部位に取付けられている。案内部材37は、側面視略L形状に形成された厚手の金属板製のレール部材からなる。案内部材37は、開閉扉4が開閉枠3に対して閉じられた閉位置にあるときに被案内部材38を載置支持する水平板部39と、水平板部39の後端から上方へ所定高さ直角に立ち上げる鉛直板部40とを有する。
水平板部39は、開閉扉4が閉位置の直前の位置から閉位置へ回動する際の移動方向(前後方向)にストレートに延びる細長矩形状に形成され、開閉枠3の横レール3dの上面に設けられた台座に載置支持されている。水平板部39の上面は、被案内部材39が摺動可能な平坦に形成され、後方程上方へ移行する緩傾斜状に配置されている。水平板部39の前端部分は湾曲部39aを介して逆L字状に屈曲されている。
鉛直板部40には、前後方向に挿通する上下1対のビス挿通孔40a,40bが形成され、ビス挿通孔40a,40bに挿通させたビスにより開閉枠3の下端近傍部の前部に当接状態で固定されている。
図5、図7、図8に示すように、被案内部材38は、低摩擦の合成樹脂材料で構成された前方開放状の箱形のブロック部材からなり、皿ユニット24の裏面部の下端近傍部のうちの右端近傍部に案内部材37と対向する位置であって開閉扉4の裏側の右下隅部近傍部位の位置に後方突出状に設けられている。被案内部材38の前後方向の長さは、案内部材37の水平板部39の前後方向の長さよりも短く設定されている。低摩擦の合成樹脂材料としては、例えば、ナイロン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ABS樹脂、ポリカーボネート等の合成樹脂が好ましい。
被案内部材38の左側壁部(図示略)は矩形平坦状に形成され、右側壁部38bの上部は、前後に細長い上壁部38cの右端から傾斜状に形成されている。被案内部材38の後壁部38dの中段部には凹部38eが形成され、この凹部38eには前後方向に挿通するビス挿通孔38fが形成されている。後壁部38dは、ビス挿通孔38eに挿通させたビスを皿ユニット24の裏面部に後方突出状に形成されたボス部のネジ穴に螺合することにより前記ボス部に当接状に固定されている。
被案内部材38には、上方に所定長さ延びる取付部41が一体形成されている。取付部41には、前後方向に挿通するビス挿通孔41a,41bが形成されている。取付部41は、ビス挿通孔41aに挿通させたビスにより弾性補助板42を介して皿ユニット24の裏面部に固定されている。
被案内部材38の底部には、開閉扉4が閉位置の直前の位置から閉位置へ回動される際、被案内部材38が案内部材37により僅かに持ち上げられるようにガイドするガイド部43が設けられている。ガイド部43は、被案内部材38の底部の後部に後方程上方へ移行する緩傾斜状に形成され、後端部が湾曲状に形成され後壁部38dに連なっている。被案内部材38の底部の前部には、水平壁部44が形成され、この水平壁部44には、前後方向に細長い凸部44aが形成されている。この凸部44aの底部は、後方程下方へ移行する緩傾斜状に形成されている。
図5、図9に示すように、弾性補助板42は、バネ鋼製の金属薄板からなり、鉛直板部45と、鉛直板部45の下端部の中央から直角に後方へ屈曲した水平板部46を有する。鉛直板部45の高さは、被案内部材38の高さと同一に設定されている。鉛直板部45には、上下1対のビス挿通孔45a,45bと、上下に細長い長穴45cが形成されている。鉛直板部45は、被案内部材38の前面部が当接した状態で、ビス挿通孔45a,45bを挿通させたビスを介して皿ユニット24の裏面部に当接状態に固定されている。長穴45cには、皿ユニット24の前記ボス部が挿通している。水平板部46の後端部は湾曲部46aを介して前方へ折り返されている。水平板部46には、案内部材37の凸部44aが載置支持されている。
以上説明したパチンコ遊技機1及びガイド手段36の作用効果について説明する。
遊技中において、遊技領域10aに発射された遊技球が障害釘12に引っ掛かった場合や皿ユニット24の裏側の球送り機構32の球詰まり等の不具合が生じた場合、ホール係員は開閉扉4を開けて対処する。開閉扉4を開閉枠3に対して手前に開いたとき、開閉扉4の右端側部分がガラス板21、演出ボタン装置26や電気部品等の荷重を受けて、開閉扉4の左端側部分に対して僅かに下がった状態になる。特に、開閉扉4の右下隅部が、ガラス板21、演出ボタン装置26や電気部品等の荷重を最も受けて、開閉扉4の左端側部分に対して最も下がった状態になる。
開閉扉4が開閉枠3に対して閉じられる際、図10(a)に示すように、開閉枠3に対して閉じられる閉位置の直前の位置でガイド部43の後端部が案内部材37の水平板部39の湾曲部39aに当接し、図10(b)に示すように、開閉扉4が閉位置の直前の位置から閉位置へ回動されるとき、ガイド部43が被案内部材38を斜め上方へガイドすることで、被案内部材38が案内部材37により僅かに持ち上げられ、開閉扉4の右端側部分における下側の隅部が外枠2の幕板7の上部に乗り上がる。そして、図10(c)に示すように、弾性補助板42の湾曲部46aが案内部材37の前端部分に当接するまで、被案内部材38が案内部材37上を摺動して、開閉扉4が開閉枠3に対して閉状態となる。そのため、ホール係員は開閉扉4の右端側部分における下側の隅部を僅かに持ち上げながら回動する必要がなく、開閉扉4を開閉枠3に容易に且つスムーズに閉じることができる。
図10(c)に示すように、開閉扉4が開閉枠3に対して閉状態(ロック状態)のとき、 弾性補助板42の水平板部46の湾曲部46aが案内部材37の前端部分に当接しているので、水平板部46の湾曲部46aには、開閉扉4の開放方向に向く反力が作用する。そのため、開閉扉4のロック状態が解除されると、開閉扉4の右端側部分を開放側へ回動するから、開閉扉4を開閉枠3から容易に且つスムーズに開けることができる。
被案内部材38は、低摩擦の合成樹脂材料により構成されているので、被案内部材38のガイド部43が案内部材37の水平板部39の湾曲部39aを円滑に摺動するため、開閉扉4の開閉を容易に行うことができる。案内部材37が、前後方向に細長い金属製のレール部材からなり、被案内部材38が合成樹脂製のブロック部材からなるので、安価に製作できる簡単な構成のガイド手段36で開閉扉4の右端側部分における下側の隅部を容易にスムーズに持ち上げることができる。
次に、実施例2のガイド手段について説明する。実施例1と同様の構成要素には同様の参照符号を付して説明を省略し、異なる構成要素についてのみ説明する。
図11に示すように、実施例2のガイド手段は、案内部材37Aの前端部分にガイド部50が形成されている。このガイド部50は上方程後方へ移行する傾斜状に形成されている。被案内部材38Aの底部48は、ストレートに形成され、後端部が湾曲状に形成され後壁部38dに連なっている。
開閉扉4が開閉枠3に対して閉じられた閉位置の直前の位置から閉位置へ回動される際、その直前の位置で被案内部材38Aの後端部が案内部材37Aのガイド部50に当接する。開閉扉4が閉位置の直前の位置から閉位置へ回動されるとき、ガイド部50が被案内部材38Aを斜め上方へガイドすることで、被案内部材38Aが案内部材37Aにより僅かに持ち上げられ、開閉扉4の右端側部分における下側の隅部が外枠2の幕板7の上部に乗り上がる。そのため、実施例1と同様の効果を奏する。
次に、実施例3のガイド手段について説明する。実施例1と同様の構成要素には同様の参照符号を付して説明を省略し、異なる構成要素についてのみ説明する。
図12に示すように、実施例3のガイド手段は、被案内部材を前記実施例1の被案内部材38と同様の構成とし、案内部材を前記実施例2の案内部材37Aと同様の構成にする。つまり、案内部材37Aと被案内部材38に夫々ガイド部43,50が設けられている。
開閉扉4が開閉枠3に対して閉じられた閉位置の直前の位置から閉位置へ回動される際、その直前の位置で被案内部材38の後端部が案内部材37Aのガイド部50に当接する。開閉扉4が閉位置の直前の位置から閉位置へ回動されるとき、ガイド部43,46が被案内部材38を斜め上方へガイドすることで、被案内部材38が案内部材37Aにより僅かに持ち上げられ、開閉扉4の右端側部分における下側の隅部が外枠2の幕板7の上部に乗り上がる。そのため、実施例1と同様の効果を奏する。
次に、前記実施例を部分的に変更した変更形態について説明する。
(1)案内部材37,37Aを低摩擦の合成樹脂材料で構成してもよい。低摩擦材料としては、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ABS樹脂、ポリカーボネート等の合成樹脂が好ましい。また、被案内部材38、38Aを低摩擦の金属材料で構成してもよい。
(2)外枠2(枠体に相当する)に前記案内部材37を設け、開閉枠3(開閉体に相当する)に被案内部材38を設けてもよい。
開閉枠3を外枠2に対して手前に開いたとき、開閉枠3の水平方向右端側部分が、遊技盤10の荷重を受けて、開閉枠3の水平方向右端側部分に対して僅かに下がった状態になる。特に、開閉枠3の右下隅部が、遊技盤10の荷重を最も受けて、開閉枠3の左端側部分に対して最も下がった状態になる。
開閉枠3が外枠2に対して閉じられた閉位置の直前の位置から閉位置へ回動される際、ガイド部43が被案内部材38を斜め上方へガイドすることで、被案内部材38が案内部材37により僅かに持ち上げられ、開閉枠3の右端側部分が外枠2の幕板7の上部に乗り上がる。そのため、ホール係員は開閉枠3の右端側部分における下側の隅部を僅かに持ち上げながら回動する必要がなく、開閉枠3を外枠2に対して容易に且つスムーズに閉じることができる。
(3)本発明は、実施例で示したパチンコ遊技機に限られるものではなく、枠体と、枠体の水平方向一端側に回動可能に枢着された開閉体とを備えた遊技機に適用可能である。
(4)その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施例に種々の変更を付加した形態が実施可能であり、本発明はそのような変更形態を包含するものである。
1 パチンコ遊技機
2 外枠
3 開閉枠
4 開閉扉
10 遊技盤
37、37A 案内部材
38、38A 被案内部材
43、50 ガイド部
本願発明は以下の構成を有するものである。尚、参照符号は、本願発明の理解促進の為に図面に図示した構成要素との対応関係の一例を示したものであり、本願発明の技術的範囲を限定するものではない。
第1発明(遊技機)は、枠体(2,3)と、この枠体(2,3)の水平方向一端側に回動自在に軸支された開閉体(3,4)を備えた遊技機において、前記枠体(2,3)の水平方向他端側に設けられた案内部材(37,37A)と、前記開閉体(3,4)の水平方向他端側に設けられ、前記開閉体(3,4)が前記枠体(2,3)に対して閉じられた閉位置にあるときに前記案内部材(37,37A)に載置支持される被案内部材(38,38A)と、前記被案内部材(38,38A)と共に前記開閉体(3,4)に設けられた弾性補助板(42)であって前記開閉体(3,4)が前記閉位置にあるときに前記案内部材(37,37A)の前端部分に当接して前記開閉体(3,4)を開方向へ弾性付勢する弾性補助板(42)とを備え、前記案内部材(37,37A)と被案内部材(38,38A)の少なくとも一方が低摩擦材料により構成され、前記開閉体(3,4)が前記閉位置の直前の位置から前記閉位置へ回動される際に、前記被案内部材(38,38A)が前記案内部材(37,37A)により持ち上げられるようにガイドするガイド部(43,50)を、前記被案内部材(37,37A)に設け、前記弾性補助板(42)が前記案内部材(37,37A)の前端部分に当接するまで前記被案内部材(38,38A)が前記案内部材(37,37A)上を摺動し、前記開閉体(3,4)が前記閉位置から開位置へ回動される際、前記弾性補助板(42)により前記開閉体(3,4)が開方向に付勢されることを特徴としている。
第2の発明は、第1の発明において、前記案内部材(37,37A)が、前記開閉体(3,4)の前記閉位置とこの閉位置の直前の位置間における前記開閉体(3,4)の水平方向他端側の移動方向に細長い金属製のレール部材からなり、前記被案内部材(38,38A)が合成樹脂製のブロック部材からなることを特徴としている。
本願の発明によれば、開閉体を枠体に対して容易に且つスムーズにすることができる。
図5、図9に示すように、弾性補助板42は、バネ鋼製の金属薄板からなり、鉛直板部45と、鉛直板部45の下端部の中央から直角に後方へ屈曲した水平板部46を有する。鉛直板部45の高さは、被案内部材38の高さと同一に設定されている。鉛直板部45には、上下1対のビス挿通孔45a,45bと、上下に細長い長穴45cが形成されている。鉛直板部45は、被案内部材38の前面部が当接した状態で、ビス挿通孔45a,45bを挿通させたビスを介して皿ユニット24の裏面部に当接状態に固定されている。長穴45cには、皿ユニット24の前記ボス部が挿通している。水平板部46の後端部は湾曲部46aを介して前方へ折り返されている。水平板部46には、案内部材38の凸部44aが載置支持されている。
図10(c)に示すように、開閉扉4が開閉枠3に対して閉状態(ロック状態)のとき、 弾性補助板42の水平板部46の湾曲部46aが案内部材37の前端部分に当接しているので、水平板部46の湾曲部46aには、開閉扉4の開放方向に向く反力(弾性補助板42による弾性付勢力に相当する)が作用する。そのため、開閉扉4のロック状態が解除されると、開閉扉4の右端側部分を開放側へ回動するから、開閉扉4を開閉枠3から容易に且つスムーズに開けることができる。
開閉扉4が開閉枠3に対して閉じられた閉位置の直前の位置から閉位置へ回動される際、その直前の位置で被案内部材38の後端部が案内部材37Aのガイド部50に当接する。開閉扉4が閉位置の直前の位置から閉位置へ回動されるとき、ガイド部43,50が被案内部材38を斜め上方へガイドすることで、被案内部材38が案内部材37Aにより僅かに持ち上げられ、開閉扉4の右端側部分における下側の隅部が外枠2の幕板7の上部に乗り上がる。そのため、実施例1と同様の効果を奏する。

Claims (4)

  1. 枠体と、この枠体の水平方向一端側に回動自在に軸支された開閉体を備えた遊技機において、
    前記枠体の水平方向他端側に設けられた案内部材と、
    前記開閉体の水平方向他端側に設けられ、前記開閉体が前記枠体に対して閉じられた閉位置にあるときに前記案内部材に載置支持される被案内部材とを備え、
    前記開閉体が前記閉位置の直前の位置から前記閉位置へ回動される際に、前記被案内部材が前記案内部材により持ち上げられるようにガイドするガイド部を、前記案内部材と被案内部材の少なくとも一方に設け、前記被案内部材が前記案内部材上を摺動することを特徴とする遊技機。
  2. 前記案内部材と被案内部材の少なくとも一方が低摩擦材料により構成されたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記案内部材が、前記開閉体の前記閉位置とこの閉位置の直前の位置間における前記開閉体の水平方向他端側の移動方向に細長い金属製のレール部材からなり、
    前記被案内部材が合成樹脂製のブロック部材からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記枠体に遊技盤が装着され、
    前記開閉体が前記閉位置で前記遊技盤の盤面をカバーするものであり、
    前記案内部材と被案内部材が前記枠体と開閉体の水平方向他端側の下部に配設されたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の遊技機。
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