JP2013116169A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】演出ボタンを進退させるボタン進退機構において、演出ボタンを円滑に進退させることができ、演出ボタンの所望の進退動作を実現することができ、演出ボタンの進退速度を自由に変更することができる、遊技機を提供する。
【解決手段】演出ボタン40を進退させるボタン進退機構60は、演出ボタン40の進退を許容し且つ回動を規制するボタンガイド機構61、演出ボタン40を進出方向へ付勢する付勢部材55、演出ボタン40の進退方向へ延びる軸状部材68、軸状部材68を回動させる回動駆動機構70、演出ボタン40に設けられた係合部76、軸状部材68の外周部に設けられた螺旋状ガイド部77であって、演出ボタン40が付勢部材55により付勢された状態で係合部76が係合し、回動駆動機構70により軸状部材68が回動されることで係合部76を進退方向へ移動させる螺旋状ガイド部77を備えている。
【選択図】 図22

Description

本発明は遊技機に関し、特に、演出ボタンを進退させるボタン進退機構を備えた演出ボタン装置に関する技術である。
従来より、パチンコ遊技機には、遊技盤が装着された枠体と、この枠体に開閉自在に支持されて閉位置で遊技盤の盤面をカバーする透明板を有する開閉体とが設けられ、この開閉体の下部(透明板の下側)に遊技球を貯留する貯留皿を有する皿ユニットが設けられている。近年主流のパチンコ遊技機では、遊技者が押下操作可能な演出ボタンを有する演出ボタン装置が皿ユニットに装備されている(例えば、特許文献1,2参照)。演出ボタン装置は、演出ボタンを進出方向へ付勢するバネを備え、一般に、演出ボタンを皿ユニットの上面側から押下操作可能に配設されている。
この演出ボタン装置では、演出ボタンが皿ユニットの上端部分に形成されたボタン孔に進退可能に嵌合されて、皿ユニットから上方へ突出した所定の通常操作位置に保持され、この演出ボタンが通常操作位置から押下位置へ押下操作され、操作解除されると、再度、通常操作位置に復帰して保持される。ボタン操作有効期間において、演出ボタンが押下操作されると、その押下操作が検知されて特有の遊技演出が実行される。こうして、遊技者の遊技参加感と共に遊技の演出効果が高められる。
ところで、特許文献1の演出ボタン装置では、演出ボタンが通常操作位置と押下位置とに亙って進退され、演出ボタンの保持位置が通常操作位置と押下位置の何れかに択一的に切換えられる。ボタンケースに演出ボタンが進退自在に装着されるとともに、演出ボタンを進出方向へ付勢するバネが装着され、ソレノイドアクチュエータ(以下、ソレノイドと記す)により、ボタンケースが演出ボタンを通常操作位置に保持する位置と押下位置に保持する位置とに亙って駆動される。
特許文献2の演出ボタン装置では、演出ボタンが通常操作位置及び押下位置と通常操作位置よりも外部へ突出した突出操作位置とに亙って進退され、演出ボタンの保持位置が通常操作位置と突出操作位置の何れかに択一的に切換えられる。演出ボタンにシャフトを介して係止板が一体的に設けられ、この係止板に係合可能なロック部材が設けられている。ソレノイドにより、ロック部材が係止板と係合して演出ボタンを通常操作位置に保持する位置と突出操作位置に保持する位置とに亙って駆動される。
特許第3989287号公報 特開2009−56085号公報
特許文献1の演出ボタン装置では、ソレノイドによりボタンケースを駆動して演出ボタンを通常装置位置と押下位置とに亙って進退させることができ、また、特許文献2の演出ボタン装置では、ソレノイドによりロック部材を駆動して演出ボタンを通常装置位置と突出装置とに亙って進退させることができる。
しかし、このソレノイドを介して演出ボタンを進退制御して、演出ボタンをソレノイドの進退駆動限界位置である2位置(特許文献1では通常操作位置と押下位置、特許文献2では通常操作位置と突出操作位置)の一方から他方へ単に動作させる以外に、演出ボタンの所望の進退動作(任意の位置で一時停止したり進退を繰返したりする動作等)を実現すること、演出ボタンの進退速度を自由に変更することが困難である。つまり、進退駆動される演出ボタンの進退動作により遊技の演出効果を高めるのに限界がある。
尚、一般的な演出ボタン装置では、演出ボタンは比較的小型でその進退ストロークも短いため、演出ボタンが進退駆動されるようにしても、その進退動作は目立ち難いため遊技の演出効果向上にあまり寄与しない。そこで、演出ボタンを大型にしてその進退ストロークを長くすることが考えられるが、その進退ストロークの増長に応じて大型のソレノイドが必要となり、そのソレノイドでは演出ボタンを前記2位置に亙って円滑に進退させることができない虞があり、また、そのソレノイドの配置・組付けも問題になってくる。勿論、ソレノイドを介して演出ボタンを進退制御することによる前記課題も改善されない。
本発明の目的は、演出ボタンを進退させるボタン進退機構において、演出ボタンを円滑に進退させることができ、演出ボタンの所望の進退動作を実現することができ、演出ボタンの進退速度を自由に変更することができる、遊技機を提供することである。
第1の発明(遊技機)は、遊技者が押下操作可能な演出ボタン(40)を有する演出ボタン装置(9) を備えた遊技機(1) において、前記演出ボタン装置(9) は、前記演出ボタン(40)を進退させるボタン進退機構(60)を備え、前記ボタン進退機構(60)は、前記演出ボタン(40)の進退を許容し且つ回動を規制するボタンガイド機構(61)と、前記演出ボタン(40)を進出方向へ付勢する付勢部材(55)と、前記演出ボタン(40)の進退方向へ延びる軸状部材(68)と、前記軸状部材(68)を回動させる回動駆動機構(70)と、前記演出ボタン(40)と一体的に進退する係合部(76)と、前記軸状部材(68)の外周部に設けられた螺旋状ガイド部(77)であって、前記演出ボタン(40)が前記付勢部材(55)により付勢された状態で前記係合部(76)が係合し、前記回動駆動機構(70)により前記軸状部材(68)が回動されることで前記係合部(76)を前記進退方向へ移動させる螺旋状ガイド部(77)とを備えたことを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、前記ボタン進退機構(60)は、前記演出ボタン(40)を所定の通常操作位置とこの通常操作位置よりも外部へ突出した突出操作位置とに亙って進退させ、前記演出ボタン(40)を前記通常操作位置及び突出操作位置を含む任意の位置から、前記通常操作位置よりも退入した押下位置へ押下操作可能に構成されたことを特徴とする。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、前記軸状部材(68)が前記演出ボタン(40)の基端側から内側に挿入されるように配設され、前記演出ボタン(40)に前記軸状部材(68)の外周外側に位置するように環状部材(43b) が設けられ、前記係合部(67)が前記環状部材(43b) にその内周部から前記軸状部材(68)の方へ突出して前記螺旋状ガイド部(77)に係合可能に設けられたことを特徴とする。
第4の発明は、第1〜第3の何れか1つの発明において、前記螺旋状ガイド部(77)は、第1螺旋ガイド部(77a) と、この第1螺旋ガイド部(77a) の先端部に繋がり且つ第1螺旋ガイド部(77a) よりも傾斜角度が大きな第2螺旋ガイド部(77b) とを有することを特徴とする。
第5の発明は、第1〜第4の何れか1つの発明において、前記軸状部材(68)の外周部に、前記螺旋状ガイド部(77)の基端部に繋がり且つ前記軸状部材(68)の軸心と直交する面と平行に延びる平滑ガイド部(78)が形成され、前記平滑ガイド部(78)に前記係合部(76)が係合して前記演出ボタン(40)が通常操作位置に保持されることを特徴とする。
第6の発明は、第1〜第5の何れか1つの発明において、前記ボタン進退機構(60)は、前記演出ボタン(40)を前記通常操作位置から突出操作位置へ進出させる際、前記回動駆動機構(70)により軸状部材(68)を回動させる方向によって演出ボタン(40)の進出速度が異なるように構成されたことを特徴とする。
本発明(遊技機)によれば、演出ボタンを進退させるボタン進退機構において、演出ボタンを円滑に進退させることができ、依って、演出ボタンの進退動作により遊技の演出効果を高めることができる。
実施例に係るパチンコ遊技機の正面図である。 パチンコ遊技機の制御系のブロック図である。 演出ボタンが通常操作位置にある状態の皿ユニットの斜視図である。 演出ボタンが押下位置にある状態の皿ユニットの斜視図である。 演出ボタンが突出操作位置にある状態の皿ユニットの斜視図である。 皿ユニットの底面図である。 演出ボタン装置を省略した皿ユニットの斜視図である。 皿ユニットのユニット本体の一部の斜視図である。 ユニット本体の一部の正面図である。 ユニット本体の一部の平面図である。 ユニット本体の一部の底面図である。 演出ボタン装置と基台と排出装置の斜視図である。 演出ボタン装置と基台と排出装置の左側面図である。 演出ボタン装置と上部基台の斜視図である。 演出ボタン装置と上部基台の左側面図である。 ボタン本体とボタンカバーとボタンケースの側壁の分解斜視図である。 演出ボタンやボタンケース等の一部を省略した演出ボタン装置と上部基台の主要部の斜視図である。 演出ボタン装置と上部基台の主要部の平面図である。 演出ボタン装置と上部基台の主要部の正面図である。 演出ボタン装置と上部基台の主要部の後面図である。 演出ボタン装置と上部基台の主要部の左側面図である。 軸状部材と回動駆動機構の斜視図である。 可動環状部材の平面図である。 排出装置の斜視図である。 排出装置の平面図である。 ケース部材の一部を省略した排出装置の分解斜視図である。
以下、発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。
図1に示すように、パチンコ遊技機1には、遊技ホールの島構造体に取付けられる外枠2に開閉枠3(内枠3)が開閉可能に装着され、この開閉枠3に開閉扉4が開閉可能に装着されている。開閉扉4に窓4aが形成され、その窓4aに透明板4bが装着されている。開閉枠3に遊技球が打出される盤面を有する遊技盤5が装着され、この遊技盤5の盤面とその前側の透明板4bとの間に遊技球が流下可能な遊技領域5aが形成されている。尚、外枠2及び開閉枠3、又は開閉枠3が枠体に相当し、開閉扉4が開閉体に相当する。
外枠2の左端部に開閉枠3の左端部が鉛直軸心回りに回動自在に支持され、開閉枠3は外枠2に対して閉じられた閉位置で外枠2に施錠される。開閉枠3の左端部に開閉扉4の左端部が鉛直軸心回りに回動自在に支持され、開閉扉4は開閉枠3に対して閉じられた閉位置で開閉枠3に施錠され遊技盤5の盤面(遊技領域5a)をカバーする。開閉扉4の右端下部に、開閉枠3を外枠2から施錠解除し、また開閉扉4を開閉枠3から施錠解除する為にキー操作されるキーシリンダ4cが装着されている。
開閉扉4の上部に左右1対の発光装置6(可動演出装置6)が装備されている。開閉扉4の下部(窓4aの下側部分)に遊技球を貯留する貯留皿8(上皿8aと下皿8b)を有する皿ユニット7が設けられ、その皿ユニット7に、遊技者が押下操作可能な演出ボタン40を有する演出ボタン装置9と、下皿8bに貯留された遊技球を遊技機外部へ排出する排出装置10とが装備されている。
皿ユニット7の右下側に発射ハンドル11が配設され、この発射ハンドル11が回動操作されると、上皿8aから球送り装置(図示略)により発射位置に導入された遊技球が発射装置(図示略)により発射される。上皿8aに複数の遊技球が貯留されている場合、複数の遊技球が約0.6秒間隔で連続的に発射される。発射された遊技球はガイドレール11aにより案内され遊技領域5aの上部に導入される。
図1、図2に示すように、遊技盤5の遊技領域5aに、多数の障害釘12の他、第1始動口13、開閉式の第2始動口14aを有する第2始動口装置14、1対のゲート15、開閉式の第1大入賞口16aを有する第1大入賞口装置16、開閉式の第2大入賞口17aを有する第2大入賞口装置17、複数(4つ)の一般入賞口18が、夫々遊技球が入賞(通過)可能に図示の配置で設けられている。
第1始動口13、1対のゲート15、複数の一般入賞口18に、夫々、そこに入賞した遊技球を検出する第1始動口SW13a、1対のゲートSW15a、複数の一般入賞口SW18a(「SW」はスイッチを意味する)が付設されている。第2始動口装置14は、第2始動口14a、第2始動口14aを開閉する開閉部材14b、第2始動口14aに入賞した遊技球を検出する第2始動口SW14c、開閉部材14bを開閉駆動する第2始動口SOL14d(「SOL」はソレノイドアクチュエータを意味する)を有する。
第1,第2大入賞口装置16,17は、夫々、第1,第2大入賞口16a,17a、第1,第2大入賞口16a,17aを開閉する第1,第2開閉部材16b,17b、第1,第2大入賞口16a,17aに入賞した遊技球を検出する第1,第2大入賞口SW16c,17c、第1,第2開閉部材16b,17bを開閉駆動する第1,第2大入賞口SOL16d,17dを有する。遊技球が入賞口13,14a,16a,17a,18の何れかに入賞した場合、遊技球1個の入賞につき入賞口13,14a,16a,17a,18毎に設定された数の遊技球が貯留皿8に払出される。
遊技球が始動口13,14aの何れかに入賞したことを契機に大当り抽選が行われ、その大当り抽選で当選した場合、第1,第2大入賞口装置16,17の何れかが作動して、通常は閉塞の第1,第2大入賞口16a,17aの何れかを開放する大当り遊技を発生させる。遊技球が1対のゲート15の何れかを通過したことを契機に当り抽選が行われ、その当り抽選で当選した場合、第2始動口装置14が作動して、通常は閉塞の第2始動口14aを開放する補助遊技を発生させる。
遊技盤5にセンタ役物20が取付けられ、このセンタ役物20に画像表示器21と可動役物装置22が装備されている。画像表示器21はその画面がセンタ役物20の枠体内側から前方へ臨むように配置され、この画像表示器21に大当り抽選を演出する遊技演出等が表示される。可動役物装置22は、大当り抽選に関する報知(大当り抽選の当選期待度が高い旨等の報知等)を行うために作動して、例えば、可動役物22aを画像表示器21の画面近傍位置において遊技盤5の盤面と平行な方向へ移動させる。
遊技盤5の左下部に遊技表示盤23が装備され、この遊技表示盤23に、第1特図表示器23a、第2特図表示器23b、普図表示器23c、第1特図保留ランプ23d、第2特図保留ランプ23e、普図保留ランプ23fが設けられている。
第1特図表示器23aに第1特別図柄が変動可能に表示され、第1特図保留ランプ23dに第1特図保留数が表示され、その第1特図保留数は4未満の場合に第1始動口13に遊技球が入賞する毎に1加算される。第2特図表示器23bに第2特別図柄が変動可能に表示され、第2特図保留ランプ23eに第2特図保留数が表示され、その第2特図保留数は4未満の場合に第2始動口14aに遊技球が入賞する毎に1加算される。
第1,第2特別図柄が変動停止状態で、第1特図保留数が1以上の場合、第2特図保留数が0の場合には、第1特図保留数が1減算されて第1特別図柄が変動開始され、その後の停止図柄で大当り抽選の結果が表示される。第1,第2特別図柄が変動停止状態で、第2特図保留数が1以上の場合、第1特図保留数に関わらず、第2特図保留数が1減算されて第2特別図柄が変動開始され、その後の停止図柄で大当り抽選の結果が表示される。
普図表示器23cに普通図柄が変動可能に表示され、普図保留ランプ23fに普図保留数が表示され、その普図保留数は4未満の場合にゲート15を遊技球が通過する毎に1加算される。普通図柄が変動停止状態で、普図保留数が1以上の場合、普図保留数が1減算されて普通図柄が変動開始され、その後の停止図柄で当り抽選の結果が表示される。
図2に示すように、パチンコ遊技機1の制御装置30は、遊技制御基板31、払出制御基板32、演出制御基板33、画像制御基板34、ランプ制御基板35を備え、これら制御基板31〜35に夫々CPUとROMとRAMを含むコンピュータを備えて構成され、更に演出制御基板33にはRTC(「RTC」はリアルタイムクロックを意味する)を備えて構成されている。
遊技制御基板31のコンピュータは、始動口SW13a,14c、ゲートSW15a、大入賞口SW16c,17c、一般入賞口SW18aからの検出信号、払出制御基板32からの制御情報を受けて、始動口SOL14d、大入賞口SOL16d,17d、図柄表示器23a〜23c、図柄保留ランプ23d〜23fを制御し、払出制御基板32、演出制御基板33に制御情報を出力する。
払出制御基板32のコンピュータは、遊技制御基板31からの制御情報、払出球検出SW36b、球有り検出SW36c、満タン検出SW36bからの検出信号を受けて、払出装置の払出モータ36aを制御し、遊技制御基板31に制御情報を出力する。演出制御基板33のコンピュータは、遊技制御基板31、画像制御基板34、ランプ制御基板35からの制御情報、演出ボタン装置9からの検出信号を受けて、演出ボタン装置9を制御し、画像制御基板34、ランプ制御基板35に制御情報を出力する。
画像制御基板34のコンピュータは、演出制御基板33からの制御情報を受けて、画像表示器21、スピーカ37を制御し、演出制御基板33に制御情報を出力する。ランプ制御基板35のコンピュータは、演出制御基板23からの制御情報、1対の発光装置6、可動役物装置22からの検出信号を受けて、1対の発光装置6、可動役物装置22、枠ランプ38a、盤ランプ38bを制御し、演出制御基板33に制御情報を出力する。
演出制御基板33、画像制御基板34、及びランプ制御基板35のコンピュータにより、演出用機器である画像表示器21、スピーカ37、演出ボタン装置9、1対の発光装置6、可動役物装置22、枠ランプ38a、及び盤ランプ38bが制御され、これら演出用機器により、遊技球による遊技の進行に応じて当該遊技に伴う演出が行われる。
皿ユニット7と、皿ユニット7に装備された演出ボタン装置9及び排出装置10について詳しく説明する。
先ず、皿ユニット7について説明する。
図1、図3〜図11に示すように、皿ユニット7は、その上下方向の厚さが比較的大きく開閉扉4の本体下部(窓4aの下側部分)の上下長と略同程度あり、その開閉扉4の本体下部から前方へ平面視にて山形に膨出するように形成されている。皿ユニット7は、その外形を形成する合成樹脂製のユニット本体7aを主体に構成され、このユニット本体7aの上部に上皿8aが形成され、ユニット本体7aの左下部に下皿8bが形成されている。開閉枠3に装着された前記払出装置により払出された遊技球は、開閉枠3に設けられた払出通路(図示略)により上皿8aに導かれ貯留され、上皿8aが遊技球で満杯になると下皿8bに導かれ貯留される。
上皿8aの中央付近において上皿8aの前側壁が右方ほど後方へ位置するように傾斜して上皿8aの前後幅が小さくなり、上皿8aの主要底部は右下がりに緩やかに傾斜し、遊技球は上皿8aの右端部から前記球送り装置に導入される。下皿8bの前側壁は右方ほど前方へ膨出し、下皿8bの底部は右下がり且つ前下りに緩やかに傾斜し、遊技球は下皿8bの前右部から排出装置10により導かれその下方へ落下して遊技機外部へ排出される。排出装置10の下方に所謂ドル箱の球収容ケース(図示略)が配置され、その球収容ケースに排出装置10により排出された遊技球は受止められ収容される。
下皿8bに貯留された遊技球については、排出装置10により外部へ排出しないで、上皿8aに補給することがある。この場合、特に遊技者が右手で発射ハンドル11を握った状態では、左手で下皿8bに貯留された遊技球が掴み出される。その際、下皿8bの前側壁の前記形状や遊技者が遊技球を掴み出す要領等が関係して、遊技球が下皿8bの右部上側からその前方へ溢れ落ちる虞がある。そこで、これを防止するために、下皿8bの右部上側とその前方とを仕切る合成樹脂製の透明板8c(図1参照)が設けられている。
この透明板8cは全体的に前方へ多少凸となるように湾曲し、透明板8cの上端縁は右方ほど傾きが大きくなって高さが高くなるように湾曲している。この透明板8cの下端縁が下皿8bの前側壁に固着され、透明板8cの右端縁がユニット本体7aのうち下皿8bの上方空間の右側壁となる部分に固着されている。遊技者は透明板8bの後側に位置する遊技球を視認することができ、透明板8cがその上端縁の前記形状により遊技球を掴み出す左手の障害になることもないため、この透明板8bにより遊技者は下皿8bから遊技球を落下させずに確実に掴み出すことが可能になる。
演出ボタン装置9と排出装置10は皿ユニット7の中央部分に組込まれ、演出ボタン装置9は演出ボタン40を皿ユニット7の上面側から押下操作可能に配設され、排出装置10は皿ユニット7の下端部分において下皿8bの右方且つ演出ボタン装置9の下方に配設されている。排出装置10は皿ユニット7(ユニット本体7a)の下端部に形成された装置取付枠部7b(図8〜図11参照)に固定され、演出ボタン装置9は排出装置10に載置支持され固定されている(図12、図13参照)。
図3〜図7に示すように、演出ボタン装置9と排出装置10とを皿ユニット7に組込むために、ユニット本体7aに、その上端部分にボタン孔7cが形成されるとともに、このボタン孔7cを含む装置収容孔7dが上下貫通状に形成され、この装置収容孔7dの下端外周近傍部に装置取付枠部7bが形成されている。上皿8aの前後幅が変化する中央付近の前側壁により、ユニット本体7aのボタン孔7cの上部外側周壁7c1の後部一部が形成されている。
図8〜図11に示すように、装置取付枠部7bに前方開の平面視門形の補強用金属プレート39が取付けられ、排出装置10は補強用金属プレート39を介してユニット本体7aの装置取付枠部7bに固定されている。装置取付枠部7bの左右両側部に1対の前後方向に長いプレート支持部7b1,7b2が形成され、補強用金属プレート39の一部となる前後方向に長い左右1対のプレート片39a,39bが、夫々1対のプレート支持部7b1,7b2に面接触状に載置状に取付けられている。補強用金属プレート39に複数(5つ)のナット部材39cが下方突出状に固着され、排出装置10は複数のナット部材39cに螺合された複数(5つ)のボルト(図示略)により補強用金属プレート39に締結されて取付けられている。
尚、補強用金属プレート39の代わりに複数の補強用金属プレートを設け、これら複数の補強用金属プレートを介して排出装置10をユニット本体7aの装置取付枠部7bに固定してもよい。この場合、複数の補強用金属プレートのうちの少なくとも1つ(例えば、左プレート片39aと右プレート片39bに対応する1対の補強プレート)を、装置取付枠部7bに形成されたプレート支持部(例えば、1対のプレート支持部7b1,7b2)に面接触するように載置状に取付けてもよい。
次に、演出ボタン装置9について説明する。
演出ボタン装置9は、演出ボタン40を、図3に示す所定の通常操作位置と、通常操作位置よりも下方へ退入した図4に示す押下位置と、通常操作位置よりも上方へ突出した図5に示す突出操作位置とに亙って進退可能に構成されている。また、演出ボタン40を通常操作位置(図3)及び突出操作位置(図5)を含む任意の位置から押下位置(図4)へ押下操作可能に構成されている。
演出ボタン40のサイズを一般的な演出ボタンのサイズよりも数倍大型にして、また、演出ボタン40の進退ストロークを一般的な演出ボタンの進退ストロークよりも数倍長くして、大型化した演出ボタン装置9が構成されている。
尚、演出ボタン40が、通常操作位置、押下位置、突出操作位置に亙って進退する方向が演出ボタン40の進退方向であり、演出ボタン40の進出側を先端側とし、演出ボタン40の退入側を基端側とする。適宜、演出ボタン40の進退方向を単に進退方向と記し、演出ボタン40の進出方向、退入方向を単に進出方向、退入方向と記し、演出ボタン40(後述のボタンケース50、軸状部材68)の軸心(中心)を単に軸心と記す。
図3〜図5、図7に示すように、皿ユニット7のユニット本体7aに、ボタン孔7cの上部外側周壁7c1及び上部内側周壁7c2の上端に連なるリング状膨出部7eが形成され、演出ボタン40がリング状膨出部7eよりも少し上方へ突出して通常操作位置になり(図3参照)、演出ボタン40がリング状膨出部7eよりも少し下方へ退入して押下位置になり(図4参照)、演出ボタン40がリング状膨出部7eよりも通常操作位置での突出量の数倍(約7〜10倍)上方へ突出して突出操作位置になる(図5参照)。
図12〜図23に示すように、演出ボタン装置9は、演出ボタン40と、演出ボタン40を通常操作位置と押下位置と突出操作位置とに亙って進退可能に収容するボタンケース50と、演出ボタン40を進出方向へ付勢する前後1対の付勢部材55と、演出ボタン40を通常操作位置と突出操作位置とに亙って自動的に進退させるボタン進退機構60とを備え、ボタンケース50が基台57を介して排出装置10に載置状に取付けられている。
図12〜図15に示すように、基台57は合成樹脂製の上部基台58及び下部基台59を有する。上部基台58は円筒状の周壁58aと上壁58bと下壁58cとを有し、上壁58bは前方下がりに傾斜し、下壁58cに水平下面58c1と前方下がりに傾斜した傾斜下面58c2とが形成されている。下部基台59は上壁59aと支持脚59bとを有し、上壁59aに水平上面59a1と前方下がりに傾斜した傾斜上面59a2とが形成され、支持脚59bが排出装置10に載置固定されている。
上部基台58の水平下面58c1及び傾斜下面58c2が、夫々、ゴム製の緩衝シート58d1,58d2を介して、下部基台59の水平上面59a1及び傾斜上面59a2に載置された状態で、上部基台58が下部基台59に固定され、上部基台58の周壁58aが鉛直方向から前方へ少し傾斜した姿勢になる。上部基台58にボタン進退機構60の主要部が装着されている。
図12〜図16に示すように、演出ボタン40は、合成樹脂製の上壁41a及び周壁41bを有するボタン本体41と、このボタン本体41をカバーする合成樹脂製の上壁42a及び周壁42bを有し且つボタン本体41に対して軸心回りに相対回動自在に設けられた透明なボタンカバー42と、ボタン本体41の下端部に取付けられた環状部材43(図17〜図21参照)とを有する。
ボタン本体41の周壁41bの下端部に形成された外周鍔部41cに、ボタンカバー42の周壁42bの下端部に形成された外周鍔部42cが上側から係合し、この状態、ボタン本体41の上壁41aとボタンカバー42の上壁42aとが近接(当接)し、ボタン本体41がボタンカバー42を支持してボタンカバー42と一体的に進退される。
図17〜図21に示すように、環状部材43は、ボタン本体41の下端部の外周鍔部41cに固定された合成樹脂製の固定環状部材43aと、この固定環状部材43aの下方に配設されて固定環状部材43aに対して進退方向へ移動自在に且つ軸心回りに回動不可能に支持された合成樹脂製の可動環状部材43bとを有する。可動環状部材43bは、固定環状部材43aに当接した位置と固定環状部材43aから退入方向へ微小距離離隔した位置とに亙って移動自在に設けられている。
可動環状部材43bは固定環状部材43aから離隔する退入方向へ、1対の付勢部材55よりも付勢力が強力な左右1対のバネ部材43cにより付勢され、演出ボタン40が押下位置以外の位置にあるとき、可動環状部材43bは固定環状部材43aから退入方向へ離隔した位置にある。
図12〜図16に示すように、ボタンケース50は合成樹脂製の円筒状の周壁50a及び底壁50bを有し、演出ボタン40はボタンケース50(周壁50a)から上方へ突出している。底壁50bが上部基台58の上壁58bに載置固定されて前下り傾斜状に設けられ、周壁50bが鉛直姿勢から前方へ少し傾斜した姿勢になり、上部基台58の周壁58aから略連続するように延びている。
演出ボタン40はボタンケース50の周壁50aの傾斜方向、即ち鉛直方向から上方ほど前方へ移行する方向へ傾斜した傾斜方向(進出方向)へ進退される。ボタンケース50の周壁50aの上端部が、ユニット本体7aに形成されたボタン孔7cの上部内側周壁7c2に下側から外嵌されて、ボタンケース50から突出する演出ボタン40がユニット本体7aのボタン孔7cから出没される。ボタンカバー42の外周鍔部42aが、ボタンケース50の周壁50aの上端部に形成された内周鍔部50cに下側から係合して、ボタンカバー42が進出方向へ抜止めされる。
ボタンケース50に、演出ボタン40の外周部(ボタンカバー42の周壁42b)とボタンケース50の周壁50aとの間の液体等の異物を、ボタンケース50の外部へ排出する複数(3つ)の排出口51〜53(開口51〜53)が設けられている。
複数の排出口51〜53は、ボタンケース50の周壁50aの下端部に周方向に間隔を空けて形成されている。複数の排出口51〜53のうちの中間に位置する排出口51が、ボタンケース50の周壁50aの前端の下端部に形成され、この排出口51が異物を外部へ排出する主要な開口51となる。各排出口51〜53は矩形状に形成され、各排出口51〜53の下端縁がボタンケース50の底壁50bの上面外周端により形成されている。
例えば、遊技者が飲料水を演出ボタン40やその周辺に溢す等して、ボタンカバー42とボタンケース50の周壁42b,50a間に侵入した異物となる液体は、それら周壁42b,50a間を流下して、周壁42b,50a間から直接、或いは一旦ボタンケース50の底壁50bに到達した後、複数の排出口51〜53の何れかから外部へ排出される。
また、複数の排出口51〜53は、演出ボタン40が進退される際に演出ボタン40とボタンケース50とで囲まれた密閉状の空間の複数の呼吸口51〜53として兼用される。つまり、演出ボタン40が進出される際、体積が増大する前記空間に複数の呼吸口51〜53から外部の空気が吸入され、演出ボタン40が退入される際、体積が減少する前記空間の空気が複数の呼吸口51〜53から外部に排出される。
図17〜図23に示すように、ボタン進退機構60は、演出ボタン40の進退を許容し軸心回りの回動を規制するボタンガイド機構61と、演出ボタン40を進出方向へ付勢する1対の付勢部材55と、演出ボタン40の進退方向へ延びる合成樹脂製の軸状部材68と、軸状部材68を回動させる回動駆動機構70と、回動駆動機構70により回動される軸状部材68と連動して演出ボタン40を進退動作させる進退動作機構75とを備えている。
ボタンガイド機構61は、進退方向に延びる前後1対の金属製のガイドロッド62と、これら1対のガイドロッド62に夫々摺動自在に外嵌された前後1対の筒状部(図示略)とを有し、これら1対の筒状部が演出ボタン40の固定環状部材43aに一体形成され、このボタンガイド機構61により演出ボタン40は姿勢を維持して進退自在に且つ軸心回りに回動不可能にガイドされる。
1対のガイドロッド62は、それらの基端部が上部基台58に固定され、上部基台58から進出方向へ延びてボタンケース50の底壁50bを貫通し、ボタンケース50の内側において、演出ボタン40の可動環状部材43b及び固定環状部材43aを貫通して演出ボタン40の基端側から内側に挿入され、演出ボタン40の内側において、1対のガイドロッド62の上端部に合成樹脂製の円板状の係止板63が固定されている。
固定環状部材43aが可動環状部材43bに当接し、且つ可動環状部材43bがボタンケース50の底壁50bに当接した状態で、演出ボタン40が押下位置になり、固定環状部材43aが係止板63に下側から当接し係止された状態で、演出ボタン40が突出操作位置になる。係止板63の上面にLED基板64が装着され、このLED基板64の上面に複数のLED65が実装されている。
ボタン本体41(上壁41a及び周壁41b)は光を透過可能なレンズ部に形成され、LED65が発光すると、その光がボタン本体41(レンズ部)を外部へ透過して、ボタン本体41が電飾される。尚、複数のLED65を発光させる為の複数の導電線が、上部基台58側から上方へ延びてLED基板64に接続され、これら複数の導電性を収容案内する角筒状の配線収容部材66が、上部基台58と係止板63とを接続するように進退方向に延び且つ演出ボタン40の固定環状部材43a及び可動環状部材43bを貫通した状態で配設されている。
ここで、ボタンカバー42が、ボタン本体41に対して相対回動自在に設けられているため、遊技者がボタンカバー42を回動させても、ボタンカバー42が空回りするだけで、ボタン本体41にそれを回動させる外部負荷は作用しないため、外部負荷によりボタン本体42やボタンガイド機構61が損傷するのが確実に防止される。
また、ボタンカバー42の上壁42aと周壁42bとの境界部分に、断面円弧状の湾曲部42dが形成され、図3に示すように、その湾曲部42dは、演出ボタン40が通常操作位置にあるとき、ボタンカバー42の周壁部42bをユニット本体7a(リング状膨出部7e)よりも上方へ露出させない湾曲形状に形成されている。故に、演出ボタン40が通常操作位置にあるとき、遊技者がボタンカバー42の上部外周部(湾曲部42d)を掴んで持上げるのが難しくなるため、ボタンカバー42と共に、ボタン本体41やボタンガイド機構61が損傷するのが一層確実に防止される。
1対の付勢部材55は1対のコイルバネ55からなり、これら1対のコイルバネ55が、夫々、ボタンケース50の内側において、1対のガイドロッド62に外装され、圧縮状態で、演出ボタン40の可動環状部材43bと上部基台58の上壁58b(或いは、ボタンケース50の底壁50b)との間に装着されている。
軸状部材68はその軸心が演出ボタン40の軸心と一致するように配設されている。軸状部材68は、その基端部が上部基台58に回動自在に支持され、上部基台58から進出方向へ延びてボタンケース50の底壁50bを貫通し、ボタンケース50の内側において、演出ボタン40の可動環状部材43b及び固定環状部材43aを貫通して演出ボタン40の基端側から内側に挿入される。つまり、演出ボタン40に軸状部材68の外周外側に位置するように環状部材43が設けられている。
回動駆動機構70は、電動モータ71、駆動ギヤ72、中間2段ギヤ73、従動ギヤ74を備えている。電動モータ71は上部基台58に進出方向に向けて取付けられ、その出力軸71aに駆動ギヤ72が取付けられている。駆動ギヤ72、中間2段ギヤ73、従動ギヤ74は互いに噛合し、中間2段ギヤ73は上部基台58に回転自在に支持され、従動ギヤ74は軸状部材68の基端部に固定的に設けられている。
進退動作機構75は、演出ボタン40と一体的に進退する左右1対の係合部76と、軸状部材68の外周部に設けられた1対の螺旋状ガイド部77であって、演出ボタン40が付勢部材55により進出方向へ付勢された状態で1対の係合部76が夫々基端側から係合し、回動駆動機構70により軸状部材68が回動されることで1対の係合部76を進退方向へ移動させる1対の螺旋状ガイド部77とを備えている。これら1対の係合部76及び螺旋ガイド部77は軸心対称の構造になっている。
各係合部76はピン部材76からなり、このピン部材76が可動環状部材43bに取付けられて、可動環状部材43bの内周部から軸状部材68の方(軸心方向)へ軸心直交方向に突出して螺旋状ガイド部77に係合可能に設けられている(図23参照)。
図22に示すように、各螺旋ガイド部77は、傾斜角度が所定角度(約45度)の第1螺旋ガイド部77aと、この第1螺旋ガイド部77aの先端部に基端部が繋がり且つ第1螺旋ガイド部77aよりも傾斜角度が大きな(傾斜角度が約60度の)第2螺旋ガイド部77bとを有する。軸状部材68の軸心と平行方向における第2螺旋ガイド部77bの形成領域は第1螺旋ガイド部77aの形成領域と略同じか少し大きい。
軸状部材68の外周部に、1対の螺旋状ガイド部77(第1螺旋ガイド部77a)の基端部に夫々繋がり且つ軸状部材68の軸心と直交する面と平行に延びる1対の平滑ガイド部78が形成され、これら1対の平滑ガイド部78に1対の係合部76が夫々基端側から係合して演出ボタン40が通常操作位置に保持される。これら1対の平滑ガイド部78も軸心対称の構造になっている。
ここで、軸状部材68の外周部に、1対の凸部68aが軸心対象に形成され、1対の凸部68aの間に1対の凹部68bが軸心対象に形成されている。1対の凸部68aの外端面は、軸心を中心とする円筒面の一部を形成し、1対の凹部68bの奥端面は、凸部68aの外端面よりも小径の軸心を中心とする円筒面の一部を形成している。
各凸部68aは逆台形状に形成され、各凸部68aの周方向一端縁(凹部68bとの境界部分)に螺旋状ガイド部77(第1,第2螺旋ガイド部77a,77b)が段状に形成され、各凸部68aの基端縁に平滑ガイド部78が段状に形成され、各凸部68aの周方向他端縁(凹部68bとの境界部分)に軸状部材68の軸心方向と平行方向へ延びるストレート段部68cが段状に形成されている。
演出ボタン40が通常装置位置と突出装置位置の間の位置にあるとき、及び突出装置位置にあるときに、演出ボタン40に設けられた各係合部76は、凹部68b内に位置し、つまり、凸部68aの螺旋状ガイド部77ともう一方の凸部68aのストレート段部68cとの間に位置して、螺旋状ガイド部77に係合可能になる。
さて、演出ボタン40が押下操作されていないとき、演出ボタン40の1対の係合部76が軸状部材68の1対の平滑ガイド部78に係合して、演出ボタン40が通常操作位置に保持される。この状態から、1対の係合部76を1対の平滑ガイド部78から退入方向へ離隔移動させ得るため、演出ボタン40を押下位置へ押下操作することができ、その後、演出ボタン40が操作解除されると、再度、通常操作位置に復帰しそこで保持される。
また、演出ボタン40が押下操作されていないとき、前記同様、演出ボタン40が通常操作位置に保持された状態から、軸状部材68が図22の矢印I方向へ回動されると、演出ボタン40の1対の係合部76が軸状部材68の1対平滑ガイド部78から係合解除して1対の螺旋状ガイド部77(第1螺旋ガイド部77a)に移行して係合し、演出ボタン40が通常操作位置から進出し始める。
演出ボタン40の1対の係合部76が軸状部材68の1対の螺旋状ガイド部77に係合した状態で、軸状部材68が回動されることで1対の係合部76が進退方向へ移動され、つまり演出ボタン40が進退される。軸状部材68が図22の矢印I方向へ回動され、最終的に、演出ボタン40が進出して、演出ボタン40の固定環状部材43aが1対のガイドロッド62の先端部に固定された係止板63に係止されて、演出ボタン40が突出操作位置に保持される。
ここで、軸状部材68の回動速度が一定の場合、係合部76が第1螺旋ガイド部77aに係合している場合と、係合部76が第2螺旋ガイド部77bに係合している場合とを比べると、演出ボタン40の進退速度は前者の方が遅くなる。即ち、演出ボタン40を進退させる駆動負荷は前記前者の方が小さくなる。
演出ボタン40が通常操作位置と突出操作位置との間の任意の位置にある状態から、1対の凹部68bによって、1対の係合部76を1対の螺旋状ガイド部77から1対の凸部68aと衝突させずに退入方向へ離隔移動させ得るため、演出ボタン40を押下位置へ押下操作することができ、また、演出ボタン40が突出操作位置に保持された状態からも同様に、演出ボタン40を押下位置へ押下操作することができる。
その後、演出ボタン40が操作解除されると操作開始位置に復帰し、その際、演出ボタン40が進退(軸状部材68が回動)しているときには、操作開始時の位置の近傍位置に復帰する。但し、演出ボタン40を押下位置へ押下操作したとき、1対の係合部76の進出側に1対の平滑ガイド部78が位置するように、軸状部材68を回動(この場合、演出ボタン40を突出操作位置から押下位置へ押下操作したときには図22の矢印I方向へ少しだけ回動)させることで、演出ボタン40が操作解除されると、1対の係合部76が1対の平滑ガイド部78に係合して、演出ボタン40が通常操作位置に復帰する。
一方、演出ボタン40が押下操作されていないとき、前記同様、演出ボタン40が通常操作位置に保持された状態から、軸状部材68が図22の矢印II方向に回動されると、演出ボタン40の1対の係合部76が軸状部材68の1対の平滑ガイド部78から係合解除して、1対のストレート段部68cに沿って進出方向へ移動し、つまり演出ボタン40が一気に突出操作位置に移動する。
以上説明したように、演出ボタン40が通常操作位置に保持された状態から、軸状部材68を図22の矢印I方向に回動させることで、1対の係合部76を1対の螺旋状ガイド部77に係合させて、演出ボタン40を突出操作位置へ軸状部材68の回転速度に応じた速度で(例えば、ゆっくりと)進出させることができ、逆に、演出ボタン40が通常操作位置に保持された状態から、軸状部材68を図22の矢印II方向に回動させることで、1対の係合部76を1対の凹部68bによって1対の凸部68aに干渉させずに、即ち、1対の係合部76を1対の螺旋状ガイド部77に係合させずに、演出ボタン40を突出操作位置へ高速で進出させることができる。つまり、ボタン進退機構60は、演出ボタン40を通常操作位置から突出操作位置へ進出させる際、回動駆動機構70により軸状部材68を回動させる方向によって演出ボタン40の進出速度が異なるように構成されている。
次に、排出装置10について説明する。
図6、図12、図13、図24〜図26に示すように、排出装置10は、合成樹脂製のケース部材80と、ケース部材80に形成された排出通路81と、排出通路81を開閉可能な合成樹脂製の開閉板82と、開閉板82を開閉させる開閉機構83と、開閉板82が排出通路81を開けた開位置に開閉板82を保持解除可能に保持する開保持機構84と、開閉板82が排出通路81を閉じた閉位置で直接触られて開操作されないように閉位置に開閉板82をロック解除可能にロックする閉ロック機構85とを備えている。
ケース部材80は平面視矩形状に形成されて上下厚さが多少あり、その内部に開閉機構83が収容状に装着されている。このケース部材80が、皿ユニット7のユニット本体7aに形成された装置収容孔7dの下端部分に下方から収納され、ケース部材80の外周近傍部が、ユニット本体7aに取付けられた補強用金属プレート39に複数の前記ボルト(図示略)により取付けられている。ケース部材80の上面部に台座80aが形成され、この台座80aに下部基台59の支持脚59bが載置固定されている。
排出通路81はケース部材80の左前部に形成され、この排出通路81の上流端に、左方へ下皿8bの内部に臨むように開口する球導入口81aが形成され、排出通路81の下流端に、球導入口81aの右方近傍において下方へ外部に臨むように開口する球排出口81bが形成されている。開閉板82は、球排出口81bを開閉可能にケース部材80に左右方向へスライド自在に支持されている。
開閉機構83は、ケース部材80に前後方向へ移動自在に且つ図24に示す前進保持位置に係止可能に支持された操作部材90と、ケース部材80に鉛直軸心回りに回動自在に支持されたアーム部材91と、開閉板82にその右側に一体的に形成された被操作部材92と、操作部材90を前方へ付勢する第1バネ93と、開閉板82(被操作部材92)を左方(閉位置)へ付勢する第2バネ94とを備えている。尚、操作部材90、アーム部材91、被操作部材92は、何れも合成樹脂製である。
操作部材90はアーム部材91及び被操作部材92(開閉板82)の上側に配置され、操作部材90の前端部分に遊技者が操作可能にケース部材80から前方へ突出する操作部90aが設けられている。アーム部材91は平面視ヘ字状に形成され、アーム部材91の後端部がケース部材80に回動自在に支持されている。
操作部材90の後端部に下方突出状に設けられた第1係合ピン90bが、アーム部材91の後側部分にその長さ方向に細長く形成された第1長孔91aに移動自在に係合している。アーム部材91の前端部に下方突出状に設けられた第2係合ピン91bが、被操作部材92に前後方向に細長く形成された第2長孔92aに移動自在に係合している。このように、操作部材90、アーム部材91、被操作部材92が連動連結されている。
操作部材90が前進保持位置から後方へ押し操作されると、その操作力により、アーム部材91が平面視にて反時計回り方向へ回動されて、開閉板82が被操作部材92と共に右方(開位置)へスライドされる。その後、操作部材90が操作解除されると、開保持機構84により開閉板82が開位置に保持されていない状態で前進保持位置に復帰すると共に、第2バネ94により、開閉板82が被操作部材92と共に左方(閉位置)へスライドされて、アーム部材91が平面視にて時計回り方向へ回動される。
開保持機構84は、操作部材90に後方突出状に設けられた被把持部90cと、この被把持部90cを把持可能にケース部材80に取付けられた把持機構部96とを有する。操作部材90が後退限界位置まで押し操作されると、把持機構部96は被把持部90cにより非作動状態から作動状態に切換えられ、次に、操作部材90が操作解除されると、作動状態の把持機構部96により被把持部90cが把持されるため、操作部材90が後退限界位置の少し前方の操作保持位置に保持され、開閉板82が開位置に保持される。
その後、操作部材90が操作保持位置から再度後退限界位置まで押し操作されると、把持機構部96は被把持部90cにより作動状態から非作動状態に切換えられ、次に、操作部材90が操作解除されると、操作部材90が前進保持位置まで前進し、故に、開閉板82が閉じられ閉位置になる。
閉ロック機構85は、被操作部材92に上方突出状に設けられた第1係合片97と、操作部材90に下方突出状に設けられた第2係合片98と、アーム部材91の第1長孔91aに切欠き状に設けられたピン逃し凹部99とを有する(図26参照)。
操作部材90が前進保持位置にあり、開閉板82が閉位置にあるとき、第1係合片97が第2係合片98の左側に第2係合片98と接近対向する位置にあるため、遊技者が手で下皿8から遊技球を掴み出す場合にその手が開閉板82に触わった場合等、開閉板82に開方向の力が作用しても、第1係合片97が第2係合片98に係合し、その際、操作部材90に後方の力も作用しないため、開閉板82は閉位置にロックされる。
一方、操作部材90が前進保持位置にあり、開閉板82が閉位置にあるときから、操作部材90を後方へ押し操作すると、操作部材90が後方へ少し移動する間、操作部材90の第1係合ピン90bがアーム部材91のピン逃し凹部99へ入込むことで、操作部材90からアーム部材91に動力が伝達されないため、アーム部材91は回動されず、開閉板82は右方へスライドされず閉位置に維持される。
そして、この間に、操作部材90の第2係合片98が被操作部材92の第1係合片97の右側から後方へ退き、故に、その後、続けて操作部材90を後方へ押し操作すると、操作部材90からアーム部材91に動力が伝達されて、アーム部材91は回動され、第1係合片97が第2係合片98に係合することなく、開閉板82が右方へスライドされる。尚、開閉板82が開位置から閉位置へ左方へスライドされる際、開閉板82が開位置に到達した後に、操作部材90が前進保持位置に到達し、故に、第2係止片98は第1係止片97に衝突することなく第1係止片の右側へ移動してくる。
以上説明したパチンコ遊技機1によれば次の効果を奏する。
皿ユニット7に、遊技者が押下操作可能な演出ボタン40を有する演出ボタン装置9と、この演出ボタン装置9の下方に配設され下皿8bに貯留された遊技球を外部へ排出する排出装置10とが装備され、演出ボタン装置9は、演出ボタン40を皿ユニット7の上面側から押下操作可能に配設されて、排出装置10に載置支持されている。
皿ユニット7において、ユニット本体7aに排出装置10を取付け、その排出装置10に演出ボタン装置9を載置支持することで、演出ボタン40が押下操作された際の荷重(衝撃荷重)を演出ボタン装置9から排出装置10を介してユニット本体7aで受止めることができる。ユニット本体7aに演出ボタン装置9を独立に強固に取付ける構造を省略し、演出ボタン装置9及び排出装置10の取付構造を全体的に簡単化することができる。
演出ボタン装置9は、演出ボタン40を大型にして演出ボタン40の進退ストロークを長くして大型化したものである。従って、この演出ボタン装置9がその下方に位置する排出装置10に接近するように配設され、これを利用して、演出ボタン装置9を排出装置10に載置支持することができる。つまり、この演出ボタン装置9と排出装置10の配置並びに取付け構造が、演出ボタン装置9を大型化する場合に適したものになる
排出装置10は、皿ユニット7のユニット本体7aの下部に補強用金属プレート39を介して固定されている。従って、この排出装置10の取付構造の強度を高めることができる。しかも、補強用金属プレート39のプレート片39a,39bが、ユニット本体7aの下部に形成されたプレート支持部7b1,7b2に面接触状に載置状に取付けられ、この補強用金属プレート39に排出装置10が取付けられている。従って、出ボタン40が押下操作された際の荷重を、補強用金属プレート39から分散させてユニット本体7aに作用させることができる。
特に、この演出ボタン装置9では、演出ボタン40は大型であるため、演出ボタン40が操作された際の衝撃荷重は大きく、しかも、演出ボタン40が突出操作位置から押下位置へ操作された際の操作ストロークは長いため、その際の衝撃荷重は一層大きくなる虞があるが、排出装置10の前記取付構造により、その取付構造やユニット本体7aが損傷するのを確実に防止することができる。
演出ボタン装置9と排出装置10とを組付けて一体化してから、これら演出ボタン装置9及び排出装置10を皿ユニット7のユニット本体7aの装置取付孔7dに下側から挿入し、排出装置10をユニット本体7aに取付けることで、演出ボタン装置9及び排出装置10を皿ユニット7に容易に組付けることができる。つまり、演出ボタン装置9及び排出装置10の組付け負荷を軽減することができる。
演出ボタン装置9は、演出ボタン40を進退可能に収容する周壁50aと底壁50bとを有するボタンケース50を備え、演出ボタン40の外周部とボタンケース50の周壁50aとの間の異物を、ボタンケース50の外部へ排出する複数(3つ)排出口51〜53がボタンケース50に設けられている。
従って、ボタンケース50に演出ボタン40を進退可能に収容して演出ボタン40を保護するとともに、遊技者が飲料水を演出ボタン40やその周辺に溢す等して、演出ボタン40の外周部とボタンケース50の周壁50aとの間に液体等の異物が侵入した場合、その異物をボタンケース50の複数の排出口51〜53の何れかから外部へ排出して、その異物が演出ボタン40の正常な進退動作を阻害するのを確実に抑制することができる。
複数の排出口51〜53は、演出ボタン40が進退される際に演出ボタン40とボタンケース50とで囲まれた空間の呼吸口として兼用される。従って、複数の排出口51〜53は、前記のように、演出ボタン40の外周部とボタンケース50の周壁50aとの間の異物をボタンケース50の外部へ排出する効果を奏すると共に、前記空間の呼吸口となって演出ボタン40を円滑に進退させることができ、特に、演出ボタン40の進退ストロークが長いことから、演出ボタン40を円滑に進退させる上で絶大な効果を奏する。
ボタンケース50の底壁50bが前方下がり傾斜状に設けられ、複数の排出口51〜53がボタンケース50の周壁50aの下端部に形成され、中央の排出口51がボタンケース50の周壁50aの前端の下端部に形成されている。従って、ボタンカバー42とボタンケース50の周壁42b,50a間に侵入した異物となる液体が、それら周壁42b,50a間を流下して、周壁42b,50a間から直接、或いは一旦ボタンケース50の底壁50bに到達した後、複数の排出口51〜53の何れかから外部へ確実に排出される。
複数の排出口51〜53は、ボタンケース50の周壁50aの下端部に周方向に間隔を空けて形成されている。従って、ボタンケース50の周壁50aと底壁50bとの結合(繋がり)を確実に維持して、つまりボタンケース50を確実に構成して、そのボタンケース50に複数の排出口51〜53を設けることができる。
ボタン進退機構60は、演出ボタン40の進退を許容し且つ回動を規制するボタンガイド機構61、演出ボタン40を進出方向へ付勢する1対の付勢部材55、演出ボタン40の進退方向へ延びる軸状部材68、軸状部材68を回動させる回動駆動機構70、演出ボタン40に設けられた1対の係合部76、軸状部材68の外周部に設けられた1対の螺旋状ガイド部77であって、演出ボタン40が1対の付勢部材55により付勢された状態で1対の係合部76が夫々係合し、回動駆動機構70により軸状部材68が回動されることで1対の係合部76を進退方向へ移動させる螺旋状ガイド部77を備えた。
従って、回動駆動機構70により軸状部材68を回動させることにより、演出ボタン40を円滑に進退させることができ、演出ボタン40の所望の進退動作(任意の位置で一時停止したり進退を繰返したりする動作等)を実現することができ、演出ボタン40の進退速度を自由に変更することができ、依って、演出ボタン40の進退動作により遊技の演出効果を高めることができ、特に、演出ボタン40を大型にして演出ボタン40の進退ストロークを長くて演出ボタン装置9を大型化する場合に適したものになる。
ボタン進退機構60は、演出ボタン40を所定の通常操作位置とこの通常操作位置よりも外部へ突出した突出操作位置とに亙って進退させ、演出ボタン40を通常操作位置及び突出操作位置を含む任意の位置から、通常操作位置よりも退入した押下位置へ押下操作可能に構成されている。
つまり、演出ボタン40が通常操作位置又は突出装置位置に保持されているときでも、ボタン進退機構60により進退されているときでも、即ち遊技者が演出ボタン40を押下操作する操作タイミングに関わらず、ボタン進退機構60が演出ボタン40の押下位置への押下操作を阻害しないように構成することができる。従って、演出ボタン40の操作自由度を最大限確保して操作性を向上することができる。
軸状部材68が演出ボタン40の基端側から内側に挿入されるように配設されている。依って、軸状部材68を外部へ露出させずに配設することができる。また、演出ボタン40に軸状部材68の外周外側に位置するように可動環状部材43bが設けられ、1対の係合部76が可動環状部材43bにその内周部から軸状部材68の方へ突出して1対の螺旋状ガイド部77に係合可能に設けられている。依って、1対の係合部76を1対の螺旋状ガイド部77に確実に係合させて、演出ボタン40を安定して進退させることができる。
1対の螺旋状ガイド部77は、夫々、第1螺旋ガイド部77aと、この第1螺旋ガイド部77aの先端部に繋がり且つ第1螺旋ガイド部77aよりも傾斜角度が大きな第2螺旋ガイド部77bとを有する。従って、軸状部材68の回動速度が一定の場合、1対の係合部76が1対の第1螺旋ガイド部77aに係合している場合と、1対の係合部76が1対の第2螺旋ガイド部77bに係合している場合とを比べると、演出ボタン40の進退速度は前者の方が遅くなり、即ち、演出ボタン40を進退させる駆動負荷は前記前者の方が小さくなる。
そして、演出ボタン40を進退させる駆動負荷が小さくなる状態、つまり、1対の係合部76が1対の第1螺旋ガイド部77aに係合している状態で、回動駆動機構70により軸状部材68を往復回動させることにより、演出ボタン40の進退を繰返す動作を円滑に実現させることができる。この演出ボタン40の往復進退動作を、演出ボタン40を通常操作位置から少し進出させてから行うことで、演出ボタン40が突出操作位置へ進出するのか否か煽る演出を実行することができる。
軸状部材68の外周部に、1対の螺旋状ガイド部77の基端部に繋がり且つ軸状部材68の軸心と直交する面と平行に延びる1対の平滑ガイド部78が形成され、これら1対の平滑ガイド部78に1対の係合部76が係合して演出ボタン40が通常操作位置に保持される。従って、演出ボタン40を通常操作位置に確実に保持することができる。また、ボタン進退機構60により演出ボタン40を退入させる際、1対の係合部76を1対の平滑ガイド部78から1対の平滑ガイド部78に円滑に移行させ、演出ボタン40を通常操作位置に確実に円滑に退入させることができる。
係合部76及び螺旋状ガイド部77を1対備えたので、ボタン進退機構60により演出ボタン40をガタつかせずに安定して進退させることができる。尚、係合部76及び螺旋状ガイド部77を1組だけ備えてもよいし、3対以上の複数対備えてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、前記開示事項以外の種々の構成を付加して実施可能である。本発明の演出ボタン装置、排出装置、又はそれらを装備した皿ユニットについては、種々のパチンコ遊技機に適用可能であり、更に、演出ボタン装置については、パチンコ遊技機以外のスロットマシン等の種々の遊技機に適用可能である。
1 パチンコ遊技機
2 外枠
3 開閉枠
4 開閉扉
5 遊技盤
7 皿ユニット
7b1,7b2 プレート支持部
8 貯留皿
8b 下皿
9 演出ボタン装置
10 排出装置
39 補強用金属プレート
40 演出ボタン
43b 可動環状部材
50 ボタンケース
50a 周壁
50b 底壁
51〜53 排出口
55 付勢部材
60 ボタン進退機構
61 ボタンガイド機構
68 軸状部材
70 回動駆動機構
76 係合部
77 螺旋状ガイド部
77a 第1螺旋ガイド部
77b 第2螺旋ガイド部
78 平滑ガイド部
第1の発明(遊技機)は、遊技者が押下操作可能な演出ボタン(40)を有する演出ボタン装置(9)を備えた遊技機(1)において、前記演出ボタン装置(9)は、前記演出ボタン(40)を所定の通常操作位置とこの通常操作位置よりも外部へ突出した突出操作位置とに亙って進退させるボタン進退機構(60)を備え、前記ボタン進退機構(60)は、前記演出ボタン(40)の進退を許容し且つ回動を規制するボタンガイド機構(61)と、前記演出ボタン(40)を進出方向へ付勢する付勢部材(55)と、前記演出ボタン(40)の進退方向へ延びる軸状部材(68)と、前記軸状部材(68)を回動させる回動駆動機構(70)と、前記演出ボタン(40)と一体的に進退する係合部(76)と、前記軸状部材(68)の外周部に形成され且つ前記係合部(76)を係合させる為のガイド用凸部(68a)とを備え、前記ガイド用凸部(68a)の周方向一端縁に螺旋状ガイド部(77)が形成され且つ他端縁に前記軸状部材(68)の軸心方向と平行方向へ延びるストレートガイド部(68c)が形成されると共に、基端縁に前記螺旋状ガイド部(77)の基端部と前記ストレートガイド部(68c)の基端部に連なり且つ前記軸状部材(68)の軸心と直交する面と平行な円弧状の平滑ガイド部(78)が形成され、前記演出ボタン(40)が前記付勢部材(55)により付勢されて前記平滑ガイド部(78)に前記係合部(76)が係合した状態では前記演出ボタン(40)が通常操作位置に保持され、前記回動駆動機構(70)により前記軸状部材(68)が第1方向に回動される場合には前記係合部(76)が前記平滑ガイド部(78)から係合解除して螺旋状ガイド部(77)で案内されて所定の第1進出速度で前記進出方向へ移動すると共に前記演出ボタン(40)が前記第1進出速度で通常操作位置から突出操作位置へ進出し、前記回動駆動機構(70)により前記軸状部材(68)が前記第1方向とは反対の第2方向に回動される場合には前記係合部(76)が前記平滑ガイド部(78)から係合解除して前記ストレートガイド部(68c)に沿って前記第1進出速度よりも高速の第2進出速度で前記進出方向へ移動すると共に前記演出ボタン(40)が前記第2進出速度で通常操作位置から突出操作位置へ進出することを特徴とする。
ボタン本体41の周壁41bの下端部に形成された外周鍔部41cに、ボタンカバー42の周壁42bの下端部に形成された外周鍔部42cが上側から係合し、この状態、ボタン本体41の上壁41aとボタンカバー42の上壁42aとが近接(当接)し、ボタン本体41がボタンカバー42を支持してボタンカバー42と一体的に進退される。
図12〜図16に示すように、ボタンケース50は合成樹脂製の円筒状の周壁50a及び底壁50bを有し、演出ボタン40はボタンケース50(周壁50a)から上方へ突出している。底壁50bが上部基台58の上壁58bに載置固定されて前下り傾斜状に設けられ、周壁50が鉛直姿勢から前方へ少し傾斜した姿勢になり、上部基台58の周壁58aから略連続するように延びている。
演出ボタン40はボタンケース50の周壁50aの傾斜方向、即ち鉛直方向から上方ほど前方へ移行する方向へ傾斜した傾斜方向(進出方向)へ進退される。ボタンケース50の周壁50aの上端部が、ユニット本体7aに形成されたボタン孔7cの上部内側周壁7c2に下側から外嵌されて、ボタンケース50から突出する演出ボタン40がユニット本体7aのボタン孔7cから出没される。ボタンカバー42の外周鍔部42が、ボタンケース50の周壁50aの上端部に形成された内周鍔部50cに下側から係合して、ボタンカバー42が進出方向へ抜止めされる。
進退動作機構75は、演出ボタン40と一体的に進退する左右1対の係合部76と、軸状部材68の外周部に設けられた1対の螺旋状ガイド部77であって、演出ボタン40が付勢部材55により進出方向へ付勢された状態で1対の係合部76が夫々基端側から係合し、回動駆動機構70により軸状部材68が回動されることで1対の係合部76を進退方向へ移動させる1対の螺旋状ガイド部77とを備えている。これら1対の係合部76及び螺旋ガイド部77は軸心対称の構造になっている。
図22に示すように、各螺旋ガイド部77は、傾斜角度が所定角度(約45度)の第1螺旋ガイド部77aと、この第1螺旋ガイド部77aの先端部に基端部が繋がり且つ第1螺旋ガイド部77aよりも傾斜角度が大きな(傾斜角度が約60度の)第2螺旋ガイド部77bとを有する。軸状部材68の軸心と平行方向における第2螺旋ガイド部77bの形成領域は第1螺旋ガイド部77aの形成領域と略同じか少し大きい。
ここで、軸状部材68の外周部に、1対の凸部68a(ガイド用凸部)が軸心対に形成され、1対の凸部68aの間に1対の凹部68bが軸心対に形成されている。1対の凸部68aの外端面は、軸心を中心とする円筒面の一部を形成し、1対の凹部68bの奥端面は、凸部68aの外端面よりも小径の軸心を中心とする円筒面の一部を形成している。
各凸部68aは逆台形状に形成され、各凸部68aの周方向一端縁(凹部68bとの境界部分)に螺旋状ガイド部77(第1,第2螺旋ガイド部77a,77b)が段状に形成され、各凸部68aの基端縁に平滑ガイド部78が段状に形成され、各凸部68aの周方向他端縁(凹部68bとの境界部分)に軸状部材68の軸心方向と平行方向へ延びるストレート段部68c(ストレートガイド部)が段状に形成されている。
演出ボタン40が通常操作位置と突出操作位置の間の位置にあるとき、及び突出操作位置にあるときに、演出ボタン40に設けられた各係合部76は、凹部68b内に位置し、つまり、凸部68aの螺旋状ガイド部77ともう一方の凸部68aのストレート段部68cとの間に位置して、螺旋状ガイド部77に係合可能になる。
また、演出ボタン40が押下操作されていないとき、前記同様、演出ボタン40が通常操作位置に保持された状態から、軸状部材68が図22の矢印I方向(第1方向)へ回動されると、演出ボタン40の1対の係合部76が軸状部材68の1対平滑ガイド部78から係合解除して1対の螺旋状ガイド部77(第1螺旋ガイド部77a)に移行して係合し、演出ボタン40が通常操作位置から進出し始める。
一方、演出ボタン40が押下操作されていないとき、前記同様、演出ボタン40が通常操作位置に保持された状態から、軸状部材68が図22の矢印II方向(第2方向)に回動されると、演出ボタン40の1対の係合部76が軸状部材68の1対の平滑ガイド部78から係合解除して、1対のストレート段部68cに沿って進出方向へ移動し、つまり演出ボタン40が一気に突出操作位置に移動する。
以上説明したように、演出ボタン40が通常操作位置に保持された状態から、軸状部材68を図22の矢印I方向(第1方向)に回動させることで、1対の係合部76を1対の螺旋状ガイド部77に係合させて、演出ボタン40を突出操作位置へ軸状部材68の回転速度に応じた速度(第1進出速度)で(例えば、ゆっくりと)進出させることができ、逆に、演出ボタン40が通常操作位置に保持された状態から、軸状部材68を図22の矢印II方向(第2方向)に回動させることで、1対の係合部76を1対の凹部68bによって1対の凸部68aに干渉させずに、即ち、1対の係合部76を1対の螺旋状ガイド部77に係合させずに、演出ボタン40を突出操作位置へ高速(第2進出速度)で進出させることができる。つまり、ボタン進退機構60は、演出ボタン40を通常操作位置から突出操作位置へ進出させる際、回動駆動機構70により軸状部材68を回動させる方向によって演出ボタン40の進出速度が異なるように構成されている。
つまり、演出ボタン40が通常操作位置又は突出操作位置に保持されているときでも、ボタン進退機構60により進退されているときでも、即ち遊技者が演出ボタン40を押下操作する操作タイミングに関わらず、ボタン進退機構60が演出ボタン40の押下位置への押下操作を阻害しないように構成することができる。従って、演出ボタン40の操作自由度を最大限確保して操作性を向上することができる。

Claims (6)

  1. 遊技者が押下操作可能な演出ボタンを有する演出ボタン装置を備えた遊技機において、
    前記演出ボタン装置は、前記演出ボタンを進退させるボタン進退機構を備え、
    前記ボタン進退機構は、
    前記演出ボタンの進退を許容し且つ回動を規制するボタンガイド機構と、
    前記演出ボタンを進出方向へ付勢する付勢部材と、
    前記演出ボタンの進退方向へ延びる軸状部材と、
    前記軸状部材を回動させる回動駆動機構と、
    前記演出ボタンと一体的に進退する係合部と、
    前記軸状部材の外周部に設けられた螺旋状ガイド部であって、前記演出ボタンが前記付勢部材により付勢された状態で前記係合部が係合し、前記回動駆動機構により前記軸状部材が回動されることで前記係合部を前記進退方向へ移動させる螺旋状ガイド部と、
    を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記ボタン進退機構は、前記演出ボタンを所定の通常操作位置とこの通常操作位置よりも外部へ突出した突出操作位置とに亙って進退させ、
    前記演出ボタンを前記通常操作位置及び突出操作位置を含む任意の位置から、前記通常操作位置よりも退入した押下位置へ押下操作可能に構成されたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記軸状部材が前記演出ボタンの基端側から内側に挿入されるように配設され、前記演出ボタンに前記軸状部材の外周外側に位置するように環状部材が設けられ、
    前記係合部が前記環状部材にその内周部から前記軸状部材の方へ突出して前記螺旋状ガイド部に係合可能に設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記螺旋状ガイド部は、第1螺旋ガイド部と、この第1螺旋ガイド部の先端部に繋がり且つ第1螺旋ガイド部よりも傾斜角度が大きな第2螺旋ガイド部とを有することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の遊技機。
  5. 前記軸状部材の外周部に、前記螺旋状ガイド部の基端部に繋がり且つ前記軸状部材の軸心と直交する面と平行に延びる平滑ガイド部が形成され、
    前記平滑ガイド部に前記係合部が係合して前記演出ボタンが通常操作位置に保持されることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の遊技機。
  6. 前記ボタン進退機構は、前記演出ボタンを前記通常操作位置から突出操作位置へ進出させる際、前記回動駆動機構により軸状部材を回動させる方向によって演出ボタンの進出速度が異なるように構成されたことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の遊技機。
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