JP2016087251A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】演出操作ユニットの交換作業を容易にしつつも、扉体等の広範囲に亘る破損・損傷を防ぐことができる遊技機を提供する。
【解決手段】遊技機は、扉体6と、扉体6に設けられ、一端から他端まで貫通する貫通孔106aが形成された支持部106と、支持部106の貫通孔106aに挿通される本体、および、本体に設けられ遊技者の操作を受け付ける操作部を有し、操作部を貫通孔106aの一端から突出させて支持部106に支持される演出操作ユニット200と、扉体6に設けられ、本体の底部が固定手段を介して固定される固定板金300と、を備え、固定手段は、扉体6の底面側および背面側のいずれか一方または双方から着脱が可能である。
【選択図】図7

Description

本発明は、演出操作ユニットを備えた遊技機に関する。
従来、遊技者が操作する演出操作ユニットを扉体に固定する固定構造として、演出操作ユニットの軸部と扉体の上皿ユニットとを直接、固定する構造が開示されている(例えば、特許文献1)。特許文献1では、演出操作ユニットに設けられた軸部が、上皿ユニットに設けられた支持部材の挿通孔に挿通される。そして、挿通孔の底部に形成された貫通孔を介して、演出操作ユニットに設けられた軸部と上皿ユニットとが固定される。その結果、挿通孔の底部に貫通孔を形成することで、演出操作ユニットの取り付け作業や取り外し作業が容易となる。
特開2014−42610号公報
上記の固定構造では、演出操作ユニットの交換作業が容易であるものの、遊技者による演出操作ユニットを操作する外力が、扉体に直接作用するので、長期の使用により扉体が破損・損傷し、扉体等を広範囲に亘って修理または交換しなければならないおそれがある。
本発明の目的は、演出操作ユニットの交換作業を容易にしつつも、扉体等の広範囲に亘る破損・損傷を防ぐことができる遊技機を提供することである。
上記課題を解決するために本発明の遊技機は、扉体と、扉体に設けられ、一端から他端まで貫通する貫通孔が形成された支持部と、支持部の貫通孔に挿通される本体、および、本体に設けられ遊技者の操作を受け付ける操作部を有し、操作部を貫通孔の一端から突出させて支持部に支持される演出操作ユニットと、扉体に設けられ、本体の底部が固定手段を介して固定される固定板金と、を備え、固定手段は、扉体の底面側および背面側のいずれか一方または双方から着脱が可能であることを特徴とする。
また、扉体には、遊技球が貯留される受皿を有する受皿ユニットが設けられ、受皿ユニットに支持部が設けられていてもよい。
また、貫通孔の中心軸は鉛直方向に対して傾斜しており、演出操作ユニットは、本体の底部が操作部よりも扉体の背面側に位置し、固定板金は、扉体の底面側に臨む第1固定面、および、扉体の背面側に臨む第2固定面を有し、演出操作ユニットは、本体の底部が、固定板金の第1固定面および第2固定面それぞれに面接触した状態で固定手段によって固定されていてもよい。
また、固定板金は、第1固定面および第2固定面の双方に挿通孔が形成され、扉体は、挿通孔と対向する位置に対向孔が形成され、本体の底部は、挿通孔と対向する位置に固定孔が形成され、対向孔および挿通孔に挿通された固定手段が固定孔に固定されることで、本体の底部が扉体に固定されていてもよい。固定手段は、第1固定面および第2固定面の双方に設けられていてもよい。
本発明によれば、演出操作ユニットの交換作業を容易にしつつも、扉体等の広範囲に亘る破損・損傷を防ぐことができる。
遊技機を説明するための斜視図である。 扉体を説明するための斜視図である。 演出操作ユニットを説明するための断面図である。 ボタンユニットの動作を説明する図である。 ガイド部材を説明する図である。 固定板金の位置と形状を説明する図である。 演出操作ユニットおよび扉体の固定構造を説明する図である。 扉体の底面を示す下面図である。 扉体の背面を示す背面図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は本実施形態の遊技機1を説明するための斜視図であり、扉が解放された状態を示している。図示のように、遊技機1は、略矩形上に組まれた四辺によって囲繞空間が形成される外枠2と、この外枠2にヒンジ機構によって開閉自在に取り付けられた中枠4と、この中枠4にヒンジ機構によって開閉自在に取り付けられた扉体6と、を備えている。
中枠4は、外枠2と同様に、略矩形上に組まれた四辺によって囲繞空間が形成されており、この囲繞空間に遊技盤8が保持されている。また、扉体6には、ユニット化されたガラス製または樹脂製の透過板10が保持されている。そして、これら中枠4および扉体6を外枠2に対して閉じると、遊技盤8と透過板10とが所定の間隔を維持して略平行に対面するとともに、遊技機1の正面側から透過板10を介して、遊技盤8が視認可能となる。
詳しい説明は省略するが、遊技盤8の前面には、不図示の釘や風車、ガイドレールが設けられており、遊技盤8、透過板10、ガイドレールによって囲繞される遊技領域を、遊技球が不規則に転動、流下する。また、遊技盤8の前面には、複数の入賞口が設けられており、これらの入賞口に遊技球が入球すると、扉体6の前面に設けられた上皿102(図2参照)に、賞球として遊技球が払い出されることとなる。
図2は、扉体6を説明するための斜視図であり、図2(a)は、演出操作ユニット200が扉体6に取り付けられた状態を示し、図2(b)は、演出操作ユニット200が扉体6から取り外された状態を示している。扉体6の前面であって、透過板10の下方には、受皿ユニット100が設けられている。この受皿ユニット100は、遊技球が貯留される上皿102(受皿)および下皿104(受皿)(図6(a)参照)が設けられており、上皿102と下皿104との間には、貫通孔106aが形成された支持部106が設けられている。この貫通孔106aは、遊技機1の幅方向(図中X軸方向)の略中央に設けられており、上端が下端よりも、扉体6に正対する遊技者側(図中Y軸方向)に位置するように傾斜している。
そして、この貫通孔106aには、図2(a)に示すように、遊技者の操作を受け付ける演出操作ユニット200が設けられている。遊技機1においては、遊技の進行中に、演出操作ユニット200の操作を有効に受け付ける操作有効時間が設定されることがあり、この操作有効時間内に、演出操作ユニット200が遊技者の操作を受け付けると、当該操作に応じてさまざまな演出が実行される。
図3は、演出操作ユニット200を説明するための断面図であり、図3(a)は、図2(a)のIII(a)−III(a)線断面図を示し、図3(b)は、図2(b)のIII(b)−III(b)線断面図を示している。演出操作ユニット200は、本体部210、把持部220(操作部)、固定部230、ボタンユニット250(操作部)を含んで構成されている。本体部210は、一端に開口部210aが形成された収容孔を内部に有する円筒形状の部材であり、開口部210aが形成される一端側に、把持部220が一体に形成され、他端側が固定部230に回転自在に連結されている。具体的には、固定部230は、一端に開口230aを有し、他端に底面部230bを有する有底円筒形状の部材で構成され、底面部230bが受皿ユニット100にねじ止めにより固定される。
固定部230の開口230aには、本体部210のうち、開口部210aが形成される側とは反対側の端部が挿入されている。本体部210の端部外周には、環状の係合溝210bが形成されており、この係合溝210bに、固定部230の開口230aの周縁が相対回転自在に係合している。これにより、本体部210は、固定部230に対して、軸方向の移動が規制された状態(抜け止め)で、相対回転自在に連結されることとなる。
把持部220は、図2および図3に示すように、自動車のハンドルを模した装飾が施された円環状の部材で構成されている。この把持部220は、本体部210の外周よりも径が大きく、把持部220の内周面と本体部210の外周面との間には間隙が形成されている。本体部210には、その外周面から径方向に延在する延在部212が複数(本実施形態では3つ。図5参照)設けられており、この延在部212を介して、本体部210と把持部220とが一体的に連続した構成となる。したがって、遊技者が把持部220を把持するとともに、周方向に把持部220を回転させると、把持部220と本体部210とが一体となって、固定部230すなわち扉体6(受皿ユニット100)に対して相対回転することとなる。
ボタンユニット250は、図3(b)において破線で示すように、可動装置252と、可動ボタン254と、ボタンカバー256とを含んで構成され、本体部210内の収容孔に収容されている。詳細な説明は省略するが、可動装置252は、モータなどのアクチュエータと、アクチュエータの回転動力を受けて本体部210の軸方向に往復動する伝達部材と、を備えており、可動ボタン254を、本体部210の開口部210aから突出させたり、開口部210a内に収容したりする。
具体的には、可動ボタン254は、曲面状の押圧面254aで一端が閉じられ、他端に開口を有する有底円筒形状であり、開口側に可動装置252の伝達部材が設けられている。通常、可動ボタン254は、押圧面254aが本体部210の開口部210aと大凡面一となる収容位置に静止している。そして、アクチュエータの動力を受けて伝達部材が本体部210の軸方向に作動すると、可動ボタン254が本体部210の開口部210aから突出した突出位置まで可動したり、あるいは、突出位置から収容位置まで復帰したりする。このように、可動ボタン254は、可動装置252によって、収容位置と突出位置との間を直進動作することとなる。
ボタンカバー256は、曲面状の被覆面256aで一端が閉じられ、他端に開口を有する有底円筒形状であり、上記の可動ボタン254の側面および押圧面254aを覆う形状となっている。ボタンカバー256の被覆面256aは、可動ボタン254の押圧面254aと曲率が大凡等しく、両面が面接触する関係となっており、また、ボタンカバー256の側面と可動ボタン254の側面との間には、僅かな間隙が形成されている。そして、ボタンカバー256の開口側の縁には、径方向外方に屈曲した突起部256bが形成されている。
なお、ボタンカバー256は、遊技者の押下操作によってもたらされる押圧力が、可動ボタン254および可動装置252に直接作用しないように、可動ボタン254と別部材で構成されており、可動ボタン254が収容位置から突出位置へ作動する際には、可動ボタン254に押圧されて、可動ボタン254と一体となって移動する。また、可動ボタン254およびボタンカバー256が突出位置に突出した状態で、遊技者が被覆面256aを押圧すると、遊技者の押圧力によって、可動ボタン254およびボタンカバー256が一体となって突出位置から収容位置へ復帰する。このとき、固定部230内には、スプリングからなるダンパ機構が設けられており、可動ボタン254および可動装置252に作用する衝撃がダンパ機構によって吸収され、演出操作ユニット200の損傷を防止するようにしている。
一方、可動ボタン254が突出位置へ突出した後、遊技者が演出操作ユニット200に対して何らの操作も行わずに所定時間が経過すると、可動ボタン254を収容位置に復帰させるように可動装置252が駆動される。その結果、可動ボタン254は、アクチュエータの動力によって収容位置に復帰することとなる。このとき、ボタンカバー256は、可動ボタン254と連結されていないため、アクチュエータの動力がボタンカバー256に伝達されることはない。その結果、ボタンカバー256は、突出位置から収容位置までの収容方向の移動が自重によりなされることになる。以下に、可動装置252の駆動によって、可動ボタン254が収容位置に復帰する場合の動作について、図4を用いて詳述する。
図4は、ボタンユニット250の動作を説明する図である。図4(a)に示すように、突出位置においては、可動ボタン254およびボタンカバー256が、本体部210から突出した状態となっている。この状態で、遊技者が演出操作ユニット200に対して何らの操作も行わずに所定時間が経過すると、可動ボタン254を収容位置に復帰させるように可動装置252が駆動される。このとき、上記したように、可動ボタン254とボタンカバー256とは連結されていないため、ボタンカバー256は、その自重により、可動ボタン254に追従するように収容位置まで移動して、図4(b)に示す状態となる。
ところが、図3(b)に示したように、演出操作ユニット200は、本体部210が貫通孔106aに挿通されるとともに、把持部220を貫通孔106aの一端(上端)から突出させた状態で、支持部106に支持されている。このとき、貫通孔106aは、上端が下端よりも、扉体6に正対する遊技者側(Y軸方向)に位置するように傾斜しており、演出操作ユニット200(本体部210)は、鉛直方向および水平方向に対して、図4に示すように傾きを有している。そのため、図4(c)に示すように、ボタンカバー256が自重で移動する方向(収容方向)が鉛直方向に対して傾きをもった状態となり、可動ボタン254等、他の部材との接触により生じる摩擦抵抗で、ボタンカバー256が収容位置まで復帰できなくなってしまうおそれがある。そこで、本実施形態では、ボタンカバー256を速やかに、かつ、確実に収容位置に復帰させるべく、ガイド部材260が設けられている。
図5は、ガイド部材260を説明する図である。図5(a)は、演出操作ユニット200からハンドルカバー270を取り外した斜視図であり、図5(b)、(c)はボタンカバー256およびガイド部材260のみの配置を示した図であり、図5(d)は図5(c)のV(d)−V(d)線断面図である。
図5(a)に示すように、演出操作ユニット200の本体部210には、開口部210a側にハンドルカバー270が固定される。このハンドルカバー270は、挿通孔272aが形成された円環部272と、この円環部272から径方向外方に延在し、上記の延在部212を被覆する延在面274と、この延在面274よりもさらに径方向外方に位置し、把持部220に固定される取り付け部276と、が一体成形されている。また、円環部272の背面側には、内部にネジ穴が形成された円柱状の軸部278が複数(例えば、5つ)設けられており、このネジ穴にネジを螺合させることにより、ハンドルカバー270が本体部210に固定される。
ハンドルカバー270が本体部210に固定された状態では、軸部278の軸方向が、本体部210およびボタンカバー256の軸方向、すなわち、可動ボタン254の収容方向および突出方向と平行となる。そして、軸部278は、ボタンカバー256の径方向外方に位置しており、この軸部278に、ガイド部材260が保持されている。
図5に示すように、ガイド部材260は、ボタンカバー256の側面に対向し、軸部278の軸方向、すなわち、ボタンカバー256の動作方向に長さを有する対向面260aと、この対向面260aの一端から、ボタンカバー256の側面側に向けて屈曲する係止部260bと、軸部278が嵌合される嵌合孔260cと、を有し、嵌合孔260cが軸部278に嵌合した状態でハンドルカバー270に固定される。
図5(b)、(c)、(d)は、ボタンカバー256、ガイド部材260、ハンドルカバー270の円環部272を水平に配置したときの側面図、上面図、断面図であり、図5(b)、(c)、(d)に示すように、ガイド部材260は、ボタンカバー256の径方向外方において、周方向に所定の間隔を維持して複数(たとえば、5つ)設けられている。上記したように、ボタンカバー256は、鉛直方向および水平方向に対して傾いた姿勢に保持されており、ボタンカバー256の中心よりも下方に3つのガイド部材260が配され、上方に2つのガイド部材260が配されている。なお、図5(b)、(d)からも明らかなように、ボタンカバー256の中心の直下に配されるガイド部材260は、他のガイド部材260に比べ、対向面260aが短い形状であるが、これは不図示の他の部材との干渉を避けるためであり、望ましくは他のガイド部材260と同じ形状であるとよい。
また、図5(d)に示すように、ガイド部材260の係止部260bとボタンカバー256の側面との間隙は、ハンドルカバー270の円環部272とボタンカバー256の側面との間隙よりも小さい。そして、ボタンカバー256は、可動ボタン254等、他のいずれの部品にも固定、連結されていない。そのため、通常、5つのガイド部材260のうち、ボタンカバー256の中心よりも下方に位置する3つのガイド部材260に自重が作用している。換言すれば、ガイド部材260は、動作方向に延在するボタンカバー256の側面から自重を受けている。また、ボタンカバー256が収容方向または突出方向に動作する際には、ボタンカバー256とガイド部材260とが接触、摺動する。具体的には、ボタンカバー256の側面と、ガイド部材260の係止部260bとが接触、摺動したり、ボタンカバー256の突起部256bと対向面260aとが接触、摺動したりする。
本実施形態では、ガイド部材260の係止部260bとボタンカバー256とが接触する接触部分を、ボタンカバー256の側面の曲率と略同一としている。しかも、ガイド部材260は、ボタンカバー256よりも摩擦係数が小さい材質で構成されている。これにより、ボタンカバー256が収容方向や突出方向に動作する際の摩擦抵抗が低減され、ボタンカバー256のスムーズな作動が確保される。特に、ボタンカバー256は、突出位置から収容位置までの収容方向の移動が自重によりなされる場合があり、この場合においても、ボタンカバー256がガイド部材260にガイドされるので、速やかに収容位置に復帰することができ、ボタンカバー256のみが中途半端に突出したままになることがない。
なお、ボタンカバー256の突起部256bと、ガイド部材260の係止部260bとは、ボタンカバー256の動作方向に一部が対向する寸法関係を維持している。これにより、ボタンカバー256の突出位置において、突起部256bが係止部260bに係止され、ボタンカバー256が本体部210から抜け出てしまうのを防止することができる。
ここで、上記したように、演出操作ユニット200には、把持部220に対する回転操作や、可動ボタン254に対する押下操作の入力により、大きな外力が作用する。そのため、演出操作ユニット200は、扉体6に、強固に固定、支持されていなければならない。一方で、演出操作ユニット200は、把持部220や本体部210が回転したり、可動ボタン254が本体部210から出没したりする等、さまざまに可動する上に、上記のように大きな外力が作用することから、故障が発生しやすい。したがって、演出操作ユニット200は、故障発生時に速やかに修理、交換ができるように、扉体6に対する取り付け作業および取り外し作業が容易にできることが望ましい。そこで、本実施形態では、演出操作ユニット200を次のように扉体6に固定している。
図6は、固定板金300の位置と形状を説明する図である。なお、図6(a)においては、扉体6の前面に設けられる受皿ユニット100のうち、下皿104が形成される下部突出部110のみを示しており、上皿102および支持部106を省略している。図6(a)に示すように、受皿ユニット100は、遊技機1の最下部において正面側に突出する下部突出部110を備えている。この下部突出部110は、遊技機1の幅方向に所定の長さを有しており、遊技機1に正対して左側の略半分の範囲に亘って、上記の下皿104が形成されている。この下皿104は、遊技球が貯留できるように周囲が囲繞されており、底面が他の部位よりも低く形成されている。そして、この下皿104に隣接する位置に、固定板金300が固定されている。この固定板金300は、支持部106に形成される貫通孔106aの延長線上に位置し(図3参照)、貫通孔106aに挿入された演出操作ユニット200のうち、固定部230の底面部230bが着座する。
図6(b)に示すように、固定板金300は、金属製の板金を略L字形状に屈曲して構成されており、扉体6の底面側に臨む、X−Y平面と平行な第1固定面302と、扉体6の背面側に臨む、X−Z平面と平行な第2固定面304と、を有している。第1固定面302は、段差を有しており、相対的に上方に位置する上段面302aと、この上段面302aよりも下方に位置する下段面302bと、を備えている。受皿ユニット100の下部突出部110には、固定板金300の第1固定面302と一致する段差面が形成されており、この段差面によって、下部突出部110と第1固定面302とが面接触した状態となっている。また、第2固定面304は、扉体6の前面に設けられる所定の部品(図6(a)では図示を省略)と面接触している。第1固定面302および第2固定面304は、下部突出部110や他の部品にねじ止めにより固定されている。
また、固定板金300の第1固定面302および第2固定面304には、挿通孔306が形成されている。ここでは、第1固定面302に2つの挿通孔306が形成されており、第2固定面304に4つの挿通孔306が形成されている。
図7は、演出操作ユニット200および扉体6の固定構造を説明する図であり、固定板金300の挿通孔306が位置する部分の断面図である。図7に示すように、演出操作ユニット200は、把持部220を貫通孔106aから突出させた状態で、本体部210が貫通孔106aに挿通されて支持部106に支持されている。このとき、貫通孔106aに本体部210が挿通された状態では、演出操作ユニット200における固定部230の底面部230bが固定板金300に着座する。具体的には、固定部230の底面部230bは略直角に屈曲しており、演出操作ユニット200は、固定板金300の第1固定面302および第2固定面304の双方に面接触した状態となる。そして、固定部230の底面部230bには、演出操作ユニット200が第1固定面302および第2固定面304の双方に面接触した状態において、固定板金300に形成された挿通孔306に対向するネジ穴N(固定孔)が複数形成されている。
一方、扉体6および下部突出部110には、それぞれ固定板金300の挿通孔306、および、演出操作ユニット200の底面部230bに形成されたネジ穴Nの双方に対向する位置に、対向孔Hが貫通形成されている。
図8は、扉体6の底面を示す下面図であり、図8(a)では、扉体6の底面の全体図を示し、図8(b)は、図8(a)の破線部分の拡大図を示す。また、図9は、扉体6の背面を示す背面図であり、図9(a)では、扉体6の背面下部を示し、図9(b)は、図9(a)の破線部分の拡大図を示す。図8に示すように、扉体6の底面すなわち下部突出部110の底面に形成された対向孔Hは、扉体6(受皿ユニット100)の下方に露出している。また、図9に示すように、扉体6の背面に形成された対向孔Hは、扉体6の背面に露出している。演出操作ユニット200を扉体6に取り付ける際には、扉体6(受皿ユニット100)の底面側(下方)、および、扉体6の背面側から、それぞれ対向孔Hおよび挿通孔306に挿通されたネジ(固定手段)が、ネジ穴Nに螺合(固定)させる。これにより、演出操作ユニット200は、ネジの締結力で、固定板金300を介して扉体6に固定されることとなる。
このように、演出操作ユニット200の底部が、固定板金300を介して扉体6に固定されるので、演出操作ユニット200と扉体6との強固な固定が実現される。特に、演出操作ユニット200には、遊技者の操作に伴う大きな外力が入力されるが、固定板金300を介しているため、扉体6に作用する衝撃が緩和され、扉体6の損傷を防止することができる。
また、演出操作ユニット200には可動ボタン254が設けられており、この可動ボタン254の押下方向が、鉛直方向および水平方向に対して傾きを有している。そのため、演出操作ユニット200には、上端側(可動ボタン254側)から底部側(固定部230側)に押し込み力が作用する。本実施形態では、演出操作ユニット200の底部が、第1固定面302および第2固定面304といった、固定板金300のうちの、互いに向きを異ならせた2つの面で固定されているので、押し込み力が分散して扉体6に作用する。このように、扉体6には、演出操作ユニット200に入力される外力が広範囲に分散されて作用するので、扉体6をより一層損傷しにくくすることができる。
さらに、本実施形態によれば、扉体6(下部突出部110)に設けられた対向孔Hは、扉体6の底面側および背面側に露出している。したがって、他の部品を取り外すことなく、直接、ネジを着脱することが可能であり、演出操作ユニット200を扉体6に対して容易に着脱することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
また、上記実施形態では、演出操作ユニット200の把持部220が固定部230よりも鉛直方向において上方、かつ、水平方向において扉体6に正対する遊技者側に位置して扉体6に固定された場合を示したが、これに限定されるものではない。例えば、演出操作ユニット200の把持部220が固定部230よりも鉛直方向において下方、かつ、水平方向において扉体6に正対する遊技者側に位置していて、ボタンカバー256の収容位置から突出位置までの突出方向の移動が自重によりなされるようにしてもよい。
上記実施形態では、扉体6に受皿ユニット100が設けられ、この受皿ユニット100に演出操作ユニット200が支持されることとしたが、受皿ユニット100は必須ではなく、演出操作ユニット200は、扉体6のいずれに支持されてもよい。
また、上記実施形態では、演出操作ユニット200の本体部210が挿通される貫通孔106aの中心軸が鉛直方向に対して傾斜している場合について説明したが、貫通孔106aは、中心軸が鉛直方向に平行であってもよい。
また、上記実施形態では、本体部210および固定部230によって本発明の演出操作ユニット200の本体が構成されることとしたが、演出操作ユニット200の本体の構成は上記実施形態に限定されるものではない。いずれにしても、本発明の演出操作ユニットは、支持部の貫通孔に挿通される本体、および、本体に設けられ遊技者の操作を受け付ける操作部を有し、操作部を貫通孔の一端から突出させて支持部に支持される構成であればよい。
また、上記実施形態では、演出操作ユニット200がネジによって扉体6に固定されることとしたが、演出操作ユニット200を固定する固定手段はネジに限らず、例えば、釘や接着剤であってもよい。
また、上記実施形態では、扉体6の底面側および背面側の双方から固定手段を着脱することとしたが、扉体6の底面側および背面側のいずれか一方にのみ固定手段を設け、底面側および背面側のいずれか一方からのみ着脱できる構成としてもよい。
本発明は、演出操作ユニットを備えた遊技機に利用することができる。
1 遊技機
6 扉体
100 受皿ユニット
102 上皿(受皿)
104 下皿(受皿)
106 支持部
106a 貫通孔
200 演出操作ユニット
220 把持部(操作部)
250 ボタンユニット(操作部)
300 固定板金
302 第1固定面
304 第2固定面

Claims (4)

  1. 扉体と、
    前記扉体に設けられ、一端から他端まで貫通する貫通孔が形成された支持部と、
    前記支持部の前記貫通孔に挿通される本体、および、該本体に設けられ遊技者の操作を受け付ける操作部を有し、該操作部を該貫通孔の一端から突出させて該支持部に支持される演出操作ユニットと、
    前記扉体に設けられ、前記本体の底部が固定手段を介して固定される固定板金と、
    を備え、
    前記固定手段は、前記扉体の底面側および背面側のいずれか一方または双方から着脱が可能であることを特徴とする遊技機。
  2. 前記扉体には、遊技球が貯留される受皿を有する受皿ユニットが設けられ、該受皿ユニットに前記支持部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記貫通孔の中心軸は鉛直方向に対して傾斜しており、前記演出操作ユニットは、前記本体の底部が前記操作部よりも前記扉体の背面側に位置し、
    前記固定板金は、前記扉体の底面側に臨む第1固定面、および、該扉体の背面側に臨む第2固定面を有し、
    前記演出操作ユニットは、前記本体の底部が、前記固定板金の前記第1固定面および前記第2固定面それぞれに面接触した状態で前記固定手段によって固定されることを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
  4. 前記固定板金は、前記第1固定面および前記第2固定面の双方に挿通孔が形成され、
    前記扉体は、前記挿通孔と対向する位置に対向孔が形成され、
    前記本体の底部は、前記挿通孔と対向する位置に固定孔が形成され、
    前記対向孔および前記挿通孔に挿通された前記固定手段が前記固定孔に固定されることで、前記本体の底部が前記扉体に固定されることを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
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