JP6581073B2 - 蝶番 - Google Patents

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Description

本発明は、ゲーム機などの扉を本体に対し開閉自在に支持する着脱形(ヒンジピン挿入形)の蝶番に関する。
従来、例えばスロットマシンの扉を開閉自在に支持する蝶番として、固定部材と可動部材とからなり、固定部材の取付板部の縁部に軸受部が設けられ、可動部材の巻付部にピンが下方に突出して固定され、そのピンを固定部材側の軸受孔に挿入して組み付ける構造の着脱形の蝶番が知られている。この蝶番は、通常、ゲーム機の形状が大きいこともあって、本体と前扉間の上部と下部の2箇所に取り付けられる。
スロットマシンの扉の開閉を円滑にするためには、その本体と前扉間に装着される2個の蝶番の回転軸の軸心位置を正確に合わせて取り付ける必要がある。従って、上記のように2個の蝶番を本体と前扉間に取り付ける場合、本体側に2個の固定部材をその軸受部の軸心位置を合わせて固定すると共に、前扉側の対応位置に2個の可動部材をそのピンの軸心位置を正確に合わせて、固定しなければならず、蝶番の取付け作業が難しく煩雑で、多くの時間や工数を必要とする問題があった。
そこで、本発明者らは、縦長の固定部材と可動部材とからなる蝶番であって、固定部材の取付板部における上部と下部の縁部に、各々軸受孔を持つ軸受部が軸心位置を1本の軸線上に一致させて設けられ、可動部材の取付板部における上部と下部の縁部に形成した巻付部に、各々ピンが軸心位置を1本の軸線上に一致させ且つ下方に突出して固定され、両ピンを固定部材の各軸受部に挿入して組み付けるようにした蝶番を提案した。
この蝶番は、縦長の固定部材の上部と下部に軸受部となる軸受孔を同一軸線上に設け、同様の縦長の可動部材の上部と下部にピンを同一軸線上に取り付けて構成されるため、蝶番を組み付ける際には、可動部材を取り付けた前扉を持ち上げながら、本体側の固定部材の上部と下部の軸受孔に、各々同時に挿入する。このため、重量の重いゲーム機の前扉であっても、比較的容易に上下のピンの軸を合わせて蝶番つまり前扉を組み付けることができる。
特開2000−213227号公報 特開2003−206666号公報 特開2015−45150号公報
ところで、この種の蝶番として、上記とは逆に、縦長の固定部材の上部と下部にピンを同一軸線上に取り付け、縦長の可動部材の上部と下部に軸受部となる軸受孔を同一軸線上に設けた構成の蝶番が、上記特許文献1などで知られている。
この種の蝶番は、上下の軸受孔と上下のピンが各々の部材の同一軸線上に位置するため、比較的簡単に可動部材を持ってその上部と下部の軸受部を動かしながら、その軸受孔を固定部材の上部と下部のピンを上下の軸受孔と上下のピンに容易に嵌め込むことができるが、可動部材を固定部材に対しそのピンを軸受孔に嵌め込んだ後、可動部材は固定部材に対し所定の角度範囲内で、円滑に回動自在となる。
しかるに、この蝶番がスロットマシンなどのゲーム機の前扉のヒンジとして使用された場合、この種のゲーム機におけるキャビネット前面の開口部は、その下部が前方に突き出し、その上部が後方に後退するように傾斜して形成される。このため、蝶番の軸が傾斜した開口部の縦縁部に沿って傾斜することから、保守点検などの際に、作業者が前扉を開いたとき、傾斜する蝶番の軸を支点に回動するため、前扉の開き角度が所定角度より小さい場合、その自重により閉じてしまう課題があった。
そこで、この種のゲーム機用の蝶番において、上記特許文献2などにおいて、扉を開いた状態で静止させて保持する機能を有した蝶番が提案されている。
しかしながら、この種の従来の蝶番は、弾性変形部材やばね部材などを用いて扉を開いた状態で静止させることはできるものの、予め設定した角度の他は任意の角度で扉を静止できず、使用によってばね弾性部材や保持部材が塑性変形した場合、扉の静止機能が不確実となるなどの課題があった。
さらに、本出願人は、上記特許文献3において、固定部材の固定ストッパ部にワンウエイクラッチを設け、可動部材の可動ストッパ部に摩擦抵抗部材を介して可動軸を回動可能に設けた構造の蝶番を提案した。
この蝶番は、ゲーム機の本体と扉との間に取り付けた場合、扉を開く際、ワンウエイクラッチの作用により、軽い負荷で開くことができ、可動ストッパ部の摩擦抵抗部材の作用により、任意の開放位置で扉を停止させることができるものの、ワンウエイクラッチを使用するため、製造コストが増大していた。さらに、扉を任意の位置で停止させるために、停止時の制動力を調整する場合、可動ストッパ部の摩擦抵抗部材の摩擦力を調整しているが、ゲーム機には、各種重量の扉がキャビネットの開口部に、各種の傾斜角度で取り付けられる場合があり、ゲーム機に応じて、蝶番の摩擦抵抗部材の摩擦力を、適正に調整することが難しいという課題があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、開閉可能な扉と本体間に取り付けられ、縦長の第一部材と第二部材とからなる着脱式の蝶番において、摩擦抵抗を適正且つ容易に調整して、扉を任意の角度で静止させることができる蝶番を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の蝶番は、
開閉可能な扉と本体間に取り付けられ、縦長の第一部材と第二部材とからなる着脱式の蝶番において、
該第一部材の基枠体内の少なくとも上部と下部に、軸受部を有する軸受部材が、軸受孔の軸心位置を1本の軸線上に一致させて固定され、該第二部材の取付板部の少なくとも上部と下部の縁部に、該軸受部材に嵌入可能なヒンジピンが軸心位置を1本の軸線上に一致させて固定され、
該第一部材の基枠体内の軸受部材の下側または上側に、該第二部材のヒンジピンを該軸受部材の軸受孔に挿入して組み付けたとき、該第一部材と該第二部材の相互の回動を停止させる扉ストッパ装置が該第一部材と該第二部材間に取り付けられ、
該扉ストッパ装置は、該第一部材または該第二部材に取り付けられる第一ストッパ部と、該第二部材または該第一部材に取り付けられ該第一ストッパ部と連結される第二ストッパ部とを備え、
該第一ストッパ部は、該第一部材または該第二部材に固定され、貫通孔付きの挟持板部を有した複数のブラケットと、該各ブラケットの該挟持板部の該貫通孔に挿通され、先端に嵌合連結部を有した可動軸と、該可動軸に非回動状態で嵌挿される金属ディスクと、該可動軸に回動可能に嵌挿される樹脂ワッシャとを備えて構成され、
該挟持板部は、該可動軸上で両側から該樹脂ワッシャを介して該金属ディスクにより挟持された状態で、該可動軸に螺合する締付ナットにより、スプリングワッシャを介して締め付けられ、
該第二ストッパ部は、ストッパ本体内に軸受孔を有する軸受部を設けて構成され、該軸受孔に該第一ストッパ部の該可動軸の該嵌合連結部が非回動状態で嵌入され、
前記第一部材と第二部材の連結時、該第一ストッパ部の嵌合連結部が該第二ストッパ部の該軸受部の該軸受孔に嵌合して、該第一ストッパ部と該第二ストッパ部が連結されることを特徴とする。
この蝶番は、例えば、第一部材を扉に可動部材として固定し、第二部材を本体に固定部材として固定するか、或はその逆に、第二部材を扉に可動部材として固定し、第一部材を本体に固定部材として固定して使用する。また、例えば、蝶番の第一部材を扉に可動部材として固定し、第二部材を本体に固定部材として固定した場合、第二部材に設けたピンは上向きに固定される。逆に、蝶番の第二部材を扉に可動部材として固定し、第一部材を本体に固定部材として固定した場合、第二部材に設けたヒンジピンは下向きに固定される。
例えば、蝶番の第一部材を扉に可動部材として固定し、第二部材を本体に固定部材として固定した場合、扉を持って可動側の軸受部材の軸受孔を、固定部材側のヒンジピンに合わせるように、軸受部材をその軸線位置に合わせ、軸受孔の軸線とピンの軸線を一致させ、その状態で可動側の軸受部材の位置を少し下げ、固定部材側のピンを可動側の軸受部材の軸受孔に嵌入させる。このとき、上記扉ストッパ装置は、第一ストッパ部の嵌合連結部が、第二ストッパ部の軸受部に嵌合・連結される。
扉ストッパ装置の第一ストッパ部では、金属ディスクが可動軸に対し非回動状態で嵌挿され、可動軸と金属ディスクとが共に回動し、可動軸を貫通孔に挿入する挟持板部を有した複数のブラケットは、可動軸に対し回動可能で、第一部材に固定される。第一部材と第二部材間の制動を行う扉ストッパ装置の制動負荷は、扉ストッパ装置の可動軸に螺合した締付ナットを回して調整される。
このとき、複数のブラケットの挟持板部が、各々、可動軸上で両側から樹脂ワッシャを介して金属ディスクにより挟持され、その状態で、可動軸に螺合する締付ナットにより、スプリングワッシャを介して締め付けられるので、締付ナットを回すのみの簡単な操作で、且つ可動軸とブラケット間の摩擦抵抗が広い範囲で安定して生じるように、簡単に調整することができる。
また、扉ストッパ装置は、ワンウエイクラッチを使用しないため、簡単に低コストで製造することができ、蝶番の回動軸が傾斜した扉において、その自重で閉鎖側に回動する場合であっても、扉ストッパ装置の可動ストッパ部の締付ナットを回して調整するのみで、扉の回動摩擦抵抗を、広い範囲で安定して調整することができ、これにより、扉を任意の位置で静止させることができ、各種の傾斜角度や重量の扉を有するゲーム機に、本蝶番を使用することが可能となる。
ここで、上記複数のブラケットは、2枚または3枚のブラケットから構成され、各ブラケットにはL形プレートの先端に上記挟持板部が設けられ、2枚または3枚のブラケットは、L形プレートの取付部を重ねた状態で、上記第一部材または上記第二部材に固定され、各ブラケットの挟持板部の両側に上記樹脂ワッシャを介して上記金属ディスクが重ね合わせられ、2枚または3枚のブラケットの各挟持板部が、上記可動軸上で、樹脂ワッシャ及び金属ディスクを介して重ね合わせられた構成とすることが好ましい。
これによれば、可動軸上に2枚のブラケットがL形プレートの取付部を重ねた状態で、嵌挿された場合、2枚のブラケットの挟持板部の両側に、各々樹脂ワッシャを介して金属ディスクが重ね合わせられ、2対の樹脂ワッシャと2対の金属ディスクが重ね合わされ、3枚のブラケットの場合、可動軸上で3枚のブラケットの挟持板部の両側に、各々樹脂ワッシャを介して金属ディスクが重ね合わせられ、3対の樹脂ワッシャと3対の金属ディスクが重ね合わされる。
このため、1枚のブラケットのみを使用する場合に比して、樹脂ワッシャの両面の摩擦抵抗面の数及び面積が2倍或いは3倍に増大し、締付ナットを回してブラケットと可動軸間の摩擦抵抗を調整する際、摩擦抵抗の調整範囲における、操作ナットの回転操作分解能が大きく向上し、微妙な摩擦抵抗の調整を容易に行うことができる。
またここで、上記可動軸は横断面が異形に形成され、上記金属ディスクが可動軸の異形断面部分に非回動状態で嵌合される構成とすることが好ましい。これによれば、金属ディスクに設けた異形孔に可動軸を嵌入するのみで、可動軸とブラケットが相対的に回転する際、可動軸と金属ディスクを一体化し、ブラケットの挟持板部と金属ディスクを、樹脂ワッシャを介して摩擦摺接させ、可動軸とブラケット間で摩擦抵抗による相対的な回動負荷(制動負荷)を適正に生じさせることができる。
またここで、上記各ブラケットのL形プレートの取付部には、固定ねじを挿通させるための固定孔が形成され、固定孔は、挿入された固定ねじに対して隙間を有して緩く嵌合し、制動力の調整時、ブラケットが取付部の平面に沿って移動可能に形成することが好ましい。これによれば、締付ナットにより、扉の制動負荷を調整する場合、ブラケットの固定ねじを緩めて、締付ナットを回すのみの簡単な操作で、各ブラケットが軸方向に僅かに移動して、挟持板部の間隔が僅かに変わるので、簡単な締付ナットの回動操作で、扉ストッパ装置の制動負荷を適正に調整することができる。
本発明の蝶番によれば、蝶番の回動軸が傾斜して扉に取り付けられ、扉の自重が閉鎖方向にかかる場合でも、扉ストッパ装置の摩擦抵抗を調整して、扉を任意の開放位置で静止させることができ、扉ストッパ装置も簡単に低コストで製造することができる。
本発明の蝶番の一実施形態を示し、蝶番の斜視図である。 同蝶番の可動部材と固定部材を分離した状態の斜視図である。 同蝶番の可動部材と固定部材を分離した状態の、別の角度の斜視図である。 (a)は同蝶番の可動部材を閉じたときの平面図、(b)は同蝶番の可動部材を開いたときの平面図である。 扉ストッパ部の可動ストッパ部と固定ストッパ部の拡大正面図である。 蝶番の可動部材の斜視図である。 同可動部材の分解斜視図である。 (a)は可動ストッパ部の拡大正面図、(b)はその拡大右側面図である。 (a)は可動ストッパ部の斜視図、(b)は背面側からの斜視図である。 可動ストッパ部の分解断面図である。 可動ストッパ部の分解斜視図である。 蝶番の固定部材の正面図である。 同固定部材の斜視図である。 別の角度から見た固定部材の斜視図である。 固定部材の分解斜視図である。 (a)(b)は固定ストッパ部の拡大斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜図3に示すように、この蝶番は、例えば上記第一部材となる可動部材1と、上記第二部材となる固定部材11を着脱可能に設けた縦長の蝶番であり、図4に示すように、例えば可動部材1がスロットマシン等のゲーム機の扉Dに固定され、固定部材11がゲーム機のキャビネットCの内側に固定されて使用される。可動部材1は、図7に示すように、縦長の鋼板を断面略コ字状に曲折してなるチャンネル状の基枠体2を有し、その基枠体2の内側の上部、中間部、及び下部に、各々、軸受孔3aを有する軸受部材3を、リベットかしめ加工等により固定して構成される。
可動部材1の基枠体2は、正面側を開口した断面略コ字状の長尺のチャンネル材形に形成され、その上部、中間部、及び下部の3箇所の内側に、各々、軸受部材3が固定される。軸受部材3は、硬質合成樹脂等により略直方体形状に一体成形され、その下面に、軸受孔3aが下向きに形成される。この軸受孔3aには固定部材11側のヒンジピン15が下方から嵌入されて軸受部を構成する。なお、軸受部材3は、可動部材1の上部と下部の2箇所の同一軸線上に設けてもよく、或いは4箇所に設けることもできる。
3箇所の軸受部の軸受孔3aの位置は、基枠体2の一方の壁部と軸受部材3の背面壁の近傍に位置し、後述の軸保持部13のヒンジピン15を嵌入したとき、それらの軸心位置が、一直線上に揃うように配置されている。このような軸受部材3は、基枠体2内の上部、中間部、下部の定位置に、リベット、固定ねじなどにより固定される。
横断面をコ字状に形成された基枠体2の左側壁は、右側壁に比べ幅広に形成され、可動部材1をゲーム機の扉Dに取り付けて使用した場合、軸受部材3と軸保持部13をこの左側壁で覆って、ゲーム機のキャビネットCと扉Dの隙間から異物を挿入するなどの行為を不正防止すると共に、長尺の基枠体2の曲げ強度を高めている。また、扉Dを閉じた際、基枠体2の左側壁が固定部材11の取付板部12の縁部に当接し、キャビネットCと扉Dの隙間を塞ぐ構造となっている。
さらに、可動部材1の基枠体2の内部には、扉ストッパ装置5の上記第一ストッパ部となる可動ストッパ部20が取り付けられる。可動ストッパ部20は、図5、図10、11に示すように、重ね合わせた第1ブラケット21及び第2ブラケット22上の挟持板部21c、22cの貫通孔21d、22dに、可動軸24を挿入して保持し、複数の樹脂ワッシャ23及び金属ディスク25を可動軸24に嵌挿させ、可動軸24の端部に螺合した締付ナット28により、樹脂ワッシャ23、金属ディスク25、及び挟持板部21c、22cを締め付けて構成される。可動ストッパ部20は、固定部材11に対する可動部材1の開閉回動に制動をかけるための部材であり、第1ブラケット21及び第2ブラケット22が可動部材1側に取り付けられ、可動軸24が固定部材11側の固定ストッパ部30の軸受孔33に非回動連結され、可動ストッパ部20の制動力は締付ナット28の締め付けに応じて調整する構造である。
図10,11に示すように、第1ブラケット21及び第2ブラケット22は、L形プレート21a,22aから構成され、L形プレート21a,22aの先端が直角に曲折され、そこに、貫通孔21d、22dを有する挟持板部21c、22cが形成される。第1ブラケット21と第2ブラケット22は、L形プレート21a,22aの取付部21b、22bを重ねて取り付けられ、上側に位置する第1ブラケット21の取付部21bに、固定ねじ26用の固定孔21eが設けられ、下側に位置する第2ブラケット22の取付部22bにも、固定孔22eが略合せた位置に形成される。これらの固定孔21e,22eは固定ねじ26の外径に比して大径に形成され、固定ねじ26が緩く挿入される構造である。
これにより、扉ストッパ装置5の可動ストッパ部20は、固定ねじ26を緩めた状態で、可動軸24の端部に螺合する締付ナット28を回して、樹脂ワッシャ23の摩擦抵抗による可動ストッパ部20の停止負荷(扉ストッパ装置5の制動荷重、制動負荷)を調整するとき、容易に第1ブラケット21及び第2ブラケット22が可動軸24の軸方向に微少移動し、適正に摩擦抵抗を調整可能となっている。図5に示す如く、第1ブラケット21の取付部21bと第2ブラケット22の取付部22bは、重ね合わせた状態で、可動部材1の基枠体2の内側に、固定ねじ26により固定される。
なお、図5、図7、8に示すように、固定ねじ26は、第2ブラケット22の裏面側から固定孔21e,22eに挿入され、第1ブラケット21側に設けたナット部に、操作可能にねじ込まれて固定される。このとき、第1ブラケット21、第2ブラケット22は可動部材1の基枠体2の内側から挿入され、その取付部21b、22bは基枠体2に設けた開口部から基枠体2の外側に出され、固定ねじ26で固定される。
これにより、可動ストッパ部20の可動軸24を含む主要部は基枠体2内に配設される。固定ねじ26は背面側に突出し、背面側から操作可能とされ、摩擦抵抗を調整する可動軸24の締付ナット28は基枠体2内で回動操作する構造となっている。図5に示すように、可動ストッパ部20の第1ブラケット21、第2ブラケット22の幅寸法は、基枠体2内に密に挿入可能とされるため、可動ストッパ部20の姿勢と位置は正確に保持されるが、第1ブラケット21、第2ブラケット22の取付部21b、22bの端部に位置決め用の溝を形成し、そこに基枠体2側に設けたボルト或いは円形凸部を嵌め込むようにして、位置決めを行うことができる。
可動ストッパ部20は、図11に示す如く、第1ブラケット21の挟持板部21c及び第2ブラケット22の挟持板部22cの両側に、樹脂ワッシャ23を介して金属ディスク25が重ね合わされ、そこに可動軸24が貫通孔21d、22dなどに挿通され、複数のスプリングワッシャ27を介して、締付ナット28を可動軸24の端部に螺合し、1対の挟持板部21c、22c、2対の樹脂ワッシャ23、及び2対の金属ディスク25が締め付けられる。
樹脂ワッシャ23は、耐摩耗性が良好で、適度な摩擦抵抗が得られる合成樹脂(例えば、ポリアセタール樹脂)から形成される。金属ディスク25には、可動軸24の異形断面部24bに嵌合挿通可能な異形孔25aが形成され、金属ディスク25は、その異形孔25aに嵌入される可動軸24に対し、非回動状態で嵌合するようになっている。このため、可動軸24と金属ディスク25は一体的に回動・停止する。
挟持板部21c、22cの貫通孔21d、22d及び樹脂ワッシャ23の貫通孔は、円形であり、可動軸24に対し回動可能である。図11に示す如く、可動軸24は、挿通する部分に、横断面を異形とした異形断面部24bが設けられ、先端には大径の嵌合連結部24aが設けられる。可動ストッパ部20の可動軸24の嵌合連結部24aは、図5に示す如く、蝶番の可動部材1と固定部材11を組み付けたとき、固定ストッパ部30の被嵌合連結部の軸受孔33に挿入され、嵌合連結される。一方、可動部材1の基枠体2に固定された第1ブラケット21の挟持板部21c及び第2ブラケット22の挟持板部22cは固定部材11とともに回動する。
スロットマシンなどのゲーム機の場合、扉の下部が手前に突き出すように開閉時の回動軸が傾斜している。このため、蝶番を取り付けた扉が開放され、その自重により閉鎖側に回動付勢され、可動ストッパ部20の第1ブラケット21と第2ブラケット22は可動部材1つまり扉とともに閉鎖側に付勢され、可動ストッパ部20は、固定部材11に連結される可動軸24に対し、相対的に回動付勢される。このとき、可動ストッパ部20は、2対の樹脂ワッシャ23と挟持板部21c、22c間で、適度な摩擦抵抗が生じ、この摩擦抵抗により扉に制動負荷をかけ、任意の位置で扉を停止させるようになっている。
また、第1ブラケット21と第2ブラケット22の2枚の挟持板部21c、22cは、各々樹脂ワッシャ23と金属ディスク25を介して重ね合わせた構造となっている。これにより、1枚のブラケットのみを使用する場合に比して、樹脂ワッシャ23の両面の摩擦抵抗面の数及び面積が2倍に増大する。
このため、締付ナット28を回してブラケットと可動軸24間の摩擦抵抗を調整する際、摩擦抵抗の調整範囲に対する操作ナット28の回転操作分解能が向上し、微妙な摩擦抵抗の調整を容易に行うことができる。また、開放状態の扉を、閉じる際、2対の樹脂ワッシャ23の摩擦抵抗により、低速でスムーズに回動させることができ、このときの樹脂ワッシャ23の磨耗も、1枚のブラケットと1対の樹脂ワッシャの場合に比して、大幅に低減することができる。
一方、図12に示すように、固定部材11には、扉ストッパ装置の固定ストッパ部30が取り付けられる。固定ストッパ部30は、ストッパ本体31の上部に軸受部32を設けて構成され、図16に示すように、軸受部32の上面に、軸受孔33が形成される。軸受孔33は、上記可動軸24の嵌合連結部24aが非回動状態で嵌入可能に、非円形孔として形成される。また、図14に示すように、軸受部32の軸受孔33は、固定部材11に設けた3個の軸保持部13上の各ヒンジピン15の軸を結ぶ1本の軸線上に位置して配置され、図15に示すように、ストッパ本体31は、固定ねじ34により軸受孔33を上向きにして、固定部材11の取付片12cに固定される。蝶番の固定部材11に対し可動部材1を組み付ける際、容易に軸線を合せて可動ストッパ部20の可動軸24の嵌合連結部24aが容易に固定ストッパ部30の軸受孔33に嵌入されるようになっている。
なお、扉ストッパ装置5の可動ストッパ部20には、3個のブラケットを設けることもできる。3個のブラケットは、上記と同様、3枚のL形プレートの先端の挟持板部が直角に折り曲げて構成され、3枚のL形プレートは、その取付部を重ねた状態で、可動部材1の基枠体2に固定される。各ブラケットの挟持板部の両側に、樹脂ワッシャを介して金属ディスクが重ね合わせられ、3個のブラケットの挟持板部が3対の樹脂ワッシャ及び金属ディスクを介して重ね合わせられ、締め付けられる。3対の金属ディスクには異形孔が形成され、上記と同様、可動軸の異形断面部24bがその異形孔に嵌挿される。
3個のブラケットを使用した場合、可動軸上に3個のブラケットが3枚のL形プレートの取付部を重ねた状態で、嵌挿された場合、3個のブラケットの挟持板部の両側に、各々樹脂ワッシャを介して金属ディスクが重ね合わせられ、3対の樹脂ワッシャと3対の金属ディスクが重ね合わされる構造となる。このため、1個のブラケットを設ける場合に比して、樹脂ワッシャの両面の摩擦抵抗面の数及び面積が3倍に増大し、締付ナットを回してブラケットと可動軸間の摩擦抵抗を調整する際、摩擦抵抗の調整範囲に対する操作ナットの回転操作分解能が一層向上し、微妙な摩擦抵抗の調整を容易に行うことができる。
固定部材11は、図12〜図15に示すように、縦長で帯状の鋼板からなる取付板部12と、その取付板部12の側部に延設されたL字状断面部12aとを基部として構成され、L字状断面部12aの側部の上部、中間部、及び下部に取付片12bが内側に曲折して設けられ、ヒンジピン15を保持する軸保持部13を取付片12bに取り付けて構成される。各軸保持部13は、ヒンジピン15を上向きに突出して保持するように、合成樹脂を成形して形成され、軸保持部13に取付孔が設けられ、図15に示す如く、取付片12bに対し固定ねじを用いて各軸保持部13は取り付けられる。このとき、各ヒンジピン15は、その軸が取付板部12の長手方向に沿った1本の軸線上を通るように、軸心位置を合わせて取り付けられる。なお、ヒンジピン15を有する軸保持部13は、上部と下部のみ2箇所に設けることもでき、4箇所に設けることもできる。
さらに、図15に示すように、固定部材11のL字状断面部12aの下部寄りに取付片12cが設けられ、この取付片12cには上記のように、扉ストッパ装置5の固定ストッパ部30が、固定ねじ34を用いて取り付けられる。固定ストッパ部30は、上記のように、そのストッパ本体31の上部に軸受部32が設けられ、軸受部32の上面に、軸受孔33が上向きに設けられる。
このように構成された蝶番は、図4に示すように、その固定部材11がゲーム機のキャビネットCの開口部における左側壁の内側に、取付板部12の取付孔に取付ねじを挿入し締め付けて固定され、その可動部材1がゲーム機の扉Dの左端部内側における固定部材11と対応した位置に、その基枠体2を取付ねじにより締め付けて固定される。
扉ストッパ装置5は、固定ストッパ部30が、図15に示すように、固定部材11の取付板部12の取付片12cに、固定ねじ34を介して固定され、可動ストッパ部20が、図7に示すように、可動部材1の基枠体2の内側に、第1ブラケット21、第2ブラケット22を介して、固定ねじ26により固定される。この場合、図7に示すように、第1ブラケット21は、基枠体2の背面側に配置し、背面側から固定ねじ26をねじ込んで、固定する。これにより、扉ストッパ装置5の制動負荷を調整する際、比較的容易に調整することができる。
蝶番を介して扉DをキャビネットCに組み付ける場合、扉Dを開いた状態で、蝶番の可動部材1の上中下の軸受部材3の軸受孔3aを、キャビネットCの固定部材11の上中下のヒンジピン15に嵌合して、図1、2のように蝶番を組み付け、扉DをキャビネットCに対し装着する。このとき、扉Dを持って先ず軸受部材3を固定部材11側の軸保持部13に合わせ、軸受部材3の凹部内壁を、固定部材11の軸保持部13の側面に当てるように、扉Dを動かして、ヒンジピン15の軸心位置を軸受孔3aの軸心位置に合わせ、この状態で、扉Dの位置を少し下げれば、自動的にヒンジピン15が軸受孔3a内に進入して嵌め込まれ、これにより、容易に蝶番を組み付けることができる。
さらに、この蝶番の可動部材1と固定部材11の組み付け時、扉ストッパ装置5は、可動ストッパ部20の可動軸24下端の嵌合連結部22aが、固定ストッパ部30の軸受部32の軸受孔33に嵌入し、図5に示すように、扉ストッパ装置5は可動ストッパ部20と固定ストッパ部30が連結される。扉Dつまり可動部材1を開いた状態で、扉Dを停止させるための制動負荷を調整する場合、先ず、可動ストッパ部20の固定ねじ26を緩め、可動軸24に螺合する締付ナット28を回して、可動ストッパ部20の締付度を調整する。
このとき、締付ナット28を緩める方向に回すと、第1ブラケット21、第2ブラケット22の挟持板部21c、22cの両側面に対し、樹脂ワッシャ23による押圧力が低下し、2対の樹脂ワッシャ23と挟持板部21c、22cの両側面との摩擦抵抗が低下し、扉Dつまり可動部材1の停止負荷は減少し、回動可能となる。
一方、締付ナット28を締付方向に回すと、第1ブラケット21、第2ブラケット22の挟持板部21c、22cの両側面に対し、樹脂ワッシャ23による押圧力が増大し、2対の樹脂ワッシャ23と挟持板部21c、22cの両側面との摩擦抵抗が増し、扉Dつまり可動部材1の制動負荷は増大し、扉Dが、その自重により閉鎖方向に付勢される状態で、扉Dが開いたまま停止するように調整される。またこのとき、締付ナット28の締付力は、開放状態で停止する扉Dを軽く閉じる方向に押したとき、閉鎖側に可動部材1が回動を開始し、容易に扉Dが閉じるように調整される。
スロットマシンなどのゲーム機の場合、扉Dはそのヒンジピンの軸線がキャビネットCの垂線に対し扉Dの下部を前に突き出すように傾斜して取り付けられ、ヒンジピン15の軸線が鉛直線に対し傾斜するため、開いた扉Dの自重が閉鎖する方向にかかる。このような場合、扉Dから手を離して扉Dの自重が扉Dの閉鎖方向にかかると、扉ストッパ装置5の固定ストッパ部30によって扉Dの閉鎖方向に制動がかかり、可動ストッパ部20の可動軸24は、樹脂ワッシャ23と挟持板部21c、22c間の摩擦抵抗によって回転せず、扉Dは停止する。したがって、開かれた扉Dは、任意の開放角度で止めることができる。
開放状態の扉Dを閉じる場合、扉Dを閉じる側に少しの荷重で押すと、固定部材11に固定される、扉ストッパ装置5の固定ストッパ部30は回転しないため、可動ストッパ部20の可動軸24は回転せず、可動軸24に対し、可動ストッパ部20の第1ブラケット21、第2ブラケット22が、樹脂ワッシャ23を介し摩擦抵抗をもって摩擦回転し、低速で閉鎖位置まで回動し、扉Dは閉鎖される。
このように、第1ブラケット21と第2ブラケット22の各挟持板部21c、22cが、各々、可動軸24上で両側から樹脂ワッシャ23を介して金属ディスク25により挟持され、その状態で、可動軸24に螺合する締付ナット28により、スプリングワッシャ27を介して締め付けられるので、締付ナット28を回すのみの簡単な操作で、且つ可動軸24とブラケット間の摩擦抵抗が広い範囲で安定して生じるように、簡単に調整することができる。
また、扉ストッパ装置5は、ワンウエイクラッチを使用しないため、簡単に低コストで製造することができ、蝶番の回動軸が傾斜した扉において、その自重で閉鎖側に回動する場合であっても、扉ストッパ装置5の可動ストッパ部20の締付ナット28を回して調整するのみで、扉Dの回動摩擦抵抗を、広い範囲で安定して調整することができる。また、これにより、扉Dを任意の位置で静止させることができ、各種の傾斜角度や重量の扉を有するゲーム機に、本蝶番を使用することができる。
なお、本発明の蝶番は、上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような態様でも実施することができる。
上記では可動部材1側に軸受孔3aを有する軸受部材3を設け、固定部材11側にヒンジピン15を有する軸保持部13を設けたが、反対に、固定部材側に軸受孔を有する軸受部材を固定し、可動部材側にヒンジピンを有する軸保持部を固定してもよく、その場合、可動部材側のヒンジピンは下向きに取り付けられる。この場合、扉ストッパ装置は、上記と同様に、可動部材内に可動ストッパ部を設け、固定部材側に固定ストッパ部を設ければよい。
1 可動部材
2 基枠体
3 軸受部材
3a 軸受孔
3b 水平面部
5 扉ストッパ装置
11 固定部材
12 取付板部
12a L字状断面部
12b 取付片
12c 取付片
13 軸保持部
15 ヒンジピン
20 可動ストッパ部
21 第1ブラケット
21a L形プレート
21b 取付部
21c 挟持板部
21d 貫通孔
21e 固定孔
22 第2ブラケット
22a 嵌合連結部
22b 取付部
22c 挟持板部
22e 固定孔
23 樹脂ワッシャ
24 可動軸
24a 嵌合連結部
24b 異形断面部
25 金属ディスク
25a 異形孔
27 スプリングワッシャ
28 締付ナット
30 固定ストッパ部
31 ストッパ本体
31a 被嵌合連結部
32 軸受部
33 軸受孔

Claims (4)

  1. 開閉可能な扉と本体間に取り付けられ、縦長の第一部材と第二部材とからなる着脱式の蝶番において、
    該第一部材の基枠体内の少なくとも上部と下部に、軸受部を有する軸受部材が、軸受孔の軸心位置を1本の軸線上に一致させて固定され、該第二部材の取付板部の少なくとも上部と下部の縁部に、該軸受部材に嵌入可能なヒンジピンが軸心位置を1本の軸線上に一致させて固定され、
    該第一部材の基枠体内の軸受部材の下側または上側に、該第二部材のヒンジピンを該軸受部材の軸受孔に挿入して組み付けたとき、該第一部材と該第二部材の相互の回動を停止させる扉ストッパ装置が該第一部材と該第二部材間に取り付けられ、
    該扉ストッパ装置は、該第一部材または該第二部材に取り付けられる第一ストッパ部と、該第二部材または該第一部材に取り付けられ該第一ストッパ部と連結される第二ストッパ部とを備え、
    該第一ストッパ部は、該第一部材または該第二部材に固定され、貫通孔付きの挟持板部を有した複数のブラケットと、該各ブラケットの該挟持板部の該貫通孔に挿通され、先端に嵌合連結部を有した可動軸と、該可動軸に非回動状態で嵌挿される金属ディスクと、該可動軸に回動可能に嵌挿される樹脂ワッシャとを備えて構成され、
    該挟持板部は、該可動軸上で両側から該樹脂ワッシャを介して該金属ディスクにより挟持された状態で、該可動軸に螺合する締付ナットにより、スプリングワッシャを介して締め付けられ、
    該第二ストッパ部は、ストッパ本体内に軸受孔を有する軸受部を設けて構成され、該軸受孔に該第一ストッパ部の該可動軸の該嵌合連結部が非回動状態で嵌入され、
    前記第一部材と第二部材の連結時、該第一ストッパ部の嵌合連結部が該第二ストッパ部の該軸受部の該軸受孔に嵌合して、該第一ストッパ部と該第二ストッパ部が連結されることを特徴とする蝶番。
  2. 前記ブラケットは、2枚または3枚のブラケットから構成され、該各ブラケットにはL形プレートの先端に前記挟持板部が設けられ、該2枚または3枚のブラケットは、該L形プレートの取付部を重ねた状態で、前記第一部材または前記第二部材に固定され、該各ブラケットの該挟持板部の両側に前記樹脂ワッシャを介して金属ディスクが重ね合わせられ、該2枚または3枚のブラケットの挟持板部が該樹脂ワッシャ及び該金属ディスクを介して重ね合わせられたことを特徴とする請求項1記載の蝶番。
  3. 前記可動軸は横断面が異形に形成され、前記金属ディスクが該可動軸の異形断面部分に非回動状態で嵌合されたことを特徴とする請求項1または2記載の蝶番。
  4. 前記2枚または3枚のブラケットのL形プレートの取付部に、固定ねじを挿通させるための固定孔が形成され、該固定孔は、挿入された該固定ねじに対して隙間を有して緩く嵌合し、該制動力の調整時、該ブラケットが該取付部の平面に沿って移動可能に形成されたことを特徴とする請求項2記載の蝶番。


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