JP3755083B2 - 蝶番 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、扉を本体に対し開閉自在に支持する着脱形(ピン挿入形)の蝶番に関し、特に扉の開度を所定の位置で停止させる扉ストッパを備えた蝶番に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばスロットマシンの扉を開閉自在に支持する蝶番として、縦長の固定部材と可動部材とからなる蝶番であって、固定部材の取付板部における上部と下部の縁部に、各々軸受孔を持つ軸受部が軸心位置を1本の軸線上に一致させて設けられ、可動部材の取付板部における上部と下部の縁部に形成した巻付部に、各々ピンが軸心位置を1本の軸線上に一致させ且つ下方に突出して固定され、両ピンを固定部材の各軸受部に挿入して組み付けるようにした着脱形の蝶番が知られている(例えば特開平10−201922号公報など参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この蝶番は、縦長の固定部材の上部と下部に軸受部となる軸受孔を同一軸線上に設け、同様の縦長の可動部材の上部と下部にピンを同一軸線上に取り付けて構成されるため、例えば、その固定部材をスロットマシンの本体に固定し、可動部材をその前扉に固定した状態で、ピンを軸受孔に挿入するように蝶番を組み付ければ、重量の重い扉であっても、本体に対し扉を容易に且つ円滑に開閉可能に支持させることができる。
【0004】
しかしながら、例えばスロットマシンの本体のように、その前面が鉛直面に対し、その下部を前方に出し、その上部を後方に引くように傾斜している場合、その前面に装着される扉の蝶番の回動軸も、鉛直軸に対し傾斜したものとなる。このため、その扉を開いた場合、その開度が90度までの間においては、扉が重力により閉鎖方向の力を受け、自然に閉じてしまうという現象が生じる。
【0005】
このため、スロットマシンの修理や点検を行う際に、扉を開いておきたい場合には、扉を90度より僅かに超えて開いた状態として作業を行っていたが、何らかの外力が扉に作用して、扉の開度が90度以下になった場合、扉が自然に閉じる状態となり、作業中に不用意に扉が閉じてしまうという危険が生じる虞があった。
【0006】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、固定側と可動側の軸受部とピンを嵌め合わせて組み付ける着脱形の蝶番において、予め設定した任意の開度で、扉を静止させておくことができる蝶番を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の蝶番は、縦長でチャンネル状に形成された基枠体の上部と下部の内側に、軸受孔を持つ軸受部材を設けた第一部材と、縦長の取付板部の上部と下部の縁部に、軸受孔に嵌合するピンを有する軸保持部を設けた第二部材とからなる着脱形の蝶番において、第一部材の基枠体の中間部または第二部材の取付板部の中間部の何れか一方に、ばね弾性を有する金属板を波形に曲折した扉ストッパが弾性変形可能に取り付けられ、扉ストッパと係合して扉を任意の開度で保持する係止部が、他方の第二部材の取付板部の対向位置にまたは第一部材の基枠体の対向位置に設けられ、扉ストッパの波形の凹部に係止部を受けるための係止受け部が形成され、係止部は、第二部材の取付板部または第一部材の基枠体の一部を凹状に切り欠いて或いは長孔状に開口して形成されたことを特徴とする。
【0008】
ここで、上記係止受け部は、ストッパ本体上の係止部の摺動方向に複数個設けることができる。
【0009】
【作用】
このように構成される蝶番は、第一部材を扉に可動部材として固定し、第二部材を本体に固定部材として固定するか、或はその逆に、第二部材を扉に可動部材として固定し、第一部材を本体に固定部材として固定して使用する。また、例えば、蝶番の第一部材を扉に可動部材として固定し、第二部材を本体に固定部材として固定した場合、第二部材の巻付部に設けたピンは上向きに固定され、そのピンに第一部材の軸受部材が上側から嵌入され、蝶番は組み付けられ、扉が本体に対し蝶番を介して開閉可能に取り付けられる。
【0010】
例えば、扉側の第一部材に係止部を設け、本体側の第二部材に扉ストッパを弾性変形可能に設けた場合、本体に対し閉じた状態の扉を開くと、係止部が扉ストッパの係合面を摺動しながら回動し、扉ストッパの係止受け部に達した状態で、扉の開動作を止めると、係止部が扉ストッパの係止受け部に係止され、扉が重力などで自然に閉じる状態であっても、扉ストッパにより停止し、保持される。その状態から、扉を開き或いは閉じる場合は、扉を持って回動させると、扉ストッパが弾性変形して、係止部がその係止受け部を乗り越えて扉は回動する。
【0011】
したがって、スロットマシンのように、傾斜した本体の前面に取り付けられる扉であって、開放された扉が重力で閉じようとしても、係止部と扉ストッパの係止により、扉はその開き角度で保持され、不用意に扉が閉じることは防止される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は蝶番の可動部材1の平面図と正面図を示し、図2はその左側面図を、図3はその右側面図を示している。可動部材1は、帯状の鋼板を断面略チャンネル状に曲折してなる縦長の基枠体2を有し、その基枠体2の内側の上部と下部に、軸受部3a,4aを有する略コ字状の軸受部材3、4を、かしめ加工等により固定して構成される。
【0013】
すなわち基枠体2には、図2に示すように、その上部と下部の内側に軸受部材3、4が固定され、軸受部材3、4は、同じ形状を持った略箱形に形成されて基枠体2内に固定され、その上板部分に設けた軸受部3a,4aが設けられ、軸受部3a,4aには軸受孔3b,4bが穿設される。軸受孔3b,4bは基枠体2の壁部に近い位置の軸受部3a,4a上に形成され、一方、基枠体2背面側には、図3に示すような矩形の開口部2aが、後述の固定部材11の軸保持部13,14を挿入するために設けられる。
【0014】
また、軸受部材3,4の側壁部には、後述の軸保持部13,14をその中に差し入れた際、その軸保持部13,14を軸受孔3b,4bに合わせてガイドするためのガイド部5,6が、その壁部を内側に折り曲げて設けられている。ガイド部5,6は傾斜面を有し、軸保持部13,14が軸受部材3,4内に挿入された際、その傾斜面で軸保持部13,14を摺動させながら、軸保持部のピン13b,14bを軸受孔3b、4bの軸線位置に合わせるようにガイドする。さらに、基枠体2の下部には、後述の扉ストッパ21を係止するための係止部7が基枠体2の一部を矩形に切り欠いて凹状に形成されている。
【0015】
図4、図5に示すように、固定部材11は、縦長で帯状の鋼板を略Z形に曲げた形状の取付板部12を有し、取付板部12の縁部の上部と下部に、同様の形状の軸保持部13、14が突設され、取付板部12の適所に複数の取付孔が設けられる。軸保持部13、14は、図5に示すように、先端に巻付部13a,14aを前方に突出するように設け、その巻付部13a,14aにピン13b,14bを各々上向きに嵌挿・固定して構成される。
【0016】
巻付部13a,14aは突設部分の先端を巻き付けるように筒状に成形され、内側に頭部付きのピン13b,14bを巻付部に圧入し或は締付けすることにより、ピン13b,14bが巻付部13a,14aにその先端を上方に突出した状態で固定される。上下のピン13b,14bは、その軸が取付板部12の長手方向に沿った1本の軸線上を通るように、軸心位置を合わせて取り付けられる。ピン13b,14bの先端(上端)は尖頭形状に形成される。また、上下のピン13b,14bは、上記可動部材1の軸受部材3、4の軸受孔3b、4bに対応した位置つまり軸心位置を合わせた所定位置に取り付けられる。
【0017】
さらに、この固定部材11の取付板部12の中間部には、扉を開いた際、所定の開度で止めるための板ばね製の扉ストッパ21がばね弾性をもって曲げ可能に取り付けられる。この扉ストッパ21のストッパ本体25は、ばね弾性を有する金属板を波形に曲折して形成され、その波形の凹部に、係止受け部25a、25bが上記可動部材1側の係止部7と係合可能に形成される。
【0018】
この板ばね製のストッパ本体25は、溶接、かしめ、リベット止めなどにより固定部材11の取付板部12の中間部に固定されている。扉ストッパ21の元部側の係止受け部25aは、例えば前扉19が約40度の開度で係止部7が係止される位置に形成され、先端側の係止受け部25bは、前扉19が約60度の開度で係止部7が係止される位置に形成される。また、ストッパ本体25の先端は、内側に曲折され、扉を最大に開いた位置から、ストッパ本体25が係止部7に摺動可能に当接できるようにしている。
【0019】
この板ばね製のストッパ本体25は、前扉19の開放時、閉鎖時ともに、図10に示すように、可動部材1側の基枠体2に設けた係止部7にばね力をもって付勢するように接触し、これによって、係止部7がばね弾性力をもって押圧されるように装着される。
【0020】
このように構成された蝶番は、図7、図8に示すように、その固定部材11が、スロットマシンなどの前面が傾斜したゲーム機の本体(キャビネット)18側に、取付板部12の取付孔に取付ねじを挿入して締め付けることにより固定される。また、その可動部材1がゲーム機の前扉19側の固定部材11と対応した位置に、その基枠体2を取付ねじにより締め付けて取り付けられる。図8に示すように、固定部材11は、本体18の開口部の縦辺の長さと略同じ長さに形成され、本体18の内側縦辺の略全体にわって取り付けられる。また、可動部材1は前扉19の内側縦辺の長さと略同じ長さに形成され、前扉19の内側縦辺の縁部に取り付けられる。
【0021】
そして図7に示す如く、前扉19を開いた状態で、蝶番の可動部材1の上下の軸受部3a、4aを固定部材11の上下のピン13b,14bに嵌合して、前扉19を本体18に対し装着する。この際、前扉19を持って先ず上下の軸受部材3、4を固定部材11側の軸保持部13、14に合わせ、軸受部材3、4内のガイド部5、6を、固定部材側の軸保持部13、14の巻付部13a,14aに当てるように、箱形の軸受部材3、4を軸保持部13、14に被せるごとく、前扉19を動かす。
【0022】
このとき、上下のガイド部5、6が上下の巻付部13a,14aに当り、さらに前扉19を押し込むように動かすと、ガイド部5、6の傾斜ガイド面によって、巻付部13a,14aつまりピン13b,14bが軸受孔3b,4bの軸線位置にガイドされ、到達する。従って、この状態で、前扉19の位置を少し下げれば、自動的にピン13b,14bが軸受孔3b,4b内に進入し嵌合する。これにより、上下の軸保持部13、14のピン13b,14bは、軸受部材3、4の軸受孔3b,4bに嵌入し、蝶番の可動部材1と固定部材11の組付を完了する。
【0023】
このとき、前扉19は約90度の開放状態であり、蝶番の固定部材11側に取り付けた扉ストッパ21は、図9に示すように、可動部材1側の基枠体2に設けた凹状の係止部7に入って係合状態となり、そのストッパ本体25の係止受け部側が、係止部7の内側の縁部に接触した状態である。したがって、可動部材1の基枠体2の係止部7は、扉ストッパ21のばね力により開放側に付勢された状態にあり、前扉19は開放状態を保持し、自然に閉じることは防止される。
【0024】
この状態で、前扉19を持って閉じる方向に回動させると、前扉19は、蝶番のピン13b、14bを軸に回動し、可動部材1の基枠体2の係止部7の縁部は、扉ストッパ21のストッパ本体25を図9の右側にそのばね力に抗して押しながら回動し、係止部7がストッパ本体25の係止受け部25aに嵌合した位置で、扉の回動は一旦停止する。これは、係止受け部25aが凹状に形成され、係止部7の縁部が一旦その凹状の係止受け部25aに嵌合した後は、係止受け部25aの次の山(突部)を乗り越える必要があり、係止受け部25aの次の山(突部)が抵抗となるためである。したがって、前扉19はその位置で安定して停止し、その停止角度は係止受け部25aの位置により決まるから、係止受け部25aの位置を調整すれば、任意の角度で前扉19を一旦停止させることができる。
【0025】
さらに、前扉19を持って閉じる方向に回動させると、係止部7の縁部が係止受け部25aの次の山を乗り越え、次の係止受け部25bに係止部7の縁部が嵌合した状態で、図10に示すように、前扉19は再び一旦停止する。そして、さらに前扉19を持って閉じる方向に回動させると、係止部7の縁部が係止受け部25bの次の山を乗り越えて回動し、図11のように、前扉19は本体18に対し閉鎖される。
【0026】
このように、前扉19が閉じられるとき、板ばね製の扉ストッパ21が可動部材1の基枠体2の係止部7の縁部を常時押して付勢しているから、前扉19の回動に適度な摩擦抵抗が生じ、適度な抵抗をもって緩やかに閉じることができ、且つ係止受け部25a、25bとの係合により調整された角度で前扉19を一旦停止させることができる。
【0027】
一方、前扉19を本体18から開く方向に回動させると、扉ストッパ21のストッパ本体25は、可動部材1側の係止部7に押されて、ばね弾性により弾性変形しながら、可動部材1は扉ストッパ21の付勢力に抗して回動していく。そして、上述のように、可動部材1側の係止部7がストッパ本体25の凹状の係止受け部25aに係合すると、その回動前後における抵抗の増加により安定状態となり、前扉19はその位置で一旦停止する。このとき、前扉19にはその蝶番の回動軸が鉛直軸に対し傾斜しており、重力により閉鎖する方向に力がかかっているが、係止部7が扉ストッパ21の係止受け部25aに係止されるから、その閉鎖方向への回動は阻止され、前扉19はその開度状態で安定して静止することになる。
【0028】
このように、蝶番の可動部材1には係止部7が設けられ、固定部材11には係止部7に係止可能な係止受け部25a,25bを持った扉ストッパ21が揺動可能に設けられるから、前扉19は、係止部7を扉ストッパ21の係止受け部25a,25bに係止させることにより、予め設定した複数の開度で、静止させることができ、スロットマシンのように、前面が鉛直面に対し傾斜し、前扉の蝶番の軸が鉛直軸に対し傾斜している場合であって、前扉を開いたとき、自然に閉じてしまう場合であっても、所定の開度で前扉を静止させることができ、ゲーム機の修理や点検作業を、前扉を開いた状態で、安全に行うことができる。
【0029】
なお、上記係止部7は、基枠体2の一部を凹状に切り欠いて形成したが、基枠体2の一部に扉ストッパ21が進入して係止可能な長孔状の開口部として形成することもできる。
【0030】
図12〜図14は他の実施形態の蝶番を示している。この例では、扉ストッパ41が上記可動部材1に固定され、その扉ストッパ4と係合する係止部77が固定部材11の取付板部12に形成される。上記実施形態と同様の部分については、上記同じ符号を図12〜図14に付してその説明を省略する。
【0031】
図12に示すように、扉ストッパ41は、可動部材1の基枠体2の背面側に略くの字状に曲折して固定されている。この扉ストッパ41のストッパ本体45は、ばね弾性を有する金属板を波形に曲折すると共に略くの字状に曲折して形成され、その波形の凹部に、係止受け部45aが固定部材11側の係止部77と係合可能に形成される。
【0032】
この板ばね製のストッパ本体45は、上記と同様に、溶接、かしめ、リベット止めなどにより可動部材1の基枠体2の中間部背面側に固定され、扉ストッパ41の元部側の係止受け部45aは、例えば前扉19が約60度の開度で係止部7が係止される位置に形成され、その先端も内側に曲折され、扉を最大に開いた位置から、ストッパ本体45が係止部77に摺動可能に当接できるようにしている。
【0033】
この板ばね製のストッパ本体45は、前扉19の開放時、閉鎖時ともに、図14に示すように、固定部材11の取付板部12の一部に設けた係止部77にばね力をもって付勢するように接触し、係止部7がばね弾性力で押圧されるように装着される。固定部材11の取付板部12に設けた係止部77は、上記図2の基枠体に切り欠いて設けた係止部7とは異なり、単に取付板部12の一部をそのまま係止部77として利用している。
【0034】
このような扉ストッパ41を設けた可動部材1を取り付けた前扉19は、固定部材11を固定したゲーム機の本体18に対し、その可動部材1の軸受部3a、4aを固定部材11側のピン13b、14bに嵌合させて、蝶番は組み付けられ、前扉19が開閉可能に装着される。蝶番の組み付け操作は、前扉19の開放状態で行われ、蝶番の可動部材1側に取り付けた扉ストッパ41は、固定部材11側の取付板部12の一部に設けた係止部77と係合し、そのストッパ本体45の係止受け部側が、係止部77に接触した状態となる。したがって、固定部材11の係止部77は、扉ストッパ41のばね力により開放側に付勢された状態にあり、前扉19は開放状態を保持し、自然に閉じることは防止される。
【0035】
この状態で、前扉19を持って閉じる方向に回動させると、前扉19は、蝶番のピン13b、14bを軸に回動し、扉ストッパ41のストッパ本体45は固定部材11の係止部77をそのばね力で押しながら回動し、図14に示すように、ストッパ本体45の係止受け部45aが係止部77に嵌合した状態で、摩擦抵抗が増大し、扉の回動は一旦停止する。さらに、前扉19を閉じる方向に押すと、係止受け部45aの次の山を係止部77が乗り越えるように前扉19が回動し、このとき、板ばね製の扉ストッパ41が固定部材11の係止部77を常時押して付勢しているから、前扉19の回動に適度な摩擦抵抗が生じ、適度な抵抗をもって緩やかに閉じることができる。
【0036】
前扉19の開き度を一旦停止させる開放角度は、上記のように、係止部77と係止受け部とが係合する角度を調整することにより、予め決めた任意の角度で前扉19を一旦停止させることができる。
【0037】
なお、本発明の蝶番は、上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような態様でも実施することができ、例えば、上記では可動部材1側に軸受孔3b,4bを有する軸受部材3、4を設け、固定部材11側にピン13b,14bを有する軸保持部13、14を設けたが、逆に、固定部材側に軸受孔を有する軸受部材を固定し、可動部材側にピンを有する軸保持部を固定してもよく、その場合、可動部材側のピンは下向きに取り付けられる。
【0038】
【発明の効果】
以上のように、本発明の蝶番によれば、第一部材または第二部材の何れか一方に扉ストッパが弾性変形可能に取り付けられ、扉ストッパと係合して扉を任意の開度で保持する係止部が、他方の第二部材または第一部材の対向位置に設けられるから、別個に扉を止めるための扉用ストッパなどを取り付けなくても、第一部材または第二部材としての扉を、第二部材または第一部材としての本体に対し、予め設定した任意の開度で止めることができる。したがって、スロットマシンの前扉のように、その回動軸が鉛直軸に対し傾斜し、前扉が重力で自然に閉じる状態であっても、前扉を止めて安全に修理や点検作業を行うことができる。
【0039】
また、請求項2のように、扉ストッパは、ばね弾性を有する金属板を波形に曲折してストッパ本体を形成し、係止受け部は、ストッパ本体上の係止部の摺動方向に複数個設けることにより、扉を予め設定した複数の任意の角度で静止させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蝶番の一実施形態を示し、(a)は蝶番の可動部材1の平面図、(b)はその正面図である。
【図2】可動部材1の左側面図である。
【図3】可動部材の背面図である。
【図4】(a)は蝶番の固定部材11の正面図、(b)はその平面図である。
【図5】固定部材11の右側面図である。
【図6】可動部材と固定部材の組み付け時の部分右側面図である。
【図7】可動部材と固定部材の組み付け時の拡大部分斜視図である。
【図8】ゲーム機に取り付けた状態の左側面図である。
【図9】前扉を開いた状態における蝶番の扉ストッパ近傍の平面図である。
【図10】前扉を約40度開いた状態における蝶番の扉ストッパ近傍の平面図である。
【図11】前扉を閉じた状態における蝶番の扉ストッパ近傍の平面図である。
【図12】他の実施形態の蝶番を示し、(a)は蝶番の可動部材1の平面図、(b)はその正面図である。
【図13】他の実施形態の固定部材11の右側面図である。
【図14】他の実施形態の前扉を約40度開いた状態における蝶番の扉ストッパ近傍の平面図である。
【符号の説明】
1−可動部材
2−基枠体
3、4−軸受部材
3a,4a−軸受部
3b,4b−軸受孔
5、6−ガイド部
7−係止部
11−固定部材
12−取付板部
13、14−軸保持部
13a,14a−巻付部
13b,14b−ピン
21−扉ストッパ
25−ストッパ本体
25a,25b−係止受け部
Claims (2)
- 縦長でチャンネル状に形成された基枠体の上部と下部の内側に、軸受孔を持つ軸受部材を設けた第一部材と、縦長の取付板部の上部と下部の縁部に、該軸受孔に嵌合するピンを有する軸保持部を設けた第二部材とからなる着脱形の蝶番において、
該第一部材の該基枠体の中間部または該第二部材の該取付板部の中間部の何れか一方に、ばね弾性を有する金属板を波形に曲折した扉ストッパが弾性変形可能に取り付けられ、該扉ストッパと係合して扉を任意の開度で保持する係止部が、他方の該第二部材の該取付板部の対向位置にまたは第一部材の該基枠体の対向位置に設けられ、該扉ストッパの波形の凹部に該係止部を受けるための係止受け部が形成され、該係止部は、該第二部材の取付板部または該第一部材の基枠体の一部を凹状に切り欠いて或いは長孔状に開口して形成されたことを特徴とする蝶番。 - 前記係止受け部は、前記扉ストッパのストッパ本体上に前記係止部の摺動方向に複数個並設されている請求項1記載の蝶番。
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