JP2013112321A - 車両用シートのスライド装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両用シートのスライド装置2の補助ロック機構5は、ハンドルを操作してロック機構4のロック解除を行ってスライドさせた第1の車両用シート1のアッパレール20が両ロック領域の境界に到達すると、リンク30、40棒がスライドロック爪22の当接部22aに接触することで、ストッパリンク50の一端部がストッパ板16に接触する高さ位置に保持される。この保持状態は、ハンドル操作を戻すことで、スライドロック爪22の当接部22aとリンク棒30、40との接触が解除されることで、解消する。
【選択図】図9
Description
請求項1に記載の発明は、車両フロア側に組み付けられるロアレールと、ロアレールに対してスライド可能に組み付けられる第1の車両用シートと第2の車両用シートの各アッパレールと、ロアレールに対する第1の車両用シートのアッパレールのスライドをスライドロック爪によりロック可能なロック機構と、ロック機構に設けられたハンドルを操作するとロック機構のロック解除が行われロアレールに対する第1の車両用シートのアッパレールのスライドのロック位置を調節可能となっており、第1の車両用シートのアッパレールのスライドのロック領域と第2の車両用シートのアッパレールのスライドのロック領域とを跨ぐように第1の車両用シートのアッパレールをスライドさせるとき、スライドさせた第1の車両用シートのアッパレールが両ロック領域の境界に到達すると、ロアレールに対する第1の車両用シートのアッパレールのスライドを規制可能な補助ロック機構を備えている車両用シートのスライド装置であって、補助ロック機構は、両ロック領域の境界に設定され、ロアレール上に設けられるストッパ板と、アッパレール側に回転可能に枢着される第1の枢着部を有し、スライドロック爪の当接部と当接可能なリンク棒と、リンク棒の第1の枢着部とは異なる第2の枢着部に枢着され、一端部がストッパ板と当接可能なストッパリンクとを有し、ハンドルを操作してロック機構のロック解除を行ってスライドさせた第1の車両用シートのアッパレールが両ロック領域の境界に到達すると、リンク棒がスライドロック爪の当接部に接触することで、ストッパリンクの一端部がストッパ板に接触する高さ位置に保持され、この保持状態が、ハンドル操作を戻すことで、スライドロック爪の当接部とリンク棒との接触が解除されることで、解消することを特徴とする構成である。
この構成によれば、ハンドルを引き起こして第1の車両用シートのアッパレールのスライドのロック領域から第2の車両用シートのアッパレールのスライドのロック領域へ向けて第1の車両用シートを大きくスライドさせているとき、第1の車両用シートがこれら両領域の境界に到達すると、ロック機構がロック解除状態であっても、補助ロック機構がロック状態に切り替わっているため、第1の車両用シートのスライドを規制できる。そのため、従来技術と同様に、第2の車両用シートの乗員に対して注意喚起を促すことができる。なお、この補助ロック機構をロック状態からロック解除状態へ戻すには、引き起こしているハンドルを戻した後に、再度、ハンドルを引き起こすだけでよい。したがって、従来技術と比較すると、着脱する部材等を必要としないため、補助ロック機構の使用性を高めることができる。
この構成によれば、両ロック領域の境界の終点において、再度、ストッパリンクが下方に移動してくるが、第2のリンクが第1のリンクに対して回動することで、補助ロック機構との干渉を回避し、コンパクトな設計にできる。
実施例では、「第1の車両用シート」として、「助手席1」を例に説明し、「第2の車両用シート」として、「2列目シート101」を例に説明した。しかし、これに限定されるものでなく、「第1の車両用シート」が、「2列目シート」であり、「第2の車両用シート」が、「3列目シート」であっても構わない。これと同様に、「第1の車両用シート」が、「2列目シート」であり、「第2の車両用シート」が、「助手席」であっても構わない。
2 スライド装置
4 ロック機構
5 補助ロック機構
10 ロアレール
16 ストッパ板
20 アッパレール
22 スライドロック爪
22a フランジ
30 第1のリンク
40 第2のリンク
50 ストッパリンク
52 長孔
101 2列目シート(第2の車両用シート)
F 車両フロア
Claims (2)
- 車両フロア側に組み付けられるロアレールと、
ロアレールに対してスライド可能に組み付けられる第1の車両用シートと第2の車両用シートの各アッパレールと、
ロアレールに対する第1の車両用シートのアッパレールのスライドをスライドロック爪によりロック可能なロック機構と、
ロック機構に設けられたハンドルを操作するとロック機構のロック解除が行われロアレールに対する第1の車両用シートのアッパレールのスライドのロック位置を調節可能となっており、
第1の車両用シートのアッパレールのスライドのロック領域と第2の車両用シートのアッパレールのスライドのロック領域とを跨ぐように第1の車両用シートのアッパレールをスライドさせるとき、スライドさせた第1の車両用シートのアッパレールが両ロック領域の境界に到達すると、ロアレールに対する第1の車両用シートのアッパレールのスライドを規制可能な補助ロック機構を備えている車両用シートのスライド装置であって、
補助ロック機構は、
両ロック領域の境界に設定され、ロアレール上に設けられるストッパ板と、
アッパレール側に回転可能に枢着される第1の枢着部を有し、スライドロック爪の当接部と当接可能なリンク棒と、
リンク棒の第1の枢着部とは異なる第2の枢着部に枢着され、一端部がストッパ板と当接可能なストッパリンクとを有し、
ハンドルを操作してロック機構のロック解除を行ってスライドさせた第1の車両用シートのアッパレールが両ロック領域の境界に到達すると、リンク棒がスライドロック爪の当接部に接触することで、ストッパリンクの一端部がストッパ板に接触する高さ位置に保持され、
この保持状態が、ハンドル操作を戻すことで、スライドロック爪の当接部とリンク棒との接触が解除されることで、解消することを特徴とする車両用シートのスライド装置。 - 請求項1に記載の車両用シートのスライド装置であって、
リンク棒が第1のリンクと第2のリンクとに成り、第2のリンクが第1のリンクに対して回転可能であり、所定位置に位置するように付勢されていることを特徴とする車両用シートのスライド装置。
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JP2011263306A JP5780138B2 (ja) | 2011-12-01 | 2011-12-01 | 車両用シートのスライド装置 |
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JP2011263306A JP5780138B2 (ja) | 2011-12-01 | 2011-12-01 | 車両用シートのスライド装置 |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0737776U (ja) * | 1993-12-24 | 1995-07-11 | デルタ工業株式会社 | ロングスライダーストッパー構造 |
JPH08282346A (ja) * | 1995-04-13 | 1996-10-29 | Delta Kogyo Co Ltd | 車両用シートスライダのストッパ機構 |
JP2009035093A (ja) * | 2007-08-01 | 2009-02-19 | Mazda Motor Corp | 車両のシート装置 |
-
2011
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JPH0737776U (ja) * | 1993-12-24 | 1995-07-11 | デルタ工業株式会社 | ロングスライダーストッパー構造 |
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JP2009035093A (ja) * | 2007-08-01 | 2009-02-19 | Mazda Motor Corp | 車両のシート装置 |
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JP5780138B2 (ja) | 2015-09-16 |
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