JP2013108572A - 摩擦ローラ式減速機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ローディングカム装置7bを構成する転動体及び駆動側、被駆動側各カム面に潤滑油を供給する為に、入力軸2bとカム板15bとに、入力軸側、カム板側各給油通路43a、43b、45を設ける。このうち、前記入力軸2bの基端側の入力軸側給油通路43bを、鍔部47の先端側面に開口し、この入力軸2bの軸方向に対して傾斜した状態で形成する。
【選択図】図1
Description
近年普及し始めている電気自動車の利便性を向上させるべく、充電1回当りの走行可能距離を長くする為に、電動モータの効率を向上させる事が重要である。この効率を向上させるには、高速回転する小型の電動モータを使用し、この電動モータの出力軸の回転を減速してから駆動輪に伝達する事が効果がある。この場合に使用する減速機のうち、少なくとも前記電動モータの出力軸に直接繋がる第一段目の減速機は、運転速度が非常に速くなるので、運転時の振動及び騒音を抑える為に、摩擦ローラ式減速機を使用する事が考えられる。この様な場合に使用可能な摩擦ローラ式減速機として、例えば特許文献1〜3に記載されたものが知られている。このうちの特許文献3に記載された従来構造に就いて、図9〜11により説明する。
このうちの太陽ローラ4は、軸方向に分割された1対の太陽ローラ素子8a、8bを前記入力軸2の周囲に、互いの先端面同士の間に隙間を介在させた状態で互いに同心に、且つ、このうちの太陽ローラ素子8aを前記入力軸2に対する相対回転を可能に配置して成る。前記両太陽ローラ素子8a、8bの外周面は、それぞれの先端面に向かうに従って外径が小さくなる方向に傾斜した傾斜面であって、これら両傾斜面を転がり接触面としている。従ってこの転がり接触面の外径は、軸方向中間部で小さく、両端部に向かうに従って大きくなる。
又、前記各遊星ローラ6、6は、前記太陽ローラ4の外周面と前記環状ローラ5の内周面との間の環状空間9の円周方向複数箇所に配置している。前記各遊星ローラ6、6は、それぞれが前記入力軸2及び前記出力軸3と平行に配置された、自転軸である遊星軸10、10の周囲に、ラジアルニードル軸受を介して、回転自在に支持している。これら各遊星軸10、10の基端部は、前記出力軸3の基端部に結合固定された、支持フレームであるキャリア11に、支持固定されている。前記各遊星ローラ6、6の外周面は、母線形状が部分円弧状の凸曲面で、それぞれ前記太陽ローラ4の外周面と前記環状ローラ5の内周面とに転がり接触している。
上述の従来構造は、遊星ローラの公転運動をキャリアを介して取り出す、遊星ローラ式の摩擦ローラ式減速機であるが、環状ローラの回転を出力軸に取り出す構造によれば、キャリアを回転させずに済む。キャリアを回転させずに済む事は、各部の強度及び剛性を高くして、摩擦ローラ式減速機の耐久性を確保し易い事に加えて、各ローラの周面同士の転がり接触部である、各トラクション部等へのトラクションオイルの供給を行い易い等の利点がある。この様な、環状ローラを回転させる型式の摩擦ローラ式減速機として、特願2011−57869に係る発明がある。この先発明に係る摩擦ローラ式減速機に就いて、図12〜13により説明する。
特に、本発明の摩擦ローラ式減速機に於いては、前記ローディングカム装置を構成するカム板を、前記入力軸の基端側の大径部と、先端側の小径部との間の段差面に突き当てた状態で、この入力軸に対し固定している。そして、前記カム板と前記入力軸とに、前記ローディングカム装置を構成する各転動体に潤滑油を供給する為の給油通路を1乃至複数箇所にそれぞれ設けており、前記入力軸の内部に設けた潤滑油流路を通じて、前記各給油通路に潤滑油を送り込み自在としている。そして、これら各給油通路のうち、前記入力軸側の給油通路を、前記段差面に開口し、この入力軸の軸方向に対して傾斜した状態で設けている。
図1〜7は、本発明の実施の形態の1例を示している。本例の摩擦ローラ式減速機1bは、図12に示したハウジング21の如き減速機ケース内に収納される。そして、この減速機ケース外に設けた、図示しない電動モータの駆動軸に結合した入力軸2bにより太陽ローラ4bを回転駆動し、この太陽ローラ4bの回転を、複数個の中間ローラ19a、19aを介して環状ローラ5bに伝達し、この環状ローラ5bの回転を、出力軸3bを通じて取り出す様にしている。この出力軸3bを設置する為、前記減速機ケースの一端側壁部に軸受ケース29を、油密に固定する。そして、この軸受ケース29の内径側に前記出力軸3bを、出力側転がり軸受ユニット30と出力側シーリングユニット31とにより、油密を保持した状態で、回転自在に支持している。前記出力軸3bと前記環状ローラ5bとは、互いに同心に配置した状態で同期して回転する様に、連結ブラケット32により結合している。前記環状ローラ5bは、修理・交換作業を容易に行う事ができる様に前記連結ブラケット32に支持されているが、その構造に就いては、本発明の要旨と関係しない為、詳しい説明は省略する。
尚、庇部をこれら両太陽ローラ素子8d、8dの基端側外周縁に形成し、内周面を前記両カム板15b、15bの外周面に対向させる様に構成する事もできる。何れにしても、上述の様な庇部を設ける場合には、この庇部と、次述する揺動フレーム47、47等の他の部材とが干渉しない様にする必要がある。従って、上述の様な庇部46、46は、前記両太陽ローラ素子8d、8dと前記両カム板15bと15bとの外径側端部同士の隙間を十分に狭くして、前記両ローディングカム装置7b、7b内に十分量の潤滑油を供給できるのであれば、必ずしも設ける必要はない。
又、本発明の対象となる摩擦ローラ式減速機は、前述した図9に示す様な、遊星ローラ式の摩擦ローラ式減速機とする事もできる。
2、2a、2b 入力軸
3、3a、3b 出力軸
4、4a、4b 太陽ローラ
5、5a、5b 環状ローラ
6 遊星ローラ
7、7a、7b ローディングカム装置
8a〜8d 太陽ローラ素子
9 環状空間
10 遊星軸
11 キャリア
12 止め輪
13 支え環
14 皿ばね
15、15a、15b カム板
16 玉
17 被駆動側カム面
18 駆動側カム面
19、19a 中間ローラ
20 自転軸
21 ハウジング
22 入力側小径円筒部
23 多列玉軸受ユニット
24 出力側小径円筒部
25 複列玉軸受ユニット
26 ラビリンスシール
27 連結部
28、28a 支持フレーム
29 軸受ケース
30 出力側転がり軸受ユニット
31 出力側シーリングユニット
32 連結ブラケット
33 入力側転がり軸受ユニット
34 入力側シーリングユニット
35 小径部
36 大径部
37 鍔部
38 ローディングナット
39 入力軸側潤滑油流路
40 出力軸側潤滑油流路
41 給油口
42 ラジアルニードル軸受
43a〜43c 入力軸側給油通路
44 空間
45 カム板側給油通路
46 庇部
47 揺動フレーム
48 玉軸受
49 連結部
50 柱部
51 供給路
52 カラー
53 ノズル
54 円形凹部
Claims (1)
- 入力軸と、出力軸と、太陽ローラと、環状ローラと、複数個の中間ローラと、ローディングカム装置とを備え、
このうちの太陽ローラは、軸方向に分割された1対の太陽ローラ素子を前記入力軸の周囲に、互いの先端面同士の間に隙間を介在させた状態で互いに同心に、且つ、この入力軸に対する相対回転を可能に配置して成るもので、前記両太陽ローラ素子の外周面は、それぞれの先端面に向かうに従って外径が小さくなる方向に傾斜した傾斜面であって、これら両傾斜面を転がり接触面としており、
前記環状ローラは、前記太陽ローラの周囲にこの太陽ローラと同心に配置されたもので、内周面を転がり接触面としており、
前記各中間ローラは、前記太陽ローラの外周面と前記環状ローラの内周面との間の環状空間の円周方向複数箇所に、それぞれが前記入力軸と平行に配置された自転軸を中心とする回転自在に支持された状態で、それぞれの外周面を前記太陽ローラの外周面と前記環状ローラの内周面とに転がり接触させており、
前記ローディングカム装置は、前記両太陽ローラ素子のうちの少なくとも一方の太陽ローラ素子である可動太陽ローラ素子と前記入力軸との間に設けられて、この入力軸の回転に伴ってこの可動太陽ローラ素子を相手方の太陽ローラ素子に向けて軸方向に押圧しつつ回転させるものであって、この可動太陽ローラ素子の基端面の円周方向複数箇所に設けられた被駆動側カム面と、前記入力軸の一部に固定されてこの入力軸と共に回転するカム板のうちで前記可動太陽ローラ素子の基端面に対向する片側面の円周方向複数箇所に設けられた駆動側カム面との間に転動体を挟持して成るもので、これら各駆動側カム面及び前記各被駆動側カム面はそれぞれ、軸方向に関する深さが円周方向に関して漸次変化して端部に向かうに従って浅くなる形状を有するものであり、
前記環状ローラと前記各自転軸を支持した部材とのうちの一方の部材を、前記太陽ローラを中心とする回転を阻止した状態とし、他方の部材を前記出力軸に結合して、この他方の部材によりこの出力軸を回転駆動自在とした摩擦ローラ式減速機に於いて、
前記ローディングカム装置のカム板が、前記入力軸の基端側の大径部と先端側の小径部との間の段差面に突き当てられた状態で、この入力軸に対し固定されており、これらカム板と入力軸とに前記各転動体に潤滑油を供給する為の給油通路がそれぞれ1乃至複数箇所に設けられており、この入力軸の内部に設けられた潤滑油流路を通じて、前記各給油通路に潤滑油を送り込み自在としており、前記入力軸側の給油通路が前記段差面に開口し、この入力軸の中心軸に対して傾斜した状態で設けられている事を特徴とする摩擦ローラ式減速機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011254642A JP2013108572A (ja) | 2011-11-22 | 2011-11-22 | 摩擦ローラ式減速機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011254642A JP2013108572A (ja) | 2011-11-22 | 2011-11-22 | 摩擦ローラ式減速機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2013108572A true JP2013108572A (ja) | 2013-06-06 |
| JP2013108572A5 JP2013108572A5 (ja) | 2014-12-25 |
Family
ID=48705522
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2011254642A Pending JP2013108572A (ja) | 2011-11-22 | 2011-11-22 | 摩擦ローラ式減速機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2013108572A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3279509A4 (en) * | 2015-03-30 | 2018-05-02 | NSK Ltd. | Friction roller type reduction gear |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59187154A (ja) * | 1983-04-06 | 1984-10-24 | Yamaha Motor Co Ltd | 遊星車式減速装置 |
| JP2006002882A (ja) * | 2004-06-18 | 2006-01-05 | Nsk Ltd | トロイダル型無段変速機 |
-
2011
- 2011-11-22 JP JP2011254642A patent/JP2013108572A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS59187154A (ja) * | 1983-04-06 | 1984-10-24 | Yamaha Motor Co Ltd | 遊星車式減速装置 |
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| EP3279509A4 (en) * | 2015-03-30 | 2018-05-02 | NSK Ltd. | Friction roller type reduction gear |
| US10359102B2 (en) | 2015-03-30 | 2019-07-23 | Nsk Ltd. | Friction roller-type reduction gear |
| EP3889465A1 (en) * | 2015-03-30 | 2021-10-06 | NSK Ltd. | Friction roller-type reduction gear |
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