JP2013102825A - ゴルフスイングの計測解析システム、計測解析装置、ゴルフクラブ及び計測解析方法 - Google Patents

ゴルフスイングの計測解析システム、計測解析装置、ゴルフクラブ及び計測解析方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ゴルフスイングにおいて、シャフト挙動及びヘッド挙動の相対関係を計測解析することができる、ゴルフスイングの計測解析システムを提供する。
【解決手段】本発明による計測解析システム1は、シャフト軸上に少なくとも2つのマーカーM1,M3と、ヘッド16上に少なくとも1つのマーカーM4と、シャフト15に設けられた治具17上に少なくとも1つのマーカーM2と、を有するゴルフクラブ5と、少なくとも2台のカメラ2A,2Bと、各マーカーM1〜M4を認識して位置情報を取得するマーカー認識位置情報取得部11、取得された位置情報からシャフト15の回転を表す第1ベクトルV1、及びヘッド16の回転を表す第2ベクトルV2を算出するベクトル算出部12、並びに第1ベクトルV1と第2ベクトルV2とがなすベクトル角を算出するヘッド挙動取得部13を有する計測解析装置3と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ゴルフスイング時のゴルフクラブヘッドの挙動の計測解析システム、計測解析装置、ゴルフクラブ及び計測解析方法に関するものである。
一般的に、ゴルファがボールを真直ぐに飛ばすことを意図して、ゴルフクラブをスイングして、ゴルフボールを打撃した(ショットした)場合に、ゴルフボールの飛行方向が比較的真直ぐであり、曲がらない(曲がりにくい)ことが望ましい。特に、各ゴルファが、適切なゴルフクラブを用いることで、そのような望ましいショットが比較的容易に可能となりうる。ショットによるゴルフボールの飛行方向は、ゴルフスイングにおけるバックスピン量や打ち出し角その他の様々な要因に影響される。
そこで、従来、ゴルファのゴルフスイング動作を計測するための様々な方法が研究されてきた(例えば、特許文献1参照)。特許文献1によれば、少なくとも2つのシャフト軸線用マーク(以下、マーカー)が取り付けられると共に、シャフトから直交方向に突設された治具にシャフト回転用マーカーが取り付けられたシャフトを有するゴルフクラブを用いてゴルファのゴルフスイングが計測される。
さらに、従来、ゴルファのゴルフスイング動作時にゴルフクラブのシャフトの動的挙動を評価する評価方法が研究されてきた(例えば、特許文献2参照)。特許文献2によれば、歪ゲージ等を用いてゴルフスイング中のシャフト上の2点に生じるひずみの時刻歴データを用いて相互相関関数を導出し、当該相互相関関数により実際のゴルフスインク時のシャフトのしなり、ねじれ等のシャフトの動的な挙動の評価を行うことが可能となる。
特開2005−218783号公報 特開2003−102886号公報
しかしながら、ゴルフボールの飛行方向は、シャフトのしなりやねじれだけではなく、ゴルフクラブのヘッド(以下、単にヘッドと称する)がゴルフボールを打撃する際(インパクト)の、ヘッドの挙動に大きく影響を受けることが知られている。そして、ゴルフスイング中のヘッドの挙動には、ヘッドの重さや重心位置、ゴルフスイングの加速度、及びシャフトのしなりやねじれ等の様々な要因が複合的に影響する。さらに、ヘッドの回転などのヘッドの挙動に起因して、シャフトにしなりやねじれが生じることもある。このような、ヘッドの回転などのヘッドの挙動と、シャフトのしなりやねじれなどのシャフトの挙動との相対関係については、これまで考慮されてこなかった。
つまり、特許文献1に示されているような、シャフト軸上及びシャフトから突出した治具上にマーカーを有するゴルフクラブを用いたとしても、シャフトのしなりやねじれ自体は計測できるが、シャフトの挙動及びヘッドの挙動の相対関係を解析評価することはできなかった。さらには、特許文献2に示されているようなゴルフクラブのシャフトの動的挙動を評価する評価方法によっても、ゴルフスイング時のシャフト自体の動的挙動の計測解析が実現されるに過ぎず、シャフトの挙動及びヘッドの挙動の相対関係を解析評価することはできなかった。また、特許文献2にかかる評価方法では、ゴルフクラブに接続される計測用のケーブル等が必要で、被験者本来のゴルフスイングができなかった。
そこで、かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、被験者本来ゴルフスイングを計測し、シャフトの挙動及びヘッドの挙動の相対関係を計測解析することができる、ゴルフスイングの計測解析システム、計測解析装置、ゴルフクラブ及び計測解析方法を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明による計測解析システムは、ゴルファがゴルフクラブによりゴルフボールを打撃するときのゴルフクラブの挙動を計測解析するゴルフスイングの計測解析システムであって、ゴルフクラブのシャフト軸上に少なくとも2つのシャフト用マーカーと、前記ゴルフクラブのヘッド上に少なくとも1つのヘッド用マーカーと、前記シャフトから突出して設けられた治具上に少なくとも1つのシャフト回転用マーカーと、を有するゴルフクラブと、前記ゴルフクラブを用いたゴルフスイングを撮像する、少なくとも2台のカメラと、前記各マーカーを認識し、認識された各マーカーの位置情報を取得するマーカー認識位置情報取得部、取得された前記位置情報から前記シャフトの回転を表す第1ベクトル、及び前記ヘッドの回転を表す第2ベクトルを算出するベクトル算出部、並びに前記第1ベクトルと前記第2ベクトルとがなすベクトル角を算出するヘッド挙動取得部を有する計測解析装置と、を備えることを特徴とするものである。
また、本発明によるゴルフスイングの計測解析システムにおいて、前記ヘッド挙動取得部は、前記第1ベクトルと前記第2ベクトルとがなすベクトル角の経時変化を取得することが好ましい。
また、本発明によるゴルフスイングの計測解析システムにおいて、前記ベクトル算出部は、前記シャフト用マーカー及び前記シャフト回転用マーカーの位置情報から前記第1ベクトルを算出し、前記シャフト用マーカー及び前記ヘッド用マーカーの位置情報から前記第2ベクトルを算出することが好ましい。
また、本発明によるゴルフスイングの計測解析システムにおいて、前記ゴルフクラブは、前記シャフト又は前記グリップ上に、少なくとも3つのシャフト用マーカーを有し、前記ベクトル算出部は、少なくとも3つの前記シャフト用マーカーのうち前記ヘッドから遠い順に2つのシャフト用マーカーの位置情報と、前記シャフト回転用マーカーの位置情報とを用いて前記第1ベクトルを算出し、前記シャフト用マーカーのうち前記ヘッドに近い順に2つのシャフト用マーカーの位置情報と、前記ヘッド用マーカーの位置情報とを用いて前記第2ベクトルを算出することが好ましい。
また、本発明によるゴルフスイングの計測解析システムにおいて、少なくとも3つの前記シャフト用マーカーのうち、前記ヘッドに最も近いシャフト用マーカーと、該シャフト用マーカーに最も近い前記シャフト用マーカーとの距離が、1200mm以内であることが好ましい。
上記目的を達成するため、本発明による計測解析装置は、ゴルファがゴルフクラブによりゴルフボールを打撃するときのゴルフクラブの挙動を計測解析するゴルフスイングの計測解析装置であって、ゴルフクラブのシャフト軸上に少なくとも2つのシャフト用マーカーと、前記ゴルフクラブのヘッド上に少なくとも1つのヘッド用マーカーと、前記シャフトから突出して設けられた治具上に少なくとも1つのシャフト回転用マーカーと、を有するゴルフクラブのゴルフスイングを撮像した画像を、少なくとも2台のカメラから取得する画像取得部と、前記各マーカーを認識し、認識された各マーカーの位置情報を取得するマーカー認識位置情報取得部と、取得された前記位置情報から前記シャフトの回転を表す第1ベクトル、及び前記ヘッドの回転を表す第2ベクトルを算出するベクトル算出部と、
前記第1ベクトルと前記第2ベクトルとがなすベクトル角を算出するヘッド挙動取得部と、を含むことを特徴とするものである。
上記目的を達成するため、本発明によるゴルフクラブは、ゴルファがゴルフクラブによりゴルフボールを打撃するときのゴルフクラブの挙動を計測解析するゴルフスイングの計測解析に用いられるゴルフクラブであって、前記ゴルフクラブのシャフト軸上に少なくとも2つのシャフト用マーカーと、前記ゴルフクラブのヘッド上に少なくとも1つのヘッド用マーカーと、前記シャフトから突出して設けられた治具上に少なくとも1つのシャフト回転用マーカーと、を有することを特徴とするものである。
上記目的を達成するため、ゴルファがゴルフクラブによりゴルフボールを打撃するときのゴルフクラブの挙動を計測解析するゴルフスイングの計測解析方法であって、ゴルフクラブのシャフト軸上に少なくとも2つのシャフト用マーカーと、前記ゴルフクラブのヘッド上に少なくとも1つのヘッド用マーカーと、前記シャフトから突出して設けられた治具上に少なくとも1つのシャフト回転用マーカーと、を有するゴルフクラブのゴルフスイングを撮像した画像を、少なくとも2台のカメラから取得するステップと、前記各マーカーを認識し、認識された各マーカーの位置情報を取得するステップと、取得された前記位置情報から前記シャフトの回転を表す第1ベクトル、及び前記ヘッドの回転を表す第2ベクトルを算出するステップと、前記第1ベクトルと前記第2ベクトルとがなすベクトル角を算出するステップとを含むことを特徴とするものである。
本発明によれば、ゴルファ本来のゴルフスイングを計測し、ゴルフクラブのシャフトの挙動及びヘッドの挙動の相対関係を計測解析することができる。
本発明の一実施の形態に係るゴルフスイング時のゴルフクラブの挙動の計測解析システムの概略図である。 図1に示すシステムにおけるゴルフクラブの挙動の計測解析装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 本実施形態によるゴルフスイング時のゴルフクラブの挙動の計測解析方法を説明するためのフローチャートである。 本実施形態に係るゴルフスイングの計測解析システムで使用する、マーカーを有するゴルフクラブの一例を示す図である。 図2に示すベクトル算出部の機能を説明するための図である。 図2に示すヘッド挙動取得部の機能を説明するための図である。 本実施形態によるゴルフスイングの計測解析システムで使用する、ゴルフクラブの他の一例を示す図である。 図2に示すベクトル算出部の機能を説明するための図である。 ヘッド及びシャフトの回転の相対関係の経時変化を説明する図である。
以下、本発明による一実施形態のゴルフスイング時のゴルフクラブの挙動の計測解析システム及び計測解析方法について図面を参照して説明する。図1は、本発明による一実施形態のゴルフスイング時のゴルフクラブの挙動の計測解析システムの概略図である。図1に示す計測解析システム1は、被験者(ゴルファ)4がゴルフクラブ5によりゴルフボールを打撃するときのゴルフスイングの画像(映像)を取得するための撮像装置である第1カメラ2A及び第2カメラ2Bと、取得した画像から、ゴルフスイング時のゴルフクラブの挙動を計測解析するための計測解析装置3と、被験者4により使用されるゴルフクラブ5と、を備える。
計測解析システム1は、図4を参照して後述するゴルフクラブ5に付されたマーカーM1〜M4の3次元座標を取得するために、少なくとも2台のカメラである第1カメラ2A及び第2カメラ2Bを備える。第1カメラ2Aおよび第2カメラ2Bは、例えば、モーションキャプチャカメラやハイスピードカメラである。計測解析システム1が備えるカメラの台数は2台に限られず、3台以上のカメラを用いることももちろん可能である。第1カメラ2A及び第2カメラ2Bは、ゴルフスイング軌跡を3次元計測するための映像を取得できるように、所定間隔相互に離間して配置する。また、第1カメラ2A及び第2カメラ2Bは、被験者4によるゴルフスイング中のゴルフクラブ5のヘッドを撮像できるように、被験者4から適宜離間して配置する。
図2は、計測解析装置3の概略構成を示す機能ブロック図である。計測解析装置3は、第1カメラ2A及び第2カメラ2Bから、インタフェース(I/F)6A及び6Bを介してゴルフスイングの映像を取得し、演算を行う演算部7と、計測解析装置3全体を制御する制御部8とを備える。計測解析装置3は、演算部7による演算結果等を表示する表示部9、及び演算部7による演算結果を格納するデータベース10に接続される。計測解析装置3の演算部7は、マーカー認識位置情報取得部11、ベクトル算出部12、及び、ヘッド挙動取得部13を備える。計測解析装置3は例えば、CPU(Central Processing Unit)を有するパーソナルコンピュータ等によって構成される。
マーカー認識位置情報取得部11は、各マーカーM1〜M4を認識し、認識された各マーカーM1〜M4の位置情報を取得する。具体的には、マーカー認識位置情報取得部11は、第1カメラ2A及び第2カメラ2Bから取得された映像データから抽出した任意の数のフレームについて、ゴルフクラブ5に付されたマーカーM1〜M4を、例えばサークルフィッティング法によって認識し、マーカーM1〜M4の各中心位置について、例えば三角測量法により3次元座標を取得する。以下、マーカーM1〜M4の各中心位置の3次元座標を、位置情報と称する。
ベクトル算出部12は、マーカー認識位置情報取得部11によって取得されたマーカーM1〜M4の位置情報に基づいて、シャフト軸の回転を示す第1ベクトルと、ヘッドの回転を示す第2ベクトルとを算出する。第1ベクトル及び第2ベクトルの算出方法については図5を参照して後述する。
ヘッド挙動取得部13は、第1ベクトルと第2ベクトルとがなすベクトル角を算出する。このベクトル角は、シャフトの回転とヘッドの回転との相対関係を示す値である。さらに、ヘッド挙動取得部13は、所定の角度値からの変化量を取得することができる。ここで、所定の角度値とは、例えばゴルフスイングを行っていない状態、すなわち初期状態で第1ベクトルと第2ベクトルとがなすベクトル角の値である。さらに、ヘッド挙動取得部13は、ゴルフスイング中の第1ベクトルと第2ベクトルとがなすベクトル角を経時的に算出して、シャフトの回転とヘッドの回転の相互関係を考慮した経時的なヘッド挙動を取得することもできる。第1ベクトル及び第2ベクトルの関係については図6を参照して後述する。
図3は、本実施の形態によるゴルフスイング時のゴルフクラブの挙動の計測解析方法を説明するためのフローチャートである。図2に示した制御部8は、インタフェース(I/F)6A及び6Bを介して、第1カメラ2A及び第2カメラ2Bから取得した映像を、記憶部(図示しない)等に格納するように制御する(ステップS01)。
次に、制御部8は、演算部7のマーカー認識位置情報取得部11を制御して、マーカーM1〜M4を認識し、認識したマーカーM1〜M4の位置情報を算出する(ステップS02)。制御部8は、ステップS01にて記憶部(図示しない)に格納された映像(動画像)に含まれる各画像(フレーム)を任意で抽出して、抽出した各画像についてマーカーM1〜M4を認識し、位置情報の算出を繰り返すように、演算部7のマーカー認識位置情報取得部11を制御する。
そして、制御部8は、演算部7のベクトル算出部12を制御して、ステップS02にてマーカー認識位置情報取得部12によって取得された、マーカーM1〜M4の各位置情報に基づいて、第1ベクトル及び第2ベクトルを算出する(ステップS03)。さらに、制御部8は、演算部7のヘッド挙動取得部13を制御して、第1ベクトルと第2ベクトルとがなすベクトル角を算出し、その値をシャフトの回転とヘッドの回転との相対関係を考慮したヘッド挙動のデータとして取得する(ステップS04)。ここで、ヘッド挙動取得部13は、第1ベクトルと第2ベクトルとがなすベクトル角の経時変化を、シャフトの回転とヘッドの回転との相対関係を考慮したヘッド挙動のデータとして取得することもできる。そして、制御部8は、データベース10にヘッド挙動取得部13が取得したヘッド挙動のデータを格納する。
図4は、図1に示す計測解析システムでゴルファが使用するマーカーを有するゴルフクラブの一例を示す図である。ゴルフクラブ5は、シャフト軸上、すなわちシャフト15及びグリップ14の中心軸上に、少なくとも2つのシャフト用マーカーである、シャフト用マーカーM1及びM3と、ヘッド16上の少なくとも1つのヘッド用マーカーであるヘッド用マーカーM4と、シャフト15から突出して設けられた治具17上の少なくとも1つのシャフト回転用マーカーであるシャフト回転用マーカーM2と、を有する。マーカーM1〜M4は、回転楕円体形、好ましくは球形である。マーカーM1〜M4は、例えば、反射テープで表面を覆われている。反射テープ以外であっても、第1カメラ2A及び第2カメラ2Bによって撮影された画像上で周囲の画素とのコントラストが所定値以上となるような素材によって、マーカーM1〜M4を被覆することもできる。
図4に示すように、シャフト用マーカーM1はゴルフクラブ5のグリップ14の先端に取り付けられている。シャフト用マーカーM1の位置は、被験者によるゴルフスイングを阻害しない位置であって、ゴルフクラブ5全体から見て上部に配置されていれば良く、必ずしもグリップ端に限られない。シャフト回転用マーカーM2はシャフト15に突設された治具17の先端に取り付けられている。シャフト用マーカーM3はシャフト15のヘッド側、すなわちシャフト15の下部に取り付けられており、ヘッド用マーカーM4はヘッド16の上面に取り付けられている。治具の先端に取り付けられたシャフト回転用マーカーM2の中心からシャフト軸までの長さは、例えば、50mm未満であるが、この限りではない。ただし、治具の長さが長すぎると、ゴルフスイング中に治具自体にしなりが生じてしまい、計測精度に悪影響を及ぼす場合もある。また、治具は例えばスチールなどの剛性が十分に高い素材で構成される。
さらに、シャフト用マーカーM3の位置は、シャフト15の剛性、長さ、トルク値などに応じて様々に異ならせることができるが、例えば、シャフト15の下部(ヘッド16の付け根)から20mmの位置である。シャフト回転用マーカーM2はシャフト軸に対して、ヘッド用マーカーM4と所定値以上の角度をなすように設けられていればよく、例えば90度となるように設けられる。さらに、ヘッド用マーカーM4はヘッド16の上面であって、シャフト15から遠い端部付近に付されているが、この限りではない。次に、図5を参照して、ベクトル算出部12による第1ベクトル及び第2ベクトルの算出方法を詳述する。
図5は、図2に示すベクトル算出部12の機能を説明するための図である。ベクトル算出部12は、シャフト用マーカーM1及びシャフト用マーカーM3の中心の3次元座標を通るベクトル(以下、「シャフト軸ベクトル」と称する)に対して垂直であり、且つ、シャフト回転用マーカーM2の中心の3次元座標を通るベクトルを、シャフトの回転(すなわち、シャフトのねじれ)を表す第1ベクトルV1として算出する。さらに、ベクトル算出部12は、上述のシャフト軸ベクトルに垂直であり、且つ、ヘッド用マーカーM4の中心3次元座標を通るベクトルをヘッドの回転を示す第2ベクトルV2として算出する。次に、図6を参照して、ヘッド挙動取得部13によるヘッド挙動取得方法を説明する。
図6は、図2に示すヘッド挙動取得部13の機能を説明するための図である。図6は、ゴルフクラブ5を上から見た図であり、図中、右側がヘッド16のフェース面である。明確のためにグリップ14、第1シャフト用マーカーM1、第2シャフト用マーカーM3は図示しない。図6(A)は、ゴルフスイングを行っていない状態(すなわち、何らの力も加えられていない状態)のゴルフクラブ5に対応する図である。
このとき、ヘッド16に付されたヘッド用マーカーM4及びシャフト回転用マーカーM2はシャフト15のシャフト軸を基準として、例えば、相互に90度となる位置関係にある。つまり、何らの力も加えられていない状態(初期状態)での第1ベクトルV1と、第2ベクトルV2との間のベクトル角は90度である。なお、初期状態でのベクトル角は90度に限られず、あらゆる任意の角度に設定可能である。ヘッド挙動取得部13は、ゴルフスイング中の第1ベクトルV1と第2ベクトルV2とのベクトル角を取得する。
ゴルフスイング中、ヘッドは、ダウンスイングによって生じる力などに起因するスイング方向とは逆向きの慣性力の作用を受ける。これにより、ヘッド16は、図6(B)に示すようにスイング方向とは逆側に回転する。この回転により、シャフト15に図上時計回りの方向(すなわち、スイング方向とは逆方向)のねじれが生じるため、第1ベクトルV1と第2ベクトルV2とのベクトル角は狭まる。そして、ヘッド挙動取得部13は、第1ベクトルV1と第2ベクトルV2とのベクトル角を算出して、シャフトの回転とヘッドの回転との相対関係を考慮したヘッド挙動のデータとして取得する。さらに、ヘッド挙動取得部13は、初期状態での第1ベクトルV1と第2ベクトルV2とのベクトル角に対する、狭まったベクトル角の差分を初期状態に対するヘッドの変化量として算出することができる。具体的には、ヘッド挙動取得部13は、初期状態でのベクトル角が90度の場合には、ゴルフスイング中の第1ベクトルV1と第2ベクトルV2とのベクトル角と、90度との差分を初期状態に対するヘッドの変化量として算出することができる。
他方、ヘッド16にはゴルフスイングにより生じる遠心力も作用し、ヘッド16の重心位置がゴルフスイングのスイング半径とスイング軌道とが交差する位置に移動するように力が作用し、この力により、図6(C)に示すようにヘッド16がスイング方向に回転する。この回転により、シャフト15に図上反時計回りの方向(すなわち、スイング方向)のねじれが生じるため、第1ベクトルV1と第2ベクトルV2とのベクトル角は広がる。この場合、ヘッド挙動取得部13は、広がったベクトル角と、初期状態でのベクトル角との差分を初期状態に対するヘッドの変化量として算出することができる。
このように、ゴルフクラブ5には、ゴルフスイングによる慣性力や遠心力のほかに、これらに起因する回転方向の力や、被験者4の手首から入力される回転方向の力が作用する。このような回転方向(すなわち、ねじれ方向)の力をトルクという。トルクの大きさや、発生時点は、被験者4のゴルフスイングのタイプに応じて多様に異なる。このため、複数の被験者のゴルフスイングの傾向やタイプを把握するためには、これらの力のパターンを計測解析することは重要である。
本発明の一実施形態によるゴルフスイングの計測解析システム及び計測解析方法によれば、上述のように、ゴルフクラブ5に少なくとも2つのシャフト用マーカーM1及びM3と、ヘッド用マーカーM4と、シャフト回転用マーカーM2を付して、ゴルフスイングを計測解析する。これにより、ゴルファによる実際のゴルフスイングにおける、シャフトのねじれのようなシャフトの挙動と、ヘッドの回転挙動との相対関係を計測解析することができる。
図7は本実施形態によるゴルフスイングの計測解析システムで使用する、ゴルフクラブ5の他の一例を示す図である。ゴルフクラブ5は、図4を参照して説明したゴルフクラブ5と同様のマーカーM1〜M4に加えて、更に2つのシャフト用マーカーである、シャフト用マーカーM5及びシャフト用マーカーM6を有する。各シャフト用マーカーの配置は、例えば、以下のようである。グリップ端にシャフト用マーカーM1が配置され、シャフト回転用マーカーの付された治具17から所定間隔(例えば、10〜100mm程度)のシャフト上部にシャフト用マーカーM5が配置され、シャフト下部にシャフト用マーカーM3が配置され、シャフト用マーカーM3から所定間隔(例えば、1〜550mm程度)離間してシャフト用マーカーM6が配置される。シャフト用マーカーM6とM3との距離が550mmよりも大きくなると、キックポイント(シャフトが大きく曲がる地点)の位置を含むこととなり、ヘッド用マーカーM4付近でのシャフト軸のベクトルに計測することができなくなり、計測精度が落ちてしまう。シャフト用マーカーM6とM3の間隔が1mmよりも小さくなると、光学計測の精度不足によりマーカーの識別が困難となり、計測精度が落ちてしまう。なお、ここでいう間隔(距離)とは、治具17の中心線やマーカーM1〜M6の中心の間の距離ではなく、治具17やマーカーM1〜M6の表面を基準とした距離を云う。
なお、シャフト用マーカーM1の位置は、被験者によるゴルフスイングを阻害しない位置であって、ゴルフクラブ5全体から見て上部に配置されていれば良く、必ずしもグリップ端に限られない。さらに、シャフト用マーカーM5及びM6の位置は、例えば、ゴルフスイングにより印加される力と、シャフト15の長さや剛性に基づく片持ち梁モデルなどにより最適値を算出することも可能である。次に、図8を参照して、ゴルフクラブ5を用いる場合におけるベクトル算出部12による第1ベクトル及び第2ベクトルの算出方法を詳述する。
図8は、図2に示すベクトル算出部12の機能を説明するための図である。ベクトル算出部12は、全てのシャフト用マーカーのうちヘッド16から遠い順に2つのシャフト用マーカーを選択して、第1シャフト軸ベクトルVS1を算出する。ここでは、ベクトル算出部12は、ヘッド16から最も遠いシャフト用マーカーM1の位置情報と、2番目に遠いシャフト用マーカーM5の位置情報とを用いて、第1シャフト軸ベクトルVS1を算出する。そして、ベクトル算出部12は、第1シャフト軸ベクトルVS1に垂直であり、且つ、シャフト回転用マーカーM2の中心3次元座標を通るベクトルを、シャフトの回転(すなわち、シャフトのねじれ)を表す第1ベクトルV1として算出する。
さらに、ベクトル算出部12は、全てのシャフト用マーカーのうちヘッド16から近い順に2つのシャフト用マーカーを選択して、第2シャフト軸ベクトルVS2を算出する。ここでは、ベクトル算出部12は、シャフト用マーカーM6の位置情報とシャフト用マーカーM3の位置情報を用いて、第2シャフト軸ベクトルVS2を算出し、当該第2シャフト軸ベクトルVS2に垂直であり、且つ、ヘッド用マーカーM4の中心3次元座標を通るベクトルをヘッドの回転を示す第2ベクトルV2として算出する。そして、ヘッド挙動取得部13は、図6を参照して説明した方法によって、ヘッド挙動を取得する。
図8に示すように、ゴルフクラブ5は、ゴルフスイング中、ダウンスイングからインパクトを経て、フォロースルーへと続く過程で、異なる方向にしなる。ゴルフクラブ5を用いて、第1シャフト軸ベクトルVS1及び第2シャフト軸ベクトルVS2を求めて、これらを用いて第1及び第2ベクトルV1及びV2を算出することで、ゴルフスイング時のシャフト15のしなりによる計測誤差を除去することが可能となる。すなわち、シャフト回転用マーカーM2とその付近におけるシャフト軸との位置関係と、ヘッド用マーカーM4とその付近におけるシャフト軸との位置関係をそれぞれ算出して、その結果同士を比較することでシャフト15のしなりの影響を除去することができる。
ここで、シャフト15のしなりの影響を除去するためには、シャフト軸上に、少なくとも3つのシャフト用マーカーを有し、シャフト15の上部及び下部に対応する、少なくとも2つのシャフト軸ベクトルを算出することが可能であればよい。このような、少なくとも3つのシャフト用マーカーを有するゴルフクラブを用いた計測を行うことで、剛性が比較的低い、すなわち、しなりやすいゴルフクラブについても、ヘッド挙動とシャフト挙動の相対関係を計測解析することが可能となる。
図9は、ヘッド及びシャフトの回転の相対関係の経時変化を説明する図である。ここでは、図1〜3を参照して説明した本発明の一実施形態に係る計測解析装置及び計測解析方法を使用するにあたって、図7を参照して説明したようなシャフト軸上に4つのシャフト用マーカーM1、M3、M5、M6を有するゴルフクラブを利用して計測解析を行った。図9は、計測解析システム1により、被験者1及び被験者2のゴルフスイングを計測解析した結果を示す。図中、0時間の時点は、ゴルフクラブがゴルフボールを打撃した時点、すなわちインパクト時点である。角度は、ゴルフスイングのスイング方向に向かって回転する場合をプラスとし、スイング方向とは逆向きの回転をマイナスとしてプロットした。被験者1及び被験者2は、共に、ヘッド385ccの同一のゴルフクラブを用いてスイングを行った。図示のように、同一のゴルフクラブを用いたにもかかわらず、被験者1及び被験者2はかなり傾向の異なるヘッド挙動を示した。
このことから、ゴルファによるゴルフスイングタイプの分類に当たって、本発明の一実施形態による計測解析装置及び計測解析方法を使用して計測解析可能な、ゴルフスイング時のヘッド挙動とシャフト挙動の相対関係に関するデータは、有益な指標となることが示された。さらに、このようなデータは、ゴルファによるゴルフスイングタイプを分類の指標としてのみならず、ゴルフクラブの開発にあたって、ヘッドのゴルフスイング時の性能を定量的に評価するための指標ともなりうる。このように、本発明の一実施形態による計測解析装置及び計測解析方法を使用して取得したデータは、ゴルファのゴルフスイングタイプの分類の精度を高めることで、ゴルファが適したゴルフクラブを選定することを支援することができる。同時に、そのようなデータは、ゴルファのゴルフスイングタイプに応じたゴルフクラブの開発を促進することができる。
本発明の一実施形態について説明したが、特許請求の範囲において種々の変更を加えることができる。例えば、ここでは、計測解析装置3が表示部9及びデータベース10を備えるものとして示したが、これらの機能部は、計測解析装置3に対して外付けユニットとして構成することももちろん可能である。
1 計測解析システム
2A、2B カメラ
3 計測解析装置
4 被験者
5 ゴルフクラブ
M1、M3、M5、M6 シャフト用マーカー
M2 シャフト回転用マーカー
M4 ヘッド用マーカー
6A、6B インタフェース(I/F)
7 演算部
8 制御部
9 表示部
10 データベース
11 マーカー認識位置情報取得部
12 ベクトル算出部
13 ヘッド挙動取得部
15 シャフト
16 ヘッド
17 治具

Claims (10)

  1. ゴルファがゴルフクラブによりゴルフボールを打撃するときのゴルフクラブの挙動を計測解析するゴルフスイングの計測解析システムであって、
    ゴルフクラブのシャフト軸上に少なくとも2つのシャフト用マーカーと、前記ゴルフクラブのヘッド上に少なくとも1つのヘッド用マーカーと、前記シャフトから突出して設けられた治具上に少なくとも1つのシャフト回転用マーカーと、を有するゴルフクラブと、
    前記ゴルフクラブを用いたゴルフスイングを撮像する、少なくとも2台のカメラと、
    前記各マーカーを認識し、認識された各マーカーの位置情報を取得するマーカー認識位置情報取得部、取得された前記位置情報から前記シャフトの回転を表す第1ベクトル、及び前記ヘッドの回転を表す第2ベクトルを算出するベクトル算出部、並びに前記第1ベクトルと前記第2ベクトルとがなすベクトル角を算出するヘッド挙動取得部を有する計測解析装置と、
    を備えることを特徴とする、ゴルフスイングの計測解析システム。
  2. 前記ヘッド挙動取得部は、前記第1ベクトルと前記第2ベクトルとがなすベクトル角の経時変化を取得することを特徴とする、請求項1に記載のゴルフスイングの計測解析システム。
  3. 前記ベクトル算出部は、
    前記シャフト用マーカー及び前記シャフト回転用マーカーの位置情報から前記第1ベクトルを算出し、
    前記シャフト用マーカー及び前記ヘッド用マーカーの位置情報から前記第2ベクトルを算出することを特徴とする、
    請求項1又は2に記載のゴルフスイングの計測解析システム。
  4. 前記ゴルフクラブは、前記シャフト又は前記グリップ上に、少なくとも3つのシャフト用マーカーを有し、
    前記ベクトル算出部は、
    少なくとも3つの前記シャフト用マーカーのうち前記ヘッドから遠い順に2つのシャフト用マーカーの位置情報と、前記シャフト回転用マーカーの位置情報とを用いて前記第1ベクトルを算出し、
    前記シャフト用マーカーのうち前記ヘッドに近い順に2つのシャフト用マーカーの位置情報と、前記ヘッド用マーカーの位置情報とを用いて前記第2ベクトルを算出する、
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のゴルフスイングの計測解析システム。
  5. 少なくとも3つの前記シャフト用マーカーのうち、前記ヘッドに最も近いシャフト用マーカーと、該シャフト用マーカーに最も近い前記シャフト用マーカーとの距離が、1200mm以内であることを特徴とする、請求項4に記載のゴルフスイングの計測解析システム。
  6. ゴルファがゴルフクラブによりゴルフボールを打撃するときのゴルフクラブの挙動を計測解析するゴルフスイングの計測解析装置であって、
    ゴルフクラブのシャフト軸上に少なくとも2つのシャフト用マーカーと、前記ゴルフクラブのヘッド上に少なくとも1つのヘッド用マーカーと、前記シャフトから突出して設けられた治具上に少なくとも1つのシャフト回転用マーカーと、を有するゴルフクラブのゴルフスイングを撮像した画像を、少なくとも2台のカメラから取得する画像取得部と、
    前記各マーカーを認識し、認識された前記各マーカーの位置情報を取得するマーカー認識位置情報取得部と、
    取得された前記位置情報から前記シャフトの回転を表す第1ベクトル、及び前記ヘッドの回転を表す第2ベクトルを算出するベクトル算出部と、
    前記第1ベクトルと前記第2ベクトルとがなすベクトル角を算出するヘッド挙動取得部と、
    を含むことを特徴とする、ゴルフスイングの計測解析装置。
  7. ゴルファがゴルフクラブによりゴルフボールを打撃するときのゴルフクラブの挙動を計測解析するゴルフスイングの計測解析に用いられるゴルフクラブであって、
    前記ゴルフクラブのシャフト軸上に少なくとも2つのシャフト用マーカーと、前記ゴルフクラブのヘッド上に少なくとも1つのヘッド用マーカーと、前記シャフトから突出して設けられた治具上に少なくとも1つのシャフト回転用マーカーと、を有することを特徴とするゴルフクラブ。
  8. 前記シャフト軸上に、少なくとも3つのシャフト用マーカーを有する、請求項7に記載のゴルフクラブ。
  9. 少なくとも3つの前記シャフト用マーカーのうち、前記ヘッドに最も近いシャフト用マーカーと、該シャフト用マーカーに最も近いシャフト用マーカーとの距離が、1200mm以内である、ことを特徴とする、請求項8に記載のゴルフクラブ。
  10. ゴルファがゴルフクラブによりゴルフボールを打撃するときのゴルフクラブの挙動を計測解析するゴルフスイングの計測解析方法であって、
    ゴルフクラブのシャフト軸上に少なくとも2つのシャフト用マーカーと、前記ゴルフクラブのヘッド上に少なくとも1つのヘッド用マーカーと、前記シャフトから突出して設けられた治具上に少なくとも1つのシャフト回転用マーカーと、を有するゴルフクラブのゴルフスイングを撮像した画像を、少なくとも2台のカメラから取得するステップと、
    前記各マーカーを認識し、認識された各マーカーの位置情報を取得するステップと、
    取得された前記位置情報から前記シャフトの回転を表す第1ベクトル、及び前記ヘッドの回転を表す第2ベクトルを算出するステップと、
    前記第1ベクトルと前記第2ベクトルとがなすベクトル角を算出するステップと、
    を含むことを特徴とする、ゴルフスイングの計測解析方法。
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