JP2005218783A - ゴルフスイング計測システムおよびゴルフクラブ - Google Patents

ゴルフスイング計測システムおよびゴルフクラブ Download PDF

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Abstract

【課題】手首等の関節の回転自由度を考慮したスイング動作を精度良く計測する。
【解決手段】ゴルフクラブ24にシャフト軸線用マークQ1、Q2を取り付けていると共に、シャフト25に突設された突出軸27にシャフト回転用マークQ3を取り付け、かつ、ゴルファー23には手首関節P1および肘関節P2の位置を特定する手首用マークM1a、M1bおよび肘用マークM2a、M2bを付しており、スイング動作を撮影するビデオカメラ13〜22と、撮影されたスイング動画像を取り込むコンピュータ11とを備え、シャフト軸線用マークQ1、Q2およびシャフト回転用マークQ3を含む平面H1と、手首関節P1、肘関節P2およびシャフト軸線用マークQ2を含む平面H2とのなす角度α2を算出して手首関節P1の一方向の回転角を求める。
【選択図】図1

Description

本発明は、ゴルフスイング計測システムおよびゴルフクラブに関し、詳しくは、ゴルファーのスイング動作を計測するためのものである。
近時、ゴルフショップ等にゴルフ打撃計測機が設置されており、スイング中に計測された各種測定値より飛距離や飛び方向などを測定すること等が行われているが、今後は購買するゴルフクラブが自己のスイングにマッチングしているか等をも考慮するために、ゴルファーのスイングモーションを詳細かつ正確に計測する手法の確立が重要となってくる。
例えば、特開平11−169499号公報では、ゴルフクラブのグリップ部分に三方向の加速度を測定できるセンサーを取り付け、スイング時の加速度データをグラフ化する器具が開示されている。しかしながら、上記公報にはスイングの解析手法が具体的に記載されておらず、また、ゴルファーの腕とゴルフクラブの初期の位置関係を計測できない問題がある。
また、特開平7−78285号公報では、ゴルファーの腕に角度検出用の装置を取り付けて、スイング時の角度を計測するものが開示されている。しかしながら、上記公報の装置では、スイングプレーン(ゴルフクラブのシャフト軌道で作る面)内の腕の角度のみしか計測できず、腕の軸回りの回転角度は計測できないと共に、ゴルファーの肩等の位置変位も計測できない問題がある。
以上のように、ゴルファーのスイングを二次元的に計測する手法は種々提案されているが、実際のゴルファーのスイングでは、肩関節は3つの直交軸周りに関して回転動作を行うため3つの自由度を持ち、肘関節は2つの自由度を持ち、手首関節は2つの自由度を持って動作しており、このようなゴルファーの各関節の角度までも正確に求めることのできる工夫した手法は存在しなかった。
特開平11−169499号公報 特開平7−78285号公報
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、ゴルファーの肘や手首等の関節の夫々の回転自由度を考慮した動きを精度良く計測することを課題としている。
上記課題を解決するため、本発明は、ゴルファーが把持するゴルフクラブのシャフト上に少なくとも2つのシャフト軸線用マークを取り付けていると共に、シャフトから直交方向に突設された突出軸にシャフト回転用マークを取り付け、かつ、上記ゴルファーには手首関節の位置を特定する手首用マークおよび肘関節の位置を特定する肘用マークを付しており、
上記ゴルファーが上記ゴルフクラブをスイングする際のスイング動画像を撮影する撮影手段と、該撮影手段で撮影されたスイング動画像を取り込むコンピュータとを備え、
上記コンピュータにより上記スイング動画像での上記シャフト軸線用マーク、上記シャフト回転用マーク、上記手首用マークおよび上記肘用マークのスイング中の位置座標を認識し、
上記シャフト軸線用マークおよび上記シャフト回転用マークを含む平面と、
上記手首用マークにより特定された手首関節、上記肘用マークにより特定された肘関節および上記シャフト軸線用マークを含む平面とのなす角度を算出して上記手首関節の一方向の回転角とみなし、
上記ゴルファーのスイング動作中の手首関節の動きを解析可能とすることを特徴とするゴルフスイング計測システムを提供している。
上記構成とすると、ゴルファーのスイング中の手首関節の動作について詳細に解析することができる。つまり、上記コンピュータにより位置座標が認識されたシャフト軸線用マークおよびシャフト回転用マークを含む平面と、上記位置座標が認識された手首用マーク・肘用マークにより特定される手首関節・肘関節および上記シャフト軸線用マークを含む平面とのなす角度を算出することにより、上記手首関節の一方向の回転角を算出することができる。
上記手首関節と上記肘関節を結ぶ線と、上記2つのシャフト軸線用マークを結ぶ線とのなす角度を算出して上記手首関節の他方向の回転角とみなしている。
上記構成とすると、ゴルファーの手首関節について別方向の回転角も算出することができ、即ち、手首関節の2つの自由度に関して回転動作を把握することが可能となる。
ゴルファーが把持するゴルフクラブのシャフト上に2つのシャフト軸線用マークを取り付けていると共に、シャフトから直交方向に突設された突出軸にシャフト回転用マークを取り付け、かつ、上記ゴルファーには手首関節の位置を特定する手首用マーク、肘関節の位置を特定する肘用マークおよび肩関節の位置を特定する肩用マークを付しており、
上記ゴルファーが上記ゴルフクラブをスイングする際のスイング動画像を撮影する撮影手段と、該撮影手段で撮影されたスイング動画像を取り込むコンピュータとを備え、
上記コンピュータにより上記スイング動画像での上記シャフト軸線用マーク、上記シャフト回転用マーク、上記手首用マーク、上記肘用マークおよび上記肩用マークのスイング中の位置座標を認識し、
上記手首用マークにより特定された手首関節、上記肘用マークにより特定された肘関節および上記シャフト軸線用マークを含む平面と、
上記手首用マークにより特定された手首関節、上記肘用マークにより特定された肘関節および上記肩用マークにより特定された肩関節を含む平面とのなす角度を算出して上記肘関節の一方向の回転角とみなし、
上記ゴルファーのスイング動作中の肘関節の動きを解析可能とすることを特徴とするゴルフスイング計測システムを提供している。
上記構成とすると、ゴルファーのスイング中の肘関節の動作について詳細に解析することができる。つまり、上記コンピュータにより位置座標が認識された手首用マーク・肘用マークにより特定される手首関節・肘関節およびシャフト軸線用マークを含む平面と、手首用マーク・肘用マーク・肩用マークにより特定された手首関節、肘関節・肩関節を含む平面とのなす角度を算出することにより、上記肘関節の一方向の回転角を算出することができる。
上記手首関節と上記肘関節を結ぶ線と、上記肘関節と上記肩関節を結ぶ線とのなす角度を算出して上記肘関節の他方向の回転角とみなしている。
上記構成とすると、ゴルファーの肘関節について別方向の回転角も算出することができ、即ち、肘関節の2つの自由度に関して回転動作を把握することが可能となる。
上記シャフト回転用マークを取り付ける突出軸は、上記シャフトからの突出長さを50mm以上150mm以下としていると共に、グリップ下端からの距離を20mm以上150mm以下としている。
即ち、グリップ下端からの距離を20mm以上150mm以下でシャフトからの突出長さを150mm以下とすることで、上記突出軸に取り付けられたシャフト回転用マークがスイング時にゴルファーに干渉し難くなりスイングの邪魔にならないようにすることができる。また、上記突出軸のシャフトからの突出長さを50mm以上とすることで、上記シャフト軸線用マークとの間で十分な面積の平面を形成することができ角度解析の精度を向上させることができる。
また本発明は、上記記載のゴルフクラブであって、
シャフトに2つのシャフト軸線用マークを取り付けていると共に、シャフトから直交方向に突設された突出軸にシャフト回転用マークを取り付けていることを特徴とするゴルフクラブを提供している。
以上の説明より明らかなように、本発明によれば、上記のようにシャフト軸線用マークやシャフト回転用マークや手首用マークや肘用マークや肩用マークを所要の位置に付して撮影した画像に基づいてコンピュータで各マークの位置座標を認識することにより、2つの回転自由度を持つ手首関節や肘関節のスイング中の動作をついて詳細かつ正確に解析することができる。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図3はゴルフスイング計測システム10の全体図を示し、コンピュータ11と、該コンピュータ11に接続されてゴルファー23を周囲から撮影する10台のビデオカメラ(撮影手段)13〜22とを備えている。
ゴルファー23が把持するゴルフクラブ24は、図1に示すように、シャフト25上に取り付けた2つのシャフト軸線用マークQ1、Q2と、シャフト25から直交方向に突設された突出軸27の先端に取り付けたシャフト回転用マークQ3と、シャフト25に対して直交方向で且つ突出軸27に対して直交する方向に突設された第2の突出軸28の先端に取り付けたシャフト回転用マークQ4とを備えている。
先端にシャフト回転用マークM3、M4を付けた突出軸27、28は、図2(A)(B)に示すように、それぞれシャフト25からの突出長さL1、L2を50mm以上150mm以下としており、本実施形態ではL1=100mm、L2=100mmとしている。また、突出軸27、28のシャフト25上の突出位置は、グリップ下端24aからの距離L3が20mm以上150mm以下の位置としており、本実施形態では100mmとしている。また、突出軸27の突出方向は、ゴルフクラブ24のヘッド部26のフェース面26aに対して直角後方としていると共に、突出軸28の突出方向は、フェース面26aに対して平行のゴルファー23側に突出するようにしている。
なお、突出軸27、28には、ゴルファー23がスイングしても揺動しないように剛性を有する材料(例えば、金属や剛性のある樹脂等)を用いている。
被診断者となるゴルファー23は、図3に示すように、手首関節P1の位置を特定するための手首用マークM1a、M1bと、肘関節P2の位置を特定するための肘用マークM2a、M2bと、肩関節P3を特定するための肩用マークM3a、M3bとを所要位置に付したスーツを着用している。
各関節P1、P2、P3自体にはマークを直接付けることはできないので、例えば、手首用マークM1a、M1bは手首関節P1を挟む両側位置に取り付けて、それらの中点を手首関節P1であると認識している。肘用マークM2a、M2bは肘関節P2を挟む両側位置に取り付けて、それらの中点を肘関節P2であると認識している。肩用マークM3a、M3bは手首関節P3を挟む両側位置に取り付けて、それらの中点を肩関節P3であると認識している。
上記したシャフト軸線用マークQ1、Q2、シャフト回転用マークQ3、Q4、手首用マークM1a、M1b、肘用マークM2a、M2bおよび肩用マークM3a、M3bとしては、赤外線に対して反射率の高い反射テープを使用すると共に、上記着用スーツ自体は光を吸収する黒色とし、ビデオカメラ13〜22によるマークの認識性を向上させている。なお、上記各マークQ1〜Q4、M1a、M1b、M2a、M2b、M3a、M3bは他の背景と区別して視認できるものであれば反射テープに限定されず、LED等を用いても構わない。
ビデオカメラ13〜22は、動作が速くなるダウンスイング時にも十分な数のコマ数を確保できるように、フレームレート(1秒間に撮影するフレーム数)が多い方が良く、100fps以上であることが必要である。なお、本実施形態では250fpsとしている。また、ビデオカメラ13〜22で撮影する画像の解像度も高い方が、各マークQ1〜Q4、M1a、M1b、M2a、M2b、M3a、M3bを認識する座標精度が向上するため解像度は高いほど良く、本実施形態では、解像度が1000×1000pixelsとしている。なお、ビデオカメラ13〜22はゴルファー23を囲むように10台設けているので、各マークQ1〜Q4、M1a、M1b、M2a、M2b、M3a、M3bがスイング中も常に2台以上のビデオカメラで撮影されるようになっている。
コンピュータ11は、ビデオカメラ13〜22とLANケーブルやIEEE1394等を用いてオンライン接続されており、ビデオカメラ13〜22で撮影された画像をコンピュータ11のハードディスクに保存している。また、該ハードディスクには、市販の動作計測用ソフトウェアであるVICON(Vicon Motion Systems Ltd製:http://www.vicon.com)がインストールされている。
次に、ゴルフスイング計測システム10の動作手順について説明する。
図4に示すように、ゴルファー23がゴルフクラブ24を持ってスイングする動作をビデオカメラ13〜22で撮影し、そのスウィング動画像をコンピュータ11に取り込んで各コマ毎に静止画像に変換してハードディスクに保存する。そして、ゴルファー23のアドレスからフィニッシュ(またはインパクト)までのスイングの各静止画像をメモリに読み込む。
そして、上記各静止画像から上記ソフトウェア(VICON)の自動認識機能を用いて各マークQ1〜Q4、M1a、M1b、M2a、M2b、M3a、M3bの位置座標を画像上で認識する。なお、上記ソフトウェアの自動認識機能を利用せずに、オペレータがマウスを用いてディスプレイに表示された画像上の各マークQ1〜Q4、M1a、M1b、M2a、M2b、M3a、M3bを目視してクリックし、手動で認識させるようにしても構わない。
次いで、上記のように各静止画像で認識された各マークQ1〜Q4、M1a、M1b、M2a、M2b、M3a、M3bの二次元座標をもとに3次元座標へと変換する。つまり、ある時刻の各マークQ1〜Q4、M1a、M1b、M2a、M2b、M3a、M3bは複数の方向からビデオカメラ13〜22で撮影されているので、その特定時刻に関する複数の静止画像上の各マークQ1〜Q4、M1a、M1b、M2a、M2b、M3a、M3bの二次元位置座標から三次元位置座標を取得する。
三次元位置座標の取得は上記したソフトウェアVICONを用いてDLT法(Direct Linear Transformation)により行っている。DLT法とは、三次元CG(3D computer graphics)等でも広く一般的に使用されている方法で、実空間内にキャリブレーションポイントを設置し、このキャリブレーションポイントに基づいてビデオカメラ13〜22の位置と方向を定め、画像の座標に変換する行列を作成し3次元座標を構築する方法である。
この際に、各マークQ1〜Q4、M1a、M1b、M2a、M2b、M3a、M3bの中で2台以上のビデオカメラ13〜22で捕らえられていないものがあった場合には、データ補間機能を有したソフトウェア、例えば、VICON−iQ(Vicon Motion Systems Ltd製)を用いてデータ補間を行うことが好ましい。
そして、ゴルファー23の手首関節P1、肘関節P2および肩関節P3の三次元座標を、上記認識された手首用マークM1a、M1b、肘用マークM2a、M2bおよび肩用マークM3a、M3bの三次元座標を利用して求める。つまり、手首用マークM1aとM1bとの中点を手首関節P1とみなし、肘用マークM2aとM2bとの中点を肘関節P2とみなし、肩用マークM3aとM3bとの中点を肩関節P3とみなす。
なお、この方法で手首関節P1、肘関節P2、肩関節P3の座標について所要の精度が得られない場合には、上記ソフトウェアVICON−iQの内部で予めゴルファー23の骨格を定義しておき、その関節位置を各関節P1〜P3の位置として決定してもよい。
上記のようにして取得された手首関節P1、肘関節P2および肩関節P3の三次元位置座標の時間推移を図10〜図12に示す。これにより、各関節P1〜P3の三次元座標の時系列的な変位を把握することができる。また、同様に、シャフト軸線用マークQ1、Q2、シャフト回転用マークQ3、Q4の三次元位置座標の時間推移についても図13〜図16に示す。
次に、2つの自由度を有する手首関節P1の回転角α1、α2の算出方法について説明する。
手首関節P1の一方向の回転角α1は、図6に示すように、ベクトルQ1−Q2とベクトルP1−P2とのなす角度で定義する。なお、ベクトルP1−Q1とベクトルP1−P2とのなす角度をα1としてもよいが、手首関節P1とグリップ位置とは微妙に異なるため、前者の方が精度上は好ましい。
手首関節P1の他方向の回転角α2は、図7に示すように、Q2、Q3、P1を含む平面H1と、P2、P1、Q1(あるいはQ2)を含む平面H2とのなす角度で定義する。なお、Q1、Q2、Q3を含む平面と、P2、P1、Q1(あるいはQ2)を含む平面H2とのなす角度をα2としてもよいが、Q1−Q2間の距離よりもP1−P2間の距離の方が大きく確保されて誤差を小さくすることができるので、前者のように平面H1と平面H2とのなす角度を回転角α2とする方が精度上は好ましい。
そして、Q1〜Q3、P1、P2の三次元位置座標の時系列データを用いて、手首関節P1の二方向の回転角α1、α2の時系列データを図17(A)(B)に示すように取得することができる。
次に、2つの自由度を有する肘関節P2の回転角β1、β2の算出方法について説明する。
肘関節P2の一方向の回転角β1は、図8に示すように、ベクトルP1−P2とベクトルP2−P3とのなす角度で定義する。
肘関節P2の他方向の回転角β2は、図9に示すように、P1、P2、Q1(あるいはQ2)を含む平面H3と、P1、P2、P3を含む平面H4とのなす角度で定義する。
そして、Q1、Q2、P1〜P3の三次元位置座標の時系列データを用いて、肘関節P2の二方向の回転角β1、β2の時系列データを図18(A)(B)に示すように取得することができる。
また、上記実施形態ではゴルフクラブ24に設けたシャフト回転用マークQ4は利用されていないが、シャフト回転用マークQ3、Q4を2方向に設けることで、ゴルフクラブ24のシャフト25の軸線回りの回転動作をあらゆる方向から認識することができ、解析精度の向上を図ることができる。
本発明の実施形態のゴルフクラブの斜視図である。 (A)はゴルフクラブのシャフト軸線方向の上方から見た上面図、(B)は側面図である。 (A)はゴルファーの正面図、(B)は側面図、(C)は背面図である。 ゴルフスイング計測システムの全体図である。 シャフト軸線用マーク、シャフト回転用マークおよびゴルファー用マークに関する模式図である。 手首関節の回転角を説明する模式図である。 手首関節の別の回転角を説明する模式図である。 肘関節の回転角を説明する模式図である。 肘関節の別の回転角を説明する模式図である。 (A)は手首関節のX座標の位置と時間との関係を示すグラフ、(B)はY座標の位置と時間との関係を示すグラフ、(C)はZ座標の位置と時間との関係を示すグラフである。 (A)は肘関節のX座標の位置と時間との関係を示すグラフ、(B)はY座標の位置と時間との関係を示すグラフ、(C)はZ座標の位置と時間との関係を示すグラフである。 (A)は肩関節のX座標の位置と時間との関係を示すグラフ、(B)はY座標の位置と時間との関係を示すグラフ、(C)はZ座標の位置と時間との関係を示すグラフである。 (A)はシャフト軸線用マークQ1のX座標の位置と時間との関係を示すグラフ、(B)はY座標の位置と時間との関係を示すグラフ、(C)はZ座標の位置と時間との関係を示すグラフである。 (A)はシャフト軸線用マークQ2のX座標の位置と時間との関係を示すグラフ、(B)はY座標の位置と時間との関係を示すグラフ、(C)はZ座標の位置と時間との関係を示すグラフである。 (A)はシャフト回転用マークQ3のX座標の位置と時間との関係を示すグラフ、(B)はY座標の位置と時間との関係を示すグラフ、(C)はZ座標の位置と時間との関係を示すグラフである。 (A)はシャフト回転用マークのX座標の位置と時間との関係を示すグラフ、(B)はY座標の位置と時間との関係を示すグラフ、(C)はZ座標の位置と時間との関係を示すグラフである。 (A)は手首関節の回転角α1と時間との関係を示すグラフ、(B)は手首関節の回転角α2と時間との関係を示すグラフである。 (A)は肘関節の回転角β1と時間との関係を示すグラフ、(B)は肘関節の回転角β2と時間との関係を示すグラフである。
符号の説明
10 ゴルフスイング計測システム
11 コンピュータ
13〜22 ビデオカメラ(撮影手段)
23 ゴルファー
24 ゴルフクラブ
25 シャフト
26 ヘッド部
27、28 突出軸
M1a、M1b 手首用マーク
M2a、M2b 肘用マーク
M3a、M3b 肩用マーク
P1 手首関節
P2 肘関節
P3 肩関節
Q1、Q2 シャフト軸線用マーク
Q3、Q4 シャフト回転用マーク

Claims (6)

  1. ゴルファーが把持するゴルフクラブのシャフト上に少なくとも2つのシャフト軸線用マークを取り付けていると共に、シャフトから直交方向に突設された突出軸にシャフト回転用マークを取り付け、かつ、上記ゴルファーには手首関節の位置を特定する手首用マークおよび肘関節の位置を特定する肘用マークを付しており、
    上記ゴルファーが上記ゴルフクラブをスイングする際のスイング動画像を撮影する撮影手段と、該撮影手段で撮影されたスイング動画像を取り込むコンピュータとを備え、
    上記コンピュータにより上記スイング動画像での上記シャフト軸線用マーク、上記シャフト回転用マーク、上記手首用マークおよび上記肘用マークのスイング中の位置座標を認識し、
    上記シャフト軸線用マークおよび上記シャフト回転用マークを含む平面と、
    上記手首用マークにより特定された手首関節、上記肘用マークにより特定された肘関節および上記シャフト軸線用マークを含む平面とのなす角度を算出して上記手首関節の一方向の回転角とみなし、
    上記ゴルファーのスイング動作中の手首関節の動きを解析可能とすることを特徴とするゴルフスイング計測システム。
  2. 上記手首関節と上記肘関節を結ぶ線と、上記2つのシャフト軸線用マークを結ぶ線とのなす角度を算出して上記手首関節の他方向の回転角とみなしている請求項1に記載のゴルフスイング計測システム。
  3. ゴルファーが把持するゴルフクラブのシャフト上に2つのシャフト軸線用マークを取り付けていると共に、シャフトから直交方向に突設された突出軸にシャフト回転用マークを取り付け、かつ、上記ゴルファーには手首関節の位置を特定する手首用マーク、肘関節の位置を特定する肘用マークおよび肩関節の位置を特定する肩用マークを付しており、
    上記ゴルファーが上記ゴルフクラブをスイングする際のスイング動画像を撮影する撮影手段と、該撮影手段で撮影されたスイング動画像を取り込むコンピュータとを備え、
    上記コンピュータにより上記スイング動画像での上記シャフト軸線用マーク、上記シャフト回転用マーク、上記手首用マーク、上記肘用マークおよび上記肩用マークのスイング中の位置座標を認識し、
    上記手首用マークにより特定された手首関節、上記肘用マークにより特定された肘関節および上記シャフト軸線用マークを含む平面と、
    上記手首用マークにより特定された手首関節、上記肘用マークにより特定された肘関節および上記肩用マークにより特定された肩関節を含む平面とのなす角度を算出して上記肘関節の一方向の回転角とみなし、
    上記ゴルファーのスイング動作中の肘関節の動きを解析可能とすることを特徴とするゴルフスイング計測システム。
  4. 上記手首関節と上記肘関節を結ぶ線と、上記肘関節と上記肩関節を結ぶ線とのなす角度を算出して上記肘関節の他方向の回転角とみなしている請求項3に記載のゴルフスイング計測システム。
  5. 上記シャフト回転用マークを取り付ける突出軸は、上記シャフトからの突出長さを50mm以上150mm以下としていると共に、グリップ下端からの距離を20mm以上150mm以下としている請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のゴルフスイング計測システム。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のゴルフクラブであって、
    シャフトに2つのシャフト軸線用マークを取り付けていると共に、シャフトから直交方向に突設された突出軸にシャフト回転用マークを取り付けていることを特徴とするゴルフクラブ。
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