JP2013100644A - 浴槽排水継手 - Google Patents

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Abstract

【課題】浴槽排水口と浴槽パン排水口とを接続するための蛇腹部を有した浴槽排水継手において、該浴槽排水継手の高さを小さくする。
【解決手段】浴槽パン1の上に浴槽3が設置され、浴槽パン1の排水口2と浴槽3の排水口4とが浴槽排水継手10によって接続されている。浴槽排水継手10は、最上部に排水口係合フランジ11が設けられ、該排水口係合フランジ11の内周端から下方に短い筒状の頚部12が延設され、該頚部12の下側に拡径部13が設けられ、該拡径部13の下側に蛇腹部14が設けられ、蛇腹部14の下側に拡径部13と同様形状の膨出部15が設けられている。蛇腹部14から側方に、レリース挿通部を構成するレリース挿通筒部16が突設され、レリースガイド管20が接続される。
【選択図】図1

Description

本発明は、浴槽の排水口と浴槽パンの排水口とを挿通させるための浴槽排水継手に係り、特に上下方向に伸縮する蛇腹部を有する浴槽排水継手に関する。
浴室ユニットの浴槽の排水口と、該浴槽が載置された浴槽パンの排水口とを接続するための浴槽排水継手として、上下方向に伸縮する蛇腹部を有したものが特許文献1,2に記載されている。この蛇腹部を有する浴槽排水継手は、浴槽排水口と浴槽パンの排水口とに位置ずれがあっても両者を容易に連結することができる。
特許文献1の浴槽排水継手には、レリースを用いた遠隔操作によって開閉される遠隔操作型排水栓が設置されている。特許文献1の浴槽排水継手は、蛇腹部の下側にずん胴形状(上下方向において等径の筒形状)の部分が設けられ、このずん胴形状部に設けられたレリース挿通孔に遠隔操作用レリースが挿通されている。特許文献1の図2〜3及び0012段落には、このレリース挿通孔に薄肉の底部を設け、挿通されたレリースの外周面に該底部を密着させて水密性を保持させる構成が記載されている。
特許文献1,2においては、浴槽排水口の下側に浴槽排水継手の上端面を当接させている。この上端面の直下の内周面に凹部が周設され、ナット状部材が凹部に嵌着されている。浴槽排水口に挿通された排水筒の筒部上端にフランジが設けられ、該筒部の外周面に雄螺子が設けられている。該フランジを浴槽排水口の上縁に係合させ、該雄螺子をナット状部材の内周面の雌螺子に締め込むことにより、浴槽排水継手が浴槽排水口に連結される。なお、レリースを用いた遠隔操作式の排水栓の構造は特許文献3の通り周知である。
特開平11−241387 実開平6−87478 実公昭60−22147
特許文献1のように、浴槽排水継手の下部にずん胴部を設け、このずん胴部のレリース挿通孔にレリースを挿通させる浴槽排水継手にあっては、ずん胴部を設けた分だけ浴槽排水継手の高さが大きくなる。浴槽排水継手の高さが大きいと、その分浴槽と浴槽パンとの間隔が大きくなり、浴槽の設置位置が高くなる。すなわち、浴槽のまたぎ高さが大きいものとなる。近年ではバリアフリーの視点により、浴槽のまたぎ高さはより小さいものが求められている。また、特許文献1ではレリース挿通孔とレリースとの間の水密性の耐久性が不足する。例えば、ゴムが経年劣化して弾力性が低下してくると、レリースとレリース挿通孔との間から漏水するおそれがある。
また、特許文献1,2の浴槽排水継手のように、浴槽排水継手上部内周面に設けた凹部にナット状部材を嵌装し、このナット状部材に排水筒外周面の雄螺子を螺合させた浴槽排水継手にあっては、ナット状部材の厚みを十分に大きくしないと、ナット状部材と排水筒との連結強度が十分に得られない。このようにナット状部材の厚みを大きくすると、その分だけ浴槽排水継手の高さが大きくなる。
本発明は、上記従来の問題点を解決し、浴槽排水口と浴槽パン排水口とを接続するための蛇腹部を有した浴槽排水継手において、該浴槽排水継手の高さを小さくすることを目的とする。
また、本発明は、その一態様において、遠隔操作式の排水栓を操作するためのレリースの挿通部の水密性に優れた浴槽排水継手を提供することを目的とする。
第1発明の浴槽排水継手は、浴槽の排水口と該浴槽が載置された浴槽パンの排水口とを連通させるための浴槽排水継手であって、該浴槽排水継手を上下方向に伸縮させるための蛇腹部と、該浴槽の遠隔操作型排水栓を操作するためのレリースを該浴槽排水継手内に引き込むためのレリース挿通部とを有する浴槽排水継手において、該レリース挿通部を該蛇腹部に設けたことを特徴とするものである。
前記レリース挿通部は、前記蛇腹部から側方に突設されたレリース挿通筒部を有することが好ましい。
該レリース挿通筒部の先端部の内周面にフランジ係合溝が周設されていてもよい。この場合、一端にフランジを有したレリースガイド管の該フランジが前記フランジ係合溝に係合し、該レリースガイド管が該レリース挿通筒部に連結される。
該浴槽排水継手の最上部に、浴槽排水口の上縁に係合する排水口係合フランジが設けられ、該排水口係合フランジの下側に、浴槽排水口に挿通される筒状の頚部が設けられ、該頚部の下側に、浴槽排水口の下縁に係合する拡径部が設けられ、該拡径部の内周面にフランジ装着溝が周設されていてもよい。
この場合、該フランジ装着溝に係合したトップフランジと、該トップフランジから垂下した垂下筒部と、該垂下筒部の内周面に形成された雌螺子とを有する雌螺子付き環状体が該浴槽排水継手内に配置される。そして、前記排水口係合フランジの上側に配置された鍔部と、該鍔部から垂下し、該雌螺子付き環状体の内部に挿入された挿入筒部と、該挿入筒部の外周面に形成された雄螺子とを有する雄螺子付き環状体を備え、該雄螺子付き環状体の該雄螺子が前記雌螺子付き環状体の前記雌螺子に螺合する。
第2発明の浴槽排水継手は、浴槽の排水口と該浴槽が載置された浴槽パンの排水口とを連通させるための浴槽排水継手であって、上下方向に伸縮可能な蛇腹部を有する浴槽排水継手において、該浴槽排水口の下縁に係合する拡径部が設けられ、該拡径部の内周面にフランジ装着溝が周設されており、該フランジ装着溝に係合したトップフランジと、該トップフランジから垂下した垂下筒部と、該垂下筒部の内周面に形成された雌螺子とを有する雌螺子付き環状体が該浴槽排水継手内に配置されていることを特徴とするものである。
第2発明において、該浴槽排水継手の最上部に、浴槽排水口の上縁に係合する排水口係合フランジが設けられ、該排水口係合フランジの下側に、浴槽排水口に挿通される筒状の頚部が設けられ、該頚部の下側に、前記拡径部が設けられていることが好ましい。
この場合、前記排水口係合フランジの上側に配置された鍔部と、該鍔部から垂下し、該雌螺子付き環状体の内部に挿入された挿入筒部と、該挿入筒部の外周面に形成された雄螺子とを有する雄螺子付き環状体を備え、該雄螺子付き環状体の該雄螺子が前記雌螺子付き環状体の前記雌螺子に螺合する。
第1発明の浴槽排水継手にあっては、レリース挿通部を蛇腹部に設けているので、従来の浴槽排水継手のように浴槽排水継手に長いずん胴部を設けることが不要となり、その分だけ浴槽排水継手の高さを小さくすることができる。
したがって、浴槽と浴槽パンとの間を小さくでき、浴槽の設置高さを抑えながら、浴槽と浴槽パンとの位置ずれに十分に対応することができる。
レリース挿通部に、蛇腹部から側方へ突設されるレリース挿通筒部を設けることにより、蛇腹部が伸縮したときの変形がレリース挿通筒部の先端にまで殆ど伝わらないようになる。このため、レリース挿通筒部の先端部におけるレリースとレリース挿通孔との間の水密性が向上する。
レリース挿通筒部の先端部にフランジ係合溝を設け、レリースガイド管のフランジを該フランジ係合溝に係合させると、レリースとの間の水密性が向上する。この場合、レリース挿通筒部の先端部を外周側から締付部材によって縮径方向に締め付けることにより、水密性がさらに向上する。
浴槽排水継手の上部に、頚部を設け、該頚部の上側に、浴槽排水口の上縁に係合する排水口係合フランジを設けることにより、浴槽排水継手が浴槽排水口の上縁から浴槽パン排水口にまで一連に存在することになり、浴槽排水継手の水密性が向上する。
この頚部の下側に拡径部を設け、該拡径部の内周にフランジ装着溝を設け、雌螺子付き環状体のトップフランジを該フランジ装着溝に係合させて該雌螺子付き環状体を浴槽排水継手内に配置し、雄螺子付き環状体の雄螺子を該雌螺子に螺合させ、雄螺子付き環状体の鍔部を浴槽排水継手の排水口係合フランジを上側から押え付けることにより、浴槽排水継手が浴槽排水口に水密的に連結される。
また、この連結構造であれば、浴槽内側から連結作業を行うことができ、浴槽下の空間が狭い場合であっても影響を受けず容易に施工することができる。
また、この雌螺子付き環状体のトップフランジの厚さは、従来のナット状部材に比べてかなり小さくて足りるので、フランジ装着溝の溝幅も小さくて足り、その分だけ浴槽排水継手の高さを小さくすることができる。
第2発明の浴槽排水継手にあっては、浴槽排水口の下縁に係合する拡径部が設けられ、この拡径部の内周面にフランジ装着溝が周設され、このフランジ装着溝に雌螺子付き環状体のトップフランジが係合しているので、トップフランジの厚さ及びフランジ装着溝の溝幅を小さくすることにより、浴槽排水継手の高さを小さくすることができる。第2発明においても、雄螺子付き環状体の雄螺子を該雌螺子に螺合させ、雄螺子付き環状体の鍔部を浴槽排水継手の排水口係合フランジを上側から押え付けることにより、浴槽排水継手が浴槽排水口に水密的に連結される。
実施の形態に係る浴槽排水継手の設置状態を示す断面図である。 遠隔操作排水栓及び雄螺子付き環状体を取り除いた状態の浴槽排水継手の設置状態を示す断面図である。 浴槽排水継手の斜視図である。 浴槽排水継手の断面図である。 レリースガイド管の斜視図である。 浴槽排水継手の設置状態を示す斜視図である。 遠隔操作式排水栓の分解斜視図である。 遠隔操作式排水栓の分解断面図である。
以下、図1〜8を参照して実施の形態について説明する。
図1,2,6の通り、浴槽パン1の上に浴槽3が設置され、浴槽パン1の排水口2と浴槽3の排水口4とが浴槽排水継手10によって接続されている。浴槽パン1の下側に排水エルボ5が連結され、図6の通り、該排水エルボ5が排水管6を介して排水トラップ7に接続されている。この排水トラップ7には洗い場排水も上面開口部7aから流入する。
図3,4の通り、浴槽排水継手10は、最上部に排水口係合フランジ11が設けられ、該排水口係合フランジ11の内周端から下方に短い筒状の頚部12が延設され、該頚部12の下側に拡径部13が設けられ、該拡径部13の下側に蛇腹部14が設けられ、蛇腹部14の下側に拡径部13と同様形状の膨出部15が設けられている。
拡径部13の内周側がフランジ装着溝13aとなっている。膨出部15の内周側は、フランジ装着溝13aと同様形状の周回溝15aとなっている。蛇腹部14から側方に、レリース挿通部を構成するレリース挿通筒部16が突設されている。レリース挿通筒部16の先端部17は拡径した鍔状となっている。この先端部17の内周面にフランジ係合溝17aが周設されている。浴槽排水継手10は、これらのすべての部分が、弾力性及び耐水性を有したゴムにより一体に成形されている。
レリース挿通筒部16に対し、図5に示すレリースガイド管20が接続される。このレリースガイド管20は、湾曲した管体21を有し、該管体21の一端にフランジ22が設けられている。図1,2の通り、このフランジ22をフランジ係合溝17aに嵌合させることにより、レリース挿通筒部16に対しレリースガイド管20が接続される。このレリースガイド管20は硬質合成樹脂よりなる。このレリースガイド管20にレリース60が挿通される。レリース60は、図8の通り、鞘管(シース)61と、該シース61内に挿通されたワイヤ62とを有する。
浴槽排水継手10内の上部に雌螺子付き環状体30が設置されている。該雌螺子付き環状体30は、上端のトップフランジ31と、該トップフランジ31の内周縁から垂下する垂下筒部32と、該垂下筒部32の内周面に設けられた雌螺子33とを有する。この雌螺子付き環状体30は、トップフランジ31を浴槽排水継手10のフランジ装着溝13aに嵌合させることにより浴槽排水継手10に装着されている。
浴槽排水継手10内の下部に、浴槽パン1への接続用環体40が設置されている。該接続用環体40は、上端部のフランジ41と、該フランジ41の内周縁から垂下し、浴槽排水継手10から下方に突出した筒部42と、該筒部42の外周面に、周方向に延設されたロック爪43と、筒部42の上部内周から内向きに設けられた内向き鍔部44とを有する。内向き鍔部44の内周は六角形となっており、六角形の工具(図示略)を係合させて接続用環体40を回転させることが可能となっている。ロック爪43を、図1,2の通り浴槽パン2の排水口4の下縁に係合させることにより、浴槽排水継手10の下部を浴槽パン1の排水口2に連絡する。
浴槽排水継手10の上部を浴槽3に固定するための雄螺子付き環状体50は、図8の通り、最上部の鍔部51と、該鍔部51の内周端から垂下する挿入筒部52と、該挿入筒部52の外周面の雄螺子53と、挿入筒部52の下部内周面に設けられた排水栓装置係止部54等を有している。
図2の通り、浴槽排水継手10の排水口係合フランジ11を浴槽3の排水口4の上縁に重ね、頚部12を該排水口4に内嵌させた状態で、この雄螺子付き環状体50の挿入筒部52を浴槽排水継手10内に対し上方から挿入し、雄螺子53を雌螺子付き環状体30の雌螺子33に締め込み、排水口4に浴槽排水継手10の上部を連結固定する。
なお、浴槽排水継手10のレリース挿通筒部16の先端部に予めレリースガイド管20を接続しておく。
排水栓70の開閉機構について図7,8を参照して次に説明する。
排水栓70は、略円盤型の栓体71と、該栓体71の中央から下方に突設された筒状部72とを有する。
この筒状部72は、排水栓支持体80の中央筒体83に対し上方から上下方向スライド自在に嵌合している。排水栓支持体80は、外周環体81と、該外周環体81の下縁側に設けられた切欠部82と、該外周環体81の軸心部に配置され、上方に突出した前記中央筒体83と、該中央筒体83と外周環体81とを連結する径方向片86と、該中央筒体83の下端から内方へ突設された係止片85とを有する。切欠部82を雄螺子付き環状体50の排水栓装置係止部54と係合させることにより、排水栓支持体80が雄螺子付き環状体50に固定される。この中央筒体83内に下側からアタッチメント84が挿入される。挿入されたアタッチメント84の底面に係止片85が係合することにより、アタッチメント84が中央筒体83内に保持される。このアタッチメント84内に下側からレリース60の先端(一端)が挿入される。レリース60は、図1の通り、レリースガイド管20を通過し、浴槽3の側壁に沿って上方に引き回される。図示は省略するが、浴槽3の上縁フランジ部に排水栓操作ハンドルが設けられており、レリース60の他端が該排水栓操作ハンドルに接続されている。
この操作ハンドルを押し込むと、ワイヤ62が前進し、排水栓70が押し上げられる。操作ハンドルをもう1回押すと、操作ハンドルに設けられたリターンスプリングの作用によって操作ハンドル及びワイヤ62が後退し、排水栓70が下降する。
この浴槽排水継手10は、蛇腹部14にレリース挿通筒部16が設けられており、従来例のずん胴部が設けられていないので、浴槽排水継手10の高さが小さい。また、雌螺子付き環状体30は、厚みの小さいトップフランジ31をフランジ装着溝13aに嵌合させており、フランジ装着溝13aの上下幅が小さい。そのため、浴槽排水継手10の高さが小さい。なお、雌螺子付き環状体30は、その垂下筒部32の内周面に雌螺子を設けているので、雄螺子付き環状体50と雌螺子付き環状体30とを堅固に螺合連結させることができる。また、鍔部51とトップフランジ31とで排水口4の縁部及び排水口係合フランジ11並びに拡径部13の上面部を強力に挟持することにより水密性が良好となる。
この浴槽排水継手10は、頚部12を浴槽排水口4に通し、排水口係合フランジ11を該排水口4の上縁に係合させているので、雄螺子付き環状体50を排水口4の上方から浴槽排水継手10内に容易に差し込んで雌螺子付き環状体30に締め込むことができる。
この浴槽排水継手10は、浴槽排水口4の上側の排水口係合フランジ11から膨出部15までゴムで一連一体となっているので、水密性に優れる。
この実施の形態にあっては、レリース挿通筒部16の先端部17の内周に周回溝よりなるフランジ係合溝17aを設け、このフランジ係合溝17aにレリースガイド管20のフランジ22を嵌合させている。レリース挿通筒部16の長さを10〜30mm程度と長く設定することにより、蛇腹部14が上下に変形しても、この変形が先端部17にまでは伝わらないようになる。このため、フランジ22とフランジ係合溝17aとの水密性が良好である。なお、先端部17を外周から環状締付具(図示略)によって締め付け、フランジ22とフランジ係合溝17aとの水密性を高めることも可能である。
また、レリース挿通部の直径を10〜30mmと広く設定することにより、蛇腹部が上下に変形してもレリースを圧迫するおそれのないものとなる。
上記実施の形態は本発明の一例であり、本発明は図示以外の形態とされてもよい。
1 浴槽パン
2 浴槽パン排水口
3 浴槽
4 浴槽排水口
10 浴槽排水継手
11 排水口係合フランジ
12 頚部
13 拡径部
13a フランジ装着溝
14 蛇腹部
15 膨出部
15a 周回溝
16 レリース挿通筒部
17 先端部
17a フランジ係合溝
20 レリースガイド管
22 フランジ
30 雌螺子付き環状体
31 トップフランジ
32 垂下筒部
33 雌螺子
40 接続用環体
50 雄螺子付き環状体
51 鍔部
52 挿通筒部
53 雄螺子
60 レリース
70 排水栓

Claims (10)

  1. 浴槽の排水口と、該浴槽が載置された浴槽パンの排水口とを連通させるための浴槽排水継手であって、
    該浴槽排水継手を上下方向に伸縮させるための蛇腹部と、
    該浴槽の遠隔操作型排水栓を操作するためのレリースを該浴槽排水継手内に引き込むためのレリース挿通部とを有する浴槽排水継手において、
    該レリース挿通部を該蛇腹部に設けたことを特徴とする浴槽排水継手。
  2. 請求項1において、前記レリース挿通部は、前記蛇腹部から側方に突設されたレリース挿通筒部を有することを特徴とする浴槽排水継手。
  3. 請求項2において、該レリース挿通筒部の先端部の内周面にフランジ係合溝が周設されていることを特徴とする浴槽排水継手。
  4. 請求項3において、一端にフランジを有したレリースガイド管の該フランジが前記フランジ係合溝に係合し、該レリースガイド管が該レリース挿通筒部に連結されていることを特徴とする浴槽排水継手。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項において、
    該浴槽排水継手の最上部に、浴槽排水口の上縁に係合する排水口係合フランジが設けられ、
    該排水口係合フランジの下側に、浴槽排水口に挿通される筒状の頚部が設けられ、
    該頚部の下側に、浴槽排水口の下縁に係合する拡径部が設けられ、
    該拡径部の内周面にフランジ装着溝が周設されていることを特徴とする浴槽排水継手。
  6. 請求項5において、
    該フランジ装着溝に係合したトップフランジと、該トップフランジから垂下した垂下筒部と、該垂下筒部の内周面に形成された雌螺子とを有する雌螺子付き環状体が該浴槽排水継手内に配置されていることを特徴とする浴槽排水継手。
  7. 請求項6において、前記排水口係合フランジの上側に配置された鍔部と、該鍔部から垂下し、該雌螺子付き環状体の内部に挿入された挿入筒部と、該挿入筒部の外周面に形成された雄螺子とを有する雄螺子付き環状体を備え、
    該雄螺子付き環状体の該雄螺子が前記雌螺子付き環状体の前記雌螺子に螺合していることを特徴とする浴槽排水継手。
  8. 浴槽の排水口と該浴槽が載置された浴槽パンの排水口とを連通させるための浴槽排水継手であって、
    上下方向に伸縮可能な蛇腹部を有する浴槽排水継手において、
    該浴槽排水口の下縁に当接する拡径部が設けられ、
    該拡径部の内周面にフランジ装着溝が周設されており、
    該フランジ装着溝に係合したトップフランジと、該トップフランジから垂下した垂下筒部と、該垂下筒部の内周面に形成された雌螺子とを有する雌螺子付き環状体が該浴槽排水継手内に配置されていることを特徴とする浴槽排水継手。
  9. 請求項8において、
    該浴槽排水継手の最上部に、浴槽排水口の上縁に係合する排水口係合フランジが設けられ、
    該排水口係合フランジの下側に、浴槽排水口に挿通される筒状の頚部が設けられ、
    該頚部の下側に、前記拡径部が設けられていることを特徴とする浴槽排水継手。
  10. 請求項9において、前記排水口係合フランジの上側に配置された鍔部と、該鍔部から垂下し、該雌螺子付き環状体の内部に挿入された挿入筒部と、該挿入筒部の外周面に形成された雄螺子とを有する雄螺子付き環状体を備え、
    該雄螺子付き環状体の該雄螺子が前記雌螺子付き環状体の前記雌螺子に螺合していることを特徴とする浴槽排水継手。
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