JP2013099302A - ロータリ耕耘装置 - Google Patents

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Shunsuke Abe
俊輔 安部
Hideki Saito
秀樹 斎藤
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Abstract

【課題】代掻き作業を行う場合と、通常の耕耘作業を行う場合とで形状の異なる延長整地体をリヤカバーに取付ける必要があり、交換作業に手間がかかると共に、複数の延長整地体を備える必要があるため部品管理などが煩わしくなる。
【解決手段】リヤカバー23の両端に突出するように取付けられる延長整地体27の進行方向前方側の端部に可撓性を有したゴム板29を設け、該ゴム板29の隅部C1,C2を折り曲げることで、ゴム板29に接触する圃場の土壌をリヤカバーの内方か外方に案内する。
【選択図】図2

Description

本発明は、トラクタなどの作業車両の後部に装着されて耕耘作業を行うロータリ耕耘装置に係り、詳しくは、リヤカバーの両端に取付けられて圃場面を整地する延長整地体に関する。
一般に、ロータリ耕耘装置による耕耘作業は、トラクタなど作業車両の後方にロータリ耕耘装置を装着し、ロータリ耕耘装置を装置した作業車両で走行しながら行う。ロータリ耕耘装置のロータリカバーの側方には、ロータリ耕耘爪軸に動力伝達するチェーンを納めたチェーンケースが突出するように設けられている。耕耘作業の際、このチェーンケースは、圃場の土壌内に入るため圃場の土壌が掘り起こされてチェーンケースによる溝が掘られてしまう。
従来、リヤカバーの両端に外方に向かって突出するように延長整地体が取付けられ、チェーンケースによって掘り起こされた土壌やロータリカバーの外に飛び出した土塊などをこの延長整地体で整地する(均平にする)ロータリ耕耘装置が案出されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−82442号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のロータリ耕耘装置における延長整地体は、延長整地体に接触した圃場の土壌を一方向にしか流すことができないため、例えば、接触した土壌を延長整地体の外方に向かって流れるようにして行う代掻き作業と、接触した土壌をリヤカバーの内方(リヤカバー内に入るように)に向かって流れるようにして行う通常の耕耘作業とでは、土壌の流れを変えるために異なる形状の延長整地体を付け換える必要がある。このため、延長整地体の交換作業に手間がかかる他、形状が異なる複数の延長整地体を備える必要があり、部品管理の煩わしさなどもあった。
そこで、本発明は、延長整地体に土壌をリヤカバーの内方か外方に切換えて案内する案内部材を設け、もって上記課題を解決したロータリ耕耘装置を提供することを目的とする。
本発明は、ロータリ耕耘爪(22)と、該ロータリ耕耘爪(22)の上方を覆う天板(19)及び前記ロータリ耕耘爪(22)の側方を覆う側板(20)からなるロータリカバー(17)と、該ロータリカバー(17)に上下方向に揺動自在に支持されるリヤカバー(23)と、を備えるロータリ耕耘装置(1)において、
前記リヤカバー(23)の両端に外方に向かって突出するように延長整地体(27)を取付け、
該延長整地体(27)の前端側に可撓性からなる案内部材(29)を設け、
該案内部材(29)は、ロータリ耕耘装置(1)の進行に伴う土壌との接触により、該土壌を前記リヤカバー(23)の外方に向けて導く位置と内方に向けて導く位置とに選択して固定される、ことを特徴とする。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これにより特許請求の範囲の記載に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る発明によると、リヤカバーの両端に取付けられて圃場を整地する延長整地体の前端側に、圃場の土壌をリヤカバーの外方に向けて導く位置と内方に向けて導く位置とに選択して固定し得る可撓性からなる案内部材を設けたので、一つの延長整地体で圃場の土壌をリヤカバーの外側又は内側に案内することができる。これにより、圃場の土壌の案内をリヤカバーの内側又は外側に変える度に延長整地体を取り換える必要がないため、延長整地体の交換の手間が省けて耕耘作業の効率化を図ることができる。また、異なる複数の延長整地体を備える必要もないので部品管理の負担も軽減される。
本実施形態に係るロータリ耕耘装置の耕耘作業時の状態を示す側面図。 圃場の土壌が延長レベラによりリヤカバーの外方に案内されている状態を示すロータリ耕耘装置の平面図。 圃場の土壌が延長レベラによりリヤカバーの内方に案内されている状態を示すロータリ耕耘装置の平面図。 延長レベラの全体を示す斜視図。 延長レベラを構成する各部品を示した図であって、(a)は整地プレートを示す斜視図であり、(b)はゴム板を示す斜視図であり、(c)は固定プレートを示す斜視図であり、(d)は固定ピンを示す斜視図であり、(e)は抜止めピンを示す斜視図である。
以下、図面に沿って、本発明に係るロータリ耕耘装置の実施形態について説明する。ロータリ耕耘装置1は、図1に示すように、1本のトップリンク3と左右二本のロアリンク5とからなる三点リンク機構6やオートヒッチ7などを介してトラクタ2の機体後部に装着されている。前記トップリンク3は、トラクタ2の機体後部に設けられたブラケット9に連結されており、ロアリンク5は、左右のリフトロッド10を介してリフトアーム(不図示)に連結されている。該左右のリフトロッド10の一方には、図示しない油圧シリンダが介在しており、ロータリ耕耘装置1は、該油圧シリンダによって揺動自在でトラクタ2の後部に連結されている。
ロータリ耕耘装置1の上方には、左右一対のトップマスト11が設けられており、該トップマスト11には、調整ハンドル12を備えた伸縮ロッド13の一端が取付けられている。該伸縮ロッド13の他端は、後方に向かって延設された支持アーム15に取付けられており、該支持アーム15の一端部には、尾輪(不図示)などを取付けるツールバー16が取付けられている。
上記支持アーム15の下方には、ロータリカバー17が設けられている。該ロータリカバー17は、主にロータリ耕耘爪22上方を覆う天板19とロータリ耕耘爪22の側方を覆う左右の側板20とから構成されており、該ロータリカバー17内には、ロータリ耕耘爪軸21が回転自在に設けられている。該ロータリ耕耘爪軸21には、鉈形状に形成された複数の前記ロータリ耕耘爪22が取付けられており、ロータリ耕耘爪22の左側方を覆う側板20側には、ロータリ耕耘爪軸21に動力を伝達するためのチェーン(不図示)を収納するチェーンケース25が外方に向かって突出するように設けられている。また、前記ロータリカバー17には、耕耘された圃場面を整地する(均平にする)リヤカバー23が上下方向に揺動自在で支持されており、ロータリカバー17の左右の側板20には、リヤカバー23と側板20との空間を覆うリヤサイドカバー24などが設けられている。
上記リヤカバー23の左右両端には、図2及び図3に示すように、延長整地体である延長レベラ27がリヤカバー23の進行方向と直交する幅方向に折り畳み自在で取付けられている。
上記延長レベラ27は、図5に示すように、矩形形状に形成された整地プレート28を有しており、該整地プレート28は、圃場面に接地した際に圃場面を滑動し易くするために側面視で円弧状に形成されている。また、該整地プレート28の長手方向の一端側(リヤカバー23に取付けた際の進行方向前方側)には、後述する案内部材であるゴム板29を連結するための連結孔28b・・・が複数設けられており、整地プレート28の短手方向の一端側には、整地プレート28を前記リヤカバー23に折り畳み自在で取付けるための支持ステー28aが設けられている。さらに、整地プレート28の中心には、上方に向って突出するようにピン部材28cが設けられている。
上記連結孔28bが複数設けられた整地プレート28の一端には、案内部材である可撓性を有したゴム板29が一体に設けられている(図4参照)。該ゴム板29は矩形形状に形成されており、圃場面を滑動し易くするため側面視で円弧状に形成されている。また、ゴム板29の長手方向の一端側には、上記ピン部材28cに嵌合させてゴム板29を固定する固定孔29a,29bが設けられており、その他端側には、上記整地プレート28にゴム板29を連結するための連結孔29c・・・が複数設けられている。またゴム板29は、固定部材であるプレート30と共に、固定ピン31によって整地プレート28に固定されている。
ついで、上述のように構成されたロータリ耕耘装置1の動作について説明する。作業者は、チェーンケース25によって掘り起こされた土壌や、ロータリカバー17内から外方に飛び出した土塊などを整地しながら耕耘作業を行うために、リヤカバー23に延長レベラ27を取付ける(又は、折り畳まれて収納状態にある延長レベラ27を開いて作業状態にする)。
そして、代掻き作業を行う場合には、ゴム板29に接触する圃場の土壌を延長レベラ27の外方(リヤカバー23の外側)に向かって流れるようにするため、作業者は、進行方向前方側におけるリヤカバー23と離間する側のゴム板29の隅部(以下、離間側隅部という)C1を後方の内側に向かって折り曲げ(撓ませ)、離間側隅部C1に設けられた固定孔29aを整地プレート28に設けられたピン部材28cに嵌合させる。その後、ピン部材28cの上端部側に設けられた孔28dに抜止めピン32を差し込んで離間側隅部C1を固定する。すると、ゴム板29の離間側隅部C1は、同じく進行方向前方側におけるリヤカバー23と近接する側のゴム板29の隅部(以下、近接側隅部という)C2に対して後方側に位置した状態になる(図2参照)。そして、圃場の土壌は、ゴム板29に接触した後、延長レベラ27で均平にされながら延長レベラ27の外方へと案内(移動)される。
また、通常の耕耘作業を行う場合には、ゴム板29に接触した圃場の土壌を延長レベラ27の内方(リヤカバー23の内側)に向かって流れるようにするため、作業者は、上述の代掻き作業の場合と異なり、ゴム板29の近接側隅部C2を後方の内側に向かって折り曲げ、固定孔29bとピン部材28cとを嵌合させた後に抜止めピン32で固定する。すると、ゴム板29の近接側隅部C2は、離間側隅部C1に対して後方に位置した状態になる(図3参照)。そして、圃場の土壌は、ゴム板29に接触した後、延長レベラ27で均平にされながらリヤカバー23内に案内され、案内された土壌はリヤカバー23により均平にされる。
また、作業者が圃場の土壌をリヤカバーの内方又は外方に案内することなく、延長レベラ27で整地する場合には、ゴム板29を開いた状態(ゴム板29を折り曲げることなく)のままで耕耘作業を行う。
上述のように、リヤカバー23の両端に取付けられて圃場面を整地する延長レベラ27の前方側の端部に可撓性を有したゴム板29を一体に設け、ゴム板29の隅部C1,C2が圃場の土壌がリヤカバー23の外方に向けて導く位置と内方に向けて導く位置とに選択して固定できるようにしたので、圃場の土壌を一つの延長レベラ27でリヤカバー23の外方か内方に導くことができる。これにより、例えば、リヤカバー23の外方側の土壌を、リヤカバー23で均平にするためにリヤカバー23内に案内しながら行う通常の耕耘作業と、延長レベラ26で均平にしながらリヤカバー23外に案内して行う代掻き作業とを一つの延長レベラ27で行うことができ、延長レベラ27の交換の手間が省けて耕耘作業の効率化を図ることができる。また、形状の異なる複数の延長レベラ27を保管しておく必要がないため部品管理などの負担も軽減される。
また、ゴム板29に設けられた固定孔29a,29bをピン部材28cに嵌合させた後、ピン部材28cの上端部側に設けられた孔28dに抜止めピン32を差し込むことでゴム板29の隅部C1,C2を固定するように構成したので、工具を使うことなく固定孔29a,29bの付け換えをすることができる。これにより、容易にゴム板29が圃場の土壌をリヤカバー23の外方に向けて導く位置と内方に向けて導く位置とに選択して固定することができる。
なお、本実施の形態では、圃場の土壌を延長レベラ27の外方及び内方に導く案内部材をゴム板29で構成したが、これに限らず、可撓性を有する部材であれば何れの部材であってもよい。
1 ロータリ耕耘装置
17 ロータリカバー
19 天板
20 側板
22 ロータリ耕耘爪
23 リヤカバー
27 延長整地体(延長レベラ)
29 案内部材(ゴム板)

Claims (1)

  1. ロータリ耕耘爪と、該ロータリ耕耘爪の上方を覆う天板及び前記ロータリ耕耘爪の側方を覆う側板からなるロータリカバーと、該ロータリカバーに上下方向に揺動自在に支持されるリヤカバーと、を備えるロータリ耕耘装置において、
    前記リヤカバーの両端に外方に向かって突出するように延長整地体を取付け、
    該延長整地体の前端側に可撓性からなる案内部材を設け、
    該案内部材は、ロータリ耕耘装置の進行に伴う土壌との接触により、該土壌を前記リヤカバーの外方に向けて導く位置と内方に向けて導く位置とに選択して固定される、
    ことを特徴とするロータリ耕耘装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018201444A (ja) * 2017-06-07 2018-12-27 松山株式会社 農作業機

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