JP2017201960A - 耕耘装置 - Google Patents
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Abstract
Description
耕起ロータと、
前記耕起ロータの後方に設けられると共に、可撓性を有し、左右両側に畝を形成する畝立てマットと、
前記畝立てマットの後側に隣接配置され、前側から耕耘土が作用したときに前記畝立てマットにおける中央側部分の後方への変形を規制し、前記畝立てマットにおける左右両側部分の後方への折れ曲がり線を規定する規制機構と、が備えられ、
前記規制機構に、第1部材と、前記第1部材に対する相対位置を変更可能である第2部材と、が備えられ、
前記第1部材の上部は、前記第1部材の下部よりも幅広であり、かつ、前記第1部材の上部左右端と下部左右端とによって左右の第1折れ曲がり線が規定され、
前記第2部材は、前記第1部材に対して、左側の前記第1折れ曲がり線と右側の前記第1折れ曲がり線との間に位置する退避状態と、前記第1部材に対して、左右の前記第1折れ曲がり線よりも左右方向外側に突出する突出状態とに状態変更可能であり、かつ、前記第2部材が前記突出状態のとき、前記上部左右端及び前記下部左右端の何れか一方と前記第2部材の突出端とによって左右の第2折れ曲がり線が規定され、
前記第2部材が前記退避状態のときに形成される畝の形状と、前記第2部材が前記突出状態のときに形成される畝の形状とが異なることにある。
前記第2部材は、前記突出状態において、前記第1部材の下端部よりも下方へ移動可能であると好適である。
前記第2部材は、前記第1部材に、上下方向にスライド移動可能な状態、かつ、位置固定可能な状態で支持されていると好適である。
前記規制機構の後側に設けられ、前記畝立てマットの後側に隣接する使用状態と前記使用状態よりも高い位置に振り上げられた非使用状態とに亘って上端部を軸芯として上下揺動可能な整地板と、
前記第1部材に設けられ、前記使用状態の前記整地板が連結されて前記整地板を前記使用状態に状態保持する保持具と、が備えられ、
前記第2部材に、前記保持具に左右両側から接するガイド部が備えられ、かつ、前記第2部材の上下スライド移動に際して、前記ガイド部が前記保持具に摺動案内されるように構成されていると好適である。
前記第2部材に、左右一対の揺動部材が備えられ、
前記揺動部材は、前記畝立てマットに垂直な軸芯周りに揺動することによって、前記退避状態と前記突出状態との間で移動可能であると好適である。
前記第2部材に、左右一対のスライド部材が備えられ、
前記スライド部材は、左右方向にスライド移動することによって、前記退避状態と前記突出状態との間で移動可能であると好適である。
図1及び図2に示すように、歩行型作業機Aには、エンジン2及び左右一対の車輪3が設けられている。左右一対の車輪3の後方には、耕耘装置1が設けられている。耕耘装置1は、耕起ロータ4、ロータカバー5、畝立てマット7、規制機構8、抵抗棒9、整地板12を有している。
図1に示すように、規制機構8の後側には、整地板12が設けられている。整地板12は、上端部12aを軸芯として上下揺動可能な状態で設けられている。そして、整地板12は、図1に実線及び仮想線で示すように、使用状態と非使用状態とに亘って揺動可能である。
図3及び図4に示すように、畝立てマット7と第1固定部材15と第2固定部材16とは、ボルトb1によって共締めされている。また、第1固定部材15は、左右一対のボルトb2によって、畝立てマット7に締結されている。
図1及び図2に示すように、歩行型作業機Aにおける機体前方の上部には、上部カバー33が設けられている。上部カバー33は、開閉可能な状態で設けられている。上部カバー33の下方には、燃料タンク34が設けられている。
上記実施形態では、第2部材14が上下にスライド移動することによって、規制機構8により規定される畝立てマット7の折れ曲がり線が変化する。しかしながら、本発明はこれに限定されない。以下では、本発明に係る第1別実施形態について、上記実施形態とは異なる点を中心に説明する。以下で説明している部分以外の構成は、上記実施形態と同様である。また、上記実施形態と同様の構成については、同じ符号を付している。
第1別実施形態では、左右一対の揺動部材27が揺動することによって、規制機構8により規定される畝立てマット7の折れ曲がり線が変化する。しかしながら、本発明はこれに限定されない。以下では、本発明に係る第2別実施形態について、上記実施形態及び第1別実施形態とは異なる点を中心に説明する。以下で説明している部分以外の構成は、上記実施形態と同様である。また、上記実施形態と同様の構成については、同じ符号を付している。
第2別実施形態では、左右一対のスライド部材31が左右方向にスライド移動することによって、規制機構8により規定される畝立てマット7の折れ曲がり線が変化する。しかしながら、本発明はこれに限定されない。以下では、本発明に係る第3別実施形態について、上記実施形態、第1別実施形態及び第2別実施形態とは異なる点を中心に説明する。以下で説明している部分以外の構成は、上記実施形態と同様である。また、上記実施形態と同様の構成については、同じ符号を付している。
(1)図13に示すように、ロータカバー5の上部に、箱状部材46が設けられていても良い。この構成によれば、箱状部材46を工具入れ等として利用できる。そして、これにより、ハンドル6とロータカバー5との間の空間を有効利用できる。尚、ロータカバー5と箱状部材46との間に、天秤状の支持部材を介在させることによって、箱状部材46の平衡を保つような構成であっても良い。
4 耕起ロータ
7 畝立てマット
8 規制機構
12 整地板
13 第1部材
14 第2部材
14G ガイド部
22 保持具
27 揺動部材
31 スライド部材
T1 上段位置折れ曲がり線(第1折れ曲がり線)
T2 中段位置折れ曲がり線(第2折れ曲がり線)
T3 下段位置折れ曲がり線(第2折れ曲がり線)
T4、T6、T8 退避時折れ曲がり線(第1折れ曲がり線)
T5、T7、T9 突出時折れ曲がり線(第2折れ曲がり線)
Claims (6)
- 耕起ロータと、
前記耕起ロータの後方に設けられると共に、可撓性を有し、左右両側に畝を形成する畝立てマットと、
前記畝立てマットの後側に隣接配置され、前側から耕耘土が作用したときに前記畝立てマットにおける中央側部分の後方への変形を規制し、前記畝立てマットにおける左右両側部分の後方への折れ曲がり線を規定する規制機構と、が備えられ、
前記規制機構に、第1部材と、前記第1部材に対する相対位置を変更可能である第2部材と、が備えられ、
前記第1部材の上部は、前記第1部材の下部よりも幅広であり、かつ、前記第1部材の上部左右端と下部左右端とによって左右の第1折れ曲がり線が規定され、
前記第2部材は、前記第1部材に対して、左側の前記第1折れ曲がり線と右側の前記第1折れ曲がり線との間に位置する退避状態と、前記第1部材に対して、左右の前記第1折れ曲がり線よりも左右方向外側に突出する突出状態とに状態変更可能であり、かつ、前記第2部材が前記突出状態のとき、前記上部左右端及び前記下部左右端の何れか一方と前記第2部材の突出端とによって左右の第2折れ曲がり線が規定され、
前記第2部材が前記退避状態のときに形成される畝の形状と、前記第2部材が前記突出状態のときに形成される畝の形状とが異なる耕耘装置。 - 前記第2部材は、前記突出状態において、前記第1部材の下端部よりも下方へ移動可能である請求項1に記載の耕耘装置。
- 前記第2部材は、前記第1部材に、上下方向にスライド移動可能な状態、かつ、位置固定可能な状態で支持されている請求項1又は2に記載の耕耘装置。
- 前記規制機構の後側に設けられ、前記畝立てマットの後側に隣接する使用状態と前記使用状態よりも高い位置に振り上げられた非使用状態とに亘って上端部を軸芯として上下揺動可能な整地板と、
前記第1部材に設けられ、前記使用状態の前記整地板が連結されて前記整地板を前記使用状態に状態保持する保持具と、が備えられ、
前記第2部材に、前記保持具に左右両側から接するガイド部が備えられ、かつ、前記第2部材の上下スライド移動に際して、前記ガイド部が前記保持具に摺動案内される請求項3に記載の耕耘装置。 - 前記第2部材に、左右一対の揺動部材が備えられ、
前記揺動部材は、前記畝立てマットに垂直な軸芯周りに揺動することによって、前記退避状態と前記突出状態との間で移動可能である請求項1又は2に記載の耕耘装置。 - 前記第2部材に、左右一対のスライド部材が備えられ、
前記スライド部材は、左右方向にスライド移動することによって、前記退避状態と前記突出状態との間で移動可能である請求項1又は2に記載の耕耘装置。
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JP2016097116A JP6635872B2 (ja) | 2016-05-13 | 2016-05-13 | 耕耘装置 |
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ID=60322671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016097116A Active JP6635872B2 (ja) | 2016-05-13 | 2016-05-13 | 耕耘装置 |
Country Status (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021052720A (ja) * | 2019-10-02 | 2021-04-08 | 株式会社クボタ | 歩行型管理機 |
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-
2016
- 2016-05-13 JP JP2016097116A patent/JP6635872B2/ja active Active
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JP7145138B2 (ja) | 2019-10-02 | 2022-09-30 | 株式会社クボタ | 歩行型管理機 |
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