JP2017201960A - 耕耘装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】形成される畝の形状を変更可能な耕耘装置を提供する。【解決手段】規制機構8に、第1部材13と、第1部材13に対する相対位置を変更可能である第2部材14と、が備えられ、第1部材13の上部は、第1部材13の下部よりも幅広であり、かつ、第1部材13の上部左右端15Eと下部左右端16Eとによって左右の第1折れ曲がり線T1が規定され、第2部材14は、第1部材13に対して、左側の第1折れ曲がり線T1と右側の第1折れ曲がり線T1との間に位置する退避状態と、第1部材13に対して、左右の第1折れ曲がり線T1よりも左右方向外側に突出する突出状態とに状態変更可能であり、かつ、第2部材14が突出状態のとき、上部左右端15E及び下部左右端16Eの何れか一方と第2部材14の突出端14Eとによって左右の第2折れ曲がり線T2が規定される。【選択図】図6

Description

本発明は、圃場の畝立て作業を行うための耕耘装置に関する。
上記のような耕耘装置として、例えば、特許文献1に記載のものが既に知られている。この耕耘装置は、耕起ロータ(特許文献1では「駆動軸」及び「正逆転爪」)と、耕起ロータの後方に設けられた畝立てマット(特許文献1では「平板」)と、を備えている。この畝立てマットは、可撓性を有するゴム板等によって構成されている。
また、この畝立てマットの後側には、規制機構(特許文献1では「金属板」)が隣接配置されている。この規制機構は、前側から耕耘土が作用したときに畝立てマットにおける中央側部分の後方への変形を規制し、畝立てマットにおける左右両側部分の後方への折れ曲がり線を規定している。
このような構成によって、特許文献1に記載の耕耘装置は、左右両側に畝を形成する。そして、形成される畝の形状は、畝立てマットにおける左右両側部分の後方への折れ曲がり線に沿う形状となる。
特開2012−249534号公報
栽培する作物の種類や土壌の状態によって、最適な畝の形状は異なる。しかしながら、特許文献1に記載の耕耘装置では、形成される畝の形状を変更することができない。
本発明の目的は、形成される畝の形状を変更可能な耕耘装置を提供することである。
本発明の特徴は、
耕起ロータと、
前記耕起ロータの後方に設けられると共に、可撓性を有し、左右両側に畝を形成する畝立てマットと、
前記畝立てマットの後側に隣接配置され、前側から耕耘土が作用したときに前記畝立てマットにおける中央側部分の後方への変形を規制し、前記畝立てマットにおける左右両側部分の後方への折れ曲がり線を規定する規制機構と、が備えられ、
前記規制機構に、第1部材と、前記第1部材に対する相対位置を変更可能である第2部材と、が備えられ、
前記第1部材の上部は、前記第1部材の下部よりも幅広であり、かつ、前記第1部材の上部左右端と下部左右端とによって左右の第1折れ曲がり線が規定され、
前記第2部材は、前記第1部材に対して、左側の前記第1折れ曲がり線と右側の前記第1折れ曲がり線との間に位置する退避状態と、前記第1部材に対して、左右の前記第1折れ曲がり線よりも左右方向外側に突出する突出状態とに状態変更可能であり、かつ、前記第2部材が前記突出状態のとき、前記上部左右端及び前記下部左右端の何れか一方と前記第2部材の突出端とによって左右の第2折れ曲がり線が規定され、
前記第2部材が前記退避状態のときに形成される畝の形状と、前記第2部材が前記突出状態のときに形成される畝の形状とが異なることにある。
本発明であれば、第2部材が退避状態であるとき、畝立てマットは、第1折れ曲がり線で後方へ折れ曲がる。このとき形成される畝の側面は、第1折れ曲がり線に沿う形状となる。また、第2部材が突出状態であるとき、畝立てマットは、第2折れ曲がり線で後方へ折れ曲がる。このとき形成される畝の側面は、第2折れ曲がり線に沿う形状となる。
即ち、第2部材の状態を退避状態と突出状態との間で変更することによって、畝立てマットにおける後方への折れ曲がり線が、第1折れ曲がり線と第2折れ曲がり線との間で変化する。これにより、第2部材が退避状態であるときと、第2部材が突出状態であるときと、では、互いに異なる形状の畝が形成される。
従って、本発明であれば、第2部材の状態を退避状態と突出状態との間で変更することによって、形成される畝の形状を変更することができる。
さらに、本発明において、
前記第2部材は、前記突出状態において、前記第1部材の下端部よりも下方へ移動可能であると好適である。
この構成によれば、第2部材が第1部材の下端部よりも上方のみを移動する場合に比べて、第2部材をより下方へ移動させることができる。これにより、折れ曲がり線をより大きく変化させることができる。
さらに、本発明において、
前記第2部材は、前記第1部材に、上下方向にスライド移動可能な状態、かつ、位置固定可能な状態で支持されていると好適である。
この構成によれば、第2部材を上下方向にスライド移動させるだけで、退避状態と突出状態とを切り替えることができる。しかも、位置固定によって、退避状態又は突出状態を維持させることができる。
さらに、本発明において、
前記規制機構の後側に設けられ、前記畝立てマットの後側に隣接する使用状態と前記使用状態よりも高い位置に振り上げられた非使用状態とに亘って上端部を軸芯として上下揺動可能な整地板と、
前記第1部材に設けられ、前記使用状態の前記整地板が連結されて前記整地板を前記使用状態に状態保持する保持具と、が備えられ、
前記第2部材に、前記保持具に左右両側から接するガイド部が備えられ、かつ、前記第2部材の上下スライド移動に際して、前記ガイド部が前記保持具に摺動案内されるように構成されていると好適である。
この構成によれば、第2部材の上下スライド移動を案内するための部材を新たに設ける必要が無い。そのため、製造コストの増加を抑制することができる。
さらに、本発明において、
前記第2部材に、左右一対の揺動部材が備えられ、
前記揺動部材は、前記畝立てマットに垂直な軸芯周りに揺動することによって、前記退避状態と前記突出状態との間で移動可能であると好適である。
この構成によれば、左右一対の揺動部材を揺動させるだけで、形成される畝の形状を変更することができる。
さらに、本発明において、
前記第2部材に、左右一対のスライド部材が備えられ、
前記スライド部材は、左右方向にスライド移動することによって、前記退避状態と前記突出状態との間で移動可能であると好適である。
この構成によれば、第2部材が上下方向に移動するためのスペースを確保する必要が無い。そのため、第2部材を配置するために必要なスペースが、上下方向に小さくなる。
歩行型作業機の左側面図である。 歩行型作業機の平面図である。 歩行型作業機における後部の拡大左側面図である。 畝立てマット及び規制機構の構成を示す背面図である。 畝立てマット及び規制機構の構成を示す背面図である。 畝立てマット及び規制機構の構成を示す背面図である。 畝立てマット及び規制機構の構成を示す背面図である。 位置固定機構の構成を示す横断面図である。 第1別実施形態における畝立てマット及び規制機構の構成を示す背面図である。 第2別実施形態における畝立てマット及び規制機構の構成を示す背面図である。 第3別実施形態における畝立てマット及び規制機構の構成を示す背面図である。 第3別実施形態における畝立てマット及び規制機構の構成を示す背面図である。 その他の実施形態における箱状部材の構成を示す斜視図である。 その他の実施形態における箱状部材の構成を示す斜視図である。 フィルタの構成を示す一部破断斜視図である。
本発明に係る耕耘装置を歩行型作業機に適用した実施形態について、図面に基づき説明する。尚、以下の説明においては、図1、図2、図8に示す矢印Fの方向を「前」、矢印Bの方向を「後」として、図2、図8に示す矢印Lの方向を「左」、矢印Rの方向を「右」とする。また、図1に示す矢印Uの方向を「上」、矢印Dの方向を「下」とする。
〔歩行型作業機の全体構成〕
図1及び図2に示すように、歩行型作業機Aには、エンジン2及び左右一対の車輪3が設けられている。左右一対の車輪3の後方には、耕耘装置1が設けられている。耕耘装置1は、耕起ロータ4、ロータカバー5、畝立てマット7、規制機構8、抵抗棒9、整地板12を有している。
耕起ロータ4の上部は、ロータカバー5によって覆われている。また、ロータカバー5の上方には、ハンドル6が設けられている。図1に示すように、ハンドル6は、後上がりに延びている。
図1及び図3に示すように、耕起ロータ4の後方には、畝立てマット7が設けられている。図4に示すように、畝立てマット7は、長方形状であり、可撓性を有するゴム板等により構成されている。また、図3に示すように、畝立てマット7の後側には、規制機構8が隣接配置されている。尚、規制機構8は、上端部8aを軸芯として上下揺動可能な状態で設けられている。また、畝立てマット7は、規制機構8に固定されている。そのため、畝立てマット7及び規制機構8は、上端部8aを軸芯として一体的に上下揺動する。
また、図1及び図3に示すように、歩行型作業機Aの後部には、ブラケット10及び抵抗棒9が設けられている。ブラケット10は、幅狭の角パイプ状である。また、ブラケット10は、ロータカバー5の後部を貫通する状態で設けられている。
抵抗棒9は、上下方向に延びる棒状の部材であり、ブラケット10に挿入された状態で設けられている。また、図3及び図4に示すように、ブラケット10の左側面には、開口部10aが設けられている。そして、開口部10aには、固定ピン11が挿入されている。
図3に示すように、抵抗棒9には、複数の固定孔9aが設けられている。そして、固定ピン11が、複数の固定孔9aのうちの一つに挿入されることによって、抵抗棒9は、ブラケット10に固定される。
図1に示すように、抵抗棒9は、側面視において、耕起ロータ4の後部と重複する位置に設けられている。そして、抵抗棒9が圃場に接地することによって、圃場面に対する耕起ロータ4の高さが規定される。
図3に示すように、規制機構8の下部には、規制機構固定ピン19が設けられている。規制機構固定ピン19は、下方に延びる状態で設けられている。また、抵抗棒9の下部には、基板20が設けられている。基板20は、後方へ張り出す状態で設けられている。そして、基板20には、ピン孔20aが設けられている。
図3に示すように、規制機構固定ピン19がピン孔20aに挿入されることによって、規制機構8と抵抗棒9とが連結される。これにより、規制機構8の揺動は規制される。
耕起ロータ4により耕起された耕耘土は、耕耘装置1の前進に伴い、畝立てマット7へ前側から作用する。このとき、規制機構8と抵抗棒9とが連結されていれば、図4に示すように、規制機構8によって、畝立てマット7における左右方向の中央側部分の後方への変形は規制される。一方で、畝立てマット7における左右両側部分の後方への変形は規制されていない。
このため、図4に二点鎖線で示すように、畝立てマット7における左右両側部分は、後方へ折れ曲がる。即ち、規制機構8によって、畝立てマット7における左右両側部分の後方への折れ曲がり線が規定される。そして、図5に示すように、畝立てマット7の左右両側に畝が形成される。
このように、耕耘装置1には、耕起ロータ4が備えられている。また、耕耘装置1には、耕起ロータ4の後方に設けられると共に、可撓性を有し、左右両側に畝を形成する畝立てマット7が備えられている。また、耕耘装置1には、畝立てマット7の後側に隣接配置され、前側から耕耘土が作用したときに畝立てマット7における中央側部分の後方への変形を規制し、畝立てマット7における左右両側部分の後方への折れ曲がり線を規定する規制機構8が備えられている。
〔整地板の構成〕
図1に示すように、規制機構8の後側には、整地板12が設けられている。整地板12は、上端部12aを軸芯として上下揺動可能な状態で設けられている。そして、整地板12は、図1に実線及び仮想線で示すように、使用状態と非使用状態とに亘って揺動可能である。
整地板12は、使用状態であるとき、畝立てマット7の後側に隣接している。また、整地板12は、非使用状態であるとき、使用状態よりも高い位置に振り上げられている。
このように、耕耘装置1には、規制機構8の後側に設けられ、畝立てマット7の後側に隣接する使用状態と使用状態よりも高い位置に振り上げられた非使用状態とに亘って上端部12aを軸芯として上下揺動可能な整地板12が備えられている。
整地板12が使用状態である場合、耕耘装置1の前進に伴い、整地板12の下端部12bによって、圃場の表面が均平される。このように、整地板12は、圃場の均平作業に用いられる。
図4に示すように、規制機構8は、第1部材13及び第2部材14を有している。第1部材13は、左右方向に延びる第1固定部材15と、上下方向に延びる第2固定部材16と、により構成されている。そして、第2固定部材16には、保持具22が設けられている。
また、図3に示すように、整地板12には、挟持部材23及びフック部材24が設けられている。挟持部材23は、保持具22と嵌合可能である。図1に示すように、挟持部材23と保持具22とを嵌合させることによって、使用状態の整地板12が保持具22に連結される。そして、これにより、整地板12が使用状態に状態保持される。
このように、耕耘装置1には、第1部材13に設けられ、使用状態の整地板12が連結されて整地板12を使用状態に状態保持する保持具22が備えられている。
図3に示すように、ブラケット10の後部には、凹部10bが設けられている。また、フック部材24の一端が、揺動可能な状態で、整地板12の後側の面に支持されている。そして、フック部材24の遊端部は、凹部10bに係合可能な形状を有している。
図3に示すように、挟持部材23と保持具22との嵌合が解除されている状態で、フック部材24の遊端部を凹部10bに係合させることによって、整地板12が非使用状態に状態保持される。
〔規制機構の構成〕
図3及び図4に示すように、畝立てマット7と第1固定部材15と第2固定部材16とは、ボルトb1によって共締めされている。また、第1固定部材15は、左右一対のボルトb2によって、畝立てマット7に締結されている。
図3、図4、図8に示すように、第2部材14の後側の面には、左右一対のボルトb3によって、板状部材17が締結されている。図8に示すように、板状部材17は、左右方向中央部が後方に膨出している。これにより、板状部材17と第2部材14との間に間隙が形成されている。そして、この間隙には、座金18が設けられている。座金18は、第2部材14の後側の面に固定されている。
図8に示すように、第2固定部材16は、板状部材17と第2部材14との間の間隙を通る状態で設けられている。また、座金18は、第2固定部材16に接している。そして、このような構成により、第2部材14は、第2固定部材16に支持されている。また、第2部材14は、上下方向にスライド移動可能な状態で設けられている。
このように、規制機構8に、第1部材13と、第1部材13に対する相対位置を変更可能である第2部材14と、が備えられている。
また、図3及び図8に示すように、規制機構8は、位置固定機構21を有している。図8に示すように、位置固定機構21は、持ち手21a、付勢部材21b、第1先端部21c、第2先端部21dを有している。
第2部材14及び座金18の左右方向における中央側部分には、小径孔14aが設けられている。小径孔14aは、第2部材14及び座金18を貫通している。また、図4及び図8に示すように、第2固定部材16の左右方向における中央側部分には、3つの大径孔16aが設けられている。
図8に示すように、大径孔16aは、小径孔14aよりも大きな直径を有している。また、第1先端部21c及び第2先端部21dの直径は、それぞれ、小径孔14a及び大径孔16aに嵌合可能な大きさである。
第1先端部21c及び第2先端部21dは、付勢部材21bによって、小径孔14a及び大径孔16aに向かって付勢されている。そして、第1先端部21c及び第2先端部21dが、小径孔14a及び大径孔16aに嵌合することによって、第2部材14は、第2固定部材16に対して位置固定される。
持ち手21aは、第1先端部21c及び第2先端部21dに連結されている。そのため、作業者が、持ち手21aを付勢部材21bの付勢力に抗して後方へ引っ張ると、第1先端部21c及び第2先端部21dが後方へ移動する。これにより、第2先端部21dと大径孔16aとの間の嵌合が解除される。
第2先端部21dと大径孔16aとの間の嵌合が解除されている状態では、第2部材14は、第2固定部材16に対して移動することができる。そして、作業者が、3つの大径孔16aのうち、何れか一つに対応する位置まで第2部材14を移動させた上で、持ち手21aを離せば、付勢部材21bの付勢力によって、第2先端部21dと大径孔16aとが嵌合する。即ち、第2部材14が移動した先の位置で、第2部材14の位置を固定することができる。
本実施形態では、3つの大径孔16aが設けられている。従って、図4から図7に示すように、第2部材14の位置は、3段階に変更可能である。尚、以下の説明では、図4及び図5における第2部材14の位置を上段位置と呼称する。また、図6及び図7における第2部材14の位置を、それぞれ、中段位置及び下段位置と呼称する。
このように、第2部材14は、第1部材13に、上下方向にスライド移動可能な状態、かつ、位置固定可能な状態で支持されている。
図4に示すように、第2部材14には、ガイド部14Gが設けられている。ガイド部14Gは、保持具22に左右両側から接している。そして、図4から図7に示すように、第2部材14が上下にスライド移動するとき、ガイド部14Gは、保持具22に摺動案内される。
このように、第2部材14に、保持具22に左右両側から接するガイド部14Gが備えられ、かつ、第2部材14の上下スライド移動に際して、ガイド部14Gが保持具22に摺動案内される。
図4に示すように、第1固定部材15における上部の幅Xは、第2部材14における下部の幅Y及び第2固定部材16における下部の幅Zよりも幅広である。また、第2部材14における下部の幅Yは、第2固定部材16における下部の幅Zよりも幅広である。
そして、第2部材14が上段位置に位置している場合、第1固定部材15の上部左右端15Eと、第2固定部材16の下部左右端16Eと、によって、畝立てマット7における左右の折れ曲がり線が規定される。図4及び図5に示すように、このときの折れ曲がり線は、上段位置折れ曲がり線T1である。また、このとき、第2部材14は、左側の上段位置折れ曲がり線T1と右側の上段位置折れ曲がり線T1との間に位置する退避状態である。
そのため、第2部材14が上段位置に位置している場合、図5に示すように、畝の側面は、上段位置折れ曲がり線T1に沿う形状に形成される。また、畝と畝との間の溝における底部の幅は、第2固定部材16における下部の幅Zに応じた大きさとなる。
尚、上部左右端15Eと下部左右端16Eとは、本発明に係る「第1部材の上部左右端と下部左右端」に相当する。また、上段位置折れ曲がり線T1は、本発明に係る「第1折れ曲がり線」に相当する。
即ち、第1部材13の上部は、第1部材13の下部よりも幅広であり、かつ、第1部材13の上部左右端15Eと下部左右端16Eとによって左右の第1折れ曲がり線が規定される。
図6に示すように、第2部材14が中段位置に位置している場合、第2部材14における下部左右端14Eは、左右の上段位置折れ曲がり線T1よりも左右方向外側に突出している。即ち、第2部材14は、左右の上段位置折れ曲がり線T1よりも左右方向外側に突出する突出状態である。そして、このとき、第1固定部材15の上部左右端15Eと、第2部材14の下部左右端14Eと、によって、畝立てマット7における左右の折れ曲がり線が規定される。このときの折れ曲がり線は、中段位置折れ曲がり線T2である。
そのため、第2部材14が中段位置に位置している場合、図6に示すように、畝の側面は、中段位置折れ曲がり線T2に沿う形状に形成される。また、畝と畝との間の溝における底部の幅は、このときの畝立てマット7の下端の幅Wに応じた大きさとなる。尚、このときの畝立てマット7の下端の幅Wは、第2固定部材16における下部の幅Zよりも幅広であり、第2部材14における下部の幅Yよりも幅狭である。
また、このときの第2部材14における下部左右端14Eは、本発明に係る「第2部材の突出端」に相当する。そして、中段位置折れ曲がり線T2は、本発明に係る「第2折れ曲がり線」に相当する。
即ち、第2部材14は、第1部材13に対して、左側の第1折れ曲がり線と右側の第1折れ曲がり線との間に位置する退避状態と、第1部材13に対して、左右の第1折れ曲がり線よりも左右方向外側に突出する突出状態とに状態変更可能であり、かつ、第2部材14が突出状態のとき、上部左右端15E及び下部左右端16Eの何れか一方と第2部材14の突出端とによって左右の第2折れ曲がり線が規定される。また、第2部材14が退避状態のときに形成される畝の形状と、第2部材14が突出状態のときに形成される畝の形状とが異なる。
図7に示すように、第2部材14が下段位置に位置している場合、第2部材14における下部左右端14Eは、左右の上段位置折れ曲がり線T1よりも左右方向外側に突出している。即ち、第2部材14は、左右の上段位置折れ曲がり線T1よりも左右方向外側に突出する突出状態である。そして、このとき、第1固定部材15の上部左右端15Eと、第2部材14の下部左右端14Eと、によって、畝立てマット7における左右の折れ曲がり線が規定される。このときの折れ曲がり線は、下段位置折れ曲がり線T3である。尚、このとき、第2部材14の下部左右端14Eは、第2固定部材16の下端部16bよりも下方に位置している。
そのため、第2部材14が下段位置に位置している場合、図7に示すように、畝の側面は、下段位置折れ曲がり線T3に沿う形状に形成される。また、畝と畝との間の溝における底部の幅は、第2部材14における下部の幅Yに応じた大きさとなる。
このときの第2部材14における下部左右端14Eは、本発明に係る「第2部材の突出端」に相当する。そして、下段位置折れ曲がり線T3は、本発明に係る「第2折れ曲がり線」に相当する。
また、このように、第2部材14は、突出状態において、第1部材13の下端部よりも下方へ移動可能である。
また、図7に示すように、第2部材14には、左右一対の差し込み孔14cが設けられている。そして、第2固定部材16には、左右一対の差し込み部16cが設けられている。左右一対の差し込み部16cは、それぞれ、上方に延びている。
第2部材14を中段位置から下段位置に移動させた場合、図7に示すように、左右一対の差し込み部16cは、それぞれ、左右一対の差し込み孔14cに下側から差し込まれる。これにより、第2部材14が下段位置に位置しているとき、第2部材14は第2固定部材16に安定的に支持される。
ところで、第2部材14が下段位置に位置している場合、畝立て作業において、第2部材14と第2固定部材16との間に土が入り込むことがある。ここで、本実施形態では、図7に示すように、第2部材14の下部に、左右一対の土抜き孔14bが設けられている。これにより、第2部材14と第2固定部材16との間に入り込んだ土は、土抜き孔14bを通して、第2部材14の後側へ排出される。
以上で説明した構成によれば、第2部材14の状態を退避状態と突出状態との間で変更することによって、形成される畝の形状を変更することができる。
〔給油口フィルタの構成〕
図1及び図2に示すように、歩行型作業機Aにおける機体前方の上部には、上部カバー33が設けられている。上部カバー33は、開閉可能な状態で設けられている。上部カバー33の下方には、燃料タンク34が設けられている。
燃料タンク34の上部には、給油口36が設けられている。また、給油口36の上部は、給油キャップ35により覆われている。給油キャップ35は、着脱可能な状態で設けられている。
作業者は、上部カバー33を開くことによって、給油キャップ35及び給油口36にアクセスすることができる。そして、作業者は、給油キャップ35を取り外した上で、給油口36から燃料タンク34へ燃料を供給することができる。
給油口36には、図15に示すフィルタ37が挿入されている。図15に示すように、フィルタ37は、上面が開口し、下面が閉塞した円筒状である。また、フィルタ37は、柱部材38及びメッシュ部材39を有している。
柱部材38は、上下方向に延びる板状の部材である。また、メッシュ部材39は、燃料を濾過し、異物を捕捉するように構成されている。
フィルタ37の側面は、柱部材38及びメッシュ部材39により構成されている。図15に示すように、柱部材38は、周方向に間隔を空けて複数設けられている。そして、周方向に隣り合う柱部材38の間は、メッシュ部材39により覆われている。また、フィルタ37の下面は、メッシュ部材39により構成されている。
柱部材38における内側面には、周方向に延びる複数の溝部38aが設けられている。また、複数の溝部38aは、それぞれ異なる高さに設けられている。そして、複数の溝部38aの設けられる位置は、各柱部材38において共通である。
フィルタ37の内側面には、ゴムリング40が取り付けられる。ゴムリング40は、溝部38aに嵌合することによって、柱部材38に保持される。そして、ゴムリング40が各柱部材38に保持されることによって、ゴムリング40はフィルタ37の内側面に取り付けられる。また、溝部38aは異なる高さに複数設けられているため、ゴムリング40の取り付けられる高さは変更可能である。
作業者は、給油口36を上方から見ることによって、燃料タンク34に貯留されている燃料の液面の高さと、ゴムリング40の高さと、を比較することができる。即ち、ゴムリング40は、燃料の貯留量の基準を示す指標として機能する。尚、ゴムリング40の色は、赤等の目立つ色であることが望ましい。
〔第1別実施形態〕
上記実施形態では、第2部材14が上下にスライド移動することによって、規制機構8により規定される畝立てマット7の折れ曲がり線が変化する。しかしながら、本発明はこれに限定されない。以下では、本発明に係る第1別実施形態について、上記実施形態とは異なる点を中心に説明する。以下で説明している部分以外の構成は、上記実施形態と同様である。また、上記実施形態と同様の構成については、同じ符号を付している。
図9は、本発明に係る第1別実施形態における規制機構8の構成を示す図である。図9に示すように、規制機構8は、第1部材13及び第2部材14を有している。第1部材13は、左右方向に延びる第1固定部材25と、上下方向に延びる第2固定部材26と、により構成されている。
また、第2部材14に、左右一対の揺動部材27が備えられている。左右一対の揺動部材27は、第2固定部材26と、板状の押さえ部材28と、の間に挟まれている。押さえ部材28は、ボルトb4によって、第2固定部材26に締結されている。
左右一対の揺動部材27は、軸芯27a周りに揺動可能な状態で設けられている。軸芯27aは、畝立てマット7に垂直である。そして、左右一対の揺動部材27は、揺動することによって、図9に実線で示す位置と仮想線で示す位置との間で移動することができる。
左右一対の揺動部材27が、図9に仮想線で示す位置に位置している場合、第1固定部材25の下部左右端25Eと、第2固定部材26の下部左右端26Eと、によって、畝立てマット7における左右の折れ曲がり線が規定される。このときの折れ曲がり線は、退避時折れ曲がり線T4である。また、このとき、左右一対の揺動部材27は、左側の退避時折れ曲がり線T4と右側の退避時折れ曲がり線T4との間に位置する退避状態である。
尚、第1固定部材25の下部左右端25Eと、第2固定部材26の下部左右端26Eと、は本発明に係る「第1部材の上部左右端と下部左右端」に相当する。また、退避時折れ曲がり線T4は、本発明に係る「第1折れ曲がり線」に相当する。
左右一対の揺動部材27が、図9に実線で示す位置に位置している場合、左右一対の揺動部材27は、左右の退避時折れ曲がり線T4よりも左右方向外側に突出している。即ち、左右一対の揺動部材27は、左右の退避時折れ曲がり線T4よりも左右方向外側に突出する突出状態である。そして、このとき、第1固定部材25の下部左右端25Eと、左右一対の揺動部材27の外側端27Eと、によって、畝立てマット7における左右の折れ曲がり線が規定される。このときの折れ曲がり線は、突出時折れ曲がり線T5である。
尚、このときの左右一対の揺動部材27の外側端27Eは、本発明に係る「第2部材の突出端」に相当する。また、突出時折れ曲がり線T5は、本発明に係る「第2折れ曲がり線」に相当する。
また、このように、揺動部材27は、畝立てマット7に垂直な軸芯27a周りに揺動することによって、退避状態と突出状態との間で移動可能である。そして、揺動部材27が揺動することによって、規制機構8により規定される畝立てマット7の折れ曲がり線が変化する。
〔第2別実施形態〕
第1別実施形態では、左右一対の揺動部材27が揺動することによって、規制機構8により規定される畝立てマット7の折れ曲がり線が変化する。しかしながら、本発明はこれに限定されない。以下では、本発明に係る第2別実施形態について、上記実施形態及び第1別実施形態とは異なる点を中心に説明する。以下で説明している部分以外の構成は、上記実施形態と同様である。また、上記実施形態と同様の構成については、同じ符号を付している。
図10は、本発明に係る第2別実施形態における規制機構8の構成を示す図である。図10に示すように、規制機構8は、第1部材13及び第2部材14を有している。第1部材13は、左右方向に延びる第1固定部材29と、上下方向に延びる第2固定部材30と、により構成されている。
また、第2部材14に、左右一対のスライド部材31が備えられている。左右一対のスライド部材31は、第2固定部材30と、板状の押さえ部材32と、の間に挟まれている。押さえ部材32は、ボルトb4によって、第2固定部材30に締結されている。
押さえ部材32と、左右一対のスライド部材31と、第2固定部材30と、はボルトb5によって共締めされている。ボルトb5は、左右に2つずつ設けられている。ボルトb5は、それぞれ、押さえ部材32に設けられたボルト孔32aに挿入されている。さらに、ボルトb5は、それぞれ、第2固定部材30に設けられたボルト孔30aに挿入されている。
ボルト孔32a及びボルト孔30aは、左右方向に延びる長穴形状であるため、左右一対のスライド部材31は、左右方向にスライド可能である。そして、左右一対のスライド部材31は、左右方向にスライドすることによって、図10に実線で示す位置と仮想線で示す位置との間で移動することができる。
左右一対のスライド部材31が、図10に仮想線で示す位置に位置している場合、第1固定部材29の下部左右端29Eと、第2固定部材30の下部左右端30Eと、によって、畝立てマット7における左右の折れ曲がり線が規定される。このときの折れ曲がり線は、退避時折れ曲がり線T6である。また、このとき、左右一対のスライド部材31は、左側の退避時折れ曲がり線T6と右側の退避時折れ曲がり線T6との間に位置する退避状態である。
尚、第1固定部材29の下部左右端29Eと、第2固定部材30の下部左右端30Eと、は本発明に係る「第1部材の上部左右端と下部左右端」に相当する。また、退避時折れ曲がり線T6は、本発明に係る「第1折れ曲がり線」に相当する。
左右一対のスライド部材31が、図10に実線で示す位置に位置している場合、左右一対のスライド部材31は、左右の退避時折れ曲がり線T6よりも左右方向外側に突出している。即ち、左右一対のスライド部材31は、左右の退避時折れ曲がり線T6よりも左右方向外側に突出する突出状態である。そして、このとき、第1固定部材29の下部左右端29Eと、左右一対のスライド部材31の外側端31Eと、によって、畝立てマット7における左右の折れ曲がり線が規定される。このときの折れ曲がり線は、突出時折れ曲がり線T7である。
尚、このときの左右一対のスライド部材31の外側端31Eは、本発明に係る「第2部材の突出端」に相当する。また、突出時折れ曲がり線T7は、本発明に係る「第2折れ曲がり線」に相当する。
また、このように、スライド部材31は、左右方向にスライド移動することによって、退避状態と突出状態との間で移動可能である。そして、スライド部材31が左右方向にスライド移動することによって、規制機構8により規定される畝立てマット7の折れ曲がり線が変化する。
〔第3別実施形態〕
第2別実施形態では、左右一対のスライド部材31が左右方向にスライド移動することによって、規制機構8により規定される畝立てマット7の折れ曲がり線が変化する。しかしながら、本発明はこれに限定されない。以下では、本発明に係る第3別実施形態について、上記実施形態、第1別実施形態及び第2別実施形態とは異なる点を中心に説明する。以下で説明している部分以外の構成は、上記実施形態と同様である。また、上記実施形態と同様の構成については、同じ符号を付している。
図11及び図12は、本発明に係る第3別実施形態における規制機構8の構成を示す図である。図11に示すように、規制機構8は、第1部材13及び第2部材14を有している。第1部材13は、左右方向に延びる第1固定部41と、上下方向に延びる第2固定部42と、により構成されている。尚、第1固定部41と第2固定部42とは一体形成されている。
また、第2部材14は、台形板状部材43及び蝶番44を有している。蝶番44は、第2固定部42の後側の面に固定されている。そして、台形板状部材43は、蝶番44を揺動軸芯として上下揺動可能な状態で設けられている。
台形板状部材43は、上下揺動することによって、図11に示す位置と図12に示す位置との間で移動することができる。尚、図11に示す状態では、台形板状部材43の遊端部が上方に向けられている。また、図12に示す状態では、台形板状部材43の遊端部が下方に向けられている。
また、規制機構8には、ストッパ機構45が設けられている。ストッパ機構45は、筒状部材45a及び棒状部材45bを有している。筒状部材45aは、第1固定部41の後側の面に固定されている。そして、棒状部材45bは、筒状部材45aに挿入されている。図11及び図12に示すように、棒状部材45bは、上下方向にスライド移動可能な状態で設けられている。
棒状部材45bを上方へスライド移動させた状態では、台形板状部材43は、上下揺動することができる。そして、台形板状部材43が、図11に示す位置または図12に示す位置に位置しているとき、棒状部材45bを下方へスライド移動させることによって、台形板状部材43は、棒状部材45bと第2固定部42との間に挟まれる。そして、これにより、台形板状部材43の上下揺動が規制される。
台形板状部材43が、図11に示す位置に位置している場合、第1固定部41の下部左右端41Eと、第2固定部42の下部左右端42Eと、によって、畝立てマット7における左右の折れ曲がり線が規定される。このときの折れ曲がり線は、退避時折れ曲がり線T8である。また、このとき、台形板状部材43は、左側の退避時折れ曲がり線T8と右側の退避時折れ曲がり線T8との間に位置する退避状態である。
尚、第1固定部41の下部左右端41Eと、第2固定部42の下部左右端42Eと、は本発明に係る「第1部材の上部左右端と下部左右端」に相当する。また、退避時折れ曲がり線T8は、本発明に係る「第1折れ曲がり線」に相当する。
台形板状部材43が、図12に示す位置に位置している場合、台形板状部材43は、左右の退避時折れ曲がり線T8よりも左右方向外側に突出している。即ち、台形板状部材43は、左右の退避時折れ曲がり線T8よりも左右方向外側に突出する突出状態である。そして、このとき、第1固定部41の下部左右端41Eと、台形板状部材43の外側端43Eと、によって、畝立てマット7における左右の折れ曲がり線が規定される。このときの折れ曲がり線は、突出時折れ曲がり線T9である。
尚、このときの台形板状部材43の外側端43Eは、本発明に係る「第2部材の突出端」に相当する。また、突出時折れ曲がり線T9は、本発明に係る「第2折れ曲がり線」に相当する。
このように、台形板状部材43が上下揺動することによって、規制機構8により規定される畝立てマット7の折れ曲がり線が変化する。
〔その他の実施形態〕
(1)図13に示すように、ロータカバー5の上部に、箱状部材46が設けられていても良い。この構成によれば、箱状部材46を工具入れ等として利用できる。そして、これにより、ハンドル6とロータカバー5との間の空間を有効利用できる。尚、ロータカバー5と箱状部材46との間に、天秤状の支持部材を介在させることによって、箱状部材46の平衡を保つような構成であっても良い。
(2)図14に示すように、ハンドル6に、箱状部材47が吊り下げられていても良い。図14に示す構成では、ハンドル6のうち、ロータカバー5の上方に位置する部位に、ワイヤー48が取り付けられている。そして、ワイヤー48によって、箱状部材47が吊り下げられている。この構成によれば、箱状部材47を工具入れ等として利用できる。そして、これにより、ハンドル6とロータカバー5との間の空間を有効利用できる。
(3)上記実施形態では、第2部材14の位置は、3段階に変更可能である。しかしながら、本発明はこれに限定されない。第2部材14の位置は、2段階に変更可能であっても良いし、4段階以上または無段階に変更可能であっても良い。
(4)整地板12は設けられていなくても良い。
(5)第2部材14が突出状態のとき、第2固定部材16の下部左右端16Eと第2部材14の突出端とによって左右の第2折れ曲がり線が形成される構成であっても良い。
(6)抵抗棒9の代わりに、高さ変更可能な尾輪が設けられていても良い。
(7)畝立てマット7及び規制機構8は、上下揺動不能な状態で、耕起ロータ4の後方に設けられていても良い。
本発明は、車輪と耕起ロータとを別々に備える形式の歩行型作業機ばかりではなく、車輪を備えず、耕起ロータのみを備える形式の歩行型作業機や、乗用型のトラクタに装備される耕耘装置に適用することができる。
1 耕耘装置
4 耕起ロータ
7 畝立てマット
8 規制機構
12 整地板
13 第1部材
14 第2部材
14G ガイド部
22 保持具
27 揺動部材
31 スライド部材
T1 上段位置折れ曲がり線(第1折れ曲がり線)
T2 中段位置折れ曲がり線(第2折れ曲がり線)
T3 下段位置折れ曲がり線(第2折れ曲がり線)
T4、T6、T8 退避時折れ曲がり線(第1折れ曲がり線)
T5、T7、T9 突出時折れ曲がり線(第2折れ曲がり線)

Claims (6)

  1. 耕起ロータと、
    前記耕起ロータの後方に設けられると共に、可撓性を有し、左右両側に畝を形成する畝立てマットと、
    前記畝立てマットの後側に隣接配置され、前側から耕耘土が作用したときに前記畝立てマットにおける中央側部分の後方への変形を規制し、前記畝立てマットにおける左右両側部分の後方への折れ曲がり線を規定する規制機構と、が備えられ、
    前記規制機構に、第1部材と、前記第1部材に対する相対位置を変更可能である第2部材と、が備えられ、
    前記第1部材の上部は、前記第1部材の下部よりも幅広であり、かつ、前記第1部材の上部左右端と下部左右端とによって左右の第1折れ曲がり線が規定され、
    前記第2部材は、前記第1部材に対して、左側の前記第1折れ曲がり線と右側の前記第1折れ曲がり線との間に位置する退避状態と、前記第1部材に対して、左右の前記第1折れ曲がり線よりも左右方向外側に突出する突出状態とに状態変更可能であり、かつ、前記第2部材が前記突出状態のとき、前記上部左右端及び前記下部左右端の何れか一方と前記第2部材の突出端とによって左右の第2折れ曲がり線が規定され、
    前記第2部材が前記退避状態のときに形成される畝の形状と、前記第2部材が前記突出状態のときに形成される畝の形状とが異なる耕耘装置。
  2. 前記第2部材は、前記突出状態において、前記第1部材の下端部よりも下方へ移動可能である請求項1に記載の耕耘装置。
  3. 前記第2部材は、前記第1部材に、上下方向にスライド移動可能な状態、かつ、位置固定可能な状態で支持されている請求項1又は2に記載の耕耘装置。
  4. 前記規制機構の後側に設けられ、前記畝立てマットの後側に隣接する使用状態と前記使用状態よりも高い位置に振り上げられた非使用状態とに亘って上端部を軸芯として上下揺動可能な整地板と、
    前記第1部材に設けられ、前記使用状態の前記整地板が連結されて前記整地板を前記使用状態に状態保持する保持具と、が備えられ、
    前記第2部材に、前記保持具に左右両側から接するガイド部が備えられ、かつ、前記第2部材の上下スライド移動に際して、前記ガイド部が前記保持具に摺動案内される請求項3に記載の耕耘装置。
  5. 前記第2部材に、左右一対の揺動部材が備えられ、
    前記揺動部材は、前記畝立てマットに垂直な軸芯周りに揺動することによって、前記退避状態と前記突出状態との間で移動可能である請求項1又は2に記載の耕耘装置。
  6. 前記第2部材に、左右一対のスライド部材が備えられ、
    前記スライド部材は、左右方向にスライド移動することによって、前記退避状態と前記突出状態との間で移動可能である請求項1又は2に記載の耕耘装置。
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