JP2011073563A - 作業車両 - Google Patents

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Noboru Nishigori
昇 錦織
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Abstract

【課題】延長ステップを収納姿勢から使用姿勢に切換えることにより、ぬかるんだ地上に降りることなく延長ステップを利用して操縦部のフロアと畦とに乗り降りすることができ、泥土による操縦部の汚損等を防止することができる作業車両を提供する。
【解決手段】操縦部のフロアと地上との間に乗降用のステップ9を備えた作業車両であって、前記乗降用のステップ9を、フロアの下方に設ける常設ステップ19と、該常設ステップ19より機体外方に位置する使用姿勢と、機体内方に格納される収納姿勢に切換え可能な延長ステップ20とによって構成した。
【選択図】図4

Description

本発明は、乗降用のステップを備えたトラクタ等の作業車両に関する。
従来、操縦部のフロア(床面)と地上との間に乗降用のステップを備えたトラクタは既に知られている(例えば特許文献1。)。
実開昭61−150654号公報
上記特許文献1で示されるようなトラクタは、乗降用のステップを車輪の外側面(機体幅)より内側に設けている。そのため耕耘作業や代掻き作業を行なっている際に、作業を中断してトラクタから畦に向けて降車する時、又は逆に畦から乗車する場合に、作業者はステップを利用して一旦圃場に降り立つことになる。
然し、この場合圃場がぬかるんでいる時には、作業者は畦からぬかるみの中に降りるので作業靴に泥土が付着することになり、このままステップに足を掛けて操縦部のフロアに乗り込むことになる。このためキャビン内に付着土が持ち込まれることに伴う汚れや、ペダル操作時に土による滑りを生じ易い等の課題がある。
本発明は係る課題を解決するために、第1に、操縦部6のフロア10と地上との間に乗降用のステップ9を備えた作業車両1において、前記乗降用のステップ9を、フロア10の下方に設ける常設ステップ19と、該常設ステップ19より機体外方に位置する使用姿勢と、機体内方に格納される収納姿勢に切換え可能な延長ステップ20とによって構成することを特徴としている。
第2に、延長ステップ20を使用姿勢において車輪の外側面より外側に位置させることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、代掻き作業等を行なうとき延長ステップを収納姿勢から使用姿勢に切換えておけば、畦からぬかるんだ地上に降りることなく延長ステップを利用して直接、操縦部のフロアに乗り込むことができる。また降車する際にもぬかるみに降りることなくフロアから畦に直接移動することができる。従って、作業靴に泥土を付着させたままでの乗降を防止することができ、泥土による操縦部の汚損等を防止することができる。
請求項2の発明によれば、延長ステップを使用姿勢において車輪の外側面より外側に位置させることにより、機体を畦にあまり近づけることなく延長ステップを畦に接近させることができ、畦を利用した乗降を行い易くすることができる。
本発明が適用されたトラクタの左側面図である。 トラクタの平面図である。 トラクタの正面図である。 左側のステップの使用姿勢を示す斜視図である。 左側のステップの左側面図である。 左側のステップの正面図である。 右側のステップの収納姿勢を示す斜視図である。 右側のステップの右側面図である。 右側のステップの正面図である。 別実施形態に関わる左側のステップを使用姿勢にした状態の斜視図である。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。符号1は農業用のトラクタを示し、このトラクタ1は前輪2と後輪2aとを前後左右に有する走行機体3に、前側からエンジン4を配設してボンネット5で覆い、その後方にハンドル及び座席等からなる操縦部6をキャビン7で覆い、機体後部に耕耘装置等の作業機を装着する連結部を備えている。上記操縦部6には作業者が乗降する際に使用する乗降用のステップ9をフロア10の外側下部に設けている。
図示例における操縦部6のフロア10は、走行機体3のトランスミッションケース11に載置した状態で支持されるキャビン7の底板(床板フレーム)10a(図1,図6)の前部側に、ハンドルと操縦座席との間で機体左右に連通する通路となるように形成されている。
またキャビン7は、上記底板10aの前後左右に立設したキャビン支柱12の上部を横フレーム13で一体的に連結したキャビンフレームとなし、該キャビンフレームを走行機体3に対し防振ゴムを介して前後左右の4箇所で支持したフレーム構造にしている。
そして、キャビン7はキャビン支柱12及び横フレーム13の上部に天上板を取付け、前後部にフロントウインドウとリヤウインドウを取付け、且つ左右の開口部を開閉可能に塞ぐドア15を取付けて構成される。また上記底板10aの後部左右には後輪2aを覆うフェンダ16を一体的に形成しており、該フェンダ16の前部外側と前側キャビン支柱12の下部とを下部フレーム17で接続し、前記フロア10の外側端を該下部フレーム17に載置した状態で接続支持している。
ドア15は透明板部材によりキャビンフレームの開口部を塞ぐ形状にしており、後部キャビン支柱12に蝶番を介し開閉回動可能に取付けている。
次に図1〜図9を参照しステップ9について説明する。尚、図面において左右のステップ9,9は同一構造としており、機体左側に設置されるステップ9は使用姿勢にした状態を示し、機体右側に設置されるステップ9は収納姿勢にした状態を示している。
ステップ9は、前記キャビン7の下部フレーム17に側面視で上向きコ字状に形成されて上端が取付けられる常設ステップ19と、該常設ステップ19に使用姿勢と収納姿勢とに切換え可能に支持される延長ステップ20とからなる(図4)。
図4,図5で示すように常設ステップ19は、片足を十分に乗せることができる長さのステップ部(足場部材)21と、その両側に下部フレーム17に取付けるステップアーム22を一体的に形成してなる。また常設ステップ19は踏み面21を、下部フレーム17から外側に向けて後輪2aの外側面より突出しない機体幅内で張出し、地上から所定の高さを有して足を挿入するステップ開口部を形成するように設けられる。
これにより作業者は、ドア15を開いた状態で地上から片足を踏み面21に乗せて、フロア10に簡単に乗り込むことができる。
延長ステップ20は、平板状の延長踏み面(足場部材)23の両側に延長ステップアーム25,25を一体的に設け、該延長ステップアーム25,25の他端をストッパ片26で接続することにより方形状の剛体枠にしている。そして、延長ステップ20は延長ステップアーム25,25のストッパ片26寄りの中途部を、前記踏み面21の裏側両側に突設したブラケット27,27に外側から嵌めた状態で、両者にボルト29,29を挿入することにより回動可能に連結している。
これにより図4〜図6で示すように延長ステップ20は、ボルト29,29を支点に外側に回動させると、ストッパ片26が踏み面21に接当した状態になり、それ以上の下方回動を規制して前記踏み面21と略同じ高さで延長踏み面23を、常設ステップ19より機体外方に位置する使用姿勢にすることができる。即ち実施形態では図2,図3に示すように、延長ステップ20は使用姿勢において前輪2,後輪2a等の車輪の外側面より外側に位置させて保持することができるようにしている。
また延長ステップ20は上記使用姿勢からボルト29,29を支点に上方に回動させると、図7〜図9で示すように延長踏み面23がステップアーム22の上部側に接当する位置まで回動した収納姿勢にすることができる。
このとき延長ステップ20は、ボルト29による回動支点より機体内方側に傾斜して常設ステップ19に凭れた状態になるため、走行時の振動による外側に向けての不慮の回動を規制される。尚、延長ステップ20の回動規制荷重は、ボルト29,29に螺挿したダブルナット30を増し締めすることによって調節することができる。
また延長ステップ20の収納姿勢においてステップ9は、延長踏み面23と踏み面21との間に空間部を形成するので、該空間部に足先を挿入して踏み面21に片足を掛けフロア10に乗り込むことができる。
以上のように構成されるステップ9を備えたトラクタ1は、走行や通常の耕耘作業等を行なうときは、延長ステップ20を収納姿勢にした状態で使用することができる。この場合に踏み面21は車輪の外側面より内側で機体幅内にあり機外に突出しないため走行の邪魔になることなく作業を行うことができる。また道路や圃場において乗降する際に、作業者は機体に近接した地上位置に立ちキャビン7のフレーム部や取っ手部を把持しながら、片足を踏み面21に乗せ掛けフロア10に速やかに乗ることができ、また逆順の動作によってフロア10から降りることができる。
そして、ぬかるんだ圃場の耕耘作業や代掻き作業を行なうときは乗降に際し、延長ステップ20を使用姿勢にして使用することができる。この場合に延長踏み面23は標準的な地上高さの踏み面21と略同じ地上高さで、機体からの突出量を大きくするように車輪より外方に延長できるため、図3で示すように延長踏み面23を畦Aに簡単に接近させることができる。
これにより作業者は、従来のもののようにぬかるんだ地上に降りることなく、足に泥土を付着させたままでの乗降作業を防止しながら、片足を畦Aから延長踏み面23に直接乗せ掛けてフロア10に乗り込むことができる。従って、作業者は畦Aからフロア10にそのまま乗るため、キャビン内への付着土の持ち込みを防止でき、汚れの発生やペダル操作時に土による滑りを防ぎ操縦を快適に行うことができる。
また操縦部6から降りる際にも作業者は、延長踏み面23にフロア10から片足を乗せ掛けて畦Aに直接的に降りることができるため、乗降作業を能率よく行うことができる。
尚、上記実施形態のステップ9は、踏み面21を有するステップアーム22に対し、延長踏み面23を有する延長ステップアーム25,25を回動させることにより、収納姿勢と使用姿勢とに切換えるようにしたが、この構成に限ることなく例えば、延長ステップ20をステップアーム22の下部に対し、左右方向にスライド可能に取付けることによっても行うことができる。
この場合には図10で示すように、前後のステップアーム22の下部に支持部材(支持ピン)31を設けると共に、延長ステップアーム25,25に該支持部材31に係合する係合部(ガイド孔)32を設けた構成にすると、前記第1実施形態の構成を大きく変更することなく製作することができる。
即ち、図10のステップ9は、ステップアーム22の下部に突設した支持ピン31に対し、延長ステップアーム25に穿設される長孔状のガイド孔32を各挿入係合させることにより、常設ステップ19に対し延長ステップ20を左右方向にスライド可能に支持することができ、収納姿勢においては踏み面21を足場部材とし、使用姿勢においては延長踏み面23を足場部材にすることができる。
尚、この場合に延長ステップ20の延長踏み面23は、収納姿勢において踏み面21の直下に位置させることができるので、踏み面21を省略することができ、この場合には延長踏み面23をして、収納姿勢における足場部材に兼用させることができる。
1 作業車両(トラクタ)
2 前輪
2a 後輪
3 走行機体
6 操縦部
9 ステップ
10 フロア
19 ステップ
20 延長ステップ
21 踏み面
22 ステップアーム
23 延長ステップ面
25 延長ステップアーム

Claims (2)

  1. 操縦部(6)のフロア(10)と地上との間に乗降用のステップ(9)を備えた作業車両(1)において、前記乗降用のステップ(9)を、フロア(10)の下方に設ける常設ステップ(19)と、該常設ステップ(19)より機体外方に位置する使用姿勢と、機体内方に格納される収納姿勢に切換え可能な延長ステップ(20)とによって構成することを特徴とする作業車両。
  2. 延長ステップ(20)を使用姿勢において車輪の外側面より外側に位置させることを特徴とする請求項1記載の作業車両。
JP2009226674A 2009-09-30 2009-09-30 作業車両 Pending JP2011073563A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015012036A1 (ja) * 2013-07-24 2015-01-29 ヤンマー株式会社 作業車両

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015012036A1 (ja) * 2013-07-24 2015-01-29 ヤンマー株式会社 作業車両
US9776570B2 (en) 2013-07-24 2017-10-03 Yanmar Co., Ltd. Work vehicle

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