JP6818072B2 - 農作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、作業者の負担を軽減できる農作業機に関するものである。
従来、例えば下記の特許文献1に記載された農作業機が知られている。
この従来の農作業機は、トラクタ等の走行車に連結される機体と、この機体に回転可能に設けられ回転しながら耕耘作業をする耕耘体と、機体に上下方向に回動可能に設けられ耕耘体の後方で整地作業する整地体と、この整地体を最上げ位置にロックするストッパ装置とを備えている。
特開2005−218316号公報
しかしながら、上記従来の農作業機では、例えば耕耘体の爪交換や整地体の洗浄等のメンテナンスを行う際に、作業者は、比較的重い整地体を持ち上げる必要があり、この整地体の持ち上げに手間取るおそれがある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、作業者の負担を軽減できる農作業機を提供することを目的とする。
請求項1記載の農作業機は、耕耘作業をする耕耘体と、この耕耘体の後方で整地作業する整地体と、この整地体の持ち上げをアシストする持上アシスト手段とを備え、前記持上アシスト手段は、作業者の操作によりアシストオフ状態およびアシストオン状態に選択的に切換可能となっている農作業機であって、前記持上アシスト手段は、持上アシスト用の付勢体と、少なくともアシストオフ状態時には前記付勢体の全体を覆う筒状の部材とを有するものである。
請求項2記載の農作業機は、耕耘作業をする耕耘体と、この耕耘体の後方で整地作業する整地体と、この整地体の持ち上げをアシストする持上アシスト手段とを備え、前記持上アシスト手段は、作業者の操作によりアシストオフ状態およびアシストオン状態に選択的に切換可能となっている農作業機であって、前記持上アシスト手段は、持上アシスト用の付勢体と、少なくともアシストオフ状態時には前記付勢体の全体を覆う部材とを有するものである。
請求項3記載の農作業機は、耕耘作業をする耕耘体と、この耕耘体の後方で整地作業する整地体と、この整地体の持ち上げをアシストする持上アシスト手段とを備え、前記持上アシスト手段は、作業者の操作によりアシストオフ状態およびアシストオン状態に選択的に切換可能となっている農作業機であって、前記持上アシスト手段は、少なくともアシストオフ状態時にはその全体が覆われる持上アシスト用の付勢体を有するものである。
請求項4記載の農作業機は、請求項1ないし3のいずれか一記載の農作業機において、持上アシスト手段は、作業者による操作部材の操作によりアシストオフ状態およびアシストオン状態に選択的に切換可能となっているものである。
請求項5記載の農作業機は、請求項1ないし4のいずれか一記載の農作業機において、持上アシスト手段は、操作部材の一方向への回動によってアシストオフ状態となり、前記操作部材の他方向への回動によってアシストオン状態となるものである。
本発明によれば、アシストオン状態の持上アシスト手段が整地体の持ち上げをアシストするため、作業者の負担を軽減できる。
本発明の第1の実施の形態に係る農作業機の平面図である。 同上農作業機の斜視図である。 同上農作業機の整地体最上げ時(メンテナンス時)の斜視図である。 同上農作業機のアシストオフ時の側面図である。 同上農作業機のアシストオフ時の側面図である。 同上農作業機のアシストオン時の側面図である。 同上農作業機のアシストオン時の側面図である。 同上農作業機の持上アシスト手段(アシストオフ状態)の正面図である。 同上持上アシスト手段の長尺体の側面図である。 同上持上アシスト手段の付勢体の正面図である。 同上持上アシスト手段の移動体の正面図である。 同上持上アシスト手段の回動体の側面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る農作業機の持上アシスト手段(アシストオフ状態)の正面図である。 同上持上アシスト手段(アシストオフ状態)の側面図である。 同上持上アシスト手段(アシストオン状態)の正面図である。 同上持上アシスト手段の長尺体の正面図である。 同上持上アシスト手段の長尺体の側面図である。 同上持上アシスト手段の移動体の正面図である。 同上持上アシスト手段の移動体の側面図である。 同上持上アシスト手段の移動体の底面図である。 同上持上アシスト手段の回動体の正面図である。 同上持上アシスト手段の回動体の側面図である。 同上持上アシスト手段の回動体の底面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る農作業機のアシストオフ時の側面図である。 同上農作業機のアシストオフ時の側面図である。 同上農作業機のアシストオン時の側面図である。 同上農作業機のアシストオン時の側面図である。 同上農作業機の持上アシスト手段(アシストオフ状態)の正面図である。 (a)は図28のa矢視図、(b)はその部分拡大部である。 図29のb矢視図である。 同上持上アシスト手段の動作図である。 同上持上アシスト手段の分解正面図である。 同上持上アシスト手段の分解側面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る農作業機の平面図である。
本発明の第1の実施の形態について図1ないし図12を参照して説明する。
図中の1は農作業機で、この農作業機1は、例えば走行車であるトラクタ(図示せず)の後部に連結され、そのトラクタの走行により圃場上を前方(進行方向)に移動しながら耕耘整地作業(農作業)を行うものである。
農作業機1は、トラクタの後部の3点リンク部(農作業機昇降部)に脱着可能に連結される機体2と、この機体2に回転可能に設けられ所定方向に回転しながら耕耘作業をする耕耘体(ロータリー)3と、機体2に左右方向の軸(回動支点)5を中心として上下方向に回動可能に設けられ耕耘体3の後方で整地作業する板状の整地体(均平板)4とを備えている。
また、農作業機1は、耕耘体3や整地体4等のメンテナンス時に作業者の人力による整地体4の持ち上げ(上方回動)をアシストする持上アシスト手段8を備えている。持上アシスト手段8は、例えば1本で、農作業機1の一方側である左側の位置において機体2と整地体4との間に設けられている。
さらに、農作業機1は、圃場状態に対応するように整地体4の圃場面に対する接地圧を調整する接地圧調整手段9を備えている。接地圧調整手段9は、例えば1本で、農作業機1の他方側である右側の位置において機体2と整地体4との間に設けられている。
機体2は、トラクタの後部の3点リンク部に脱着可能に連結される3点連結部(走行車連結部)11を有している。3点連結部11は、1本のトップマスト12と、このトップマスト12に取り付けられたトップピン13と、左右1対で2本のロワーアーム14と、この各ロワーアーム14に取り付けられたロワピン15とにて構成されている。
また、機体2は、入力軸16を回転可能に保持する軸保持部であるミッションケース部17を有し、このミッションケース部17の左右両側にはフレームパイプ部18の内端部が取り付けられている。なお、入力軸16は、トラクタのPTO軸にジョイント(図示せず)を介して接続される。
左側のフレームパイプ部18の外端部には、箱状の耕耘体支持部であるチェーンケース部19が取り付けられている。右側のフレームパイプ部18の外端部には、板状の耕耘体支持部であるブラケット部20が取り付けられている。これら互いに離間対向するチェーンケース部19およびブラケット部20にて、耕耘体3が回転可能に支持されている。なお、チェーンケース部19およびブラケット部20には、サイドカバー板10が後方に向かって突設されている。
さらに、機体2は、耕耘体3の上方部を覆う上方へ凸の湾曲板状の耕耘カバー部21を有している。耕耘カバー部21の後端部には、複数、例えば3つの蝶番22を介して、整地体4が左右方向の軸5を中心として上下方向に回動可能に取り付けられている。なお、機体2の前側には、ゲージ輪30が上下位置調整に設けられている。
耕耘体3は、チェーンケース部19の下部およびブラケット部20の下部間に回転可能に架設された左右方向の耕耘軸23を有している。つまり、耕耘軸23の軸方向一端部である左端部がチェーンケース部19の下部にて回転可能に支持され、かつ、耕耘軸23の軸方向他端部である右端部がブラケット部20の下部にて回転可能に支持されている。
そして、耕耘軸23は、入力軸16側からの動力を耕耘体3まで伝達する動力伝達手段(図示せず)から動力を受けて所定方向に回転する。なお、動力伝達手段は、ミッションケース部17内のギヤ、フレームパイプ部18内のシャフトおよびチェーンケース部19内のチェーン等にて構成されている。
また、耕耘軸23の軸方向に間隔をおいた複数個所には、この耕耘軸23と一体となって所定方向に回転しながら耕耘作業をする耕耘爪24が脱着可能に取り付けられている。各耕耘爪24の回転方向前側には刃部25が形成されている。
整地体4は、耕耘カバー部21の後端部に前端側の軸5を中心として後端側が昇降するように上下方向に回動可能に取り付けられた左右方向長手状で略矩形板状の整地本体板26を有している。整地本体板26の左右方向両端部には、整地側板27が固着されている。
また、整地本体板26の背面(耕耘体3と対向する側とは反対側の面)の左側には、互いに離間対向する左右1対の突出板28が突設されている。同様に、整地本体板26の背面の右側には、互いに離間対向する左右1対の突出板29が突設されている。
持上アシスト手段8は、例えば伸縮可能なコイル状の付勢体である圧縮バネ31の付勢力を利用して整地体4を上方側に付勢することによって、整地体4の持ち上げ、つまり機体2に対する整地体4の上方回動をアシストするものである。
そして、持上アシスト手段8は、圧縮バネ31が整地体4を上方側に付勢するアシストオン状態(作用状態)および圧縮バネ31が整地体4を上方側に付勢しないアシストオフ状態(非作用状態)に選択的に切換可能となっている。すなわち例えば、持上アシスト手段8は、着脱部材である着脱ピン32の取り付けによってアシストオフ状態となり、着脱ピン32の取り外しによってアシストオン状態となる。
ここで、持上アシスト手段8は、着脱ピン32が着脱される孔部35を長手方向中間部に有する前後方向長手状の長尺体(ロッド)36を有している。長尺体36は、機体2に左右方向の軸37を中心として上下方向に回動可能に設けられている。つまり、機体2の左側のフレームパイプ部18には取付部33が突設され、この取付部33に長尺体36の前端部が軸37を介して回動可能に取り付けられている。
長尺体36は、前後方向に長手方向を有する細長い円筒状(略円筒状を含む)のものである。長尺体36の前端部には軸用孔部38が形成され、この軸用孔部38と取付部33の孔部分とに軸37が挿入され、この挿入された軸37を中心として長尺体36が機体2に対して回動可能となっている。また、長尺体36の後端部にはピン用孔部39が形成され、このピン用孔部39にはバネ受け部材であるバネ受けピン(Rピン)40が脱着可能に取り付けられている。さらに、長尺体36の前後方向中間部である前後方向中央部にはピン用孔部である孔部35が形成され、この孔部35に対して着脱ピン(Rピン)32が着脱(挿入出)されるようになっている。
また、持上アシスト手段8は、挿通孔部42を有する筒状の回動体(タンブラ)41を有している。回動体41は、整地体4の突出板28の上部に回動可能に設けられている。
回動体41は、挿通孔部42が形成された円筒状の筒状部43と、この筒状部43の両側に外側方に向かって突設された左右方向の丸軸状の軸状部44とにて構成され、この各軸状部44が突出板28の取付孔部28aに回動可能に取り付けられている。
さらに、持上アシスト手段8は、回動体41の挿通孔部42に挿通され長尺体36に対して移動可能(例えばスライド移動可能)で圧縮バネ31を覆う筒状の移動体(バネケース)46を有している。移動体46は、長尺体36の外周側にこの長尺体36の外周面に沿って前後方向にスライド移動可能に配設されている。
移動体46は、長尺体36よりも短い長さの前後方向長手状で円筒状をなす本体筒部47を有している。本体筒部47の前端部の内周側には、円形環状のバネ受け部48が固設されている。本体筒部47の後端部近傍の外周側には、アシストオン状態時に圧縮バネ31の付勢力に基づいて回動体41を押し上げる円形環状の回動体当接部である鍔部49が固設されている。
そして、移動体46の本体筒部47の外周側には、回動体41がその本体筒部47の外周面に沿って前後方向にスライド移動可能に配設されている。つまり、回動体41は、アシストオフ状態時に整地体4の上下回動に応じて移動体46の本体筒部47の外周面に沿って前後方向にスライド移動する。
また、移動体46の本体筒部47の内周側と長尺体36の外周側との間には、移動体46を前方側に向けて付勢する持上アシスト用の弾性変形可能な弾性体である圧縮バネ31が圧縮された状態で配設されている。この圧縮バネ31は、前端部31aが移動体46のバネ受け部48に当接しかつ後端部31bがバネ受けピン40に当接している(図8参照)。
接地圧調整手段9は、スプリングエンド51のピン(図示せず)が着脱される複数の孔部52およびストッパ装置53のストッパピン54が着脱される1つのストッパピン用孔部(図示せず)を有する連結ロッド55を有している。
連結ロッド55は、機体2に左右方向の軸56を中心として上下方向に回動可能に設けられている。つまり、機体2の右側のフレームパイプ部18には取付部33が突設され、この取付部33に連結ロッド55の前端部が軸56を介して回動可能に取り付けられている。
また、連結ロッド55の外周側には、接地圧調整用の第1コイルバネ58および第2コイルバネ59がそれぞれ配設されている。さらに、連結ロッド55は、整地体4の突出板29の上部に回動可能に取り付けられた筒状のロッド被挿通体(タンブラ)60に挿通されている。
そして、図3に示すように、例えばメンテナンス時等において、整地体4を軸5を中心として上方に回動させることによって最上げ位置(メンテナンス位置)まで持ち上げると、ストッパ装置53のストッパピン54が連結ロッド55のストッパピン用孔部に自動的に挿入され、その結果、整地体4が最上げ位置に位置決め固定される。
このようにして、整地体4は、ロック手段であるストッパ装置53によって最上げ位置に自動的にロックされる。なお、整地体4を下ろす場合には、ストッパ装置53のレバーを操作してストッパピン54をストッパピン用孔部から挿出させる。
次に、農作業機1の作用等を説明する。
トラクタに連結した農作業機1を用いて、農作業である耕耘整地作業をする作業時には、作業者は、着脱ピン32を長尺体36の孔部35に取り付けることによって、持上アシスト手段8をアシストオフ状態に設定する。
そして、作業者がトラクタに乗り、トラクタの走行により農作業機1を進行方向に移動させると、耕耘体3が耕耘作業をし、その後方で整地体4が整地作業をする。
このとき、移動体46の前端部が着脱ピン32に当接することでこの着脱ピン32にて長尺体36に対する移動体46の前方移動が規制(つまり圧縮バネ31の伸びが規制)されているため、回動体41は、整地体4の上下回動に応じて、移動体46に対して前後方向にスライド移動する(図5参照)。
つまり、回動体41が移動体46の外周面に沿って前後方向にスライド移動することによって、整地体4が機体2に対して軸5を中心として上下方向に回動する。
また一方、例えば耕耘爪24の交換や整地体4の洗浄等のメンテナンス時には、作業者は、着脱ピン32を長尺体36の孔部35から取り外すことによって、持上アシスト手段8をアシストオン状態に設定する。
すると、長尺体36に対する移動体46の前方移動が許容(つまり圧縮バネ31の伸びが許容)されることとなり、移動体46が鍔部49に当接した回動体41とともに長尺体36に対して圧縮バネ31の付勢力に基づいて前方へ移動し、その結果、整地体4が圧縮バネ31の付勢力に基づいて上方へ回動する(図7参照)。
そして、作業者が整地体4を最上げ位置まで軽い人力で持ち上げると、ストッパ装置53によって整地体4がその最上げ位置に自動的にロックされる(図3参照)。
この図示する例では、整地体4は、圧縮バネ31の付勢力(弾性復元力)のみによって最上げ位置まで上方回動しないため、作業者が最上げ位置まで人力で少し持ち上げる必要があるが、この際、圧縮バネ31は、自由長(最大長さ)にはなっておらず、整地体4を上方側へ付勢しているため、作業者は、軽い人力で整地体4を最上げ位置まで持ち上げることが可能である。
そして、このような農作業機1によれば、メンテナンス時等に持上アシスト手段8をアシストオン状態に切り換えると、このアシストオン状態の持上アシスト手段8が整地体4の持ち上げをアシストするため、作業者は整地体4を最上げ位置まで容易に持ち上げることができ、作業者の負担を軽減できる。
また、持上アシスト手段8の構成が簡単であるばかりでなく、着脱ピン32の取り付けのみによって持上アシスト手段8をアシストオフ状態に容易に切り換えることができ、着脱ピン32の取り外しのみによって持上アシスト手段8をアシストオン状態に容易に切り換えることができる。つまり、着脱ピン32の抜き差し(ワンアクション)のみで、持上アシスト手段8のオンオフを容易に切り換えることができる。
さらに、持上アシスト手段8のアシストオフ状態時には、着脱ピン32にて長尺体36に対する移動体46の移動が規制され、この規制された移動体46に対して回動体41が整地体4の動きに応じて移動するため、持上アシスト手段8が整地体4による整地作業に悪影響を及ぼすことがない。
また、持上アシスト手段8のアシストオン状態時には、長尺体36に対する移動体46の移動が許容され、長尺体36に対して移動体46が回動体41とともに圧縮バネ31の付勢力に基づいて移動するため、圧縮バネ31の付勢力を利用して整地体4の持ち上げを適切にアシストできる。
さらに、付勢体である圧縮バネ31は、持上アシスト手段8のアシストオフ状態時には筒状の移動体46内に収納され、この圧縮バネ31の全体(略全体)が移動体46によって覆われるため、作業時に泥土等が圧縮バネ31に付着するのを防止できる。
なお、農作業機1の持上アシスト手段8は、例えば図13ないし図23に示す第2の実施の形態のように、伸縮可能な付勢体であるガススプリング61の付勢力を利用して整地体4を上方側に付勢することによって、整地体4の持ち上げをアシストするものでもよい。
そして、この持上アシスト手段8は、ガススプリング61が整地体4を上方側に付勢するアシストオン状態(作用状態)およびガススプリング61が整地体4を上方側に付勢しないアシストオフ状態(非作用状態)に選択的に切換可能となっている。すなわち例えば、持上アシスト手段8は、着脱部材である着脱ピン62の取り付けによってアシストオフ状態となり、着脱ピン62の取り外しによってアシストオン状態となる。
また、この持上アシスト手段8は、着脱ピン62が着脱される孔部65を長手方向中間部に有する前後方向長手状の長尺体66を有している。この長尺体66は、前記長尺体36と同様、機体2に左右方向の軸37を中心として上下方向に回動可能に設けられている。つまり、機体2の左側のフレームパイプ部18には取付部33が突設され、この取付部33に長尺体66の前端部が軸37を介して回動可能に取り付けられている。
長尺体66は、互いに離間対向する1対の板状部材63と、複数、例えば2本の前後端側のカラー部材64と、これらカラー部材64を介して両板状部材63同士を固定する固定具であるボルト69およびナット70とにて構成されている。
長尺体66の前端部には軸用孔部68が形成され、この軸用孔部68と取付部33の孔部分とに軸37が挿入され、この挿入された軸37を中心として長尺体66が機体2に対して回動可能となっている。また、長尺体66の前後方向中間部である前後方向中央部にはピン用孔部である孔部65が形成され、この孔部65に対して着脱ピン62が着脱(挿入出)されるようになっている。
また、この持上アシスト手段8は、挿通孔部72を有する筒状の回動体(タンブラ)71を有している。この回動体71は、前記回動体41と同様、整地体4の突出板28の上部に回動可能に設けられている。そして、この回動体71は、挿通孔部72が形成された四角筒状の筒状部73と、この筒状部73の両側に外側方に向かって突設された左右方向の丸軸状の軸状部74とにて構成され、この各軸状部74が突出板28の取付孔部28aに回動可能に取り付けられている。
さらに、この持上アシスト手段8は、回動体71の挿通孔部72に挿通され長尺体66に対して移動可能(例えばスライド移動可能)な移動体76を有している。この移動体76は、前記移動体46と同様、長尺体66の外側にこの長尺体66の外面に沿って前後方向にスライド移動可能に配設されている。
移動体76は、長尺体66よりも短い長さの前後方向長手状で互いに離間対向する本体板部77を有している。両本体板部77の前端部同士が、着脱ピン62と当接するピン当接部である連結板部78にて連結固定され、この連結板部78の中央部に取付孔部79が形成されている。また、両本体板部77の後端部には、アシストオン状態時にガススプリング61の付勢力に基づいて回動体71を押し上げる板状の回動体当接部である突出板部80が突設されている。
そして、移動体76の本体板部77の外側には、回動体71がその本体板部77の外面に沿ってスライド移動可能に配設されている。つまり、回動体71は、アシストオフ状態時に整地体4の上下回動に応じて移動体76の本体板部77の外面に沿って前後方向にスライド移動する。
なお、このアシストオフ状態時には、ガススプリング61は、移動体76の両本体板部77と長尺体66の両板状部材63とからなる筒状部分81内に収納され、このガススプリング61の全体(略全体)がその筒状部分81によって覆われる。つまり、ガススプリング61は、持上アシスト手段8のアシストオフ状態時には長尺体66と移動体76とによって覆われる(図13および図14参照)。
また、長尺体66の両板状部材63間には、移動体76を前方側に向けて付勢する持上アシスト用のガススプリング61が圧縮された状態で配設されている。このガススプリング61は、窒素ガス等の高圧ガスが封入された本体部82と、この本体部82内に対して出入りするロッド部83とにて構成されている。そして、本体部82の基端部が長尺体66の後端側のカラー部材64に取り付けられ、かつ、ロッド部83の先端部が移動体76の連結板部78の取付孔部79に取付ピン84を介して取り付けられている。なお、この第2の実施の形態に係る農作業機1のその他の構成は、前記第1の実施の形態と同じである。
そして、この第2の実施の形態に係る農作業機1を用いて耕耘整地作業をする作業時には、作業者は、着脱ピン62を長尺体66の孔部65に取り付けることによって、持上アシスト手段8をアシストオフ状態に設定する。
その後、作業者がトラクタに乗り、トラクタの走行により農作業機1を進行方向に移動させると、耕耘体3が耕耘作業をし、その後方で整地体4が整地作業をする。
このとき、移動体76の連結板部78の前端部が着脱ピン62に当接することでこの着脱ピン62にて長尺体66に対する移動体76の前方移動が規制(つまりガススプリング61の伸びが規制)されているため、回動体71は、整地体4の上下回動に応じて、移動体76に対して前後方向にスライド移動する(図13参照)。つまり、回動体71が角筒状の筒状部分81の外周面に沿って前後方向にスライド移動することによって、整地体4が機体2に対して軸5を中心として上下方向に回動する。
また一方、例えば耕耘爪24の交換や整地体4の洗浄等のメンテナンス時には、作業者は、着脱ピン62を長尺体66の孔部65から取り外すことによって、持上アシスト手段8をアシストオン状態に設定する。
すると、長尺体66に対する移動体76の前方移動が許容(つまりガススプリング61の伸びが許容)されることとなり、移動体76が突出板部80に当接した回動体71とともに長尺体66に対してガススプリング61の付勢力に基づいて前方へ移動し、その結果、整地体4がガススプリング61の付勢力に基づいて上方へ回動する(図15参照)。
そして、作業者が整地体4を最上げ位置まで軽い人力で持ち上げると、ストッパ装置53によって整地体4がその最上げ位置に自動的にロックされる。なお、この例においても、整地体4は、ガススプリング61の付勢力のみによって最上げ位置まで上方回動しないため、作業者が最上げ位置まで人力で少し持ち上げる必要があるが、この際、ガススプリング61は、自由長(最大長さ)にはなっておらず、整地体4を上方側へ付勢しているため、作業者は、軽い人力で整地体4を最上げ位置まで持ち上げることが可能である。
このように、第2の実施の形態に係る農作業機1でも、前記第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
また、農作業機1の持上アシスト手段8は、例えば図24ないし図33に示す第3の実施の形態のように、伸縮可能な付勢体であるガススプリング91の付勢力を利用して整地体4を上方側に付勢することによって、整地体4の持ち上げをアシストするものでもよい。
そして、この持上アシスト手段8は、操作部材である操作レバー90の操作(例えば位置変更である回動)により、ガススプリング91が整地体4を上方側に付勢するアシストオン状態およびガススプリング91が整地体4を上方側に付勢しないアシストオフ状態に選択的に切換可能となっている。
すなわち例えば、持上アシスト手段8は、操作レバー90の一方向への回動(例えば下方回動)によってアシストオフ状態(ロック状態)となり、操作レバー90の一方向とは反対方向である他方向への回動(例えば上方回動)によってアシストオン状態(ロック解除状態)となる。
ここで、持上アシスト手段8は、細長い円筒状に形成された前後方向長手状の長尺体(インナーパイプ)93を有している。
長尺体93は、機体2に左右方向の軸37を中心として上下方向に回動可能に設けられている。つまり、機体2の左側のフレームパイプ部18には取付部33が突設され、この取付部33に長尺体93の前端部が軸37を介して回動可能に取り付けられている。
長尺体93は、例えば1本の丸パイプのみからなるものであり、この長尺体93の前端部には軸用孔部94が形成され、この軸用孔部94と取付部33の孔部分とに軸37が挿入され、この挿入された軸37を中心として長尺体93が機体2に対して上下方向に回動可能となっている。また、長尺体93の前後方向中間部には、この長尺体93の長手方向に沿った長孔状の案内長孔部95が形成されている。さらに、長尺体93の後端部には、ピン用孔部96が形成されている。
そして、長尺体93内にガススプリング91が収納配設されており、その結果、このガススプリング91は、その全体が常に長尺体93によって覆われて保護されている。このガススプリング91は、窒素ガス等の高圧ガスが封入された本体部98と、この本体部98内に対して出入りするロッド部99とにて構成されている。
ガススプリング91の本体部98の基端部にはピン用孔部100が形成されており、このピン用孔部100および長尺体93のピン用孔部96に挿入された取付ピン101と抜止めピン102とによって、ガススプリング91の本体部98が長尺体93に取り付けられている。
また、持上アシスト手段8は、挿通孔部105を有する短筒状(例えば八角筒状)の回動体(タンブラ)106を有している。この回動体106は、整地体4の突出板28の上部における上方突出部分に回動可能に設けられている。
回動体106は、挿通孔部105が形成された八角筒状の筒状部107と、この筒状部107の左右両側に外側方に向かって突設された左右方向の丸軸状の軸状部108とにて構成され、この各軸状部108が突出板28の取付孔部28aに回動可能に取り付けられている。そして、回動体106は、整地体4に対して左右方向の軸状部108を中心として回動可能となっている。
さらに、持上アシスト手段8は、回動体106の挿通孔部105に挿通され長尺体93に対して移動可能(例えばスライド移動可能)な移動体(アウターパイプ)111を有している。この移動体111は、長尺体93の外側(外周側)にこの長尺体93の外周面に沿って前後方向(長尺体の長手方向)にスライド移動可能、つまり摺動可能に配設されている。
移動体111は、外周側に回動体106がスライド移動可能に配設された前後方向長手状で円筒状の筒状部112を有し、この筒状部112の前端部にはピン用孔部113が形成されている。そして、そのピン用孔部113、ロッド部99のピン用孔部114および長尺体93の案内長孔部95に挿入された取付ピン115と抜止めピン116とによって、ガススプリング91のロッド部99が移動体111に取り付けられている。このため、移動体111を上方側へ向けて付勢するガススプリング91の伸縮に応じて、移動体111が長尺体93の外周面に沿ってスライド移動する(図31参照)。なおこのとき、取付ピン115が長尺体93の案内長孔部95にて案内される。
また、筒状部112の前後方向中間部の外周面には、持上アシスト手段8のアシストオン状態時にガススプリング91の付勢力に基づいて回動体106を押し上げる円形環状の回動体当接部である鍔部118が突出状に固設されている。さらに、筒状部112の後端側には、規制板取付部120およびレバー取付部121が固設されている。なお、規制板取付部120は、ねじ孔部122が形成された略L字状のL字板123にて構成されている。レバー取付部121は、互いに離間対向する対をなす対向板124にて構成されている。
そして、移動体111の規制板取付部120には、操作レバー90との当接によりこの操作レバー90の必要以上の回動を規制する規制部であるレバー規制板125が取付ねじ126にて取り付けられている。レバー規制板125には、取付孔部127および規制長孔部128が形成されている。
また、移動体111のレバー取付部121には、作業者が把持して手動操作する略L字状の操作レバー90がオフ位置(下位置)およびオン位置(上位置)に回動可能に取り付けられている。
つまり、レバー取付部121の対向板124の取付孔124aに操作レバー90が挿入され、この挿入された操作レバー90に抜止め用の止め輪130が装着され、かつその操作レバー90がレバー規制板125の規制長孔部128に挿通されている。こうして、操作レバー90は、移動体111に対して前後方向(略前後方向を含む)の中心線Xを中心としてオフ位置およびオン位置間で回動可能となっている(図30参照)。
この操作レバー90は、L字状に曲がった丸棒からなるレバー本体131を有し、このレバー本体131の中間部にはねじ孔部132が形成されている。そして、ねじ孔部132には雄ねじであるピン133が螺着され、このピンには円筒状をなす樹脂製のカラー134が取り付けられている。
また一方、レバー規制板125には、操作レバー90をオフ位置およびオン位置のいずれかの位置に位置決めする弾性変形可能な板状の弾性部材である板バネ136が取付手段137にて脱着可能に取り付けられている。なお、取付手段137は、例えばボルト138、ナット139およびスペーサ140にて構成されており、レバー規制板125と板バネ136との間には隙間部135が存在している。
板バネ136は、例えば弾性変形する前の状態で矩形平板状をなすもので、この板バネ136の一端側には、ボルト138が挿通される取付孔部136aが形成されている。また、板バネ136のうち、レバー規制板125側とは反対側に位置する面には、操作レバー90のカラー134の外周面の一部である接触部134aが接触している。
このため、操作レバー90の回動時には、カラー134が中心線Xを中心とする仮想円弧に沿って移動し、このとき、そのカラー134の接触部134aが、板バネ136を押圧して曲げ弾性変形させながら、この板バネ136に沿ってスムーズにスライド移動する。
そして、操作レバー90がオフ位置やオン位置に位置すると、板バネ136は弾性復元力により元の平板状に復帰し、この復帰した板バネ136によって操作レバー90がその所望位置(オフ位置およびオン位置のいずれかの位置)に位置決め保持される。
また、図30から明らかなように、操作レバー90がオフ位置に位置した状態では、操作レバー90の一部である当接部90aが長尺体93の後端面93aに対向してこの後端面93aと当接しており、その結果、移動体111の長尺体93に対する移動が規制されている。しかし、操作レバー90をオフ位置からオン位置まで上方側へ回動させると、操作レバー90の当接部90aが長尺体93の後端面93aから離れ、この操作レバー90による移動体111の移動規制が解除される。
なお、この図24ないし図33に示す第3の実施の形態に係る農作業機1のその他の構成は、前記第1の実施の形態と同じである。
そして、この第3の実施の形態に係る農作業機1を用いて耕耘整地作業をする作業時には、作業者は、操作レバー90を操作してオフ位置に位置させることによって、持上アシスト手段8をアシストオフ状態に設定する。
その後、作業者がトラクタに乗り、トラクタの走行により農作業機1を進行方向に移動させると、耕耘体3が耕耘作業をし、その後方で整地体4が整地作業をする。
このとき、操作レバー90の当接部90aが長尺体93の後端面93aと当接することでこの操作レバー90にて長尺体93に対する移動体111の前方移動が規制(つまりガススプリング91の伸びが規制)されているため、回動体106は、整地体4の上下回動に応じて、移動体111に対して前後方向にスライド移動する(図25参照)。つまり、回動体106が移動体111の筒状部112の外周面に沿って前後方向にスライド移動することによって、整地体4が機体2に対して軸5を中心として上下方向に回動する。
また一方、例えば耕耘爪24の交換や整地体4の洗浄等のメンテナンス時には、作業者は、操作レバー90を操作してオン位置に位置させることによって、当接部90aを長尺体93の後端面93aから離して、持上アシスト手段8をアシストオン状態に設定する。
すると、長尺体93に対する移動体111の前方移動が許容(つまりガススプリング91の伸びが許容)されることとなり、移動体111が鍔部118に当接した回動体106とともに長尺体93に対してガススプリング91の付勢力に基づいて前方へ移動し、その結果、整地体4がガススプリング91の付勢力に基づいて上方へ回動する(図27参照)。
そして、作業者が整地体4を最上げ位置まで軽い人力で持ち上げると、ストッパ装置53によって整地体4がその最上げ位置に自動的にロックされる。なお、この例においても、整地体4は、ガススプリング91の付勢力のみによって最上げ位置まで上方回動しないため、作業者が最上げ位置まで人力で少し持ち上げる必要があるが、この際、ガススプリング91は、自由長(最大長さ)にはなっておらず、整地体4を上方側へ付勢しているため、作業者は、軽い人力で整地体4を最上げ位置まで持ち上げることが可能である。
このように、第3の実施の形態に係る農作業機1でも、前記第1、2の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
すなわち、例えばメンテナンス時等に操作レバー90の操作により持上アシスト手段8をアシストオン状態に切り換えると、このアシストオン状態の持上アシスト手段8が整地体4の持ち上げをアシストするため、作業者は整地体4を最上げ位置まで容易に持ち上げることができ、作業者の負担を軽減できる。
また、操作レバー90のワンアクション操作、すなわち例えば回動のみによって、持上アシスト手段8のオンオフを容易に切り換えることができる。
さらに、操作レバー90がオフ位置に位置した持上アシスト手段8のアシストオフ状態時には、操作レバー90にて長尺体93に対する移動体111の移動が規制され、この移動が規制された移動体111に対して回動体106が整地体4の動きに応じて移動するため、持上アシスト手段8が整地体4による整地作業に悪影響を及ぼすことがない。
また、操作レバー90がオン位置に位置した持上アシスト手段8のアシストオン状態時には、長尺体93に対する移動体111の移動が許容され、この移動が許容された移動体111が長尺体93に対して回動体106とともにガススプリング91の付勢力に基づいて移動するため、そのガススプリング91の付勢力を利用して整地体4の持ち上げを適切にアシストできる。
さらに、付勢体であるガススプリング91は、長尺体93内に収納配設され、その全体が常に長尺体93によって覆われているため、作業時に泥土等がガススプリング91に付着するのを防止できるとともに、異物等によって損傷することを防止できる。
また、持上アシスト手段8は、操作レバー90を位置決めする板バネ136を有するため、操作レバー90をオフ位置およびオン位置のいずれかの位置に適切に位置決め保持でき、操作レバー90の不用意な回動を防止できる。
なお、操作レバー(操作部材)90は、その当接部90aが長尺体93の後端面93aに対して接離するように移動体111に回動可能に設けられたものには限定されず、例えば移動体に対して移動可能なものや、移動体に対して脱着可能なもの等でもよい。
また、前記いずれの実施の形態においても、持上アシスト手段8および接地圧調整手段9をそれぞれ1本ずつ備えた構成について説明したが、この構成には限定されず、その本数は任意である。
例えば図34に示すように、持上アシスト手段8および接地圧調整手段9をそれぞれ2本(複数)ずつ備えた構成でもよい。また、例えば1本の持上アシスト手段8と左右2本の接地圧調整手段9とを備えた構成等でもよい。
また、持上アシスト手段8を配設する位置も任意であり、例えば農作業機1の左右方向中央側の位置に持上アシスト手段8を配設した構成等でもよい。
さらに、例えば持上アシスト手段8の付勢体(圧縮バネ31やガススプリング61,91等)の付勢力のみによって整地体4が最上げ位置まで上方回動するようにしてもよい。
また、農作業機1は、1本ものには限定されず、例えば3分割された折畳式農作業機でもよく、また、例えば第1整地板(均平板)および第2整地板(レーキ)等からなる整地体を備えるハロー等でもよい。
なお、本発明のいくつかの実施の形態およびその変形例について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、前記各実施の形態および各変形例を適宜組み合わせることも可能である。
1 農作業機
3 耕耘体
4 整地体
8 持上アシスト手段
31 付勢体である圧縮バネ
32,62 着脱部材である着脱ピン
35,65 孔部
36,66,93 長尺体
41,71,106 回動体
42,72,105 挿通孔部
46,76,111 移動体
61,91 付勢体であるガススプリング
90 操作部材である操作レバー
136 弾性部材である板バネ

Claims (5)

  1. 耕耘作業をする耕耘体と、
    この耕耘体の後方で整地作業する整地体と、
    この整地体の持ち上げをアシストする持上アシスト手段とを備え、
    前記持上アシスト手段は、作業者の操作によりアシストオフ状態およびアシストオン状態に選択的に切換可能となっている農作業機であって、
    前記持上アシスト手段は、
    持上アシスト用の付勢体と、
    少なくともアシストオフ状態時には前記付勢体の全体を覆う筒状の部材とを有する
    ことを特徴とする農作業機。
  2. 耕耘作業をする耕耘体と、
    この耕耘体の後方で整地作業する整地体と、
    この整地体の持ち上げをアシストする持上アシスト手段とを備え、
    前記持上アシスト手段は、作業者の操作によりアシストオフ状態およびアシストオン状態に選択的に切換可能となっている農作業機であって、
    前記持上アシスト手段は、
    持上アシスト用の付勢体と、
    少なくともアシストオフ状態時には前記付勢体の全体を覆う部材とを有する
    ことを特徴とする農作業機。
  3. 耕耘作業をする耕耘体と、
    この耕耘体の後方で整地作業する整地体と、
    この整地体の持ち上げをアシストする持上アシスト手段とを備え、
    前記持上アシスト手段は、作業者の操作によりアシストオフ状態およびアシストオン状態に選択的に切換可能となっている農作業機であって、
    前記持上アシスト手段は、少なくともアシストオフ状態時にはその全体が覆われる持上アシスト用の付勢体を有する
    ことを特徴とする農作業機。
  4. 持上アシスト手段は、作業者による操作部材の操作によりアシストオフ状態およびアシストオン状態に選択的に切換可能となっている
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一記載の農作業機。
  5. 持上アシスト手段は、操作部材の一方向への回動によってアシストオフ状態となり、前記操作部材の他方向への回動によってアシストオン状態となる
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一記載の農作業機。
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