JP2013094869A - ワーク作業装置の姿勢制御装置 - Google Patents

ワーク作業装置の姿勢制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ワークWに対するワーク作業装置1の姿勢を好適に制御して補正する。
【解決手段】ロボットアームに装着してワークWに作業をするワーク作業装置1の姿勢制御装置2であって、ロボットアームに固定する固定プレート21と、ワーク作業装置1を支持する支持プレート22と、支持プレート22と固定プレート21との間に装着され、支持プレート22を固定プレート21に対して弾性支持する弾性機構3と、ワークWに対するワーク作業装置1の姿勢を検知する姿勢検知装置6と、を有し、姿勢検知装置6は、ワークWに当接させるサポートシャフト5と、サポートシャフト5がワークWに当接していることを検知する当接検知手段63と、を備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、ワーク作業装置の姿勢制御装置に係り、特に、ロボットアームに装着するワーク作業装置の姿勢制御装置に関する。
複数の部品を加工し組み付けて、多様なバリエーションを有する製品を完成させる生産ラインでは、種々の形状をなしたワークを効率よく確実に把持して搬送するための技術が採用されている(例えば、特許文献1,2)。
特許文献1では、収納容器内にバラ積みされたワークを把持するために、ワークの3次元形状を識別して、ロボットアームの先端に装着したワーク保持手段をワークの重心座標位置に制御することで、ワークを1個ずつ取り出して搬送するようにしている。
特許文献2では、ロボットハンドにツール座標系を設定し、3次元視覚センサによりロボットハンドの初期設定からのずれを補正して、ロボットハンドの相対的な位置・姿勢を修正するようにしている。
特開平10−315167号公報(請求項1) 特開平10−97311号公報(請求項1)
しかしながら、特許文献1では、バラ積みができないワークには対応しにくいという問題があった。また、特許文献2では、制御や動作が複雑であり、ロボットアームに装着したワーク把持装置のワーク把持部とワークの被把持部との位置や角度のずれを修正することができないという問題があった。
本発明は、このような背景に鑑みてなされたものであり、ロボットアームに装着されたワーク作業装置のワークに対する姿勢を好適に制御するワーク作業装置の姿勢制御装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、ロボットアームに装着してワークに作業をするワーク作業装置の姿勢制御装置であって、前記ロボットアームに固定する固定プレートと、前記ワーク作業装置を支持する支持プレートと、この支持プレートと前記固定プレートとの間に装着され、前記支持プレートを前記固定プレートに対して弾性支持する弾性機構と、前記ワークに対する前記ワーク作業装置の姿勢を検知する姿勢検知装置と、を有し、前記姿勢検知装置は、前記ワークに当接させるサポートシャフトと、このサポートシャフトが前記ワークに当接していることを検知する当接検知手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項1に係る発明は、弾性機構を備えたことで、例えば、パレットに載置されたワークが所定の位置からずれていたり傾いていたりしていても、このずれ等によるずれ量に応じてワークに対する前記ワーク作業装置の姿勢を制御することができる。
つまり、ワークのずれや傾きがある場合には、ロボットアームにより前記ワーク作業装置をワークに対して所定の位置に配置し、前記ワーク作業装置がワークに作業をする際に、作業部位においてワークのずれ量に応じてワークから反作用的にワーク作業装置に負荷が加えられる。
このワーク作業装置に加えられた負荷が支持プレートを介して弾性機構に作用することで、弾性支持された支持プレートにより、弾性機構が前記ワークに対するワーク作業装置の位置や角度のずれを適宜柔軟に吸収して、前記ずれ量に応じて前記支持プレートの位置や傾斜角度を補正することができる。
このようにして、本発明に係る姿勢制御装置は、前記ワークに対する前記ワーク作業装置の姿勢を好適に制御して補正することができる。
ここで、本発明における「ロボット」は、例えば、搬送、塗装、および溶接ロボット等の自動機や多関節ロボットであり、「ワーク作業装置」は、把持装置、塗装装置、溶接装置等である。
また、請求項1に係る発明は、前記姿勢検知装置により、前記サポートシャフトが前記ワークに当接したことを検知することで、前記ワーク作業装置が前記ワークに対して所定の姿勢で、つまり所定の作業位置に所定の作業角度で位置決めされたことを検知することができる。
すなわち、ロボットアームにより前記ワーク作業装置をワークに対して所定の位置に配置した状態で、前記サポートシャフトが前記ワークに当接していることを前記当接検知手段により検知することで、前記ワーク作業装置がワークに対して所定の姿勢で位置決めされたことを検知することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のワーク作業装置の姿勢制御装置であって、前記弾性機構は、前記支持プレートの前記固定プレートに対する変位を検知する変位検知手段を備えたことを特徴とする。
かかる構成によれば、前記支持プレートの前記固定プレートに対する変位を検知する変位検知手段を備えたことで、ワークの位置ずれや傾きがありワーク作業装置に過剰な負荷が作用するような場合には、支持プレートを介して弾性機構に過剰な負荷が作用するため、この過剰な負荷による前記支持プレートの前記固定プレートに対する過剰な変位を検知することができる。
このようにして、本発明に係る姿勢制御装置は、変位検知手段により前記支持プレートの前記固定プレートに対する変位を検知することで、ワークに対するワーク作業装置の姿勢が異常であることを検知し、前記ワーク作業装置がワークに作業をする際に生じる過度な負荷を未然に検知して回避することができる。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載のワーク作業装置の姿勢制御装置であって、前記弾性機構は、ばね部材またはガススプリングで構成したことを特徴とする。
かかる構成によれば、前記弾性機構をばね部材またはガススプリングで構成したことで、ワーク作業装置の姿勢制御に必要な十分なストロークを確保することができる。ここで、ばね部材は、たわみ量に応じて荷重が比例するので、姿勢制御力を徐々に増大させる用途に適し、ガススプリングは、たわみ量が変化しても一定の荷重を発生することができるので、当初から安定した一定の姿勢制御力を確保する用途に適する。
このようにして、本発明に係る姿勢制御装置は、適宜ワーク作業装置の姿勢制御に適した弾性機構を採用することで、ワーク作業装置の好適な姿勢制御を実現することができる。
請求項4に係る発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のワーク作業装置の姿勢制御装置であって、前記当接検知手段は、前記サポートシャフトの先端に設けられた感圧手段であることを特徴とする。
かかる構成によれば、前記サポートシャフトの先端に例えばピアゾ素子等の感圧手段を設けることで、サポートシャフトがワークに当接したことを確実に検知することができる。
請求項5に係る発明は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のワーク作業装置の姿勢制御装置であって、前記サポートシャフトを出没自在に内装する外筒と、記サポートシャフトを前記ワークに押し付ける方向に付勢する付勢手段と、をさらに備え、前記当接検知手段は、前記サポートシャフトが前記ワークに当接してから所定の移動量だけ移動したことを検知することを特徴とする。
かかる構成によれば、前記サポートシャフトを前記ワークに押し付ける方向に付勢する付勢手段を備えたことで、前記サポートシャフトを前記ワークに対して適切な負荷をかけて押圧させることができるため、ワークに損傷を与えることなくサポートシャフトをワークに当接させることができる。
また、前記サポートシャフトが前記ワークに当接してから所定の移動量だけ移動したことを検知する当接検知手段を備えたことで、サポートシャフトがワークに当接しており、かつワークに対してワーク作業装置が所定の姿勢に位置決めされたことをより確実に検知することができる。
請求項6に係る発明は、請求項5に記載のワーク作業装置の姿勢制御装置であって、前記弾性機構の弾性係数は、前記付勢手段の弾性係数よりも大きいことを特徴とする。
かかる構成によれば、前記弾性機構の弾性係数を前記付勢手段の弾性係数よりも大きくすることで、例えば、初期荷重をかけないか、または等しい場合には、前記サポートシャフトが前記付勢手段の付勢力に抗して移動するストロークを前記支持プレートが前記弾性機構の弾性力に抗して移動するストロークよりも大きくすることができる。
このため、前記当接検知手段により前記所定の移動量だけ移動したことを検知してから、前記弾性機構による必要な弾性支持力を発揮させることができる。
請求項7に係る発明は、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のワーク作業装置の姿勢制御装置であって、前記サポートシャフトの先端には、前記ワークと当接する可撓性部材を備えたことを特徴とする。
かかる構成によれば、例えば、ゴム、発泡スチロール、スポンジ等の可撓性部材を備えたことで、前記サポートシャフトを前記ワークに当接させたときの衝撃力を緩和してワークの損傷を防止することができる。
請求項8に係る発明は、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のワーク作業装置の姿勢制御装置であって、前記ワーク作業装置は、前記ワークの所定の部位を把持する把持装置であることを特徴とする。
かかる構成によれば、ワーク把持装置はワークの位置ずれ等の影響を受けやすいため、確実な把持が困難になる場合があるが、本発明の姿勢制御装置をワーク把持装置に適用することで、ずれ等が生じたワークに対して把持装置の姿勢を適切に制御することができるため特に好適である。
本発明に係るワーク作業装置の姿勢制御装置は、ロボットアームに装着されたワーク作業装置のワークに対する姿勢を好適に制御することができる。
本発明の実施形態に係る姿勢制御装置をワーク把持装置に適用した場合の使用例を説明するためのワーク搬出工程を示す平面図である。 本発明の実施形態に係るワーク把持装置の姿勢制御装置の主要部の構成を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るワーク把持装置における把持機構の動作を示す図であり、(a)は断面図であり、(b)は先端部の側面図である。 本発明の実施形態に係るワーク把持装置における把持機構を示す図であり、(a)は斜視図であり、(b)は把持する前の状態、(c)は従動部材の分解図、(d)は把持した状態を示す。 本発明の実施形態に係る姿勢制御装置における把持機構の位置合わせ治具の構成を示す部分断面正面図である。 本発明の実施形態に係る姿勢制御装置における弾性機構の動作(ワークを載置するパレットの剛性が高い場合)を示す模式的正面図であり、(a)はワーク把持部を被把持部に挿入する前の状態、(b)はワーク把持部を被把持部に挿入した後の状態を示す。 本発明の実施形態に係る姿勢制御装置における弾性機構の動作(ワークを載置するパレットの剛性が低い場合)を示す模式的正面図であり、(a)はワーク把持部を被把持部に挿入する前の状態、(b)はワーク把持部を被把持部に挿入した後の状態を示す。 本発明の実施形態に係るワーク把持装置の動作を説明するための部分正面断面図であり、把持装置で把持する前の状態を示す。 本発明の実施形態に係るワーク把持装置の動作を説明するための部分正面断面図であり、サポートシャフトがワークに当接した状態を示す。 本発明の実施形態に係るワーク把持装置の動作を説明するための部分正面断面図であり、サポートシャフトの外筒がワークに当接した状態を示す。 本発明の実施形態に係るワーク把持装置の動作を説明するための部分正面断面図であり、クランプが完了した状態を示す。 本発明の実施形態に係るワークが過剰に位置ずれを生じている場合のワーク把持装置の動作を説明するための部分正面断面図である。
本発明の実施形態に係る姿勢制御装置2をワーク作業装置であるワーク把持装置1に適用する場合について、主として図1〜図5を参照しながら詳細に説明する。
ワーク把持装置1は、図1に示すように、姿勢制御装置2に装着した状態で多関節ロボット100のロボットアーム101の先端部102に取り付けて使用される。多関節ロボット100は、搬送装置200によって取り出し位置まで搬送されてきたパレット201に載置されたワークWをロボットアーム101の先端部102に装着されたワーク把持装置1(図2を併せて参照)によりワークWの被把持部Wa(図2)を3箇所で把持し、ロボットアーム101を旋回させ把持状態を解除して搬出装置300まで搬送(ワークW1参照)する工程を担っている。
なお、本実施形態においては、ワーク作業装置がワーク把持装置1である場合について説明するが、これに限定されるものではなく、例えばスポンジローラをワークに押圧して塗装する塗装装置や、ワークを電極で挟んで溶接する溶接装置等にも適宜適用することができる。
<ワーク把持装置>
ワーク把持装置1は、図2に示すように、ワークWの被把持部Waを把持する把持機構11と、この把持機構11を自在移動可能に支持する3軸移動機構12と、把持機構11の移動を規制する移動規制装置13と、を備えている。
そして、ワーク把持装置1は、図1に示すように、別途把持機構11を種々のワークに適合させるための把持機構11の位置合わせ治具400を多関節ロボット100の近傍に備えている。
なお、本実施形態において、ワーク把持装置1は、同様のワーク把持装置1を3箇所に配設してワークWの被把持部Waを3箇所で把持しているが(図1参照)、3箇所に限定されるものではなく、ワークWの形状に応じて適宜1箇所でもよく、2箇所以上でもよい。3箇所に配設された把持機構11は同様の構成である。
把持機構11は、図3に示すように、くさび形状部111aが形成された駆動部材111と、駆動部材111により拡径方向に移動する従動部材112と、駆動部材111および従動部材112を収容するホルダ113と、駆動部材111を往復移動して従動部材112を駆動させる駆動手段114(図2)と、を備えている。
駆動部材111は、図4(b)に示すように、円柱形状をなし、先端部には円周方向に3箇所形成された平坦面からなるくさび形状部111aを備えている。
従動部材112は、図4(c)に示すように、ほぼ矩形形状をなし、円周方向に並べて3箇所に配設されている。従動部材112は、外側の一方の面にくさび形状部111aに適合する平坦面からなる勾配部112aが形成され、内側の他方の面に被把持部Waに接合する接合部112bが形成されている。
なお、勾配部112aは、平坦面からなるくさび形状部111aに適合するように平坦面で形成され、接合部112bはワークWの被把持部Waに適合するように断面視で円弧状に形成されているが、これに限定されるものではなく、ワークWの重量や摺動部の耐摩耗性、加工性の難易度等を考慮して適宜定めればよく、例えば勾配部112aとくさび形状部111aを断面視で円弧状に形成してもよい。
ホルダ113は、図3に示すように、駆動部材111を図3(a)の上下方向に往復移動自在に支持する本体部113aと、この本体部113aの先端に螺合して接合された先端部113bと(図4(b)参照)、を備えている。
そして、ホルダ113は、本体部113aの内周面113cで駆動部材111を往復移動自在に支持し、先端部113bの支持部113d,113e(図3(b)参照)で従動部材112を図3(a)の左右方向(水平方向)に往復移動自在に支持している。
駆動手段114は、図2に示すように、エアシリンダ等の往復駆動手段を駆動部材111に連結し、駆動部材111を往復移動できるように構成している。
把持機構11は、駆動手段114により、駆動部材111を図3(a)の上下方向に往復移動することで、従動部材112を図3(a)の左右方向に移動して(図4(b)参照)、ワークWの被把持部Waに従動部材112の接合部112bを押し付けるようにして(図4(d)参照)、ワークWを把持する機構である(図2参照)。
3軸移動機構12は、図2に示すように、支持プレート22に配設されたX軸方向移動機構121と、このX軸方向移動機構121に支持されたY軸方向移動機構122と、このY軸方向移動機構122にブラケット124を介して支持されたZ軸方向移動機構123と、を備えている。
3軸移動機構12は、3軸とも同様に構成され、例えば、X軸方向移動機構121では、X軸方向に配設されたガイドレール121aと、このガイドレール121aに沿って移動自在に配設されたホルダ121bと、を備えている。
かかる構成により、ワーク把持装置1は、3軸移動機構12により、ワーク把持機構11を前後(X軸)、左右(Y軸)、上下(Z軸)方向の3軸方向に自在に移動できるように支持している。
なお、本実施形態においては3軸移動機構12を採用したが、これに限定されるものではなく、ワークWの被把持部Waの位置関係を考慮して適宜自由度を設定するものであり、1軸や2軸でもよいし、さらに回転軸を備えた移動機構を採用することもできる。
移動規制装置13は、3軸とも同様に構成され、それぞれX軸方向移動機構121、Y軸方向移動機構122、およびZ軸方向移動機構123に設けられている。例えば、X軸方向移動機構121では、ガイドレール121aをクランプしてホルダ121bの移動を規制するロック機構を採用している。ただし、移動規制装置13におけるロック方式は、特に限定されるものではなく、エア式、電磁式等の種々の形態を採用することができる。
かかる構成により、ワーク把持装置1は、移動規制装置13より、把持機構11をワークWの被把持部Waに位置合わせした状態でロックして移動しないように保持することができる。
このため、ワーク把持装置1は、後記する把持機構11の位置合わせ治具400により(図5参照)、把持機構11を自在な位置に調整して被把持位置が異なる種々のワークに柔軟に対応することができる。
<姿勢制御装置>
姿勢制御装置2は、図2に示すように、ロボットアーム101の先端部102に固定する固定プレート21と、ワーク把持装置1を支持する支持プレート22と、支持プレート22を弾性支持する弾性機構3と、支持プレート22の変位検知手段4と、ワーク把持装置1の姿勢を検知する姿勢検知装置6と、を備えている。
固定プレート21は、支持プレート22を支持するベースとなる部材であり、平面視で矩形形状をなしている(図1参照)。
支持プレート22は、固定プレート21に四隅に配設された弾性機構3(図1を併せて参照)を介して弾性支持されている。支持プレート22には、ワーク把持装置1および姿勢検知装置6がワークWの所定の箇所(本実施形態では3箇所)を把持できるように所定の箇所(本実施形態では3箇所)に配設されている。
弾性機構3は、図2に示すように、固定プレート21と支持プレート22の間に配設されたコイルスプリング31により、支持プレート22を固定プレート21から離れる方向(図2の下方向)に付勢して、支持プレート22を固定プレート21に対して弾性支持している。
なお、本実施形態においては、弾性機構3のばね部材としてコイルスプリング31を採用したが、これに限定されるものではなく、姿勢制御に必要な荷重および撓み量が確保できるものであれば、ねじりコイルばね、板ばね、皿ばね等の種々のばね部材を採用することができる。また、ばね部材に限定されるものではなく、ガススプリングを採用することもできる。
すなわち、ワーク作業装置の作業内容に応じて、その姿勢制御に必要な荷重や撓み量(ストローク)を考慮して、適宜適切なばね部材またはガスプリングを選択して好適な姿勢制御を実現するが、ばね部材は、たわみ量に応じて荷重が比例するので、姿勢制御力を徐々に増大させる用途に適し、ガススプリングは、たわみ量が変化しても一定の荷重を発生することができるので、当初から安定した一定の姿勢制御力を確保する用途に適する。
変位検知手段4は、支持プレート22の固定プレート21に対する変位を検知する検知装置であり、近接センサ等の検知装置が使用される。
変位検知手段4は、支持プレート22の原位置を検知する第1検知器41および第1被検知部41aと、ワーク把持装置1による把持位置を検知する第2検知器42および第2被検知部42aと、支持プレート22の過剰変位を検知する第3検知器43および第3被検知部43aと、を備えている。
かかる構成により、支持プレート22が図8に示す原位置から固定プレート21に近づく方向に移動し、第2被検知部42aが第2検知器42の位置までくるとワーク把持装置1による把持位置にあることを検知し(図9参照)、支持プレート22が把持位置を行き過ぎて第3被検知部43aが第3検知器43の位置までくると支持プレート22の過剰変位を検知することができる(図12(c)参照)。
姿勢検知装置6は、図2に示すように、ワークWに当接させるサポートシャフト5と、サポートシャフト5の先端に設けられた可撓性部材5aと、サポートシャフト5を出没自在に内装する外筒61と、サポートシャフト5をワークWに押し付ける方向に付勢する付勢手段62と、サポートシャフト5がワークWに当接していることを検知する当接検知手段63と、外筒61を図3の上下方向に移動するエアシリンダ64と、を備えている。
ここで、可撓性部材5aは、例えば、ゴム、発泡スチロール、スポンジ等を使用して、サポートシャフト5をワークWに当接させたときの衝撃力を緩和しワークWの損傷を防止することができる。
また、エアシリンダ64は、ワーク把持装置1の位置決めの際に姿勢検知装置6がワークWに干渉しないように外筒61およびサポートシャフト5を上方に逃がすための装置であり、外筒61およびサポートシャフト5を下方に下げた状態でサポートシャフト5がワークWと当接可能になる。
当接検知手段63は、光センサ等からなり、サポートシャフト5がワークWに当接してから所定の移動量sだけ移動し(図9(a)参照)、外筒61の先端面とサポートシャフト5の先端面が面一となった状態で(図10(a)参照)、対面する位置に移動してきた被検知部63aにより、サポートシャフト5がワークWに当接してから所定の移動量だけ移動したことを検知する。
付勢手段62は、特に限定されず、コイルスプリング等を採用することができるが、付勢手段62の弾性係数は、弾性機構3のコイルスプリング31の弾性係数よりも小さく(弾性機構3の弾性係数が付勢手段62の弾性係数よりも大きく)なるように設定されている。
かかる構成により、図9に示すように、サポートシャフト5がワークWに当接してから移動する移動量s(図9(a)参照)よりも、その間にコイルスプリング31(図5参照)が撓む移動量s′(図9(b)参照)の方が小さくなる。
姿勢検知装置6は、ブラケット124に支持されて、ワーク把持装置1の把持機構11の近傍に配設されている。
姿勢検知装置6は、当接検知手段63により、ワークWを把持する従動部材112がワークWの被把持部Waに適正に挿入された状態であることを検知することができる。
つまり、ロボットアーム101(図1参照)の先端部102を近づけてサポートシャフト5がワークWに当接した状態で、さらに先端部102をワークWに近づける方向に移動させると、ワーク把持装置1とともに外筒61が図3の下方に移動してサポートシャフト5が付勢手段62の付勢力に抗して外筒61内に収容され、外筒61の先端面とサポートシャフト5の先端面が面一となってワークWに当接する。
このとき、同時に把持機構11の先端部(ワーク把持部)では、ワークWを把持する従動部材112がワークWの被把持部Waに適正に挿入された状態となるように把持機構11に対して姿勢検知装置6が適正な位置および高さに配設されている。
このため、姿勢検知装置6は、サポートシャフト5がワークWに当接してから所定の移動量だけ移動し外筒61の先端面とサポートシャフト5の先端面が面一となった状態を当接検知手段63によって検知することで、ワークWを把持する従動部材112がワークWの被把持部Waに適正に挿入された状態となっていることを確認することができる。
把持機構11の位置合わせ治具400は、図5に示すように、多種類のワークに対応する被把持部Wa(図2参照)である穴部401aが形成された治具プレート401と、この治具プレート401に立設されたガイドポスト402と、を備えている。
かかる構成により、位置合わせ治具400のガイドポスト402に支持プレート22に配設されたガイド部材221を嵌合させることで、ロボットアーム101の先端部102に装着されたワーク把持装置1を位置合わせ治具400に位置決めできるようになっている。
そして、ワーク把持装置1を位置合わせ治具400に位置決めした状態で、把持機構11の先端部(ワーク把持部)を所定のワークに対応する穴部201aに挿入し、移動規制装置13により3軸移動機構12の移動を規制することで、把持機構11を位置決めした状態でロックすることができる。
続いて、本発明の実施形態に係るワーク把持装置1の姿勢制御装置2の動作について図6から図12を参照しながら説明する。
<弾性機構3の動作>
まず、弾性機構3の動作について、主として図6と図7を参照しながら説明する。参照する図6はワークを載置するパレットの剛性が高い場合の弾性機構3の動作を示す模式的正面図であり、(a)は把持機構11の先端部(ワーク把持部)を被把持部に挿入する前の状態、(b)はワーク把持部を被把持部に挿入した後の状態を示す。図7はワークを載置するパレットの剛性が低い場合の弾性機構3の動作を示す模式的正面図である。
なお、図6と図7では、説明の便宜上、ワークWの傾き等を誇張して表現するが、実際には微小な変形量である。
ここで、パレット201(図1参照)は、目的や用途に応じて種々の形態が採用されるが、例えば、金属製のアングル材等で構成する場合には一般的に剛性が高く、合成樹脂等で構成する場合には剛性が低くなるため、弾性機構3の付勢力(弾性支持力)とパレット201の剛性との関係により以下のように弾性機構3は異なる機能を奏する。
<パレットの剛性が高い場合>
ワークを載置するパレットの剛性が高い場合には、弾性機構3は、ワークWの姿勢に合わせてワーク把持装置1の姿勢を制御するように動作する傾向を示す。
すなわち、弾性機構3は、図1に示すように、例えば、パレット201に載置されたワークWを把持機構11で把持しようとする際に、パレット201に載置されたワークWが所定の位置からずれていたり傾いていたりしている場合には、このずれ等によるずれ量に応じてワークWに対するワーク把持装置1の姿勢を制御する。
具体的には、図6(a)に示すように、ワークWに角度αの傾きがある場合には、ロボットアーム101(図1参照)によりワーク把持装置1をワークWに対して所定の位置に配置し、把持機構11の先端部(ワーク把持部)をワークWの被把持部Waに挿入する際に、ワークWの傾き角度αに応じてワークWの被把持部Waから支持プレート22を時計回りに回転させようとするモーメントMが反作用的に加えられる。
そして、図6(b)に示すように、このようにして加えられたモーメントMがワークWに対するワーク把持装置1の角度αの傾きを適宜柔軟に吸収し、傾き角度αに応じて支持プレート22の位置や傾斜角度を補正することで、姿勢制御装置2は、ワークWに対するワーク把持装置1の姿勢を好適に制御することができる。
<パレットの剛性が低い場合>
ワークを載置するパレットの剛性が低い場合には、弾性機構3は、ワークWの姿勢をワーク把持装置1に合わせるように動作する傾向を示す。
すなわち、弾性機構3は、図1に示すように、例えば、パレット201に載置されたワークWを把持機構11で把持しようとする際に、パレット201に載置されたワークWが所定の位置からずれていたり傾いていたりしている場合には、このずれ等を補正して、ワークWの姿勢をワーク把持装置1に合わせるように機能する。
具体的には、図7(a)に示すように、把持機構11の先端部(ワーク把持部)をワークWの被把持部Waに挿入する際に、弾性機構3はその付勢力(弾性支持力)により、傾き角度αでパレット201(図1参照)に載置されているワークWに付勢力(押圧力)を付与するため、パレット201のしなりや変形等によりワークWを反時計回りに回転させようとするモーメントM′が加えられる。
そして、図7(b)に示すように、このようにして加えられたモーメントM′は、ワークWの姿勢が傾き角度αよりも小さいα′になるように作用するため、ワーク把持装置1とワークWとのずれを好適に補正してワークWの姿勢をワーク把持装置1に合わせることができる。
なお、この例ではパレットのしなりや変形を小さくする方向でワークWにワーク把持装置1が正対するように機能する場合を説明したが、姿勢制御装置2が、パレットのしなりや変形を大きくする方向でワークWにワーク把持装置1が正対するように機能する場合もあり得る。
また、本実施形態においては、便宜上、パレット201の剛性が高い場合と低い場合に分けて説明したが、実際には厳格に区別されるものではなく、弾性機構3による付勢力(弾性支持力)とパレット201の剛性との関係等により複合的に動作するが、弾性機構3による付勢力を適宜調整することで好適にワークWにワーク把持装置1が正対するように制御することができる。
<ワーク把持装置の動作>
ワーク把持装置1の動作について、図8から図11を参照しながら説明する。参照する図において、図8は把持装置でワークを把持する前の状態、図9はサポートシャフトがワークに当接した状態、図10はサポートシャフトの外筒がワークに当接した状態、図11はクランプが完了した状態を示す部分正面断面図である。
ワーク把持装置1がワークWに当接しない状態から(図8(a))、ロボットアーム101の先端部102をサポートシャフト5がワークWに当接するまで近づけた状態で(図9(a))、さらに先端部102をワークWに近づける方向にsだけ移動させると、図10(a)に示すように、ワーク把持装置1とともに外筒61が図3の下方に移動してサポートシャフト5が付勢手段62の付勢力に抗して外筒61内に収容され、外筒61の先端面とサポートシャフト5の先端面が面一となってワークWに当接する。
そして、このようにして外筒61の先端面とサポートシャフト5の先端面が面一となった状態を当接検知手段63によって検知する。つまり、当接検知手段63は、サポートシャフト5がワークWに当接してから所定の移動量だけ移動したことを対面する位置に移動してきた被検知部63aにより検知する。
一方、変位検知手段4は、図10(b)に示すように、ワーク把持装置1による把持位置を検知する第2検知器42が対面する位置に移動してきた第2被検知部42aの存在を検知する。このようにして、姿勢制御装置2は、ワーク把持装置1が正規の把持位置に位置決めされたことを確認する。
このとき、ワーク把持装置1が正規の把持位置に位置決めされた状態であれば、同時に把持機構11の先端部(ワーク把持部)では、ワークWを把持する従動部材112が所定の隙間δ(図10(a)参照)を形成してワークWの被把持部Waに適正に挿入された状態となっている。
このようにして、姿勢検知装置6は、サポートシャフト5がワークWに当接してから所定の移動量だけ移動し外筒61の先端面とサポートシャフト5の先端面が面一となった状態を当接検知手段63によって検知することで、ワークWを把持する従動部材112がワークWの被把持部Waに適正に挿入された状態となっていることを確認することができる。
そして、図11に示すように、ワークWに対してワーク把持装置1が所定の姿勢で位置決めされた状態で、把持機構11は、駆動手段114により、駆動部材111を従動部材112に押し込むように移動して(図11(a)参照)、ワークWの被把持部Waに従動部材112を押し付けるようにしてワークWを把持する。
<ワークが過剰にずれている場合の動作>
図1におけるパレット201に載置されたワークWが振動や外的要因により過剰な位置ずれを生じている場合におけるワーク把持装置1の姿勢制御装置2の動作について図12を参照しながら説明する。
姿勢制御装置2は、弾性機構3によっても姿勢制御しきれないようなワークWが過剰な位置ずれを生じている場合には、その状態を姿勢検知装置6および変位検知手段4によって検知する。
ワークWが所定の載置状態から過剰にずれている場合には、図12(a)に示すように、把持機構11の先端部がワークWの被把持部Waに接近しようとすると、ワークWが過剰にずれているため把持機構11の先端部をワークWの被把持部Waに挿入することができずに把持機構11の先端部がワークWに当接する。
把持機構11の先端部がワークWに当接した状態では、ロボットアーム101の先端部102を移動させて、サポートシャフト5がワークWに当接するまで近づけようとしても、図12(b)に示すように、サポートシャフト5をワークWに当接させることができない。
このため、当接検知手段63は、サポートシャフト5が所定の移動量sだけ移動して、外筒61の先端面とサポートシャフト5の先端面が面一となった状態を検知することができない。
そして、サポートシャフト5がワークWに当接していることを検知しない状態のままで、変位検知手段4により第2検知器42が対面する位置に移動してきた第2被検知部42aにより支持プレート22がワーク把持位置まで変位したことを検知する。
しかしながら、変位検知手段4は、第2検知器42により支持プレート22がワーク把持位置まで変位したことを検知しても、当接検知手段63によりサポートシャフト5がワークWに当接していることを検知しないので、ワーク把持装置1がワークWに対して正規の位置に位置決めされたと判定することができない。
このため、ロボットアーム101の先端部102をさらに移動させると、図12(c)に示すように、姿勢制御装置2は、変位検知手段4により第3検知器43が対面する位置に移動してきた第3被検知部43aにより支持プレート22の過剰変位を検知する。
このようにして、姿勢制御装置2は、当接検知手段63によりサポートシャフト5がワークWに当接していることを検知しない状態で、変位検知手段4により支持プレート22の過剰変位を検知することで、ワークWが過剰にずれていると判断し、ワーク把持装置1によりワークWを把持しようとする際に生じる過度な負荷を未然に検知して回避することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記した実施形態に限定されず、適宜変更して実施することが可能である。
例えば、前記した実施形態においては、当接検知手段63によりサポートシャフト5がワークWに当接してから移動量sだけ移動したことを検知したが、これに限定されるものではなく、サポートシャフト5の先端に、例えばピアゾ素子等の感圧手段を設けることで、サポートシャフト5がワークWに当接したことを検知することもできる。また、サポートシャフト5の先端に感圧手段を設けて、さらに当接検知手段63を設けてもよい。
本実施形態においては、ワーク把持装置1の姿勢を検知する姿勢検知装置6を3箇所に配設されたワーク把持装置1にそれぞれ対応して、ワーク把持装置1の近傍に3箇所配設したが、これに限定されるものではなく、姿勢検知装置6はワーク把持装置1に対応する近傍に配設しなくてもよいし、ワーク把持装置1と姿勢検知装置6の数量が同数でなくてもよく、別個の箇所に異なる数量で配設してもよい。
1 ワーク把持装置(ワーク作業装置)
2 姿勢制御装置
3 弾性機構
4 変位検知手段
5 サポートシャフト
5a 可撓性部材
6 姿勢検知装置
11 把持機構
12 3軸移動機構
13 移動規制装置
21 固定プレート
22 支持プレート
31 コイルスプリング(ばね部材)
61 外筒
62 付勢手段
63 当接検知手段
100 多関節ロボット
101 ロボットアーム
111 駆動部材
111a くさび形状部
112 従動部材
112a 勾配部
112b 接合部
113 ホルダ
113a 本体部
113b 先端部
114 駆動手段
400 位置合わせ治具
401 治具プレート
W ワーク
Wa 被把持部

Claims (8)

  1. ロボットアームに装着してワークに作業をするワーク作業装置の姿勢制御装置であって、
    前記ロボットアームに固定する固定プレートと、
    前記ワーク作業装置を支持する支持プレートと、
    この支持プレートと前記固定プレートとの間に装着され、前記支持プレートを前記連結プレートに対して弾性支持する弾性機構と、
    前記ワークに対する前記ワーク作業装置の姿勢を検知する姿勢検知装置と、を有し、
    前記姿勢検知装置は、
    前記ワークに当接させるサポートシャフトと、
    このサポートシャフトが前記ワークに当接していることを検知する当接検知手段と、
    を備えたことを特徴とするワーク作業装置の姿勢制御装置。
  2. 前記弾性機構は、前記支持プレートの前記固定プレートに対する変位を検知する変位検知手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のワーク作業装置の姿勢制御装置。
  3. 前記弾性機構は、ばね部材またはガススプリングで構成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のワーク作業装置の姿勢制御装置。
  4. 前記当接検知手段は、前記サポートシャフトの先端に設けられた感圧手段であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のワーク作業装置の姿勢制御装置。
  5. 前記サポートシャフトを出没自在に内装する外筒と、
    前記サポートシャフトを前記ワークに押し付ける方向に付勢する付勢手段と、
    をさらに備え、
    前記当接検知手段は、前記サポートシャフトが前記ワークに当接してから所定の移動量だけ移動したことを検知することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のワーク作業装置の姿勢制御装置。
  6. 前記弾性機構の弾性係数は、前記付勢手段の弾性係数よりも大きいことを特徴とする請求項5に記載のワーク作業装置の姿勢制御装置。
  7. 前記サポートシャフトの先端には、前記ワークと当接する可撓性部材を備えたことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のワーク作業装置の姿勢制御装置。
  8. 前記ワーク作業装置は、前記ワークの所定の部位を把持する把持装置であることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のワーク把持装置の姿勢制御装置。
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