JP2013086758A - フロントピラー構造 - Google Patents

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Eiji Yoshida
栄志 吉田
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Abstract

【課題】フロントピラー部の剛性を確保しつつ、ピラー補強パイプにおける電着塗装液の排水性を向上させることが課題である。
【解決手段】フロントピラー構造10は、車両に備えられたフロントウィンドウガラス22の縦縁部24に沿って延びるパイプ状に形成され、車両のフロントピラー部12を構成するピラー補強パイプ14と、ピラー補強パイプ14の底壁部28からピラー補強パイプ14の内部に突出されると共に、ピラー補強パイプ14の長手方向に沿って延びるガイド部44と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、フロントピラー構造に関する。
従来、パイプ状の中空部材を備えたフロントピラー構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−182079号公報
しかしながら、この種のフロントピラー構造を備えた車体を電着塗装(エレクトロ・ディプテーション)液槽中に浸漬させた場合、中空部材の内部に電着塗装液が残った状態で、この車体が次の工程に搬送されることがある。
ここで、中空部材の内部に残った電着塗装液の排水性を確保するために、中空部材に排水孔を形成することが考えられるが、この場合には、中空部材、ひいては、車両のフロントピラー部の剛性が低下する虞がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、フロントピラー部の剛性を確保しつつ、ピラー補強パイプにおける電着塗装液の排水性を向上させることができるフロントピラー構造を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載のフロントピラー構造は、車両に備えられたフロントウィンドウガラスの縦縁部に沿って延びるパイプ状に形成され、車両のフロントピラー部を構成するピラー補強パイプと、前記ピラー補強パイプの底壁部から前記ピラー補強パイプの内部に突出されると共に、前記ピラー補強パイプの長手方向に沿って延びるガイド部と、を備えている。
このフロントピラー構造によれば、ピラー補強パイプの底壁部には、このピラー補強パイプの内部に突出するガイド部が設けられている。このガイド部は、ピラー補強パイプの長手方向に沿って延びている。従って、例えば、このフロントピラー構造を備えた車体が、電着塗装液槽中に浸漬された後に次工程に搬送される際に、ピラー補強パイプの内部に電着塗装液が残っていても、この電着塗装液の液面の車体の搬送に伴う振動をガイド部によって減衰させることができる。この結果、ピラー補強パイプの内部において電着塗装液が整流されるので、ピラー補強パイプの両側開口部からの電着塗装液の排水性を向上させることができる。
しかも、このようにピラー補強パイプの底壁部から突出するガイド部により、電着塗装液の排水性を向上させているので、ピラー補強パイプに排水孔を形成した場合と異なり、フロントピラー部の剛性を確保することができる。
以上詳述したように、本発明によれば、フロントピラー部の剛性を確保しつつ、ピラー補強パイプにおける電着塗装液の排水性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係るフロントピラー構造が適用されたフロントピラー部の断面図である。 図1に示されるピラー補強パイプの斜視図である。 図1に示されるピラー補強パイプの内部において電着塗装液の液面の振動がガイド部によって減衰される様子を説明する図である。 図1に示されるピラー補強パイプの第一変形例を示す断面図である。 図1に示されるピラー補強パイプの第二変形例を示す断面図である。 図1に示されるピラー補強パイプの第三変形例を示す断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。
なお、各図において示される矢印UP、矢印FR、矢印OUTは、車両上下方向上側、車両前後方向前側、車両幅方向外側をそれぞれ示している。
図1に示されるように、本発明の一実施形態に係るフロントピラー構造10が適用されたフロントピラー部12は、ピラー補強パイプ14と、サイドアウタパネル16と、モール18と、ダム20とを有して構成されている。
ピラー補強パイプ14は、車両に備えられたフロントウィンドウガラス22の縦縁部24に沿って延びるパイプ状に形成されている。このピラー補強パイプ14は、例えば、高周波焼入れパイプとされており、図2に示されるように、車両後側に向かうに従って車両上側に向かうように車両前後方向に対して傾斜して配置されている。
このピラー補強パイプ14は、図1,図2に示されるように、車両上下方向に延び互いに車両幅方向に対向する一対の側壁部26と、この一対の側壁部26の下端部を連結する底壁部28と、この一対の側壁部26の上端部を連結する上壁部30とを有している。
底壁部28は、車両下側且つ後側を向いて形成されており、上壁部30は、車両上側且つ前側を向いて形成されている。これら一対の側壁部26、底壁部28、及び、上壁部30は、ピラー補強パイプ14の長手方向の全長に亘って形成されている。また、上壁部30は、車両上側(車両前側)に凸を成すように屈曲されており、内側傾斜部32と外側傾斜部34とを有している。
図1に示されるように、サイドアウタパネル16は、ピラー補強パイプ14を車両幅方向外側から覆っており、このサイドアウタパネル16の上端部には、車両幅方向内側に向けて延出するフランジ部36が形成されている。このフランジ部36は、上述の外側傾斜部34に車両上側(車両前側)から重ね合わされた状態で溶接等により接合されている。
また、フランジ部36の車両上側(車両前側)には、フロントウィンドウガラス22の縦縁部24(フロントウィンドウガラス22の車両幅方向外側の縁部)が位置されており、この縦縁部24は、フランジ部36に接着剤38により接合されている。この接着剤38の車両幅方向内側には、ゴム製のダム20が設けられており、このダム20は、縦縁部24とフランジ部36との間に介在されている。
また、サイドアウタパネル16には、縦縁部24の車両幅方向外側に縦壁部40が形成されている。この縦壁部40は、上述のフランジ部36における車両幅方向外側の端部から車両上側(車両前側)に向けて延出されており、縦縁部24との間に隙間42を有している。モール18は、縦縁部24に沿って設けられており、この隙間42を車両上側(車両前側)から塞いでいる。
また、上述のピラー補強パイプ14の底壁部28には、複数のガイド部44が形成されている。この複数のガイド部44は、それぞれ底壁部28からピラー補強パイプ14の内部に突出されたビード状に形成されており、ピラー補強パイプ14の長手方向に沿って延びている。この複数のガイド部44は、車両幅方向に並んで形成されており、この複数のガイド部44の間には、ピラー補強パイプ14の長手方向に沿って延びる溝部46が形成されている。このガイド部44は、好ましくは、ピラー補強パイプ14の長手方向の全長に亘って形成されるが、ピラー補強パイプ14の長手方向の一部に形成されても良い。
次に、本発明の一実施形態の作用及び効果について説明する。
以上詳述したように、このフロントピラー構造10によれば、ピラー補強パイプ14の底壁部28には、このピラー補強パイプ14の内部に突出する複数のガイド部44が形成されている。このガイド部44は、ピラー補強パイプ14の長手方向に沿って延びている。従って、例えば、このフロントピラー構造10を備えた車体が、電着塗装液槽中に浸漬された後に次工程に搬送される際に、図3に示される如く、ピラー補強パイプ14の内部に電着塗装液60が残っていても、この電着塗装液60の液面62の車体の搬送に伴う振動を複数のガイド部44によって減衰させることができる。この結果、ピラー補強パイプ14の内部において電着塗装液60が整流されるので、ピラー補強パイプ14における両側開口部48からの電着塗装液60の排水性を向上させることができる。
しかも、このようにピラー補強パイプ14の底壁部28から突出するガイド部44により、電着塗装液60の排水性を向上させているので、ピラー補強パイプ14に排水孔を形成した場合と異なり、フロントピラー部12の剛性を確保することができる。
つまり、このフロントピラー構造10によれば、ピラー補強パイプ14を用いることで、フロントピラー部12の細幅化及び高剛性化を達成しつつ、一般に電着塗装液60が排水されにくいとされる中空部材とされたピラー補強パイプ14の排水性を向上させることができるのである。
次に、本発明の一実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態において、ピラー補強パイプ14は、複数のガイド部44を有していたが、図4に示されるように、ガイド部44は、一つでも良い。また、図4に示されるように、このガイド部44の両側に一対の溝部46が形成されていても良い。このように構成されていると、ピラー補強パイプ14を容易に製造することができる。
また、ピラー補強パイプ14は、図5に示されるように、底壁部28以外に、一対の側壁部26にもガイド部44が形成された構成とされていても良い。このように構成されていると、ピラー補強パイプ14の内部における電着塗装液の整流効果をより高めることができる。
また、ガイド部44は、図6に示されるように、その頂上部にピラー補強パイプ14の長手方向に沿って延びる稜線部50を有していても良い。このように構成されていると、ピラー補強パイプ14の剛性をより向上させることができる。
また、ガイド部44は、底壁部28に一体に形成されていたが、底壁部28と別体とされた上で底壁部28に一体に固定されていても良い。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10 フロントピラー構造
12 フロントピラー部
14 ピラー補強パイプ
22 フロントウィンドウガラス
24 縦縁部
28 底壁部
44 ガイド部
60 電着塗装液

Claims (1)

  1. 車両に備えられたフロントウィンドウガラスの縦縁部に沿って延びるパイプ状に形成され、車両のフロントピラー部を構成するピラー補強パイプと、
    前記ピラー補強パイプの底壁部から前記ピラー補強パイプの内部に突出されると共に、前記ピラー補強パイプの長手方向に沿って延びるガイド部と、
    を備えたフロントピラー構造。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6445583U (ja) * 1987-09-17 1989-03-20
JP2000505395A (ja) * 1996-02-26 2000-05-09 アーベー ボルボ 本体下方部分と本体上方部分とからなる自動車本体及びそのような自動車本体の本体上方部分の製造方法

Patent Citations (2)

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