JP2019156188A - アンダーランプロテクタ - Google Patents

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尚宜 芹澤
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章司 山田
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Abstract

【課題】第1下板部の上面と第2下板部の上面との間に生じる段差部分への水の滞留を抑制することが可能なアンダーランプロテクタの提供。【解決手段】内部に内部空間33を区画するアンダーランプロテクタ5は、第1部材21と第2部材22とを備える。第1部材21は、車幅方向に延びる第1下板部25を有する。第2部材22は、車幅方向に延びる第2下板部28を有し、第2下板部28の端縁部31が第1下板部25の端縁部32に対して上方から重なった状態で、第1部材25に対して固定される。第1下板部25と第2下板部28とは、内部空間33の下方を区画する。第1下板部25又は第2下板部28の少なくとも一方の下板部には、前後方向に切り欠かれた切欠部が形成される。一方の下板部の切欠部の端面は、他方の下板部の端面との間に内部空間33と外部とを連通する開口43を区画する。【選択図】図4

Description

本開示は、アンダーランプロテクタに関する。
特許文献1には、車両前側に配置された外側パネルと、車両後側に配置された内側パネルとが中空の閉断面を有するように結合されて構成されるアンダランプロテクタの構造が記載されている。外側パネルは、立設されたウェブ部の下端縁から車両後方に突出するように屈曲形成されたフランジ部を有する。内側パネルは、立設されたウェブ部の下端縁から車両前方に突出するように屈曲形成されたフランジ部を有する。外側パネルが内側パネルを外嵌するように、外側パネルのフランジ部は内側パネルのフランジ部の外側に設けられる。内側パネルのフランジ部における縁部(端縁部)と、外側パネルのフランジ部における縁部(端縁部)とは、重合して結合した部分を有するように結合される。
特開2015−104945号公報
特許文献1に記載のアンダランプロテクタ(アンダーランプロテクタ)の構造では、内側パネルのフランジ部(第2下板部)における縁部と、第2下板部の外側に設けられる外側パネルのフランジ部(第1下板部)における縁部とが、重合して結合した部分を有するように結合されるので、第1下板部の上面と第2下板部の前端面とによって角部が形成される。このため、アンダーランプロテクタの中空内部に水が浸入した場合において、第1下板部の上面と第2下板部の前端面とによって形成される角部に水が滞留し、アンダーランプロテクタが腐食してしまうおそれがある。
そこで、本開示は、第1下板部の上面と第2下板部の上面との間に生じる段差部分への水の滞留を抑制することが可能なアンダーランプロテクタの提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様は、車両の前端部又は後端部で車幅方向に延び、内部に内部空間を区画する筒状のアンダーランプロテクタであって、第1部材と第2部材とを備える。第1部材は、内部空間の下方で上下方向と交叉して車幅方向に延びる第1下板部を有する。第2部材は、内部空間の下方で上下方向と交叉して車幅方向に延びる第2下板部を有し、第2下板部の前後方向の一側の端縁部が第1下板部の前後方向の他側の端縁部に対して上方から重なった状態で、第1部材に対して固定される。第1下板部と第2下板部とは、内部空間の下方を区画する。第1下板部又は第2下板部の少なくとも一方の下板部の端縁部の車幅方向の一部の領域には、前後方向に切り欠かれた切欠部が形成される。一方の下板部の切欠部の端面は、他方の下板部の端面との間に内部空間と外部とを連通する開口を区画する。
上記構成では、第1下板部又は第2下板部の少なくとも一方の下板部の端縁部の車幅方向の一部の領域に形成される切欠部の端面が、他方の下板部の端面との間に内部空間と外部とを連通する開口を区画する。すなわち、アンダーランプロテクタの内部空間と外部とを連通する開口は、2つの下板部(第1下板部及び第2下板部)の端面によって車幅方向の一部の領域に区画され、第2下板部(上側に配置される下板部)の端面に沿った位置に配置される。このため、アンダーランプロテクタの内部空間に水が浸入した場合、車両の走行中等に第1下板部(下側に配置される下板部)の上面の上方で第2下板部の端面に沿って移動する水を、開口からアンダーランプロテクタの外部へ排出することができる。従って、第1下板部の上面と第2下板部の端面とによって形成される角部への水の滞留を抑制することできる。
本発明の第2の態様は、上記第1の態様のアンダーランプロテクタであって、一方の下板部は、第1下板部である。第2下板部の端面は、開口から連続して車幅方向に沿って直線状に延びる領域を有する。
上記構成では、第2下板部の端面が、開口から連続して車幅方向に沿って直線状に延びる領域を有するので、アンダーランプロテクタの内部空間に浸入し、車両の走行中等に開口から連続する第2下板部の端面に沿って移動する水は、車幅方向に沿って直線状に移動し、開口に到達すると開口からアンダーランプロテクタの外部へ排出される。このように、開口から連続する第2下板部の端面に沿って移動する水を好適に開口からアンダーランプロテクタの外部へ排出することができるので、第1下板部の上面と第2下板部の端面とによって形成される角部への水の滞留をより確実に抑制することできる。
本発明の第3の態様は、上記第1の態様のアンダーランプロテクタであって、第1下板部及び第2下板部の双方の下板部には、切欠部がそれぞれ形成される。第1下板部の切欠部と第2下板部の切欠部とは、車幅方向の互いに略同じ位置に配置される。第1下板部の切欠部及び第2下板部の切欠部の一方の下板部の切欠部は、他方の下板部の端面のうち他方の下板部の切欠部が形成されない領域を越える位置まで切り欠かれる。
上記構成では、第1下板部の切欠部と第2下板部の切欠部とは、車幅方向の互いに略同じ位置に配置され、第1下板部の切欠部及び第2下板部の切欠部の一方の下板部の切欠部は、他方の下板部の端面のうち他方の下板部の切欠部が形成されない領域を越える位置まで切り欠かれる。このため、一方の下板部のみに切欠部を設け、他方の下板部に切欠部を設けず、一方の下板部の切欠部の端面と他方の下板部の端面とによって開口を形成する場合に比べて、開口を大きくすることができる。従って、第1下板部の上面と第2下板部の端面とによって形成される角部への水の滞留をより確実に抑制することできる。
本発明の第4の態様は、上記第1〜第3の態様のアンダーランプロテクタであって、左右1対の被支持部を備える。左右の被支持部は、車幅方向両側に配置され、車体側に支持される。開口は、アンダーランプロテクタのうち左右の被支持部間の領域には配置されない。
上記構成では、開口は、アンダーランプロテクタのうち左右の被支持部間の領域には配置されない。すなわち、アンダーランプロテクタは、開口の車幅方向両側を支持されないので、アンダーランプロテクタの開口の近傍に前方又は後方から過大な荷重が入力した際に、開口部分への応力の集中を抑制することができる。このため、開口が左右の被支持部間の領域に配置される場合に比べて、アンダーランプロテクタの曲折変形を抑えることができる。
本開示によれば第1下板部の上面と第2下板部の上面との間に生じる段差部分への水の滞留を抑制することができる。
本実施形態に係るアンダーランプロテクタを備える車両の外観側面図である。 図1の車両の要部を斜め前上方から視た斜視図である。 図1のFUPの要部を下方から視た下面図である。 図3のIV−IV矢視断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図中の矢印FRは車両の前方を、UPは上方を、INは車幅方向内側をそれぞれ示す。また、以下の説明において、前後方向は車両1の前後方向を意味し、左右方向は車両1の前方を向いた状態での左右方向を意味する。
図1に示すように、本実施形態に係る車両1は、キャブ2が概ねエンジン(図示省略)よりも前方に位置するキャブオーバー型の車両1であって、車体フレーム3と左右1対のアンダーランプロテクタブラケット4(以下、UPブラケットと称す)とフロントアンダーランプロテクタ(アンダーランプロテクタ)5(以下、FUPと称する)とを備える。図1及び図2に示すように、車両1の車体フレーム3は、左右1対のサイドメンバ11(図1に右側のみを図示する)と、複数のクロスメンバ12(図2に最前端のファーストクロスメンバ13のみを図示する)とを備える。左右のサイドメンバ11は、車幅方向の両側で互いに離間して前後方向に延びる。ファーストクロスメンバ13は、左右のサイドメンバ11の前端部の間で車幅方向に直線状に延びて、左右のサイドメンバ11の前端部を連結する。
図2に示すように、左右のUPブラケット4は、ブラケット本体19と支持板部20とを有する。ブラケット本体19は、サイドメンバ11の下面に締結固定されて下方へ延びる。支持板部20は、ブラケット本体19の前面下部に固着される。
FUP5は、車両1の前端部下方で車幅方向に延び、車幅方向の左右両側で、左右のUPブラケット4によって後側から支持された状態で左右のサイドメンバ11に対して固定される。FUP5は、車幅方向内側で車幅方向に沿って延びる中央領域34と、中央領域34の車幅方向外端から車幅方向外側後方へ延びる外側領域35とを有する。FUP5は、前方部材(第1部材)21と、後方部材(第2部材)22とによって構成される。
図3及び図4に示すように、前方部材21は、後方に開口するコ字状断面のチャンネル材であり、略鉛直に起立して前後方向と交叉する方向に延びる前縦壁部23と、前縦壁部23の上端縁及び下端縁からそれぞれ後方に曲折して相対向する前上壁部24及び前下壁部(第1下板部)25とを一体的に有する。前方部材21の前下壁部25の後端縁部32のうち中央領域34の車幅方向両端部には、前切欠部(切欠部)41が形成される。前切欠部41は、前方に切り欠かれ、車幅方向に沿って延びる。前下壁部25の端面25aは、前切欠内領域47と前切欠外領域45とを有する。前切欠内領域47は、前下壁部25の端面25aのうち前切欠部41が形成される領域である。前切欠外領域45は、前下壁部25と端面25aのうち前切欠部41が形成されない領域である。すなわち、前切欠内領域47は前切欠部41の端面であり、前切欠外領域45は、前下壁部25の前切欠部41が形成されない領域の端面である。
後方部材22は、前方に開口するコ字状断面のチャンネル材であり、略鉛直に起立して前後方向と交叉する方向に延びる後縦壁部26と、後縦壁部26の上端縁及び下端縁からそれぞれ前方に曲折して相対向する後上壁部27及び後下壁部(第2下板部)28とを一体的に有する。後方部材22の後下壁部28の前端縁部31のうち中央領域34の車幅方向両端部には、後切欠部(切欠部)42が形成される。後切欠部42は、後方に切り欠かれ、車幅方向に沿って延びる。後切欠部42は、前切欠部41と車幅方向の略同じ位置に配置される。後切欠部42に車幅方向の長さは、前切欠部41の車幅方向の長さと略同一に設定されている。後切欠部42の前後方向の長さは、前切欠部41の前後方向の長さよりも短く設定される。後下壁部28の端面28aは、後切欠内領域48と後切欠外領域44とを有する。後切欠内領域48は、後下壁部28の端面28aのうち後切欠部42が形成される領域である。後切欠外領域44は、後下壁部28の端面28aのうち後切欠部42が形成されない領域である。すなわち、後切欠内領域48は後切欠部42の端面であり、後切欠外領域44は、後下壁部28の後切欠部42が形成されない領域の端面である。
前方部材21と後方部材22とは、前方部材21の前上壁部24の後端縁部29が後方部材22の後上壁部27の前端縁部30に上方から載置された状態で溶接等によって固定され、後方部材22の後下壁部28の前端縁部(前後方向の一側の端縁部)31が前方部材21の前下壁部25の後端縁部(前後方向の他側の端縁部)32に上方から載置された状態で溶接等によって固定されることによって、連結される。FUP5のうち後下壁部28が前下壁部25に上方から載置する部分には、前下壁部25の上面25bと後下壁部28の端面28aとによって角部46が形成される。FUP5は、前方部材21と後方部材22とを結合して形成された矩形筒状体であり、内部に内部空間33を区画する。固定された前上壁部24と後上壁部27とは、内部空間33の上方を区画し、固定された前下壁部25と後下壁部28とは、内部空間33の下方を区画し、前縦壁部23は、内部空間33の前方を区画し、後縦壁部26は、内部空間33の後方を区画する。後方部材22の後縦壁部26の後面のうち中央領域34の車幅方向両端部には、UPブラケット4の支持板部20に前方から面接触した状態で、支持板部20に結合され支持される連結部(被支持部)37が設けられる。支持部20に結合される連結部37は、車幅方向に延びて配置される。FUP5は、支持板部20に連結部37が結合されることによって車体側に支持される。
前切欠部41と後切欠部42とは、前下壁部25の前切欠内領域47と、後下壁部28の後切欠内領域48との間に内部空間33と外部とを連通する排出開口(開口)43を区画する。排出開口43は、車幅方向に延びる2つの下壁部(前下壁部25及び後下壁部28)のうち連結部37が配置される車幅方向の範囲に配置される。前下壁部25の前切欠部41は、後下壁部28の端面28aのうち後切欠外領域44を越えて、後切欠外領域44よりも前方まで切り欠かれる。後下壁部28の後切欠部42は、前下壁部25の端面25aのうち前下壁部25の前切欠部41が形成されない領域(前切欠外領域45)の位置まで切り欠かれる。後下壁部28の端面28aのうち後切欠外領域44は、排出開口43から連続して延びる。後切欠外領域44は、排出開口43の後端縁の車幅方向両側から車幅方向に沿って直線状へ延びる。車幅方向両側の後切欠外領域44は、同一線上に配置される。
本実施形態では、前切欠内領域47と後切欠内領域48との間に内部空間33と外部とを連通する排出開口43が区画される。すなわち、FUP5の内部空間33と外部とを連通する排出開口43は、2つの下壁部(前下壁部25及び後下壁部28)の端面25a,28aによってFUP5の中央領域34の車幅方向両端部に区画され、後下壁部(上側に配置される下壁部)28の端面28aに沿った位置に配置される。このため、FUP5の内部空間33に水が浸入した場合、車両1の走行中等に前下壁部(下側に配置される下壁部)25の上面25bの上方で後下壁部28の端面28aに沿って移動する水を、排出開口43からFUP5の外部へ排出することができる。従って、前下壁部25の上面25bと後下壁部28の端面28aとによって形成される角部46への水の滞留を抑制することできる。
また、後下壁部28の端面28aが、排出開口43から連続して車幅方向に沿って直線状に延びる領域(後切欠外領域44)を有するので、FUP5の内部空間33に浸入し、車両1の走行中等に排出開口43から連続する後下壁部28の端面28aに沿って移動する水は、車幅方向に沿って直線状に移動し、排出開口43に到達すると排出開口43からFUP5の外部へ排出される。このように、排出開口43から連続する後下壁部28の端面28aに沿って移動する水を好適に排出開口43からFUP5の外部へ排出することができるので、前下壁部25の上面25bと後下壁部28の端面28aとによって形成される角部46への水の滞留をより確実に抑制することできる。
また、前下壁部25の前切欠部41と後下壁部28の後切欠部42とは、中央領域34の車幅方向両端部に配置され、前下壁部25の前切欠部41は、後下壁部28の端面28aのうち後切欠外領域44を超えて、後切欠外領域44よりも前方まで切り欠かれる。このため、前下壁部25のみに切欠部(前切欠部41)を設け、後下壁部28に切欠部(後切欠部42)を設けず、前下壁部25の前切欠内領域47と後下壁部28の端面28aとによって排出開口を形成する場合に比べて、排出開口を大きくすることができる。従って、前下壁部25の上面25bと後下壁部28の端面28aとによって形成される角部46への水の滞留をより確実に抑制することできる。
また、排出開口43は、FUP5のうち左右の連結部37間の領域には配置されない。すなわち、FUP5は、排出開口43の車幅方向両側を支持されないので、FUP5の排出開口43の近傍に前方から過大な荷重が入力した際に、排出開口43部分への応力の集中を抑制することができる。このため、排出開口43が左右の連結部37間の領域に配置される場合に比べて、FUP5の曲折変形を抑えることができる。
また、前方部材21の前下壁部25の後端縁部32には、前方に切り欠かれる前切欠部41が形成され、後方部材22の後下壁部28の前端縁部31には、後方に切り欠かれる後切欠部42が形成される。このため、前切欠部41及び後切欠部42の切り欠きの分だけFUP5の軽量化を図ることが可能である。
なお、本実施形態では、前方部材21の前下壁部25の後端縁部32に前切欠部41を形成し、後方部材22の後下壁部28の前端縁部31に後切欠部42を形成し、前切欠内領域47と後切欠内領域48との間に内部空間33と外部とを連通する排出開口43を区画するが、これに限定されるものではない。例えば、前下壁部25のみに切欠部(前切欠部)を設け、後下壁部28に切欠部(後切欠部)を設けず、前下壁部25の前切欠内領域と後下壁部28の端面28aとによって排出開口を形成してもよい。また、後下壁部28のみに切欠部(後切欠部)を設け、前下壁部25に切欠部(前切欠部)を設けず、後下壁部28の後切欠内領域と前下壁部25の端面25aとによって排出開口を形成してもよい。
また、本実施形態では、後下壁部28の端面28aの後切欠外領域44を、排出開口43の後端縁の車幅方向両側から車幅方向に沿って直線状へ延びるように配置したが、これに限定されるものではない。例えば、後下壁部28の後切欠部42の端面(後切欠内領域48)を、排出開口の後端縁の車幅方向両側から直線状へ延びるように配置してもよい。
また、本実施形態では、FUP5を車両1の前端部下方に配置するが、これに限定されるものではなく、例えば、リヤアンダーランプロテクタ6を車両1の後端部下方で車幅方向に配置してもよい。
また、本実施形態では、前下壁部25の前切欠部41を、後切欠外領域44よりも前方まで切り欠き、後下壁部28の後切欠部42を、前切欠外領域45の位置まで切り欠き、前切欠内領域47と後切欠内領域48との間に排出開口43を区画するが、これに限定されるものではない。例えば、前下壁部25の前切欠部41を、後切欠外領域44よりも後方の後切欠外領域44を越えない位置まで切り欠き、後下壁部28の後切欠部42を、前切欠外領域45よりも前方の前切欠外領域45を越えない位置まで切り欠き、前切欠内領域47と後切欠内領域48との間に排出開口を区画してもよい。
また、本実施形態では、後下壁部28の前端縁部31を前下壁部25の後端縁部32に上方から載置した状態で固定することによって、前方部材21と後方部材22を連結するが、これに限定されるものではない。例えば、前下壁部25の後端縁部32を後下壁部28の前端縁部31に上方から載置した状態で固定することによって、前方部材21と後方部材22を連結してもよい。本実施形態では、前方部材21が第1部材となり、後方部材22が第2部材となるが、この場合では、前方部材21が第2部材となり、後方部材22が第1部材となる。
また、本実施形態では、排出開口43を中央領域34の車幅方向両側に配置したが、これに限定されるものではなく、例えば、排出開口43を中央領域(FUP5のうち左右の連結部37間の領域)34に配置してもよい。
以上、本発明について、上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明は上記実施形態の内容に限定されるものではなく、当然に本発明を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。すなわち、この実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例および運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論である。
例えば、上記実施形態では、本開示に係る車両1のFUP5を、キャブオーバー型の車両に適用したが、キャブオーバー型の車両以外の車両に適用してもよい。
本発明のアンダーランプロテクタは、トラックその他の車両に広く利用することができる。
1 車両
2 キャブ
3 車体フレーム
4 UPブラケット
5 FUP(アンダーランプロテクタ)
11 サイドメンバ
13 ファーストクロスメンバ
21 前方部材(第1部材)
22 後方部材(第2部材)
23 前縦壁部
24 前上壁部
25 前下壁部(第1下板部)
26 後縦壁部
27 後上壁部
28 後下壁部(第2下板部)
33 内部空間
37 連結部(被支持部)
41 前切欠部(切欠部)
42 後切欠部(切欠部)
43 排出開口(開口)

Claims (4)

  1. 車両の前端部又は後端部で車幅方向に延び、内部に内部空間を区画する筒状のアンダーランプロテクタであって、
    前記内部空間の下方で上下方向と交叉して車幅方向に延びる第1下板部を有する第1部材と、
    前記内部空間の下方で上下方向と交叉して車幅方向に延びる第2下板部を有し、前記第2下板部の前後方向の一側の端縁部が前記第1下板部の前後方向の他側の端縁部に対して上方から重なった状態で、前記第1部材に対して固定される第2部材と、を備え、
    前記第1下板部と前記第2下板部とは、前記内部空間の下方を区画し、
    前記第1下板部又は前記第2下板部の少なくとも一方の下板部の前記端縁部の車幅方向の一部の領域には、前後方向に切り欠かれた切欠部が形成され、
    前記一方の下板部の前記切欠部の端面は、他方の下板部の端面との間に前記内部空間と外部とを連通する開口を区画する
    ことを特徴とするアンダーランプロテクタ。
  2. 請求項1に記載のアンダーランプロテクタであって、
    前記一方の下板部は、前記第1下板部であり、
    前記第2下板部の端面は、前記開口から連続して車幅方向に沿って直線状に延びる領域を有する
    ことを特徴とするアンダーランプロテクタ。
  3. 請求項1に記載のアンダーランプロテクタであって、
    前記第1下板部及び前記第2下板部の双方の下板部には、前記切欠部がそれぞれ形成され、
    前記第1下板部の切欠部と前記第2下板部の切欠部とは、車幅方向の互いに略同じ位置に配置され、
    前記第1下板部の切欠部及び前記第2下板部の切欠部の前記一方の下板部の切欠部は、前記他方の下板部の端面のうち前記他方の下板部の切欠部が形成されない領域を越える位置まで切り欠かれる
    ことを特徴とするアンダーランプロテクタ。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のアンダーランプロテクタであって、
    車幅方向両側に配置され、車体側に支持される左右1対の被支持部を備え、
    前記開口は、アンダーランプロテクタのうち前記左右の被支持部間の領域には配置されない
    ことを特徴とするアンダーランプロテクタ。
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CN112373426A (zh) * 2020-12-15 2021-02-19 金卫国 一种车辆底挂式碰撞保护装置

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