JP2010058656A - モール構造 - Google Patents

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【課題】ガラスの外面の液体の排水性が高いモール構造を得る。
【解決手段】ウインドシールドサイドモール28のモール本体30の流水路構成片38により、ウインドシールドガラス18の外面18Sとの間に、流水路40が構成され、モール本体30には、延在方向に沿って中空部42が形成される。ウインドシールドサイドモール28とサイドメンバアウタ14の間には閉断面部SPが構成される。モール本体30にはさらに、流水路40側と中空部42とを連通する導入孔44と、中空部42の液体を閉断面部SPに排出する排出孔46とが形成される。排水路を、流水路40と中空部42とで構成すると共に、中空部42の液体を閉断面部SPに排出できるので、排水性が高くなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、モール構造に関する。
車両のたとえば前方側や後方側のウインドシールドガラスは、その縁部にモールが配設された状態で車体に取り付けられている。たとえば特許文献1には、このようなモール構造として、モールディングのサイド部装着部分にガラス側雨樋部を形成し、ガラスの外面の雨水をガラス側雨樋部によって案内し排水できるようにした構造のものが記載されている。
ところで、実際のモール構造では、ウインドシールドガラスの外面の雨水等の液体をより効率的に排水できるようにすることが望まれる。
特開平2-254014号公報
本発明は上記事実を考慮し、ウインドシールドガラスの外面の液体の排水性が高いモール構造を得ることを課題とする。
請求項1に記載の発明では、車体に配設されるウインドシールドガラスと、前記ウインドシールドガラスの縁部に沿って延在され、前記車体との間にこの延在方向に沿った閉断面部を構成するモールと、前記モールに、この延在方向に沿って中空状に形成された中空部と、前記モールに形成され、前記ウインドシールドガラスとの間でウインドシールドガラスの外面の液体を貯留可能な貯留部を構成する貯留部構成片と、前記モールに形成され、前記貯留部と前記中空部とを連通させて貯留部の液体を前記中空部に導入させる導入孔と、前記モールに形成され、前記中空部と前記閉断面部とを連通させて中空部の液体を前記閉断面部に排出させる排出孔と、を有する。
このモール構造では、モールに、モールの延在方向に沿った中空状の中空部が形成されている。また、モールに形成された貯留部構成片により、ウインドシールドガラスとの間に貯留部が構成され、さらに、モールに形成された導入孔により、貯留部と中空部とが連通されている。したがって、ウインドシールドガラスの外面の雨水等の液体は、貯留部に貯留されるが、貯留された液体の一部又は全部を、導入孔を通じて中空部に導入することができる。
このように、本発明のモール構造では、貯留部と中空部の双方を液体の排水に利用できるので、貯留部と中空部のいずれか一方のみを備える構成と比較して、排水が流れる断面積を広く確保できる。また、モール自体の断面積を小さくしても排水性が確保できるので、モールの小断面積化により、たとえば風切音を抑制することが可能となる。
さらに、本発明のモール構造では、モールと車体との間に、モールの延在方向に沿った閉断面部が構成されている。そして、モールに形成された排出孔により、中空部と閉断面部とが連通されている。したがって、中空部の液体の一部又は全部を、排出孔を通じて閉断面部に排出するで、より排水性を高め、液体がウインドシールドガラスの周囲に飛散することを抑制することができる。
以上から分かるように、本発明のモール構造では、貯留部の液体を導入孔によって中空部に導入するが、これだけでなく、中空部の液体を排出孔によって閉断面部に排出しており、ウインドシールドガラスの外面の液体の排水性が高くなっている。
なお、本発明に係る閉断面部は、モールと車体のみによって構成されていてもよいが、さらに他の部材によって構成されていてもよい。たとえば、モールと車体に加えて、ウインドシールドガラスや、このウインドシールドガラスを車体に固定する接着剤なども含めて閉断面部が構成されていてもよい。
本発明は上記構成としたので、ウインドシールドガラスの外面の液体の排水性が高いモール構造が得られる。
図1には、本発明の一実施形態のモール構造22を適用してウインドシールドガラス18を取り付けた車体12が部分的に示されている。また、図2には、このモール構造22が図1のII−II線断面図で示されている。図面において、車両前方を矢印FRで、車幅方向外側を矢印OUTで、上方を矢印UPでそれぞれ示す。
図2に示すように、車体12のサイドメンバアウタ14には車体内側に部分的に凹まされた凹部16が形成されており、ウインドシールドガラス18は接着剤24によって凹部16に固定されている。ウインドシールドガラス18には、サイドメンバアウタ14との間に位置するスペーサー26が取り付けられており、サイドメンバアウタ14との間に所定の間隔を維持できるようになっている。なお、車体12には、ウインドシールドガラス18の外面18Sの雨水等を払拭するワイパ20が備えられている。
本実施形態のモール構造22は、車両前側又は後側のウインドシールドガラス18に対し、少なくともその車幅方向の縁部に沿って延在されるウインドシールドサイドモール28を有している。このウインドシールドサイドモール28が、本発明に係るモールに該当する。ウインドシールドサイドモール28は、サイドメンバアウタ14に接着されたウインドシールドガラス18の上から、図示しないクリップ等によってサイドメンバアウタ14に組み付けされる。組み付け状態で、ウインドシールドガラス18の外面18Sからウインドシールドサイドモール28の上端までは、所定の高さH1となっている。
ウインドシールドサイドモール28は、ウインドシールドガラス18の縁部18Eに沿って配設されるモール本体30を備えている。本実施形態では、モール本体30は略長方形の断面を有しており、この断面形状を維持して、ウインドシールドガラス18に縁部18Eに沿って延在されている。また、モール本体30の上部及び下部から延出されたリップ部32、34が、それぞれサイドメンバアウタ14及びウインドシールドガラス18に接触している。
モール本体30の下部からは、さらにサイドメンバアウタ14(凹部16)に向かって脚部36が延出されている。本実施形態では、この脚部36は、サイドメンバアウタ14と非接触になっている。なお、図2に示すように、本実施形態では、リップ部32、34はモール本体30とは別部材で、これらをいわゆる二色成形により接合した構造のものとしているが、リップ部32、34がモール本体30と一体成形されていてもよい。そして、本実施形態では、ウインドシールドサイドモール28、サイドメンバアウタ14、ウインドシールドガラス18及び接着剤24によって、ウインドシールドサイドモール28の延在方向に沿った閉断面部SPが構成されている。
モール本体30の上部からは、リップ部32の延出方向と逆方向に流水路構成片38が延出されている。流水路構成片38は、ウインドシールドガラス18と略平行に延出されており、ウインドシールドガラス18の外面18S(本発明に係るガラスの外面)との間に、矢印A方向(ウインドシールドガラス18の外面18Sに沿うと共にウインドシールドサイドモール28の延在方向と直交する方向)に凹んだ流水路40を構成している。流水路40は、ウインドシールドガラス18の外面18Sの液体(雨水等)を一時的に貯留して流すことができる。
モール本体30には、延在方向に沿って中空部42が形成されている。中空部42は、本実施形態では図2から分かるように、モール本体30の略中央に位置し、略長方形状の断面となっている。すなわち中空部42は、この断面形状を維持してモール本体30の延在方向に形成されている。なお、本実施形態では、ウインドシールドサイドモール28の成形にいわゆるガスインジェクション法を用いており、その際の生じるガス抜きのための空間を中空部42としている。
モール本体30にはさらに、流水路40側と中空部42とを連通する導入孔44が形成されている。この導入孔44により、流水路40の液体が中空部42に流れ込むようになる。加えて、モール本体30には、凹部16側(車体12側)と中空部42とを連通する排出孔46が形成されている。この排出孔46により、中空部42の液体が、モール本体30と凹部16の間の閉断面部SPに流れ出るようになっている。なお、図2では排出孔46として、図の下方に向けて形成したものを例に挙げているが、二点鎖線で示す排出孔47のように、中空部42から図の右側に向けて形成されていてもよい。
なお、導入孔44は、モール本体30の延在方向に沿って連続していてもよいし、複数の導入孔44がモール本体30の延在方向に間隔をあけて点在していてもよい。排出孔46についても同様に、モール本体30の延在方向に沿って連続していてもよいし、点在していてもよい。
次に、本実施形態のモール構造22の作用を説明する。
図1に示すように、ウインドシールドガラス18の外面18S上における雨水等の液体は、ワイパ20で払拭され、一部がウインドシールドサイドモール28に達する。そして液体の一部は、図2に示す流水路40に一時的に貯留されて流れる。ここで、本実施形態では、モール本体30に中空部42及び導入孔44を設けている。したがって、流水路40内の液体の一部が、導入孔44を通って中空部42に導かれる。
本実施形態のモール構造22では、このように、ウインドシールドガラス18の外面18Sの液体を排水するための排水路を、流水路40と中空部42とによって構成しており、たとえば、流水路40のみで液体を排水する構成と比較して、排水路の断面積が増大している。すなわち、いわゆるレインガータとしての性能が向上し排水量が増えるので、排水性が高くなっている。
また、このように流水路40と中空部42とで排水路を構成したことで、必要とされる排水路の断面積を確保するために、流水路40のみで液体を排水する構成と比較して、ウインドシールドガラス18の外面18Sからウインドシールドサイドモール28の上端までの高さH1を低くすることができる。これにより、ウインドシールドガラス18とウインドシールドサイドモール28との段差も小さくなるので、車両走行時のいわゆる風切音を抑制することができる。ウインドシールドガラス18の外面18Sからのウインドシールドサイドモール28の突出量も少なくなるので、見栄えの向上を図ることも可能になる。
さらに本実施形態では、モール本体30に、排出孔46を設けており、中空部42内の液体が、排出孔46からモール本体30と凹部16の間の閉断面部SPに流れ出る。このように、中空部42内の液体が排出されることで、さらに導入孔44から中空部42に液体を導入することが可能となるので、排水性が高くなり、液体がウインドシールドガラス18の周囲に飛散することも抑制できる。
このように、本実施形態では、流水路40(貯留部)の液体を導入孔44によって中空部42に導入するが、これだけでなく、中空部42の液体を排出孔46によって閉断面部SPに排出しており、ウインドシールドガラス18の外面の液体の排水性が高くなっている。
本発明の一実施形態のモール構造が適用された車体を部分的に示す斜視図である。 本発明の一実施形態のモール構造を図1のII−II線断面で示す断面図である。
符号の説明
12 車体
14 サイドメンバアウタ
16 凹部
18 ウインドシールドガラス
18E 縁部
18S 外面
20 ワイパ
22 モール構造
24 接着剤
26 スペーサー
28 ウインドシールドサイドモール
30 モール本体
32 リップ部
36 脚部
38 流水路構成片(貯留部構成片)
40 流水路(貯留部)
42 中空部
44 導入孔
46 排出孔
SP 閉断面部

Claims (1)

  1. 車体に配設されるウインドシールドガラスと、
    前記ウインドシールドガラスの縁部に沿って延在され、前記車体との間にこの延在方向に沿った閉断面部を構成するモールと、
    前記モールに、この延在方向に沿って中空状に形成された中空部と、
    前記モールに形成され、前記ウインドシールドガラスとの間でウインドシールドガラスの外面の液体を貯留可能な貯留部を構成する貯留部構成片と、
    前記モールに形成され、前記貯留部と前記中空部とを連通させて貯留部の液体を前記中空部に導入させる導入孔と、
    前記モールに形成され、前記中空部と前記閉断面部とを連通させて中空部の液体を前記閉断面部に排出させる排出孔と、
    を有するモール構造。
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