JP2013079562A - 開き扉における内外気圧差解消装置。 - Google Patents
開き扉における内外気圧差解消装置。 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013079562A JP2013079562A JP2011265845A JP2011265845A JP2013079562A JP 2013079562 A JP2013079562 A JP 2013079562A JP 2011265845 A JP2011265845 A JP 2011265845A JP 2011265845 A JP2011265845 A JP 2011265845A JP 2013079562 A JP2013079562 A JP 2013079562A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- force
- drive member
- sliding control
- control body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
Abstract
【解決手段】操作手段の操作力によって作動する駆動部材と、この駆動部材と係合し、かつ該駆動部材の駆動力により、所定方向に付勢する付勢手段の付勢力に抗してスライドする摺動制御体と、この摺動制御体の先端部にその内端部が連結手段を介して連結されていると共に、垂直軸を介して軸支されかつその先端部側に収納箱のフロントから常に突出する係合先端部を有するスイング式押圧体とから成り、開扉時、前記操作手段の操作力によって作動する前記駆動部材及び摺動制御体を介してスイング式押圧体の係合先端部が扉枠側の当接部に蹴り出しように圧接すると、該圧接力に基づく反力は、扉自体を開く方向へ作用する開き扉における内外気圧差解消装置。
【選択図】図11
Description
(b)スイング式押圧体の係合先端部の圧接力は、「蹴り出し方式」なので、特許文献1のような「直進方向に対する分力」とは成らず、全て扉を開く方向に作用する反力と成る。したがって、扉枠側の当接部に対するスイング式押圧体の圧接力を十分に発揮することができる。
(c)実施形態によっては、構成する部品が少ないので、収納箱内に簡単に組み込むことができる。また実施形態によっては、摺動制御体とこれに追動あるいは協働するスイング式押圧体がバラバラに成らず、確実に作動する。
(d)駆動部材が、複数個の部材から成る動力変換機構である場合には、幾つかの操作手段の仕様に対応させることができる。
図1を参照にして環境部材を説明する。まず、図1は建具の扉枠側の部材と扉側の部材を示す環境説明図で、特に、扉の外壁面と収納箱のフロントが見える斜視図である。この図に於いて、1は玄関扉用の扉枠で、この扉枠1の縦枠には、図3、図7及び図8で示すように当接部7を有する反力部材2が複数個の不番の固着具を介して固定されている。
しかして、この反力部材2は、例えば図8で示すように、扉枠1の縦枠の一部に形成された切欠部分3の内部に固定的に位置付けられる支持ケース4と、この支持ケース4の開口端に垂直状態に固定される正面視(図7)コ字形状の蓋板5と、前記支持ケース4の内壁に固定された垂直板及び上下の対向板を有するブラケット6と、このブラケットの前記上下対向板に垂直状態に設けられた当接部7とから成り、前記当接部7は、垂直棒7aと、該垂直棒に外嵌合する垂直ローラ7bとから構成されている。
開き扉における内外気圧差解消装置Xは、基本的には、操作手段の具体的態様(例えば押し下げる、扉の壁面に対してプッシュする、或はプルする等)、入力側の駆動手段の用語(駆動カム、駆動レバー、駆動リンク、その係合・連繋など)や具体的構成、収納箱の形状・内部構成等の設計上の差異を問わず、扉10の壁面に台座12を介して設けられた操作手段13と、収納箱11内に設けられた駆動部材21・摺動制御体24・付勢手段23・テコの原理を応用したスイング式押圧体27と、扉枠1側に配設されかつ前記スイング式押圧体27の係合先端部27bが圧接する当接部7が存在すれば良い。
発明の特定要件に関する各部材の具体的構成を説明する。まず本実施形態の駆動部材21は、操作部材13の角軸(ハンドル軸)15と共働回転する駆動カムである。この駆動カム21は、内外の操作部材13、13の軸部13a、13aを連結する角軸15に連結される筒状部分21aと、この筒状部分21aから半径外方向に延在する駆動腕21bとを有する。
図8で示すように、ブラケット6に垂直棒7aを介して回転自在に支持された垂直ローラ7bの位置は、例えば図3で示すように、フロント11a或いは摺動制御体24の中心線「O」上ではなく、室内側、具体的には、スイング式押圧体27の垂直軸26側にやや偏芯する位置とされている。これに対して、前記スイング式押圧体27の連結軸31は、前記中心線「O」よりも外側にやや偏芯する位置とされている。
したがって、常態では、中心線「O」を挟んで、垂直ローラ7bとスイング式押圧体27の前述した当接部と対向する側の縁辺bを有する垂直面側は所要間隔を有して対向している。
図9乃至図11は、主要部の作用を示す各説明図である。図2は初期状態、つまり、レバーハンドル13の握り部13bが水平状態である。そこで、例えば外側操作部材13の握り部13bを押し下げ、図9で示すように、角軸15と共に駆動カム21が矢印で示す時計方向へ回転する。そうすると、駆動カム21の駆動腕21bの先端部分の前面が摺動制御体24の後端面に当接する。
したがって、操作部材13及び駆動部材21を設計変更しても、第1実施形態と同一の目的を達成することができる。
(a)内外気圧差解消装置X、すなわち、開扉時における扉の引き離し機構は、収納箱11の上方空間に配設されている点。
(b)内外気圧差解消装置Xを構成する摺動制御体24Bは、バネ受け後端部24eが、やや下方に突出状に延在し、駆動カム21Bの駆動腕21bを受ける係合受け部の機能を有する点。
(c)前記摺動制御体24Bを所定方向に付勢する付勢手段23Bが、摺動制御体24Bのバネ受け後端部24eと収納箱11の後壁11bの間に設けられている点。付言すると、付勢手段23Bは、摺動制御体24B及びスイング式押圧体27Bを、収納箱11Bのフロント11aから突出方向へと付勢している点。
(d)初期位置に於いて、スイング式押圧体27Bの係合先端部27bの突出量が大きい点。
(e)図23と図11の作用を比較すると明らかなように、逆パターン(スイング式押圧体27Bが回転しながら後退する方式)である点。すなわち、開扉時、駆動カム21Bの駆動腕21bが摺動制御体24Bのバネ受け後端部24eに当り、摺動制御体24Bが駆動カム21Bのさらなる回転により、付勢手段23Bのバネ力に抗して収納箱11の後壁11b側に後退すると、該摺動制御体24Bはスイング式押圧体27Bを引っ張ることになり、その結果、スイング式押圧体27Bは垂直軸26を支点にして矢印A方向へと回転して、その係合先端部27bが反力部材2の当接部7に衝突する。
以上のように、連繋手段を係合手段に設計変更しても、第1実施形態と同一の目的を達成することができる。
Claims (6)
- 操作手段の操作力によって作動する駆動部材と、この駆動部材と係合し、かつ該駆動部材の駆動力により、所定方向に付勢する付勢手段の付勢力に抗してスライドする摺動制御体と、この摺動制御体の先端部にその内端部が連結手段を介して連結されていると共に、垂直軸を介して軸支されかつその先端部側に収納箱のフロントから常に突出する係合先端部を有するスイング式押圧体とから成り、開扉時、前記操作手段の操作力によって作動する前記駆動部材及び摺動制御体を介して前記スイング式押圧体の係合先端部が扉枠側の当接部に蹴り出すように圧接すると、該圧接力に基づく反力は、扉自体を開く方向へ作用する開き扉における内外気圧差解消装置。
- 操作手段の操作力によって作動する駆動部材と、この駆動部材と係合し、かつ該駆動部材の駆動力により、所定方向に付勢する付勢手段の付勢力に抗してスライドする摺動制御体と、この摺動制御体の押圧先端部にその内端部が被係合部を介して連係されていると共に、垂直軸を介して軸支されかつその先端部側に収納箱のフロントから常に突出する係合先端部を有するスイング式押圧体とから成り、開扉時、前記操作手段の操作力によって作動する前記駆動部材及び摺動制御体を介して前記スイング式押圧体の係合先端部が扉枠側の当接部に蹴り出すように圧接すると、該圧接力に基づく反力は、扉自体を開く方向へ作用する開き扉における内外気圧差解消装置。
- 請求項2に於いて、スイング式押圧体は、復帰バネにより付勢され初期位置へ戻ることを特徴とする開き扉における内外気圧差解消装置。
- 請求項1又は請求項2に於いて、収納箱に内装された付勢手段は、摺動制御体を収納箱の後壁又はフロント方向のいずれかに付勢していることを特徴とする開き扉における内外気圧差解消装置。
- 請求項1又は請求項2に於いて、駆動部材は、収納箱に突入する操作部材の作動突片に押圧されて回転するか、又はスライドするか、のいずれかであることを特徴とする開き扉における内外気圧差解消装置。
- 請求項1に於いて、駆動部材は、複数個の部材から成る動力変換機構であることを特徴とする開き扉における内外気圧差解消装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011265845A JP5926044B2 (ja) | 2011-09-22 | 2011-12-05 | 開き扉における内外気圧差解消装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011207769 | 2011-09-22 | ||
JP2011207769 | 2011-09-22 | ||
JP2011265845A JP5926044B2 (ja) | 2011-09-22 | 2011-12-05 | 開き扉における内外気圧差解消装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013079562A true JP2013079562A (ja) | 2013-05-02 |
JP5926044B2 JP5926044B2 (ja) | 2016-05-25 |
Family
ID=48526135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011265845A Expired - Fee Related JP5926044B2 (ja) | 2011-09-22 | 2011-12-05 | 開き扉における内外気圧差解消装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5926044B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022046094A (ja) * | 2020-09-10 | 2022-03-23 | 株式会社アクアメンテナンス | ドア装置及びドア機構 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106013977B (zh) * | 2016-07-11 | 2019-03-26 | 南京东屋电气有限公司 | 机械门锁及其重锁机构 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007077761A (ja) * | 2005-09-16 | 2007-03-29 | Tostem Corp | 扉開放補助機構を備えた開口部装置 |
JP2011149264A (ja) * | 2010-01-21 | 2011-08-04 | Midori Matsumoto | 反転ラッチ錠 |
-
2011
- 2011-12-05 JP JP2011265845A patent/JP5926044B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007077761A (ja) * | 2005-09-16 | 2007-03-29 | Tostem Corp | 扉開放補助機構を備えた開口部装置 |
JP2011149264A (ja) * | 2010-01-21 | 2011-08-04 | Midori Matsumoto | 反転ラッチ錠 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022046094A (ja) * | 2020-09-10 | 2022-03-23 | 株式会社アクアメンテナンス | ドア装置及びドア機構 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5926044B2 (ja) | 2016-05-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2006233751A5 (ja) | ||
JP4384078B2 (ja) | 作動方向反転機構及びそれを適用した蓋開閉装置 | |
RU114080U1 (ru) | Открывающее устройство и дверной блок | |
JP5926044B2 (ja) | 開き扉における内外気圧差解消装置 | |
JP4741927B2 (ja) | 扉用錠前 | |
CN105370094B (zh) | 把手装置及其复位机构 | |
KR101664777B1 (ko) | 푸시 앤 풀 타입 도어록 | |
JP5844626B2 (ja) | 開力軽減錠 | |
JP5727802B2 (ja) | ラッチ錠における内外気圧差解消装置 | |
JP5926016B2 (ja) | ラッチ錠における内外気圧差解消装置。 | |
JP5942104B2 (ja) | 建具用ラッチ錠 | |
JP4368565B2 (ja) | 錠前の反転ラッチ用ストッパー機構 | |
JP5071301B2 (ja) | 開放操作力軽減機能付き引手装置 | |
JP2013249697A (ja) | 開き扉用の開閉装置 | |
JP2013060717A5 (ja) | ||
JP5420444B2 (ja) | 錠前 | |
JP5740166B2 (ja) | ラッチ錠における内外気圧差解消装置 | |
JP3644878B2 (ja) | リミットスイッチ | |
JP4727082B2 (ja) | 家具におけるラッチ装置 | |
JP2013104235A (ja) | 内外気圧差解消装置 | |
JP2014062383A (ja) | 車両ドア開閉装置 | |
JP2011169014A (ja) | アシストハンドル | |
CN217846347U (zh) | 一种盖板机构及ivd设备 | |
JP5663316B2 (ja) | ラッチ錠用ハンドル装置 | |
JP5628592B2 (ja) | 開閉装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141203 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20151028 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151110 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151117 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160405 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160421 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5926044 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |