JP2013072277A - 建築物および玩具の組み立て構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の課題は、筋交いのない強固な構造躯体を提供すること、多角形構造を容易に組み立てられる部材を提供することと美的な構造躯体の提供である。
【解決手段】 筋交いを施す目的は、骨組み構造において垂直の柱と水平の梁との接合部に梁の方向と同方向に加わる力により垂直の柱が傾くことを防ぐことである。しかし、その防止効果は不十分であることが問題であった。その問題点の解決手段として、本発明は柱部材(1)の長軸方向の側面に溝の形状が側面部の幅(B)より長軸の中心線に向かう中心部の幅(A)の方が広い構造をもち、柱部材(1)の溝の凹部と密着できる形状の凸部を端部に持つとともに柱部材(1)の側面部(C)と密着して接合する切り込み面(c)とを併せ持つ横架材(2)とを合体して、柱部材(1)の溝に横架材(2)をはめ込みながら横架材(2)を積み重ねた構造とした。また、柱部材(1)の溝間の中心角(R)の角度を変えることにより、多角構造を容易に組み立てられる構造とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、筋交いのない強固な構造躯体と多角形構造を容易に組み立てられる建築物および玩具の組み立て構造に関する。
従来、多くの建造物は筋交いを用いた骨組み構造である。
また、筋交いを用いない代表的な構造として、ログを水平に積み重ねたログハウス構造がある。
さらに、円柱材などに溝を施し、その溝に羽目板をはめ込む方法はあるが、羽目板のずれを防止するための溝の形状と溝間の中心角を変えることを併せ持って多角形を形成する構造はない。
特開平11−22064 特開平6−26135 特開2003−301542 特開平5−222720
実用新案登録 第3055944号
多くの建造物で多く用いられている筋交いの目的は、骨組み構造において垂直の柱と水平の梁との接合部に梁の方向と同方向に加わる力により垂直の柱が傾くことを防ぐことである。しかし、阪神大震災での戸建住宅の崩壊で、その防止効果が不十分であることが露呈した。
筋交いを用いないログハウス構造では、ログを水平に積み重ねるため強固な構造躯体となるがログ端部が構造躯体外部に飛び出した外観となる。
円柱材などに溝を施し、その溝に羽目板をはめ込む方法はあるが、羽目板のずれを防止するための溝の形状と溝間の中心角の角度を変えることを併せ持って多角形を形成する構造はない。
そこで、本発明の課題は、筋交いのない強固な構造躯体を提供すること、多角形構造を容易に組み立てられる部材を提供することと美的な構造躯体の提供である。
本発明は柱部材(1)の長軸方向の側面に溝の形状が側面部の幅(B)より長軸の中心線に向かう中心部の幅(A)の方が広い構造をもち、柱部材(1)の溝の凹部(ア)と密着できる形状の凸部(イ)を端部に持つとともに柱部材(1)の側面接合面(C)と密着して接合する切り込み面(c)とを併せ持つ横架材(2)とを合体して、柱部材(1)の溝に横架材(2)をはめ込みながら横架材(2)を積み重ねた構造とした。
また、柱部材(1)の溝間の中心角(R)の角度を変えることにより、多角構造を容易に組み立てられる構造とした。
柱部材(1)の長軸方向の側面に溝の形状が側面部の幅(B)より長軸の中心線に向かう中心部の幅(A)の方が広い構造をもち、柱部材(1)の溝の凹部(ア)と密着できる形状の凸部(イ)を端部に持つとともに柱部材(1)の側面接合面(C)と密着して接合する切り込み面(c)とを併せ持つ横架材(2)とを合体することにより、横架材が長軸方向および水平面の左右にずれることや捩れることを防ぐことができたとともに柱部材と横架材とが成す角度を一定に保つことができた。
また、柱部材(1)の溝に横架材(2)をはめ込みながら横架材(2)を積み重ねた構造としたことにより、横架材の垂直方向の上下のずれを防ぐことができたとともに柱部材と横架材とが成す角度をより一層強固に一定に保つことができた。
これらを合わせた効果により、筋交い無しでも柱部材が傾くことを防ぐことができた。
さらに、柱部材(1)の溝間の中心角(R)の角度を変えることにより、様々な多角構造を容易に組み立てられることができた。
横架材をはめ込む柱部材の正面平面図 横架材をはめ込む柱部材の側面平面図 横架材の正面平面図 横架材の側面平面図 柱部材と横架材とにより2階建てに組み立てた躯体の上方からの平面図 柱部材と横架材とにより異なる2つの多角形を組み合わせた躯体の上方からの平面図 横架材の組み立てパーツの正面平面図 横架材の組み立てパーツの側面平面図 中継ぎ横架材の正面平面図 柱部材のS1−S2における断面図 横架材を柱部材に挿入する部分の柱部材の側面平面図
以下、本発明の実施の形態を図1〜図11に基づいて説明する。
図1は横架材をはめ込む柱部材の正面平面図であり、本発明は溝の幅(A)と幅(B)との間の凹部(ア)と図3の横架材の正面平面図の凸部(イ)の端部の幅(a)と長軸中心寄りの幅(b)との間の凸部(イ)とは横架材を柱部材にはめ込んだ際、密着する形状を持ち、さらに柱部材の側面接合面(C)と横架材の切り込み面も密着する構造を持つ。
図2は横架材をはめ込む柱部材の側面平面図であり、本発明は図3の横架材の凸部(イ)を図1の凹部(ア)にはめ込み、図2の側面平面図の下部より上部へ積み上げた構造を持つ。
図5は柱部材と横架材とにより2階建てに組み立てた躯体の上方からの平面図であり、図1の柱部材の溝間の中心角(R)を120度毎に施し、6角形の躯体を組み合わせた躯体である。2階部分を持つ柱部材は、1階と2階とで溝の向きを変えた柱部材(3)を図1の柱部材を継ぐ穴(P)に接続棒を介して柱部材を継ぎ合わせ、2階の横架材(4)をはめ込んだ構造を持つ。
図6は柱部材と横架材とにより異なる2つの多角形を組み合わせた躯体の上方からの平面図であり、図1の柱部材の溝間の中心角(R)を90度と120度と150度に施し、6角形の躯体と4角形の躯体とを組み合わせた躯体である。
図7〜9は、様々な横架材を組み立てられるようにパーツを分けた部材の図である。
図7と図8は横架材の凸部(イ)を持つパーツであり、図8に示した側面に接続ネジを挿入するためのネジ穴を施してある。
図9は、図7のパーツ同士を接続するための中継ぎパーツである。
図7と図9のパーツをそれぞれ継ぎ合わせる方法は蟻継ぎや鎌継ぎなどがあるが、当図面ではネジにより継ぎ合わせる方法を示した。
図10と図11は、横架材の挿入口の形状を示した図である。
図11は横架材を柱部材に挿入する部分の柱部材の側面平面図であり、図10は図11の柱部材のS1−S2における断面図である。
図10のEより横架材を挿入した後に、横架材を柱部材の溝に沿って移動する。
長い柱部材に横架材をはめ込む場合、柱部材の所々に横架材の挿入口を施すことにより横架材のはめ込みが容易となる。
1 柱部材
2 横架材
3 1階と2階とで溝の向きを変えた柱部材
4 2階の横架材
5 溝間の中心角を変えて2つの多角形を形成した柱部材
A 柱部材の溝の中心部の幅
B 柱部材の溝の側面部の幅
C 柱部材の側面接合面
E 横架材の挿入口
P 柱部材を継ぐ穴
L1 柱部材の溝の中心線
L2 柱部材の溝の中心線
R L1とL2とのなす中心角
S1−S2 柱部材の断面線
a 横架材の凸部の端部の幅
b 横架材の凸部の長軸中心寄りの幅
c 横架材の切り込み面
ア 柱部材の凹部
イ 横架材の凸部

Claims (1)

  1. 円柱または角柱の外側面から円柱または角柱の長軸の中心線に向かい、中心線に達しない深さの溝を円柱または角柱の長軸と平行に施した円柱または角柱であり、溝の形状が円柱または角柱の外側面部の幅より長軸の中心線に向かう中心部の幅の方が広い構造をもつ円柱または角柱を柱部材とし、柱部材の溝を凹部として、円柱または角柱の凹部に円柱または角柱の長軸と平行方向より差込み密接に合体する形状を凸部として、柱部材の溝の凹部の形状に合うように、円柱または角柱の長軸方向の両端または一端の幅の方が最端部から長軸と短軸の中心点に向かう中心部の幅より広い構造をもつ円柱または角柱であり、柱部材の凹部の外側面開口部周辺の面と柱部材の凹部の外側面開口部周辺の面に接する凸部の面とがお互いに密接する形状をもつ円柱または角柱を横架材とし、柱部材の溝間の中心角の角度を変えて柱部材の溝に横架材をはめ込みながら横架材を積み重ねることにより多角形の構造躯体を形成することを特徴とする建築物および玩具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107165289A (zh) * 2017-06-26 2017-09-15 北京交通大学 用于建造桥梁或建筑结构的插入式钢桁架节点构造
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CN107165289B (zh) * 2017-06-26 2019-02-19 北京交通大学 用于建造桥梁或建筑结构的插入式钢桁架节点构造
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