JP2013068542A - 組合せ秤 - Google Patents

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Abstract

【課題】 落下時の衝撃等による被計量物の損傷を抑え、低価格の組合せ秤を提供する。
【解決手段】 作業者によって取り出された被計量物の重量を求める計量器20と、計量器20から取り出された被計量物が供給される複数の保持コンベア1と、保持コンベア1に供給される被計量物を検出し、検出信号を出力する複数の物品検出センサ2と、物品検出センサ2の検出信号を入力し、計量器20によって求められる被計量物の重量を、当該被計量物が供給された保持コンベア1に対応させて記憶し、供給されている被計量物の重量の合計が目標重量範囲内となる保持コンベア1の組合せを求め、この組合せに選択されている保持コンベア1を駆動させて保持コンベア1上の被計量物を搬送して排出させる制御装置5と、保持コンベア1から排出される被計量物を搬送して外部へ排出する集合コンベア13とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被計量物の合計重量が所定の目標重量範囲内となる組合せを求める組合せ秤に関する。
組合せ秤は、計量部への被計量物の供給方法及び排出方法の違いにより、自動式、半自動式、手動式に大別することができる。手動式組合せ秤では、被計量物の供給と排出が人手によって行われる。また、半自動式組合せ秤では、被計量物の供給は人手によって行われ、被計量物の排出は自動で行われる。また、自動式組合せ秤では、被計量物の供給と排出が自動(機械の制御)で行われる。
組合せ秤への被計量物の供給を自動で行うことができない被計量物あるいは自動で行うことに適さない被計量物に対して、手動式あるいは半自動式の組合せ秤が用いられる(例えば、特許文献1、2参照)。
従来の半自動式組合せ秤では、例えば、複数のホッパが直線状に配設されて、その下方に1つのベルトコンベアが配設されている。そして作業者がホッパに被計量物を供給すると被計量物の重量が計量され、組合せ重量が所定重量範囲内となる組合せに選択されたホッパの排出ゲートを開閉して被計量物を排出し、ホッパから排出された被計量物をベルトコンベアで一方向へ搬送して、包装機等の後段装置へ排出するように構成されている。
また、特許文献3には、作業者が商品を載せる複数の供給コンベアと、供給コンベアから移送されてきた商品を受け取り、コンベアの略中央部で商品の移送を停止させて商品の重量を計量する複数の計量コンベアと、選択された計量コンベアから排出される商品を収集する収集コンベアとを備えた組合せ計量装置が記載されている。
特開2006−214784号公報 特開2000−97753号公報 国際公開WO93/23724
上記従来の半自動式組合せ秤では、組合せに選ばれたホッパから被計量物をベルトコンベア上へ排出させて搬送するが、ベルトコンベアではホッパが並んだ方向に被計量物を搬送するため、搬送される被計量物がホッパに接触しないようにベルトコンベアよりもかなり高い位置にホッパが配置されている。そのため、ホッパから被計量物がベルトコンベアへ落下したときの衝撃が大きく、壊れやすいあるいは傷つきやすい被計量物の計量には適さない。また、作業者は、被計量物のホッパへの供給のタイミングを間違えて被計量物をホッパの排出ゲートに噛み込ませることがないように注意を払わなければならず、作業者の訓練と慣れ等を要する。
また、特許文献3に記載された組合せ計量装置では、複数の計量コンベアを備え、各計量コンベアは、ベルトコンベアをロードセル等の重量センサによって支持されて構成されている。このような計量コンベアを用いると、ベルトコンベア自体の重量が大きく、高価な重量センサが多数必要となり、製造コストが上昇し、高価な装置になる。また、ベルトコンベア自体の重量が大きく、コンベア駆動時の振動によって重量センサの出力が安定するのに長い時間を要し、生産性の向上(動作速度の向上)の妨げになる。また、重量センサを計量コンベアに組み込むと、計量コンベアの構造が複雑になり、計量コンベアのために多くの調整工数を費やすことになる。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、落下時の衝撃等による被計量物の損傷を抑えることができるとともに、製造コストの上昇を抑えて低価格の組合せ秤を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のある形態(aspect)に係る組合せ秤は、載置されている被計量物の重量を計量する計量手段と、前記計量手段の計量値が減少したときに、前記計量値の減少量を算出することにより前記計量手段から作業者によって取り出された被計量物の重量を求める重量算出手段と、を有した計量器と、搬送停止状態のときに作業者によって前記計量手段から取り出された被計量物が供給され、供給された被計量物を搬送して排出する複数の保持コンベアと、各々の前記保持コンベアに対応して設けられ、前記保持コンベアに供給された被計量物を検出し、検出信号を出力する複数の物品検出手段と、前記物品検出手段から出力される検出信号を入力し、前記重量算出手段によって求められる被計量物の重量を、当該被計量物が供給された前記保持コンベアに対応させて記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている被計量物の重量に基づいて、供給されている被計量物の重量の合計が目標重量範囲内となる前記保持コンベアの組合せからなる排出組合せを求める組合せ手段と、前記排出組合せに選択されている保持コンベアを駆動させて前記保持コンベア上の被計量物を第1の方向へ搬送して前記保持コンベアの一端から排出させる保持コンベア制御手段と、各々の前記保持コンベアの前記一端から排出される被計量物が供給され、供給される被計量物を搬送して外部へ排出する集合コンベアとを備えている。
この構成によれば、計量器で計量された被計量物を、複数の保持コンベアへ供給するようにし、各保持コンベアには高価な重量センサを備えていないので、低価格の組合せ秤を実現できる。また、計量器には減算式計量が可能である安価な計量器を用いることができ、この計量器は単独で通常の秤として機能する計量器であり、組合せ秤として使用しない場合には、通常の秤として使用することができるという利点がある。
また、前記計量器が前記保持コンベアの個数より少ない複数個設けられるとともに、全ての前記保持コンベアが各々の前記計量器に対応するように前記計量器の個数と同数のグループに区分されており、前記記憶手段は、一の前記計量器の前記重量算出手段によって求められる被計量物の重量を、前記一の計量器に対応する前記グループの保持コンベアであって、当該被計量物が供給された前記保持コンベアに対応させて記憶するように構成されていてもよい。
この構成によれば、計量器を複数個設けているので、保持コンベアへの被計量物の供給を早く行うことができ、生産性の向上を図ることができる。
また、本発明の他の形態に係る組合せ秤は、各々、載置されている被計量物の重量を計量する複数の計量手段と、前記計量手段の計量値が減少したときに、前記計量値の減少量を算出することにより前記計量手段から作業者によって取り出された被計量物の重量を求める重量算出手段と、搬送停止状態のときに作業者によって前記計量手段から取り出された被計量物が供給され、供給された被計量物を搬送して排出する、前記計量手段の個数より多い複数の保持コンベアと、一の前記計量手段から被計量物が取り出されたときに、被計量物が供給されていない前記保持コンベアを報知し、この報知の仕方が被計量物が取り出された前記計量手段ごとに異なる報知手段と、各々の前記保持コンベアに対応して設けられ、前記保持コンベアに供給された被計量物を検出し、検出信号を出力する複数の物品検出手段と、前記物品検出手段から出力される検出信号を入力し、前記重量算出手段によって求められる被計量物の重量を、当該被計量物が供給された前記保持コンベアに対応させて記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている被計量物の重量に基づいて、供給されている被計量物の重量の合計が目標重量範囲内となる前記保持コンベアの組合せからなる排出組合せを求める組合せ手段と、前記排出組合せに選択されている保持コンベアを駆動させて前記保持コンベア上の被計量物を第1の方向へ搬送して前記保持コンベアの一端から排出させる保持コンベア制御手段と、各々の前記保持コンベアの前記一端から排出される被計量物が供給され、供給される被計量物を搬送して外部へ排出する集合コンベアとを備えている。
この構成によれば、計量手段で計量された被計量物を、複数の保持コンベアへ供給するようにし、各保持コンベアには高価な重量センサを備えていないので、低価格の組合せ秤を実現できる。また、計量手段を複数個設けているので、保持コンベアへの被計量物の供給を早く行うことができ、生産性の向上を図ることができる。また、この構成において、重量算出手段を、各々の計量手段に対応して複数設けた構成としてもよく、さらに、対応する計量手段と重量算出手段とを有する計量器を複数設けた構成としてもよい。この場合、計量器として減算式計量が可能である安価な計量器を用いることができる。
また、前記報知手段は、各々の前記保持コンベアに対応して設けられ、複数の各々の点灯色で点灯可能な複数の表示灯と、各々の前記計量手段に対応して異なる点灯色が予め定められており、被計量物が取り出された前記計量手段に対応する点灯色によって、被計量物が供給されていない前記保持コンベアに対応する前記表示灯を点灯させる表示灯制御手段とを有していてもよい。
この構成によれば、作業者は表示灯の点灯色を見て、点灯色に対応する計量手段から取り出した被計量物を保持コンベアへ供給することができる。
また、前記重量算出手段によって求められる被計量物の重量が適量範囲内であるか否かを判定する適量判定手段をさらに備え、前記保持コンベア制御手段は、前記適量判定手段による判定結果に基づいて前記適量範囲内ではない重量の被計量物が供給されている前記保持コンベアを前記第1の方向とは逆方向に被計量物を搬送させるように駆動して前記保持コンベアの他端から被計量物を排出させるように構成されていてもよい。
この構成によれば、保持コンベアを逆搬送(第1の方向とは逆方向に搬送)させて適量範囲内ではない重量の被計量物を他端から排出させることにより、各保持コンベアに1個ずつ被計量物を供給する場合には、重量の揃った被計量物のみからなる組合せを排出することができる。また、各保持コンベアに複数個の被計量物を供給する場合には、高い組合せ計量精度が得られる組合せ選択個数(排出組合せに選択される保持コンベアの予定個数)に応じた重量範囲となるように適量範囲を設定することにより、目標重量範囲内となる重量の組合せができやすくなり、排出組合せの無い状態である組合せ不良が起こる頻度を少なくできる。
以上に述べた各々の組合せ秤は、計量コンベアを用いていないため、計量コンベアを用いることによる他の不利な点、例えば、コンベア駆動時の振動によって計量に長い時間を要し、生産性の向上(動作速度の向上)の妨げになること、及び、計量コンベアの構造が複雑で多くの調整工数を費やすこと、を解消することができる。
本発明は、以上に説明した構成を有し、落下時の衝撃等による被計量物の損傷を抑えることができるとともに、製造コストの上昇を抑えて低価格の組合せ秤を提供することができるという効果を奏する。
(A)は、本発明の第1の実施形態の一構成例の組合せ秤を上方から視た模式平面図であり、(B)は、同組合せ秤を側方から視たときの要部を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態の一構成例の組合せ秤の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態の一構成例の組合せ秤の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態の第1、第2構成例の組合せ秤を上方から視た模式平面図である。 (A)〜(C)は本発明の第2の実施形態の第1、第2構成例の組合せ秤の動作の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下では全ての図面を通じて同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。また、本発明は、以下の実施形態に限定されない。また、以下で例示する数値(例えば組合せ部UTの個数等)は一例であり、その数値に限定されるものではない。
(第1の実施形態)
図1(A)は、本発明の第1の実施形態の一構成例の組合せ秤を上方から視た模式平面図であり、図1(B)は、同組合せ秤を側方から視たときの要部(保持コンベア及び集合コンベア等)を示す模式図である。また、図2は、本発明の第1の実施形態の一構成例の組合せ秤の概略構成を示すブロック図である。
この組合せ秤は、組合せ排出装置Aと計量器20とを備えている。計量器20として、ここでは上皿秤を用いているが、台秤等を用いてもよい。
計量器20は、被計量物が載せられる計量皿21と、計量皿21を支持し、計量皿21上の被計量物の重量を計量するためのロードセル等からなる重量センサ22と、重量センサ22による計量値を取得し、その計量値を表示パネル(図示せず)に表示させる制御装置23と、計量完了状態(計量値確定状態)を知らせるための表示灯24と、リセットスイッチ25とを備えている。重量センサ22による計量値は所定時間間隔(例えば1ms間隔)で制御装置23に入力される。
また、制御装置23は、組合せ排出装置Aの制御装置5と通信可能に構成され、計量皿21に載せられている被計量物の重量を示す重量センサ22の計量値が減少したのち安定し、その安定した計量値が得られる度に(計量値確定時に)、計量値の減少量(前回の安定した計量値−今回の安定した計量値)を算出し、その減少量を、計量皿21から取り出された被計量物の重量値として組合せ排出装置Aの制御装置5へ送信する。また、制御装置23は、重量センサ22の計量値が安定したとき、すなわち計量値確定時に、表示灯24を点灯させ、計量値が変動すると、表示灯24を消灯させる。計量皿21が取り付けられた重量センサ22によって計量手段が構成され、制御装置23が重量算出手段等として機能する。
また、リセットスイッチ25は、例えば押しボタン式のものであり、作業者が必要に応じて押すことにより、リセット信号が制御装置23へ入力される。制御装置23は、リセットスイッチ25からリセット信号を入力すると、組合せ排出装置Aの制御装置5へリセット信号を送信する。リセットスイッチ25は、作業者が誤った作業を行った場合等に、作業をはじめからやり直すために用いられ、制御装置23及び制御装置5はリセット信号によって運転開始時の状態に戻る。
組合せ排出装置Aは、複数の組合せ部UT1〜UT12と、集合コンベア13と、操作表示器4と、制御装置5などを備えている。
複数の組合せ部UT1〜UT12の各々は、計量機能を有さない通常のベルトコンベアで構成された保持コンベア1と、保持コンベア1上の被計量物を検出する物品検出センサ2と、表示灯3とを備えている。これらは装置本体部15上に支持されている。
各物品検出センサ2は、例えば近接センサを用いて構成され、各々の保持コンベア1に対応して設けられている。そして、保持コンベア1上に被計量物(物品)が載せられているときに物品検出信号を出力する。この物品検出信号はI/O回路部9を介して制御装置5に入力される。
各表示灯3は、例えば3色LED(発光ダイオード)を用いて構成されている。表示灯3は、各々の保持コンベア1に対応して、それぞれ対応する保持コンベア1の近傍に設けられている。各表示灯3は、制御装置5によって表示灯駆動回路部10を介して点灯及び消灯等の制御がなされる。
6個の組合せ部UT1〜UT6と、他の6個の組合せ部UT7〜UT12との間に集合コンベア13が配設されている。組合せ部UT1〜UT6の6個の保持コンベア1は、集合コンベア13の一方の側方において並行に配置され、これら各々の搬送方向(矢印aの方向)が集合コンベア13の搬送方向(矢印cの方向)と直交するように配置されている。また、組合せ部UT7〜UT12の6個の保持コンベア1は、集合コンベア13の他方の側方において並行に配置され、これら各々の搬送方向(矢印bの方向)が集合コンベア13の搬送方向と直交するように配置されている。
集合コンベア13は、ベルトコンベアで構成され、例えば矢印cの方向へ被計量物を搬送する。そして、搬送先には組合せ秤の次段の後段装置31が設置され、集合コンベア13によって搬送された被計量物は、後段装置31へ供給される。なお、集合コンベア13には、搬送面の中央部が凹んだトラフ型のベルトコンベアを用いてもよい。
装置本体部15は架台(図示せず)上に取り付けられ、装置本体部15上に保持コンベア1、表示灯3及び集合コンベア13が取り付けられている。また、装置本体部15の側方には支持部材が取り付けられ、この支持部材に操作表示器4が取り付けられている。
また、装置本体部15内には、制御装置5、コンベア駆動回路部8a、8b、I/O回路部9,12、表示灯駆動回路部10、通信回路部11等が収納されている。
制御装置5は、例えばマイクロコントローラ等によって構成され、CPU等からなる演算制御部6と、RAM及びROM等のメモリからなる記憶部7とを有している。記憶部7には、運転用プログラム、動作パラメータのデータ、計量データ等が記憶される。制御装置5は、記憶手段、組合せ手段、保持コンベア制御手段、表示灯制御手段、適量判定手段、集合コンベア制御手段等として機能する。なお、制御装置5は、集中制御する単独の制御装置によって構成されていてもよいし、互いに協働して分散制御する複数の制御装置によって構成されていてもよい。
制御装置5は、演算制御部6が記憶部7に記憶されている運転用プログラムを実行することにより、組合せ排出装置A全体の制御を行うとともに後述の組合せ処理等を行う。また、コンベア駆動回路部8aを介して各保持コンベア1の駆動動作を制御し、コンベア駆動回路部8bを介して集合コンベア13の駆動動作を制御する。また、I/O回路部12を介して、後段装置31から排出命令信号を入力し、後段装置31へ排出完了信号を出力する。また、通信回路部11を介して、計量器20の制御装置23と通信可能に構成されている。また、操作表示器4から信号が入力されるとともに、操作表示器4へ表示するデータ等の信号を出力する。
操作表示器4は、例えばタッチスクリーン式のディスプレイ(表示装置)を備え、このディスプレイの画面上で、組合せ秤の運転の開始及び停止等の操作、運転パラメータの設定等を行うことができるとともに、制御装置5による組合せ処理の結果(組合せ重量等)をディスプレイ画面上に表示することができる。
なお、二点鎖線で図示された回収容器16及び後段装置32については後述することとし、ここではこれらが設けられていない場合について説明する。
以上のように構成された本実施形態の一構成例の組合せ秤の動作について説明する。
この組合せ秤では、計量器20に載せられている被計量物が作業者によって各保持コンベア1へ供給される。ここで、まず、制御装置5による組合せ処理について説明しておく。この組合せ処理では、各保持コンベア1に供給されている被計量物の重量に基づいて組合せ演算を行い、供給されている被計量物の合計重量(組合せ重量)が目標重量範囲(組合せ目標重量に対する許容範囲)内になる保持コンベア1の組合せを全て求め、1つの組合せを排出組合せに決める。ここで、目標重量範囲になる組合せが複数存在する場合には、その複数の組合せのうちの、組合せ重量と組合せ目標重量との差の絶対値が最小である組合せを排出組合せに決める。例えば、組合せ目標重量が目標重量範囲の下限値に設定されている場合には、組合せ重量が組合せ目標重量と同じか、組合せ目標重量に最も近い組合せを排出組合せに決める。そして、排出組合せに選択された保持コンベア1上の被計量物は、同保持コンベア1によって搬送されて集合コンベア13上へ排出され、さらに集合コンベア13によって矢印c方向へ搬送されて組合せ秤の次段の後段装置31に供給される。保持コンベア1に供給される被計量物は、同保持コンベア1が排出組合せに選択されるまで、同保持コンベア1上に一時保持される。
後段装置31では、所定のタイミングで排出命令信号を組合せ秤へ出力し、組合せ秤から排出完了信号を入力したタイミングに基づいて所定の動作を開始するように構成されている。後段装置31としては、例えば被計量物を袋詰めするための給袋式の包装機が配置される場合がある。また、後段装置31として、例えば複数のトレー(浅い箱)を環状に連結して間欠的に水平移動させるコンベア装置が配置される場合がある。この場合、集合コンベア13から排出される被計量物が各トレーに供給され、コンベア装置を担当の作業者が各トレーに載っている被計量物を1つのパックに詰める。この場合、コンベア装置は、例えば、トレーを移動させて空のトレーを集合コンベア13の排出口(ここでは後述の受入れファネル41の下部排出口41aの直下)に移動させたときに排出命令信号を組合せ秤へ出力し、排出完了信号を組合せ秤から入力してから所定時間経過後にトレーを移動させて、次の空のトレーを集合コンベア13の排出口に移動させる。
そして、後段装置31には、袋(包装機の場合)あるいはトレー(コンベア装置の場合)に集合コンベア13から排出される被計量物を入れるために、例えば漏斗状の受入れファネル41が備えられており、この受入れファネル41を集合コンベア13の搬送終端部に接近させて配置している。集合コンベア13から排出される被計量物は、受入れファネル41の下部出口41aを通過して袋あるいはトレーに入れられる。なお、受入れファネル41は、組合せ秤の部品として設けられてあってもよい。
さらに、本組合せ秤の動作の詳細及び作業者の作業について説明する。図3は、本実施形態の一構成例の組合せ秤の動作の一例を示すフローチャートである。この動作は組合せ排出装置Aの制御装置5の処理によって実現され、この動作を行うために必要となる情報等は全て記憶部7に記憶される。
最初に、計量器20には、大量(例えば数十パック分)の被計量物が載せられる。また、計量器20上の被計量物が無くなれば、再度大量の被計量物が載せられる。被計量物は、例えば、農産物、惣菜等である。
作業者は、計量器20の表示灯24が点灯しているときに計量器20の計量皿21から被計量物(例えば農産物)を例えば1個ずつ取出し、この取り出した被計量物を表示灯3が点灯している任意の1つの保持コンベア1へ載せる作業を繰り返し行う。
計量器20の制御装置23では、前述のように、重量センサ22の計量値が減少したのち安定した計量値が得られる度に、計量値の減少量(前回の安定した計量値−今回の安定した計量値)を算出することにより、計量皿21から取出された被計量物の重量値を求め、この重量値を組合せ排出装置Aの制御装置5へ送信する。また、制御装置23は、重量センサ22の計量値が安定している時に表示灯24を点灯させて作業者に被計量物を取り出すタイミングを知らせ、計量値が変動したときに表示灯24を消灯させる。
そして、組合せ排出装置Aの制御装置5では、図3に示すように、運転が開始されると、全ての表示灯3を点灯させる(ステップS1)。このとき、全ての保持コンベア1及び集合コンベア13は搬送停止状態である。
そして、作業者は計量器20の表示灯24が点灯しているときに、計量器20から被計量物を取出して、表示灯3が点灯している任意の1つの保持コンベア1へ載せる。
この作業が行われることによって、制御装置5は、計量器20(制御装置23)から被計量物の重量値を受信するとともに、被計量物が載せられた保持コンベア1に対応する物品検出センサ2から物品検出信号を新たに入力し(ステップS2、S3)、ステップS4へ進む。
次に、被計量物が載せられた保持コンベア1に対応する表示灯3を消灯し(ステップS4)、計量器20から受信した重量値を記憶する(ステップS5)。この重量値は、被計量物が載せられた保持コンベア1に対応させて、同保持コンベア1に保持されている被計量物の重量値として記憶部7に記憶される。例えば、記憶部7には、各々の保持コンベア1に保持されている被計量物の重量を記憶するための重量値テーブルが作成されている。この重量値テーブルに被計量物の重量値が記憶され、全ての重量値の初期値は零に設定されている。
次に、重量値テーブルに、予め定められた所定個数N(例えばN=10)以上の個数の被計量物の重量値(零は除く)が記憶されているか否かを判断し、記憶されている被計量物の重量値の個数が所定個数Nに満たなければステップS2へ戻り、所定個数N以上であれば次のステップS7へ進む(ステップS6)。
ステップS7では、制御装置5は、前述の組合せ処理を行い、排出組合せを求める。そして、ステップS8で、後段装置31から排出命令信号を入力すると、排出組合せに選択されている保持コンベア1を第1の所定時間駆動して、同保持コンベア1上の被計量物を集合コンベア13へ搬送させるとともに、集合コンベア13を第2の所定時間駆動して保持コンベア1から搬送されてきた被計量物を後段装置31へ搬送させる(ステップS9)。そして、所定のタイミングで後段装置31へ排出完了信号を出力するとともに、排出組合せに選択されていた保持コンベア1に対応する重量値テーブルの重量値を0にリセットし、排出組合せに選択されていた保持コンベア1に対応する表示灯3を点灯させ、ステップS2へ戻る(ステップS10)。
本実施形態では、計量器20で計量された被計量物を、複数の保持コンベア1へ供給するようにし、保持コンベア1には高価な重量センサを備えていないので、組合せ排出装置Aを安価に製造できる。また、計量器20には減算式計量が可能である安価な計量器を用いることができる。そのため、低価格の組合せ秤を実現できる。また、計量コンベアを用いていないため、計量コンベアを用いることによる他の不利な点、例えば、コンベア駆動時の振動によって重量センサの出力が安定するのに長い時間を要し、生産性の向上(動作速度の向上)の妨げになること、及び、計量コンベアの構造が複雑であるために、計量コンベアに多くの調整工数を費やすこと、を解消することができる。
また、本実施形態では、複数の組合せ部UT1〜UT12の各々に保持コンベア1を用い、保持コンベア1の一端から排出される被計量物を集合コンベア13で集めて後段装置31へ排出するようにしているので、保持コンベア1と集合コンベア13との段差を小さくでき、保持コンベア1から排出される被計量物が集合コンベア13上へ乗り移るときの衝撃が少なくなる。そのため、落下時の衝撃等によって壊れやすいあるいは傷つきやすい被計量物であっても、その被計量物の損傷を抑えることができる。また、被計量物の供給作業は保持コンベア1へ被計量物を載せればよいので、被計量物をホッパへ供給する組合せ秤と比べ、熟練していない作業者であっても容易に行うことができる。
なお、本実施形態では、表示灯3を点灯させることにより、被計量物が供給されていない保持コンベア1を作業者に報知するようにしたが、これに限られない。例えば、作業者が保持コンベア1を見て被計量物が供給されているか否かを判断し、被計量物が供給されていない保持コンベア1へ被計量物を供給するようにしてもよい。この場合、表示灯3を設けなくてよい。
(第2の実施形態)
図4(A)は、本発明の第2の実施形態の第1、第2構成例の組合せ秤を上方から視た模式平面図であり、図4(B)は、同組合せ秤を側方から視たときの要部(保持コンベア及び集合コンベア等)を示す模式図である。
この組合せ秤は、組合せ排出装置Aと複数(本例では2個)の計量器20A、20Bとを備えている。図1の組合せ秤では、1個の計量器20を備えていたのに対し、2個の計量器20A、20Bを備えた構成である。これらの計量器20A、20Bは前述の計量器20と同様の構成であり、集合コンベア13の一端側と他端側とに配置されている。以下では、一方の計量器20Aを第1計量器20Aと記載し、他方の計量器20Bを第2計量器20Bと記載する場合もある。
なお、二点鎖線で図示された回収容器16及び後段装置32については後述することとし、第1、第2構成例ではこれらが設けられていない場合について説明する。
〔第1構成例〕
まず、第2の実施形態の第1構成例について説明する。この第1構成例では、組合せ排出装置Aの組合せ部UT1〜UT12が2つの計量器20A、20Bの各々に対応するグループに区分されている。例えば、第1計量器20A寄りの6個の組合せ部UT1,UT2,UT3,UT7,UT8,UT9を第1グループとし、残りの第2計量器20B寄りの6個の組合せ部UT4,UT5,UT6,UT10,UT11,UT12を第2グループとする。
図5(A)〜(C)は、本実施形態の第1構成例の組合せ秤の動作の一例を示すフローチャートである。この動作は制御装置5の処理によって実現され、この動作を行うために必要となる情報等は全て記憶部7に記憶される。
ここでは、作業者は、第1計量器20Aの表示灯24が点灯しているときに第1計量器20Aの計量皿21から取り出した被計量物を第1グループの保持コンベア1に供給するように、また、第2計量器20Bの表示灯24が点灯しているときに第2計量器20Bの計量皿21から取り出した被計量物を第2グループの保持コンベア1に供給するように作業内容が定められている。さらに、作業内容を詳しく述べれば、作業者は、第1計量器20Aから取り出した被計量物を、第1グループの表示灯3が点灯している組合せ部の保持コンベア1に載せ、第2計量器20Bから取り出した被計量物を、第2グループの表示灯3が点灯している組合せ部の保持コンベア1に載せる。そして、この作業を繰り返し行う。
第1、第2計量器20A,20Bはそれぞれ、前述の計量器20同様、各々の制御装置23では、重量センサ22の計量値が減少したのち安定した計量値が得られる度に、計量値の減少量(前回の安定した計量値−今回の安定した計量値)を算出することにより、計量皿21から取出された被計量物の重量値を求め、この重量値を組合せ排出装置Aの制御装置5へ送信する。また、制御装置23は、重量センサ22の計量値が安定している時に表示灯24を点灯させて作業者に被計量物を取り出すタイミングを知らせ、計量値が変動したときに表示灯24を消灯させる。
作業者が第1計量器20Aから被計量物を取りだして保持コンベア1に供給する場合、制御装置5は、図5(A)に示す処理を行う。
この場合、制御装置5は、ステップS21で、第1計量器20Aから被計量物の重量値を受信すると、第1計量器20Aから取出された被計量物を供給可能な組合せ部の表示灯3を例えば赤色点灯させる(ステップS22)。この場合、取出された被計量物を供給可能な組合せ部は、第1グループの組合せ部のうち保持コンベア1に被計量物が供給されていない(物品検出信号が入力されていない)組合せ部である。
次に、被計量物が載せられた保持コンベア1に対応する物品検出センサ2から物品検出信号を新たに入力する(ステップS23)と、ステップS22で点灯させた全ての表示灯3を消灯し(ステップS24)、第1計量器20Aから受信した重量値を記憶する(ステップS25)。この重量値は、第1の実施形態同様、被計量物が載せられた保持コンベア1に対応させて、同保持コンベア1に保持されている被計量物の重量値として記憶部7の重量値テーブルに記憶される。
また、作業者が第2計量器20Bから被計量物を取りだして保持コンベア1に供給する場合、制御装置5は、図5(B)に示す処理を行う。
この場合、制御装置5は、ステップS31で、第2計量器20Bから被計量物の重量値を受信すると、第2計量器20Bから取出された被計量物を供給可能な組合せ部の表示灯3を例えば青色点灯させる(ステップS32)。この場合、取出された被計量物を供給可能な組合せ部は、第2グループの組合せ部のうち保持コンベア1に被計量物が供給されていない(物品検出信号が入力されていない)組合せ部である。
次に、被計量物が載せられた保持コンベア1に対応する物品検出センサ2から物品検出信号を新たに入力する(ステップS33)と、ステップS32で点灯させた全ての表示灯3を消灯し(ステップS34)、第2計量器20Bから受信した重量値を被計量物が載せられた保持コンベア1に対応させて記憶部7の重量値テーブルに記憶する(ステップS35)。
また、制御装置5は、第1、第2計量器20A,20Bから受信した重量値を記憶部7の重量値テーブルに記憶する(ステップS25、S35)たびに、図5(C)に示す処理を行う。
この場合、制御装置5は、第1、第2計量器20A,20Bのいずれかから受信した重量値を記憶部7の重量値テーブルに記憶するたびに、重量値テーブルに、所定個数N(例えばN=10)以上の個数の被計量物の重量値(零は除く)が記憶されているか否かを判断し、所定個数N以上であれば後段装置31から排出命令信号が入力されているか否かを判断する(ステップS41〜S43)。
そして、重量値テーブルに、所定個数N以上の個数の重量値が記憶されており、排出命令信号が入力されている場合に、第1の実施形態と同様の組合せ処理を行い、排出組合せを求める(ステップS44)。次に、排出組合せに選択されている保持コンベア1を第1の所定時間駆動して、同保持コンベア1上の被計量物を集合コンベア13へ搬送させるとともに、集合コンベア13を第2の所定時間駆動して保持コンベア1から搬送されてきた被計量物を後段装置31へ搬送させる(ステップS45)。次に、所定のタイミングで後段装置31へ排出完了信号を出力するとともに、排出組合せに選択されている保持コンベア1に対応する重量値テーブルの重量値を0にリセットする(ステップS46)。
この第1構成例の場合、例えば1人の作業者が両手を使い、左手で第1計量器20Aから被計量物を取り出して第1グループの保持コンベア1へ載せ、右手で第2計量器20Bから被計量物を取り出して第2グループの保持コンベア1へ載せるようにしてもよい。また、2人の作業者で作業を行い、一方の作業者が第1計量器20Aから被計量物を取り出して第1グループの保持コンベア1へ載せ、他方の作業者が第2計量器20Bから被計量物を取り出して第2グループの保持コンベア1へ載せるようにしてもよい。
なお、第1構成例では、第1計量器20Aから取出された被計量物を供給可能な組合せ部と、第2計量器20Bから取出された被計量物を供給可能な組合せ部とを、異なる点灯色で表示灯3を点灯させることにより、作業者に報知するようにしたが、これに限られない。ここでは、予め、第1計量器20Aの被計量物が供給される第1グループの保持コンベア1と、第2計量器20Bの被計量物が供給される第2グループの保持コンベア1とが、予め、区分されており、作業者はそのことを知っているので、第1グループと第2グループの表示灯3を同一色で点灯させるようにしてもよい。また、作業者が保持コンベア1を見て被計量物が供給されているか否かを判断し、被計量物が供給されていていない保持コンベア1へ被計量物を供給するようにしてもよい。この場合、表示灯3を設けなくてよい。
また、組合せ部の個数を増やして3つ以上のグループに区分し、各グループに1個の計量器が対応するように計量器を3つ以上設けてもよい。
〔第2構成例〕
次に本実施形態の第2構成例について説明する。前述の第1構成例では、組合せ部UT1〜UT12を各計量器に対応する複数のグループに区分したが、この第2構成例では、組合せ部UT1〜UT12を複数のグループに区分しないで、後述のように動作させる。この場合の動作は、前述の第1構成例で用いた図5(A)〜(C)と同様のフローチャートで示すことができるが、その動作は以下で述べるように若干異なる。なお、第1、第2計量器20A,20Bの動作は、前述の第1構成例における動作と同じである。
図5(A)〜(C)の処理において、第2構成例における処理が第1構成例の場合と異なるのは、ステップS22とステップS32の処理であり、他の処理は第1構成例の場合と同様である。
この第2構成例では、組合せ部UT1〜UT12を各計量器20A,20Bに対応するグループに区分していないので、ステップS22、S32において表示灯3を点灯させる際、保持コンベア1に被計量物が供給されていない全ての組合せ部の表示灯3を点灯させる。
すなわち、この第2構成例では、制御装置5は、ステップS21で、第1計量器20Aから被計量物の重量値を受信すると、第1計量器20Aから取出された被計量物を供給可能な組合せ部の表示灯3を例えば赤色点灯させる(ステップS22)。ここで、第2構成例の場合、取出された被計量物を供給可能な組合せ部は、全ての組合せ部のうち、保持コンベア1に被計量物が供給されていない(物品検出信号が入力されていない)組合せ部であり、保持コンベア1に被計量物が供給されていない全ての組合せ部の表示灯3を例えば赤色点灯させる。
また、制御装置5は、ステップS31で、第2計量器20Bから被計量物の重量値を受信すると、第2計量器20Bから取出された被計量物を供給可能な組合せ部の表示灯3を例えば青色点灯させる(ステップS32)。ここで、第2構成例の場合、取出された被計量物を供給可能な組合せ部は、全ての組合せ部のうち、保持コンベア1に被計量物が供給されていない(物品検出信号が入力されていない)組合せ部であり、保持コンベア1に被計量物が供給されていない全ての組合せ部の表示灯3を例えば青色点灯させる。
前述の第1構成例の場合には、ステップS22とステップS32とで表示灯3の点灯色を同一色にしてもよいが、第2構成例の場合、ステップS22とステップS32とで表示灯3の点灯色を必ず異ならせるようにする。すなわち、第2構成例では、各々の計量器20A,20Bに対応して表示灯3の点灯色が予め設定されており、作業者は表示灯3の点灯色に応じてその点灯色に対応する計量器から取り出した被計量物を保持コンベア1へ載せるようにしている。これにより、制御装置5は、ステップS25、S35において、各々の計量器20A,20Bから受信した被計量物の重量値を、同被計量物が載せられた保持コンベア1に正しく対応させて重量値テーブルに記憶することができる。
また、短時間の間に、制御装置5が2つの計量器20A,20Bから続けて重量値を受信した場合、すなわち、ほぼ同じタイミングで2つの計量器20A,20Bから被計量物が取り出された場合、先に受信した計量器に対応する点灯色で表示灯3を点灯させた後、同計量器から取り出した被計量物が保持コンベア1へ載せられる(物品検出信号を入力する)と消灯し、その直後に後から受信した計量器に対応する点灯色で表示灯3を点灯させることになる。
この第2構成例の場合も第1構成例の場合同様、計量器20A,20Bから保持コンベア1への被計量物の供給作業を1人の作業者で行ってもよいし、複数の作業者で行ってもよい。また、組合せ部の個数を増加したり、計量器の個数を増加してもよい。
なお、上記の第2構成例では、ステップS22,S32において、保持コンベア1に被計量物が供給されていない全ての組合せ部の表示灯3を点灯させるようにしたが、これに限られない。例えば、被計量物が供給されていない組合せ部が複数ある場合に、そのうちの重量値を受信した計量器に近い組合せ部を優先的に所定個数選択し、この選択した組合せ部のみの表示灯3を点灯させるようにしてもよい。
この第2の実施形態では、第1の実施形態における効果に加え、第1、第2構成例のように複数の計量器20A,20Bを設けているので、保持コンベア1への被計量物の供給を早く行うことができ、生産性の向上を図ることができる。
なお、第2の実施形態では、計量器を複数個設けるようにしたが、計量器の総数は少ない方が組合せ秤全体のコストを抑えられるので好ましい。例えば、計量器の総数は多くても組合せ部の個数より少なくすることが好ましい。作業者は、左右の手を使用して被計量物を載せ降ろしするので、1人の作業者が扱える計量器の数は1つあるいは2つである。したがって、作業者の数により計量器を配置するのが妥当である。しかしながら、組合せ部の数が少ないと、計量器と作業者を増やしても、作業効率は上がらない。作業者の数と、計量器の数と配置は、組合せ部の数により決定するのが妥当である。
また、第2の実施形態において、表示灯3を点灯させるタイミングを次のようにしてもよい。この場合、計量器20A,20Bの制御装置23は、重量センサ22から入力される計量値が予め設定された所定値以上減少したときに、計量値の安定を待たずに、計量器(計量皿21)から被計量物が取出されたものと判断し、被計量物取出し信号を組合せ排出装置Aの制御装置5へ送信するように構成する。そして、制御装置5では、被計量物取出し信号を入力すると即座に、前述のステップS22,S32において点灯すべき表示灯3を点灯させる。この場合、重量値が安定して確定するよりも早く表示灯3を点灯させることができるので、保持コンベア1へ被計量物を載せる作業を早くできる場合がある。
また、第1の実施形態において、表示灯3を点灯及び消灯させるタイミングを第2の実施形態の場合と同様にしてもよい。
また、第1、第2の実施形態において、例えば回収容器16を設け、各保持コンベア1へ載せられる被計量物の重量が予め定められた適量範囲内であるか否かを判定し、適量範囲内ではない被計量物を排除するように構成してもよい。この場合、制御装置5には、予め、適量範囲の上限値及び下限値とが設定され、記憶部7に記憶されている。そして、制御装置5は、計量器(20,20A,20B)から取り出された被計量物の重量値を受信すると、その重量値が適量範囲内であるか否かを判定し、適量範囲内ではない場合は、その被計量物が載せられた保持コンベア1を通常の搬送方向(矢印a、bの方向)とは逆方向に所定時間だけ被計量物を搬送(逆搬送)するように駆動させて被計量物を例えば回収容器16へ排出させる。
この回収容器16は、各組合せ部UT1〜UT12の保持コンベア1が被計量物を逆搬送したときに排出される被計量物を受けるように集合コンベア13とは反対側に設けられる。この場合、表示灯3は、例えば、保持コンベア1の上方で、被計量物の供給の妨げとならないような位置に、適当な支持部材に支持されて配設されるようにすればよい。
この場合、制御装置5は適量範囲内の重量値のみを記憶部7の重量値テーブルに記憶し、適量範囲内ではない重量値は記憶しない。すなわち、適量範囲内でない重量の被計量物が供給されている保持コンベア1については組合せ処理の対象とはせず、排出組合せに選択されることがなく、前述のようにその被計量物は回収容器16へ排出される。そのため、前述のように各保持コンベア1に1個ずつ被計量物を載せる場合には、重量の揃った被計量物のみからなる組合せを排出することができる。また、各保持コンベア1に複数個の被計量物を載せる場合には、高い組合せ計量精度が得られる組合せ選択個数(排出組合せに選択される保持コンベア1の予定個数)に応じた重量範囲となるように適量範囲を設定することにより、目標重量範囲内となる重量の組合せができやすくなり、組合せ演算において目標重量範囲内の組合せが無い状態である組合せ不良が起こる頻度を少なくできる。
なお、上記のように保持コンベア1を逆搬送させずに、適量範囲内ではない被計量物を作業者が取り除くように構成してもよい。この場合、適量範囲内ではない被計量物が載せられている保持コンベア1は搬送停止状態を維持させ、同保持コンベア1を作業者に報知する報知手段を設ければよい。この報知手段としては、例えば、各々の保持コンベア1に対応して設けられた表示灯3を用い、制御装置5の制御によって、適量範囲内ではない被計量物が載せられている保持コンベア1に対応する表示灯3を例えば点滅させるように構成してもよい。
また、第1、第2の実施形態では、集合コンベア13の両側に保持コンベア1を配置することにより、集合コンベア13の長さを短くすることができ、被計量物の排出時間を短縮できる。また、組合せ秤のコンパクト化が図れるとともに、作業者が被計量物の供給作業を行いやすい。なお、集合コンベア13の一方の側にのみ保持コンベア1を配置した構成としてもよい。この場合には所定個数の保持コンベア1を配置するために集合コンベア13の長さが長くなり、集合コンベア13による被計量物の排出時間も長くなるので、動作サイクルを短縮する上では前述のように両側に配置した方が好ましい。
また、第1、第2の実施形態では、集合コンベア13の一端側にのみ後段装置31が配置された構成について説明したが、集合コンベア13の他端側にも後段装置31と同様の後段装置32が配置された構成としてもよい。この場合、制御装置5は、保持コンベア1から集合コンベア13へ排出される被計量物を、例えば2つの後段装置31,32のうち先に排出完了信号を受けた方の後段装置へ搬送するように集合コンベア13の搬送方向を制御し、被計量物が搬送される後段装置へ排出完了信号を出力する。例えば、後段装置32へ被計量物を搬送する場合には、集合コンベア13を、矢印dの方向へ被計量物を搬送するように制御する。また、制御装置5は、保持コンベア1から集合コンベア13へ排出される被計量物を、2つの後段装置31,32に対し交互に搬送するように集合コンベア13の搬送方向を制御するようにしてもよい。なお、第1、第2の実施形態のように、後段装置31が1個の場合には、集合コンベア13を常時駆動させるようにしてもよい。
また、第1、第2の実施形態における計量器20,20A,20Bは、それぞれ単独で通常の秤として機能する計量器であり、組合せ秤として使用しない場合には、通常の秤、すなわち、例えば計量皿21に載置されている被計量物の重量を計量し、その計量値を表示パネル(図示せず)に表示する秤として使用することができる。そのため、この組合せ秤を使用する工場等において設備費用の削減を図ることができる。
これらの計量器20,20A,20Bでは、計量皿21から取出された被計量物の重量値を算出し、その重量値を制御装置5へ送信するようにしたが、計量皿21に載せられている被計量物の重量値をそのまま制御装置5へ送信し、制御装置5が重量値の減少量を算出することにより計量皿21から取出された被計量物の重量値を求めるようにしてもよい。
また、計量器20,20A,20Bは、計量値が確定すると表示灯24を点灯させるようにしているが、計量値が確定する前に、さらに次の被計量物が取り出されることにより、計量値が所定量以上減少した場合には、例えばブザーを設けておいて、ブザーを鳴らして作業者に計量が完了していないこと(誤計量であること)を知らせるようにしてもよい。
なお、上記第1、第2の実施形態では、被計量物を一時保持して組合せ排出するために、保持コンベア1すなわちベルトコンベアを用いたが、これに代えてホッパを用いることもできる。しかしながらこの場合、ベルトコンベアを用いたことによる特有の効果、例えば、落下時の衝撃等による被計量物の損傷を抑える効果、及び、計量器から取り出した被計量物の供給作業が容易であるというような効果は得られない。
本発明は、落下時の衝撃等による被計量物の損傷を抑え、かつ低価格の組合せ秤等として有用である。
A 組合せ排出装置
UT1〜UT12 組合せ部
1 保持コンベア
2 物品検出センサ
3 表示灯
4 操作表示器
5 制御装置
13 集合コンベア
20,20A,20B 計量器
21 計量皿
22 重量センサ
23 制御装置

Claims (5)

  1. 載置されている被計量物の重量を計量する計量手段と、前記計量手段の計量値が減少したときに、前記計量値の減少量を算出することにより前記計量手段から作業者によって取り出された被計量物の重量を求める重量算出手段と、を有した計量器と、
    搬送停止状態のときに作業者によって前記計量手段から取り出された被計量物が供給され、供給された被計量物を搬送して排出する複数の保持コンベアと、
    各々の前記保持コンベアに対応して設けられ、前記保持コンベアに供給された被計量物を検出し、検出信号を出力する複数の物品検出手段と、
    前記物品検出手段から出力される検出信号を入力し、前記重量算出手段によって求められる被計量物の重量を、当該被計量物が供給された前記保持コンベアに対応させて記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている被計量物の重量に基づいて、供給されている被計量物の重量の合計が目標重量範囲内となる前記保持コンベアの組合せからなる排出組合せを求める組合せ手段と、
    前記排出組合せに選択されている保持コンベアを駆動させて前記保持コンベア上の被計量物を第1の方向へ搬送して前記保持コンベアの一端から排出させる保持コンベア制御手段と、
    各々の前記保持コンベアの前記一端から排出される被計量物が供給され、供給される被計量物を搬送して外部へ排出する集合コンベアと
    を備えた組合せ秤。
  2. 前記計量器が前記保持コンベアの個数より少ない複数個設けられるとともに、
    全ての前記保持コンベアが各々の前記計量器に対応するように前記計量器の個数と同数のグループに区分されており、
    前記記憶手段は、
    一の前記計量器の前記重量算出手段によって求められる被計量物の重量を、前記一の計量器に対応する前記グループの保持コンベアであって、当該被計量物が供給された前記保持コンベアに対応させて記憶するように構成された、請求項1に記載の組合せ秤。
  3. 各々、載置されている被計量物の重量を計量する複数の計量手段と、
    前記計量手段の計量値が減少したときに、前記計量値の減少量を算出することにより前記計量手段から作業者によって取り出された被計量物の重量を求める重量算出手段と、
    搬送停止状態のときに作業者によって前記計量手段から取り出された被計量物が供給され、供給された被計量物を搬送して排出する、前記計量手段の個数より多い複数の保持コンベアと、
    一の前記計量手段から被計量物が取り出されたときに、被計量物が供給されていない前記保持コンベアを報知し、この報知の仕方が被計量物が取り出された前記計量手段ごとに異なる報知手段と、
    各々の前記保持コンベアに対応して設けられ、前記保持コンベアに供給された被計量物を検出し、検出信号を出力する複数の物品検出手段と、
    前記物品検出手段から出力される検出信号を入力し、前記重量算出手段によって求められる被計量物の重量を、当該被計量物が供給された前記保持コンベアに対応させて記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている被計量物の重量に基づいて、供給されている被計量物の重量の合計が目標重量範囲内となる前記保持コンベアの組合せからなる排出組合せを求める組合せ手段と、
    前記排出組合せに選択されている保持コンベアを駆動させて前記保持コンベア上の被計量物を第1の方向へ搬送して前記保持コンベアの一端から排出させる保持コンベア制御手段と、
    各々の前記保持コンベアの前記一端から排出される被計量物が供給され、供給される被計量物を搬送して外部へ排出する集合コンベアと
    を備えた組合せ秤。
  4. 前記報知手段は、
    各々の前記保持コンベアに対応して設けられ、複数の各々の点灯色で点灯可能な複数の表示灯と、
    各々の前記計量手段に対応して異なる点灯色が予め定められており、被計量物が取り出された前記計量手段に対応する点灯色によって、被計量物が供給されていない前記保持コンベアに対応する前記表示灯を点灯させる表示灯制御手段とを有した、請求項3に記載の組合せ秤。
  5. 前記重量算出手段によって求められる被計量物の重量が適量範囲内であるか否かを判定する適量判定手段をさらに備え、
    前記保持コンベア制御手段は、
    前記適量判定手段による判定結果に基づいて前記適量範囲内ではない重量の被計量物が供給されている前記保持コンベアを前記第1の方向とは逆方向に被計量物を搬送させるように駆動して前記保持コンベアの他端から被計量物を排出させるように構成された、請求項1〜4のいずれかに記載の組合せ秤。
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