JP2011043463A - 組合せ計量装置 - Google Patents

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宏和 佐藤
Akinori Mukai
彰則 向
Manabu Yamada
学 山田
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Abstract

【課題】設置スペースや作業スペースが限られている場合でも、物品の計量に関する複数の処理を容易に行うことが可能な組合せ計量装置を提供する。
【解決手段】タッチパネル4は、切替部7により選択部6の選択機能がオフモードからオンモードに切り替えられた場合には、選択された組合せに係る複数の計量部2による計量結果の合算値を組合せ重量として表示する。これに対して、タッチパネル4は、切替部7により選択部6の選択機能がオンモードからオフモードに切り替えられた場合には、区分け部8によってグループに区分けされた計量部2による計量結果に基づいた表示を行う。例えば、4つのグループに区分けされた場合には、タッチパネル4の画面が4つのエリアに分割され、各エリアにおいて各グループに属する各計量部2の計量結果の合算値等が表示される。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の計量部によって得られた各物品の重量により組合せ演算を行い、得られた組合せ重量が目標重量に近い組合せとなるように計量部の組合せを選択して、組合せごとに識別表示する組合せ計量装置に関する。
従来、組合せ計量については公知となっている。例えば下記特許文献1に、所定回数連続して組合せ不良となった場合に適切な処理を行うことにより、全体の稼動率が低下しないように構成した組合せ計量または計数方法が開示されている。
また、例えば下記特許文献2には、手動式組合せ秤が開示されている。当該手動式組合せ秤においては、作業者が被計量物(商品)を計量皿に供給した後、所定重量または所定個数になる組合せの成立が2以上ある場合には、1回目に選択された計量皿上から商品の取集め作業をすれば、作業者は何らスイッチ操作等をすることなく当該作業の完了後自動的に残りの計量皿において次に選択された計量皿が表示される。これにより、手作業により商品の供給、排出作業を行う作業者の作業負担が軽減されるとともに、商品の取集め作業の完了前に次の組合せ表示がなされることがないため、作業者は1回目に選択された計量皿と2回目に選択された計量皿とを混同することなく商品の取集め作業を行うことができる。
特開昭61−25027号公報 特開平1−304325号公報
上で述べたように、特許文献1に記載の組合せ計量または計数方法および特許文献2に記載の手動式組合せ秤においては、物品の重量の組合せ計量を行うことは可能である。しかしながら、組合せ計量だけでなく所定の他の処理を行いたい場合には、当該処理を行うための機器を別に設ける必要がある。この場合、機器を設置するためのスペースおよび作業スペースが限られている場合には、上記機器を設けることができない。特に、農水産業の作業現場(集出荷場等)では、物品の組合せ計量を実施するための秤を多数使用しているので、これだけで大きな設置スペースおよび作業スペースを要している。
そこで、本発明の目的は、物品の計量に関する複数の処理を容易に行うことが可能な組合せ計量装置を提供することである。
(1)一の局面に従う組合せ計量装置は、計量皿上の物品の重量を計量する複数の計量部と、計量部によって得られた各計量値に基づいて組合せ演算を行い、得られた組合せ重量が目標重量に近い組合せとなるように、各計量部の組合せを選択する選択部と、組合せ重量を表示する計量結果表示部と、を備え、計量皿に対して物品を手動で載降する組合せ計量装置であって、組合せを行う機能のオンモードとオフモードとの切り替えを行う切替部を備え、切替部によってオフモードに切り替えられた場合には、計量結果表示部は、各計量部によって計量された計量値を表示するものである。
一の局面に従う組合せ計量装置においては、計量皿上の物品の重量が複数の計量部によって計量される。計量部によって得られた各計量値に基づいて選択部により組合せ演算が行われる。そして、得られた組合せ重量が目標重量に近い組合せとなるように、各計量部の組合せが選択部により選択される。組合せ重量は計量結果表示部に表示される。
組合せを行う機能のオンモードとオフモードとの切り替えが切替部によって行われる。切替部によってオンモードからオフモードに切り替えられた場合には、各計量部によって計量された計量値が計量結果表示部によって表示される。
このように、切替部によりオンモードからオフモードに切り替えられることによって、計量結果表示部を、組合せ重量を表示させる手段として用いるだけでなく、各計量部による物品の計量結果を表示させる手段、つまり、秤として用いることが可能となる。したがって、物品の重量を計量するための秤を別に設ける必要がないので、設置スペースおよび作業スペースの省スペース化を図ることができるとともに、秤の購入コストおよび管理コストを低減することができる。
(2)組合せ計量装置は、複数の計量部の各々を複数のグループに区分けする区分け部をさらに備え、計量結果表示部は、区分け部により区分けされた複数のグループの各々に属する1または複数の計量部による計量結果の単一値または合算値を表示してもよい。
この場合、複数の計量部の各々が区分け部により複数のグループに区分けされる。そして、区分け部により区分けされた複数のグループの各々に属する1または複数の計量部による計量結果の単一値または合算値が計量結果表示部に表示される。それにより、計量するのに複数の計量部が必要となる重量または大きさを有する物品であっても計量を行うことが可能である。また、同一グループ内であれば物品をいずれの計量部に載置しても計量が可能となるため、作業者は同一グループ内で載置すべき計量部を選別することなく物品を載置することができる。
(3)組合せ計量装置は、各計量部にそれぞれ対応付けられ、選択部によって選択された場合にその旨を示す識別表示を行う複数の識別表示部をそれぞれ各計量部の近傍にさらに備え、切替部によってオフモードに切り替えられた場合には、同一のグループに属する1または複数の計量部に対応付けられた識別表示部は、単一または同一種の表示を行ってもよい。
この場合、各計量部にそれぞれ対応付けられ、選択部によって選択された場合にその旨を示す識別表示を行う複数の識別表示部がそれぞれ各計量部の近傍に設けられる。切替部によってオフモードに切り替えられた場合には、同一のグループに属する1または複数の計量部に対応付けられた識別表示部により単一または同一種の表示が行われることによって、作業者は、ある計量部が同一のグループに属するかについて視覚的に確実に認識することができる。したがって、物品が載置されるべき計量部および物品が除去されるべき計量部が作業者にとって判り易くなる。
(4)識別表示部による単一または同一種の表示は、単一色または同一色によって行われてもよい。
この場合、識別表示部による単一または同一種の表示が単一色または同一色によって行われるので、物品が載置されるべき計量部および物品が除去されるべき計量部が作業者にとってより判り易くなる。
(5)組合せ計量装置は、複数の計量部の各々による計量結果の変化を経時的に判定する判定部をさらに備え、判定部は、物品の載置または除去が行われるべき同一のグループと異なるグループに属する計量部による計量結果が変化した場合に異常と判定してもよい。
この場合、複数の計量部の各々による計量結果の変化が判定部により経時的に判定される。そして、物品の載置または除去が行われるべき同一のグループと異なるグループに属する計量部による計量結果が変化した場合に、判定部により異常が発生したと判定される。それにより、作業者が物品を載置すべき計量部または物品を除去すべき計量部を誤認した場合について確実に検知できる。
(6)組合せ計量装置は、複数の計量皿の高さをそれぞれ調整する高さ調整装置をさらに備えてもよい。
この場合、複数の計量皿の高さが高さ調整装置によってそれぞれ調整される。例えば、グループ内の計量皿の高さを統一し、他のグループの計量皿と比較して高さを変えた場合には、作業者はグループごとの計量皿を容易に認識することができるとともに、容易に物品の載せ降ろしを行うことができる。また、作業者が組合せ計量装置の一側方から作業する場合にも、複数の計量皿の高さを、作業者が作業する側から最も離れている列から当該作業者が作業する側に最も近い列に向かうにつれ低く設定することが可能であるので、物品の載せ降ろしが行い易くなる。
本実施形態に係る組合せ計量装置の概略的構成を示す斜視図である。 組合せ計量装置の構成を示すブロック図である。 組合せ計量装置における主要部の上視図である。 区分け部によって区分けされたグループの例を示す説明図である。 図4のグループごとの組合せ重量の表示例を示す模式図である。 区分け部によって区分けされたグループの例を示す説明図である。 図6のグループごとの組合せ重量の表示例を示す模式図である。 区分け部によって区分けされたグループの例を示す説明図である。 図8のグループごとの組合せ重量の表示例を示す模式図である。 区分け部によって区分けされたグループの例を示す説明図である。 図10のグループごとの組合せ重量の表示例を示す模式図である。 区分け部によって区分けされたグループの例を示す説明図である。 図12のグループごとの組合せ重量の表示例を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態に係る組合せ計量装置について図面を参照しつつ説明する。
図1は本実施形態に係る組合せ計量装置100の概略的構成を示す斜視図であり、図2は組合せ計量装置100の構成を示すブロック図であり、図3は組合せ計量装置100における主要部の上視図である。
図1に示すように、組合せ計量装置100は、物品の載置および除去を手動で行うものであって、本体1と、物品を計量する複数の計量部2と、後述の制御部5により、目標重量に近い組合せとして選択された計量部2の組合せを識別表示する複数の表示部3と、組合せに係る複数の計量部2による計量結果の合算値を組合せ重量として表示するタッチパネル4と、各構成部を制御する制御部5とを主として備える。
各計量部2の上部に設けられている各皿2a上に物品がそれぞれ載置されることにより、ロードセル等の重量検出器(図示せず)によって各物品の重量を計量できるようになっている。
タッチパネル4は、液晶パネルであり、制御部5による制御に従って各種情報を画面に表示するとともに、操作者が画面の所定位置に触れることによって、所定の情報を入力することができるように構成されている。
図2に示すように、制御部5は、選択部6、切替部7、区分け部8および判定部9を含む。なお、制御部5は図示しないCPU(中央演算処理装置)、RAM(ランダムアクセスメモリ)およびROM(リードオンリーメモリ)等によって構成される。当該CPUがRAMまたはROMに格納されているプログラムを実行することによって、選択部6、切替部7、区分け部8および判定部9が機能的に実現されている。このようなプログラムは、当該プログラムが記録されたCD−ROM、DVD−ROM等の記録媒体および半導体メモリ等の記録媒体を含む可搬型の記録媒体からインストールすることが可能である。また、ネットワークを介してサーバからプログラムをダウンロードすることも可能である。
また、制御部5は、タッチパネル4から入力された目標重量に近い重量等の入力データ、複数の計量部2から入力された重量データ等の各種入力データを処理する入力処理、および種々の情報をタッチパネル4へ出力する表示処理等を行う。
選択部6は、各計量部2によって得られた各物品の重量に基づいて組合せ演算を行い、得られた組合せ重量が目標重量に近い組合せとなるように、計量部2の組合せを選択する。
例えば、1パック3個入りの明太子の商品(物品)を考える。各計量部2の皿2a上にそれぞれ明太子が載置される。目標重量は1パック3個入りで240gとする。
選択部6により選択された3つの計量部2による各計量結果の合算値(組合せ重量)が240gであれば、これら3つの計量部2の組合せが目標重量に等しい組合せとなる。また、選択部6により選択された3つの計量部2による各計量結果の合算値(組合せ重量)が例えば235g〜245gであれば、これら3つの計量部2の組合せが目標重量に近い組合せとなる。
切替部7は、選択部6による組合せを選択する機能(以下、選択機能と呼ぶことがある)のオンモードとオフモードとの切り替えを行う。
したがって、選択部6は、切替部7によりオンモードに切り替えられた場合には上述したように計量部2の組合せを選択し、オフモードに切り替えられた場合には組合せの選択動作を行わない。なお、オンモードからオフモードへの切り替えおよびオフモードからオンモードへの切り替えを切替部7に実行させるための操作部(図示せず)が本体1またはタッチパネル4に設けられている。
また、組合せ計量装置100は、各計量部2の各皿2aの高さをそれぞれ調整する高さ調整装置10を備える。高さ調整装置10については後述する。
図3に示すように、複数の計量部2は、計量部2−1〜2−12からなり、本体1上において2行6列の形態で設けられている。なお、各計量部2により計量された物品の重量データは、図示しないインターフェース等を介して、制御部5へと送信されるようになっている。
図3において、識別表示部3は、複数種の色表示が可能なLEDなどの発光部からなり、計量部2−1〜2−12のそれぞれに一つずつ対応するように本体1に設けられている。識別表示部3は、目標重量に近い組合せとして選択部6により選択された各計量部2に関連付けされて、その旨を示す識別表示を行う。例えば、選択部6の選択機能がオンモードの場合で、計量部2−1、2−7、2−10の組合せ重量が目標重量に近い組合せであれば、当該計量部2−1、2−7、2−10の各々に対応する各識別表示部3は例えば黄色に点灯する等の同一の識別表示を行う。
ここで、本実施形態では、タッチパネル4は、切替部7により選択部6の選択機能がオフモードからオンモードに切り替えられた場合には、選択された組合せに係る複数の計量部2による計量結果の合算値を組合せ重量として表示する。
これに対して、タッチパネル4は、切替部7により選択部6の選択機能がオンモードからオフモードに切り替えられた場合には、区分け部8によってグループに区分けされた計量部2による計量結果(単一値または合算値)に基づいた表示を行う。例えば、4つのグループに区分けされた場合には、タッチパネル4の画面が4つのエリアに分割され、各エリアにおいて各グループに属する各計量部2の計量結果の合算値等が表示される。
区分け部8は、選択部6がオフモードである場合、複数の計量部2の各々を1または複数のグループに区分けする。この場合、識別表示部3は、対応付けされた計量部2がどのグループに属するかを示す識別表示を行う。当該識別表示は、単一色または同一色によって行われる。
したがって、区分け部8によって計量部2−1〜2−12が1のグループに区分けされた場合、つまり、12個の計量部2−1〜2−12が全て同一のグループに属する場合には、各識別表示部3は単一色による識別表示を行う。
一方、区分け部8によって計量部2−1〜2−12が例えば計量部2−1〜2−6のグループと計量部2−7〜2−12のグループとの2つのグループに区分けされた場合には、計量部2−1〜2−6にそれぞれ対応付けされた各識別表示部3は例えば赤色の同一色により識別表示を行い、計量部2−7〜2−12にそれぞれ対応付けされた各識別表示部3は例えば青色の同一色により識別表示を行う。
高さ調整装置10は、次のように皿2aの高さを調整することができる。例えば、高さ調整装置10は、区分け部8によって区分けされたグループごとに当該グループ内の皿2aの高さを統一する。また、高さ調整装置10は、作業者が作業する側から離れている列を構成する各皿2aの高さよりも、作業者が作業する側に近い列を構成する各皿2aの高さが低くなるように調整する。
判定部9は、複数の計量部2の各々による計量結果の変化を経時的に判定し、物品の載置または除去が行われるべき同一のグループと異なるグループに属する計量部2による計量結果が変化した場合に異常と判定する。この場合、作業者が物品を載置すべきグループに係る計量部2または物品を除去すべきグループに係る計量部2を誤認した場合に、当該作業ミスを確実に検知することができる。
以下、区分け部8によって区分けされたグループの例について図面を参照しながら説明する。
図4、図6、図8、図10および図12は、区分け部8によって区分けされたグループの例を示す説明図である。また、図5は図4のグループごとの組合せ重量の表示例を示す模式図であり、図7は図6のグループごとの組合せ重量の表示例を示す模式図であり、図9は図8のグループごとの組合せ重量の表示例を示す模式図であり、図11は図10のグループごとの組合せ重量の表示例を示す模式図であり、図13は図12のグループごとの組合せ重量の表示例を示す模式図である。
図4に示すように、区分け部8によって、12個の計量部2−1〜2−12が、計量部2−1〜2−3で構成されるグループG1と、計量部2−4〜2−6で構成されるグループG2と、計量部2−7〜2−9で構成されるグループG3と、計量部2−10〜2−12で構成されるグループG4とにそれぞれ区分けされる。
このような区分けにより、計量部2−1〜2−3にそれぞれ対応付けされた各識別表示部3はグループG1に属し、計量部2−4〜2−6にそれぞれ対応付けされた各識別表示部3はグループG2に属し、計量部2−7〜2−9にそれぞれ対応付けされた各識別表示部3はグループG3に属し、計量部2−10〜2−12にそれぞれ対応付けされた各識別表示部3はグループG4に属することとなる。
この場合、グループG1に属する各識別表示部3は、例えば緑色による識別表示を行い、グループG2に属する各識別表示部3は、例えば黄色による識別表示を行い、グループG3に属する各識別表示部3は、例えば桃色(ピンク色)による識別表示を行い、グループG4に属する各識別表示部3は、例えば青色による識別表示を行う。これにより、作業者は、各計量部2がどのグループに属するかについて確実に認識することが可能となる。
図5に示すように、タッチパネル4においては、グループG1、G2、G3およびG4の組合せ重量がそれぞれ表示される。これにより、作業者はグループごとの組合せ重量を容易に把握できる。
図5のタッチパネル4においては、グループG1に属する計量部2−1、2−2、2−3の組合せ重量が235gと表示され、グループG2に属する計量部2−4、2−5、2−6の組合せ重量が230gと表示され、グループG3に属する計量部2−7、2−8、2−9の組合せ重量が242gと表示され、グループG4に属する計量部2−10、2−11、2−12の組合せ重量が240gと表示される。
また、区分け部8は次のように区分けしてもよい。図6に示すように、区分け部8によって、12個の計量部2−1〜2−12が、計量部2−1〜2−6で構成されるグループG1と、計量部2−7〜2−12で構成されるグループG2とにそれぞれ区分けされる。
このような区分けにより、計量部2−1〜2−6にそれぞれ対応付けされた各識別表示部3はグループG1に属し、計量部2−7〜2−12にそれぞれ対応付けされた各識別表示部3はグループG2に属することとなる。
この場合、グループG1に属する各識別表示部3は、例えば緑色による識別表示を行い、グループG2に属する各識別表示部3は、例えば桃色による識別表示を行う。
図7に示すように、タッチパネル4においては、グループG1およびG2の組合せ重量がそれぞれ表示される。これにより、作業者はグループごとの組合せ重量を容易に把握できる。
図7のタッチパネル4においては、グループG1に属する計量部2−1〜2−6の組合せ重量が465gと表示され、グループG2に属する計量部2−7〜2−12の組合せ重量が482gと表示される。
また、区分け部8は次のように区分けしてもよい。図8に示すように、区分け部8によって、12個の計量部2−1〜2−12がそれぞれ同一のグループG1に属するように区分けされる。
このような区分けにより、計量部2−1〜2−12にそれぞれ対応付けされた各識別表示部3は単一のグループG1に属することとなる。この場合、グループG1に属する各識別表示部3は、例えば黄色による単一の識別表示を行う。
図9に示すように、タッチパネル4においては、グループG1の組合せ重量が表示される。これにより、作業者はグループG1の組合せ重量を容易に把握できる。図9のタッチパネル4においては、グループG1に属する計量部2−1〜2−12の組合せ重量が947gと表示される。
また、区分け部8は次のように区分けしてもよい。図10に示すように、区分け部8によって、12個の計量部2−1〜2−12が、計量部2−1および2−2で構成されるグループG1と、計量部2−3および2−4で構成されるグループG2と、計量部2−5および2−6で構成されるグループG3と、計量部2−7および2−8で構成されるグループG4と、計量部2−9および2−10で構成されるグループG5と、計量部2−11および2−12で構成されるグループG6とにそれぞれ区分けされる。
このような区分けにより、計量部2−1および2−2にそれぞれ対応付けされた各識別表示部3はグループG1に属し、計量部2−3および2−4にそれぞれ対応付けされた各識別表示部3はグループG2に属し、計量部2−5および2−6にそれぞれ対応付けされた各識別表示部3はグループG3に属し、計量部2−7および2−8にそれぞれ対応付けされた各識別表示部3はグループG4に属し、計量部2−9および2−10にそれぞれ対応付けされた各識別表示部3はグループG5に属し、計量部2−11および2−12にそれぞれ対応付けされた各識別表示部3はグループG6に属することとなる。
この場合、グループG1に属する各識別表示部3は、例えば緑色による識別表示を行い、グループG2に属する各識別表示部3は、例えば黄色による識別表示を行い、グループG3に属する各識別表示部3は、例えば桃色(ピンク色)による識別表示を行い、グループG4に属する各識別表示部3は、例えば赤色による識別表示を行い、グループG5に属する各識別表示部3は、例えば青色による識別表示を行い、グループG6に属する各識別表示部3は、例えば橙色(オレンジ色)による識別表示を行う。
図11に示すように、タッチパネル4においては、グループG1〜G6の組合せ重量がそれぞれ表示される。これにより、作業者はグループごとの組合せ重量を容易に把握できる。
図11のタッチパネル4においては、グループG1に属する計量部2−1、2−2の組合せ重量が156gと表示され、グループG2に属する計量部2−3、2−4の組合せ重量が154gと表示され、グループG3に属する計量部2−5、2−6の組合せ重量が155gと表示され、グループG4に属する計量部2−7、2−8の組合せ重量が160gと表示され、グループG5に属する計量部2−9、2−10の組合せ重量が158gと表示され、グループG6に属する計量部2−11、2−12の組合せ重量が164gと表示される。
さらに、区分け部8は次のように区分けしてもよい。図12に示すように、区分け部8によって、12個の計量部2−1〜2−12の各々が、それぞれグループG1〜G12に区分けされる。
このような区分けにより、計量部2−1〜2−12にそれぞれ対応付けされた各識別表示部3は、それぞれグループG1〜G12に属することとなる。この場合、各グループに属する識別表示部3は、互いに異なる色での識別表示を行う。
図13に示すように、タッチパネル4においては、グループG1〜G12の重量がそれぞれ表示される。これにより、作業者はグループごとの各重量を容易に把握できる。
図13のタッチパネル4においては、グループG1に属する計量部2−1の重量が79gと表示され、グループG2に属する計量部2−2の重量が77gと表示され、グループG3に属する計量部2−3の重量が75gと表示され、グループG4に属する計量部2−4の重量が79gと表示され、グループG5に属する計量部2−5の重量が80gと表示され、グループG6に属する計量部2−6の重量が75gと表示される。
また、タッチパネル4においては、グループG7に属する計量部2−7の重量が80gと表示され、グループG8に属する計量部2−8の重量が80gと表示され、グループG9に属する計量部2−9の重量が78gと表示され、グループG10に属する計量部2−10の重量が80gと表示され、グループG11に属する計量部2−11の重量が83gと表示され、グループG12に属する計量部2−12の重量が81gと表示される。
<本実施形態における効果>
本実施形態に係る組合せ計量装置100においては、タッチパネル4は、切替部7により選択部6の選択機能がオフモードからオンモードに切り替えられた場合には、選択された組合せに係る複数の計量部2による計量結果の合算値を組合せ重量として表示する。これに対して、タッチパネル4は、切替部7により選択部6の選択機能がオンモードからオフモードに切り替えられた場合には、区分け部8によってグループに区分けされた計量部2による計量結果に基づいた表示を行う。
これにより、一台の組合せ計量装置100において組合せ計量が可能であるとともに、秤単体としての使用が可能となる。それにより、秤単体として用いるための機器を別に設ける必要がない。したがって、機器の設置スペースまたは作業スペースが限られている場合でも、組合せ計量および秤単体としての使用が可能となる。よって、設置スペースおよび作業スペースの省スペース化を図ることができるとともに、秤の購入コストおよび管理コストを著しく低減することができる。また、切替部7による切り替えを実行するための操作部(図示せず)が本体1またはタッチパネル4に設けられるので、作業者は処理の切り替えを容易に行うことができる。
また、本実施形態では、複数の計量部2の各々が区分け部8により複数のグループに区分けされ、区分けされた複数のグループの各々に属する1または複数の計量部2による計量結果の単一値または合算値がタッチパネル4に表示される。それにより、計量するのに複数の計量部2が必要となる重量または大きさを有する物品であっても計量を行うことが可能である。また、同一グループ内であれば物品をいずれの計量部2に載置しても計量が可能となるため、作業者は載置すべき計量部2を選別することなく物品を載置することができる。それにより、作業効率化を図ることができる。
また、本実施形態では、切替部7によってオンモードからオフモードに切り替えられた場合には、同一のグループに属する1または複数の計量部2に対応付けられた識別表示部3により単一色または同一色の表示が行われることによって、作業者は、ある計量部2が同一のグループに属するかについて視覚的に確実に認識することができる。したがって、物品が載置されるべき計量部2および物品が除去されるべき計量部2が作業者にとって判り易くなる。
また、本実施形態では、物品の載置または除去が行われるべき同一のグループと異なるグループに属する計量部2による計量結果が変化した場合に、判定部9により異常が発生したと判定される。それにより、作業者が物品を載置すべき計量部2または物品を除去すべき計量部2を誤認した場合を確実に検知することが可能となる。
さらに、本実施形態では、高さ調整装置10によってグループごとに当該グループ内の皿2aの高さを統一し、他のグループの皿2aと比較して高さをそれぞれ変えることによって、作業者はグループごとの皿2aを容易に認識することができるとともに、容易に物品の載せ降ろしを行うことができる。また、高さ調整装置10によって作業者が作業する側から離れている列を構成する各皿2aの高さよりも、作業者が作業する側に近い列を構成する各皿2aの高さが低くなるように調整することによって、作業者が組合せ計量装置100の一側方から作業する場合に物品の載せ降ろしを非常に行い易くなる。
<請求項の各構成要素と本実施形態の各部との対応関係>
なお、上記実施の形態においては、計量部2、2−1〜2−12が計量部に相当し、皿2aが計量皿に相当し、選択部6が選択部に相当し、タッチパネル4が計量結果表示部に相当し、切替部7が切替部に相当し、区分け部8が区分け部に相当し、識別表示部3が識別表示部に相当し、判定部9が判定部に相当し、高さ調整装置10が高さ調整装置に相当し、グループG1〜G12のうち1または複数のグループがグループに相当し、組合せ計量装置100が組合せ計量装置に相当する。
<変形例>
なお、上記実施形態では、図12において各識別表示部3は、互いに異なる色での識別表示を行うこととしたが、これに限定されるものではなく、作業者が誤認しない範囲内で一部の識別表示部3が同一色での識別表示を行ってもよい。例えば、計量部2−3に対応付けされた識別表示部3と、計量部2−7に対応付けされた識別表示部3と、計量部2−11に対応付けされた識別表示部3とが例えば黄色による識別表示を行ってもよい。
また、識別表示部3を、上述のように複数種の色表示が可能なLED等の発光部により構成してもよいし、発光部からの光をフィルム等を透過させることによって所定の色表示を行うこととしてもよい。
また、識別表示部3の所定色での表示は、点灯により行ってもよいし、作業者が誤認しないのであれば点滅により行ってもよい。
また、上記実施形態では、制御部5のCPUがRAMまたはROMに格納されているプログラムを実行することによって、選択部6、切替部7、区分け部8および判定部9を機能的に実現することとしたが、これに限定されるものではなく、選択部6、切替部7、区分け部8および判定部9の全体または一部を、ASIC(Application
Specific Integrated Circuit)などとしてLSI(Large Scale Integration)化し、ファームウェアまたはハードウェアによって実現してもよい。
さらに、本発明の好ましい一実施の形態は上記の通りであるが、本発明はそれだけに制限されない。本発明の精神と範囲から逸脱することのない様々な実施形態が他になされることは理解されよう。さらに、本実施形態において、本発明の構成による作用および効果を述べているが、これら作用および効果は、一例であり、本発明を限定するものではない。
1 本体
2、2−1〜2−12 計量部
2a 皿
3 識別表示部
4 タッチパネル
5 制御部
6 選択部
7 切替部
8 区分け部
9 判定部
10 高さ調整装置
100 組合せ計量装置
G1〜G12 グループ

Claims (6)

  1. 複数の計量皿上の物品の重量を計量する複数の計量部と、前記計量部によって得られた各計量値に基づいて組合せ演算を行い、得られた組合せ重量が目標重量に近い組合せとなるように、前記各計量部の組合せを選択する選択部と、前記組合せ重量を表示する計量結果表示部と、を備え、前記計量皿に対して物品を手動で載降する組合せ計量装置であって、
    前記組合せを行う機能のオンモードとオフモードとの切り替えを行う切替部を備え、
    前記切替部によって前記オフモードに切り替えられた場合には、前記計量結果表示部は、前記各計量部によって計量された計量値を表示すること特徴とする組合せ計量装置。
  2. 前記複数の計量部の各々を複数のグループに区分けする区分け部をさらに備え、
    前記計量結果表示部は、前記区分け部により区分けされた複数のグループの各々に属する1または複数の前記計量部による計量結果の単一値または合算値を表示することを特徴とする請求項1記載の組合せ計量装置。
  3. 前記各計量部にそれぞれ対応付けられ、前記選択部によって選択された場合にその旨を示す識別表示を行う複数の識別表示部をそれぞれ前記各計量部の近傍にさらに備え、
    前記切替部によって前記オフモードに切り替えられた場合には、同一の前記グループに属する前記1または複数の計量部に対応付けられた前記識別表示部は、単一または同一種の表示を行うことを特徴とする請求項2記載の組合せ計量装置。
  4. 前記識別表示部による単一または同一種の表示は、単一色または同一色によって行われることを特徴とする請求項3記載の組合せ計量装置。
  5. 前記複数の計量部の各々による計量結果の変化を経時的に判定する判定部をさらに備え、
    前記判定部は、物品の載置または除去が行われるべき同一の前記グループと異なるグループに属する前記計量部による計量結果が変化した場合に異常と判定することを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の組合せ計量装置。
  6. 前記複数の計量皿の高さをそれぞれ調整する高さ調整装置をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の組合せ計量装置。
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