JP5670213B2 - 組合せ秤 - Google Patents

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Description

本発明は、被計量物の合計重量が所定の目標重量範囲内となる組合せを求める組合せ秤に関する。
組合せ秤は、計量部への被計量物の供給方法及び排出方法の違いにより、自動式、半自動式、手動式に大別することができる。手動式組合せ秤では、被計量物の供給と排出が人手によって行われる。また、半自動式組合せ秤では、被計量物の供給は人手によって行われ、被計量物の排出は自動で行われる(例えば、特許文献1参照)。また、自動式組合せ秤では、被計量物の供給と排出が自動(機械の制御)で行われる(例えば、特許文献2参照)。組合せ秤への被計量物の供給を自動で行うことができない被計量物あるいは自動で行うことに適さない被計量物に対して、手動式あるいは半自動式の組合せ秤が用いられる。
従来の組合せ秤では、例えば、複数のホッパが1列あるいは2列の直線状に配設されて、その下方に1つのベルトコンベアが配設されている。そして作業者がホッパに被計量物を供給すると被計量物の重量が計量され、組合せ重量が所定重量範囲内となる組合せに選択されたホッパの排出ゲートを開閉して被計量物を排出し、ホッパから排出された被計量物をベルトコンベアで一方向へ搬送して、包装機等の後段装置へ排出するように構成されている。
この後段装置では、組合せ秤のベルトコンベアから排出される被計量物を受けて、袋あるいはトレー等に入れるために例えば漏斗状の受入れファネルを備え、この受入れファネルをベルトコンベアの排出端に近接して設置している。
特開2006−214784号公報 特開昭58−41324号公報
上記従来の組合せ秤では、例えば、組合せに選択された複数のホッパが近い距離のホッパからなる場合、ベルトコンベアから排出される被計量物がまとまって排出されるので、後段装置の漏斗状の受入れファネルにおいて、被計量物が詰まることがある。
また、従来の組合せ秤では、組合せに選ばれたホッパから被計量物をベルトコンベア上へ排出させて搬送するが、ベルトコンベアではホッパが並んだ方向に被計量物を搬送するため、搬送される被計量物がホッパに接触しないようにベルトコンベアよりもかなり高い位置にホッパが配置されているので、ホッパから被計量物がベルトコンベアへ落下したときに衝撃が大きい。そのため、壊れやすいあるいは傷つきやすい被計量物の計量には適さない。例えば、かさ部分を有するきのこ類のような被計量物をホッパからベルトコンベアへ落下させると、かさ部分が損傷しやすく、商品価値が低下したり、商品として販売できなくなる。
また、作業者は、被計量物をホッパの排出ゲートに噛み込ませないように注意を払わなければならず、熟練していない作業者等は、被計量物のホッパへの供給のタイミングを間違えて、ホッパの排出ゲートに被計量物を噛み込ませる等の問題を起こすことがある。従来の半自動式の組合せ秤を取り扱うためには、作業者の訓練と慣れ等を要する。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、後段装置の被計量物の受入口において被計量物が詰まったりしないようにするため、被計量物がまとまることなく適度なばらつきをもって被計量物を排出することができる組合せ秤を提供することである。さらには、落下時の衝撃等によって壊れやすいあるいは傷つきやすい被計量物であっても損傷させることのない組合せ秤を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の組合せ秤は、供給される被計量物を一方向へ所定速度で搬送して排出する集合コンベアと、各々、供給される被計量物を一時保持した後、供給された被計量物を排出口から排出することにより搬送動作状態の前記集合コンベアへ被計量物を供給し、各々の前記排出口が前記集合コンベアの搬送方向に対して各々定められた位置に配置された複数の被計量物保持部と、供給されている被計量物の重量の合計が目標重量範囲内となる前記被計量物保持部の組合せからなる排出組合せを1つ求める組合せ手段と、前記排出組合せに選択されている前記被計量物保持部から排出された被計量物が前記集合コンベアによって搬送されるときの被計量物の先頭から最後尾までの長さである被計量物搬送長の所望値を予め入力する入力手段と、前記排出組合せに選択されている前記被計量物保持部の排出口の前記位置と、前記集合コンベアの搬送速度とに基づいて、前記被計量物搬送長が前記入力手段によって予め入力された前記所望値となり、かつ、各々の前記被計量物保持部の排出口から排出される各々の被計量物が、前記集合コンベアで搬送されるときに異なる位置に位置するように、前記排出組合せに選択されている各々の前記被計量物保持部の被計量物の排出動作の開始タイミングを求める演算手段と、前記演算手段で求められた前記排出動作の開始タイミングに基づいて前記被計量物保持部に被計量物の排出動作を開始させる制御手段とを備えている。
この構成によれば、排出組合せに選択されている被計量物保持部から排出された被計量物は、集合コンベア上での被計量物搬送長が所望値となり、かつ、各々の被計量物が異なる位置に位置して集合コンベアで搬送されるので、被計量物がまとまることなく適度なばらつきをもって被計量物を集合コンベアから排出することができ、組合せ秤の次段の後段装置の被計量物の受入口において被計量物が詰まるのを防止することができる。
また、前記演算手段は、前記被計量物搬送長が前記入力手段によって予め入力された前記所望値となり、かつ、各々の前記被計量物保持部の排出口から排出される各々の被計量物が前記集合コンベアで搬送されるときに前記各々の被計量物の中心が均等な間隔を置いて位置するように、各々の前記被計量物保持部の被計量物の排出動作の開始タイミングを求めるように構成されていてもよい。
この構成によれば、排出組合せに選択されている被計量物保持部から排出された被計量物は、集合コンベア上での被計量物搬送長が所望値となり、かつ、各々の被計量物はその中心位置が均等な間隔を置いて集合コンベアで搬送されるので、被計量物がまとまることなく中心位置が均等な間隔(距離)を置いた適度なばらつきをもって被計量物を集合コンベアから排出することができ、組合せ秤の次段の後段装置の被計量物の受入口において被計量物が詰まるのを防止することができる。
また、本発明の組合せ秤は、供給される被計量物を一方向へ所定速度で搬送して排出する集合コンベアと、各々、搬送停止状態のときに手動で被計量物が供給され、供給された被計量物を搬送して排出端から排出することにより搬送動作状態の前記集合コンベアへ被計量物を供給し、各々の前記排出端が前記集合コンベアの搬送方向に対して各々定められた位置に配置された複数の計量コンベアと、各々、前記計量コンベアに対応して設けられ、前記計量コンベア上に供給されている被計量物の重量を計量する複数の重量センサと、供給されている被計量物の重量の合計が目標重量範囲内となる前記計量コンベアの組合せからなる排出組合せを1つ求める組合せ手段と、前記排出組合せに選択されている前記計量コンベアから排出された被計量物が前記集合コンベアによって搬送されるときの被計量物の先頭から最後尾までの長さである被計量物搬送長の所望値を予め入力する入力手段と、前記排出組合せに選択されている前記計量コンベアの排出端の前記位置と、前記集合コンベアの搬送速度とに基づいて、前記被計量物搬送長が前記入力手段によって予め入力された前記所望値となり、かつ、各々の前記計量コンベアの排出端から排出される各々の被計量物が、前記集合コンベアで搬送されるときに異なる位置に位置するように、前記排出組合せに選択されている各々の前記計量コンベアの搬送動作の開始タイミングを求める演算手段と、前記演算手段で求められた前記搬送動作の開始タイミングに基づいて前記計量コンベアに搬送動作を開始させる計量コンベア制御手段とを備えている。
この構成によれば、排出組合せに選択されている計量コンベアから排出された被計量物は、集合コンベア上での被計量物搬送長が所望値となり、かつ、各々の被計量物が異なる位置に位置して集合コンベアで搬送されるので、被計量物がまとまることなく適度なばらつきをもって被計量物を集合コンベアから排出することができ、組合せ秤の次段の後段装置の被計量物の受入口において被計量物が詰まるのを防止することができる。
また、作業者が被計量物を供給する複数の計量部に被計量物を搬送する計量コンベアを用い、計量コンベアの排出端から排出される被計量物を集合コンベアで集めて排出するようにしているので、計量コンベアと集合コンベアとの段差を小さくでき、排出組合せに選択されている計量コンベアから排出される被計量物が集合コンベア上へ乗り移るときの衝撃が少なくなる。そのため、落下時の衝撃等によって壊れやすいあるいは傷つきやすい被計量物であっても損傷することなく計量することができる。また、被計量物の供給作業は計量コンベア上に被計量物を載せるだけなので、従来の組合せ秤のようにホッパへ供給する場合と比べ、熟練していない作業者であっても容易に行うことができる。
また、前記演算手段は、前記被計量物搬送長が前記入力手段によって予め入力された前記所望値となり、かつ、各々の前記計量コンベアの排出端から排出される各々の被計量物が前記集合コンベアで搬送されるときに前記各々の被計量物の中心が均等な間隔を置いて位置するように、各々の前記計量コンベアの搬送動作の開始タイミングを求めるように構成されていてもよい。
この構成によれば、排出組合せに選択されている計量コンベアから排出された被計量物は、集合コンベア上での被計量物搬送長が所望値となり、かつ、各々の被計量物はその中心位置が均等な間隔を置いて集合コンベアで搬送されるので、被計量物がまとまることなく中心位置が均等な間隔(距離)を置いた適度なばらつきをもって被計量物を集合コンベアから排出することができ、組合せ秤の次段の後段装置の被計量物の受入口において被計量物が詰まるのを防止することができる。
また、前記演算手段は、前記入力手段によって予め入力された前記所望値と、前記組合せ手段によって求められる前記排出組合せに選択されている前記計量コンベアの個数とに基づいて、前記均等な間隔の値を算出するように構成されていてもよい。
また、前記複数の計量コンベアによって、前記集合コンベアを間に挟んで配置される第1及び第2の計量コンベア群が構成され、前記第1及び第2の計量コンベア群の各々は、各々を構成する前記計量コンベアが並行に配置され、前記第1及び第2の計量コンベア群の各々の前記計量コンベアは、前記排出端側に前記集合コンベアが位置し、前記集合コンベアと搬送方向が直交するように配置されていてもよい。
この構成によれば、集合コンベアの両側に計量コンベア群を配置することにより、集合コンベアの長さを短くでき、組合せ秤のコンパクト化が図れるとともに、作業者が被計量物の供給作業を行いやすい。
本発明は、以上に説明した構成を有し、後段装置の被計量物の受入口において被計量物が詰まったりしないようにするため、被計量物がまとまることなく適度なばらつきをもって被計量物を排出することができる組合せ秤を提供することができるという効果を奏する。さらには、落下時の衝撃等によって壊れやすいあるいは傷つきやすい被計量物であっても損傷させることのない組合せ秤を提供することができるという効果を奏する。
(a)は本発明の実施形態の組合せ秤を上から見た平面図、(b)は同組合せ秤の正面図、(c)は同組合せ秤の計量部及び集合コンベアの詳細を示す模式図である。 本発明の実施形態の組合せ秤の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の組合せ秤の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の組合せ秤における計量コンベア及び集合コンベアの配置を示す模式図である。 本発明の実施形態の組合せ秤の第1の動作例における動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の組合せ秤の第2の動作例における動作の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下では全ての図面を通じて同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。また、本発明は、以下の実施形態に限定されない。
(実施形態)
図1は本発明の実施形態の組合せ秤の外観の概略を示す図であり、図1(a)は同組合せ秤を上から見た平面図、図1(b)は同組合せ秤の正面図、図1(c)は同組合せ秤の計量部及び集合コンベアの詳細を示す模式図である。図2は本発明の実施形態の組合せ秤の概略構成を示すブロック図である。
本実施形態の組合せ秤は、複数の計量部Cw1〜Cw12と、集合コンベア3と、操作設定表示器4と、制御装置5などを備えている。
複数の計量部Cw1〜Cw12の各々は、ベルトコンベアで構成される計量コンベア1と、計量コンベア1を支持するロードセル等からなり、計量コンベア1上の被計量物の重量を計量する重量センサ2とを備えている。各計量コンベア1には、被計量物が計量コンベア1の両サイドから落ちないように一対のガイド板11が配設されている。具体的には、例えば、図1(c)に示すように、ガイド板11はコンベアフレーム1Fに取り付けられている。また、各計量コンベア1のコンベアフレーム1Fの下面には計量コンベア1の駆動モータ1Mが取り付けられている。また、重量センサ2は装置本体部22内で図示されない固定部材に固定され、その上部に取付部材を介してコンベアフレーム1Fが取り付けられている。すなわち、重量センサ2は、一対のガイド板11及び駆動モータ1Mを含む計量コンベア1を支持している。
6個の計量部Cw1〜Cw6と、他の6個の計量部Cw7〜Cw12との間に集合コンベア3が配設されている。計量部Cw1〜Cw6の6個の計量コンベア1は、集合コンベア3の一方の側方において並行に配置され、これら各々の搬送方向(矢印aの方向)が集合コンベア3の搬送方向(矢印cの方向)と直交するように配置されている。また、計量部Cw7〜Cw12の6個の計量コンベア1は、集合コンベア3の他方の側方において並行に配置され、これら各々の搬送方向(矢印bの方向)が集合コンベア3の搬送方向と直交するように配置されている。
集合コンベア3は、輪状のベルトが回転するベルトコンベアであって、ベルトの両縁部より中央部が凹んだ状態で被計量物を搬送するトラフ型のベルトコンベアであり、図1(c)に示すように、回転する輪状のベルトの上面部分(搬送面)の両縁部(ベルトの幅方向両端部)3a、3bが支持金具(図示せず)によって持ち上げられた状態となり、上面部分の両縁部3a、3bよりも中央部3cが凹んだ状態で被計量物を搬送するトラフ型のベルトコンベアで構成されている。なお、搬送面が平坦であるベルトコンベアで構成することも可能である。その場合、必要に応じてベルトの両縁部に、計量コンベア1のガイド板11のようなガイド板を配設してもよい。
本実施形態では、集合コンベア3は、例えば矢印cの方向へ被計量物を搬送する。この場合、例えば矢印cの方向側(図1(b)における右側)に後段装置(図示せず)が設置され、集合コンベア3によって搬送された被計量物は、上記の後段装置へ供給される。
装置本体部22は架台21上に取り付けられ、装置本体部22上に集合コンベア3が取り付けられている。また、装置本体部22の側方には支持部材23が取り付けられ、支持部材23に支柱24を介して操作設定表示器4が取り付けられている。また、支持部材23には集合コンベア3の駆動モータ3Mも取り付けられている。
また、装置本体部22には、図2に示されたコンベア駆動回路部8a、8b、A/D変換部9、制御部5及びI/O回路部10等が収納されている。
また、各計量コンベア1はロードセル等の重量センサ2によって支持されており、この重量センサ2によって計量コンベア1上の被計量物の重量が計量され、その計量値(アナログ重量信号)は、A/D変換部9でデジタル信号に変換され、制御部5に送られる。
制御部5は、例えばマイクロコントローラ等によって構成され、CPU等からなる演算制御部6と、RAM及びROM等のメモリからなる記憶部7とを有している。記憶部7には、運転用プログラム、動作パラメータのデータ、計量データ等が記憶される。組合せ手段、各計量コンベア1の起動タイミング(搬送動作の開始タイミング)を求める演算手段、計量コンベア制御手段及び集合コンベア制御手段は制御部5によって構成される。なお、制御部5は、集中制御する単独の制御装置によって構成されていてもよいし、互いに協働して分散制御する複数の制御装置によって構成されていてもよい。
制御部5は、演算制御部6が記憶部7に記憶されている運転用プログラムを実行することにより、組合せ秤の全体の制御を行うとともに後述の組合せ処理等を行う。例えば、各計量コンベア1が取り付けられている重量センサ2によって計測される計量値をA/D変換部9を介してデジタル値として随時取得し、必要であれば記憶部7に記憶する。また、コンベア駆動回路部8aを介して各計量コンベア1の駆動動作を制御し、コンベア駆動回路部8bを介して集合コンベア3の駆動動作を制御する。また、I/O回路部10を介して、後段装置(図示せず)から排出命令信号を入力し、後段装置へ排出完了信号を出力する。また、操作設定表示器4から信号が入力されるとともに、操作設定表示器4へ表示するデータ等の信号を出力する。
制御部5による組合せ処理について説明する。この組合せ処理では、各重量センサ2の計量値から得られる各計量コンベア1上の被計量物の重量に基づいて組合せ演算を行い、供給されている被計量物の合計重量(組合せ重量)が目標重量範囲(組合せ目標重量に対する許容範囲)内になる計量コンベア1の組合せを全て求め、1つの組合せを排出組合せに決める。ここで、目標重量範囲になる組合せが複数存在する場合には、その複数の組合せのうちの、組合せ重量と組合せ目標重量との差の絶対値が最小である組合せを排出組合せに決める。そして、排出組合せに選択された計量コンベア1上の被計量物は、同計量コンベア1によって搬送されて集合コンベア3上へ排出される。
操作設定表示器4は、例えばタッチスクリーン式のディスプレイ画面を有し、組合せ秤の運転の開始及び停止等の操作を行う操作手段と、その動作パラメータの設定等を行うための入力手段と、これら操作手段、入力手段及び制御部5による組合せ処理の結果(組合せ重量等)等をディスプレイ画面に表示する表示手段とを備えている。
以上のように構成された本実施形態の組合せ秤の動作について説明する。図3は、本実施形態の組合せ秤の動作の一例を示すフローチャートである。この組合せ秤の動作は制御部5の処理によって実現される。なお、組合せ秤の動作を制御するために必要となる情報等は全て記憶部7に記憶される。被計量物は、例えば、農産物等である。一例を挙げれば、エリンギなどのきのこ類である。
作業者は、搬送停止状態で被計量物が載っていない計量コンベア1に被計量物を例えば1個ずつ随時供給する(載せる)作業を行う。図示していないが、制御部5は、A/D変換部9を介して一定時間間隔で各重量センサ2の計量値を取得し、重量センサ2の計量値に基づいて被計量物が供給されている計量コンベア1を認識するとともにその被計量物の重量値を認識する。ここで、被計量物が供給されている計量コンベア1を認識する際、計量値を予め設定されている載荷検出基準値(例えば6g)と比較し、計量値が載荷検出基準値以上であれば被計量物が供給されていると判定し、載荷検出基準値未満であれば被計量物は供給されていないと判定する。なお、制御部5には、予め、上記の載荷検出基準値が設定され、記憶部7に記憶されている。
そして、制御部5は、ステップS1で、後段装置から排出命令信号を入力すると、ステップS2の処理へ進み、前述の組合せ処理を行い、排出組合せを求める。次に、ステップS3では、排出組合せに選択されている各計量コンベア1の起動タイミング(搬送動作開始タイミング)及び排出完了信号の出力タイミング(排出完了信号を出力するタイミング)を決定する。そして、ステップS4では、ステップS3で決定した起動タイミングに基づいて計量コンベア1を駆動するとともに集合コンベア3を駆動し、ステップS3で決定した出力タイミングに基づいて後段装置へ排出完了信号を出力する。以上の動作が繰り返し行われる。計量コンベア1及び集合コンベア3が駆動されると、計量コンベア1上の被計量物は集合コンベア3上へ排出され、集合コンベア3で矢印c方向へ搬送されて後段装置に供給される。
後段装置では、所定のタイミングで排出命令信号を組合せ秤へ出力し、組合せ秤から排出完了信号を入力したタイミングに基づいて所定の動作を開始するように構成されている。後段装置としては、例えば被計量物を袋詰めするための給袋式の包装機が配置される場合がある。また、後段装置として、例えば複数のトレー(浅い箱)を環状に連結して間欠的に水平移動させるコンベア装置が配置される場合がある。この場合、集合コンベア3から排出される被計量物が各トレーに供給され、コンベア装置を担当の作業者が各トレーに載っている被計量物を1つのパックに詰める。この場合、コンベア装置は、例えば、トレーを移動させて空のトレーを集合コンベア3の排出口(ここでは後述の受入れファネル41の下部排出口41aの直下)に移動させたときに排出命令信号を組合せ秤へ出力し、排出完了信号を組合せ秤から入力してから所定時間経過後にトレーを移動させて、次の空のトレーを集合コンベア3の排出口に移動させる。
これらの後段装置には、袋(包装機の場合)あるいはトレー(コンベア装置の場合)に集合コンベア3から排出される被計量物を入れるために、例えば図4に示す漏斗状の受入れファネル41が備えられており、この受入れファネル41を集合コンベア3の排出端3aに接近させて配置している。集合コンベア3の排出端3aから排出される被計量物は、受入れファネル41の下部出口41aを通過して袋あるいはトレーに入れられる。なお、受入れファネル41は、組合せ秤の部品として設けられてあってもよい。
次に、本実施形態の組合せ秤の詳細な動作について説明する。なお、動作を説明する前に、本実施形態で使用する用語等について図4を用いて説明する。図4は、本実施形態の組合せ秤における計量コンベア及び集合コンベアの配置を示す模式図である。
各計量コンベア1には、図4中のかっこ書きで示されるように、集合コンベア3の排出端3aに近い方から順にコンベア番号が付されており、各計量コンベア1に対するコンベア番号は記憶部7に記憶されている。なお、集合コンベア3の排出端3aに対して同一位置(集合コンベア3の搬送方向に対する位置が同一)にあって、集合コンベア3を挟んで対向配置されている計量コンベア1についてはいずれか一方に小さいコンベア番号を付し、他方に次のコンベア番号を付している。また、集合コンベア3の機長方向(搬送方向)に隣接する計量コンベア1間の中心間距離をL、集合コンベア3の排出端3aからこの排出端3aに最も近い計量コンベア1の中心までの距離をMとする。また、図4では、コンベア番号が(1)、(2)の計量コンベア1の中心位置を0として、集合コンベア3の機長方向における位置を搬送位置として示している。各計量コンベア1は、被計量物を集合コンベア3のある方向(図1の矢印a、bの方向)へ搬送し、その排出端1aから被計量物を排出する。
図4に示すように、例えば、コンベア番号(6)、(8)、(10)、(12)の4つの計量コンベア1が排出組合せに選択され、これら4つの計量コンベア1から同時に被計量物Pが排出された場合を考える。この場合、排出組合せに選択された4つの計量コンベア1から排出されて、集合コンベア3上を搬送される被計量物の先頭から最後尾までの長さ(被計量物搬送長であり、以下、「ストリングアウト長」という)をSOrとし、各々の計量コンベア1から排出された被計量物の集合コンベア3上での搬送方向の長さ(以下、「被計量物個別長」という)が同一のSIであるとし、集合コンベア3上を搬送される先頭と最後尾の被計量物の中心間距離(以下、「被計量物広がり長」という)をSLとすると、
SOr=SL+SI
となる。すなわち、ストリングアウト長SOrは、被計量物広がり長SLに被計量物個別長SIを加えた長さとなる。
上記のように、排出組合せに選択された全ての計量コンベア1から同時に被計量物を排出させる場合には、被計量物広がり長SLは、先頭の被計量物を排出する計量コンベア1と最後尾の被計量物を排出する計量コンベア1とのコンベア中心間距離に等しくなるため、排出組合せに選択される計量コンベア1が異なれば、被計量物広がり長SLも異なる場合が多々ある。したがって、ストリングアウト長SOrも変動し、一定の長さを維持することはできない。
本実施形態では、ストリングアウト長SOrが所望の値となるように、排出組合せに選択された各計量コンベア1から被計量物を排出するための、各計量コンベア1の起動タイミング(搬送動作の開始タイミング)を算出し、その起動タイミングに基づいて各計量コンベア1の搬送動作を開始させるようにしている。以下に述べる第1の動作例及び第2の動作例は、それぞれステップS3における詳細な動作の一例である。
なお、本実施形態では、作業者が各計量コンベア1に被計量物を載せる位置を、例えば計量コンベア1の機長方向の真ん中の位置とするように作業マニュアル等で定められているものとする。そして、各計量コンベア1の搬送速度は同一に設定されており、各々の計量コンベア1の起動時(搬送動作開始時)からその計量コンベア1上の被計量物が集合コンベア3上へ排出されるまでに要する時間は同一の時間と考える。したがって、各計量コンベア1から集合コンベア3へ被計量物が排出される排出タイミング(排出順及び排出時間間隔)の関係と各計量コンベア1の起動タイミング(起動順及び起動時間間隔)の関係とは等しくなる。
〔第1の動作例〕
図5は、本実施形態の組合せ秤の第1の動作例を示すフローチャートである。これは、図3に示す組合せ処理(ステップS2)を行った後のステップS3における詳細な処理の一例を示すフローチャートである。ここでは、ステップS2の組合せ処理の結果、排出組合せに選択されている計量コンベア1の個数(組合せ選択個数)をn個(nは複数)とする。また、集合コンベア3の搬送速度をVとする。
予め操作設定表示器4を用いて所望するストリングアウト設定長SO及び被計量物個別長SIが制御部5に入力されており、これらのSO、SIの値は記憶部7に記憶されている。また、集合コンベア搬送速度Vの値等も記憶部7に記憶されている。
ステップS11では、被計量物広がり長SLを、ストリングアウト設定長SOから被計量物個別長SIを減算することにより算出する(SL=SO−SI)。このステップS11は、一度行えば、その結果の被計量物広がり長SLを記憶しておくことで、再度行う必要はなく、次からはステップS12の処理から行えばよい。
ステップS12では、排出組合せに選択されている計量コンベア1のうち集合コンベア3の搬送方向において両端となる計量コンベア1の中心間距離、すなわち、排出組合せに選択されている計量コンベア1のうちコンベア番号が最小の計量コンベア1と最大の計量コンベア1との中心間距離(選択コンベア間最大距離)Mxを算出する。この選択コンベア間最大距離Mxは、例えば、全ての計量コンベア1について任意の2つの計量コンベア1の中心間距離を記憶部7に記憶しておいて、該当する2つの計量コンベア1の中心間距離を記憶部7から読み出すことにより求める。あるいは、図4に示される各計量コンベア1の中心の搬送位置を記憶部7に記憶しておいて、該当する2つの計量コンベア1の中心の搬送位置の差を算出することにより求めるようにしてもよい。
なお、ここで求める選択コンベア間最大距離Mxを、正確に言えば、排出組合せに選択されている計量コンベア1のうち集合コンベア3の搬送方向において両端となる2つの計量コンベア1の一方の排出端1aの位置(その中心位置)と他方の排出端1aの位置(その中心位置)との距離である。
ステップS13では、選択コンベア間最大距離Mxが被計量物広がり長SLと等しいか否かを判定し、等しければステップS21へ進み、等しくなければステップS14へ進む。
ステップS14では、選択コンベア間最大距離Mxが被計量物広がり長SLより大きいか否かを判定し、大きければステップS15へ進み、大きくなければステップS18へ進む。
選択コンベア間最大距離Mxが被計量物広がり長SLより大きい場合には、ストリングアウト長を縮めるために、長い分である(Mx−SL)を集合コンベア搬送速度Vで割り算して時間Txに変換し(ステップS15)、その時間Txを(n−1)で割り算することにより、遅延時間Tdを算出する(ステップS16)。
そしてステップS17では、排出組合せに選択されている各計量コンベア1の起動タイミングを、コンベア番号が最大の計量コンベア1を最初に起動した後、コンベア番号の大きい順に遅延時間Tdずつ遅らせて計量コンベア1を起動するように決定する。すなわち、集合コンベア3の排出端3aから遠い方の計量コンベア1から順番に起動するように決定する。
但し、対向配置されている計量コンベア1のペアが排出組合せに含まれている場合には、その対向配置されている2つの計量コンベア1から集合コンベア3へ同時に被計量物が排出されないようにするため、例えば次のように各計量コンベア1の起動タイミングを決定する。ここでは、対向配置されている2つの計量コンベア1から排出される被計量物の集合コンベア3上での中心間距離がL/2となるように、上記2つの計量コンベア1の起動時刻をL/2Vずらすようにしている。
例えば、排出組合せのうちコンベア番号が最大の計量コンベア1と2番目に大きい計量コンベア1とが対向配置されている場合、そのうちのいずれか一方の計量コンベア1を最初に起動し、そのL/2V後に他方の計量コンベア1を起動し、この他方の計量コンベア1を起動してから、2Td後に、コンベア番号が3番目に大きい計量コンベア1を起動し、その後は、Td間隔で、コンベア番号の大きい順に順次起動するように決定する。この場合、排出組合せに上記のように対向配置されたペアを含んで例えば4個の計量コンベア1が選択されている場合には、最初の計量コンベア1が起動されてから、(3Td+L/2V)後に、最後(4番目)の計量コンベア1が起動され、この計量コンベア1の被計量物が集合コンベア3上を搬送される先頭の被計量物になる。一方、集合コンベア3上を搬送される最後尾の被計量物は、最初の計量コンベア1が起動されてから、L/2V後の2番目に起動された計量コンベア1の被計量物である。したがって、最後尾の被計量物が排出されてから先頭の被計量物が排出されるまでの時間は3Tdとなるので、ストリングアウト長は、排出組合せの全ての計量コンベア1から同時に被計量物が排出された場合と比べて3Td・Vだけ短くなって、ストリングアウト設定長SOとなる。
また、排出組合せのうちコンベア番号が最小の計量コンベア1と2番目に小さい計量コンベア1とが対向配置されている場合、これ以外の計量コンベア1については、Td間隔で、コンベア番号の大きい順に順次起動するように決定する。この場合、排出組合せにはn個の計量コンベア1が選択されているので、対向配置されている計量コンベア1のペアは、(n−1)番目とn番目に起動される。その前の(n−2)番目に起動される計量コンベア1は、最初の計量コンベア1が起動されてから、Td×(n−3)の後に起動される。そして、対向配置されているペアの計量コンベア1のうち(n−1)番目に起動される計量コンベア1は、最初の計量コンベア1が起動されてから、Td×(n−1)の後に起動し、n番目に起動される計量コンベア1は、最初の計量コンベア1が起動されてから、Td×(n−1)+L/2Vの後に起動する。この場合、最後から2番目の上記(n−1)番目に起動される計量コンベア1の被計量物が先頭となって集合コンベア3上を搬送され、n番目に起動される計量コンベア1の被計量物は2番目となって搬送される。したがって、最後尾の被計量物が排出されてから先頭の被計量物が排出されるまでの時間はTd×(n−1)となるので、ストリングアウト長は、排出組合せの全ての計量コンベア1から同時に被計量物が排出された場合と比べてTd×(n−1)Vだけ短くなって、ストリングアウト設定長SOとなる。
また、排出組合せのうちコンベア番号が最大の計量コンベア1と最小の計量コンベア1との間に配置されている、対向する計量コンベア1のペアが排出組合せに含まれている場合には、上記の排出組合せのうちコンベア番号が最小の計量コンベア1と2番目に小さい計量コンベア1とが対向配置されている場合と同様にして起動タイミングを決めることができる。この場合、排出組合せに例えば4個の計量コンベア1が選択され、そのうちコンベア番号が2番目と3番目に大きい計量コンベア1のペアが対向配置されている場合、コンベア番号が最大の計量コンベア1を最初に起動し、その2Td後に、対向配置されているペアのうちのいずれか一方の計量コンベア1を起動し、そのL/2V後に、他方の計量コンベア1を起動し、そして、最初の計量コンベア1が起動されてから3Td後に、コンベア番号が4番目に大きい最後の計量コンベア1を起動することになる。
一方、選択コンベア間最大距離Mxが被計量物広がり長SLより小さい場合(ステップS14でNoの場合)には、ストリングアウト長を延ばすために、短い分である(SL−Mx)を集合コンベア搬送速度Vで割り算して時間Txに変換し(ステップS18)、その時間Txを(n−1)で割り算することにより、遅延時間Tdを算出する(ステップS19)。
そしてステップS20では、排出組合せに選択されている計量コンベア1の起動タイミングを、コンベア番号が最小の計量コンベア1を最初に起動した後、コンベア番号の小さい順に遅延時間Tdずつ遅らせて計量コンベア1を起動するように決定する。
また、選択コンベア間最大距離Mxが被計量物広がり長SLと等しい場合(ステップS13でYesの場合)には、排出組合せに選択されている計量コンベア1のなかに対向配置された計量コンベアのペアが含まれる否かを判定し(ステップS21)、含まれない場合には、排出組合せに選択されている全ての計量コンベア1を同時に起動するように起動タイミングを決定する(ステップS23)。
ステップS21において、排出組合せのなかに対向配置された計量コンベアのペアが含まれる場合には、ステップS22へ進む。
ステップS22では、排出組合せのうちのコンベア番号が最大の計量コンベア1と2番目に大きい計量コンベア1とが対向配置されている場合には、いずれか一方の計量コンベア1を起動した後、L/2V後に他の残りの計量コンベア1を同時に起動するように起動タイミングを決定する。それ以外の場合には、排出組合せに含まれかつ対向配置されている計量コンベアのペアのうちのいずれか一方の計量コンベアを除いて、排出組合せに選択されている計量コンベア1と集合コンベア3とを同時に起動した後、L/2V後に上記一方の計量コンベア1を起動するように起動タイミングを決定する。
なお、上記のステップS17、S20、S22においては、排出組合せに選択されている各計量コンベア1から排出され、集合コンベア3上を搬送される先頭の被計量物と最後尾の被計量物との中心間距離が、ストリングアウト設定長SOから算出される被計量物広がり長SLとなり、かつ、各計量コンベア1から排出される被計量物の中心位置が集合コンベア3上で重ならないように、各計量コンベア1の起動タイミングを決定するようにする。
次にステップS24では、後段装置へ出力する排出完了信号の出力タイミングを決定する。この出力タイミングは、集合コンベア3上で最後尾となって搬送される被計量物を排出する計量コンベア1の排出端1aの搬送位置(言い換えれば、集合コンベア3の搬送方向における上記計量コンベア1の排出端1aと集合コンベア3の排出端3aとの距離)に応じて決定し、いずれの計量コンベア1から最後尾となる被計量物が排出されても、排出完了信号を出力してから最後尾の被計量物が集合コンベア3の排出端3aに到達するまでの時間が同一となるように決める。
例えば、集合コンベア3の排出端3aから最も遠い、排出端1aの中心の搬送位置が5Lであるコンベア番号(11)または(12)の計量コンベア1から排出される被計量物が最後尾の被計量物となる場合には、その最後尾の被計量物を排出する計量コンベア1の起動から所定時間Tz後の時点に排出完了信号の出力タイミングが予め定められている。所定時間Tzは、0以上で、コンベア番号(11)または(12)の計量コンベア1を起動してから同計量コンベア1に載っていた被計量物が集合コンベア3の排出端3aから排出されるまでに要する時間以下の所定値として定められる。
そして、排出端1aの中心の搬送位置が4Lであるコンベア番号(9)または(10)の計量コンベア1から排出される被計量物が最後尾の被計量物となる場合には、その最後尾の被計量物を排出する計量コンベア1の起動から(Tz−L/V)後の時点を排出完了信号の出力タイミングとして求めればよい。同様に、コンベア番号(7)または(8)の計量コンベア1から排出される被計量物が最後尾の被計量物となる場合には、その最後尾の被計量物を排出する計量コンベア1の起動から(Tz−2L/V)後の時点を排出完了信号の出力タイミングとして求め、コンベア番号(5)または(6)の計量コンベア1から排出される被計量物が最後尾の被計量物となる場合には、その最後尾の被計量物を排出する計量コンベア1の起動から(Tz−3L/V)後の時点を排出完了信号の出力タイミングとして求め、コンベア番号(3)または(4)の計量コンベア1から排出される被計量物が最後尾の被計量物となる場合には、その最後尾の被計量物を排出する計量コンベア1の起動から(Tz−4L/V)後の時点を排出完了信号の出力タイミングとして求め、コンベア番号(1)または(2)の計量コンベア1から排出される被計量物が最後尾の被計量物となる場合には、その最後尾の被計量物を排出する計量コンベア1の起動から(Tz−5L/V)後の時点を排出完了信号の出力タイミングとして求めればよい。これらの排出完了信号の出力タイミングは予め記憶部7に記憶されていてもよい。
そしてステップS4(図3)では、上記で決定した各々の起動タイミングに基づいて排出組合せに選択されている計量コンベア1の各々を起動し、第1の所定時間駆動させるとともに、集合コンベア3を第2の所定時間駆動する。集合コンベア3は最初に起動する計量コンベア1と同時に起動する。そして、ステップS24で決定した出力タイミングに基づいて排出完了信号を後段装置へ出力する。
この第1の動作例の場合、ストリングアウト長がストリングアウト設定長SOを満足するとともに、各計量コンベア1から排出される被計量物の中心位置が集合コンベア3上で重ならないようにできる。すなわち、被計量物がまとまることなく適度なばらつきをもって被計量物を集合コンベア3から排出することができるので、後段装置の被計量物の受入口(例えば、受入れファネル41)において被計量物が詰まるのを防止することができる。
なお、第1の動作例の場合、対向する計量コンベア1のペアが排出組合せに含まれている場合には、それら2つの計量コンベア1の起動タイミングをL/2Vずらすようにしたが、被計量物個別長SIが長く、L/2Vずらしても、上記2つの計量コンベア1から排出される被計量物の一部が重なる場合において、各計量コンベア1から排出される被計量物が集合コンベア3上で重なることがないよう、被計量物個別長SIを考慮して各計量コンベア1の起動タイミングを決定するようにしてもよい。
〔第2の動作例〕
図6は、本実施形態の組合せ秤の第2の動作例を示すフローチャートである。これは、図3に示す組合せ処理(ステップS2)を行った後のステップS3における詳細な処理の一例を示すフローチャートである。ここでは、ステップS2の組合せ処理の結果、排出組合せに選択されている計量コンベア1の個数(組合せ選択個数)をn個(nは複数)とする。また、集合コンベア3の搬送速度をVとする。
第1の動作例と同様、予め操作設定表示器4を用いて所望するストリングアウト設定長SO及び被計量物個別長SIが制御部5に入力されており、これらのSO、SIの値は記憶部7に記憶されている。また、集合コンベア搬送速度Vの値等も記憶部7に記憶されている。
この第2の動作例は、排出組合せの各計量コンベア1から排出される被計量物が集合コンベア3で搬送されるときに、ストリングアウト設定長SOの間に被計量物の中心が均等な間隔(m)で並ぶようにするための一例である。そのため、ストリングアウト設定長SOに応じた被計量物広がり長SLと組合せ選択個数nとから、集合コンベア3上で互いに隣接して搬送される被計量物の中心間距離mを算出し、その中心間距離mを実現できるように、各計量コンベア1の排出動作である搬送動作の開始タイミング(起動タイミング)を求め、その起動タイミングで計量コンベア1を起動させる。以下、詳しく説明する。
ステップS31では、被計量物広がり長SLを、ストリングアウト設定長SOから被計量物個別長SIを減算することにより算出する(SL=SO−SI)。このステップS31は、一度行えば、その結果の被計量物広がり長SLを記憶しておくことで、再度行う必要はなく、次からはステップS32の処理から行えばよい。
ステップS32では、被計量物広がり長SLと組合せ選択個数nとを用いて、集合コンベア3上で互いに隣接して搬送される被計量物の中心間距離mを、
m=SL/(n−1)
の式により算出する。
次のステップS33では、排出組合せに選択されている計量コンベア1に、コンベア番号が小さいものから順に、1,2,・・・,nとなるように、搬送順番号を付す。この搬送順番号は、各計量コンベア1から排出された被計量物が集合コンベア3で搬送されるときの並び順を示し、集合コンベア3での搬送時において先頭で搬送される被計量物を排出する計量コンベア1の搬送順番号を1とする。
次のステップS34では、搬送順番号が1の計量コンベア1と、搬送順番号がk(k=2,3,・・・,n)の計量コンベア1との間のコンベア中心間距離Mを算出する。
例えば、図4に示すコンベア番号(1)、(2)、(7)の3個の計量コンベア1が排出組合せに選択されている場合、コンベア番号(1)、(2)、(7)の計量コンベア1のそれぞれは、順番に1,2,3の搬送順番号が付される(ステップS33)。そして、コンベア中心間距離Mは、搬送順番号が2(コンベア番号(2))の計量コンベア1と、搬送順番号が1(コンベア番号(1))の計量コンベア1とのコンベア中心間距離であり、この場合、M=0になる。また、コンベア中心間距離Mは、搬送順番号が3(コンベア番号(7))の計量コンベア1と、搬送順番号が1(コンベア番号(1))の計量コンベア1とのコンベア中心間距離であり、この場合、M=3Lになる。
コンベア中心間距離Mは、例えば、全ての計量コンベア1について任意の2つの計量コンベア1の中心間距離を記憶部7に記憶しておいて、該当する2つの計量コンベア1の中心間距離を記憶部7から読み出すことにより求める。あるいは、図4に示される各計量コンベア1の中心の搬送位置を記憶部7に記憶しておいて、該当する2つの計量コンベア1の中心の搬送位置の差を算出することにより求めるようにしてもよい。例えば、コンベア番号(1)、(2)の計量コンベア1の中心の搬送位置はともに「0」であり、コンベア番号(7)の計量コンベア1の中心の搬送位置は「3L」である。
なお、ここで求めるコンベア中心間距離Mを、正確に言えば、搬送順番号が1の計量コンベア1の排出端1aの位置(その中心位置)と搬送順番号がkの計量コンベア1の排出端1aの位置(その中心位置)との距離である。
次のステップS35では、集合コンベア3上で隣接して搬送される被計量物の中心間距離がステップS32で算出した中心間距離mとなるように、排出組合せに選択されている各計量コンベア1の起動タイミングを決定する。この決定方法を以下に詳しく説明する。
ここでははじめに、各計量コンベア1から集合コンベア3へ被計量物が排出される排出タイミングについて説明する。
まず、搬送順番号が1の計量コンベア1の排出時刻t1を基準にして、他の計量コンベア1の排出時刻tk(k=2,3,・・・,n)を算出する。
ここで、搬送順番号がkの計量コンベア1から排出される被計量物と、搬送順番号が1の計量コンベア1から排出される被計量物との、集合コンベア3上での被計量物の中心間距離をAとすると、先に算出した隣接搬送される被計量物の中心間距離mを実現するためには、A=(k−1)mとなる。
また、搬送順番号がkの計量コンベア1と搬送順番号が1の計量コンベア1との間のコンベア中心間距離は前述のMである。
ここで、例えば、コンベア中心間距離Mが被計量物中心間距離Aよりも短い場合を考えると、これらの差を集合コンベア搬送速度Vで割った値、すなわち、(A−M)/Vの時間だけ、搬送順番号がkの計量コンベア1を、搬送順番号が1の計量コンベア1よりも遅らせて被計量物を排出させることにより、これらの計量コンベア1から排出される被計量物の中心間距離をAにすることができる。逆に、コンベア中心間距離Mが被計量物中心間距離Aよりも長い場合を考えると、−(A−M)/Vの時間だけ、搬送順番号がkの計量コンベア1を、搬送順番号が1の計量コンベア1よりも早く被計量物を排出させることにより、これらの計量コンベア1から排出される被計量物の中心間距離をAにすることができる。
すなわち、コンベア中心間距離Mと被計量物中心間距離Aとの大小関係に関わらず、搬送順番号が1の計量コンベア1の排出時刻に、(A−M)/Vの時間を加えた時刻を、搬送順番号がkの計量コンベア1の排出時刻にすれば、これらの計量コンベア1から排出される被計量物の中心間距離をAにすることができる。ここで、前述のように、A=(k−1)mである。
したがって、搬送順番号が1の計量コンベア1の排出時刻t1(t1は任意の値であり、0でもよい)を基準にして、他の搬送順番号がkの計量コンベア1の排出時刻tk(k=2,3,・・・,n)を、次の(I)式を用いて算出する。
tk=t1+〔(k−1)m−M〕/V・・・(I)
例えば、前述同様、図4に示すコンベア番号(1)、(2)、(7)の3個の計量コンベア1が排出組合せに選択されている場合を考えると、搬送順番号が2(コンベア番号(2))の計量コンベア1の排出時刻t2は、k=2、M=0であるので、
t2=t1+m/V
となる。この時刻t2は、搬送順番号が1(コンベア番号(1))の計量コンベア1の排出時刻t1より、m/Vだけ遅い時刻となる。
また、搬送順番号が3(コンベア番号(7))の計量コンベア1の排出時刻t3は、k=3、M=3Lであるので、
t3=t1+(2m−3L)/V
となる。この時刻t3は、(2m−3L)が正の値の場合には、搬送順番号が1の計量コンベア1の排出時刻t1より、(2m−3L)/Vだけ遅い時刻となり、(2m−3L)が負の値の場合には、搬送順番号が1の計量コンベア1の排出時刻t1より、−(2m−3L)/Vだけ早い時刻となる。
ここで、仮に、ストリングアウト設定長がSO=2L+SIであったとすると、SL=2Lとなり、組合せ選択個数n=3であるので、
m=SL/(n−1)=2L/(3−1)=L
となる。m=Lであるので、前述のt2,t3は、
t2=t1+m/V=t1+L/V
t3=t1+(2m−3L)/V=t1−L/V
となる。
以上のようにして算出した排出時刻t1〜t3の値が小さい順となるように、対応する計量コンベア1の排出順を決める。そして、後述のように各計量コンベア1の排出時間間隔を算出する。
例えば、t1=0とすると、t2=L/V、t3=−L/Vとなるので、これを小さい順に並べると、t3、t1、t2となる。すなわち、計量コンベア1の被計量物の排出順は、搬送順番号が3,1,2の順に決まる。次に搬送順番号が3と1との計量コンベア1の排出時間間隔を、t1−t3=L/Vとして算出し、搬送順番号が1と2との計量コンベア1の排出時間間隔を、t2−t1=L/Vとして算出する。
すなわち、最初に、搬送順番号が3(コンベア番号(7))の計量コンベア1から被計量物を排出し、そのL/Vの時間後に、搬送順番号が1(コンベア番号(1))の計量コンベア1から被計量物を排出し、そのL/Vの時間後に、搬送順番号が2(コンベア番号(2))の計量コンベア1から被計量物を排出することが決められる。
なお、上記のような排出時間間隔を算出する代わりに、最初に排出する計量コンベア1に対する遅延時間を算出するようにしてもよい。すなわち、最初に排出する搬送順番号が3の計量コンベア1に対する搬送順番号が1の計量コンベア1の遅延時間を、t1−t3=L/Vとして算出し、搬送順番号が3の計量コンベア1に対する搬送順番号が2の計量コンベア1の遅延時間を、t2−t3=2L/Vとして算出するようにしてもよい。
以上のようにして求められる排出タイミング(排出順及び排出時間間隔)に基づいて、被計量物が排出される場合の例を説明する。
ここで、図4の搬送位置を参照すれば、まず、コンベア番号(7)の計量コンベア1から搬送位置が3Lの位置に被計量物が排出される。次にL/Vの時間後に、コンベア番号(1)の計量コンベア1から搬送位置が0の位置に被計量物が排出される。このとき、コンベア番号(7)の計量コンベア1から排出された被計量物は、V×L/V=Lだけ矢印cの方向へ進んでいるので、搬送位置が2Lの位置になる。したがって、コンベア番号(7)とコンベア番号(1)との計量コンベア1から排出された被計量物の中心間距離は2Lである。そして、さらに、L/Vの時間後に、コンベア番号(2)の計量コンベア1から搬送位置が0の位置に被計量物が排出される。このとき、コンベア番号(7)の計量コンベア1から排出された被計量物は、上記2Lの位置からさらにV×L/V=Lだけ矢印cの方向へ進んでいるので、搬送位置がLの位置になり、同様に、コンベア番号(1)の計量コンベア1から排出された被計量物は搬送位置が−Lの位置になる。
したがって、コンベア番号(7)とコンベア番号(2)との計量コンベア1から排出された被計量物の中心間距離はLとなり、また、コンベア番号(1)とコンベア番号(2)との計量コンベア1から排出された被計量物の中心間距離もLとなる。
すなわち、先頭の被計量物と最後尾の被計量物との中心間距離は2Lとなり、ストリングアウト長は2L+SIとなり、ストリングアウト設定長SOを満足するとともに、各計量コンベア1から排出された被計量物は集合コンベア3上で均等な間隔(被計量物中心間距離がmで均等)で搬送されることになる。
上記では、各計量コンベア1の排出タイミングを求める方法を説明したが、前述したように、各計量コンベア1の排出タイミング(排出順及び排出時間間隔)の関係と各計量コンベア1の起動タイミング(起動順及び起動時間間隔)の関係とは等しくなるので、上記の排出タイミングを求める方法を、そのまま各計量コンベア1の起動タイミングを求める方法として用いることができる。すなわち、先に述べた(I)式において、t1を、搬送順番号が1の計量コンベア1の起動時刻(t1は任意の値であり、例えば0とする)とし、tkを、搬送順番号がkの計量コンベア1の起動時刻とし、その起動時刻tkを算出する。さらにその結果に基づいて、排出順及び排出時間間隔を求めた場合と同様にして、計量コンベア1の起動順及び起動時間間隔を求めればよい。なお、起動時間間隔を求める代わりに、最初に起動する計量コンベア1に対する他の計量コンベア1を起動させる遅延時間を求めるようにしてもよい。
次のステップS36では、後段装置へ出力する排出完了信号の出力タイミングを決定する。この出力タイミングは、図5のステップS24の場合と同様にして、集合コンベア3上で最後尾となって搬送される被計量物を排出する計量コンベア1の排出端1aの搬送位置(言い換えれば、集合コンベア3の搬送方向における上記計量コンベア1の排出端1aと集合コンベア3の排出端3aとの距離)に応じて決定し、いずれの計量コンベア1から最後尾となる被計量物が排出されても、排出完了信号を出力してから最後尾の被計量物が集合コンベア3の排出端3aに到達するまでの時間が同一となるように決める。
そしてステップS4(図3)では、上記で決定した各々の起動タイミングに基づいて排出組合せに選択されている計量コンベア1の各々を起動し、第1の所定時間駆動させるとともに、集合コンベア3を第2の所定時間駆動する。集合コンベア3は最初に起動する計量コンベア1と同時に起動する。そして、ステップS36で決定した出力タイミングに基づいて排出完了信号を後段装置へ出力する。
この第2の動作例の場合、ストリングアウト長がストリングアウト設定長SOを満足するとともに、各計量コンベア1から排出された被計量物は各々の中心が集合コンベア3上で均等な間隔(隣接する被計量物中心間距離がmで均等)をおいて搬送される。すなわち、被計量物がまとまることなく中心位置が均等な間隔(距離)を置いた適度なばらつきをもって被計量物を集合コンベア3から排出することができるので、後段装置の被計量物の受入口(例えば、受入れファネル41)において被計量物が詰まるのを防止することができる。
また、第2の動作例の場合、被計量物個別長SIが長いものであっても、また被計量物個別長SIの長さにかかわらず、排出組合せに選択される計量コンベア1の個数がN個(Nは複数)に決められている場合、あるいは排出組合せに選択される計量コンベア1の個数が常にN個以下である場合には、ストリングアウト設定長SOをSI×Nに等しい値、あるいは余裕をもってSI×Nより少し大きい値に設定することにより(すなわちSO≧SI×N)、各計量コンベア1から排出される被計量物が重ならないようにして集合コンベア3上を搬送するようにすることもできる。
また、第1の動作例及び第2の動作例のいずれの場合も、排出完了信号を後段装置へ出力するタイミングを、集合コンベア3上で最後尾となって搬送される被計量物を排出する計量コンベア1の排出端1aと集合コンベア3の排出端3aとの距離を考慮し、いずれの計量コンベア1から最後尾となる被計量物が排出されても、排出完了信号を出力してから最後尾の被計量物が集合コンベア3の排出端3aに到達するまでの時間が同一となるように決めている。一方、集合コンベア3の排出端3a側に配置された後段装置では、空の袋あるいはトレーを受入れファネル41の直下に移動させて排出命令信号を組合せ秤へ出力した後、組合せ秤から排出完了信号が入力されるのを待っている状態となり、排出完了信号が入力されたタイミングに基づいて、集合コンベア3から被計量物が供給された袋あるいはトレーを送り出すとともに、次の空の袋あるいはトレーを受入れファネル41の直下に移動させる。このように、後段装置では、排出完了信号が入力されたタイミングに基づいて、次の動作を開始するので、組合せ秤の排出完了信号の出力タイミングを、いずれの計量コンベア1から最後尾となる被計量物が排出されても、排出完了信号を出力してから最後尾の被計量物が集合コンベア3の排出端3aに到達するまでの時間が同一となるように決めることにより、集合コンベア3から排出される最後尾の被計量物が袋あるいはトレーに入るとすぐに次の動作を後段装置に開始させるように設定することが可能になり、生産性の向上を図ることができる。
また、本実施形態では、被計量物の重量を計量するための複数の計量部Cw1〜Cw12の各々に計量コンベア1を用い、計量コンベア1の一端から排出される被計量物を集合コンベア3で集めて後段装置へ排出するようにしているので、計量コンベア1と集合コンベア3との段差を小さくでき、排出組合せに選択されている計量コンベア1から排出される被計量物が集合コンベア3上へ乗り移るときの衝撃が少なくなる。そのため、落下時の衝撃等によって壊れやすいあるいは傷つきやすい被計量物であっても損傷することなく計量することができる。
また、本実施形態では、集合コンベア3の両側に計量コンベア1を配置することにより、集合コンベア3の長さを短くして被計量物の排出時間を短縮できる。また、組合せ秤のコンパクト化が図れるとともに、作業者が被計量物の供給作業を行いやすい。また、被計量物の供給作業は計量コンベア1上に被計量物を載せるだけなので、従来の組合せ秤のようにホッパへ供給する場合と比べ、熟練していない作業者であっても容易に行うことができる。なお、集合コンベア3の一方の側にのみ計量コンベア1を配置した構成としてもよいが、その場合には所定個数の計量コンベア1を配置するために集合コンベア3の長さが長くなり、被計量物の排出時間も長くなるので、前述のように両側に配置した方が好ましい。
また、集合コンベア3に搬送面の中央部が凹んだトラフ型のベルトコンベアを用いているため、両側の計量コンベア1から排出される被計量物を中央に集めて後段装置へ排出することができ、後段装置への被計量物の供給を正確に行うことができる。
なお、本実施形態では、後段装置から排出命令信号が入力されるとステップS2の組合せ処理を行うようにしたが、これに限られない。例えば予め設定された所定時間間隔でステップS2の組合せ処理を行うとともに、続くステップS3を行い、排出命令信号が入力されると、ステップS4を行って被計量物を後段装置へ排出するようにしてもよい。組合せ処理に要する時間は10ms程度であり、本実施形態のように排出命令信号が入力されてから組合せ処理等のステップS3、S4を行うようにしても、実際の計量サイクルには殆ど影響しない。また、本実施形態のように排出命令信号が入力されてから組合せ処理を行うようにした方が、組合せ演算に用いられる計量値の個数を多くすることができ、組合せ計量精度を向上させることができる。
また、集合コンベア3は、常時駆動させるようにしてもよい。コンベア駆動用のモータは駆動していないと電力を消費しないが、モータの起動時に余分な電力を消費するので、全体として消費電力の少ないように駆動させるのが好ましい。
また、本実施形態では、計量コンベア1のコンベアフレーム1Fの下面に駆動モータ1Mを取付け、各重量センサ2が駆動モータ1Mを含む計量コンベア1を支持するように構成したが、各重量センサ2は駆動モータ1Mを除く計量コンベア1を支持するように構成してもよい。この場合、駆動モータ1Mは重量センサ2に支持されない別途部材に取り付けられる。そして、例えば駆動モータ1Mと計量コンベア1の駆動ローラとの連結機構を、駆動させるとき(被計量物の搬送時)にのみ駆動モータ1Mの回転力を計量コンベア1の駆動ローラへ伝達し、駆動停止状態(搬送停止状態)のときには、駆動モータ1Mを計量コンベア1の駆動ローラから物理的に切り離して重量センサ2に駆動モータ1Mによる荷重が負荷されないように構成する。そして、重量センサ2は計量コンベア1が駆動停止状態のときに計量コンベア1上の被計量物の重量を計量するように構成する。以上のように構成してもよい。
なお、本実施形態における計量コンベア1の起動タイミングの決定方法は、ホッパ(被計量物保持部)を用いた組合せ秤において、ホッパの排出動作の開始タイミングにも適用することができる。例えば、複数の計量コンベア1及び重量センサ2に代えて、集合コンベア3の上方に複数のホッパが1列または2列の直線状に搬送方向(矢印c方向)に並んでそれぞれ所定位置に配設されており、供給されている被計量物の合計重量が目標重量範囲内になるホッパの組合せ(排出組合せ)を1つ求め、その排出組合せに選択されているホッパから被計量物が排出され、その排出される被計量物が集合コンベア3によって搬送されるように構成された組合せ秤にも適用することができる。上記ホッパは排出ゲートを有し、上方から供給される被計量物を一時保持し、排出口となる排出ゲートを開閉することにより被計量物を排出するものである。この場合において、ホッパの排出動作の開始タイミングすなわち排出ゲートの開閉動作の開始タイミングを、上記計量コンベア1の起動タイミングを求める場合と同様にして求めることができる。なお、ホッパへの被計量物の供給は自動的に行われるように構成されてあってもよいし、作業者によって手動で行われるように構成されてあってもよい。また、上記ホッパが重量センサによって支持され、被計量物の重量が計量されるように構成されてあってもよいし、上記ホッパの上方に、上記ホッパへ被計量物を供給する第2のホッパが設けられ、その第2のホッパが重量センサによって支持され、上記ホッパへ供給される被計量物の重量が計量されるように構成されてあってもよい。この第2のホッパが設けられている場合、第2のホッパへの被計量物の供給が自動的に行われるように構成されてあってもよいし、作業者によって手動で行われるように構成されてあってもよい。
本発明は、後段装置の被計量物の受入口において被計量物が詰まったりしないようにするため、被計量物がまとまることなく適度なばらつきをもって被計量物を排出することができる組合せ秤等として有用である。
1 計量コンベア
1a 計量コンベアの排出端
2 重量センサ
3 集合コンベア
4 操作設定表示器
5 制御部

Claims (6)

  1. 供給される被計量物を一方向へ所定速度で搬送して排出する集合コンベアと、
    各々、供給される被計量物を一時保持した後、供給された被計量物を排出口から排出することにより搬送動作状態の前記集合コンベアへ被計量物を供給し、各々の前記排出口が前記集合コンベアの搬送方向に対して各々定められた位置に配置された複数の被計量物保持部と、
    供給されている被計量物の重量の合計が目標重量範囲内となる前記被計量物保持部の組合せからなる排出組合せを1つ求める組合せ処理を繰り返し行う組合せ手段と、
    前記排出組合せに選択されている前記被計量物保持部から排出された被計量物が前記集合コンベアによって搬送されるときの被計量物の先頭から最後尾までの長さである被計量物搬送長の所望値を予め入力する入力手段と、
    前記組合せ処理によって前記排出組合せが求められるたびに、前記排出組合せに選択されている前記被計量物保持部の排出口の前記位置と、前記集合コンベアの搬送速度とに基づいて、前記被計量物搬送長が前記入力手段によって予め入力された前記所望値となり、かつ、各々の前記被計量物保持部の排出口から排出される各々の被計量物が、前記集合コンベアで搬送されるときに異なる位置に位置するように、前記排出組合せに選択されている各々の前記被計量物保持部の被計量物の排出動作の開始タイミングを求める演算手段と、
    前記演算手段で求められた前記排出動作の開始タイミングに基づいて前記被計量物保持部に被計量物の排出動作を開始させる制御手段とを備えた、組合せ秤。
  2. 供給される被計量物を一方向へ所定速度で搬送して排出する集合コンベアと、
    各々、供給される被計量物を一時保持した後、供給された被計量物を排出口から排出することにより搬送動作状態の前記集合コンベアへ被計量物を供給し、各々の前記排出口が前記集合コンベアの搬送方向に対して各々定められた位置に配置された複数の被計量物保持部と、
    供給されている被計量物の重量の合計が目標重量範囲内となる前記被計量物保持部の組合せからなる排出組合せを1つ求める組合せ手段と、
    前記排出組合せに選択されている前記被計量物保持部から排出された被計量物が前記集合コンベアによって搬送されるときの被計量物の先頭から最後尾までの長さである被計量物搬送長の所望値を予め入力する入力手段と、
    前記排出組合せに選択されている前記被計量物保持部の排出口の前記位置と、前記集合コンベアの搬送速度とに基づいて、前記被計量物搬送長が前記入力手段によって予め入力された前記所望値となり、かつ、各々の前記被計量物保持部の排出口から排出される各々の被計量物が前記集合コンベアで搬送されるときに前記各々の被計量物の中心が均等な間隔を置いて位置するように、各々の前記被計量物保持部の被計量物の排出動作の開始タイミングを求める演算手段と、
    前記演算手段で求められた前記排出動作の開始タイミングに基づいて前記被計量物保持部に被計量物の排出動作を開始させる制御手段とを備えた、組合せ秤。
  3. 供給される被計量物を一方向へ所定速度で搬送して排出する集合コンベアと、
    各々、搬送停止状態のときに手動で被計量物が供給され、供給された被計量物を搬送して排出端から排出することにより搬送動作状態の前記集合コンベアへ被計量物を供給し、各々の前記排出端が前記集合コンベアの搬送方向に対して各々定められた位置に配置された複数の計量コンベアと、
    各々、前記計量コンベアに対応して設けられ、前記計量コンベア上に供給されている被計量物の重量を計量する複数の重量センサと、
    供給されている被計量物の重量の合計が目標重量範囲内となる前記計量コンベアの組合せからなる排出組合せを1つ求める組合せ処理を繰り返し行う組合せ手段と、
    前記排出組合せに選択されている前記計量コンベアから排出された被計量物が前記集合コンベアによって搬送されるときの被計量物の先頭から最後尾までの長さである被計量物搬送長の所望値を予め入力する入力手段と、
    前記組合せ処理によって前記排出組合せが求められるたびに、前記排出組合せに選択されている前記計量コンベアの排出端の前記位置と、前記集合コンベアの搬送速度とに基づいて、前記被計量物搬送長が前記入力手段によって予め入力された前記所望値となり、かつ、各々の前記計量コンベアの排出端から排出される各々の被計量物が、前記集合コンベアで搬送されるときに異なる位置に位置するように、前記排出組合せに選択されている各々の前記計量コンベアの搬送動作の開始タイミングを求める演算手段と、
    前記演算手段で求められた前記搬送動作の開始タイミングに基づいて前記計量コンベアに搬送動作を開始させる計量コンベア制御手段とを備えた、組合せ秤。
  4. 供給される被計量物を一方向へ所定速度で搬送して排出する集合コンベアと、
    各々、搬送停止状態のときに手動で被計量物が供給され、供給された被計量物を搬送して排出端から排出することにより搬送動作状態の前記集合コンベアへ被計量物を供給し、各々の前記排出端が前記集合コンベアの搬送方向に対して各々定められた位置に配置された複数の計量コンベアと、
    各々、前記計量コンベアに対応して設けられ、前記計量コンベア上に供給されている被計量物の重量を計量する複数の重量センサと、
    供給されている被計量物の重量の合計が目標重量範囲内となる前記計量コンベアの組合せからなる排出組合せを1つ求める組合せ手段と、
    前記排出組合せに選択されている前記計量コンベアから排出された被計量物が前記集合コンベアによって搬送されるときの被計量物の先頭から最後尾までの長さである被計量物搬送長の所望値を予め入力する入力手段と、
    前記排出組合せに選択されている前記計量コンベアの排出端の前記位置と、前記集合コンベアの搬送速度とに基づいて、前記被計量物搬送長が前記入力手段によって予め入力された前記所望値となり、かつ、各々の前記計量コンベアの排出端から排出される各々の被計量物が前記集合コンベアで搬送されるときに前記各々の被計量物の中心が均等な間隔を置いて位置するように、各々の前記計量コンベアの搬送動作の開始タイミングを求める演算手段と、
    前記演算手段で求められた前記搬送動作の開始タイミングに基づいて前記計量コンベアに搬送動作を開始させる計量コンベア制御手段とを備えた、組合せ秤。
  5. 前記演算手段は、前記入力手段によって予め入力された前記所望値と、前記組合せ手段によって求められる前記排出組合せに選択されている前記計量コンベアの個数とに基づいて、前記均等な間隔の値を算出するように構成された、請求項4に記載の組合せ秤。
  6. 前記複数の計量コンベアによって、前記集合コンベアを間に挟んで配置される第1及び第2の計量コンベア群が構成され、
    前記第1及び第2の計量コンベア群の各々は、各々を構成する前記計量コンベアが並行に配置され、
    前記第1及び第2の計量コンベア群の各々の前記計量コンベアは、前記排出端側に前記集合コンベアが位置し、前記集合コンベアと搬送方向が直交するように配置された、請求項3〜5のいずれかに記載の組合せ秤。

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