JP2013063820A - 重送検知装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】重送検知装置200は、超音波信号を送信する送信センサ23A、記録材Sを搬送する搬送経路を挟んで対向して配置され送信センサから送信された超音波信号を受信する受信センサ23Bを備えた重送検知手段23と、送信センサから超音波信号を送信、受信センサから受信した超音波信号の受信レベルによって記録材の搬送状態を検知する重送判定回路210と、少なくとも送信センサからの超音波信号の送信を、記録材の搬送に同期して制御する制御部201と、連続搬送される記録材のサイズと記録材が送信センサと受信センサ間を通過するタイミングに応じて、送信センサから送信される超音波信号のサンプリング周期を変化させるサンプリング周期変更手段202を有する。
【選択図】図2
Description
一般に超音波による重送検知方式では、重送検知手段となる超音波センサから検知対象物となる記録材に超音波を照射して、その透過時の減衰率に基づき重送しているか否かを判断しているが、駆動時間が限定的であることから、連続的に検知することが困難である。このため、記録材に対し、サンプリング箇所を任意に設定し、記録材全体を確認する検知方式となっている。
特許文献1には、重送検出精度を高める目的で、記録材のサイズによって異なってしまうサンプリング回数をサイズ毎に算出し、そのサイズ毎のサンプリング周期で超音波センサを駆動させて重送検知する方法が開示されている。
画像形成装置で使用する記録材は多種多様であり、封筒、ラベル紙、圧着紙のような1部で記録材が複数枚重なって構成されているものや、パンチ済み紙のような部分的に穴のあいているものなどの特殊記録材がある。このような特殊記録材による重送検知を従来の重送検知方式により行うことは、減衰率の関係から難しく、誤検知となることが多くため、特殊記録材の重送検知は行わないよう除外している場合が多い。
特許文献1では、記録材のサイズによって超音波センサ駆動のサンプリング周期を変えているが、部分的な重送となっていた場合、サンプリング周期によっては重送部分を見逃す可能性があり、さらに、封筒、ラベル紙、圧着紙、パンチ済み紙などの特殊記録材に対しては、特許文献1に記載の構成でも重送検知は困難である。
本発明は、光学的な重送検知手段を用いても、記録材の種類に関わらず、精度よく重送検知を行える重送検知装置及び、それを用いた画像形成装置を提案することを、その目的とする。
重送検知装置200は、制御部201で記録材Sの重送状態を判断するため、超音波センサ23を駆動し送信センサ23Aから超音波を送信(パルス出力)させるとともに、送信(出力)された超音波を、送信センサ23Aに対して記録材搬送経路を挟んで対向した位置に配置された受信センサ23Bで受信し、受信した超音波を重送判定回路210で記録材Sの有無、重送状態の有無を検知し、検知結果を制御部201に出力するように構成されている。超音波センサ23から連続でパルス出力した場合、超音波の干渉によって反射波を誤検知してしまうため、超音波パルスは一定のサンプリング周期で断続的に超音波を送信するバースト波で出力する。サンプリング周期は、サンプリング周期変更手段211で記録材Sのサイズ、搬送速度、記録材S間の搬送間隙をパラメータとして算出される。また、本実施形態において、発信した超音波の反射波の影響を受けないように、送信センサ23Aと受信センサ23Bは、記録材Sに対し、任意の角度傾けた配置となっており、超音波周波数は300kHz、バースト波数は6波としている。
図5(a)〜図5(d)において、23Aは送信センサ、23Bは受信センサ、S、S0、S1−1、S1−2、S2、S3は記録材、19は搬送ローラ、401は搬送センサをそれぞれ示す。
図5において、記録材Sは搬送方向に等間隔で連続搬送されている。搬送ロー19ラの直近(搬送ロー19よりも搬送方向下流側)に配置されている搬送センサ401は記録材Sの搬送を監視している。搬送する記録材Sのサイズは、図1に示した給紙テーブル16、またはオペレータによるオペレータパネル27の設定によって確認ができるので、記録材Sの搬送時間Tpを算出することができ、この算出結果と、記録材Sを連続搬送するときの記録材S間の間隙は一定であるので記録材Sの搬送周期Tpcを算出できる。また、搬送センサ401が記録材Sを検知し送重送検知のための送信センサ23A、受信センサ23B間の中央位置まで到達する時間である超音波センサ到達時間Tarは搬送速度に比例しているので、制御部201は超音波センサ到達時間Tarを搬送センサ401が記録材Sを検知する度に算出することができる。また、サンプリング周期Tspは超音波センサ23の駆動周期Tuw以上である。以上の算出結果、条件から、重送検知開始するサンプリングポイントSp1が決まり、サンプリング周期Tspがサンプリング周期変更手段211で算出される。
図6において、23Aは送信センサ、23Bは受信センサ、S、S0、S1−1、S1−2、S2、S3は記録材、19は搬送ローラ、401は搬送センサを示す。
制御部201はオペレータがオペレータパネル27によって設定した記録材Sの仕様(特殊記録材等)について確認する(STEP2)。
モノクロ印刷、カラー印刷、両面印刷、片面印刷等の印刷モードの設定を確認する(STEP3)。
STEP1〜3での確認結果から記録材Sを搬送する速度、記録材S間の間隙が判明するので、搬送周期Tpcを算出する(STEP4)。
搬送センサ401が記録材Sを検知し送重送検知のための送信センサ23A、受信センサ23B間の中央位置まで到達する時間である超音波センサ到達時間Tarを算出する(STEP5)。
(STEP6)で特殊記録材でなければ、記録材Sと記録材間の間隙の両方をサンプリングするサンプリングパターンA、超音波センサ駆動のサンプリング周期Tspを設定する(STEP7)。
23A 送信センサ
23B 受信センサ
200 重送検知装置
201 制御部
202 サンプリング周期変更手段
210 重送判定回路
S 記録材
Claims (10)
- 超音波信号を送信する送信センサと、記録材を搬送する搬送経路を挟んで対向して配置され前記送信センサから送信された超音波信号を受信する受信センサとを備えた重送検知手段と、
前記送信センサから超音波信号を送信、前記受信センサから受信した超音波信号の受信レベルによって前記記録材の搬送状態を検知する重送判定回路と、
少なくとも前記送信センサからの超音波信号の送信を、前記記録材の搬送に同期して制御する制御部と、
連続搬送される記録材のサイズと記録材が前記送信センサと受信センサ間を通過するタイミングに応じて、前記送信センサから送信される超音波信号のサンプリング周期を変化させるサンプリング周期変更手段を有することを特徴とする重送検知装置。 - 前記制御部は、連続搬送される記録材間の間隙部分で前記超音波信号を送信することを特徴とする請求項1記載の重送検知装置。
- 前記制御部は、連続搬送される記録材の搬送速度によって前記超音波信号を送信するタイミングを生成することを特徴とする請求項1記載の重送検知装置。
- 前記サンプリング周期変更手段は、記録材のサイズ、搬送速度によって変動する記録材間の間隙部分に同期してサンプリングを行うことを特徴とする請求項1記載の重送検知装置。
- 前記制御部は、記録材と記録材間の間隙で前記超音波信号を送信し、重送状態の検知を行うことを特徴とする請求項1記載の重送検知装置。
- 前記制御部は、前記記録材が封筒の場合、記録材間の間隙でのみサンプリングを行うことを特徴とする請求項1記載の重送検知装置。
- 前記制御部は、前記記録材がラベル紙の場合、記録材間の間隙でのみサンプリングを行うことを特徴とする請求項1記載の重送検知装置。
- 前記制御部は、前記記録材が圧着紙の場合、記録材間の間隙でのみサンプリングを行うことを特徴とする請求項1記載の重送検知装置。
- 前記制御部は、前記記録材がパンチ済み紙の場合、記録材間の間隙でのみサンプリングを行うことを特徴とする請求項1記載の重送検知装置。
- 請求項1ないし9の何れか1つに記載の重送検知装置を備えたことを特徴とする画像成形装置。
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