JP2013060685A - 織機の織布巻取、巻戻し方法と装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】製織運転停止時、作業者は織布巻取モータ15を正逆転し、巻取ローラ8を単独で容易にかつ自由に回転させることができる。織布6の切卸しの場合、製織運転停止後、織布巻取モータ逆転スイッチ21をON操作する。織布巻取モータ逆転スイッチ21の操作のみで、巻取ローラ8を逆転し、巻戻しを行うことができ、作業者は特別な負担なく、織布6を容易に緩めることができる。切卸し完了後の新しい巻取ローラ8に切断後の織布端部を巻き付ける必要があるが、作業者は、切卸し時に緩めた織布6の織布端部を巻取ローラ8に巻き付け、織布巻取モータ正転スイッチ20を操作して織布巻取モータ15を駆動する。この操作により、織布6の緩み分が巻取ローラ8に巻き付けられ、織布6に一定の張力が付与されるため、製織運転開始の準備を簡単に行うことができる。
【選択図】図1
Description
第1の実施形態を図1に基づいて説明する。織機のフレーム1に回転可能に配設されたサーフェスローラ2は、織機を製織運転する駆動モータ(図示せず)から独立した専用のサーボモータからなる織布引取モータ3に連結されている。織布引取モータ3は、信号線16により制御装置4と電気的に接続され、単独で正転、逆転が可能であるが、織機の製織運転中は織機の駆動モータ(図示せず)に同期して回転される。サーフェスローラ2には、加圧ローラ5が圧接されている。製織された織布6は、ガイドローラ7により案内された後、サーフェスローラ2の下方を周回し、サーフェスローラ2と加圧ローラ5との間に把持されている。従って、織布6は、織機の製織運転中、サーフェスローラ2の矢印方向の回転により引き取られ、加圧ローラ5を介して送り出される。
なお、サーフェスローラ2は、専用の織布引取モータ3を廃止し、織機の駆動モータ(図示せず)により駆動するように構成しても良い。
図2及び図3は織布6の切卸しに関する第2の実施形態を示したもので、第1の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。第2の実施形態では、制御装置4の記憶部4Aに、織布6の切卸しまでの製織長を緯入れ回数に換算したピック数で入力し、記憶させるとともに図示しないヤーンビームに整形された経糸群に対して、設定された製織長に相当する位置にカットマークが印されている。また、設定された製織長から一定の長さとなる織布6の緩め長をピック数で入力し、記憶部4Aに記憶させてある。なお、ピック数は制御装置4における緯入れ回数のカウント機能により検出することができる。また、以下に説明する一連の作業はプログラム化されて製織運転に必要なプログラムに組み込まれ、制御装置4の記憶部4Aに記憶されている。
図4及び図5は織布6の切卸しに関する第3の実施形態を示したもので、第1及び第2の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。第3の実施形態では、製織運転に必要なプログラムが制御装置4の記憶部4Aに記憶されている。製織運転用のプログラムには、製織長に相当するピック数をカウントするプログラム、ピック数が設定値に達した時、織布巻取モータ15にのみ停止信号を発信するプログラム及び織布緩め長に相当する織布緩めピック数をカウントするプログラムが組み込まれている。また、以下に説明する一連の作業がプログラムされ、制御装置4の記憶部4Aに記憶されている。
図6及び図7は織布6の切卸しに関する第4の実施形態を示したもので、第1〜第3の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。第4の実施形態は、制御装置4に信号線25で接続されたタワーランプ26に織布6の切卸し時期を示す警告ランプ27を付加した構成を有する。また、制御装置4には、前記各実施形態と同様に、製織長に相当するピック数をカウントするプログラム及びピック数が設定値に達した時、警告ランプ27の点滅信号を発信するプログラムが製織運転用のプログラムに組み込まれ、記憶部4Aに記憶されている。
図8及び図9に示した第5の実施形態は、織布6の巻き付けに関するもので、第1の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。第5の実施形態では、予め設定されている製織運転開始時に必要な織布6の張力と新しい巻取ローラ8Aの径に基づき算出された巻取トルクが設定され、制御装置4の記憶部4Aに記憶されている。また、織布巻取モータ15の回転数を制御し、設定された巻取トルクに達した時、織布巻取モータ15の停止信号が発信されるプログラムが制御装置4に設定されている。
2 サーフェスローラ
3 織布引取モータ
4 制御装置
5 加圧ローラ
6、6A 織布
8 巻取ローラ
15 織布巻取モータ
18 クロスロール
19 ファンクションパネル
20 織布巻取モータ正転スイッチ
21 織布巻取モータ逆転スイッチ
24A、24B、24C カットマーク
26 タワーランプ
27 警告ランプ
28 織布端部
Claims (8)
- 製織された織布を、サーフェスローラにより引き取るとともに巻取ローラにより巻き取る織機の織布巻取、巻戻し方法において、
前記巻取ローラを専用の織布巻取モータにより前記織機及び前記サーフェスローラから独立して駆動可能とし、織機の停止時に前記巻取ローラを前記織布巻取モータにより単独正転又は単独逆転し、前記巻取ローラの織布巻き付け又は織布巻戻しを行うことを特徴とする織機の織布巻取、巻戻し方法。 - 設定された製織長の織布を製織後、設定された織布緩め長を製織して織機の運転を停止し、前記織布巻取モータを単独逆転して前記巻取ローラから前記織布緩め長を巻戻すことを特徴とする請求項1に記載の織機の織布巻取、巻戻し方法。
- 設定された製織長の織布の製織により警告ランプを点滅し、前記警告ランプの点滅を確認後織機の製織運転を停止し、前記織布巻取モータを単独逆転して前記巻取ローラから織布を巻戻し、前記設定された製織長を表示するカットマークの確認後、前記織布巻取モータを停止することを特徴する請求項1に記載の織機の織布巻取、巻戻し方法。
- 前記巻取ローラを織機に装着し、前記巻取ローラに織布端部を巻き付けた後、織布巻取モータ正転スイッチを操作して織布巻取モータを単独正転し、前記織布巻取モータの巻取トルクが予め設定された巻取トルクに達した後、前記織布巻取モータの単独正転を停止することを特徴とする請求項1に記載の織機の織布巻取、巻戻し方法。
- 織機の停止前に前記巻取ローラを単独停止し、前記サーフェスローラから送り出される織布に緩みを形成することを特徴とする請求項1に記載の織機の織布巻取、巻戻し方法。
- 設定された製織長の織布を製織後、前記織布巻取モータを単独停止するとともに織機の製織運転を継続し、設定された織布緩め長に相当する織布が前記サーフェスローラから送り出された時、織機の製織運転を停止することを特徴とする請求項5に記載の織機の織布巻取、巻戻し方法。
- 製織された織布を、サーフェスローラにより引き取るとともに巻取ローラにより巻き取る織機の織布巻取、巻戻し装置において、
前記巻取ローラを前記織機及び前記サーフェスローラから独立して駆動する専用の織布巻取モータを設け、前記織機の停止時に前記織布巻取モータを単独正転及び単独逆転する制御部を備える制御装置を設けたことを特徴とする織機の織布巻取、巻戻し装置。 - 前記サーフェスローラは、専用の織布引取モータにより駆動されることを特徴とする請求項7に記載の織機の織布巻取、巻戻し装置。
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