JP2013050686A - レンズ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが自分の好みに合わせた、あるいは撮影の状況に応じた操作トルクで操作することができるレンズ装置を提供する。
【解決手段】本発明の一の実施形態に係るレンズ装置では、アクチュエータ22が抑制用部材24をリング26に押し付ける力F1を調整し、押し付けにより生じる摩擦力を変化させることで補助トルクの方向及び大きさを変化させ、操作トルクの目標値が達成されるようにする。またカム筒6の回転速度及び方向と操作トルク目標値との関係を示すテーブルデータがEEPROM42に複数記憶されており、ユーザはテーブルデータ設定ダイヤル21を回動することで所望のテーブルデータを選択できる。これによりユーザは自分の好みに合わせた、あるいは撮影の状況に応じた操作トルクでレンズ装置2を操作することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明はレンズ装置に係り、特に操作トルクが可変なレンズ装置に関する。
テレビカメラ等に装着されるレンズ装置は、一般にフォーカスリングやズームリング、アイリスリングを備え、ユーザ(カメラマン)がこれらのリングを回動操作することでフォーカス位置やズーム倍率、アイリスの値等を調整しているが、これらリングの操作トルクをユーザが調整できるようにしたレンズ装置が知られている。例えば特許文献1に記載の技術では、鏡筒本体と、その外側の操作環の隙間に弾性部材と摺動部材を挿入し、摺動部材への付勢力を調整することによって、操作トルクを調整することが記載されている。
また、特許文献2に記載の技術では、対向する永久磁石の間隔を調整することで、誘導起電力により生じる力の大きさを変更し、操作トルクの負荷を変化させることが記載されている。
特開平6−123829公報 特開平7−191254号公報
しかしながら上記特許文献1に記載のレンズ鏡筒では、摺動部材を鏡筒本体に押し付けて摩擦力を発生させているが、操作トルクの調整は操作レバーのねじ込み量を加減することで行っており、ユーザがレンズ装置を操作する際、操作トルクを即座に任意のものにすることは困難であった。また特許文献2に記載の撮影装置では、ノブを回転させて永久磁石とフィンからとの距離を変化させてフィンに作用する磁界の大きさを制御しており、特許文献1と同様にユーザがレンズ装置を操作する際、操作トルクを即座に所望の大きさにすることは困難であった。
一般にズームレンズ等を手動で操作する場合、ズームレンズをワイド端とテレ端との間で素早く移動させる場合、あるいはフォーカスレンズを至近端と無限遠端との間で素早く移動させる場合には、操作トルクが小さい方が操作しやすく、一方、ゆっくり移動させる場合には、操作トルクが大きい方が操作しやすい。また、操作トルクの大きさは、カメラマンの好みにより異なる。
本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、ユーザが自分の好みに合わせた、あるいは撮影の状況に応じた操作トルクで操作できるレンズ装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の第1の態様に係るレンズ装置は、レンズ鏡筒と、前記レンズ鏡筒の外側に同心円状に配置され回動操作が可能な操作リングと、前記レンズ鏡筒の内側に同心円状に配置され前記操作リングと一体となって回動するカム筒と、を有するレンズ装置であって、前記操作リングまたは前記カム筒の回転速度と該速度に対応する操作トルク目標値との関係があらかじめ記憶された記憶手段と、ユーザによる前記操作リングまたは前記カム筒の操作速度を検出する検出手段と、前記検出した操作速度に基づいて前記記憶手段から操作トルク目標値を読み出して、操作トルク目標値を設定する制御目標設定手段と、前記操作リングまたは前記カム筒の操作トルクが前記設定された操作トルク目標値となるように、前記操作リングまたは前記カム筒に加えられる補助トルクの大きさを変化させるトルク制御手段と、を備えることを特徴とする。第1の態様に係るレンズ装置によれば、ユーザによる操作リングまたはカム筒の操作速度に応じて操作トルクの目標値が設定され、操作リングまたはカム筒に加えられる補助トルクの大きさが、その目標値が実現されるように制御されるので、ユーザは自分の好みに合わせた、あるいは撮影の状況に応じた操作トルクでレンズ装置を操作することができる。
なお第1の態様に係るレンズ装置において、操作速度と目標値との関係はユーザの好みに合わせたもの、あるいは撮影の状況に応じたものを事前に記憶手段に記憶させておけばよい。また「操作リング」とはフォーカスリング、ズームリング、アイリスリング等であってよい。
本発明の第2の態様に示すように、第1の態様に係るレンズ装置において、前記記憶手段には、前記操作リングまたは前記カム筒の操作速度及び操作方向と操作トルク目標値との関係があらかじめ記憶されており、前記検出手段はユーザによる前記操作リングまたは前記カム筒の操作速度及び操作方向を検出し、前記制御目標設定手段は、前記検出した操作速度及び操作方向に基づいて前記記憶手段から操作トルク目標値を読み出して操作トルク目標値を設定し、前記トルク制御手段は、前記操作リングまたは前記カム筒の操作トルクが前記設定された操作トルク目標値となるように、前記操作リングまたは前記カム筒に加えられる補助トルクの大きさ及び方向を変化させるようにしてもよい。第2の態様に係るレンズ装置では、ユーザによる操作リングまたはカム筒の操作速度に加えてさらに操作方向を考慮して制御が行われるので、ユーザはより自分の好みに合わせた、あるいはより撮影の状況に応じた操作トルクでレンズ装置を操作することができる。
本発明の第3の態様に示すように、第2の態様に係るレンズ装置において、前記記憶手段には前記操作リングまたは前記カム筒の操作速度及び操作方向と操作トルク目標値との関係が複数記憶されており、当該複数記憶された関係のうち操作トルク目標値の設定に用いられる関係を選択する選択手段をさらに有するようにしてもよい。これによりユーザは、操作トルク目標値の設定に用いられる関係を任意に変更することでより適切な操作トルクを得ることができ、また複数のユーザに対応させることも可能である。
本発明の第4の態様に示すように、第2または第3の態様に係るレンズ装置において、前記トルク制御手段は、前記操作リングまたは前記カム筒に押し付けられる抑制用部材を備え、前記抑制用部材の押し付けによる摩擦力を増大または減少させることで前記補助トルクの方向及び大きさを変化させるようにしてもよい。第4の態様は、トルク制御の具体的な内容の一例を示すものである。
本発明の第5の態様に示すように、第4の態様に係るレンズ装置において、前記抑制用部材の摩耗性は、前記操作リングまたは前記カム筒の前記抑制用部材が押し付けられる部分の摩耗性よりも高くしてもよい。第5の態様では、部材のメンテナンスや交換の手間やコストの観点から、抑制用部材の摩耗性を抑制部材が押し付けられる部分の摩耗性よりも高くしたものである。
本発明の第6の態様に示すように、第2の態様に係るレンズ装置において、前記トルク制御手段は、前記操作リングまたは前記カム筒と前記レンズ鏡筒との一方において周方向に配設された磁石と、他方に配設され前記レンズ装置の軸方向に電流が流れるコイルと、を有し、前記コイルに流す電流の方向及び大きさを調整することで、前記磁石と前記コイルとの間に生じる誘導起電力の方向及び大きさを制御し、これにより前記補助トルクの方向及び大きさを変化させるようにしてもよい。第6の態様は、トルク制御の具体的な内容の他の例を示すものであり、このような態様によっても本発明の目的を達することができる。
本発明の第7の態様に示すように、第2の態様に係るレンズ装置において、前記トルク制御手段はモータと、前記モータの回転軸に取り付けられ前記モータが発生するトルクを前記操作リングまたは前記カム筒に伝達する円筒状または円盤状の回転部材と、を備え、前記回転部材と前記操作リングまたは前記カム筒とは面接触し、前記トルク制御手段は、前記モータの回転速度及び方向を変化させることで前記補助トルクの方向及び大きさを変化させるようにしてもよい。第7の態様はトルク制御の具体的な内容のさらに他の例を示すもので、このような態様によっても本発明の目的を達することができる。
本発明の第8の態様に示すように、第6または第7の態様に係るレンズ装置において、前記トルク制御手段は、前記検出された回転速度が第1のしきい値以上であるときは、前記操作リングまたは前記カムの回転を補助するように前記補助トルクの方向及び大きさを変化させ、前記検出された回転速度が前記第1のしきい値より小さい第2のしきい値以下であるときは、前記操作リングまたは前記カムの回転を抑制するように前記補助トルクの方向及び大きさを変化させるようにしてもよい。これにより、フォーカスレンズやズームレンズ、アイリスを素早く移動・操作したい場合は操作リングを素早く回転することで操作トルクを小さくし、一方、ゆっくり移動・操作したい場合は操作リングをゆっくり回転させることで操作トルクを大きくすることができ、ユーザの好みや撮影の状況に応じた操作トルクでレンズ装置を操作することができる。
以上説明したように、本発明係るレンズ装置によれば、ユーザが自分の好みに合わせた、あるいは撮影の状況に応じた操作トルクで操作することができる。
本発明の実施形態に係るレンズ装置の外観図である。 本発明の第1の実施形態に係り、抑止用部材による操作トルク制御の様子を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係り、電磁力を利用した操作トルク制御の様子を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係り、レンズ装置の構成とトルク制御用部材の配置を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係り、電磁力発生の様子を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係り、操作トルクの制御を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係り、モータによる操作トルク制御の様子を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係り、操作トルクの制御を示すフローチャートである。
以下、添付図面に従って本発明に係るレンズ装置を実施するための形態について詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係るレンズ装置2の外観図である。レンズ装置2のレンズ鏡筒4にはフォーカスリング10、ズームリング12及びアイリスリング14が設けられている。レンズ装置2の内部構造については図示していないが、一般的に知られているように、鏡筒内には前方から順に固定フォーカスレンズ、移動フォーカスレンズ、変倍レンズ、アイリス、及びリレーレンズ等が設けられている。そしてフォーカスリング10を回動することにより移動フォーカスレンズが光軸に沿って前後移動してフォーカス調整が行われ、ズームリング12を回動することにより変倍が光軸に沿って前後移動してズーム調整が行われる。また、アイリスリング14を回動することによりアイリスの絞り系が調整されるようになっている。
レンズ鏡筒4には駆動ユニット20がビス止めされている。この駆動ユニット内には図示せぬフォーカス駆動用モータ、ズーム駆動用モータ、アイリス駆動用モータ等が内蔵されており、図示せぬギア伝達機構を介してフォーカスリング10、ズームリング12及びアイリスリング14とそれぞれと噛みあい、これらリングを回転駆動する。また駆動ユニット20には、モータ等の制御をするCPU40、制御に必要なプログラム及びデータを記録するEEPROM42、センサ30等が収納されている。
また駆動ユニット20にはズームシーソコントロールスイッチやプリセットスイッチ等の各種スイッチ類が設けられており、撮影開始/終了やズーム操作等を行うことができるようになっている。これらのスイッチ類の中にはテーブルデータ設定ダイヤル21が含まれており、このテーブルデータ設定ダイヤル21を回動させることで、フォーカスリング10等の回転速度及び方向と操作トルク目標値との関係を所望の関係に設定できるようになっている(後述)。
次に、レンズ装置2の構成のうち、本実施の形態に係る部分について説明する。図2はレンズ鏡筒4内部に配置されるカム筒6とその関連部材を示す概念図である。レンズ装置2では、ユーザがフォーカスリング10を回動操作するとカム筒6がこれと一体となって回動し、この回動によりカム溝・カムピン・直進溝等の機構を介してレンズ鏡筒4内のレンズが光軸に沿って前後移動する。カム筒6の基端部側(図2の右側)にはギア28が設けられており、ギア28に結合されたロータリーエンコーダ等のセンサ30が、カム筒6の回転速度及び方向を検出する。
検出された回転速度及び方向はCPU40に入力される。EEPROM42には回転速度及び方向と目標トルクとの関係が示されたテーブルデータが記憶されており、CPUはこのテーブルデータを読み出して操作トルクの目標値を設定する。CPU40はまた、入力された回転速度及び方向と設定された操作トルクの目標値とから、カム筒に加えられる補助トルクの方向及び大きさを算出し、この補助トルクの方向及び大きさを変化させることで、操作トルクの目標値が達成されるように制御する。
具体的にはCPU40は、アクチュエータ22が抑制用部材24をカム筒6の基端部に設けられたリング26に押し付ける力F1を調整して、押し付けにより生じる摩擦力を変化させることにより、補助トルクの方向及び大きさを変化させる。この際、抑制用部材24の押し付け力F1に一定のバイアスをかけておき、補助トルクの方向及び大きさに応じて押し付け力F1をさらに大きくしたり小さくしたりすることができる。なお所望の操作トルクはユーザによって異なっていると考えられるため、レンズ装置2ではセンサ30により検出されたカム筒6の回転速度及び方向と操作トルク目標値との関係を示すテーブルデータがEEPROM42に複数記憶されており、ユーザはテーブルデータ設定ダイヤル21を回動することで所望のテーブルデータを選択できるようになっている。
このように、アクチュエータ22及び抑制用部材24を制御して補助トルクの方向及び大きさを変化させて操作トルクの目標値が達成されるようにすることで、ユーザは自分の好みに合わせた、あるいは撮影の状況に応じた操作トルクでレンズ装置2を操作することができる。
なお第1の実施形態において、抑制用部材24をカム筒6のリング26に押し付けた状態でカム筒6が回転されると、抑制用部材24及びリング26は時間の経過と共に徐々に摩耗して行く。この際、部材のメンテナンスや交換に要する時間やコストを考慮すると、リング26よりも抑制用部材24が摩耗しやすくなるように素材を選択することが好ましい。このような素材の組合せとしては、例えば抑制用部材24をナイロン製とし、リング26(またはその外周部)をデルリン(登録商標)製とすることが考えられる。デルリン(登録商標)は一般にはポリオキシメチレン(polyoxymethylene)として知られ、ホルムアルデヒドを原料としたポリアセタール樹脂(POM)である。
なお本実施形態においてはカム筒6に対する抑制用部材24の押し付け力を変化させることで補助トルクの方向及び大きさを変化させていたが、カム筒6ではなくフォーカスリング10、ズームリング12、アイリスリング14に対する抑制用部材を設けてその押し付け力を変化させるようにしてもよい。
<第2の実施形態>
上述した第1の実施形態ではカム筒6に対する抑制用部材24の押し付け力を変化させることで補助トルクの方向及び大きさを変化させていたが、本発明において操作トルク制御の態様はこれに限られるものではない。本第2の実施形態では、磁石とコイルとを用いこれらの間に生じる誘導起電力によりトルク制御を行う態様について説明する。なお以下の説明において、第1の実施形態と同様の要素については同一の参照符号を付し、詳細な説明を省略する。
図3は第2の実施形態に係るレンズ装置の要部を示す概念図である。図3は、フォーカスリング10の内側にレンズ鏡筒4が同心円状に配置されている状態を示している。フォーカスリング10の基端部側(図3(a)中で矢印A2方向)にはギア29が形成されており、このギア29に接するセンサ32でフォーカスリング10の回転速度及び方向を検出する。検出結果はCPU40’に入力され、CPU40’はEEPROM42’に記憶されたテーブルデータを読み出して操作トルクの目標値を設定する。第1の実施形態と同様に、EEPROM42’にはフォーカスリング10の回転速度及び方向と操作トルク目標値との関係を示すテーブルデータが複数記憶されており、ユーザはテーブルデータ設定ダイヤル21’を回動することで所望のテーブルデータを選択できるようになっている。
またフォーカスリング10の内周面にはマグネット(磁石)Mが配置されており、2つの磁石MのN極とS極とがリングの中心軸を挟んで対抗するようになっている。これにより磁力線MLが径方向に発生する。一方、レンズ鏡筒4の外周面には、鏡筒の軸方向に沿ってコイルCが配置されており、鏡筒の基端部側から先端側(図中の矢印A1方向)、または先端側から基端部側(図中の矢印A2方向)に電流が流れるようになっている。電流の方向及び大きさはCPU40’が算出し、電流制御回路44が制御する。
図4は、フォーカスリング10、レンズ鏡筒4、カム筒6の関係を示す断面図である。上述のようにフォーカスリング10にはマグネット(磁石)Mが、レンズ鏡筒にはコイルCが設けられており、いわゆる中空モータと同様の構成となっている。磁石Mは磁石のN極とS極とがフォーカスリングの中心軸を挟んで対抗するように配設されており、コイルCは、レンズ鏡筒4の中心軸を挟んで対抗する配線同士が一組のコイルを構成している。
次に、コイルCに流す電流の方向とこれにより生じる力の方向の関係について説明する。図5は、コイルCを構成する同線に流す電流の方向と磁力線MLの方向、及びこれらにより生じる力F2の関係を示す図(レンズ鏡筒4を図3(a)の上側から見た場合)である。図5(a)ではコイルCの配線には矢印A1方向(レンズ鏡筒4の基端部側から先端側)に電流Iが流れており、磁力線MLは紙面手前側から紙面奥側に向かって生じているため、誘導起電力F2は図の上から下に向かう方向に生じる。一方図5(b)ではコイルCの配線には矢印A2方向(レンズ鏡筒4の先端側から基端部側)に電流Iが流れており、磁力線MLは紙面手前側から奥側に向かって生じているため、誘導起電力F2’は図の下から上に向かう方向に生じる。このようにレンズ鏡筒4に配設されたコイルCに流す電流の方向を変えることで誘導起電力の向きを変化させ、これによって補助トルクの方向を変化させることができる。なお補助トルクの大きさを変化させるには、電流Iの大きさを変化させればよい。
なお図5では、レンズ鏡筒4の上側部分に着目して説明したが、レンズ鏡筒4の中心軸を挟んで対抗する部分においては、コイルCに上記と逆向きの電流を流すことで同様の制御を行うことができる。
図6は、第2の実施形態における操作トルク制御の処理を示すフローチャートである。第2の実施形態では、フォーカスリング10の回転速度及び方向考慮して誘導起電力の方向及び大きさを変化させるようにしている。
まずS100で、センサ32により検出したフォーカスリング10の回転方向がレンズ装置2の先端側から見て時計回りであるか否か判断する。YESの場合はS102に進み、フォーカスリング10の回転速度がa以上であるか判断して、YESの場合はS104で回転速度に応じた電流を、コイルCの奥から手前(図3の矢印A1方向)に流す。これにより図5(a)の矢印F2の方向に誘導起電力が生じ、フォーカスリング10の回転が補助されることになる。このような制御は回転速度がa以上である(S106でNO)間継続され、回転速度がa未満になると(S106でYES)、S108でコイルCへの通電を停止してS100へ戻る。
S102でNOの場合はS110へ進んで回転速度がb以下であるか否か判断し、YESの場合はS112で回転速度に応じた電流を、コイルCの手前から奥(図3の矢印A2方向)に流す。これにより図5(b)の矢印F2’の方向に誘導起電力が生じ、フォーカスリング10の回転が抑制されることになる。このような制御は回転速度がb以下である(S114でNO)間継続され、回転速度がbより早くなると(S114でYES)、S108でコイルCへの通電を停止してS100へ戻る。S110でNO(回転速度がbより早い)である場合も、S108でコイルCへの通電を停止してS100へ戻る。
一方、S106においてフォーカスリング10の回転方向がレンズ装置2の先端側から見て反時計回りと判断された場合はS116へ進む。S116ではフォーカスリング10の回転速度がa以上であるか判断して、YESの場合はS118で回転速度に応じた電流を、コイルCの手前から奥(図3の矢印A2方向)に流す。これにより図5(b)の矢印F2’の方向に誘導起電力が生じ、フォーカスリング10の回転が補助されることになる。このような制御は回転速度がa以上である(S120でNO)間継続され、回転速度がa未満になると(S120でYES)、S122でコイルCへの通電を停止してS100へ戻る。S116でNOと判断された場合はS124へ進んで回転速度がb以下であるか否か判断し、YESの場合はS126で回転速度に応じた電流を、コイルCの奥から手前(図3の矢印A1方向)に流す。これにより図5(a)の矢印F2方向に誘導起電力が生じ、フォーカスリング10の回転が抑制されることになる。このような制御は回転速度がb以下である(S128でNO)間継続され、回転速度がbより早くなると(S128でYES)、S122でコイルCへの通電を停止してS100へ戻る。
このような制御により第2の実施形態では、フォーカスレンズを至近端と無限遠端との間で素早く移動させたい場合はフォーカスリング10を素早く回転することで操作トルクを小さくし、一方、ゆっくり移動させたい場合はフォーカスリング10をゆっくり回転させることで操作トルクを大きくすることができ、撮影の状況に応じた操作トルクでレンズ装置2を操作することができる。また、ズームリング12やアイリスリング14の操作時も同様に制御することができる。さらに、テーブルデータ設定ダイヤル21’を操作して所望のテーブルデータを選択することで、撮影の状況やカメラマンの好みに応じた操作トルクで操作することができる。
なお上記第2の実施形態では、フォーカスリング10にマグネットを設けレンズ鏡筒4にコイルを設ける場合について説明したが、ズームリング12、アイリスリング14にマグネットを設ける場合も同様に実施できる。またマグネットとコイルの配置をこれらリングとレンズ鏡筒4との間で逆にしてもよい。さらに、カム筒6またはレンズ鏡筒4にマグネットを設け他方にコイルを設けるようにしてもよい。これらの構成を採用する場合は、各構成に応じた電流の流し方により、上述の説明と同様の制御を行うことができる。
<第3の実施形態>
本第3の実施形態では、モータによりトルク制御を行う態様について説明する。図7は第3の実施形態に係るレンズ装置の要部を示す概念図である。フォーカスリング10の基端部側(図7中で矢印A2側)にはギア35が形成されており、このギア35に接するセンサ34でフォーカスリング10の回転速度及び方向を検出する。検出結果はCPU40”に入力され、CPU40”はEEPROM42”に記憶されたテーブルデータを読み出して操作トルクの目標値を設定する。CPU40”は、操作トルクが設定した目標値となるようにモータ36の回転を制御する。モータ36の回転は、円筒状の伝達部材37を介してフォーカスリング10に伝達される。また第1,第2の実施形態と同様に、EEPROM42”にはフォーカスリング10の回転速度及び方向と操作トルク目標値との関係を示すテーブルデータが複数記憶されており、ユーザはテーブルデータ設定ダイヤル21”を回動することで所望のテーブルデータを選択できるようになっている。なお以下の説明において、第1,第2の実施形態と同様の要素については同一の参照符号を付し、詳細な説明を省略する。
図8は、第3の実施形態における操作トルク制御の処理を示すフローチャートである。第3の実施形態では、ユーザがフォーカスリング10を速く回転させたときはモータにより回転を補助し、フォーカスリング10をゆっくり回転させたときはモータにより回転を抑制する。具体的には、センサ34により検出した回転速度がa以上であるか判断し(S200)、YESの場合はS202でフォーカスリング10の回転を補助する方向にモータ36を回転させる。回転速度がa以上である間はS204での判断がNOとなりS202へ戻ってカム筒6の回転補助が継続され、回転速度がa未満の場合はS204での判断がYESとなりS206へ進んでモータ36への通電を停止し、S200へ戻る。
一方、S200において検出した回転速度がa未満(判断がNO)の場合はS208へ進んで回転速度がb以下であるか否か判断する。YESの場合はS210へ進んでフォーカスリング10の回転を抑制する方向にモータ36を回転させる。このようなフォーカスリング10の回転抑制は、回転速度がb以下(S212でNO)の間継続され、回転速度がbより早くなると(S212でYES)S206でモータ36への通電を停止し、S200へ戻る。なお、S208でNO(回転速度がbより早い)の場合はS200へ戻る。
このような制御により第3の実施形態では、フォーカスレンズを至近端と無限遠端との間で素早く移動させたい場合はフォーカスリング10を素早く回転することで操作トルクを小さくし、一方、ゆっくり移動させたい場合はフォーカスリング10をゆっくり回転させることで操作トルクを大きくすることができ、撮影の状況に応じた操作トルクでレンズ装置2を操作することができる。また、ズームリング12やアイリスリング14の操作時も同様に制御することができる。さらに、テーブルデータ設定ダイヤル21”を操作して所望のテーブルデータを選択することで、撮影の状況やカメラマンの好みに応じた操作トルクで操作することができる。
なお第3の実施形態では、伝達部材37とフォーカスリング10とが面接触するように、伝達部材37の素材及びフォーカスリング10への押し付け力が調整されている。したがってユーザが急な操作(回転を急に止めるなど)を行った場合は伝達部材37とフォーカスリング10の接触面がすべり、モータ36の力がフォーカスリング10に過剰に加わることが防止されるようになっている。
また第3の実施形態では、モータ36の回転をフォーカスリング10に伝達する場合について説明したが、ズームリング12やアイリスリング14に伝達する場合についても同様に実施することができる。またモータ36の回転はこれらリングではなくカム筒6に伝達するようにしてもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、及び図面中において示した装置、システム、プログラム、及び方法における動作、手順、ステップ、及び段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、及び図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
2…レンズ装置、4…レンズ鏡筒、6…カム筒、10…フォーカスリング、12…ズームリング、14…アイリスリング、20…駆動ユニット、21,21’,21”…テーブルデータ設定ダイヤル、22…アクチュエータ、24…抑制用部材、26…リング、28,29,35…ギア、30,32,34…センサ、36…モータ、37…伝達部材、40,40’,40”…CPU、42,42’,42”…EEPROM

Claims (8)

  1. レンズ鏡筒と、前記レンズ鏡筒の外側に同心円状に配置され回動操作が可能な操作リングと、前記レンズ鏡筒の内側に同心円状に配置され前記操作リングと一体となって回動するカム筒と、を有するレンズ装置であって、
    前記操作リングまたは前記カム筒の回転速度と該速度に対応する操作トルク目標値との関係があらかじめ記憶された記憶手段と、
    ユーザによる前記操作リングまたは前記カム筒の操作速度を検出する検出手段と、
    前記検出した操作速度に基づいて前記記憶手段から操作トルク目標値を読みだして、操作トルク目標値を設定する制御目標設定手段と、
    前記操作リングまたは前記カム筒の操作トルクが前記設定された操作トルク目標値となるように、前記操作リングまたは前記カム筒に加えられる補助トルクの大きさを変化させるトルク制御手段と、
    を備えることを特徴とするレンズ装置。
  2. 前記記憶手段には、前記操作リングまたは前記カム筒の操作速度及び操作方向と操作トルク目標値との関係があらかじめ記憶されており、
    前記検出手段はユーザによる前記操作リングまたは前記カム筒の操作速度及び操作方向を検出し、
    前記制御目標設定手段は、前記検出した操作速度及び操作方向に基づいて前記記憶手段から操作トルク目標値を読みだして操作トルク目標値を設定し、
    前記トルク制御手段は、前記操作リングまたは前記カム筒の操作トルクが前記設定された操作トルク目標値となるように、前記操作リングまたは前記カム筒に加えられる補助トルクの大きさ及び方向を変化させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
  3. 前記記憶手段には前記操作リングまたは前記カム筒の操作速度及び操作方向と操作トルク目標値との関係が複数記憶されており、
    当該複数記憶された関係のうち操作トルク目標値の設定に用いられる関係を選択する選択手段をさらに有する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のレンズ装置。
  4. 前記トルク制御手段は、前記操作リングまたは前記カム筒に押し付けられる抑制用部材を備え、前記抑制用部材の押し付けによる摩擦力を増大または減少させることで前記補助トルクの方向及び大きさを変化させることを特徴とする、請求項2または3に記載のレンズ装置。
  5. 前記抑制用部材の摩耗性は、前記操作リングまたは前記カム筒の前記抑制用部材が押し付けられる部分の摩耗性よりも高いことを特徴とする、請求項4に記載のレンズ装置。
  6. 前記トルク制御手段は、前記操作リングまたは前記カム筒と前記レンズ鏡筒との一方において周方向に配設された磁石と、他方に配設され前記レンズ装置の軸方向に電流が流れるコイルと、を有し、前記コイルに流す電流の方向及び大きさを調整することで、前記磁石と前記コイルとの間に生じる誘導起電力の方向及び大きさを制御し、これにより前記補助トルクの方向及び大きさを変化させることを特徴とする、請求項2に記載のレンズ装置。
  7. 前記トルク制御手段はモータと、前記モータの回転軸に取り付けられ前記モータが発生するトルクを前記操作リングまたは前記カム筒に伝達する円筒状または円盤状の回転部材と、を備え、
    前記回転部材と前記操作リングまたは前記カム筒とは面接触し、
    前記トルク制御手段は、前記モータの回転速度及び方向を変化させることで前記補助トルクの方向及び大きさを変化させることを特徴とする、請求項2に記載のレンズ装置。
  8. 前記トルク制御手段は、
    前記検出された回転速度が第1のしきい値以上であるときは、前記操作リングまたは前記カムの回転を補助するように前記補助トルクの方向及び大きさを変化させ、
    前記検出された回転速度が前記第1のしきい値より小さい第2のしきい値以下であるときは、前記操作リングまたは前記カムの回転を抑制するように前記補助トルクの方向及び大きさを変化させる、
    ことを特徴とする請求項6または7に記載のレンズ装置。
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