JP2002213607A - 変速機のシフトアクチュエータ - Google Patents

変速機のシフトアクチュエータ

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JP2002213607A JP2001013163A JP2001013163A JP2002213607A JP 2002213607 A JP2002213607 A JP 2002213607A JP 2001013163 A JP2001013163 A JP 2001013163A JP 2001013163 A JP2001013163 A JP 2001013163A JP 2002213607 A JP2002213607 A JP 2002213607A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐久性に優れ、かつ、作動速度が速い変速機
のシフトアクチュエータを提供する。 【解決手段】 変速機のシフトレバーをシフト方向に作
動する変速機のシフトアクチュエータであって、シフト
レバーに連結した作動部材と係合するシフトプランジャ
と、該シフトプランジャの外周面に配設された磁石可動
体と、該磁石可動体を包囲して配設された筒状の固定ヨ
ークと、該固定ヨークの内側に軸方向に併設された一対
のコイルとを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載された
変速機のシフトレバーをシフト方向に作動する変速機の
シフトアクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】変速機のシフトレバーをシフト方向に作
動する変速機のシフトアクチュエータとしては、一般に
空気圧や油圧等の流体圧を作動源とした流体圧シリンダ
が用いられている。この流体圧シリンダを用いたシフト
アクチュエータは、流体圧源と接続する配管が必要であ
るとともに、作動流体の流路を切り換えるための電磁切
り換え弁を配設する必要があり、これらを配置するため
のスペースを要するとともに、装置全体の重量が重くな
るという問題がある。また近年、圧縮空気源や油圧源を
具備していない車両に搭載する変速機のシフトアクチュ
エータとして、電動モータ式のアクチュエータが提案さ
れている。電動モータによって構成したシフトアクチュ
エータは、流体圧シリンダを用いたアクチュエータのよ
うに流体圧源と接続する配管や電磁切り換え弁を用いる
必要がないので、装置全体をコンパクトで且つ軽量に構
成することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電動モータを用いたア
クチュエータにおいては、所定の作動力を得るために減
速機構が必要となる。この減速機構としては、ボールネ
ジ機構を用いたものと、歯車機構を用いたものが提案さ
れている。これらボールネジ機構および歯車機構を用い
たアクチュエータは、ボールネジ機構および歯車機構の
耐久性および電動モータの耐久性、作動速度において必
ずしも満足し得るものではない。
【0004】本発明は上記事実に鑑みてなされたもの
で、その主たる技術的課題は、耐久性に優れ、かつ、作
動速度が速い変速機のシフトアクチュエータを提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記主
たる技術的課題を解決するために、変速機のシフトレバ
ーをシフト方向に作動する変速機のシフトアクチュエー
タにおいて、該シフトレバーに連結した作動部材と係合
するシフトプランジャと、該シフトプランジャの外周面
に配設された磁石可動体と、該磁石可動体を包囲して配
設された筒状の固定ヨークと、該固定ヨークの内側に軸
方向に併設された一対のコイルとを具備している、こと
を特徴とする変速機のシフトアクチュエータが提供され
る。
【0006】また、本発明によれば、上記磁石可動体は
上記シフトプランジャの外周面に装着された可動ヨーク
と、該可動ヨークの外周面に装着され外周面および内周
面に磁極を備えた環状の永久磁石とを具備しており、上
記可動ヨークは該永久磁石が装着される筒状部と該筒状
部の両端に設けられた環状の鍔部とを備え、該鍔部の外
周面が上記固定ヨークの内周面に近接して構成されてい
る、変速機のシフトアクチュエータが提供される。
【0007】更に、本発明によれば、上記磁石可動体は
上記シフトプランジャの外周面に装着された中間ヨーク
と、該中間ヨークを挟んで両側にそれぞれ配設され軸方
向両端面に磁極を備えた環状の一対の永久磁石と、該一
対の永久磁石のそれぞれ軸方向外側に配設された一対の
可動ヨークとを具備しており、上記一対の可動ヨークは
それぞれ外周面が上記固定ヨークの内周面に近接して構
成される環状の鍔部を備えている、変速機のシフトアク
チュエータが提供される。上記一対の永久磁石は、互い
に対向する端面が同極に形成されていることが望まし
い。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従って構成された
変速機のシフトアクチュエータの好適実施形態を図示し
ている添付図面を参照して、更に詳細に説明する。
【0009】図1は本発明に従って構成された第1の実
施形態におけるシフトアクチュエータを備えた変速操作
装置を示す断面図、図2は図1におけるA−A線断面図
である。図示の実施形態における変速操作装置2は、セ
レクトアクチュエータ3とシフトアクチュエータ5とか
ら構成されている。セレクトアクチュエータ3は、円筒
状に形成された3個のケーシング31a、31b、31
cを具備している。この3個のケーシング31a、31
b、31c内にはコントロールシャフト32が配設され
ており、該コントロールシャフト32の両端部が両側の
ケーシング31aおよび31cに軸受33aおよび33
bを介して回転可能に支持されている。コントロールシ
ャフト32の中間部にはスプライン321が形成されて
おり、該スプライン321部にシフトレバー34と一体
的に構成された筒状のシフトスリーブ35が軸方向に摺
動可能にスプライン嵌合している。このシフトレバー3
4およびシフトスリーブ35はステンレス鋼等の非磁性
材によって構成されており、シフトレバー34は中央の
ケーシング31bの下部に形成された開口311bを挿
通して配設されている。シフトレバー34の先端部は、
第1のセレクト位置SP1、第2のセレクト位置SP
2、第3のセレクト位置SP3、第4のセレクト位置S
P4に配設された図示しない変速機のシフト機構を構成
するシフトブロック301、302、303、304と
適宜係合するようになっている。
【0010】上記シフトスリーブ35の外周面には、磁
石可動体36が配設されている。この磁石可動体36
は、シフトスリーブ35の外周面に装着され軸方向両端
面に磁極を備えた環状の永久磁石361と、該永久磁石
361の軸方向外側に配設された一対の可動ヨーク36
2、363とによって構成されている。図示の実施形態
における永久磁石361は、図1および図2において右
端面がN極に着磁され、図1および図2において左端面
がS極に着磁されている。上記一対の可動ヨーク36
2、363は、磁性材によって環状に形成されている。
このように構成された磁石可動体36は、一方(図1お
よび図2において右側)の可動ヨーク362の図1およ
び図2において右端がシフトスリーブ35に形成された
段部351に位置決めされ、他方(図1および図2にお
いて左側)の可動ヨーク363の図1および図2におい
て右端がシフトスリーブ35に装着されたスナップリン
グ37によって位置決めされて、軸方向の移動が規制さ
れている。磁石可動体36の外周側には、磁石可動体3
6を包囲して固定ヨーク39が配設されている。この固
定ヨーク39は、磁性材によって筒状に形成されてお
り、上記中央のケーシング31bの内周面に装着されて
いる。固定ヨーク39の内側には、一対のコイル40、
41が配設されている。この一対のコイル40、41
は、合成樹脂等の非磁性材によって形成され上記固定ヨ
ーク39の内周面に装着されたボビン42に捲回されて
いる。なお、一対のコイル40、41は、図示しない電
源回路に接続するようになっている。また、コイル40
の軸方向長さは、上記第1のセレクト位置SP1から第
4のセレクト位置SP4までのセレクト長さに略対応し
た長さに設定されている。上記固定ヨーク39の両側に
は、それぞれ端壁43、44が装着されている。この端
壁43、44の内周部には、上記シフトスリーブ35の
外周面に接触するシール部材45、46がそれぞれ装着
されている。
【0011】セレクトアクチュエータ3は以上のように
構成されており、上記シフトスリーブ35に配設された
磁石可動体36と固定ヨーク39および一対のコイル4
0、41とによって構成されるリニアモータの原理によ
って作動する。以下その作動について図3を参照して説
明する。第1の実施形態におけるセレクトアクチュエー
タ3においては、図3の(a)および図3の(b)に示
すように永久磁石361のN極、一方の可動ヨーク36
2、一方のコイル40、固定ヨーク39、他方のコイル
41、他方の可動側ヨーク363、永久磁石361のS
極を通る磁気回路368が形成される。このような状態
において、一対のコイル40、41に図3の(a)で示
す方向にそれぞれ反対方向の電流を流すと、フレミング
の左手の法則に従って、永久磁石361即ちシフトスリ
ーブ35には図3の(a)において矢印で示すように右
方に推力が発生する。一方、一対のコイル40、41に
図3の(b)で示すように図3の(a)と反対方向に電
流を流すと、フレミングの左手の法則に従って、永久磁
石361即ちシフトスリーブ35には図3の(b)にお
いて矢印で示すように左方に推力が発生する。上記永久
磁石361即ちシフトスリーブ35に発生する推力の大
きさは、一対のコイル40、41に供給する電力量によ
って決まる。
【0012】図示の実施形態におけるセレクトアクチュ
エータ3は、上記永久磁石361即ちシフトスリーブ3
5に作用する推力の大きさと協働してシフトレバー34
を上記第1のセレクト位置SP1、第2のセレクト位置
SP2、第3のセレクト位置SP3、第4のセレクト位
置SP4に位置規制するための第1のセレクト位置規制
手段47および第2のセレクト位置規制手段48を具備
している。第1のセレクト位置規制手段47は、中央の
ケーシング31bの図1および図2において右端部に所
定の間隔を置いて装着されたスナップリング471、4
72と、該スナップリング471と472との間に配設
された圧縮コイルばね473と、該圧縮コイルばね47
3と一方のスナップリング471との間に配設された移
動リング474と、該移動リング474が図1および図
2において右方に所定量移動したとき当接して移動リン
グ474の移動を規制するストッパ475とからなって
いる。
【0013】以上のように構成された第1のセレクト位
置規制手段47は、図1および図2に示す状態から上記
一対のコイル40、41に例えば2.4Vの電圧で図3
の(a)に示すように電流を流すと、永久磁石361即
ちシフトスリーブ35が図1および図2において右方に
移動し、シフトスリーブ35の図1および図2において
右端が移動リング474に当接して位置規制される。こ
の状態においては、永久磁石361即ちシフトスリーブ
35に作用する推力よりコイルばね473のばね力の方
が大きくなるように設定されており、このため、移動リ
ング474に当接したシフトスリーブ35は移動リング
474が一方のスナップリング471に当接した位置に
停止せしめられる。このとき、シフトスリーブ35と一
体に構成されたシフトレバー34は、第2のセレクト位
置SP2に位置付けされる。次に、上記一対のコイル4
0、41に例えば4.8Vの電圧で図3の(a)に示す
ように電流を流すと、ヨーク36即ちシフトスリーブ3
5に作用する推力がコイルばね473のばね力より大き
くなるように設定されており、このため、シフトスリー
ブ35は移動リング474と当接した後にコイルばね4
73のばね力に抗して図1および図2において右方に移
動し、移動リング474がストッパ475に当接した位
置で停止される。このとき、シフトスリーブ35と一体
に構成されたシフトレバー34は、第1のセレクト位置
SP1に位置付けされる。
【0014】次に、上記第2のセレクト位置規制手段4
8について説明する。第2のセレクト位置規制手段48
は、中央のケーシング31bの図1および図2において
左端部に所定の間隔を置いて装着されたスナップリング
481、482と、該スナップリング481と482と
の間に配設されたコイルばね483と、該コイルばね4
83と一方のスナップリング481との間に配設された
移動リング484と、該移動リング484が図1および
図2において左方に所定量移動したとき当接して移動リ
ング484の移動を規制するストッパ485とからなっ
ている。
【0015】以上のように構成された第2のセレクト位
置規制手段48は、図1および図2に示す状態から上記
一対のコイル40、41に例えば2.4Vの電圧で図3
の(b)に示すように電流を流すと、永久磁石361即
ちシフトスリーブ35が図1および図2において左方に
移動し、シフトスリーブ35の図1および図2において
左端が移動リング484に当接して位置規制される。こ
の状態においては、永久磁石361即ちシフトスリーブ
35に作用する推力よりコイルばね483のばね力の方
が大きくなるように設定されており、このため、移動リ
ング484に当接したシフトスリーブ35は移動リング
484が一方のスナップリング481に当接した位置に
停止せしめられる。このとき、シフトスリーブ35と一
体に構成されたシフトレバー34は、第3のセレクト位
置SP3に位置付けされる。次に、上記一対のコイル4
0、41に例えば4.8Vの電圧で図3の(b)に示す
ように電流を流すと、永久磁石361即ちシフトスリー
ブ35に作用する推力がコイルばね483のばね力より
大きくなるように設定されており、このため、シフトス
リーブ35は移動リング484と当接した後にコイルば
ね483のばね力に抗して図1および図2において左方
に移動し、移動リング484がストッパ485に当接し
た位置で停止される。このとき、シフトスリーブ35と
一体に構成されたシフトレバー34は、第4のセレクト
位置SP4に位置付けされる。以上のように、図示の実
施形態においては第1のセレクト位置規制手段47およ
び第2のセレクト位置規制手段48を設けたので、一対
のコイル40、41に供給する電力量を制御することに
より、位置制御することなくシフトレバー34を所定の
セレクト位置に位置付けることが可能となる。
【0016】図示の実施形態における変速操作装置は、
上記シフトレバー34と一体に構成されたシフトスリー
ブ35の位置、即ちセレクト方向の位置を検出するため
のセレクト位置検出センサ8を具備している。このセレ
クト位置検出センサ8はポテンショメータからなり、そ
の回動軸81にレバー82の一端部が取り付けられてお
り、このレバー82の他端部に取り付けられた係合ピン
83が上記シフトスリーブ35に設けられた係合溝35
2に係合している。従って、シフトスリーブ35が図2
において左右に移動すると、レバー82が回動軸81を
中心として揺動するため、回動軸81が回動してシフト
スリーブ35の作動位置、即ちセレクト方向位置を検出
することができる。このセレクト位置検出センサ8から
の信号に基づいて、図示しない制御手段により上記セレ
クトアクチュエータ3(3a、3b)のコイル40、4
1(40a、40b)に印加する電圧および電流の方向
を制御することによって、上記シフトレバー34を所望
のセレクト位置に位置付けることができる。
【0017】また、図示の実施形態における変速操作装
置2は、上記シフトレバー34と一体に構成されたシフ
トスリーブ35を装着したコントロールシャフト32の
回動位置、即ちシフトストローク位置を検出するシフト
ストローク位置検出センサ9を具備している。このシフ
トストローク位置検出センサ9はポテンショメータから
なり、その回動軸91が上記コントロールシャフト32
に連結されている。従って、コントロールシャフト32
が回動すると回動軸91が回動してコントロールシャフ
ト32の回動位置、即ちシフトストローク位置を検出す
ることができる。
【0018】次に、本発明に従って構成されたシフトア
クチュエータの第1の実施形態について、主に図4を参
照して説明する。図4は、図1におけるB−B線断面図
である。図4に示す第1の実施形態におけるシフトアク
チュエータ5は、ケーシング51と、該ケーシング51
の中心部に配設され上記セレクトアクチュエータ3のケ
ーシング31a、31b、31c内に配設されたコント
ロールシャフト32に装着された作動レバー50と係合
するシフトプランジャ52と、該シフトプランジャ52
の外周面に配設された磁石可動体53と、該磁石可動体
53を包囲してケーシング51の内側に配設された筒状
の固定ヨーク54と、該固定ヨーク54の内側に軸方向
に併設された一対のコイル55、56とを具備してい
る。なお、上記シフトプランジャ52と係合する作動レ
バー50は、その基部にコントロールシャフト32と嵌
合する穴501を備えており、該穴501の内周面に形
成されたキー溝502とコントロールシャフト32の外
周面に形成されたキー溝322にキー503を嵌合する
ことによりコントロールシャフト32と一体的に回動す
るように構成されている。この作動レバー50は、コン
トロールシャフト32および上記シフトスリーブ35を
介してシフトレバー34に連結した作動部材として機能
し、図1および図2において左側のケーシング31aの
下部に形成された開口311aを挿通して配設されてい
る。
【0019】ケーシング51は、図示の実施形態におい
てはステンレス鋼やアルミニウム合金等の非磁性材によ
って円筒状に形成されている。シフトプランジャ52
は、ステンレス鋼等の非磁性材によって構成され、その
図3において左端部には切欠溝521が形成されてお
り、この切欠溝521に作動レバー50先端部が係合す
るように構成されている。
【0020】磁石可動体53は、上記シフトプランジャ
52の外周面に装着された可動ヨーク531と、該可動
ヨーク531の外周面に上記一対のコイル55、56の
内周面と対向して配設された環状の永久磁石532とを
具備している。上記可動側ヨーク531は磁性材によっ
て形成され、永久磁石532が装着される筒状部531
aと、該筒状部531aの両端にそれぞれ設けられた環
状の鍔部531b、531cとを有しており、鍔部53
1b、531cの外周面が上記固定ヨーク54の内周面
に近接して構成されている。鍔部531b、531cの
外周面と固定ヨーク54の内周面との隙間は小さいほど
望ましいが、製作誤差等を考慮して図示の実施形態にお
いては0.5mmに設定されている。このように構成さ
れた可動ヨーク531は、その両側にそれぞれ配設され
シフトプランジャ52に装着されたスナップリング53
5、537によって軸方向移動が規制されている。上記
永久磁石532は、外周面および内周面に磁極を備えて
おり、図示の実施形態においては外周面にN極が内周面
にS極が形成されている。このように形成された永久磁
石532は、可動ヨーク531の筒状部531aの外周
面に装着されており、その両側にそれぞれ配設され可動
側ヨーク531の筒状部531aに装着されたスナップ
リング533、534によって軸方向移動が規制されて
いる。
【0021】上記固定ヨーク54は、磁性材によって形
成されケーシング51の内周面に装着されている。上記
一対のコイル55、56は、合成樹脂等の非磁性材によ
って形成され上記固定ヨーク54の内周面に装着された
ボビン57に捲回されている。この一対のコイル55、
56は、図示しない電源回路に接続するようになってい
る。なお、一対のコイル55、56の軸方向長さは、シ
フトアクチュエータ5の作動ストロークによって適宜設
定される。
【0022】上記ケーシング51の両側には、それぞれ
端壁61、62が装着されている。この端壁61、62
は、ステンレス鋼やアルミニウム合金或いは適宜の合成
樹脂等の非磁性材によって形成されており、それぞれ中
心部に上記シフトプランジャ52が挿通する穴611、
621が設けられている。この穴611、621を挿通
して配設されるシフトプランジャ52は、穴611、6
21の内周面によって軸方向に摺動可能に支持される。
なお、端壁61、62のそれぞれ外側内周部には切欠部
612、622が形成されており、この切欠部612、
622にそれぞれシール部材63、64が装着されてい
る。
【0023】第1の実施形態におけるシフトアクチュエ
ータ5は以上のように構成されており、以下その作動に
ついて図5を参照して説明する。シフトアクチュエータ
5においては、図5の(a)乃至図5の(d)に示すよ
うに永久磁石532による第1の磁束回路537および
第2の磁束回路538が形成される。即ち、図示の実施
形態におけるシフトアクチュエータ5においては、永久
磁石532のN極、一対のコイルの一方コイル55、固
定ヨーク54、可動側ヨーク531の鍔部531b、可
動ヨーク531の筒状部531a、永久磁石532のS
極を通る第1の磁気回路537と、永久磁石532のN
極、一対のコイルの他方コイル56、固定ヨーク54、
可動側ヨーク531の鍔部531c、可動ヨーク531
の筒状部531a、永久磁石532のS極を通る第2の
磁気回路538が形成される。
【0024】シフトプランジャ52の作動位置が図5の
(a)に示すニュートラル位置(中立位置)にある状態
で、一対のコイルの55、56に図5の(a)に示すよ
うに互いに反対方向に電流を流すと、フレミングの左手
の法則に従って、磁石可動体53即ちシフトプランジャ
52には矢印で示すように互いに打ち消し合う方向に推
力が発生する。従って、シフトプランジャ52は図4お
よび図5の(a)で示すニュートラル位置(中立位置)
に維持される。
【0025】次に、シフトプランジャ52の作動位置が
ニュートラル位置(中立位置)にある状態で、一対のコ
イルの55、56に図5の(b)に示すように同じ方向
に電流を流すと、磁石可動体53即ちシフトプランジャ
52には図5の(b)において矢印で示すように左方に
推力が発生する。この結果、シフトプランジャ52が図
4において左方に移動し、シフトプランジャ52に先端
部が係合している作動レバー50を介してコントロール
シャフト32が図4において時計方向に回動する。これ
により、コントロールシャフト32に装着されたシフト
スリーブ35と一体に構成されたシフトレバー34が一
方向にシフト作動せしめられる。
【0026】また、シフトプランジャ52の作動位置が
ニュートラル位置(中立位置)にある状態で、一対のコ
イルの55、56に図5の(c)に示すように上記図5
の(b)と反対方向に電流を流すと、磁石可動体53即
ちシフトプランジャ52には図5の(c)において矢印
で示すように右方に推力が発生する。この結果、シフト
プランジャ52が図4において右方に移動し、作動レバ
ー50を介してコントロールシャフト32が図4におい
て反時計方向に回動する。これにより、コントロールシ
ャフト32に装着されたシフトスリーブ35と一体に構
成されたシフトレバー34が他方向にシフト作動せしめ
られる。
【0027】一方、シフトプランジャ52が図4におい
て左方に移動せしめられた状態で、一対のコイルの5
5、56に図5の(d)に示すように互いに反対方向に
電流を流すと、磁石可動体53即ちシフトプランジャ5
2には矢印で示すように互いに打ち消し合う方向に推力
が発生する。このとき、シフトプランジャ52即ち磁石
可動体53が左方に移動せしめられた状態では、永久磁
石532によってによって形成される第1の磁束回路5
37と第2の磁束回路538によりコイルを通る磁束が
生じるが、コイル56を通る磁束量の方がコイル55を
通る磁束量より多くなる。従って、他方のコイルの56
に図5の(d)に示す方向に電流を流すことによって磁
石可動体53即ちシフトプランジャ52に発生する右方
への推力は、一方のコイル55に図5の(d)に示す方
向に電流を流すことによって磁石可動体53即ちシフト
プランジャ52に発生する左方への推力より大きくな
る。この結果、シフトプランジャ52は、図5の(d)
において右方向に移動する。このようにして、シフトプ
ランジャ52が図5の(d)において右方向に移動する
と、ニュートラル位置(中立位置)に近づくに従って、
コイル55を通る磁束量が低下し、コイル56を通る磁
束量が増加する。そして、シフトプランジャ52がニュ
ートラル位置(中立位置)に達すると、コイル55とコ
イル56を通る磁束量が同等となり、この結果、シフト
プランジャ52に発生する左方への推力と右方への推力
が等しくなって、シフトプランジャ52はニュートラル
位置(中立位置)で停止する。
【0028】以上のように、第1の実施形態におけるシ
フトアクチュエータ5は、シフトプランジャ52が磁石
可動体53と固定ヨーク54および一対のコイル55、
56とによって構成されるリニアモータの原理によって
作動するので、回転機構がなく耐久性が向上するととも
に、電動モータを用いたアクチュエータのようにボール
ネジ機構や歯車機構からなる減速機構が不要となるの
で、コンパクトに構成することができるとともに、作動
速度を速くすることができる。また、第1の実施形態に
おけるシフトアクチュエータ5は、磁石可動体53を構
成する可動ヨーク531の鍔部531aおよび531c
の外周面が固定ヨーク54の内周面と近接して構成され
ているので、磁束に対する大きなエアーギャップがコイ
ル55、56部のみとなるため、永久磁石532による
第1の磁束回路537および第2の磁束回路538中の
エアーギャップを可及的に小さくすることができ、大き
な推力を得ることができる。
【0029】次に、本発明に従って構成されたシフトア
クチュエータの第2の実施形態について、図6および図
7を参照して説明する。図6に示す第2の実施形態にお
けるシフトアクチュエータ5aは、シフトプランジャ5
2に配設される磁石可動体53aが上記第1の実施形態
におけるシフトアクチュエータ5の磁石可動体53と相
違するが、その他の構成部材は上記第1の実施形態にお
けるシフトアクチュエータ5と実質的に同一でよい。従
って、図6には第1の実施形態におけるシフトアクチュ
エータ5を構成する各構成部材と同一部材には同一符号
を付してある。
【0030】第2の実施形態におけるシフトアクチュエ
ータ5aを構成する磁石可動体53aは、シフトプラン
ジャ52の外周面に上記一対のコイル55、56の内周
面と対向して配設された中間ヨーク530aと、該中間
ヨーク530aを挟んで両側にそれぞれ配設された一対
の永久磁石532a、533aと、該一対の永久磁石5
32a、533aのそれぞれ軸方向外側にそれぞれ配設
された一対の可動ヨーク534a、535aとを具備し
ている。中間ヨーク531aは、磁性材によって環状に
形成されている。上記一対の永久磁石532a、533
aは、軸方向両端面に磁極を備えており、図示の実施形
態においては互いに対向する端面にN極が形成され、互
いに軸方向外側端面にS極が形成されている。上記一対
の可動ヨーク534a、535aはそれぞれ磁性材によ
って形成され、それぞれ筒状部534c、535cと、
該筒状部534c、535cのそれぞれ軸方向外側端に
設けられた環状の鍔部534d、535dとを有してお
り、鍔部534d、535dの外周面が上記固定ヨーク
54の内周面に近接して構成されている。鍔部534
d、535dの外周面と固定ヨーク54の内周面との隙
間は、上記第1の実施形態おけるシフトアクチュエータ
5と同様に0.5mmに設定されている。なお、上記一
対の可動ヨーク534a、535aは、図示の実施形態
においてはそれぞれ筒状部534c、535cと鍔部5
34d、535dとによって構成した例を示したが、外
周面が上記固定ヨーク54の内周面に近接する鍔部のみ
によって構成してもよい。このように構成された一対の
可動ヨーク534a、535aは、その軸方向外側にそ
れぞれ配設されシフトプランジャ52に装着されたスナ
ップリング58a、59aによって軸方向移動が規制さ
れている。
【0031】第2の実施形態におけるシフトアクチュエ
ータ5aは以上のように構成されており、以下その作動
について図7を参照して説明する。第2の実施形態にお
けるシフトアクチュエータ5aにおいては、図7の
(a)乃至図7の(d)に示すように一対の永久磁石5
32a、533aによる第1の磁束回路537aおよび
第2の磁束回路538aが形成される。シフトプランジ
ャ52の作動位置が図7の(a)に示すニュートラル位
置(中立位置)にある状態で、一対のコイルの55、5
6に図7の(a)に示すように互いに反対方向に電流を
流すと、フレミングの左手の法則に従って、磁石可動体
53a即ちシフトプランジャ52には矢印で示すように
互いに打ち消し合う方向に推力が発生する。従って、シ
フトプランジャ52は図6および図7の(a)で示すニ
ュートラル位置(中立位置)に維持される。
【0032】次に、シフトプランジャ52の作動位置が
ニュートラル位置(中立位置)にある状態で、一対のコ
イルの55、56に図7の(b)に示すように同じ方向
に電流を流すと、磁石可動体53a即ちシフトプランジ
ャ52には図7の(b)において矢印で示すように左方
に推力が発生する。この結果、シフトプランジャ52が
図7の(b)において左方に移動せしめられる。
【0033】また、シフトプランジャ52の作動位置が
ニュートラル位置(中立位置)にある状態で、一対のコ
イルの55、56に図7の(c)に示すように上記図7
の(b)と反対方向に電流を流すと、磁石可動体53a
即ちシフトプランジャ52には図7の(c)において矢
印で示すように右方に推力が発生する。この結果、シフ
トプランジャ52が図7の(c)において右方に移動せ
しめられる。
【0034】一方、シフトプランジャ52が図6におい
て左方に移動せしめられた状態で、一対のコイルの5
5、56に図7の(d)に示すように互いに反対方向に
電流を流すと、第1の磁束回路537および第2の磁束
回路538とも他方のコイルの56を通っているので、
他方のコイルの56に流れる電流によって磁石可動体5
3a即ちシフトプランジャ52には図7の(d)におい
て矢印で示すように右方に推力が発生する。このように
して、シフトプランジャ52が図7の(d)において右
方向に移動すると、ニュートラル位置(中立位置)に近
づくに従って、一方の永久磁石532aによって形成さ
れる第1の磁束回路537aが一方のコイルの55を通
過するようになるため、一方のコイルの55に流れる電
流によって磁石可動体53a即ちシフトプランジャ52
には図7の(d)において左方に推力が作用する。この
一方のコイルの55に流れる電流による左方への推力
は、磁石可動体53a即ちシフトプランジャ52がニュ
ートラル位置(中立位置)に近づくに従って増加する。
そして、磁石可動体53a即ちシフトプランジャ52が
ニュートラル位置(中立位置)に達すると、一方のコイ
ルの55に流れる電流による左方への推力と他方のコイ
ルの56に流れる電流による右方への推力とが同等とな
り、この結果、磁石可動体53a即ちシフトプランジャ
52はニュートラル位置(中立位置)で停止する。
【0035】以上のように、第2の実施形態におけるシ
フトアクチュエータ5aは、磁石可動体53aを構成す
る一対の永久磁石532a、533aが中間ヨーク53
0aを挟んで配設され、この一対の永久磁石532a、
533aの互いに対向する端面にN極が形成されている
ので、両永久磁石532a、533aから出た磁束は互
いに反発しつつ一対のコイルの55、56に向かう。従
って、第2の実施形態におけるシフトアクチュエータ5
aにおいては、磁束が一対のコイルの55、56を直交
する状態で通過するため、磁石可動体53a即ちシフト
プランジャ52に発生する推力を大きくすることができ
る。なお、一対の永久磁石532a、533aの互いに
対向する端面にはS極を形成してもよい。即ち、一対の
永久磁石532a、533aの互いに対向する端面が同
極に形成されていることが望ましい。また、第2の実施
形態におけるシフトアクチュエータ5aにおいては、固
定ヨーク54の内周面と磁石可動体53aを構成する一
対の可動ヨーク534a、535aの鍔部534d、5
35dの外周面とが近接して構成されているので、磁束
に対する大きなエアーギャップが一対のコイルの55、
56のみとなる。従って、第2の実施形態におけるシフ
トアクチュエータ5aは、一対の永久磁石532a、5
33aによる磁束回路中のエアーギャップを可及的に小
さくすることができ、大きな推力を得ることができる。
【0036】以上、本発明をセレクトアクチュエータと
ともに変速操作装置を構成するシフトアクチュエータに
適用した例を示したが、本発明によるシフトアクチュエ
ータは例えば手動変速機構においてシフト方向への操作
力をアシストするシフトアシスト装置に適用することが
できる。
【0037】
【発明の効果】本発明による変速機のシフトアクチュエ
ータは以上のように構成されているので、以下に述べる
作用効果を奏する。
【0038】即ち、本発明によれば、シフトプランジャ
が磁石可動体と固定ヨークおよび一対のコイルとによっ
て構成されるリニアモータの原理によって作動するの
で、回転機構がないため耐久性が向上するとともに、電
動モータを用いたアクチュエータのようにボールネジ機
構や歯車機構からなる減速機構が不要となるので、コン
パクトに構成することができるとともに、作動速度を速
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された第1の実施形態にお
けるシフトアクチュエータを備えた変速操作装置を示す
断面図。
【図2】図1におけるA−A線断面図。
【図3】図1に示す変速操作装置を構成するセレクトア
クチュエータの作動説明図。
【図4】図1におけるB−B線断面図。
【図5】図4に示す第1の実施形態におけるシフトアク
チュエータの各作動状態を示す説明図。
【図6】本発明に従って構成されたシフトアクチュエー
タの第2の実施形態を示す断面図。
【図7】図5に示す第2の実施形態におけるシフトアク
チュエータの各作動状態を示す説明図。
【符号の説明】
2:変速操作装置 3:セレクトアクチュエータ 31a、31b、31c:ケーシング 32:コントロールシャフト 33a、33b:軸受 34:シフトレバー 35:シフトスリーブ 36:磁石可動体 361:永久磁石 362、363:可動ヨーク 39:固定ヨーク 40、41:コイル 42:ボビン 47:第1のセレクト位置規制手段 48:第2のセレクト位置規制手段 5:シフトアクチュエータ(第1の実施形態) 5a:シフトアクチュエータ(第2の実施形態) 50:作動レバー 51:ケーシング 52:シフトプランジャ 53:磁石可動体 54:固定ヨーク 55、56:一対のコイル 531:可動ヨーク 532:永久磁石 53a:磁石可動体 530a:中間ヨーク 532a、533a:一対の永久磁石 534a、535a:一対の可動ヨーク 8:セレクト位置検出センサ 9:シフトストローク位置検出センサ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年2月14日(2001.2.1
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変速機のシフトレバーをシフト方向に作
    動する変速機のシフトアクチュエータにおいて、 該シフトレバーに連結した作動部材と係合するシフトプ
    ランジャと、該シフトプランジャの外周面に配設された
    磁石可動体と、該磁石可動体を包囲して配設された筒状
    の固定ヨークと、該固定ヨークの内側に軸方向に併設さ
    れた一対のコイルとを具備している、 ことを特徴とする変速機のシフトアクチュエータ。
  2. 【請求項2】 該磁石可動体は、該シフトプランジャの
    外周面に装着された可動ヨークと、該可動ヨークの外周
    面に装着され外周面および内周面に磁極を備えた環状の
    永久磁石とを具備しており、 該可動ヨークは該永久磁石が装着される筒状部と該筒状
    部の両端に設けられた環状の鍔部とを備え、該鍔部の外
    周面が該固定ヨークの内周面に近接して構成されてい
    る、請求項1記載の変速機のシフトアクチュエータ。
  3. 【請求項3】 該磁石可動体は、該シフトプランジャの
    外周面に装着された中間ヨークと、該中間ヨークを挟ん
    で両側にそれぞれ配設され軸方向両端面に磁極を備えた
    環状の一対の永久磁石と、該一対の永久磁石のそれぞれ
    軸方向外側にそれぞれ配設された可動ヨークとを具備し
    ており、 該可動ヨークは、外周面が該固定ヨークの内周面に近接
    して構成される環状の鍔部を備えている、請求項1記載
    の変速機のシフトアクチュエータ。
  4. 【請求項4】 該一対の永久磁石は、互いに対向する端
    面が同極に形成されている、請求項3記載の変速機のシ
    フトアクチュエータ。
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