JP2003014110A - 変速操作装置 - Google Patents

変速操作装置

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JP2003014110A
JP2003014110A JP2001201906A JP2001201906A JP2003014110A JP 2003014110 A JP2003014110 A JP 2003014110A JP 2001201906 A JP2001201906 A JP 2001201906A JP 2001201906 A JP2001201906 A JP 2001201906A JP 2003014110 A JP2003014110 A JP 2003014110A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セレクトアクチュエータおよびシフトアクチ
ュエータの駆動源である電磁ソレノイドとシフトストロ
ーク位置検出センサとを離れた位置関係に配置すること
により、電磁ソレノイドによる磁界の影響がシフト位置
検出センサに及ばないようにした変速操作装置を提供す
る。 【解決手段】 シフトレバーをセレクト方向に作動する
セレクトアクチュエータと、シフトレバーをシフト方向
に作動するシフトアクチュエータと、シフトレバーのシ
フト方向の作動位置を検出するシフトストローク位置検
出センサとを有する変速操作装置であって、セレクトア
クチュエータを構成する電磁ソレノイドおよびシフトア
クチュエータを構成する電磁ソレノイドがセレクトアク
チュエータを構成するケーシングの一端側に配設され、
シフトストローク位置検出センサがセレクトアクチュエ
ータを構成するケーシングの他端側に配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載された
変速機の変速操作を行うための変速操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】変速機の変速操作を行う変速操作装置
は、変速機構のシフトレバーをセレクト方向に作動する
セレクトアクチュエータと、該シフトレバーをシフト方
向に作動するシフトアクチュエータとからなっている。
このようなセレクトアクチュエータおよびシフトアクチ
ュエータとしては、一般に空気圧や油圧等の流体圧を作
動源とした流体圧シリンダが用いられている。この流体
圧シリンダを用いたセレクトアクチュエータおよびシフ
トアクチュエータは、流体圧源と各アクチュエータとを
接続する配管が必要であるとともに、作動流体の流路を
切り換えるための電磁切り換え弁を配設する必要があ
り、これらを配置するためのスペースを要するととも
に、装置全体の重量が重くなるという問題がある。また
近年、圧縮空気源や油圧源を具備していない車両に搭載
する変速機の変速操作装置として、電動モータによって
構成したセレクトアクチュエータおよびシフトアクチュ
エータが提案されている。電動モータによって構成した
セレクトアクチュエータおよびシフトアクチュエータ
は、流体圧シリンダを用いたアクチュエータのように流
体圧源と接続する配管や電磁切り換え弁を用いる必要が
ないので、装置全体をコンパクトで且つ軽量に構成する
ことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電動モータを用いたア
クチュエータにおいては、所定の作動力を得るために減
速機構が必要となる。この減速機構としては、ボールネ
ジ機構を用いたものと、歯車機構を用いたものが提案さ
れている。これらボールネジ機構および歯車機構を用い
たアクチュエータは、ボールネジ機構および歯車機構の
耐久性および電動モータの耐久性、作動速度において必
ずしも満足し得るものではない。
【0004】本出願人は、減速機構等を用いずにシフト
レバーをシフト方向およびセレクト方向に作動すること
ができるセレクトアクチュエータおよびシフトアクチュ
エータの駆動源として、電磁ソレノイドを用いた変速操
作装置を特願2001−183470として提案した。
一方、変速操作装置においては、シフトアクチュエータ
によって作動するシフトレバーのシフト方向の作動位置
を確認しておくことが望ましく、そのためにはシフトレ
バーのシフト方向の作動位置を検出するシフトストロー
ク位置検出センサを設ける必要がある。しかるに、位置
検出センサは一般にポテンショメータが用いられてお
り、磁界の影響を受け易い。従って、駆動源として電磁
ソレノイドを用いたセレクトアクチュエータおよびシフ
トアクチュエータを有する変速操作装置においては、シ
フトストローク位置検出センサを電磁ソレノイドと比較
的近接した位置に配置した場合、電磁ソレノイドのコイ
ルに電流を流すことにより発生する磁束がシフトストロ
ーク位置検出センサ作用して誤作動を起こす原因とな
る。
【0005】本発明は上記事実に鑑みてなされたもの
で、その主たる技術的課題は、セレクトアクチュエータ
およびシフトアクチュエータの駆動源である電磁ソレノ
イドとシフトストローク位置検出センサとを離れた位置
関係に配置することにより、電磁ソレノイドによる磁界
の影響がシフトストローク位置検出センサに及ばないよ
うにした変速操作装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記技
術的課題を解決するために、シフトレバーをセレクト方
向に作動するセレクトアクチュエータと、該シフトレバ
ーをシフト方向に作動するシフトアクチュエータと、該
シフトレバーのシフト方向の作動位置を検出するシフト
ストローク位置検出センサとを有する変速操作装置にお
いて、該セレクトアクチュエータは、ケーシングと、該
ケーシング内に配設され該シフトレバーの装着部を軸方
向に摺動可能で且つ回動可能に支持するシフトレバー支
持機構と、該ケーシングの一端側に配設され該シフトレ
バーをセレクト方向である軸方向に作動せしめる電磁ソ
レノイドとを具備し、該シフトアクチュエータは、該セ
レクトアクチュエータの該ケーシングの一端側に配設さ
れた電磁ソレノイドと、該電磁ソレノイドによって作動
され該シフトレバー支持機構をシフト方向に回動せしめ
る回動機構とを具備しており、該シフトストローク位置
検出センサは、該ケーシングの他端に配設され該シフト
レバー支持機構の回動量を検出する、ことを特徴とする
変速操作装置が提供される。
【0007】上記シフトレバー支持機構は、シフトレバ
ーの装着部の一端部を軸方向に摺動可能にスプライン嵌
合するとともにケーシングに回動可能に支持された第1
の支持部材と、シフトレバーの装着部の他端部を軸方向
に摺動可能にスプライン嵌合するとともにケーシングに
回動可能に支持された第2の支持部材とからなってい
る。上記第2の支持部材はケーシングの他端部に回動可
能に支持されており、上記シフトストローク位置検出セ
ンサは第2の支持部材の回動量を検出するように構成さ
れている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従って構成された
変速操作装置の好適実施形態を図示している添付図面を
参照して、更に詳細に説明する。
【0009】図1は本発明に従って構成された変速操作
装置の一実施形態を示す断面図、図2は図1におけるA
−A線断面図、図3は図2におけるB−B線断面図であ
る。図示の実施形態における変速操作装置2は、セレク
トアクチュエータ3とシフトアクチュエータ6とから構
成されている。図示の実施形態におけるセレクトアクチ
ュエータ3は、円筒状に形成され互いに連結された3個
のケーシング31a、31b、31cを具備している。
左側のケーシング31aは、両端が開放されており、下
部には下方に突出して形成されたシフトアクチュエータ
取付部311aを備えている。このシフトアクチュエー
タ取付部311aは、左側のケーシング31aの一端側
側方(図1および図2において左方)の下方に配置され
ており、ケーシングの軸方向に対して直角方向に開口3
12aが形成されている。また、シフトアクチュエータ
取付部311aには、開口312aとケーシング31a
内とを連通する空間313aが設けられている。中央の
ケーシング31bは、両端が開放されており、下部に開
口311bが形成されている。右側のケーシング31c
は、図1および図2において左端が開放されており、図
1および図2において右端にはシフト位置検出センサ取
付部311cが設けられている。
【0010】上記のように構成された3個のケーシング
31a、31b、31c内にはシフトレバー32が配設
されている。このシフトレバー32は、装着部321と
該装着部321から径方向に突出して形成されたレバー
部322とからなっており、レバー部322が図2に示
すように中央のケーシング31bの下部に形成された開
口311bを挿通して配設されている。シフトレバー3
2の装着部321には、図1および図2において左側部
に外歯スプライン部321aが形成され、右側部に内歯
スプライン部321bが形成されている。このように構
成された装着部321の外歯スプライン部321aは、
中央のケーシング31bに軸受331によって回動可能
に支持された円筒状の第1の支持部材34の図において
右端部に形成された第1の内歯スプライン部34aに軸
方向に摺動可能にスプライン嵌合している。また、装着
部321の内歯スプライン部321bは、右側のケーシ
ング31cに軸受332によって回動可能に支持された
円柱状の第2の支持部材35の図において左端部に形成
された外歯スプライン部35aに軸方向に摺動可能にス
プライン嵌合している。このようにシフトレバー32の
装着部321とスプライン嵌合する第1の支持部材34
および第2の支持部材35は、ケーシング内に配設され
たシフトレバー32を軸方向に摺動可能で且つ回動可能
に支持するシフトレバー支持機構として機能する。
【0011】上述したように第1の支持部材34および
第2の支持部材35によって軸方向に摺動可能で且つ回
動可能に支持されたシフトレバー32は、レバー部32
2の先端部が第1のセレクト位置SP1、第2のセレク
ト位置SP2、第3のセレクト位置SP3、第4のセレ
クト位置SP4に配設された図示しない変速機のシフト
機構を構成するシフトブロック301、302、30
3、304と適宜係合するようになっている。なお、図
示の実施形態においては、第1のセレクト位置SP1は
後進−1速段セレクト位置、第2のセレクト位置SP2
は2速−3速段セレクト位置、第3のセレクト位置SP
3は4速−5速段セレクト位置、第4のセレクト位置S
P4は6速段セレクト位置に設定されている。
【0012】上記第1の支持部材34の中心部には、図
1および図2において左端面から上記第1の内歯スプラ
イン部34aに達する貫通孔が設けられ、この貫通孔の
内周面には第2の内歯スプライン部34bが形成されて
いる。この第2の内歯スプライン部34bには、外周面
に外歯スプライン部36aが形成されたプッシュロッド
36が摺動可能に嵌合されている。このように第1の支
持部材34にスプライン嵌合したプッシュロッド36
は、図1および図2において右端面が上記シフトレバー
32を構成する装着部321の左端面と当接するように
構成されている。なお、プッシュロッド36の図1およ
び図2において左端部には、後述するシフトアクチュエ
ータ6によって作動せしめられる作動レバー60の基部
が摺動可能に嵌合されている。なお、作動レバー60
は、上記左側のケーシング31aに設けられたシフトア
クチュエータ取付部311aに形成された空間313a
に配設され、その先端(下端)が上記シフトアクチュエ
ータ取付部311aに形成された開口312aの中心部
に達している。
【0013】上記ケーシング31aの図1および図2に
おいて左端には、上記プッシュロッド36と同一軸上に
配設された電磁ソレノイド4が装着されている。電磁ソ
レノイド4は、筒状のケース41と、該ケース41内に
配設された電磁コイル42と、該電磁コイル42内に配
設された固定鉄心43と、該固定鉄心43の一端面(図
1において左端面)と対向して同一軸上に配設された可
動鉄心44と、該可動鉄心44に装着された作動ロッド
45と、上記筒状のケース41の一端(図1および図2
において左端)に取り付けられたカバー46を具備して
いる。
【0014】上記筒状のケース41は、一端(図1およ
び図2において左端)には中央部に穴412を有する端
壁411を備えており、他端(図1および図2において
右端)が開放されている。上記電磁コイル42は、合成
樹脂等の非磁性材からなる環状のボビン47に捲回され
ケース41の内周に沿って配設されている。上記固定鉄
心43は、磁性材によって形成され、他端(図1および
図2において右端)にはフランジ部431が設けられて
おり、このフランジ部431を介してケース41の他端
側(図1および図2において右端側)に装着されてい
る。上記可動鉄心44は、磁性材によって形成され、固
定鉄心43に対して軸方向に接離可能に構成されてい
る。上記作動ロッド45は、ステンレス鋼等の非磁性材
によって形成され、その一端部(図1および図2におい
て左端部)に小径部451が設けられている。このよう
に構成された作動ロッド45は、小径部451を上記可
動鉄心44の中央部に形成された穴441に挿通し、一
端をカシメることにより可動鉄心44に装着する。この
ようにして可動鉄心44に装着された作動ロッド45
は、他端部が上記固定鉄心43の中央部に形成された穴
432を貫通して軸方向に摺動可能に配置され、他端面
(図1および図2において右端面)が上記プッシュロッ
ド36の左端面と当接するようになっている。上記カバ
ー46は、ビス48によってケース41の一端に装着さ
れ、ケース41の一端および可動鉄心44の一端部を覆
う。
【0015】図示の実施形態における電磁ソレノイド4
は、以上のように構成されており、電磁コイル42に通
電すると固定鉄心43が磁化され、可動鉄心44は固定
鉄心43が吸引されて可動鉄心44即ち作動ロッド45
には図1および図2において右方への推力が発生する。
この可動鉄心44即ち作動ロッド45に発生する推力の
大きさは、電磁コイル42に供給する電力量によって決
まる。
【0016】図示の実施形態におけるセレクトアクチュ
エータ3は、上記電磁ソレノイド4の電磁コイル42に
供給する電力量に対応して可動鉄心44即ち作動ロッド
45に発生する推力の大きさと協働してシフトレバー3
2を上記第1のセレクト位置SP1、第2のセレクト位
置SP2、第3のセレクト位置SP3、第4のセレクト
位置SP4に位置規制するためのセレクト位置規制機構
5を具備している。セレクト位置規制機構5は、中央の
ケーシング31bとシフトレバー32の装着部321お
よび第2の支持部材35に沿って摺動可能に配設された
第1の移動リング51と第2の移動リング52と第3の
移動リング53を具備している。第1の移動リング51
は、中央のケーシング31bの内周面に装着されたスナ
ップリング58によって図1および図2において左方へ
の移動が規制されている。第1の移動リング51と第2
の移動リング52との間には第1の圧縮コイルばね54
が配設され、第2の移動リング52と第2の支持部材3
5に摺動可能に嵌合され右側のケーシング31cの図に
おいて左端面に当接して位置決めされたストッパー59
との間には第2の圧縮コイルばね55が配設されてい
る。また、第2の移動リング52と第3の移動リング5
3との間には第3の圧縮コイルばね56が配設され、第
3の移動リング53とストッパー59との間には第4の
圧縮コイルばね57が配設されている。なお、第2の圧
縮コイルばね55のばね力は第1の圧縮コイルばね54
のばね力より大きく設定されており、第4の圧縮コイル
ばね57のばね力は第3の圧縮コイルばね56のばね力
より大きく設定されている。従って、第1の移動リング
51は、第1の圧縮コイルばね54および第2の圧縮コ
イルばね55のばね力によって図1および図2において
左方に押圧されスナップリング58に当接せしめられて
いる。なお、第1の移動リング51は、その図1および
図2において左端が上記シフトレバー32の外周に設け
られた係合部323と係合するようになっている。
【0017】図示の実施形態におけるセレクトアクチュ
エータ3は以上のように構成されており、以下その作用
について説明する。セレクトアクチュエータ3を構成す
る電磁ソレノイド4の電磁コイル42に電力が供給され
ていないとき(非通電時)には、セレクト位置規制機構
5を構成する第1の移動リング51と第2の移動リング
52および第3の移動リング53は第1の圧縮コイルば
ね54と第2の圧縮コイルばね55と第3の圧縮コイル
ばね56および第4の圧縮コイルばね57のばね力が釣
り合った図1および図2に示す状態に位置付けられてい
る。このとき、電磁ソレノイド4を構成する可動鉄心4
4および作動ロッド45は図1および図2に示す状態に
位置付けられ、作動ロッド45の右端面がプッシュロッ
ド36の左端面と当接している。そして、シフトレバー
32は、その図において左端面がプッシュロッド36の
右端面と当接し、その外周に設けられた係合部323が
第1の移動リング51と当接する第1の作動位置(P
1)に位置付けられている。この第1の作動位置(P
1)は本実施形態においては上述したように後進−1速
段セレクト位置に設定されているので、電磁ソレノイド
4が故障した場合にはセレクトアクチュエータ3はシフ
トレバー35を後進−1速段セレクト位置に位置付ける
ことになる。従って、電磁ソレノイド4が故障した場合
には、車両の発進が可能な1速段または後進段にシフト
することができるので、車両を修理工場などの所定の場
所まで走行することができる。
【0018】図1および図2に示す状態から電磁ソレノ
イド4を構成する電磁コイル42に例えば2Vの電圧を
印加すると、可動鉄心44は固定鉄心43が吸引され、
可動鉄心44および作動ロッド45には図において右方
への推力が発生する。この結果、図4の(a)に示すよ
うに可動鉄心44、作動ロッド45、プッシュロッド3
6、シフトレバー32および第1の移動リング51が第
1の圧縮コイルばね54のばね力に抗して図において右
方に移動する。このとき、第2の圧縮コイルばね55の
ばね力は第1の圧縮コイルばね54のばね力より大きく
設定されているので、第2の移動リング52は変位しな
い。そして、可動鉄心44、作動ロッド45、シフトレ
バー32および第1の移動リング51は、第1の移動リ
ング51が第2の移動リング52に当接した位置で停止
する。従って、シフトレバー32は、図4の(a)に示
すように第2の作動位置(P2)に位置付けられる。
【0019】次に、電磁ソレノイド4を構成する電磁コ
イル42に例えば4Vの電圧を印加すると、可動鉄心4
4および作動ロッド45に発生する右方への推力が増大
する。この結果、図4の(b)に示すように可動鉄心4
4と作動ロッド45およびシフトレバー32は、第1の
移動リング51が第2の移動リング52に当接した状態
で第2の圧縮コイルばね55のばね力に抗して図におい
て右方に移動する。そして、可動鉄心44、作動ロッド
45、シフトレバー32および第1の移動リング51
は、第2の移動リング52が第3の移動リング53に当
接した位置で停止する。従って、シフトレバー35は、
図4の(b)に示すように第3の作動位置(P3)に位
置付けられる。
【0020】次に、電磁ソレノイド4を構成する電磁コ
イル42に例えば8Vの電圧を印加すると、可動鉄心4
4および作動ロッド45に発生する右方への推力が更に
増大する。この結果、図4の(c)に示すように可動鉄
心44と作動ロッド45およびシフトレバー35は、第
2の移動リング52が第3の移動リング53に当接した
状態で第2の圧縮コイルばね55および第4の圧縮コイ
ルばね57のばね力に抗して図において右方に移動す
る。そして、可動鉄心44、作動ロッド45、シフトレ
バー35および第1の移動リング51は、第3の移動リ
ング53がストッパー59に当接した位置で停止する。
従って、シフトレバー35は、図4の(c)に示すよう
に第4の作動位置(P4)に位置付けられる。
【0021】以上のように、変速操作装置2を構成する
セレクトアクチュエータ3は、ケーシング内に軸方向に
摺動可能で且つ回動可能に支持されたシフトレバー32
を電磁ソレノイド4によって作動するので、回転機構が
ないため耐久性が向上するとともに、電動モータを用い
たアクチュエータのようにボールネジ機構や歯車機構か
らなる減速機構が不要となるので、コンパクトに構成す
ることができるとともに、作動速度を速くすることがで
きる。更に、図示のセレクトアクチュエータ3はセレク
ト位置規制機構を備え、電磁コイル42に供給する電力
量に対応して作動ロッド45に発生する推力に応じてシ
フトレバー32を複数のセレクト位置に位置付けるよう
に構成したので、1個の電磁ソレノイドによって複数の
セレクト位置をとることができるため、コンパクトで且
つ安価となる。
【0022】次に、シフトアクチュエータ6について、
主に図3を参照して説明する。図示のシフトアクチュエ
ータ6は、上記セレクトアクチュエータ3のプッシュロ
ッド36に基部がスプライン嵌合された作動レバー60
を作動せしめる第1の電磁ソレノイド7と第2の電磁ソ
レノイド8を具備している。この第1の電磁ソレノイド
7と第2の電磁ソレノイド8は、左側のケーシング31
aに設けられたシフトアクチュエータ取付部311aの
一側面と他側面に作動レバー60の先端部を挟んで対向
して装着されている。このようにシフトアクチュエータ
取付部311aに装着された第1の電磁ソレノイド7と
第2の電磁ソレノイド8は、セレクトアクチュエータ3
を構成するケーシングの一端に配設された電磁ソレノイ
ド4と径方向に重なるように配設されている。即ち、セ
レクトアクチュエータ3を構成する電磁ソレノイド4と
シフトアクチュエータ6を構成する第1の電磁ソレノイ
ド7および第2の電磁ソレノイド8とは、セレクトアク
チュエータ3を構成するケーシングの一端側に配設され
ている。
【0023】次に、第1の電磁ソレノイド7について説
明する。第1の電磁ソレノイド7は、上記電磁ソレノイ
ド4と同様の構成であり、筒状のケース71と、該ケー
ス71内に配設され合成樹脂等の非磁性材からなる環状
のボビン77に捲回された電磁コイル72と、該電磁コ
イル72内に配設され磁性材によって形成された固定鉄
心73と、該固定鉄心73の一端面と対向して同一軸上
に配設され磁性材によって形成された可動鉄心74と、
ステンレス鋼等の非磁性材からなり一端部が該可動鉄心
74に装着され他端部が固定鉄心73の中央部に形成さ
れた穴731を貫通して軸方向に摺動可能に配置され作
動ロッド75と、上記筒状のケース71の一端にビス7
8によって取り付けられたカバー76とからなってい
る。このように構成された第1の電磁ソレノイド7は、
上記左側のケーシング31aに設けられたシフトアクチ
ュエータ取付部311aの一側面にケース71が取付け
ボルト79によって装着され、作動ロッド75の先端が
上記作動レバー60の先端部(下端部)に係合するよう
になっている。このようにしてシフトアクチュエータ取
付部311aの一側面に装着された第1の電磁ソレノイ
ド7は、電磁コイル72に通電されると、可動鉄心74
が固定鉄心73に吸引される。この結果、可動鉄心74
に装着された作動ロッド75が図3において右方に移動
し、その先端が上記作動レバー60に作用して、プッシ
ュロッド36を中心として図3において反時計方向に回
動する。これにより、プッシュロッド36とスプライン
嵌合されている第1の支持部材34が回動するので、該
第1の支持部材34とスプライン嵌合されているシフト
レバー32が第1の方向にシフト作動せしめられる。
【0024】次に、第2の電磁ソレノイド8について説
明する。第2の電磁ソレノイド8は、上記第1の電磁ソ
レノイド7と対向して配設され、上記シフトアクチュエ
ータ取付部311aの他側面に装着される。第2の電磁
ソレノイド8も第1の電磁ソレノイド7と同様に、筒状
のケース81と、該ケース81内に配設され合成樹脂等
の非磁性材からなる環状のボビン87に捲回された電磁
コイル82と、該電磁コイル82内に配設され磁性材に
よって形成された固定鉄心83と、該固定鉄心83の一
端面と対向して同一軸上に配設され磁性材によって形成
された可動鉄心84と、ステンレス鋼等の非磁性材から
なり一端部が該可動鉄心84に装着され他端部が固定鉄
心83の中央部に形成された穴831を貫通して軸方向
に摺動可能に配置され作動ロッド85と、上記筒状のケ
ース81の一端にビス88によって取り付けられたカバ
ー86とからなっている。このように構成された第2の
電磁ソレノイド8は、上記シフトアクチュエータ取付部
311aの他側面にケース81が取付けボルト89によ
って装着され、作動ロッド85の先端が上記作動レバー
60の先端部(下端部)に係合するようになっている。
このようにしてシフトアクチュエータ取付部311aの
他側面に装着された第2の電磁ソレノイド8は、電磁コ
イル82に通電されると、可動鉄心84が固定鉄心83
に吸引される。この結果、可動鉄心84に装着された作
動ロッド85が図3において左方に移動し、その先端が
上記作動レバー80に作用して、回動軸33を中心とし
て図3において時計方向に回動する。これにより、プッ
シュロッド36とスプライン嵌合されている第1の支持
部材34が回動するので、該第1の支持部材34とスプ
ライン嵌合されているシフトレバー32が第2の方向に
シフト作動せしめられる。以上のように、第1の電磁ソ
レノイド7および第2の電磁ソレノイド8によって作動
される作動レバー60およびプッシュロッド36は、シ
フトレバー支持機構を構成する第1の支持部材34をシ
フト方向に回動せしめる回動機構として機能する。
【0025】図示の実施形態における変速操作装置2
は、上記シフトレバー32の軸方向位置、即ちセレクト
方向の位置を検出するためのセレクト位置検出センサ9
を具備している。このセレクト位置検出センサ9はポテ
ンショメータからなり、その回動軸91にレバー92の
一端部が取り付けられており、このレバー92の他端部
に取り付けられた係合ピン93が上記シフトレバー32
の支持部321に設けられた係合溝321cに係合して
いる。従って、シフトレバー32が図2において左右に
移動すると、レバー92が回動軸91を中心として揺動
するため、回動軸91が回動してシフトレバー32の軸
方向作動位置、即ちセレクト方向位置を検出することが
できる。
【0026】また、図示の実施形態における変速操作装
置2は、上記シフトレバー32の回動位置、即ちシフト
ストローク位置を検出するシフトストローク位置検出セ
ンサ10を具備している。このシフトストローク位置検
出センサ10は、上記右側のケーシング31cのシフト
位置検出センサ取付部311cに装着されている。シフ
トストローク位置検出センサ9はポテンショメータから
なり、その回動軸101がシフトレバー32とスプライ
ン嵌合されている第2の支持部材35に連結されてい
る。従って、シフトレバー32が回動すると第2の支持
部材35が回動してシフトレバー32の回動位置、即ち
シフトストローク位置を検出することができる。
【0027】以上のように図示の実施形態における変速
操作装置2は、セレクトアクチュエータ3を構成する電
磁ソレノイド4とシフトアクチュエータ6を構成する第
1の電磁ソレノイド7および第2の電磁ソレノイド8が
セレクトアクチュエータ3を構成するケーシングの一端
側に配設され、シフトレバー32即ち第2の支持部材3
5の回動量を検出するシフトストローク位置検出センサ
10がセレクトアクチュエータ3を構成するケーシング
の他端側に配設されているので、シフトストローク位置
検出センサ10が上記各電磁ソレノイドに発生する磁界
の影響を受けることはない。また、図示の実施形態にお
いては、セレクト位置検出センサ9もセレクトアクチュ
エータ3を構成するケーシングの中央部に配設されてい
るので、ケーシングの一端側に配設された上記各電磁ソ
レノイドに発生する磁界の影響を受けることはない。
【0028】
【発明の効果】本発明による変速操作装置は以上のよう
に構成されているので、以下に述べる作用効果を奏す
る。
【0029】即ち、本発明によれば、セレクトアクチュ
エータを構成する電磁ソレノイドおよびシフトアクチュ
エータを構成する電磁ソレノイドがセレクトアクチュエ
ータを構成するケーシングの一端側に配設され、シフト
レバーのシフト方向の作動位置を検出するシフトストロ
ーク位置検出センサがセレクトアクチュエータを構成す
るケーシングの他端側に配設されているので、シフトス
トローク位置検出センサが上記各電磁ソレノイドに発生
する磁界の影響を受けることはなく、磁界の影響による
誤動作を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された変速操作装置の一実
施形態を示す断面図。
【図2】図1におけるA−A線断面図。
【図3】図2におけるB−B線断面図。
【図4】図1に示す変速操作装置を構成するセレクトア
クチュエータの作動説明図。
【符号の説明】
2:変速操作装置 3:セレクトアクチュエータ 31a、31b、31c:ケーシング 32:シフトレバー 331、332:軸受 34:第1の支持部材 35:第2の支持部材 36:プッシュロッド 4:電磁ソレノイ 41:筒状のケース 42:電磁コイル 43:固定鉄心 44:可動鉄心 45:作動ロッド 46:カバー 5:セレクト位置規制機構 51:第1の移動リング 52:第2の移動リング 53:第3の移動リング 54:第1の圧縮コイルばね 55:第2の圧縮コイルばね 56:第3の圧縮コイルばね 57:第4の圧縮コイルばね 6:シフトアクチュエータ 60:作動レバー 7:第1の電磁ソレノイド 71:ケース 72:電磁コイル 73:固定鉄心 74:可動鉄心 75:作動ロッド 76:カバー 8:第2の電磁ソレノイド 81:ケース 82:電磁コイル 83:固定鉄心 84:可動鉄心 85:作動ロッド 86:カバー 9:セレクト位置検出センサ 10:シフトストローク位置検出センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シフトレバーをセレクト方向に作動する
    セレクトアクチュエータと、該シフトレバーをシフト方
    向に作動するシフトアクチュエータと、該シフトレバー
    のシフト方向の作動位置を検出するシフトストローク位
    置検出センサとを有する変速操作装置において、 該セレクトアクチュエータは、ケーシングと、該ケーシ
    ング内に配設され該シフトレバーの装着部を軸方向に摺
    動可能で且つ回動可能に支持するシフトレバー支持機構
    と、該ケーシングの一端側に配設され該シフトレバーを
    セレクト方向である軸方向に作動せしめる電磁ソレノイ
    ドとを具備し、 該シフトアクチュエータは、該セレクトアクチュエータ
    の該ケーシングの一端側に配設された電磁ソレノイド
    と、該電磁ソレノイドによって作動され該シフトレバー
    支持機構をシフト方向に回動せしめる回動機構とを具備
    しており、 該シフトストローク位置検出センサは、該ケーシングの
    他端に配設され該シフトレバー支持機構の回動量を検出
    する、 ことを特徴とする変速操作装置。
  2. 【請求項2】 シフトレバー支持機構は、該シフトレバ
    ーの装着部の一端部を軸方向に摺動可能にスプライン嵌
    合するとともに該ケーシングに回動可能に支持された第
    1の支持部材と、該シフトレバーの装着部の他端部を軸
    方向に摺動可能にスプライン嵌合するとともに該ケーシ
    ングに回動可能に支持された第2の支持部材とからな
    る、請求項1記載の変速操作装置。
  3. 【請求項3】 該第2の支持部材は該ケーシングの他端
    部に回動可能に支持されており、該シフトストローク位
    置検出センサは該第2の支持部材の回動量を検出する、
    請求項2記載の変速操作装置。
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