JP2013050101A - スタータ - Google Patents

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Abstract

【課題】シールゴム10、および、ハウジング9とヨーク11の寸法公差を変更することなく、シール窓を形成するハウジング9とヨーク11の各シール面に対する締め代を向上させることで、電磁スイッチ8側への浸水を防止できるスタータを提供する。
【解決手段】スタータのハウジング9には、モータヨーク11のフロント側端部が嵌合するモータ取付け孔9aが形成されると共に、このモータ取付け孔9aに嵌合するヨーク11の外周面との間にシールゴム10を組み付けるためのシール窓が形成される。シールゴム10は、シール窓に嵌合して組み付けられると共に、軸方向にセンタケースの抑え板23aとソレノイドケースの底面との間に押圧され、且つ、シール窓を形成するハウジング9およびヨーク11のシール面に接触するシールゴム10の接触面全周に突状のビード42が連続して設けられ、このビード42がシール面に線接触している。
【選択図】図1

Description

本発明は、電磁石の吸引力によりシフトレバーを駆動してピニオンをエンジンのリングギヤ側へ押し出す電磁押し込み式のスタータにおいて、電磁スイッチ側への浸水を防止するためのシール構造に関する。
従来技術として、特許文献1が公知である。
この特許文献1に記載されたスタータは、電磁スイッチの作動によりシフトレバーを駆動してピニオンをエンジンのリングギヤ側へ押し出し、ピニオンがリングギヤに噛み合った後、モータの駆動トルクをピニオンに伝達してリングギヤを回すことでエンジンを始動する周知の電磁押し込み式スタータである。
このスタータには、モータおよび電磁スイッチを固定するハウジングに対してモータと電磁スイッチとの間を液密にシールするシールゴムが取り付けられている。
ハウジングには、モータのフレームを兼ねるヨークのフロント側端部が嵌合するモータ取付け孔が形成されると共に、このモータ取付け孔に嵌合するヨークの外周面との間にシール窓が形成されている。
シールゴムは、シール窓に組み付けられて、シフトレバーの支点部を軸方向のエンド側より支持するセンタケースの抑え板と、電磁スイッチのソレノイド底面との間に押圧されることで、外部からの被水に対して電磁スイッチ側への浸水を防止している。
特開2009−180122号公報
ところが、上記のシールゴムは、ガソリンスタンド等に設置されている一般的な洗車機での洗車に対しては充分なシール性を維持できるが、例えば、高圧洗車によってスタータが直接被水した場合は、電磁スイッチ側への浸水を完全に防止することは困難であった。 シールゴムの防水性を向上させるためには、シールゴム本体の体格を大きくして、シール窓を形成するハウジングおよびヨークのシール面に対する締め代を大きく取る必要がある。しかし、締め代を大きく取ると、シール窓にシールゴムを組み付ける時の圧縮力が大きくなるため、組み付け性が悪化する。
また、シール窓を形成するハウジング側開口部にシールゴムを組み付けた後、ハウジングのモータ取付け孔にヨークを組み付ける工程順では、シールゴムの体格を大きくすることで、シールゴムのヨーク側角部がはみ出すため、モータ取付け孔の端面とヨーク端面との間に噛み込むことがあり、組み付け不良となる場合が生じる。
さらに、金型により成形されたシールゴムの出来栄えが不均一な場合、例えば、シールゴムの中心に対し左右の寸法が異なる場合には、シール窓にシールゴムを組み付けた際に、シールゴムが均一に圧縮することなく、シールゴムが不均一に変形して組み付けられる。つまり、面圧の大きい部分と小さい部分とが生じるため、面圧の小さい部分では、ハウジング側のシール面とシールゴムとの間に隙間が生じることにより、かえって浸水径路が形成される懸念がある。
また、組み付け性に関しては、0.2〜0.3mmの差で大きな影響が生じるため、寸法公差は±0.1mm以内が望ましい。しかし、通常の金型によるゴム成形では、±0.2mm程度の寸法公差が限界であり、寸法公差を±0.1mm以内とするには、コスト増に繋がる。
一方、シールゴムの寸法公差を変更せずに組み付け性への影響を最小限にするには、シール窓を形成するハウジングおよびヨーク等の部品の寸法公差を小さくする必要があり、さらなるコスト増に繋がる。
本発明は、上記事情に基づいて成されたもので、その目的は、シールゴム本体、および、シール窓を形成するハウジングとヨークの寸法公差を変更することなく、シール窓に対するシールゴムの締め代を向上させることにより、電磁スイッチ側への浸水を防止できるスタータを提供することにある。
(請求項1の発明)
本発明のスタータは、電力の供給を受けて回転力を発生するモータと、通電によって電磁石を形成するソノレイドを有し、このソレノイドの吸引力によりシフトレバーを駆動してピニオンをエンジンのリングギヤ側へ押し出す電磁スイッチと、モータおよび電磁スイッチに対し軸方向のフロント側に配置されて、モータおよび電磁スイッチを固定すると共に、軸方向のエンド側に向かって開口する開口溝が形成され、この開口溝にシフトレバーの支点部を収容するハウジングと、開口溝の開口面を閉じて、シフトレバーの支点部をエンド側より支持する抑え板を有するセンタケースと、ハウジングに対してモータと電磁スイッチとの間をシールして電磁スイッチ側への浸水を防止するシールゴムとを備え、電磁スイッチの作動によりシフトレバーを介して押し出されたピニオンをリングギヤに噛み合わせ、モータの発生トルクをピニオンに伝達してリングギヤを回すことによりエンジンを始動する。
スタータのハウジングには、モータのフレームを兼ねるヨークのフロント側端部が嵌合するモータ取付け孔が形成されると共に、このモータ取付け孔に嵌合するヨークの外周面との間にシールゴムを組み付けるためのシール窓が形成され、シールゴムは、抑え板とソレノイドのフロント側端面との間に所定の締め代を持って軸方向に押圧された状態でシール窓に組み付けられ、且つ、シール窓を形成するハウジングおよびヨークとの接触面全周に突状のビードが連続して設けられており、このビードが、ハウジングとヨークのシール面に対し線接触していることを特徴とする。
上記の構成によれば、シール窓を形成するハウジングおよびヨークのシール面に対し、シールゴムに設けたビードが線接触するため、シールゴム本体の体格を大きくすることなく、ハウジングおよびヨークのシール面に対するシールゴムの締め代を向上できる。これにより、ハウジングおよびヨークのシール面とシールゴムとの接触面圧が向上するため、より高い防水性を実現できる。特に、ハウジングおよびヨークのシール面をシールするシールゴムの全周にビードを連続して設けている、つまり、ビードが途切れていないので、ハウジングおよびヨークのシール面だけでなく、ハウジングとヨークとの繋ぎ目からの浸水に対しても完全に塞ぐことができる。その結果、例えば、高圧洗車によりスタータが直接に被水した場合でも、電磁スイッチ側への浸水を確実に防止できる。
また、本発明では、シールゴム本体の体格を大きくすることで締め代を向上させるのではなく、シールゴム本体の表面にビードを設けることで締め代を向上させている。すなわち、シールゴム本体の寸法は変更していないので、特許文献1に記載した従来技術と比較しても、組み付け時の圧縮力が増大することはなく、シールゴムの組み付け性が悪化することはない。
さらに、防水性を向上するために、シールゴム本体およびシール窓を形成するハウジングとヨークの寸法公差を変更する(小さくする)必要もないため、寸法公差の変更によるコストの増加が生じることはない。
(請求項2の発明)
請求項1に記載したスタータにおいて、ヨークの外周面に接触するシールゴムの接触面と、抑え板に当接するシールゴムの当接面とが交わる角部を円弧状角部と呼ぶ時に、ヨークの外周面に接触するシールゴムの接触面に設けられるビードは、円弧状角部より軸方向の反抑え板側にずれた位置に設けられていることを特徴とする。
シールゴムの円弧状角部にビードを設けると、シール窓を形成するハウジング側の開口部にシールゴムを嵌合して組み付けた後、ハウジングのモータ取付け孔にヨークの端部を嵌合する工程順では、モータ取付け孔の端面とヨークの端面との間にビードを噛み込む恐れがある。これに対し、本発明では、シールゴムの円弧状角部より軸方向の反抑え板側、つまりエンド側にずれた位置にビードを設けているので、ハウジングのモータ取付け孔にヨークの端部を嵌合して組み付ける際に、モータ取付け孔の端面とヨークの端面との間にビードを噛み込むことはなく、確実にヨークの外周面をシールできる。
(請求項3の発明)
請求項1または2に記載したスタータにおいて、シール窓を形成するハウジングとヨークのシール面に接触するシールゴムの接触面には、ビードが複数列設けられていることを特徴とする。
シールゴムの接触面にビードを複数列設けることで、ビードを一列設けた場合と比べて、より高い防水性を得ることが出来る。
(請求項4の発明)
請求項1〜3に記載した何れか一つのスタータにおいて、ビードは、突出する高さ方向に向かって幅寸法が次第に小さくなる先細り形状に形成されていることを特徴とする。
上記の構成によれば、シールゴムをシール窓に組み付ける際に、ビードの先端側がフレキシブルに変形できるので、ビードの根元に亀裂が生じることを防止できる。その結果、ビードを設けたことによる締め代の向上により、高い防水性を得ることが可能である。
(請求項5の発明)
請求項1〜4に記載した何れか一つのスタータにおいて、シールゴムの板厚方向と直交する幅方向の側面をゴム側面と呼び、このゴム側面のエンド側の軸方向端を側面エンド端と呼び、且つ、ゴム側面に設けられるビードのうち軸方向に延びている部分を軸方向ビードと呼ぶ時に、ゴム側面には、エンド側へ延びる軸方向ビードの終端と側面エンド端との間にビードが設けられていない非ビード領域が設定されていることを特徴とする。
シールゴムは、シール窓に嵌め込んだ後、電磁スイッチをハウジングに組み付ける際に、抑え板とソレノイドのフロント側端面との間で所定の締め代を持って軸方向に圧縮される。このため、軸方向ビードの終端がシールゴムの側面エンド端まで延びて設けられていると、シールゴムの締め代分だけ軸方向ビードの終端部がスイッチ側にはみ出すことがある。この場合、ビードの噛み込み、あるいは、ビードの千切れという現象が発生することで、防水性が低下する恐れがある。
これに対し、本発明では、ゴム側面に設けられる軸方向ビードの終端がシールゴムの側面エンド端まで達することなく、側面エンド端の手前で終わっている。つまり、ゴム側面には、軸方向ビードの終端と側面エンド端との間にビードが設けられていない非ビード領域が設定されている。これにより、シールゴムが所定の締め代を持って軸方向に圧縮された状態で組み付けられても、軸方向ビードの終端部がスイッチ側にはみ出すことはなく、ビードの噛み込み、あるいは、ビードの千切れと言った現象を防止できる。
(請求項6の発明)
請求項5に記載したスタータにおいて、非ビード領域は、シールゴムの締め代に相当する寸法だけ設定されていることを特徴とする。
上記の構成では、シールゴムが抑え板とソレノイドのフロント側端面との間に所定の締め代を持って組み付けられることで、非ビード領域分だけ軸方向に圧縮される。これにより、ゴム側面に非ビード領域を設定しても、シールゴムが所定の締め代を持って組み付けられた状態では、ハウジングとの接触面全域に軸方向ビードが存在しているので、防水性を損ねることはない。
シール窓にシールゴムが組み付けられている状態を軸方向から見たハウジングの平面図である。 シール窓にシールゴムを組み付ける前の状態を軸方向から見たハウジングの平面図である。 シールゴムの斜視図である。 (a)エンド側(ソレノイド側)から見たシールゴムの平面図、(b)シールゴムのヨーク側接触面を示す平面図、(c)フロント側(抑え板側)から見たシールゴムの平面図、(d)シールゴムのハウジング側接触面を示す側面図である。 スタータの半断面図である。 (a)シールゴムのヨーク側接触面を示す平面図、(b)シールゴムのハウジング側接触面を示す側面図である(実施例2)。 シール窓にシールゴムを組み付ける過程を示す斜視図である(実施例3)。 (a)シールゴムの反ヨーク側を示す平面図、(b)シールゴムのハウジング側接触面を示す側面図である(実施例4)。
本発明を実施するための形態を以下の実施例により詳細に説明する。
(実施例1)
本実施例のスタータ1は、図5に示す様に、回転力を発生するモータ2と、このモータ2の回転を減速する減速装置3と、エンジン始動時に生じる衝撃を吸収する衝撃吸収装置(後述する)と、減速装置3を介してモータ2の出力トルクが伝達される出力軸4と、この出力軸4の軸上にクラッチ5と一体に配置されるピニオン6と、電磁石の吸引力によりシフトレバー7を駆動してピニオン6を反モータ方向(図5の左方向)へ押し出すと共に、後述するメイン接点を開閉してモータ2の通電電流を断続する電磁スイッチ8と、モータ2及び電磁スイッチ8を固定するハウジング9と、このハウジング9に対してモータ2と電磁スイッチ8との間をシールして電磁スイッチ8側への浸水を防止するするシールゴム10等より構成される。
モータ2は、円筒形のフレームを兼ねるヨーク11の内周に複数の永久磁石12を配置して構成される界磁と、電機子軸13aの後端側に整流子14を備える電機子13と、この電機子13の回転に伴って整流子14の外周上を摺動するブラシ15等を備える周知の整流子電動機である。なお、モータ2の界磁は、永久磁石12に替えて界磁巻線による電磁石界磁を採用することもできる。
ヨーク11は、軸方向の一端側端部が、ハウジング9に形成されたモータ取付け孔9a(図2参照)に嵌合してハウジング9に組み付けられ、軸方向の他端側端部がエンドフレーム16によって閉塞され、そのエンドフレーム16とハウジング9との間をスルーボルト17により締め付けて固定される。なお、以下の説明では、図5に示すスタータ1の軸方向の一端側(図示左側)をフロント側と呼び、軸方向の他端側(図示右側)をエンド側と呼ぶ。
整流子14は、複数の整流子セグメント14aと、この複数の整流子セグメント14aを円筒状に配置してモールドする円環状のモールド樹脂14bとで構成され、このモールド樹脂14bを電機子軸13aの外周に圧入嵌合して固定される。周方向に隣り合う整流子セグメント14a同士の間は、一定の深さにアンダーカットされて電気的に絶縁されている。
電機子13は、電機子軸13aの外周にセレーション嵌合する電機子鉄心13bと、この電機子鉄心13bに巻線される電機子コイル13cとを有し、この電機子コイル13cが各整流子セグメント14aと電気的かつ機械的に接続されている。
減速装置3は、電機子軸13aに形成されたサンギヤ18と、このサンギヤ18と同心に配置される円筒体の内側に歯を形成したインターナルギヤ19と、両ギヤ18、19に噛み合う複数(例えば3個)の遊星ギヤ20とで構成される周知の遊星歯車減速機であり、遊星ギヤ20の公転運動が遊星キャリア21を介して出力軸4に伝達される。
衝撃吸収装置は、インターナルギヤ19を形成する円筒体に係合する回転ディスク22を有し、この回転ディスク22の両面がセンタケース23と固定ディスク24とに摩擦係合して回転規制されている。この衝撃吸収装置は、エンジン始動時に過大な衝撃が発生すると、回転ディスク22が摩擦力に抗して滑る(回転する)ことにより、インターナルギヤ19の回転が許容されて過大な衝撃を吸収する。
出力軸4は、遊星キャリア21に繋がるエンド側に円筒部4aが一体に形成され、この円筒部4aの外周が軸受25を介してセンタケース23の軸受部に回転自在に支持され、出力軸4のフロント側端部が軸受26を介してハウジング9のノーズ先端部に回転自在に支持されている。
センタケース23は、ハウジング9のモータ取付け孔9aに嵌合して、円筒部23aの軸心方向と直交する径方向に配置され、円筒部23aの径方向外周に開口するヨーク11のフロント側開口部を閉塞している。このセンタケース23には、図2に示す様に、ヨーク11の外径より径方向の外側(電磁スイッチ8側)へ突出する抑え板23aが形成されている。
クラッチ5は、出力軸4の外周にヘリカルスプライン嵌合するアウタ5aと、このアウタ5aの内周に配置される円筒状のインナ5bと、アウタ5aからインナ5bへ動力を伝達するローラ5c等より構成され、アウタ5aからインナ5bへ回転動力を伝達する一方、インナ5bからアウタ5aへの動力伝達を遮断する一方向クラッチを構成している。
ピニオン6は、クラッチ5のインナ5bと一体に形成されて、出力軸4の外周に軸受27を介して支持され、出力軸4がモータ2に駆動されて回転する時に、クラッチ5を介して出力軸4の回転が伝達されることにより回転する。このピニオン6は、電磁スイッチ8の作動により、シフトレバー7を介してクラッチ5と一体に反モータ方向へ押し出され、エンジンのリングギヤ(図示せず)に噛み合うことで、モータ2の出力トルクをリングギヤに伝達する。
電磁スイッチ8は、図5に示す様に、電磁石を形成するソレノイドSLと、このソレノイドSLに組み付けられる樹脂カバー28とを有し、この樹脂カバー28の内部にメイン接点を収納している。ソレノイドSLは、励磁コイル29への通電により電磁石を形成してプランジャ30を吸引し、そのプランジャ30の動きに連動してメイン接点を閉成する。励磁コイル29への通電が停止して電磁石の吸引力が消滅すると、リターンスプリング31に蓄えられた反力によりプランジャ30が押し戻されてメイン接点を開成する。
樹脂カバー28は、筒状の胴体部28aを有する有底状に設けられ、磁気回路を兼ねるソレノイドケース32の内部に胴体部28aの先端側を挿入してソレノイドケース32の開口部を閉塞し、樹脂カバー28の外周に設けられる段差部にソレノイドケース32の端部を折り曲げてかしめ固定される。
メイン接点は、樹脂カバー28に固定される2本の端子ボルト33、34を介してモータ2の電源ラインに接続される一組の固定接点35と、プランジャ30の動きに連動して一組の固定接点35間を電気的に断続する可動接点36とで構成される。2本の端子ボルト33、34は、電源ラインの高電位側(バッテリ側)に接続されるB端子ボルト33と、電源ラインの低電位側(モータ2側)に接続されるM端子ボルト34である。
シフトレバー7は、揺動中心となる円柱形の支点部7aを有し、この支点部7aより一端側のレバー端部が、プランジャ30の動きをシフトレバー7に伝達するジョイント37に連結され、支点部7aより他端側のレバー端部がクラッチ5に連結されている。
ハウジング9は、軸方向のエンド側に向かって断面コの字状に開口する開口溝9b(図5参照)が形成され、この開口溝9bにシフトレバー7の支点部7aが収容される。
開口溝9bに収容されるシフトレバー7の支点部7aは、図5に示す様に、エンド側の外周端が上記センタケース23の抑え板23aに支持され、軸方向への移動が規制されている。
また、ハウジング9には、クラッチ5との間をシールするシール部材38が取り付けられている。このシール部材38は、クラッチ5の回転および軸方向への移動に対応できる様に、例えば、一般的なオイルシールと同様に、ゴム製のリップを有し、このリップがクラッチカバーの外周面に摺接することで、電磁スイッチ8側への浸水を防止している。
さらに、ハウジング9には、図1および図2に示す様に、ソレノイドケース32のフロント側端面(以下、底面と呼ぶ)が当接するスイッチ取付け面9cと、モータ取付け孔9aに嵌合するヨーク11のフロント側外周面との間にシールゴム10を組み付けるためのシール窓39が形成される。このシール窓39は、図2に示す様に、ハウジング9を軸方向のエンド側から見た時に、スイッチ取付け面9cの径方向モータ側に開口する中央開口部39aと、モータ取付け孔9aに嵌合するヨーク11の外周面との間で中央開口部39aの周方向両側(図示左右両側)に拡がる両肩開口部39bとを形成している。
シールゴム10は、図3に示す様に、シール窓39の中央開口部39aに嵌合する中央嵌合部10aと、シール窓39の両肩開口部39bに嵌合する両肩嵌合部10bとを有し、ヨーク11の外周面(シール面)に接触する中央嵌合部10aおよび両肩嵌合部10bの接触面(図示下側の面)は、ヨーク11の外周形状に沿った円弧状に湾曲して形成される。また、中央嵌合部10aの電磁スイッチ8側は、ソレノイドケース32の底面に組み付けられるゴムブーツ40(図5参照)の外周形状に沿った円弧状に湾曲して形成され、且つ、円弧状の湾曲面とソレノイドケース32の底面に当接する当接面とが交わる角部には、ゴムブーツ40の取付け部40aを逃げる円弧状の段差部10cが凹設されている(図4(a)参照)。
中央嵌合部10aの軸方向の両端面、つまり、図4(a)に示す、ソレノイドケース32の底面に当接する当接面と、図4(c)に示す、センタケース23の抑え板23aに当接する当接面は、共に平坦面に形成されている。
両肩嵌合部10bには、図3および図4に示す様に、センタケース23の抑え板23aに当接する当接面よりフロント側へ突き出る腕部10dが設けられている。この腕部10dは、シールゴム10をシール窓39に組み付ける時に、図2に示す開口孔41に嵌合する。この開口孔41は、抑え板23aの周方向両側に形成されるセンタケース23の両肩部23bと、両肩開口部39bを形成するハウジング9の内周面との間に形成される。上記の腕部10dが開口孔41に嵌合することで、両腕部10dの間にセンタケース23の抑え板23aが挟み込まれるため、ハウジング9に対してセンタケース23が周方向にがたつくことを防止できる。
シールゴム10には、図3および図4に示すように、突状のビード42が設けられている。このビード42は、シール窓39を形成するハウジング9およびヨーク11のシール面に接触する接触面全周に連続して設けられる。このビード42は、一例として、根元の幅寸法が0.5mm、突出する高さが0.5mmであり、高さ方向に向かって幅寸法が次第に小さくなる先細り形状を有し、その先端部に0.1mm程度のRが付与されている。また、ヨーク11の外周面に接触するシールゴム10の接触面と、抑え板23aに当接するシールゴム10の当接面とが交わる角部を円弧状角部10eと呼ぶ時に、ヨーク11の外周面に接触するシールゴム10の接触面に設けられるビード42は、図4(b)に示す様に、円弧状角部10eより軸方向の反抑え板側(図示上側)に少しずれた位置に設けられている。
このシールゴム10は、図1に示す様に、シール窓39(図2参照)に嵌合して組み付けられ、且つ、軸方向にセンタケース23の抑え板23aとソレノイドケース32の底面との間に押圧された状態で保持される(図5参照)。なお、シールゴム10は、ハウジング9のモータ取付け孔9aにヨーク11のフロント側端部を嵌合して組み付ける前に、シール窓39のハウジング側開口部に組み付けられる。すなわち、実施例1に示すスタータ1の組み立てラインは、シール窓39のハウジング側開口部にシールゴム10を組み付けた後、ハウジング9のモータ取付け孔9aにヨーク11のフロント側端部を嵌合して組み付ける工程順である。
次に、スタータ1の作動を説明する。
ユーザにより始動スイッチ(図示せず)が閉操作されると、バッテリより電磁スイッチ8の励磁コイル29に通電されて電磁石が形成され、その電磁石の吸引力によってプランジャ30が吸引される。このプランジャ30の動きがシフトレバー7を介してクラッチ5に伝達されることで、クラッチ5と一体にピニオン6がエンジンのリングギヤ側へ押し出され、ピニオン6の端面がリングギヤの端面に当接して停止する。
この後、メイン接点が閉じると、バッテリからモータ2に通電されて電機子13に回転力が発生し、その電機子13の回転が減速装置3で減速されて出力軸4に伝達される。出力軸4が回転すると、ピニオン6がリングギヤと噛み合い可能な位置まで回転してリングギヤに噛み合うことにより、ピニオン6からリングギヤに回転力が伝達されて、エンジンをクランキングする。
このエンジン始動時には、エンジンの慣性エネルギが大きいため、スタータ1の動力伝達系に過大なトルクが加わる。その過大トルクが回転ディスク22を回転規制している摩擦力を上回ると、回転ディスク22が摩擦力に抗して滑ることでインターナルギヤ21の回転が許容される。すなわち、回転ディスク22と共にインターナルギヤ21が回転することで、過大トルクが吸収される。
クランキングからエンジンが完爆して始動スイッチが開操作されると、励磁コイル29への通電が停止して磁力が消滅するため、リターンスプリング31の反力でプランジャ30が押し戻される。これにより、メイン接点が開いてバッテリからモータ2への通電が停止され、電機子13の回転が次第に減速して停止する。
また、プランジャ30が押し戻されると、エンジン始動時と反対方向にシフトレバー7が揺動することにより、ピニオン6がリングギヤから離脱して、クラッチ5と一体に反リングギヤ方向へ移動し、図1に示す静止位置まで後退して停止する。
(実施例1の効果)
実施例1に記載したスタータ1は、ハウジング9のモータ取付け孔9aに嵌合するヨーク11の外周面との間にシール窓39が形成され、このシール窓39にシールゴム10を嵌合して組み付けることにより、外部からの被水に対して電磁スイッチ8側への浸水を防止できる。
特に、シールゴム10は、シール窓39を形成するハウジング9およびヨーク11のシール面に接触する接触面にビード42を設けており、このビード42がシール面に線接触するため、ビード42を含まないシールゴム10本体の体格を大きくすることなく、ハウジング9およびヨーク11のシール面に対するシールゴム10の締め代を向上できる。これにより、ハウジング9およびヨーク11のシール面とシールゴム10との接触面圧が向上するため、より高い防水性を実現できる。
また、シールゴム10は、ハウジング9およびヨーク11のシール面に接触する接触面の全周にビード42を連続して設けている、つまり、ビード42が途切れていないので、ハウジング9およびヨーク11のシール面だけでなく、ハウジング9とヨーク11との繋ぎ目からの浸水に対しても完全に塞ぐことができる。これにより、例えば、高圧洗車によりスタータ1が直接に被水した場合でも、電磁スイッチ8側への浸水を確実に防止できる。また、シールゴム10の本体寸法は大きくしていないので、特許文献1に記載した従来技術と比較しても、シールゴム10をシール窓39に組み付ける時の圧縮力が増大することはなく、シールゴム10の組み付け性が悪化することはない。
さらに、シールゴム10にビード42を設けることで防水性を向上しているので、シールゴム10本体の寸法公差およびシール窓39を形成するハウジング9とヨーク11の寸法公差をより厳しくする(小さくする)必要はなく、寸法公差の変更によるコストの増加が生じることはない。
実施例1に示すシールゴム10は、ヨーク11の外周面に接触する接触面において、円弧状角部10eより軸方向の反抑え板側にずれた位置にビード42を設けている。シールゴム10の円弧状角部10eにビード42を設けると、シール窓39のハウジング側開口部にシールゴム10を組み付けた後に、ハウジング9のモータ取付け孔9aにヨーク11のフロント側端部を嵌合する工程順では、モータ取付け孔9aの端面とヨーク11の端面との間にビード42を噛み込む恐れがある。これに対し、シールゴム10の円弧状角部10eより反抑え板側にずれた位置にビード42を設けることで、モータ取付け孔9aにヨーク11のフロント側端部を嵌合して組み付ける際に、モータ取付け孔9aの端面とヨーク11の端面との間にビード42を噛み込むことはなく、確実にヨーク11の外周面をシールできる。
また、シールゴム10に設けられるビード42は、突出する高さ方向に向かって幅寸法が次第に小さくなる先細り形状であるため、ビード42の先端側がフレキシブルに変形できる。これにより、シールゴム10をシール窓39に嵌合して組み付ける際に、シールゴム10の組み付け性に影響を与えることは殆どなく、且つ、ビード42の根元に亀裂が生じることもないので、ビード42を設けたことによる締め代の向上により、高い防水性を得ることが可能となる。
(実施例2)
この実施例2は、図6(a)、(b)に示す様に、シールゴム10にビード42を複数列(図6では二列)設けた一例である。
シールゴム10にビード42を複数列設けることで、ビード42を一列設けた場合と比べて、より防水性を向上できる。なお、図6ではビード42を二列設けた一例を示しているが、三列以上に設けることも可能である。但し、三列以上のビード42を設ける場合は、ビード42相互間の間隔が小さくなり、シールゴム10の組み付け性に影響を与えることもあるので、二列が適当であると言える。
(実施例3)
実施例1の段落番号(0033)では、シール窓39のハウジング側開口部にシールゴム10を嵌合して組み付けた後、ハウジング9のモータ取付け孔9aにヨーク11のフロント側端部を嵌合する工程順を記載しているが、例えば、図7に示す様に、ハウジング9のモータ取付け孔9aにヨーク11のフロント側端部を嵌合して組み付けた状態で、図示矢印方向よりシールゴム10をシール窓39に組み付けることも出来る。
(実施例4)
この実施例4は、シールゴム10に非ビード領域Sを設定した一例である。
ここで、図8に示すシールゴム10の板厚方向(同図(b)参照)と直交する幅方向(同図(a)参照)の側面をゴム側面10gと呼び、このゴム側面10gのエンド側の軸方向端を側面エンド端10hと呼び、且つ、ゴム側面10gに設けられるビード42のうち軸方向(図示上下方向)に延びている部分を軸方向ビード42aと呼ぶ時に、ゴム側面10gには、エンド側へ延びる軸方向ビード42aの終端と側面エンド端10hとの間にビード42が設けられていない非ビード領域Sが設定されている。この非ビード領域Sは、シールゴム10の締め代(例えば0.5mm〜1.0mm)に相当する寸法だけ設定されている。
本実施例のシールゴム10は、シール窓39(図2参照)に嵌め込んだ後、電磁スイッチ8をハウジング9に組み付ける際に、センタケース23の抑え板23aとソレノイドケース32の底面(フロント側端面)との間で所定の締め代を持って軸方向に圧縮される。このため、軸方向ビード42aの終端がシールゴム10の側面エンド端10hまで延びて設けられていると、シールゴム10の締め代分だけ軸方向ビード42aの終端部がスイッチ側にはみ出すことがある。この場合、ハウジング9に形成されるスイッチ取付け面9c(図1参照)と、ソレノイドケース32の底面との間に軸方向ビード42aの終端部を噛み込む、あるいは、軸方向ビード42aの終端部が千切れるという現象が発生するため、防水性が低下する恐れがある。
これに対し、実施例4では、図8(b)に示す様に、ゴム側面10gに設けられる軸方向ビード42aの終端(図示上端)がシールゴム10の側面エンド端10hまで達することなく、側面エンド端10hの手前で終わっている。つまり、ゴム側面10gには、軸方向ビード42aの終端と側面エンド端10hとの間にビード42が設けられていない非ビード領域Sが設定されている。これにより、シールゴム10が所定の締め代を持って軸方向に圧縮された状態で組み付けられても、軸方向ビード42aの終端部がスイッチ側にはみ出すことはなく、軸方向ビード42aの噛み込み、あるいは、軸方向ビード42aの千切れと言った現象を防止できる。
また、非ビード領域Sは、シールゴム10の締め代に相当する寸法だけ設定されるので、シールゴム10が所定の締め代を持って組み付けられた状態では、非ビード領域Sの分だけ軸方向に圧縮されるため、ハウジング9との接触面に非ビード領域Sが残ることはない。つまり、ハウジング9との接触面全域に軸方向ビード42aが存在しているので、防水性が損なわれることはない。
なお、この実施例4は、シールゴム10にビード42を複数列設けた実施例2の構成にも適用できることは言うまでもない。
1 スタータ
2 モータ
6 ピニオン
7 シフトレバー
7a シフトレバーの支点部
8 電磁スイッチ
9 ハウジング
9a ハウジングのモータ取付け孔
9b ハウジングの開口溝
9c ハウジングのスイッチ取付け面
10 シールゴム
10e シールゴムの円弧状角部
10g ゴム側面
10h 側面エンド端
11 モータのヨーク
23 センタケース
23a センタケースに形成される抑え板
32 ソレノイドケース
39 シール窓
42 シールゴムに設けられるビード
42a 軸方向ビード
S 非ビード領域
SL ソレノイド

Claims (6)

  1. 電力の供給を受けて回転力を発生するモータと、
    通電によって電磁石を形成するソノレイドを有し、このソレノイドの吸引力によりシフトレバーを駆動してピニオンをエンジンのリングギヤ側へ押し出す電磁スイッチと、
    前記モータおよび前記電磁スイッチに対し軸方向のフロント側に配置されて、前記モータおよび前記電磁スイッチを固定すると共に、軸方向のエンド側に向かって開口する開口溝が形成され、この開口溝に前記シフトレバーの支点部を収容するハウジングと、
    前記開口溝の開口面を閉じて、前記シフトレバーの支点部を前記エンド側より支持する抑え板を有するセンタケースと、
    前記ハウジングに対して前記モータと前記電磁スイッチとの間をシールして前記電磁スイッチ側への浸水を防止するシールゴムとを備え、
    前記電磁スイッチの作動により前記シフトレバーを介して押し出された前記ピニオンを前記リングギヤに噛み合わせ、前記モータの発生トルクを前記ピニオンに伝達して前記リングギヤを回すことにより前記エンジンを始動するスタータであって、
    前記ハウジングには、前記モータのフレームを兼ねるヨークのフロント側端部が嵌合するモータ取付け孔が形成されると共に、このモータ取付け孔に嵌合する前記ヨークの外周面との間に前記シールゴムを組み付けるためのシール窓が形成され、
    前記シールゴムは、前記抑え板と前記ソレノイドのフロント側端面との間に所定の締め代を持って軸方向に押圧された状態で前記シール窓に組み付けられ、且つ、前記シール窓を形成する前記ハウジングおよび前記ヨークとの接触面全周に突状のビードが連続して設けられており、このビードが、前記ハウジングと前記ヨークのシール面に対し線接触していることを特徴とするスタータ。
  2. 請求項1に記載したスタータにおいて、
    前記ヨークの外周面に接触する前記シールゴムの接触面と、前記抑え板に当接する前記シールゴムの当接面とが交わる角部を円弧状角部と呼ぶ時に、前記ヨークの外周面に接触する前記シールゴムの接触面に設けられる前記ビードは、前記円弧状角部より軸方向の反抑え板側にずれた位置に設けられていることを特徴とするスタータ。
  3. 請求項1または2に記載したスタータにおいて、
    前記シール窓を形成する前記ハウジングと前記ヨークのシール面に接触する前記シールゴムの接触面には、前記ビードが複数列設けられていることを特徴とするスタータ。
  4. 請求項1〜3に記載した何れか一つのスタータにおいて、
    前記ビードは、突出する高さ方向に向かって幅寸法が次第に小さくなる先細り形状に形成されていることを特徴とするスタータ。
  5. 請求項1〜4に記載した何れか一つのスタータにおいて、
    前記シールゴムの板厚方向と直交する幅方向の側面をゴム側面と呼び、このゴム側面の前記エンド側の軸方向端を側面エンド端と呼び、且つ、前記ゴム側面に設けられる前記ビードのうち軸方向に延びている部分を軸方向ビードと呼ぶ時に、
    前記ゴム側面には、前記エンド側へ延びる前記軸方向ビードの終端と前記側面エンド端との間に前記ビードが設けられていない非ビード領域が設定されていることを特徴とするスタータ。
  6. 請求項5に記載したスタータにおいて、
    前記非ビード領域は、前記シールゴムの前記締め代に相当する寸法だけ設定されていることを特徴とするスタータ。
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